取得済スタック画像にZ軸情報をスタンプするには MetaMorph にて取得済画像中の任意の位置に、Z軸情報をスタンプしたい場合は次の手順で行 えます。なおスタンプ結果は取り消すことができないため、原画像はあらかじめ保存をし、必要で あれば Edit メニューの Duplicate - Stack を用いて複写を作成し、複写した画像にスタンプを行うこ とをお勧めします。 1.[File]メニュー[Open]にて希望スタックを開きます。 2.スタックが MetaMorph デスクトップに開かれます。 Molecular Devices Japan KK/ Imaging Team (1/10) 3.Z軸座標の値は、[Edit] – [Image Info]で確認できます。 4.Journal を組みます。[Journal] – [Edit Journal]を選択します。 Molecular Devices Japan KK/ Imaging Team (2/10) 5. をクリックして新しい Journal を作ります。 6.Journal Editor ダイアログボックスが表示されます。 Action タグを選択し、リストより Assign To Variable を選択し、ダイアログボックス右側にクリック& ドラッグで、[New Journal]と[●***End of Journal***]の間にもってきます。 Assign To Variable このコマンドによって、あらかじめ 定義された変数のリストより、お好 きな変数(この場合 Z 軸座標)が 選択できるようになります。 Molecular Devices Japan KK/ Imaging Team (3/10) 7.Journal Editor ダイアログボックスの右下に、Assign To Variable が表示されます。 8. Variable 欄に任意の名前を入力します。(ここでは z) Expression 欄の右側の をクリックします。 クリック Molecular Devices Japan KK/ Imaging Team (4/10) 9.Enter Variable Expression ダイアログボックスが表示されます。 このように選択して下さい ② ① ①Image ZAbsolute の部分をリストから選択します。 ② をクリックしますと、右の空欄に Image ZAbsolute が表示されます。 [OK]をクリックしダイアログボックスを閉じます。 Journal Editor ダイアログボックスが下図のように表示されます。 Molecular Devices Japan KK/ Imaging Team (5/10) 10.続いて、Builtin Functions リストより Text を選択し、6項と同様に、ダイアログボックス右側に クリック&ドラッグで、[Assign Variable]と[●***End of Journal***]の間にもってきます。 ここを選択して下さい Text このコマンドによって、画像上の任 意の位置に文字を表示することが できます。 11.Text ダイアログボックスが表示されます。 表示位置は、座標を入力して決定。 原点(0, 0)は画像左上。 Z=%z%micron と入力します。 変数 z を二つの「%」で囲みます。 前々頁で Variable を z としているの で、ここでは必ず%z%とします。 文字のフォント・スタイル・ サイズを選択します。 Molecular Devices Japan KK/ Imaging Team (6/10) また、 ここで必ず[Current At Start]と を選択して下さい。 ここで文字色を任意に変えられま す。ただし、扱うスタック画像が 16 ビ ットの場合、グレースケールでしか表 示できません。数値で入力・決定。 ◆16 ビットの場合 数値 0 は黒色。 数値 4095 は白色。 この例では白文字での表示。 カラー表示をしたい場合は、最終ペ ージの“付記”をご覧下さい。 をクリックしてダイアログボックスを閉じて下さい。 Journal Editor ダイアログボックス右側が下図のように表示されます 続いて Save をクリックし、名前を付けて保存して下さい。Journal の完成です。 Molecular Devices Japan KK/ Imaging Team (7/10) 12.作成した Journal を作動させます。 [Journal] – [Loop] – [Loop for all Planes…]を選択します。 13.希望のスタックを Image より選択します。 作成した Journal を Select Journal より選択します。その後 OK をクリックして下さい。 14.希望のスタックの全ての画像にZ軸座標の値を表示します。 Molecular Devices Japan KK/ Imaging Team (8/10) 付記: ◆スタンプすることにより、画像のコントラストが変化して画像全体が見にくい場合があります。 その場合、あらかじめ Auto Scale のチェックを外し、スタンプを行います。 その後、イメージスケールバーを調整して、画像を見やすくすることができます。 ◆数値をカラー表示させるには。 ①スタック画像を 24 ビットカラー画像に変換する必要があります。 [Edit] – [Duplicate] – [As Displayed]を選択します。 ②Duplicate As Displayed ダイアログボックスが表示されます。 All Planes を選択し OK をクリックします。 24 ビットカラーのスタック画像が複製されます。画像左側にRGB表示アイコンが出ます。 Molecular Devices Japan KK/ Imaging Team (9/10) ③次に、Text ダイアログボックス(11項)の color をクリックして、希望の文字色を決定します。 ④[Color]をクリックしていただくと、文字色の設定が行えます。 「色の設定」パネル内でお好きな色を選択し、 をクリックしてください。 その後、OK をクリックして下さい。下記のように色が決定します。(ここでは黄色) ⑤あとは、11項より同じ操作になります。Journal を Save しなおして、[Journal] – [Loop] – [Loop for all Planes…]を実行します。 下図のようにカラーで数値表示できます。 以上 Molecular Devices Japan KK/ Imaging Team (10/10)
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