TOKOKOSEN CORP. 2014 年 3 月 20 日 中国経済貿易レポート No.248 東工コーセン株式会社 中国/2014 年国民経済・社会発展統計公報 ― 2014 年中国経済の概要 ― 「中華人民共和国・国家統計局公表」 中華人民共和国国家統計局が、2015 年 2 月 26 日に発表した「2014 年国民経済・ 社会発展統計公報」(注1)の全文は次の通り。 記 2014年、複雑で変化が多い国際環境と極めて困難で重い国内の安定的改革発展 の任務に直面し、党中央、国務院は全国各民族人民を結束し、しっかりと国内外をとら えて大勢に発展、安定しつつ進歩を求める活動の基調を堅持して、全力で改革開放 を進め、力を入れてマクロコントロールを革新し、力の限りを尽くして市場の活力を奮い 立たせて、努力し育成して原動力を革新し、国民経済は新たな常態の下で穏やかに 運行し、構造調整は積極的な変化が現れ、発展の品質を絶えず高め、民生事業の改 善を持続し、安定して発展する経済社会を実現し続ける。 一、総 合 年末全国大陸総人口は 136,782 万人、前年末と比べ 710 万人の増加、うち都市と 町に住む人口は 74,916 万人、総人口比重は 54.77%を占める。1年間の出生人口は 1,687 万人、出生率は 12.37%、死亡人口は 977 万人、死亡率は 7.16%、自然増加率 は 5.21%。全国で郷と鎮を離れた人口 (注 2)は 2.98 億人、うち流動人口 (注 3)は 2.53 億人。 -1- TOKOKOSEN CORP. 表1 2014 年年末人口数と構成 単位:万人 指標 年末数 全国総人口 比重% 136,782 100.0 うち:都市部 74,916 54.77 農村部 61,866 45.23 70,079 51.2 66,703 48.8 23,957 17.5 16-59 歳(60 歳未満) 91,583 67.0 60 歳以上 21,242 15.5 13,755 10.1 うち:男性 女性 うち:0-15 歳 (注 4) (16 歳未満) うち:65 歳以上 国民経済は安定成長している。初歩的計算によると、年間国内総生産(GDP) (注 5)は、 636,463 億元、前年に比べ 7.4%増加。うち、第一次産業は 58,332 億元、4.1%増、第 二次産業は 271,392 億元、7.3%増、第三次産業は 306,739 億元、8.1%増。第一次 産業が国内総生産に占める割合は 9.2%、第二次産業が占める割合は 42.6%、第三 次産業が占める割合は 48.2%。 -2- TOKOKOSEN CORP. 就業は増加を持続。年末全国就業者数は 7 億 7,253 万人、うち都市・町の就業者 は 3 億 9,310 万人。年間の都市・町新規就業者は 1,322 万人。年末の都市・町登録 失業率は 4.09%。年間の農民工(出稼ぎ農民)(注 6) 総数は 2 億 7,395 万人、前年より 1.9%増。うち地元外農民工は 1.3%増の 1 億 6,821 万人、地元農民工は 2.8%増の 1 億 574 万人。 労働生産率は穏やかに向上。年間の国家全従業員労働生産率は 72,313 元/ 人(2010 年から計算価格は不変)、前年に比べ 7.0%増加。 -3- TOKOKOSEN CORP. 価格水準の上昇幅はわりと低い。年間消費者物価は前年より 2.0%上昇、うち食品 価格は 3.1%上昇。固定資産投資価格は 0.5%上昇。工業生産者出荷価格<生産者 物価>は 1.9%下降。工業生産者購入価格 <素材・燃料・動力などの仕入価格> は 2.2%下降。農産物生産価格 (注 7)は 0.2%下降。 -4- TOKOKOSEN CORP. 表 2: 2014 年消費者物価対前年上昇率 (%) 種 別 全 国 都 市 消費者物価指数 農 村 2.0 2.1 1.8 3.1 3.3 2.6 △0.6 △0.7 △0.5 衣料品 2.4 2.4 2.4 家庭設備用品と修繕サービス 1.2 1.2 1.2 医療保健と個人用品 1.3 1.2 1.5 △0.1 △0.2 0.0 1.9 1.9 1.7 2.0 2.1 1.9 うち: 食品 たばこ・酒及び日用品 交通と通信 娯楽教育文化用品及びサービス 居住 (注 8) 70大・中都市で新築分譲住宅の販売価格が前年同月より上昇した都市は上半 期月平均 69 都市、下半期は毎月減らし、12 月は 2 都市、前年同月比と比べて価格 が下がった都市 68 に至った。 財政収入は安定して上昇。年間公共財政収入は 14 兆 0,350 億元、前年より 1 兆 1,140 億元、率にして 8.6%増。うち税収入は 11 兆 9,158 億元、8,627 億元、率にして 7.8%増。 -5- TOKOKOSEN CORP. 注:図中の 2010 年から 2013 年までのデータは公共財政収入決算数字、2014 年は執行数字。 外貨準備高はおよそ増加。年末国家外貨準備高は 3 兆 8,430 億 ドル、前年末より 217 ド ド 億 ル増。年末人民元為替レートは 1 ル=6.1428 元で、前年末より 0.8%上昇。 二、農 業 年間食糧作付面積 1 億 1,274 万㌶ 綿花作付面積 油料(搾油原料)作付面積 糖料(搾糖原料)作付面積 年間食糧生産量 内訳:夏季収穫作物 早稲 秋季収穫作物 年間穀類生産量 前年比 422 万㌶ 13 万㌶減少 1,408 万㌶ 6 万㌶増加 191 万㌶ 6 億 0,710 万㌧ 前年比 1 億 3,660 万㌧ 3,401 万㌧ 4 億 3,649 万㌧ 5 億 5,727 万㌧ -6- 78 万㌶増加 9 万㌶減少 516 万㌧増 0.9%増産 3.6%増産 0.4%減産 0.1%増産 前年比 0.8%増産 TOKOKOSEN CORP. 内訳:もみ 小麦 トウモロコシ 2 億 0,643 万㌧ 1 億 2,617 万㌧ 2 億 1,567 万㌧ 1.4%増産 3.5%増産 1.3%減産 年間綿花生産量 616 万 ㌧ 前年比 2.2%減産 油料生産量 3,517 万 ㌧ 前年並み 糖料生産量 1億 3,403 万 ㌧ 2.5%減産 209 万 ㌧ 8.7%増産 茶生産量 年間肉類総生産量は 8,707 万㌧、前年より 2.0%増。うち豚肉は 3.2%増の 5,671 万㌧、 牛肉は 2.4%増の 689 万㌧、羊肉は 4.9%増の 428 万㌧、家禽肉は 2.7%減の 1,751 万 ㌧。