議 長 兼 本 議 員 質問順位3番 2番議員 兼本信昌君。 おはよう

議
長
兼 本 議 員
質問順位3番 2番議員 兼本信昌君。
おはようございます。初登壇ですけど、何分にも不慣れなもので
すから、失礼があればお許し願いたいと思います。
さて、通告に基づきまして、一般質問をさせて頂きます。
まず1番目ですけど、和木駅を中心にしたまちづくりの基本計画
という事で質問を出しておりますけど、昨年の12月の議会でです
ね、町長が横林議員の質問に答えられまして、JR新駅の建設は和
木町の大きな歴史作り事業、和木町の大きな歴史作り事業ですね。
大きな福祉事業、そして大きな活性化事業。このような位置付けで
新駅の建設を述べられておりますけど、更にですね、交通体系の総
合的な整備事業とも位置付けられております。
つまり大きな和木町の歴史作り事業、大きな福祉事業、大きな活
性化事業、更に交通体系の総合的な整備事業、そういう4本柱でこ
の和木の新駅を位置付けられておりますけど、まずですね、この町
づくりの大きな歴史事業作りという視点から質問させてもらいま
す。
尚ですね、私の立場としてですね、新駅建設に反対というもので
はなく、あくまでも和木駅をより良いものに作りたいという、そう
いう積極的な観点からの質問です。
では、和木町の大きな歴史作りという事で、鉄道駅の歴史をちょ
っとさかのぼってみますとですね、和木町を横切ります山陽本線、
広島・徳山間の開業が明治30年、約110年前のことです。同時
に玖波駅・大竹駅・岩国駅も同時に設置されまして、鉄道駅を中心
にこれらの地域が発展をして参りました。
戦後から、また高度経済成長期に向かって、鉄道と駅が大変な発
展をしてまいりますけど、同時にこれらの駅前開発とかですね、商
店街の発展、また駅ビルや、またホテルなど、駅の発展と町の発展
がこの時期同時に発展してまいりますけど、この駅の発展が町の発
展と重なってまいります。
40年前の大竹駅。或いは40年前の岩国駅の姿をですね、思い
出していただければ良いと思いますけど、しかしですね、この昭和
50年代に入りますと、このモータリゼーションという車時代が訪
れまして、自家用車の普及が始まり鉄道輸送がトラック輸送に変わ
り、人々はドアからドアへという便利な自動車を利用してまいりま
す。
国鉄も赤字路線の廃止、また民営化しましたJRもですね、合理
化を推し進めてまいりましたけど、そんな中でこの近辺でも新駅の
設置というのがありました。昭和63年に宮内串戸、そして平成元
年に阿品駅、更にですね平成12年には前空駅が開業しております。
これらはですね、人口が急激に増加する、そういう理由によって
の新駅の設置という事でですね、例えば昭和63年に開業致しまし
た宮内串戸駅はですね、大体1日の平均乗降客が9,500人。前
空駅がですね、1日の平均乗降客が4,000人を数えております。
これは平成17年ですけど。ちなみにですね、お隣大竹駅が4,
600人、岩国駅が6,500人。これぐらいの規模で乗降客が推
移しておりますけど、これらにはですね、宮内串戸、阿品、前空に
はですね、この設置には利用者の増加という合理的な必然性があっ
た訳ですけど、これに比べましてですね、和木町はどうでしょうか。
平成4年に7,200人の人口がですね、平成17年には6,6
00人に減少、約8%の減少です。
このような時代のすう勢、或いは状況の中で、あえて和木駅を設
置していこうという多大な予算を使いまして、新駅を設置していこ
うという、これが町長の言われた歴史的な事業と言われる事だと思
いますけど、この時代の流れの中でこういう和木駅を作るのは、大
きな冒険でもあり、挑戦でもあり、又、単独町政を選択した和木町
にとって、それ相応の覚悟が必要であります。
又、綿密な町づくり、こういうような戦略もですね、求められて
くると思います。
そのような時代が移ってる中でですね、あえて和木駅を設置され
るという、この新駅を中心とした町づくりをやって行こうという、
10年後とか20年後を見据えた戦略と呼ぶような基本計画は、も
うそろそろ作られておられると思いますけど、私達の子供、或いは
孫の代まで展望する和木町の明確な将来図、或いはビジョン、その
ような所をですね、町長お聞かせ願えばお願い致します。
議
長
古 木 町 長
古木町長。
兼本議員のご質問にお答えをさせて頂きます。
JR和木駅を中心とする町づくりの基本計画、中でもその基本計
画に基づいた明確な町づくりビジョンについてはどうであるかと、
こういうお訊ねのようでございますので、お訊ねの趣旨に沿ってで
すね、お答えをさせて頂きたいとこのように思います。
和木町の第4次総合計画は、現在の時代の要請に対応し21世紀
の新たな町づくりの指針として作成したものでありまして、和木町
の将来像の実現に向けて、長期的・総合的な視点に立って、新たな
町づくりを計画的且つ着実に推進する事を目的としておりまして、
和木町の地域の特性を生かした潤いのある豊かな町を構築し、快適
な生活環境のもとで、温かい心の絆で結ばれた町、或いは産業や教
