1・2年生用 - 京都造形芸術大学

■環境デザイン学科
【1・2年生用】
専門科目
コード
311901
221901
451903
341901
デ環
ザ境
イ
ン
学
科
341902
331901
351901
311902
321901
331904
◆「前期集中」は後期科目とあわせて3月に成績が確定します。
授業科目の名称
建築史Ⅰ
建築史Ⅱ
建築史Ⅲ
庭園史Ⅰ
庭園史Ⅱ
構造力学
建築一般構造Ⅰ
建築一般構造Ⅱ
建築法規
環境工学
住居論
551901 ランドスケープデザイン論
321902
451901
351902
651903
インテリアデザイン
都市史
環境デザイン概論
環境デザイン連続講座
単位数
履修可能
年次
必修 選択
1・2
2
1・2
2
1・2
2
1・2
2
1・2
2
1・2
2
1・2
2
1・2
2
1・2
2
1・2
2
1・2
2
開講曜日講時
登谷
柳沢
朽木
仲
S23
NA301
S23
S23
門藤
魚谷
岡本
池井
岡村
荒川
S22
S23
S23
S22
S23
S23
河合 佐々木
NA413
大石 辻村 二井
井口
専任教員
全6回
S23
S23
S22
NA401
1・2
2
後期
金
1・2
1・2
1・2・3・4
1・2・3・4
2
2
後期
後期
前期
通年
水
2
木
5
水
5
土
5・6
5/16㈰
6/11㈮
11/28㈰
5/16㈰
5/30㈰
6/27㈰
4/18㈰
5/9㈰
6/11㈮
5/30㈰
6/27㈰
7/25㈰
11/17㈰
2
2
教室
前期
水
1
後期
火
2
前期
木
5
前期
水
4
2010年度休講
後期
水
4
前期
水
3
後期
水
5
後期
水
1
前期
水
2
後期
水
3
701906 環境デザイン特講ⅠA
1
2
通年
集中
701907 環境デザイン特講ⅠB
1
2
前期
集中
701908 環境デザイン特講ⅠC
1
2
前期
集中
701901 環境デザイン特講Ⅱ
2・3
2
通年
集中
701902 環境デザイン特講Ⅲ
2・3
2
701903 環境デザイン特講Ⅳ
2・3
2
2
2
321903 専門英語
担当
5
前期
9/6㈪~9/9㈭
集中
4/10㈯
通年
10/9㈯
集中
10/10㈰
後期
水
2
前期
木
1・2
前半
木
3・4
+
木
1・2
後期
木
3・4
前半
佐々木 尼﨑 仲 下村 河合
ランドスケープデザインコー
ス学生対象
前田 中村 松岡 大西
建築デザインコース学生対象
仲 芹田 カウテルト
S24
藤井 長町
S24
前田
Bettina Langner -Teramoto
河合 中村
松岡 曽和
NA404
411905 デザイン基礎ⅡA
411906 デザイン基礎ⅡB
1
411907 デザイン基礎ⅢA
411908 デザイン基礎ⅢB
1
4
後期
後半
511901 フィールドワークA
511902 フィールドワークB
1
2
前期
前半
金
1・2・3・4 仲 高梨
M41
M42
511903 測量演習A
511904 測量演習B
1
2
後期
前半
金
1・2・3・4 仲 谷
M41
M42
701904 測量演習C
1
2
前期
集中
431901 環境デザインⅠA
431924 環境デザインⅠB
2
3
前期
前半
431902 環境デザインⅡA
431925 環境デザインⅡB
2
3
前期
後半
431903 環境デザインⅢA
431926 環境デザインⅢB
2
3
後期
前半
木
木
金
金
木
木
金
金
前期
後半
1・2
3・4
1・2
3・4
1・2
3・4
1・2
3・4
9/20㈪~
9/24㈮
木
3・4
金
1・2
金
3・4
木
3・4
金
1・2
金
3・4
3・4
木
1・2
金
3・4
金
─
518
─
日本庭園史
西洋庭園史
一級建築士受験資格必修科目
一級建築士受験資格必修科目
一級建築士受験資格必修科目
一級建築士受験資格必修科目
一級建築士受験資格必修科目
一級建築士受験資格必修科目
近代以降、都市デザイン系ラ
ンドスケープの思想・理論
インテリアデザインコース学
生対象
1
4