家禽卵の生産量は 0.6%増の 2,894 万㌧、牛乳の生産量は 5.5%増の 3,725 万㌧。 年末の豚飼育頭数は 1.7%減の 4 億 6,583 万頭、豚出荷頭数は 2.7%増の 7 億 3,510 万頭。 年間水産物生産量は 6,450 万㌧、前年より 4.5%増。うち養殖水産物は 4.9%増の 4,762 万㌧、漁獲水産物は 3.5%増の 1,688 万㌧。 年間木材生産量は 8,178 万立方㍍、前年より 3.1%減少。 年間新規有効耕地灌漑面積 132 万㌶、新規節水灌漑面積 223 万㌶。 -7- TOKOKOSEN CORP. 三、工業及び建設業 工業生産は穏やかに成長。年間全工業の生産額(付加価値ベース、以下同)は 22 兆 7,991 億元、前年に比べ 7.0%増。一定規模以上の工業企業生産額は 8.3%増加。う ち、国有及び政府過半出資企業は 4.9%、集団所有制企業は 1.7%、株式制企業は 9.7%、外資系及び香港マカオ台湾系企業は 6.3%、私営企業は 10.2%それぞれ増加。 採鉱業が 4.5%増、製造業が 9.4%増、電力、熱エネルギー、ガス及び水生産と供給業 は 3.2%増。 年間一定規模以上の工業中、農産物・副業産品食品加工業の生産額は前年より 7.7%増、繊維業が 6.7%増、汎用設備製造業が 9.1%増、専用設備製造業が 6.9%増、自 動車製造業は 11.8%増、コンピューター、通信とその他電子設備製造業は 12.2%増、 電気機械・器材製造業は 9.4%増。6大エネルギー多消費業種生産額は前年より 7.5% 増、うち非金属鉱物製品業が 9.3%、化学原料・化学製品製造業が 10.3%、非鉄金属製 錬・圧延加工業が 12.4%、鉄金属製錬・圧延加工業が 6.2%、電力熱エネルギーの生 -8- TOKOKOSEN CORP. 産・供給業が 2.2%、石油精製・コークス製造・核燃料処理業が 5.4%それぞれ増加。ハ イテク産業 (注 10)の生産額は前年より 12.3%増、工業生産額に占める割合は 10.6%。装備 製造業 (注 11)の成長率は 10.5%、工業生産額に占める割合は 30.4%。 表 3: 2014 年主要工業製品の生産量と伸び率 (注 12) 製品名称 糸 布 化学繊維 砂 糖 紙巻たばこ カラーテレビ うち: 液晶テレビ 家庭用電気冷蔵庫 室内エアコン 一次エネルギー総生産量 原 炭 原 油 天然ガス(注 13) 発電量 うち:火 力 水 力 原子力 粗 鋼 鋼 材 (注 14) 非鉄金属 10 品目 うち: 精錬銅(電解銅) 電解アルミ 酸化アルミ セメント 硫 酸 ソーダ灰 カセイソーダ エチレン 化学肥料(100%換算) 発電設備 自動車 うち:乗用車 大中型トラクター IC(集積回路) 対前年比 単 位 生産量 万㌧ 億㍍ 万㌧ 万㌧ 億本 万台 万台 万台 万台 3,379.2 5.6 893.7 △0.4 4,389.8 5.5 伸び率(%) 1,642.7 3.1 26,098.5 1.9 14,128.9 10.9 13,865.9 13.3 8,796.1 △5.0 14,463.3 10.7 億㌧標準炭 36.0 0.5 億㌧ 万㌧ 億立方㍍ 億 kWh 億 kWh 億 kWh 億 kWh 万㌧ 万㌧ 万㌧ 万㌧ 万㌧ 万㌧ 億㌧ 万㌧ 万㌧ 万㌧ 万㌧ 万㌧ 万 kW 万台 万台 万台 億個 38.7 △2.5 21,142.9 0.7 1,301.6 7.7 56,495.8 4.0 42,337.3 △0.3 10,643.4 15.7 1,325.4 18.8 82,269.8 1.2 112,557.2 4.0 -9- 4,380.1 7.4 764.4 15.0 2,435.8 10.3 4,777.3 7.3 24.8 2.3 8,846.3 8.5 2,514.2 3.4 3,059.0 4.5 1,696.7 6.1 6,887.2 △2.0 15,053.0 6.0 2,372.5 7.3 1,248.3 3.1 64.4 △3.3 1,015.5 12.4 TOKOKOSEN CORP. 電子交換機 携帯電話 パソコン 万回線 万台 万台 3,123.1 15.7 162,719.8 6.8 35,079.6 △0.8 年末全国発電装置容量は 136,019 万キロワット、前年より 8.7%増。うち(注 15)、火力発 電容量は 91,569 万キロワット、5.9%増、水力発電容量は 30,183 万キロワット、7.9%増、 原子力発電 1,988 万キロワット、36.1%増、風力発電系 9,581 万キロワット、25.6%増、太 陽光発電系 2,652 万キロワット、67.0%増。 一定規模以上の年間工業企業利益は 6 兆 4,715 億元、前年比 3.3%増、うち国有及び 政府過半出資企業は 1 兆 4,007 億元、前年比 5.7%減、集団企業は 538 億元、0.4%増、 株式制企業は 4 兆 2,963 億元、1.6%増、外資及び香港マカオ台湾系企業は 1 兆 5,972 億元、9.5%増、私営企業は 2 兆 2,323 億元、4.9%増。 年間全社会建設業生産額は 4 兆 4,725 億元、前年比 8.9%増。 全国で建設業の資 格等級を有する総合請負及び専門請負建設業企業の利益は 13.7%増の 6,913 億元、 うち国有及び政府過半出資企業は 11.7%増の 1,639 億元。 - 10 - TOKOKOSEN CORP. 四、固定資産投資 固定資産投資速度は緩やかな伸びとなった。年間全社会固定資産投資は前年比 15.3%増 (注 16)の 51 兆 2,761 億元、物価要因を除いて、実質 14.7%の伸びとなった。うち 固定資産投資(農家を含まず)が 15.7%増の 50 兆 2,005 億元、農村投資が 2.0%増の 1 兆 0,756 億元。東部地区の投資 (注 17)は前年比 15.4%増の 20 兆 6,454 億元、中部地区 は 17.6%増の 12 兆 4,112 億元、西部地区は 17.2%増の 12 兆 9,171 億元、東北地区 は 2.7%増の 4 兆 6,096 億元。 固定資産投資(農家を含まず)のうち、第一次産業の投資は前年比 33.9%増の 1 兆 1,983 億元、第二次産業は 13.2%増の 20 兆 8,107 億元、第三次産業は 16.8%増の 28 兆 1,915 億元だった。