育・文化の息づく町を作り上げる為に、本町の将来像を引き続き、
緑の風薫る文化のまち和木町とすると。
又、この将来像を実現する為に、町民憲章の理念に基づきまして、
6つの柱を基本目標に定め、施策を体系化し、諸施策を総合的且つ
計画的に推進をしていくこととしております。
中でもJR和木駅を中心とするまちづくりにつきましては、活力
に満ちた町づくりを進める上におきましても、最重要課題として位
置付けて強力に推進をすることとしております。
そして先程ご質問の中にもありましたように、この事業を強力に
進めて行く上におきましては、先程もご質問がありましたように歴
史づくり、福祉の充実、更に活性化、交通体制の整備とこういった
事柄も全て網羅していると、このようにご理解して頂ければと思い
ます。
そして又、歴史作りの観点から言いますと、先程山陽本線の歴史
を述べられましたけれど、汽車が走り始めたのが明治5年でありま
す。これは新橋・横浜間であります。その後、山陽本線、先程ご質
問の中にありましたように、広島・徳山間が明治30年にこの地域
に開通をしております。
更に戦後の歴史で言えば、昭和27年に南岩国駅ができまして、
これ以来山口県内では新駅、山陽本線ではございません。というこ
とから、約55~6年振りに新たに山陽本線では新駅ができると。
これが1つの大きな歴史作りになろうかと思います。そしてまた、
駅と共にですね、やはり駅には人が集積を致します。ということは、
そこには人の流れが出来ます。ということで、駅を中心にどの町も
色々と商店街等々が張り付くと。こういう格好でこれからの町づく
りに期待が出来るという1つの側面も持っております。
そして又、福祉づくり、福祉の充実の観点からいきますと、町内
にはお医者さんでございますけど、医院はございますが、大病院と
いうのはございません。大きな病気など致しますと、現在は岩国の
国病、或いは広島の病院、更には大竹の医療センターですか、今名
前が変わりましたが、その方に皆さんそれぞれお世話になる訳でご
ざいますが、なかなか車を持っている人でも今は交通渋滞で非常に
そこへ行くのに時間も要します。ところが今のように駅が出来ます
と、このJRの駅を利用いたしますと、今現在では、10分間隔で
列車が運行されております。これを利用致しますとですね、非常に
この辺の看護の事も便利になるし、そしてまた通院される方も、非
常に病院に行くのに便利がよくなる。こういう事もございまして、
ある意味では、そういった福祉づくりにも貢献出来ると。
更に、これは交通形態になるかも分かりませんが、私が子供の時
代にはですね、今の国道2号線には通勤時間帯といいますか、通学
時間帯ではですね、バス路線が6社か7社ぐらいありよったんです。
もうひっきりなしにバスが運行されよったんです。例えば、今代表
されるように岩国市営バスをはじめ、広島電鉄バスとか国鉄バスと
か色々ありよりました。
ところが、議員ご承知のように、今は市営バスのみが栄橋でUタ
ーンをして運行されよると。これ以外バスの便はないんです。
ということになりますと、子供達が、ここの和木町に住んでいる
子供達、中学生まで義務教育は町内で教育は受けられます。しかし、
中学校を卒業しますと、高等学校の教育を受けようとするならば、
必ず町外に出て行かなければなりません。大半が、岩国の方向への
通学となる訳でございますが、これらはおそらく自転車とか或いは
もっと言えば、ご家庭の家族が車で送り迎えしなければならないの
が現実であります。
だからこういった事もですね、一つは駅を利用して頂ければ、そ
の辺の家庭の福祉といいますか、その方にも一つ結びつくのではな
いかと、このような思いも私はしております。
そして又、活性化、先程申し上げましたように駅が出来ます。人
が通ります。そこにはやはりその通りに見なして、色々なおそらく
商店が発展的に進出してこられるんじゃなかろうかと、これは大き
な期待感の方でございますけど、そんな思いもします。
まず第1に、人の流れが出来るというのは、一つは活性化であり
ます。今は、大和橋、或いは栄橋、或いはそれを使わなくてもあけ
ぼの橋を渡って、岩国に行かれる方もおりますが、もうどっからど
のように人が分散しております。
ところが駅というものが出来ますと、ある程度その人の集約とい
いますか、そういったことが出来ますので、これは活性化にも結び
ついてくるのじゃなかろうかと。更に、交通体制の整備につきまし
ても然りでありますが、ご承知のように国道2号線はあのような渋
滞関係であります。これを今度、交通手段を変えましてですね、列
車を利用するという事になりますと、何パーセント利用されるか分
かりませんが、特に会社通勤者の方、これを利用して頂きますとで
すね、随分これは2号線の緩和にも役立って参りましょうし、そし
てまた駅が出来ればおそらく市営バスも駅を1つのターンの1つに
捉えて頂いてですね、これからまた、これからの交通網の整備にも
貢献出来るんじゃなかろうかと、このような思いも持っております。
以上のような事でですね、この駅については、そのような強い思
