31. タイのひとコマ(乗り物編) 右は高速道路を疾走するピックアップ

31. タイのひとコマ(乗り物編)
右は高速道路を疾走するピックアップトラックです。140km/h で走っています。
運転手、助手席はシートベルトをしないと罰金を取られますが荷台の人はこんな
状態でも問題ないようです。
雨が降ってくると、荷台の荷物にはビニールの雨よけカバーを掛けますが、荷台が
人の場合は人が濡れてもおかまいなしで走り続けます。
左の写真は信号器です。見た通り壊れています。
青と赤が外れていて黄色が壊れています。
ちょっと大きい T 字路の信号です。
警察官がいなければ、信号が何色でも突っ込んで来ますので、壊れていても大きな
問題ではないのかも知れません。
最近は、発光ダイオードの信号や、信号が変わるまでの時間が出たりする最新式の
信号もあります。街の中の交通ルールは大分良くなって来ましたが、日本のように
人が優先だと信じていると、アッと云う間に現住所が、「天国」になります。
東南アジアでは、おなじみの絵付きのバスです。
上手な絵や、何だか分からない芸術的?な物もありますが、最近はディズニーの
キャラクター物を多く見かけます。
このバスもディズニー系の絵が描いてあります。読みにくいですが絵の上に
「Jindrat」と書いてあります。きっと「シンデレラ」の事だと思います。
でも、この絵は「白雪姫と 7 人の小人」です。
このイイカゲンさもタイなのかもしれません。
ちなみに、シンデレラは英語で、「Cinderella」と書きます。
右は女子学生を乗せた通学用のピックアップトラックです。
荷台には、定員がない(たぶん)ので不思議なくらい乗っています。こんな車と事故
でも起こしたら大変です。
タイでの乗り物の極め付けは、何と言ってもこれでしょう。
わざわざ日本から象に乗りに来る人もいる程です。
この写真は、会社のすぐ近くで撮りました。観光用の象ではありません。最近は
バンコク市内への乗り入れは、罰金付きで禁止されているとの事です。
町の中の象は一時激減しましたが、象使いが罰金分のお金を持っていない事
が多く、罰金制そのものが無意味だと気が付いたようで、また、よく見かけるよ
うになりました。サトウキビの切ったものを 20 バーツで買い食べさせます。
顔をなでる事も出来ますし、鼻水を浴びる事も出来ます。
タイの乗り物と云うと、トゥクトゥクをイメージされた方もおられるでしょう。
最近では、近く(4∼5kmの近距離)に行く時はタクシーの方が安いくらいです。
日常的にお世話になる乗り物として、日傘付きのサイドカーを選んでみました。
この写真は、果物を売っています。ガラスケースに入ったスイカやパパイヤ、
マンゴー、パイナップル、やしの実を氷で冷やして売っています。
包丁で食べやすい大きさに切り分けて袋に入れ、串をさしてくれます。一種類 10
バーツ程です。 果物が食べたくても、スイカ一個やパイナップル一個は多すぎ
る時にはとても便利です。
このような改造車がホコホコ走っているのもタイでしょう。