一級建築士受験資格必修科目
(左記3科目より2科目選択必修)
荒川 大石 八木
411903 デザイン基礎ⅠA
411904 デザイン基礎ⅠB
4
備考
荒川 中村
松岡 八木
八木 高矢 竹内
前田 高矢 竹内
前田 高矢 竹内
大石 高矢 竹内
小野 荒川
八木 松岡
松岡 浜本
浜本 小野
M41
M42
M41
M42
木工室
M41
M42
一級建築士受験資格必修科目
一級建築士受験資格必修科目
一級建築士受験資格必修科目
(編入生対象科目)
前田 松岡
荒川 後藤
前田 大石
八木 荒川
松岡 中村
松岡 横内
小野 中村
河合 前田
前田 河合
野口 宮原
一級建築士受験資格必修科目
M43
M44
一級建築士受験資格必修科目
M43
M44
一級建築士受験資格必修科目
M43
M44
一級建築士受験資格必修科目
コード
授業科目の名称
431904 環境デザインⅣ
単位数
履修可能
年次
必修 選択
2
3
411909 建築材料実験A
2
教室
後期
後半
木
金
金
3・4
1・2
3・4
小野 河合 徳田 松永
横内 曽和 徳田 赤西
横内 長谷川 大石 赤西
前期
木
1・2
後期
木
1・2
前期
木
1・2
松岡 西川
後期
木
1・2
松岡 石川
M43
M44
木工室
K41
実験室
K41
実験室
A51
A52
A51
A52
小牧
2
2
■2011年度以降開講予定科目
単位数
履修可能
年次
必修 選択
建築材料学
3・4
2
建築積算・施工
3・4
2
建築設備学
3・4
2
構造計画
3・4
2
建築計画論
3・4
2
インテリア計画論
3・4
2
ランドスケープ計画論
3・4
2
インテリア・コーディネート
3.4
2
地域計画論
3・4
2
環境保全論
3・4
2
造園法規
3・4
2
環境計画ⅠA・B・C
3
3
環境計画ⅡA・B・C
3
3
環境計画ⅢA・B・C
3
3
環境計画ⅣA・B・C
3
3
環境計画ⅤA・B・C
4
3
環境計画ⅥA・B・C
4
3
CADⅠA・B
3・4
2
CADⅡA・B
3・4
2
庭園実習Ⅰ
3・4
2
庭園実習Ⅱ
3・4
2
卒業研究
4
8
授業科目の名称
備考
一級建築士受験資格必修科目
一級建築士受験資格必修科目
一級建築士受験資格必修科目
一級建築士受験資格必修科目
一級建築士受験資格必修科目
一級建築士受験資格必修科目
(左記2科目より1科目選択必修)
一級建築士受験資格必修科目
一級建築士受験資格必修科目
一級建築士受験資格必修科目
─ 519 ─
備考
一級建築士受験資格必修科目
リテラシー(CADを含む)
環境
デザイン学科
コンピュータ演習A
コンピュータ演習B
コンピュータ演習C
コンピュータ演習D
担当
2
411910 建築材料実験B
411911
411912
411913
411914
開講曜日講時
■環境デザイン学科
【3・4年生用】
専門科目
コード
◆「前期集中」は後期科目とあわせて3月に成績が確定します。
授業科目の名称
311901 建築史Ⅰ
221901 建築史Ⅱ
341901 庭園史Ⅰ
庭園史Ⅱ
341902 構造力学
331901 建築一般構造Ⅰ
351901 建築一般構造Ⅱ
311902 建築法規
321901 環境工学
デ環
ザ境
イ
ン
学
科
551901 ランドスケープデザイン論
321902
411901
451901
451902
421901
251901
551902
421902
251902
421903
411902
インテリアデザイン
インテリア・コーディネート
都市史
建築材料学
建築積算・施工
建築設備学
建築計画論
インテリア計画論
環境計画論
地域計画論
環境保全論
造園法規
351902 環境デザイン概論
651903 環境デザイン連続講座
単位数
履修可能
年次
必修 選択
1・2
2
1・2
2
1・2
2
1・2
2
1・2
2
1・2
2
2・3・4
2
1・2
2
1・2
2
門藤
魚谷
岡本
池井
岡村
S22
S23
S23
S22
S23
河合 佐々木 2
2
2
後期
水
2
前期
木
1
後期
木
5
前期
木
5
後期
木
2
後期