いと期待感を持っております事を申し上げたいと、このように思い
ます。以上でございます。
議
長
兼 本 議 員
兼本君。
おおまかなですね、和木駅を中心にした町づくりのおおまかな内
容を伺いましたけど、もう少しですね、先程説明を伺いました福祉
事業とかですね、或いは交通整備の件でですが、もう少し細かくち
ょっと質問させてもらいたいんですけど、まず福祉事業に関してで
すね、その視点からちょっと質問をしてみたいんですけど、平成1
2年にですね、交通バリアフリー法が施行されまして、これは高齢
者、障害者等の公共交通機関を利用した移動が円滑化を促すという
事ですけど、エレベーターとかエスカレーター、或いは誘導警告ブ
ロック、点字ですね、点字ブロック等ですけど、そういう敷設の義
務付けが行われています。
これは根底にはですね、高齢者、障害者、子供や女性等を含む全
ての人々が家庭や地域で共に暮らし、普通の生活を送る事が出来る
社会をめざすという、ノーマライゼーションという思想のもとに、
こういう法律が施行されておりますけど、これ誰もが安心して快適
に外出出来てですね、この新しい和木駅を利用できる事が大事だと
いう、こういう点に移るんですけど、外出率を高める、高齢者の方、
障害者の方、全ての方が外出率を高めて、新しい駅を利用するとい
う、このような住民福祉の面からですね、和木新駅のデザイン、こ
れがどのような機能を持たされているのか、また持っているのかと
いうのをですね、先程町長も答弁されましたけど、病院、岩国とか
大竹にですね、駅を利用して通院される方々がですね、健康な方で
はない訳ですから、その方々が本当に円滑に駅まで来て、駅から外
に行かれるという、そういう機能をですね、この駅が持っていなけ
ればいけないと思うんですけど、こういうような住民福祉の面から
この機能、どのような機能があるのか担当課長お願いしたいと思い
ます。
議
長
企画総務課長、岡本君。
岡 本 企 画
それでは和木駅整備に伴う、総合交通体系プロジェクトについて
総 務 課 長 でございますが、先にプロジェクトの作成経緯を申し上げますと、
昨年度安倍内閣が発足し、19年度から新たに実施致しました頑張
る地方応援プログラムに本町が応募しましたプロジェクトでござい
ます。
応募したプロジェクトが当該プログラムに位置付けられますこと
により、特別交付税や補助制度、こういったものの優先対策が受け
られるというものでございます。
平成19年度の第一次募集は、5月の31日が期限となっており
ましたので、応募について検討し和木町第4次総合計画の推進プロ
ジェクトにも掲げております総合交通体系プロジェクトを和木駅の
設置に伴うもので策定して応募したプロジェクトでございます。
それで5月25日に町のホームページに公開しております。
個別の駅の整備概要でございますが、西口のアクセス道路の整備、
これは和木停車場線でございますが、車道幅が6メートルから9メ
ートル、歩道幅員が3.5メートル、バス停留所、タクシー乗り場、
送迎用の駐車帯が3台から4台、タクシーの駐車場、それとタクシ
ーの駐車場ということでございます。それと駐輪場は約200台分
西口にございます。
それと駅の西口と東口をつなぎます歩行者専用の自由通路の整備
といたしましては、幅員が2メートルから2.5メートル。これは
バリアフリーを考慮致しましたエレベーターを、2基設置しており
ます。
それと東口のアクセス道路の道路改良整備は、道路幅員が5メー
トル、歩道幅員が3メートル、駐輪場が250台備えるようにして
おります。
自家用車等の駐車場については、用地買収等が多額となる為、現
時点で町が新たに設置する考えはございません。
駅舎につきましては、緑に良く映えるレンガ造りの和木町の庁舎
をイメージを致しまして、文化の風薫るようなレンガ調の外観と、
西口には男女のトイレと身障者用トイレ、1階と2階にそれぞれ約
60平米の多目的室を設置するようにしております。東口におきま
しても男女のトイレを設置するように致します。
駅前にはモニュメントや街灯を設置する計画としております。
それと外出率、駅の利用を高める為のバリアフリーとかそういっ
た身障者の為の施設と致しましてはですね、先程申し上げましたよ
うなエレベーターの設置、それと点字ブロック、これは東口・西口・
駅の構内におきましても点字ブロックを整備するように致しており
ます。当然バリアフリーということで、段差もなくするような体制
としております。以上でございます。
議
長
兼 本 議 員
兼本君。
ちょっと私の質問がですね、2番・3番ちょっとずれたような形
でちょっと失礼したんですけど、今課長がお答えされたですね、こ
の交通体系整備の整備事業ということでですね、和木町が頑張る地
方応援プログラムということでプロジェクトを作られましてです
ね、和木駅を拠点とする交通体系の総合整備というのを発表されて
おりますけど、その中で私が質問した福祉事業というのが少しお答
え頂いたんですけど、もう少しちょっと福祉事業という事でもう少
しちょっとだけ質問を深めてみたいんですけど、現在、和木町には