民間固定資産投資 (注 18) は 18.1%増の 32 兆 1,576 億元、固定資 産投資(農家を含まず)に占める割合は 64.1%。 表 4: 2014 年業種別都市部固定資産投資(農家含まず)と増加率 業 種 名 投資額(億元) 合 計 農、林、牧畜、漁業 採鉱業 製造業 電力、熱エネルギー、ガス及び水の生産及び供給業 建築業 卸売及び小売業 交通運輸、倉庫及び郵便業 宿泊及び飲食業 情報伝送、ソフトウエアと情報技術サービス業 金融業 不動産業 (注 15) - 11 - 502,005 14,697 14,681 166,918 22,916 4,450 15,669 42,984 6,237 4,187 1,360 123,690 対前年比増加率(%) 15.7 31.3 0.7 13.5 17.1 27.2 25.7 18.6 4.2 38.6 10.5 11.1 TOKOKOSEN CORP. リース及びビジネス・サービス業 科学研究と技術サービス業 水利、環境及び公共施設管理業 住民サービス、修繕とその他サービス業 教育 衛生と社会業務 文化、スポーツ及び娯楽業 公共管理、社会保障及び社会組織 7,970 4,205 46,274 2,262 6,678 3,983 6,192 6,652 36.2 34.7 23.6 14.2 24.0 27.6 18.9 13.6 表 5: 2014 年固定資産投資による主要新規生産能力 項 目 単 位 22 万ボルト以上の変電設備 新設鉄道の営業開始距離 うち: 高速鉄道 (注 20) 鉄道複線化の営業開始距離 鉄道電化の営業開始距離 新設道路 うち: 高速道路 万㌧級埠頭バースの荷扱能力 新設民間用飛行場 光ケーブル線路距離 絶対値 万 KVA km km km km km km 万㌧ 箇所 万km 22,394 8,427 5,491 7,892 8,653 65,260 7,394 43,553 9 301 年間不動産開発投資は 9 兆 5,036 億元、前年比 10.5%増。うち、住宅投資 9.2%増 の 6 兆 4,352 億元、オフィスビル投資 21.3%増の 5,641 億元、商業営業用建物投資 20.1%増の 1 兆 4,346 億元。 年間に都市・町の保障性安居プログラム住宅 740 万戸新たに着工、511 万戸が完 成。 表 6: 2014 年不動産開発・販売の主要指標達成状況 項 目 単位 投資額 うち: 住宅 うち: 90 ㎡以下の住宅 建物施工面積 うち: 住宅 建物新規着工面積 うち: 住宅 建物竣工面積 億元 億元 億元 万㎡ 万㎡ 万㎡ 万㎡ 万㎡ - 12 - 絶対値 対前年比 増長率(%) 95,036 10.5 64,352 9.2 4.6 9.2 5.9 △10.7 △14.4 5.9 20,335 726,482 515,096 179,592 124,877 107,459 TOKOKOSEN CORP. うち: 住宅 分譲建物販売面積 うち: 住宅 本年度資金供給源 うち: 国内借り入れ うち: 個人向けローン 万㎡ 万㎡ 万㎡ 億元 億元 億元 80,868 120,649 105,182 121,991 21,243 13,665 2.7 △7.6 △9.1 △0.1 8.0 △2.6 五、国内貿易 マーケット販売は安定成長している。年間社会的消費財小売総額 ( 注 21) は前年比 12.0%増の 26 兆 2,394 億元、物価要因を除いて、実質 10.9%の伸びとなった。販売地 域別にみると、都市・町が 11.8%増の 22 兆 6,368 億元、郷・村が 12.9%増の 3 兆 6,027 億元。消費形態別にみると、商品小売額は 12.2%増の 23 兆 4,534 億元、飲食売上高 が 9.7%増の 2 兆 7,860 億元。 一定限度額以上の企業商品小売額のうち、食用油、食品、飲料、酒タバコ類の小売 額は前年比 11.1%増、服飾、鞄帽子、ニットウェア類 10.9%増、化粧品類 10.0%増、金 銀宝飾類前年並み、日用品類 11.6%増、家庭用電機と音響機材類 9.1%増、漢方西洋 医薬品類 15.0%増、文化事務用品類 11.6%増、家具類 13.9%増、通信機材類 32.7%増、 石油及び製品類 6.6%増、建築・内装材料 13.9%増、自動車類 7.7%増。 年間ネット小売販売額 (注 22)は前年比 49.7%成長、うち一定限度以上のネット小売販売 額は 56.2%増の 4,400 億元。 六、対外経済 (注 23) 年間貨物輸出入総額は前年比 2.3%増の 26 兆 4,334 億元。うち、輸出は前年比 4.9% 増の 14 兆 3,912 億元;輸入は前年比 0.6%減の 12 兆 0,423 億元。輸出入差額(輸出 ―輸入)は前年より 7,395 億元増で 2 兆 3,489 億元の貿易黒字。 - 13 - TOKOKOSEN CORP. 表 7: 2014 年貨物輸出入総額と成長率 項 目 絶対額(億元) 輸出入総額 輸出額 うち: 通常貿易 加工貿易 うち: 機械電気製品 ハイテク製品 輸入額 うち: 通常貿易 加工貿易 うち: 機械電気製品 ハイテク製品 輸出入バランス(輸出-輸入) 対前年比成長率(%) 264,334 2.3 143,912 4.9 73,944 9.6 54,320 1.8 80,527 2.6 40,570 68,162 △1.0 △0.6 △1.0 32,211 4.5 52,509 0.7 33,876 △2.2 23,489 - 120,423 表 8: 2014 年主要商品の輸出数量、金額と成長率 数量 対前年比 金額 対前年比 成長率(%) (億元) 成長率(%) 商品名称 単位 石炭(褐炭を含む) 万㌧ 574 △23.5 43 △35.5 鋼材 万㌧ 9,378 50.5 4,350 31.6 紡織糸、織物及び製品 ― ― ― 6,888 3.8 アパレル及び衣類付属品 ― ― ― 11,445 4.2 靴類 ― ― ― 3,455 9.7 家具及び附属品 ― ― ― 3,195 △0.7 - 14 - TOKOKOSEN CORP. 