火
5
後期
金
5
前期
木
2
前期
火
5
前期
木
2
前期
木
1
2010年度休講
前期
水
5
通年
土
5・6
5/30㈰
通年
6/27㈰
集中
7/25㈰
11/17㈰
前期
9/6㈪~9/9㈭
集中
4/10㈯
通年
10/9㈯
集中
10/10㈰
後期
水
2
前期
木
1・2
前半
木
3・4
+
木
1・2
後期
木
3・4
前半
2
2
2
2
2
2
2
2
701902 環境デザイン特講Ⅲ
2・3
2
701903 環境デザイン特講Ⅳ
2・3
2
2
2
1
4
411905 デザイン基礎ⅡA
411906 デザイン基礎ⅡB
1
411907 デザイン基礎ⅢA
411908 デザイン基礎ⅢB
1
4
1
2
フィールドワークA
フィールドワークB
測量演習A
測量演習B
S23
NA301
S23
1・2
3.4
1・2
3・4
3・4
3・4
3・4
3・4
3・4
3・4
3・4
3・4
1・2・3・4
1・2・3・4
2
511901
511902
511903
511904
登谷
柳沢
仲
後期
2
2
2
4
教室
前期
水
1
後期
火
2
前期
水
4
2010年度休講
後期
水
4
前期
水
3
後期
水
5
後期
水
1
前期
水
2
2
2・3
411903 デザイン基礎ⅠA
411904 デザイン基礎ⅠB
担当
1・2
701901 環境デザイン特講Ⅱ
321903 専門英語
開講曜日講時
金
5
大石 辻村 二井
藤井
井口
小牧
市居
小椋
松岡
藤井 長町
中村
(一)
尼﨑
前田
高梨 水上
専任教員
全6回
仲 芹田 カウテルト
Bettina Langner -Teramoto
河合 中村
松岡 曽和
荒川 中村
松岡 八木
1・2
3・4
1・2
3・4
八木 高矢 竹内
前田 高矢 竹内
前田 高矢 竹内
大石 高矢 竹内
後期
後半
木
木
金
金
1・2
3・4
1・2
3・4
小野 荒川
八木 松岡
松岡 浜本
浜本 小野
2
701904 測量演習C
1
2
431901 環境デザインⅠA
431924 環境デザインⅠB
2
3
前期
前半
431902 環境デザインⅡA
431925 環境デザインⅡB
2
3
前期
後半
431903 環境デザインⅢA
431926 環境デザインⅢB
2
3
後期
前半
金
1・2・3・4 仲 高梨
金
1・2・3・4 谷 仲
9/20㈪~
9/24㈮
木
3・4
金
1・2
金
3・4
木
3・4
金
1・2
金
3・4
木
3・4
金
1・2
金
3・4
─
520
─
日本庭園史
西洋庭園史
一級建築士受験資格必修科目
一級建築士受験資格必修科目
一級建築士受験資格必修科目
一級建築士受験資格必修科目
近代以降、都市デザイン系ラ
ンドスケープの思想・理論
S23
S23
S23
S21
一級建築士受験資格必修科目
S22
一級建築士受験資格必修科目
S21
一級建築士受験資格必修科目
NA403
一級建築士受験資格必修科目
S11
(左記3科目より1科目選択必修)
S24
KE23・24
S22
NA402
S22
NA401
S24
前田
木
木
金
金
1
日本本建築史
世界建築史
藤井 長町 前期
後半
前期
前半
後期
前半
前期
集中
NA413
備考
NA404
M41
M42
一級建築士受験資格必修科目
M41
M42
木工室
一級建築士受験資格必修科目
M41
M42
M41
M42
M41
M42
一級建築士受験資格必修科目
(編入生対象科目)
前田 松岡
荒川 後藤
前田 大石
八木 荒川
松岡 中村
松岡 横内
小野 中村
河合 前田
前田 河合
野口 宮原
一級建築士受験資格必修科目
M43
M44
一級建築士受験資格必修科目
M43
M44
一級建築士受験資格必修科目
M43
M44
一級建築士受験資格必修科目
コード
授業科目の名称
431904 環境デザインⅣ
431905
431906
431907
431908
431909
431910
431911
431912
431913
環境計画ⅠA
環境計画ⅠB
環境計画ⅠC
環境計画ⅡA
環境計画ⅡB
環境計画ⅡC