ですね、視覚障害者の方が障害者手帳をお持ちの方ですけど19名、
聴覚障害者の方が21名おられます。又、車椅子を利用されている
方、これは町が貸し出している方なんですけど6名、また電動車椅
子の方が3名、岩国養護学校に通学児が5名ですね。そしてしらか
ば園、これは知的障害者の授産施設ですけど、これ通所者が2名お
られます。
この方々もですね、新しい和木新駅を利用されてですね、外に出
て行かれる方々なんですけど、例えばですね、関ヶ浜にこれは一つ
の例ですけど、関ヶ浜に住まれる視覚障害者の方がですね、
、一つの
例ですよ。自宅からバスに乗られまして和木駅に降りられます。そ
して階段を上って切符を購入しまして改札口を抜けて、上り線のホ
ームに、或いは下り線のホームに行って電車が来たら乗ると。
この間にですね、安全且つ円滑に移動出来るような快適な空間、
例えばですね、歩行の安全な環境とか、手すり点字ブロック、点字
ブロックは付けられるそうですけど、触地図と言いまして、触ると
地図が分かるようなものですね、それとかわかりやすい表示等が整
備されているかという、こういうような事も設定をされるべきだと
思いますし、又、例えばですね、逆に外から車椅子で来訪者、和木
美術館を見に来たいという方が和木駅に降り立ちまして、介護者が
おられるということでですね、エレベーターで上がって改札口を抜
けまして、階段を下りて西口に降りまして、和木美術館に車椅子の
まま歩道を通って向かわれる。
その場合ですね、駅の狭い改札口は大丈夫だろうかとかですね、
また施設の出入り口に段差、今段差の解消は解消するとおっしゃら
れましたけど、2センチがもう2センチ以下でないとちょっと難し
いと思います。
これまた階段、歩道の段差、また歩行をですね、美術館まで行く
放置自転車、その道路にそういうものや電柱などがないかどうか、
障害物がないかどうかというような、こういうような設定もされる
べきではないかと思います。
車椅子で歩くと、2センチの段差も大変大きな段差に感じられま
すし、俗に、卵の割れない道、通っても卵が割れないというような
道を作るのが理想とされておりますけど、今後10年後、20年後
には和木町も高齢者や障害者の方が多く増えますので、やはり大き
な福祉事業と町長言われましたけど、やはり基本計画、或いはプラ
ンの中にですね、このような福祉の考え方を盛り込んでいかれるべ
きではないでしょうか。課長、その辺はちょっとだけ、あれでしょ
うが。
議
長
岡本企画総務課長。
岡 本 企 画
今、例を挙げてお話されましたが、この例の内容と致しましてで
総 務 課 長 すね、目の不自由な方がどれだけ目が不自由かによってですね、こ
ういった設備が利用できるか、利用出来ないかというのがあるかと
思います。ですから関ヶ浜から仮に、和木駅に行かれる場合は、通
常でしたらどなたかが車で送られるか、今度は町内の巡回バスがあ
りますので、これを利用するということも可能ではないかと思いま
す。ただ、これが全盲の方になると、なかなか難しい面はあるかと
は思います。
それともう一つ、町外から来られた車椅子の方がですね、美術館
までどのように行かれるかという事でございますが、駅から出てで
すね、西口の道路については、車椅子自身で行くことは出来るかと
思いますが、その先の道路につきましてはやはり段差というのがご
ざいますので、車椅子の方がですね、ご自分で駅を出られてずっと
車椅子を自分で操作しながらですね、行くのはなかなか難しいので
はなかろうかと思われます。
ですからこれもやはり、通常は車椅子だけの方ではなしに、介護
の方が通常ついてこられますので、そういった方がおられればです
ね、行くことも十分可能であると考えております。
議
長
兼 本 議 員
議
長
兼本君。
車椅子でですね、移動するというのは大変な困難が伴いまして、
私もヘルパー2級を持っておりまして、その研修の時にですね、車
椅子で市内、広島市内をずっと通った時にですね、車椅子というの
は介護する側もですね、段差が非常に大変な思いをしております。
その辺もですね、こういう車椅子とかですね、或いは障害者の方
が自由に外出出来るというような町づくりをですね、この和木駅を
作るという事をもとにですね、やはり考えて行くのが、和木町にと
っては重要な事ではないかと思います。
それともう一つですね、交通の整備という事でですね、先程お答
えになったんでですね、この次のですね、活性化事業という事でで
すね、和木駅が開業致しますと、今後、外から多くの来訪者が来ら
れて交流人口の増加、そういうような事が予想されますけど、その
場合既存の施設とか和木美術館、或いは蜂ヶ峯公園。このような施
設の充実も求められますし、或いはですね、地域資源、地域産業の
育成、また新たな事業の育成等も必要になると思いますけど、新し
い雇用を増やして行くという、そういう点からもですね、このよう
なはっきりした事業計画というのは、現在のところこの和木駅に関
連しておありなんでしょうか。
岡本企画総務課長。
岡 本 企 画
来訪者を含めた人口の増といいますか、蜂ヶ峯公園、美術館等を