自動データ処理設備及び部品 万台 191,836 2.6 11,159 △1.3 携帯電話或は車載無線電話 万台 131,199 10.6 7,085 20.2 コンテナ 万個 302 12.1 553 13.0 液晶ディスプレイ 万個 245,080 △25.0 1,952 △12.4 自動車(CKD 部品を含む) 万台 90 △2.8 770 3.5 表 9: 2014 年主要商品の輸入数量、金額と成長率 商品名称 数量(万㌧) 前年比 成長率(%) 金額(億元) 前年比 成長率(%) 穀物及び穀物粉 1,951 33.8 382 20.7 大豆 7,140 12.7 2,474 5.0 650 △19.7 364 △27.3 93,251 13.8 5,748 △12.8 528 37.7 118 35.5 石炭(褐炭を含む) 29,122 △10.9 1,366 △24.4 原油 30,838 9.5 14,017 2.8 石油精製品 3,000 △24.2 1,439 △27.7 一次形状プラスチック 2,535 3.0 3,167 4.0 紙パルプ 1,796 6.6 741 4.9 鋼材 1,443 2.5 1,101 4.0 483 7.4 2,188 0.8 食用植物油 鉄鉱砂及び精鉱 酸化アルミ 未鍛造の銅及び銅材 表 10: 2014 年 対主要国・地域向け貨物輸出入額と成長率 国及び地域 輸出額(億元) 前年比成長率(%) EU 22,787 8.3 15,031 9.7 アメリカ 24,328 6.4 9,764 3.1 ASEAN 16,712 10.3 12,794 3.3 中国香港 22,307 △6.6 792 △21.5 日本 9,187 △1.4 10,027 △0.5 韓国 6,162 8.9 11,677 2.8 中国台湾 2,843 12.7 9,337 △3.9 ロシア 3,297 7.2 2,555 3.7 インド 3,331 10.7 1,005 △4.6 - 15 - 輸入額(億元) 前年比成長率(%) TOKOKOSEN CORP. 年間サービス輸出入 (注 24) 総額 6,043 億㌦、前年比 12.6%増。うち、サービス輸出 2,222 億㌦、前年比 7.6%増、サービス輸入 3,821 億㌦、前年比 15.8%増、1,599 億㌦の 貿易赤字。 年間外国直接投資企業(金融分野以外)の許可は 2 万 3,778 社、前年に比べ 4.4% 増。外国直接投資の利用実績は 7,364 億元、米ドル換算 1,196 億㌦で 1.7%増加。 表 11: 2014 年非金融業種別外国直接投資と成長率 業 合 種 名 計 企業数(社) 対前年比 成長率(%) 利用実績 金額 (億㌦) 対前年比 成長率 (%) 23,778 4.4 1,195.6 1.7 719 △5.0 15.2 △15.4 5,178 △20.4 399.4 △12.3 電力、ガス及び水の生産及び供給業 208 4.0 22.0 △9.3 交通運輸、倉庫及び郵便業 376 △6.2 44.6 5.7 情報伝送、電算機サービス及びソフトウエア業 981 23.2 27.6 △4.4 7,978 8.6 94.6 △17.8 446 △15.9 346.3 20.2 3,963 18.0 124.9 20.5 181 9.0 7.2 9.3 うち 農林・牧畜・漁業 製造業 卸売及び小売業 不動産業 リース及びビジネス・サービス業 住民サービス及びその他のサービス業 年間対外請負工事の完工高は 8,748 億元、米ドル換算 1,424 億㌦で 3.8%増。 対外労務協力の各種労務要員派遣は 6.6%増の 56.2 万人。 七、交通、郵便・通信及び観光 交通輸送は安定成長。年間貨物総輸送量は 439 億 ㌧、前年より 7.1%増。貨物輸送 ㌧・㌔は 9.9%増の 18 兆 4,619 億㌧・㌔。一定規模以上の港における貨物扱い量は 111.6 億㌧、前年より 4.8%増。うち、国際貿易貨物扱い量は 35.2 億㌧、前年より 5.9% 増。一定規模以上の港におけるコンテナ扱い量は 2 億 0,093 箱(20 フィートコン テナ換算)、前年より 6.1%増。 表 13: 2014 年各種輸送手段別貨物輸送量と増加率 - 16 - TOKOKOSEN CORP. 項 目 単 位 貨物総輸送量 鉄道 道路 水運 航空貨物 パイプライン 億㌧ 億㌧ 億㌧ 億㌧ 万㌧ 億㌧ 439.1 7.1 38.1 △3.9 334.3 8.7 貨物輸送取扱量 鉄道 道路 水運 航空貨物 パイプライン 絶対数 対前年比増加率(%) 59.6 6.4 593.3 5.7 6.9 5.2 億 ㌧㌔ 億 ㌧㌔ 億 ㌧㌔ 億 ㌧㌔ 184,619.2 9.9 27,530.2 △5.6 61,139.1 9.7 91,881.1 15.7 億㌧㌔ 億 ㌧㌔ 186.1 9.3 3,882.7 10.9 年間 旅客輸送総量は 221 億人(述べ)、3.9%増。旅客輸送距離は 2 兆 9,994 億人・ ㌔、8.8%増。 表 14: 2014 年各種輸送手段別旅客輸送量と増加率 項 目 単 位 旅客総輸送量 鉄道 道路 水運 航空 億人 億人 億人 億人 億人 220.7 3.9 23.6 11.9 190.5 2.8 2.6 12.3 3.9 10.6 億人 ㌔ 億人 ㌔ 億人 ㌔ 億人 ㌔ 億人 ㌔ 29,994.2 8.8 11,604.8 9.5 11,981.7 6.5 74.4 8.9 6,333.3 12.0 旅客輸送取扱量 鉄道 道路 水運 航空 絶対数 対前年比増加率(%) 年末時全国民用自動車保有台数は前年末比 12.4%増 1 億 5,447 万台(三輪自動車 と低速トラック 972 万台を含む)、うち個人保有台数が 15.5%増で 1 億 2,584 万台。民用 乗用車保有台数は 16.6%増で 8,307 万台、うち個人所有が 18.4%増で 7,590 万台。 郵便通信業務は快速成長。年間郵便・通信業務総量 (注 - 17 - 25) は前年比 19.0%増 2 兆 TOKOKOSEN CORP. 1,846 億元。うち、郵政業務は 35.6%増 3,696 億元、通信業務は 16.1%増 1 兆 8,150 億元。郵政郵便業務は 56.1 億件、小包業務は 0.6 億件、速達業務は 139.6 億件、そ の収入は 2,045 億元。年間新設電信業務局用交換機容量 (注 26)は 7,980 万件、204,537 万件に達した。年末時全国電話ユーザー総数は 153,552 万件に達し、内訳は固定電 話ユーザー24,943 万件、移動電話ユーザー128,609 万件。固定電話普及率は下降し 18.3 部/百人に至り、移動電話普及率は上昇し 94.5 部/百人。