環境計画ⅢA
環境計画ⅢB
環境計画ⅢC
単位数
履修可能
年次
必修 選択
2
3
開講曜日講時
担当
教室
木
金
金
木
金
金
木
金
金
木
金
金
木
金
3・4
1・2
3・4
3・4
1・2
3・4
3・4
1・2
3・4
3・4
1・2
3・4
3・4
1・2
M43
M44
木工室
M22
M24
M36
M22
M24
M36
金
3・4
小野 河合 徳田 松永
横内 曽和 徳田 赤西
横内 長谷川 大石 赤西
中村 吉武 辻村
松岡 河合 辻村
松岡 佐々木 馬河 大石
小野 内堀 荒川
小野 河合 八木
横内 佐々木 馬河 荒川
小野 下村 大石
松岡 井口 辻村
井口 前田 安原
井口 仲 大石
中村 河合 辻村
中村 前田 佐々木
馬河 荒川 八木
後期
後半
3
3
前期
前半
3
3
前期
後半
3
3
後期
前半
431914 環境計画ⅣA
431915 環境計画ⅣB
431916 環境計画ⅣC
3
431917 環境計画ⅤA
431918 環境計画ⅤB
431919 環境計画ⅤC
4
3
前期
前半
木
金
金
3・4
1・2
3・4
尼﨑 佐々木 仲 河合
前田 横内 中村 松岡 小野
大石 荒川 辻村 八木
431920 環境計画ⅥA
431921 環境計画ⅥB
431922 環境計画ⅥC
4
3
前期
後半
木
金
金
3・4
1・2
3・4
尼﨑 佐々木 仲 河合
前田 横内 中村 松岡 小野
大石 荒川 辻村 八木
前期
木
1・2
2
2
後期
木
1・2
前期
木
1・2
松岡 西川
後期
木
1・2
松岡 石川
3
411909 建築材料実験A
小牧
411910 建築材料実験B
411911
411912
411913
411914
311903
331902
311904
331903
311905
311906
コンピュータ演習A
コンピュータ演習B
コンピュータ演習C
コンピュータ演習D
CADⅠA
CADⅡA
CADⅠB
CADⅡB
庭園実習Ⅰ
庭園実習Ⅱ
701905 アーキテクトスクール
431923 卒業研究
2
2
3・4
3・4
3・4
3・4
3・4
3・4
2
2
2
2
2
2
3・4
2
4
後期
後半
8
前期
前期
後期
後期
前期
後期
水
水
水
水
水
水
9/10㈮
前期 9/11㈯
集中 9/13㈪
~15㈬
1・2
3・4
1・2
3・4
1・2・3・4
1・2・3・4
1・2・3・4 高崎
木
金
金
後期
─
家成
香川
松岡
松岡
尼﨑 田中 橋本 高梨
尼﨑 田中 神藤 高梨
521
3・4
1・2
3・4
─
尼﨑 佐々木 仲 河合
前田 横内 中村 松岡 小野
大石 荒川 辻村 八木
備考
一級建築士受験資格必修科目
一級建築士受験資格必修科目
一級建築士受験資格必修科目
M22
M24
M36
デ環
ザ境
イ
ン
学
科
M22
M24
M36
M11
M21
M23-a
M23-b
M11
M21
M23-a
M23-b
K41
実験室
K41
実験室
A51
A52
A51
A52
NA011
NA012
NA012
NA011
A52
M11
M21
M23-a
M23-b
一級建築士受験資格必修科目
一級建築士受験資格必修科目
一級建築士受験資格必修科目
リテラシー(CADを含む)
【進級条件】
以下の通り、学年終了時の科目履修及び単位修得状況において、上の年次へ進級条件を設けます。
◆2009・2010年度生
2年次への進級条件 「デザイン基礎Ⅰ」
「デザイン基礎Ⅲ」を修得
3年次への進級条件 「環境デザインⅠ」
「環境デザインⅡ」「環境デザインⅢ」を修得
環境
デザイン学科
4年次への進級条件
①卒業合計単位数が90単位以上修得済みであること。
②「環境計画Ⅰ」
「環境計画Ⅱ」「環境計画Ⅲ」を修得済みであること。
◆2008年度生
2年次への進級条件 「デザイン基礎Ⅰ」
「デザイン基礎Ⅱ」「測量演習」を修得
3年次への進級条件 「環境デザインⅠ」
「環境デザインⅡ」「環境デザインⅢ」を修得
4年次への進級条件
①卒業合計単位数が90単位以上修得済みであること。
②「環境計画Ⅰ」