総 務 課 長 利用してという事でございますが、現在巡回バスを運行しておりま
すが、これを今現在1台体制でございますが、これを2台体制と致
しまして、土曜日・日曜日、これについての運行を今やるという方
向で検討しております。
和木町に来て、更に住みたくなるような魅力をアピールしていく
為に、和木駅の整備、これに伴いまして和木町の素晴らしい特色を
はじめ美術館、文化会館のイベント情報や蜂ヶ峯団地の情報等様々
な広報媒体、例えばホームページとかパンフレット、新聞記事、ポ
スター等、こういったものを利用して図って参りたいと今考えてお
ります。特に、観光資源であります蜂ヶ峯公園の活用については、
しっかりして参りたいと考えております。
それと新しい雇用の創出について、これは例えば和木町の駅の管
理等につきましては、地元の民間活力、こういったものを導入した
いというふうに検討してやって参りたいと思います。
まだ和木駅設置という土地基盤をこれを設備することで地域の産
業の育成、こういったものにつながってくるのではないかというふ
うに考えております。以上です。
議
長
兼 本 議 員
兼本君。
有難うございました。
和木駅設置は他の駅、最初にお話したように宮内串戸、阿品、前
空駅とはっきりした違いがございますし、やはり私達の自分達の駅
は他の駅とは違ってですね、特色があり、誰もが自慢出来るような
そんな駅にしなければいけません。
確かに車社会が進展致しまして、駅の優位性というのは失われて
おりますけど、自治体の関わり方次第では、駅の潜在的可能性も大
きく引き出す事が出来ると思いますし、やはりここはしっかりした
将来、或いは基本計画をですね、立てられてですね、段階的な施策
づくりもやって頂きたいと思います。
それでは次に2番目にですね、和木町の環境対策、特にゴミ行政
について伺いたいと思いますけど、さて6月、この月は環境月間で
すけど、先日の安倍総理の参加したサミットでもですね、京都議定
書、或いは地球温暖化の問題が話し合われました。
又、ご存知のように来年の日本の洞爺湖サミットでは、地球温暖
化が中心議題になるという事ですけど、そんな中地方自治体も環境
問題に真剣に取り組む必要が求められておりますけど、和木町も安
全で快適な町づくり、こういうものを目指す中、環境衛生対策を充
実させるというふうに、総合計画で述べられておりますけど、ゴミ
の問題というのは本当に大変でございまして、私達毎日あまり考え
ることもなく、指定された日に指定された場所にゴミを出して行き
ますし、幾らでも好きなだけ出して行くというような、ちょっと言
い過ぎですけど、このような出されたゴミ袋はですね、口こそ聞き
ませんけど私達のこの社会、このあり様をですね、如実に反映して
いるような風景と写ってまいります。
やっぱり自由に出したゴミは、役所がさっさと片付けて見えない
ところで処理してくれる。様々な問題がなかなか危険性、そういう
ものが住民からは気付かない所で行われていますので、問題が見え
ないという面もありますけど、現在この和木町のゴミの減量化対策、
その事業はですね、現在どのような事になっておられるのでしょう
か。
またゴミ行政の経過、或いは達成目標、またこれまでの実績等で
すね、町長考え方、或いはゴミ行政の方針等、説明して頂ければと
思います。
議
長
古 木 町 長
議
長
兼 本 議 員
古木町長。
和木町の環境対策、ゴミ行政ということで和木町のゴミ減量化対
策事業その経過、或いは達成目標等々についてのご質問でございま
すが、経過の概要と致しましてはですね、環境問題として各自治体
がゴミ処理に苦慮している中、和木町では昭和54年からゴミ袋の
指定を行いまして、ゴミを5種類に大別をし、分別収集を開始をし
てきております。
そして平成4年には、町内の各種団体の代表から組織された「和
木町ごみ対策協議会」が発足を致しまして、分別収集や有料化につ
いての論議が行われまして、翌平成5年より町民の皆様のご理解と
ご協力によりまして、分別の徹底と共にゴミ袋の有料化を開始し、
積極的に減量化に取り組んで参りました。
これによりまして、平成6年には先進的な取り組みが評価をされ
まして、県内では初めてクリーン・リサイクルタウンに選定をされ
ました。
またその後におきましても、色々な取り組みを行いながら、今日
に至っているというのが現状でございます。
又、目標と致しましては、当初は平成4年のゴミの搬出量を基準
としておりましたが、その後、平成12年度に一般廃棄物処理計画
を策定して平成26年度を目標に可燃ゴミの10%の減量化を設定
して、現在取り組んでいるという状況でございます。
概略につきましては、以上申し上げたところでございますが、尚、
詳細につきましては、またご質問によりまして担当課長より答えさ
せますのでどうかご理解下さい。以上です。
兼本君。
そのような経緯というのも大体分かりましたけど、和木町のゴミ
対策ですけど、そのような堅実な努力が続けられてこられたという
のは理解出来ます。
またゴミ対策協議会という活動も伺うことが出来ましたし、これ