有線ブロードバンド ユーザー(注 27)は 20,048 万件、前年より 1,157 万件増加、無線ブロードバンドユーザー(注 28) は 58,254 万件、18,093 万件増加。インターネッの利用者数は 6.49 億人、3,117 万 人増加。うち携帯電話での接続者数 (注 29)は 5.57 億人、5,672 万人増加。インターネット 普及率は 47.9%に達した。 年間国内旅行者数は前年比 10.7%増 36.1 億人に達し、国内観光収入は 15.4%増 3 兆 0,312 億元。旅客入国者は前年比 0.5%減 1 億 2,849 万人。内訳は、外国人 0.3%増 2,636 万人、香港・マカオ・台湾同胞が 0.6%減 1 億 0,213 万人。旅客入国者中、宿泊 したのは前年並みの 5,562 万人。国際観光外貨収入は 10.2%増 569 億ドル。国内住 民出国者数は 18.7%増 1 億 1,659 万人。うち私的出国が 19.6%増 1 億 1,003 万人。 八、金融 金融市場の運行は総体して安定。年末広義の通貨供給量(M2)残高は前年末比 12.2%増 122.8 万億元、狭義の通貨供給量(M1)残高は 3.2%増 34.8 万億元、市中の - 18 - TOKOKOSEN CORP. 現金(M0)の残高は 2.9%増 6.0 万億元。 年間社会融資規模 (注 30) は 16.5 万億元、比較基準となる意見により計算すると、前 年より 8,598 億元減少。年末全金融機関人民元と外貨預金残高は年初比 10.2 万億 元増 117.4 万億元、うち人民元預金残高は 9.5 万億元増 113.9 万億元。全金融機関 人民元と外貨貸出残高は 10.2 万億元増 86.8 万億元、うち人民元貸出残高は 9.8 万 億元増 81.7 万億元。 表 15: 2014 年年末全金融機関人民元・外貨の預金・貸出と増加率 項 目 年末総額(億元) 各種預金残高 うち: 住民預金 うち: 人民元 非金融企業預金 各種貸出残高 うち: 国内短期貸出 国内中長期貸出 対前年比増加率(%) 1,173,735 9.6 506,890 8.9 502,504 8.9 400,420 5.4 867,868 13.3 336,371 7.9 471,818 15.0 年末主要農村金融機関(農村信用組合、農村協同銀行、農村商業銀行)人民元貸 出残高は 10 兆 5,742 億元、年初より 1 兆 4,105 億元増。全金融機関人民元消費者ロ ーン残高は 15 兆 3,660 億元で、2 兆 3,938 億元増。うち、個人向け短期消費者ローン 残高は 3 兆 2,491 億元、5,902 億元増、個人向け中長期消費者ローン残高は 12 兆 1,169 億元、1 兆 8,037 億元増加。 年間に上場企業が国内市場を通じて調達した資金は 8,397 億元、前年より 1,512 億元増。うち、年初公開A株発行数 125、資金調達 669 億元、A株資金再調達(割当 増資、公開新株発行、非公開株式発行 (注 31)、ワラントを含む)は 4,165 億元、1,362 億 元増、上場企業の転換社債、分離型ワラント債、社債発行、中小企業独自資金調達 は 3,563 億元、前年より 519 億元減少。年間公開創業株式発行 51、資金調達は 159 億元。 年間公司信用債券 (注 32)発行は 5.15 万億元、前年比 1.48 億元増。 年間保険会社保険料収入 (注 33)は前年比 17.5%増 2 兆 0,235 億元。内訳は生命保険 収入が 10,902 億元、医療・傷害保険収入が 2,130 億元、財産損害保険収入が 7,203 億元。各種保険金の支払い・給付は 7,216 億元、内訳は生命保険給付 2,728 億元、 医療・傷害保険給付 700 億元、財産損害保険賠償 3,788 億元。 九、国民生活と社会保障 - 19 - TOKOKOSEN CORP. 農村住民収入は継続して増加。年間全国住民可処分収入平均は 20,167 元、前年 比 10.1%増、物価要因を除いて実質 8.0%増加。在住での都市・町住民可処分収入平 均(注 34)は 28,844 元、前年比 9.0%増、物価要因を除いて実質 6.8%増、都市・町住民可処 分収入平均中央値(注 35)は 26,635 元、10.3%増加。農村住民可処分平均収入は 10,489 元、前年比 11,2%増、物価要因を除いて実質 9.2%増、農村住民可処分収入平均中央 値は 9,497 元、12.7%増加。年間農村住民可処分収入平均は 9,892 元。全国住民消 費支出平均は 14,491 元、前年比 9.6%増、物価要因を除いて実質 7.5%増加。在住での 都市・町住民消費支出平均は 14,491 元、前年比 8.0%増、物価要因を除いて実質 5.8% 増、農村住民消費支出平均は 8,383 元、12.0%増、物価要因を除いて実質 10.0%増加。 社会保障建設は新たな進展を獲得した。年末全国都市部勤労者基本年金保険加 入者数は 34,115 万人、前年末より 1,897 万人増。都市・農村地区住民の社会年金保 険加入者は 50,107 万人、357 万人増加。基本医療保険加入者数は 59,774 万人、 2,702 万人増。うち、勤労者基本医療保険 )加入者が 28,325 万人、882 万人増、住 民基本医療保険加入者が 31,449 万人、1,820 万人増加。失業保険加入者数は 17,043 万人、626 万人増。年末時点全国で失業保険を受け取った人数は 207 万人。 労災保険加入者数は 20,621 万人、703 万人増、うち農民工(出稼ぎ農民)は 7,362 万 人、98 万人増加。出産保険加入者数は 17,035 万人、643 万人増えた。一人あたり年 間平均収入 2,300 元(2010 年不変値)の貧困からの脱出標準計算に基づいて、2014 年農村貧困人口は 7,017 万人、前年に比べ 1,232 万人減少。 十、教育、科学技術及び文化スポーツ 教育科学技術文化スポーツ事業はより速い発展となった。年間大学院生募集は - 20 - TOKOKOSEN CORP. 62.1 万人、在学中の大学院生は 184.8 万人、卒業生は 53.6 万人。普通大学・専門学 校生の本科・専科募集は 721.4 万人、在校生 2,547.7 万人、卒業生 659.4 万人。各種 中等職業教育 (注 36)の学生募集は 628.9 万人、在校生 1,802.9 万人、卒業生 633.0 万 人。