「環境計画Ⅱ」を修得済みであること。
◆2007年度生
4年次への進級条件
卒業合計単位数が90単位以上修得済みであること。
◆2009年度の2年次編入生(転学科・転コース生もこれに準ずる)
3年次への進級条件 「環境デザインⅠ」
「環境デザインⅡ」「環境デザインⅢ」を修得
4年次への進級条件
①卒業合計単位数が90単位以上修得済みであること。
②「環境計画Ⅰ」
「環境計画Ⅱ」を修得済みであること。
◆2009年度の3年次編入生(転学科・転コース生もこれに準ずる)
4年次への進級条件
卒業合計単位数が90単位以上修得済みであること。
◆2010年度の2年次編入生(転学科・転コース生もこれに準ずる)
3年次への進級条件 「環境デザインⅠ」
「環境デザインⅡ」「環境デザインⅢ」を修得
4年次への進級条件
①卒業合計単位数が90単位以上修得済みであること。
②「環境計画Ⅰ」
「環境計画Ⅱ」「環境計画Ⅲ」を修得済みであること。
◆2010年度の3年次編入生(転学科・転コース生もこれに準ずる)
4年次への進級条件
①卒業合計単位数が90単位以上修得済みであること。
②「環境計画Ⅰ」
「環境計画Ⅱ」を修得済みであること。
─ 522 ─
<専門科目>
建築史Ⅰ
登谷伸宏
前期 水曜 1講時
建築史Ⅱ
311901
柳沢究
後期 火曜 2講時
■テーマ
日本建築史を読み解く
221901
■テーマ
「空間実験史としての建築史」
■授業計画
① 日本建築史の方法と視角
② 日本建築入門
③ 「日本建築史」の成立
④ 飛鳥・奈良時代の寺院建築
⑤ 天台・真言宗の建築
⑥ 顕密仏教の展開と寺院建築
⑦ 古代の神社建築
⑧ 古代の都市住宅
⑨ 中世仏堂の成立とその空間・機能
⑩ 大仏様・禅宗様の建築
⑪ 中世都市から近世都市へ
⑫ 近世の寺社建築
⑬ 日本建築の技術
⑭ 歴史的建造物と都市・集落の保存
■テキスト
『日本建築史図集』新訂第二版、日本建築学会編、彰国社、
¥2,625
■参考書・参考文献
『 日 本 建 築 史 』 建 築 学 の 基 礎 6、 後 藤 治、 共 立 出 版、
¥4,095
■到達目標
自分たちの身の回りに存在する建築や都市は、どのよう
に成立・展開してきたのだろうか。その答えを、建築・
都市遺構や文字・絵画史料を解読することにより見つけ
られるようになって欲しい。そのための基礎的な力を身
につけることを目標とする。
■評価方法
レポート(2回)、出席 (評価内訳)第1回レポート
30%、第2回レポート50%、出席20%
■授業概要
建築の歴史とは、人々が理想の世界を実現するために、
あるいはより良い生活を営むために、建築空間を手段と
して繰り返してきた実験の歴史でもある。
本講義では、古代から近代に至る西洋建築の展開を空間
的実験の歴史として捉え、時代的条件をふまえながら概
観していく。その作業を通じて、歴史的建築の読解方法
を学ぶとともに、人間の営みと建築の普遍的な関係につ
いて考えていきたい。これは現代における建築のあり方
を考えることに通じる。
各時代の代表的建築について、空間構成を中心に、社会
的・文化的・技術的背景との関係から詳述する。現代建
築や非西洋の建築との関係にも積極的に触れていきた
い。
■授業計画
① イントロダクション
② ギリシャ建築
③ ローマ建築
④ 初期キリスト教建築・ビザンティン建築
⑤ ロマネスク建築
⑥ ゴシック建築
⑦ ルネサンス建築
⑧ 非西洋の建築:イスラーム建築
⑨ バロック建築
⑩ 18∼19世紀の建築
■テキスト
プリントを随時配布する
■参考書・参考文献
『西洋建築様式史』、堀内正昭他、美術出版社、2,625円
『西洋建築史図集』、日本建築学会、彰国社、2,625円
『図説、西洋建築史』、陣内秀信他、彰国社、2,940円
そのほか講義の進行に応じて参考図書を紹介する。
■到達目標
①ある建築(西洋建築や歴史的建築に限らない)を前に
して、その時代的特徴を読み取り、建築がつくられた
背景や後代への影響に想いを馳せる姿勢を身につける
こと。また、そのための基礎知識を身につけること。
②その結果として、海外旅行(有名観光地のほとんどは
歴史的建築である!)