らは婦人会とか老人クラブ、自治会連合会などが参加して熱心に活
動されたというのも伺いました。
しかし、ゴミの減量化というのはなかなか難しくて、特に一般ゴ
ミの中の燃やす可燃ゴミですね。燃えるゴミ、或いは生ゴミの減量
化は、なかなか住民の意識改革が難しくて結果が出ていないという
ふうに伺っております。
そんな中ですね、19年度の和木町予算書を見てみますとですね、
ゴミ・リサイクル事業の中でゴミ減量化、協力ゴミ団体補助金こう
いうのがあります。
これは今年570万円が計上されておりますけど、これは町が毎
年各自治会に30万円前後のゴミの減量化に協力しているというこ
とで交付されております。
この補助金は、使い道は自由でありまして、自治会では懇親会に
使われたりまたプールしたりですね、色んな様々な目的に使われて
いると伺っておりますけど、この補助金というこの成立過程ですね、
どのような形で成立されたのか、又、経緯は、一体どのようになっ
ておられるのでしょうか。このことをちょっと担当課長お願いしま
す。
議
長
藤中住民サービス課長。
藤中住民サ
ゴミの減量化協力団体補助金についてでございますが、これはゴ
ー ビ ス 課 長 ミの減量化の推進にあたって、平成5年から分別収集の徹底を図っ
ております。
先程、町長がお答えしましたように平成4年を基本としまして、
平成5年から分別収集の徹底を図ろうということで、推進に取り組
んで参りました。
その折に、各地区の自治会単位での分別収集の啓発とか、ルール
を守らないゴミがありまして、その取り残し等の処理、それとゴミ
ステーション、各ゴミステーションの管理などを各自治会にお願い
した経緯がございます。それでこれらに対して、この補助金交付制
度を導入して現在に至っているものでございます。
この補助金は可燃ゴミのみの総量を対象として、平成4年度と比
較して減量となったその年度中の数量に処理経費を乗じたものと、
それから基本額というものを設定しておりますが、基本額を合計し
たものを交付しております。
各自治体への配分は、均等割、これは各5万円でございます。均
等割り、その各自治会の人口割を合算したものでございまして、先
程議員言われたように平成19年度予算570万円を計上しており
ます。以上です。
議
長
兼 本 議 員
兼本君。
大体この補助金の成立過程は分かったんですけど、しかしですね、
ゴミの収集量の統計を見てみますとですね、かんばしい成果は上が
っておりません。
ちょっとランダムにピックアップしたんですけど、平成7年、平
成10年、平成17年という3年をですね、ちょっとピックアップ
して数字を出してみたいんですけど、まず総排出量、全てのゴミの
量ですね、平成7年が1,763t、平成10年がですね1,83
0t、そして平成17年が1,818tですね。10年間で50t
の増加になっております。これは全てのゴミです。
そして今補助金の対象になりました可燃ゴミとリサイクルもある
んですけど、これの数字をちょっと言ってみますと、平成7年がで
すね1,013t、平成10年が1,083t、平成17年が1,
048t。これも約30tばかり増加しております。10年間にで
すね。
大体町民1人当たり、年間150kg前後可燃ゴミを出している
という計算になりますけど、この10年の間にですね、人口は約5%
の減少、7,030人から6,699人という減少を数えてる訳で
すけど、この人口の減少を考慮してですね、この可燃ゴミ、或いは
総排出量のゴミが増加していると言っても過言ではないんですけ
ど、そのような状況の中で、この自治会にですね、それでもインセ
ンティブのようなものを与えていく。ちょっと理解に苦しむ訳です
ね。
それよりはですね、この金額をですね、環境学習、或いはゴミの
減量化運動、或いは環境の専門家を呼んでですね、講演会を開くと
かですね、このような活動に移行する方がはるかに効果的ではない
かと思うんです。
例えばですね、私の計算によりますとですね、町民一人が1日卵
1個約50gですけど、この50gのゴミ、生ゴミを削減いたしま
すと、365日かけまして、人口6千約700人をかけまして、年
間に約119t、卵1個で年間119tの削減になります。
経費的にはですね、298万円約11%の削減が出来る訳ですね。
このような形にやはりこの補助金をですね、使う。ゴミを削減す
るという本来の目的に立ち返ってですね、使われるほうがよろしい
んじゃないかと思います。卵1個の削減でこのような減量が出来る
という、このような大きなプロジェクトをですね、また改めて立ち
上げてですね、この補助金を使う自治会に補助として渡すのではな
くてですね、もう少し大きな視点で使って行く方が効果的ではない
のかと思いますけど、町長いかがでしょうか。この補助金を使われ
るという事は。
議
長
古 木 町 長
議
長
兼 本 議 員
古木町長。
現在補助金はですね、先程課長が話した通りですね、いわゆる平
成4年のゴミの量を基準にしまして、それより減っていれば減って
いる分の処理費相当額について補助金を出していると。それはある