全国普通高校の生徒募集は 796.6 万人、在校生 2,400.5 万人、卒業生 799.6 万 人。全国中学校の生徒募集は 1,447.8 万人、在校生 4,384.6 万人、卒業生 1,413.5 万人。普通小学校児童募集は 1,658.4 万人、在校生 9,451.1 万人、卒業生 1,476.6 万人。特殊教育の生徒募集は 7.1 万人、在校生 39.5 万人、卒業生 4.9 万人。幼稚園 の園児は 4,050.7 万人。 年間研究・実験開発(R&D)費支出は前年比 12.4%増 13,312 億元、GDP の 2.09%を 占め、うち基礎研究費が 626 億元。年間に国は 3,997 件の科学技術サポート計画課 題と、2,129 件の「863」計画<ハイテク研究・開発・計画>課題を設定した。年末期限、 建設した国家プロセス研究センターは累計 132 件、国家プロセス実験室は 154 件、国 家認定企業技術センター1,098 件であった。年間国家新興産業ベンチャーキャピタル 計画 (注 37)を実施し累計で 213 件のベンチャーキャピタル企業設立を支援、総資金規模 は 574 億元、ベンチャー企業 739 社に投資した。年間国内外の特許出願 236.1 万件 を受理、特許権 130.3 万件を認定した。年末期限、有効特許は 464.3 万件となった。 年間技術契約 29.7 万件調印、技術契約額は前年比 14.8%増 8,577 億元。 - 21 - TOKOKOSEN CORP. 表 16: 特許申請受理、認定と有効特許状況 指 標 特許数(万件) 特許申請受理数 うち:国内特許申請受理数 うち:発明特許申請受理数 うち:国内発明特許 特許申請認定数 うち:国内特許認定 うち:発明特許認定 うち:国内発明特許 年末有効特許数 うち:国内有効特許 うち:有効発明特許 うち:国内有効発明特許 236.1 218.6 92.8 79.0 130.3 119.2 23.3 15.8 464.3 391.8 119.6 66.3 対前年比増加率(%) △ 0.7 △1.0 12.5 13.9 △0.8 △1.5 12.3 14.1 10.7 11.1 15.7 21.7 年間衛星打ち上げ成功は 16 回。月探査プロジェクト三期テストは繰り返し完全成功。 高分二号衛星打ち上げ成功。 年末全国製品検査実験室は 27,051 ヵ所に上り、うち国家検査センターが 597 ヵ所と なった。全国既存製品品質・規格認証機関は 183 ヵ所、これまでに 118,354 の企業製品 認証を完了した。全国に法定計量技術機構が 4,056 ヵ所、年間強制検定計量器具 - 22 - TOKOKOSEN CORP. 6,162 万台(件)。年間に 1,530 項の国家規格を制定・改正、うち新たな制定が 1,067 項だった。全国に地震観測台・所が 1,687、地震遠隔観測台網が 32 ある。全国に 79 の海洋観測所がある。測量・地図作成部門は 1,678 種の地図を公刊した。 年末全国の文化系列芸術公演団体は 2,008、博物館は 2,760 である。全国の公共 図書館は 3,110、その利用者数は延べ 52,252 万回、文化館は 3,311 に上った。有線 テレビユーザーは 2.31 億戸、有線デジタルテレビユーザーは 1.87 億戸。年末ラジオ 番組総合人口カバー率は 98.0%、テレビ番組総合人口カバー率は 98.6%になった。年 間にテレビドラマ 429 本(15,983 回分)、テレビアニメ 138,496 分が制作された。年間劇 映画が 618 本,科学教育、ドキュメンタリー、アニメ、特殊映画 (注 39) が 140 本制作され た。各種新聞出版が 465 億部、定期刊行物が 32 億冊、図書が 84 億冊(枚)発行され、 一人当たり所有数 (注 40)は 6.12 冊(枚)であった。年末時点全国公文書館は 4,246 ヵ所 に上り、各種公文書 12,835 万巻(点)が公開された。 第六回全国運動場全数調査結果(注 41)によると、全国の運動場は 169.5 万ヵ所、面積(注 は 19.9 億平方メートルであった。年間我が国のスポーツ選手は 22 種目で計 98 の世界 チャンピオンになり、10 種目で世界記録を樹立した。年間我が国のハンディキャップスポ ーツ選手は 19 種目の国際試合で 122 の世界チャンピオンを獲得した。 42) 十一、衛生と社会サービス 衛生と社会サービス事業は不断の改善を遂げている。年末全国医療衛生機関は 982,443、うち病院 25,865、郷鎮衛生院 36,899、コミュニテイー衛生サービス・センター (所)34,264、診療所(衛生所、医務室)188,415、村衛生室 646,044、疾病予防抑制セ ンター3,491、衛生監督所(センター)2,975。医療衛生技術スタッフは 739 万人、うち登 録医師と登録医師補助 282 万人、 登録看護師 292 万人。医療衛生機関のベッド数 は 652 万床、うち病院 484 万床、郷鎮衛生院 117 万床。 - 23 - TOKOKOSEN CORP. 年末全国で宿泊を提供する各種の社会サービス機関 (注 43)は計 3.8 万に上り、うち養 老サービス機関は 3.4 万。社会サービスベッド数(注 44)は 586.5 万床、うち養老ベッド数は 551.4 万。各種介護スタッフ 304.6 万人、うち養老スタッフが 288.7 万人。年末時点コミ ュニティサービスセンターは 2.2 万、コミュニティサービス所 11.4 万を有した。年末時点 政府の最低生活保障を受けている都市住民は 1,880.2 万人、農村住民は 5,209.0 万 人、529.5 万人が農村五保供養 (注 45) を受けている。年間に都市部で医療保険加入が 困難な民衆延べ 1,310.9 万人を資金援助、農村部で新型農村協同医療加入が困難 な民衆延べ 4,118.9 万人を資金援助した。 十二、資源、環境及び労働保安 年間全国国有建設用地供給総量 (注 46)は 61 万㌶、前年より 16.5%減った。うち、鉱工 業・倉庫用地が 29.9%減 15 万㌶、不動産用地 (注 47)が 25.5%減 15 万㌶、インフラ施設等 その他用地が 1.9%減 31 万㌶。 年間水資源総量は 28,370 億立方㍍。年間平均降水量は 648 ㍉。年末時点全国 609 カ所の大型ダム貯水総量は 3,663 億立方㍍、前年末より 7.0%増加。