Image Browser (File Menu) 画像のサムネール表示を用いて、保存済画像の検索や目的画像を開きます。 Image Browser を用いると MetaMorph 内でファイルシステムの操作や画像の表示が行えるよ うになります。これにより画像を開くことなく目的画像の検索が効果的に行えるようになります。 その他の主だった特長は次の通りです。 • サムネールウィンドウ内で画像データーの確認が行えます • CD-ROM をはじめとするリムーバブルメディアの画像に対してサムネール表示が行えます。 • リムーバブルメディア内の画像からサムネールカタログを作成することで、メディアが無く とも画像表示が行えます。 • 基本的なファイル操作(名前の変更やファイルの削除など)が行えます。 • スタック形式画像の動画表示がサムネール内で行えます。 • サムネールウィンドウ内で選択された画像をスタック形式画像として構築できます。 ノート:選択された画像が同じ階調で同じ画像サイズであると質の高いスタック形式画像が構築できます。 以下にあげるオプションはイメージブラウザ サブメニューから指定可能です。 Show/Hide イメージブラウザの ON/OFF を行います。 Refresh サムネールウィンドウで表示されているホルダー内ファイルを再スキャンし、画像ファイルの更 新を行います。 Build Catalog システムの画像サムネールカタログを構築します。 (ローカルなハードディスクはもちろんのこと リムーバブルドライブに対してもカタログの作成が可能です) ノート:Build Catalog コマンドはリムーバブルメディア内の画像を表示する場合に用いる必要はありません。 リムーバブルメディアの画像は Image Browser から直接アクセスすることができます。選択された画像が同じ階 調で同じ画像サイズであると質の高いスタック形式画像が構築できます。 Clear イメージブラウザからサムネールを取り除きます。 Molecular Devices Japan KK/ Imaging Team (1/12) Image Browser の表示例 ディレクトリパス ディレクトリツリー サムネールウィンドウ サムネールスタックプレイヤー Molecular Devices Japan KK/ Imaging Team (2/12) ナビゲーションと画像のオープン イメージブラウザでの画像検索とオープンの手順 1. [File]メニューから[Image Browser]−[Show/Hide]を選択します。Image Browser が開かれ ます。ディレクトリパスボックスにはデフォルトのイメージディレクトリが表示されます。 ディレクトリツリーを用いたパスの編集が可能です。 ノート:Configure Default Paths コマンドを用いてデフォルトのイメージディレクトリの変更が可能です。 イメージブラウザが 表示されます Molecular Devices Japan KK/ Imaging Team (3/12) 2. ディレクトリパスに画像表示をしたいディレクトリを直接キーボードで入力し、[Enter]キー を押します。すると指定されたディレクトリ内の画像をサムネール表示します。 キーボードでディレクトリ アドレスを直接入力 3. ディレクトリツリーを使用して表示したいディレクトリをナビゲートします。そしてマウス で指定したディレクトリ内の画像をサムネール表示します。 ディレクトリツリーからマウスで 希望するディレクトリをクリック して指定 4. サムネールウィンドウから画像を選んで開くには、希望画像をダブルクリックします。指定 された画像が MetaMorph デスクトップに開かれます。 指定した画像が MetaMorph デスクトップに開かれます Molecular Devices Japan KK/ Imaging Team (4/12) 5. 複数枚の画像を同時に開きたい場合は、[Ctrl]キーを押えた状態で希望画像を続けてマウス クリックします。その後マウスの右クリックで Open Image(s)を選択します。 マウス指定された複数枚の画像 が MetaMorph デスクトップに 開かれる なお複数枚の画像を指定する際にマウスのクリックアンドドラッグ機能を用いることも可能です。 マウスのクリックアンドドラッグ機能を 用いて複数枚の画像を選択した例 ノート:画像情報(データー取得日、サイズ、階調など)を確認する にはサムネール内の画像にマウスポインタを置きます Molecular Devices Japan KK/ Imaging Team (5/12) 6. 複数枚の画像をスタック形式画像として開くためには、[Ctrl]キーを押えた状態で希望画像を 続けてマウスクリックして選択した後、マウスの右クリックで Open as Stack を選びます。 選択画像がスタック形式 画 像 と し て MetaMorph デスクトップに開かれる Molecular Devices Japan KK/ Imaging Team (6/12) イメージブラウザの移動とサイズの変更 MetaMorph のデフォルトでは、イメージブラウザは MetaMorph デスクトップの左端に固定され ます。必要があれば固定を解除し、ウィンドウズデスクトップの希望する場所に移動することが できます。ディレクトリツリーとサムネールウィンドウは、スプリッターバーを用いてサイズの 変更が行えます。なお、イメージブラウザは MetaMorph 内で希望のサイズに変更可能です。 