意味では、それぞれの自治会で色々な努力をされた成果であると、
こういう思いのもとで今、補助金を出している訳です。
そして又、色々とゴミ行政についても自治会を通して色んなこと
についてご協力もして頂いているというのが実情でございます。
今申し上げましたようにですね、そのような形でこの補助金は、
当時の町長さんこんな形でやりましょうやということで出発したも
んでありますので、これはこれで大事な考え方でもあろうかと思い
ます。そしてなおかつまた、これに固守する意味じゃございません
が、もっといい施策があればですね、それに代わるような施策があ
れば、それもまた研究していくのも、これも前向きな考え方であろ
うかと思います。
従って、私としては色々と色んなアイデアがありましたらですね、
どしどし頂戴致してですね、そして又、その結果、ゴミの量が少な
くなっていけば、これはこれに越したことはない訳でございますの
で、そういう思いで色んなご意見についても耳を傾けて行きたい、
このように思います。以上です。
兼本君。
本当にそのような意見をですね、聞かれてですね、ゴミ減量プロ
ジェクトというのを立ち上げてですね、本当に2割、20%、30%
を目標にしてですね、今後和木町はこのゴミ減量に向かって、立ち
向かって行って頂きたいと思います。
次の質問に移るんですけど、この和木町のゴミ、最後はですね、
最終処分場という所がございますけど、この管理・検査について質
問する訳ですけど、和木町のゴミ処理は確かに分別がしっかりなさ
れておりまして、可燃ゴミは週2回回収されまして、周陽環境整備
組合で焼却されまして焼却灰になり、またそれを灰が使われると。
又プラスチック類は、岩国市のリサイクルプラザからここに搬入さ
れまして、再資源化が図られると。またその他の金属類、粗大ゴミ、
ガラス類、有害ゴミ、又、ペットボトルは大谷の和木町クリーンセ
ンターに搬入されましてここでリサイクルが行われます。
そしてリサイクルされない、出来ないゴミがこのセンターのすぐ
下のですね、谷間に最終処分場になりますけど、ここに埋め立てら
れる訳です。
先日、見学に行ってきたんですけど、中に入りまして、草や木々
が覆われてですね、直ぐにはここが最終処分場とは見分けがつきに
くいんですけど、匂いもありませんでしたが、しかしその土の中に
はですね、相当の量の廃棄ゴミが埋設されておるわけです。
ここは、管理型の最終処分場ということになっておりますけど、
ここの処分場の管理或いは、許容量又、水質検査等が行われている
とは思いますけど、この最終処分場の管理或いは許容量、どのくら
いもつのか、又水質検査についてですね、詳しい説明があれば課長
お願い致します。
議
長
藤中住民サービス課長。
藤中住民サ
最終処分場の始めに許容量でございますが、許容量は管理型処分
ー ビ ス 課 長 場ということで、平成6年に県とそれから岩国保健所でございます
が、2ヶ所に申請書、設置届出を出しております。
5年から20年、15年間の管理型処理場ということで、届出を
しております。その時に出しました許容量が机上計算でございまし
て、6万㎥でございます。
それから一般の不燃ゴミとか粗大ゴミの大きいゴミとか、それか
ら当時周陽環境整備組合から焼却灰でございます。これを年間約6
00t前後ですか、最終処分場、不燃ゴミの処理場に搬入していま
す。これが昭和56年から平成14年まででございます。
その当時の埋め立ての計算といいますか、あと幾らもつかという
計算をしておりますが、その時大体15年位の机上計算でございま
す。これは最短の年数で15年ということで出してございます。
しかし、焼却灰が平成15年度から先程議員申されましたように
宇部の方にセメントの原材料と致しまして、もうこちらの最終処分
場には入ってこなくなりましたので、処分量の数が㎥がだいぶ少な
くなってきております。
そこで、再計算といいますか、再試算をしましたところ約倍まで
いきませんが、大体、28年~30年くらいまだ可能といいますか、
最短距離でそのくらいじゃないかということで、試算を致しており
ます。以上です。
議
長
兼 本 議 員
兼本君。
今の昭和56年からですね、平成14年の間にですね、焼却炉か
ら焼却灰をですね、搬入して、年間600tですね。焼却灰を年間
600t、昭和56年から平成14年までこの最終処分場に埋設し
ているということですよね。
ご存知のようにですね、焼却灰っていうのは、高濃度の汚染が大
変心配されておりますし、進出水といって、水が地面の中に流れて
行って、地下水を汚染する、或いは土壌を汚染するということで、
現在はビニールシート、遮水シート、ビニールシートを1.5から
2㎜のですね、遮水シートを貼ってそれを流れ出るのを防ぐという
ようになっておりますけど、この十何年間ですね、年間600tの
焼却灰を埋めたという、この量は大変なものですけど、現在この遮
水シート、ビニールシートのようなものは底には貼られてないので
しょうか。
議
長
藤中住民サ
ービス課長
議
長
住民サービス課長。
初めにすみません、お断りします。