年間総水使用 量は 6,220 億立方㍍、前年より 0.6%増加。うち、生活用水 2.7%増、工業用水 1.0%増、 農業用水 0.1%増、生態補水(生態系回復のため人工的に水の供給を増やすこと)0.6% 増。GDP1万元当たりの水使用量 (注 48)は 112 立方㍍、前年より 6.3%減少。工業生産額 (付加価値ベース)1万元当たりの水使用量は 64 立方㍍、5.6%減。1 人当たりの水使 用量は 456 立方㍍、前年より 0.1%増。 年間造林面積は 603 万㌶、うち人工造林 427 万㌶であった。林業重点プロジェクト による造林面積は 200 万㌶、全造林面積の 33.2%を占めた。年末時点、自然保護区 は 2,729 ヵ所、うち国家級自然保護区が 428 ヵ所だった。新規の土壌流失対策面積は 5.4 万平方㌔、土壌流失地区の新規閉鎖保護(保護のために立ち入りを禁止する)面 積は 2.0 万平方㌔だった。 年間平均気温は摂氏 10.1 度、計五つの台風が上陸した。 初歩的試算によると、年間のエネルギー総消費量は 42.6 億㌧(標準炭換算)、前年 より 2.2%増えた。石炭消費量は 2.9%減、原油消費量は 5.9%増、天然ガス消費量は 8.6%増、電力消費量は 3.8%増えた。石炭消費量がエネルギー総消費量に占める割合 は 66.0%、水力発電、風力発電、原子力発電、天然ガス等クリーンエネルギー消費量 が占める割合は 16.9%となった。全国の GDP1万元当たりのエネルギー消費は 4.8%減 った。工業企業の銅材総合消費トン数は 3.76%減、鋼鉄総合消費トン数は 1.65%減、 - 24 - TOKOKOSEN CORP. 苛性ソーダ総合消費量は単位あたり 2.33%減、セメント総合消費トン数は 1.12%減、千 キロワット毎火力発電標準石炭消費トン数は 0.67%減。 十大水系 (注 49)702 ヵ所の水質監視箇所のうち、Ⅰ~Ⅲ類の水質箇所比率は 71.2%、 V 類超(V類より悪い)の水質箇所比率は 9.0%だった。十大水系の水質は総体的に軽 度の汚染だが、水質は安定を保っている。 沿岸海域 301 の海水水質監査点のうち、国の一、二類海水水質基準に達したのは 66.8%、三類海水は 7.0%、四類と四類超の海水は 26.2%を占めた。 《環境空気品質基準》(GB3095-2012)に基づいて 161 の都市を観測したところ、9.9% の都市が基準を満たしたが、90.1%の都市が基準に満たなかった。 観測した 319 の都市において、騒音環境品質が良好な都市は 1.3%、比較的良好な 都市が 70.8%、一般的な都市が 27.3%、やや劣る都市が 0.6%であった。 年末都市汚水処理場の1日当たり処理能力は 12,896 万立方㍍に達し、前年末より 3.5%増、都市汚水処理率は 90.2%に達し、0.8%上昇。集中熱供給面積は 59.1 億平方 ㍍、3.3%増。市街地の緑化面積率は 35.9%に達し、0.2%上昇。 年間農作物被災面積は 2,489 万㌶、うち収穫ゼロは 309 万㌶だった。年間の洪水、 冠水、地質等による災害の直接的経済損失は 1,030 億元、干害による直接的経済損 失は 836 億元、低温冷凍及び雪害による直接的経済損失は 129 億元、海洋災害によ る直接的経済損失は 136 億元だった。年間大陸地区でマグニチュード(M)5超の地 震が 30 回発生、被害発生が 10 回、356 億元の直接的経済損失がもたらされた。年間 森林火災発生件数は 3,703 件、森林火災被害面積は 1.9 万㌶。 年間各種労働保安事故による死者は 68,061 人。GDP1億元あたりの労働保安事故 の死者数は 0.107 人、前年より 13.7%減、鉱工業・商業貿易企業従業員 10 万人当たり の労働保安事故による死者数は 1.328 人、12.9%減、交通事故自動車 1 万台当たりの 死者数は 2.22 人、5.1%減、炭鉱生産量 100 万㌧当たりの死者数は 0.255 人、11.5% 減。 注釈: 1. 本公報のデータはすべて初歩的な集計数(速報値)である。諸統計データには香港特別行 - 25 - TOKOKOSEN CORP. 政区、マカオ特別行政区及び台湾省は含まれていない。一部データは四捨五入のため、 それらの合計と一致しない場合がある。 2. 住民と戸籍が分離した人口とは、居住地と戸籍登録地のある郷鎮・街道<居住地>が 一致せず、しかも戸籍登録地を半年以上離れている人口を指している。 3. 流動人口とは、住民と戸籍が分離した人口のうち、市管轄区の中で住民と戸籍が離れて いる人口を含まないことを指している。市管轄区の中で住民と戸籍が離れている人口と は、直轄市又は地区級市が管轄する区の中及び区と区の間で、居住地と戸籍登録地が 同一の郷鎮・街道にない人口を指している。 4. 2014 年末、0-14 歳(満 15 歳を含まず)人口は 22,558 万人、15-59 歳(満 60 歳を含ま ず)人口は 92,982 万人である。 5. GDP、各産業増加額(付加価値ベース)の絶対数は現在価格で計算され、伸び率は不 変価格で計算されている。第三回全国経済調査結果と国家統計局が 2012 年制定の 《三次産業区分規程》に基づき関連データの改訂を行った。 6. 年度農民工数には、年内に当該郷鎮以外で6カ月以上就業した郷鎮外農民工と当該 郷鎮内で農業以外の産業に6カ月以上従事した地元農民工の両方が含まれている。 7. 国家全労働生産率は国内総生産(2010 年から計算価格は不変)と全就業人員の比率。 8. 農産品生産者価格は、農産品生産者がその生産物を直接販売する時の価格を指す。 9. 住居類価格は家屋建設と装飾材料、住宅家賃を含み、当然住居と水道光熱費等価格が ある。 10. 高技術製造業は医薬製造業、航空、ロケットと設備製造業、電子及び通信設備業、計 算機及びオフィス設備製造業、医療機器設備及び計器パネル製造業、情報化学品製 造業を含む。 11. 装備製造業は金属製品業、一般設備製造業、専用設備製造業、自動車製造業、鉄道、 船舶、航空宇宙とその他運輸設備製造業、電気機械と器材製造業、計算機、通信とそ の他電子設備製造業、計器パネル製造業、金属製品、機械と設備修理業を含む。 12. 第三回全国経済全数調査結果に基づき関連データを改訂した。 13. 天然ガスはガス田天然ガス、油田天然ガス(油田天然ガス層、油田中随伴の溶解ガスに 分かれる)と石炭層天然ガス(即ち石炭と賦損存するガス)を含む。 