イメージブラウザの移動とサイズの変更手順 1. イメージブラウザをアンドックするためマウスポインタをディレクトリパスボックスの上ま で移動し、ダブルクリックします。これによりイメージブラウザがアンドックされますので タイトルバーをクリックアンドドラッグすることで移動できます。 ダブルクリック前 ダブルクリック後 Molecular Devices Japan KK/ Imaging Team (7/12) イメージブラウザをアンドックし、MetaMorph デスクトップ外に移動した例 2. イメージブラウザを固定するためには、タイトルバーをダブルクリックするかタイトルバー をクリックアンドドラッグして、MetaMorph デスクトップのどちらかの端に移動させます。 左に固定した例 右に固定した例 3. ディレクトリツリーとサムネールウィンドウのサイズを変更するには、2つのパネルの間に ポインターを移動させポインターが矢印からパーンスライダーに変更されたら上下にクリッ クアンドドラッグしてサイズの変更をします。 ポインターがパーンスライダー に変更された状態 Molecular Devices Japan KK/ Imaging Team (8/12) 4. MetaMorph デスクトップ内でイメージブラウザのサイズを変更するためには、イメージブ ラウザの右端または、左端にポインターを移動させポインターが矢印からパーンスライダー に変更されたら左右にクリックアンドドラッグしてサイズの変更をします。 ポインターがパーンスライダー に変更された状態 Molecular Devices Japan KK/ Imaging Team (9/12) スタックサムネールのプレイバック表示 イメージブラウザ下部にあるサムネイルスタックプレイヤーボタンは、イメージウィンドウ内に あるスタックプレイヤーと同等の機能を有します。この機能を用いることで、サムネールウィン ドウ内の1つまたは、2つ以上のスタック画像のプレイバックが可能です。 サムネールスタックプレイヤーの操作手順 1. サムネールウィンドウ内の希望するスタック画像を選択します。 (複数のスタック画像を選択 するためには[Ctrl]キーを押えた状態で続けてマウスクリックして選択します) 2. スタックサムネイルツールを使用します。各機能説明は次の通りです。 ツール 説明 プレーンスライダーを手動で左右にクリックアンドドラックすること で指定したプレーン画像を表示します。ドラッグ中は、左図のように アクティブなプレーン番号を表示します。 スタック画像を逆戻し再生します スタック画像を1プレーンずつコマ戻しします プレイヤーを停止します スタック画像を1プレーンずつコマ送りします スタック画像を再生します Molecular Devices Japan KK/ Imaging Team (10/12) カタログ構築 ご使用中システムの画像サムネールカタログを構築します。このコマンドは、ローカルまたは、 リムーバブルドライブに対して有効です。 Build Catalog コマンドは、イメージブラウザに表示する画像をローカル、ネットワークおよび、 リムーバブルドライブをスキャンするために使用します。 ノート:ネットワークドライブは、ウィンドウズエクスプローラで Build Catalog コマンドを使用する以前に マウントをしておく必要があります。 CD-ROM や ZIP ディスクなどのリムーバブルメディアに保存されている画像をカタログするこ とが可能で、それらのサムネールを保存できます。Build Catalog コマンドを用いてスキャンされ たリムーバブルメディア内の画像は、サムネールとしてディレクトリツリー内で利用できます。 それらのホルダー名はオリジナルメディアのラベルに基づいて作成されます。 リムーバブルメディアを元に 作成されたカタログ例 なお、オリジナルメディアを取り除いた後でも、サムネールにアクセスが可能です。一度だけの 作業でリムーバブルメディアからカタログ画像構築ができ、サムネール表示、画像情報などを オリジナルメディアの再読み込みなしで確認できます。 ノート:メディアが存在しない場合は、リムーバブルメディアから構築されたサムネールを用いてフル画像を 開くことはできません。 Molecular Devices Japan KK/ Imaging Team (11/12) サムネールカタログの構築とアクセス サムネールカタログの構築手順 1. [File]メニューから[Image Browser]−[Build Catalog]を選択します。Build Catalog ダイア ログボックスが開かれ、システム内で利用可能なドライブがツリー表示されます。 2. ツリー表示を用いてディレクトリ操作をします。 3. サムネールカタログに加えたいホルダーやドライブを選択します。(選択されたドライブや ホルダーの全サブホルダーが含まれます) 4. ボタンを押し、サムネールカタログを構築します。(プログレスバーが進捗状況 を表示します) 5. ボタンを押し、ダイアログボックスを閉じます。リムーバブルメディアを含むド ライブからカタログを構築した場合は、ディレクトリツリーの下に構築をしたサムネールが リストされます。(メディアのラベル名と同じ形で名前がつけられます) Molecular Devices Japan KK/ Imaging Team (12/12)
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