先程のご質問で、最終処分場の検査はどうだろうかということで
ございましたんで、ご答弁忘れておりましたけど、これは先に答弁
させて頂きます。
最終処分場につきましては、議員現地見られたということでよく
ご存知と思うんですが、ああいった形の処理場を設けまして、検査
につきましては、処理場の上部谷間に1箇所ございまして、それが
原流水として検査をしております。
それと処分場につきましては、処理したものを放流したものを処
分した放流した下流域で採取して検査しております。
それと、もう1箇所は、処分場のところに地下水の穴を開けまし
て地下水を取水しましてそれを検査しております。
合計、上流と下流とそれから地下水、3箇所検査しております。
先程ご質問の経緯のあれなんですけれど、それにつきましての検
査結果は、異常が出ておりません。
それと検査の回数なんかですが、これは国の基準等に従いまして、
回数それから方法等基準に則りましてやっております。
合わせて、ダイオキシンの検査でございますが、これにつきまし
ても年1回ほどやっております。これも基準値以下で問題は特にご
ざいません。
兼本君。
兼 本 議 員
遮水シートは、貼られていないという事ですよね。
議
藤中住民サービス課長。
長
藤 中 課 長
はい。
議
兼本君。
長
兼 本 議 員
議
長
遮水シートは貼られてない下の岩盤が強いという事で、貼られて
いないというふうに伺っておりますけど、やはりここは関ヶ浜の水
源の1つでもありますから、やっぱり汚染というのは何年後、何十
年後に出てまいりますので、やっぱり心配なことは心配なんですけ
ど、水質検査、ダイオキシン検査をやられているということですけ
ど、私も見ましたけどその水をですね、数十m下に溜めましてその
水を検査をしているというのを見せて頂きましたけど、この水質検
査とダイオキシン検査ですけど、水質検査は毎月やられているとい
うことですけど、これはどこの業者がやられているんでしょうか。
住民サービス課長。
藤 中 課 長
業者は専門業者でございますけど、名前はちょっと今。
議
兼本君。
長
兼 本 議 員
議
長
ちょっと間違ったら申し訳ないんですけど、水質検査をですね、
月に1回、建物の中で数値を取られておられるという事ですけど、
これをやられているのが、その上のですね、クリーンセンターでや
られているんではないかと思うんですけど、ちょっと詳しくは分か
らないんですけどね、その上のクリーンセンターの方がやられてい
るのではないかと思いますけど、どうでしょう。
住民サービス課長。
藤 中 課 長
管理はしておりますけど、検査は専門業者がやっております。
議
兼本君。
長
兼 本 議 員
勿論そこのクリーンセンター、ゴミをですね、捨てる方がですね、
その数値を取るというのは、全く問題が出るでしょうけど、専門の
方がですね、来られてやられているということですけど、やはりこ
の数値がですね、私達目にしておりませんし、こういう数値をです
ね、年に一辺やられたらですね、出来れば広報誌と、或いは何かの
形でですね、発表して頂いてですね、安全だという事を見せて頂き
たいなというふうに要望致します。
以上で質問終わるんですけど、ゴミ問題は実に地道な努力が必要
ですし、町民一人一人のですね、協力、そういうものも必要。また、
意識改革も欠かせませんし、大変な事であると思いますけど、実は
昨日ですね、私婦人会主催のですね、ふれあい親睦会というのにち
ょっと参加させてもらったんですけど、最後に講師をされました河
村先生という方がですね、ハチドリのひとしずくという話をされま
してですね、今私に出来ることという物語をされました。
ほんと小さな物語なんですけど、これはですね、ハチドリという
南米に住む口ばしのこうとんがった小さな鳥が森が火事になってで
すね、燃えている時に生き物たちがわれ先に逃げて行く、その中で、
このハチドリだけがですね、火事の上を行ったり来たりしている。
それは何をしているかというと、そのくちばしで水のしずくを一滴
ずつ運んでいると、そして火事の上にその一滴を落としていると。
動物たちがそれを見て笑って、そんなことをして一体何になるんだ
と、するとハチドリが答えまして、私は、私に出来ることをしてい
るだけだと。このようなことを、講師の方が言われましたけど、本
当に私達の環境問題というのは、地球温暖化問題もですけど、なか
なか大きな問題でちょっと立ち向かうには大きな問題のように見え
ますけど、生ゴミという身近な生活に密接したゴミをですね、ほん
と少しずつ、そんなことをして一体なんになるかと言われてもです
ね、やはり少しずつ減量して少なくして行くという努力を重ねてい
かなければいけないという、そのようなお話だったと解釈しており
ます。
ほんとにこの燃えていたその森は、地球ではなかったかというふ
うにも思っておりますし、私達が少しずつゴミを減量化するという
のが大事なことではないかなと考えました。
以上で、質問を終わります。有難うございました。
議
長
再質問がないようですので兼本信昌君の一般質問を終わります。