14. 鋼材生産量データには企業間で重複する加工材約 33,400 万トンを含む。 15. 少量発電機容量(例えば地熱等)は文中末尾に並べ出した。 16. 第三回全国経済全数調査結果に基づき、2013 年全社会固定資産投資データを改訂し た。 17. 固定資産投資の東部、中部、西部、東北地区の合計データが全国のデータより小さく なっているのは、地区に跨る一部の投資が地区のデータに算入されていないためである。 東部地区は北京、天津、河北、上海、江蘇、浙江、福建、山東、広東、海南の 10 省 (市)を指す。中部地区は山西、安徽、江西、河南、湖北、湖南の6省を指す。西部地区 は内蒙古、広西、重慶、四川、貴州、雲南、チベット、陜西、甘粛、青海、寧夏、新疆の1 2省(区、市)。東北地区は遼寧、吉林、黒竜江の3省を指す。 18. 民間固定資産投資は組織、私営、個人性質の内資企事業単位並びに建築或は固定 資産を購入する投資企業単位の株主(絶対持ち株と相対持ち株を含む)を指す。 19. 不動産業投資には不動産開発投資のほか、建設業者自社ビル及びビル管理、仲介サー ビスその他の不動産投資が含まれている。 - 26 - TOKOKOSEN CORP. 20. 高速鉄道とは最高営業速度が200㌔/時以上の鉄道を指す。 21. 2014 年社会消費品小売り総額及び関連データ速報数平均による。 22. ネット小売額は公共インターネット取引場(自主ネットステーションと第三者場を含む)を 通して実現された商品とサービスの販売額を指す。うち、ネット上小売額はサービス類商 品、並びに少ない部分の生産経営用或は社会消費品小売総額中の統計にない転売さ れる商品を含む。 23. 関連規定に基づき、貨物貿易は人民元価格での計算に改めた。サービス貿易、外資利 用、対外投資と技術原因による対外請負工程についてはUS$計算とする。 24. サービス輸出入は《国際収支手帳(第六版)》標準統計に基づき、政府サービスを含ま ず、増加速度は比較基準意見価格による。 25. 郵便・通信業務総量は 2010 年不変価格で計算された。 26. 移動電話交換機容量とは、移動電話交換機の一定 traffic 方式及び交換機の処理能力 に基づいて計算された最大同時サービスユーザーの数を指している。 27. 固 定 ブ ロ ー ド バ ン ド ア ク セ ス ネ ッ ト ユ ー ザ ー と は 報 告 期 末 に 通 信 企 業 に 登 録 し 、 xDSL,FTTx+LAN,FTTH/0 及びその他ブロードバンドアクセス方式を通じて一般専用ラ インから公衆インターネットに接続するユーザーを指す。 28. 移動ブロードバンドユーザーは報告期末料金計算システム使用情報を持ち、専用 3G 或 は 4G ネット資源のネットユーザーである。 29. 携帯電話ネット接続人数は過去半年に携帯電話で接続併せてネットワークを使用した6 歳以上の中国住民数を指す。 30. 社会融資規模とは一定時期内に金融体系が獲得した資金総額からの実体経済を指し、 増量の概念である。 31. 非公開増発又は増発に指向されるのは、承認された資産購入部分は含まない。 32. 公司信用類債券は非金融企業債務融資手段、企業債権と社債、転換社債等を含む。 33. 元来の保険料収入とは保険企業が確認した元の保険契約料収入を指している。 34. 一体化した居住世帯調査は改革前の都市と町住居世帯の古い意見調査推測により、 年間全国都市と町住民一人当たり可処分所得は 29,381 元である。 35. 1 人当たり所得の中央値とは、すべての調査世帯を 1 人当たり所得水準の低いものから 高いもの(或いは高いものから低いもの)へと並べたとき、中央の位置にある調査世帯の 1 人当たりの所得を指している。 36. 中等職業教育は普通中等専門学校、成人向け中等専門学校、職業高校と技術工学校 を含み、そのうち技術工学校のデータは 2013 年データである。 37. 国家新興産業創投計画とは中央財政の特定項目資金が地方政府資金を通して、社会 資本と共にベンチャーキャピタル企業の設立を発起、或は株権投資モデルで創業する 企業等に直接投資する方式で、新興産業発展を育成し促進する活動である。 38. 総流通延べ人数は本年度内に図書館施設で図書館サービスを受けた総延べ人数で、 書籍と雑誌の貸し出し、諮問問題及び各種読者イベント等参加を含む。 39. 特殊映画とは、技術、設備、作品面で通常の映画館上映とは異なる映画展示方式を採 用しているもの、例えば巨大スクリーン映画、立体映画、立体特殊効果(4D)映画、ダイナ ミックムービー、球幕映画等を指す。 40. 一人当たり平均書籍所有量は一年以内全国一人ひとり持つことができる出版書籍数平 - 27 - TOKOKOSEN CORP. 均を指す。 41. データは 2013 年末期限である。 42. グラウンド面積はトレーニング、競技、健康活動に有効なグランド面積を指し、競技の規 定サイズを含むほか、必要なセキュリティゾーン、緩衝ゾーンとバリアフリー地帯を含む。 43. 第三回全国経済全数調査に基づき、宿泊を提供する社会サービス機関、コミュニティサ ービス分類で整理して、2014 年相応データに調整した。 44. 社会サービスベッドの桁数は天賦の性質を養い育てる機構以外、救済関連機関、コミュ ニティ関連機関及び軍保養所、軍用飲食提供所等のベッドが含まれる。 45. 農村5保供養とは、高齢者、障害者及び 16 才未満の者で、労働能力がなく、生活の収 入源がない又は法定の扶養、養育義務者がいないか法定の扶養、養育義務者に扶養、 養育能力がない村民が、衣・食・住と医療・葬儀面で生活の面倒と物質的援助を受ける ことを指す。 46. 国用建設用地の供給総量とは、報告期間に市、県人民政府が年度土地供給計画に基 づき、法律に従って、譲渡、分与、賃貸などの方法でその使用権を事業所又は個人に 使用のために提供した国用建設用地の総量を指している。 47. 不動産用地とは、商業サービスと住宅用地の総和を指している。 48. GDP1 万元当たりの水使用量、工業生産額 1 万元当たりの水使用量及び GDP1 万元当 たりのエネルギー消費は 2010 年不変価格で計算。 49. 十大流域は元七大水系(長江、黄河、珠江、松花江、淮河、海河、遼河)と浙江福建の 片河、西北の諸川と南西の諸川である。 以上 - 28 -
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