が10倍楽しめるようになること。
■評価方法
出席・授業参加度 50%、中間レポート20%、期末レポー
ト30%
※欠席は3回で単位不可。遅刻・早退は認めない。
※芸術教養科目の「建築と文明」と同一科目。重複、再
履修不可。単位は専門科目のみに加算される。
─ 523 ─
環境
デザイン学科
■授業概要
日本建築史がある種の物語であることを理解した上で、
日本列島において建築・都市がどのように成立し、時代
とともに如何なる空間的・機能的展開を遂げたのかを
辿っていく。それとともに、その背景となる各時代の社
会・文化や建築技術のあり方についても考えていきたい。
建築史Ⅲ
朽木順綱
前期 木曜 5講時
庭園史Ⅰ
451903
仲隆裕
前期 水曜 4講時
341901
環境
デザイン学科
■テーマ
近・現代建築史を学ぶ。
■テーマ
日本庭園の歴史と様式
■授業概要
建築史全体における近代建築の位置づけを理解し,その
特質を学ぶ。近代建築を作品と思想の両側面から概観し,
現代の建築において何が乗り越えられ,何が継承される
べきかを問う。
1年次生に限り履修可能。
■授業概要
日本庭園は、大地の上に石や水、植物といった自然の要
素によって、自然風景をモチーフとした空間を構築する
ところに特徴がある。すでに古墳時代から祭祀の空間と
して営まれ、仏教文化の影響をうけつつ、生活空間とし
て、遊興の場として、儀礼の場として、さまざまな様式
がうみだされてきた。現在も住宅の庭、社寺の庭、公共
空間の庭などは私たちの環境を豊かにする環境デザイン
である。本講義では、人と自然と時間の共同制作である
日本庭園の歴史と様式を学び、今後のデザインの可能性
を探ってゆく。
■授業計画
① 近代とはいかなる時代か
② 科学・技術と建築
③ 近代と建築・都市
④ 芸術運動と近代建築
⑤ 建築運動の国際的展開
⑥ 巨匠の時代1
⑦ 巨匠の時代2
⑧ 近代建築と地域性
⑨ 近代建築への懐疑
⑩ 近代建築の批判的継承者たち
⑪ ポスト・モダンという考え方
⑫ 近代建築の新しい課題
⑬ 近代建築から現代建築へ
■テキスト
『テキスト 建築の20世紀』、本田昌昭、末包伸吾(編著)、
学芸出版社、3,570円
■参考書・参考文献
使用しない ■授業計画
① 日本庭園の特質
② 身近な庭園空間を考える
③ 日本庭園の様式:池庭、枯山水、露地
④ 日本庭園の史的展開⑴ 奈良時代以前
⑤ 日本庭園の史的展開⑵ 平安時代
⑥ 日本庭園の史的展開⑶ 鎌倉・室町時代
⑦ 日本庭園の史的展開⑷ 江戸時代
⑧ 和風住宅庭園(書院造庭園)のデザイン
⑨ 露地(茶庭)のデザイン
⑩ 枯山水のデザイン
⑪ 廻遊式庭園のデザイン
⑫ 都市環境デザインと庭園
⑬ 歴史的庭園の保存と修復のデザイン
■テキスト
『造園史』、尼
■到達目標
近代建築の成立背景を理解した上で,その作品と思想と
を自らの視点で論述,批評できる力を身につける。
■評価方法
レポート課題に出席日数等の受講姿勢を考慮して評価す
る。
[参考]※原則として下記の採点方法をとる。総合評価
(100点満点)=出席点(40点満点×出席率)+レポート
課題(60点満点×評価)
博正ほか、京都造形芸術大学、¥2,100
■参考書・参考文献
授業中に指示する
■到達目標
日本庭園の各様式の特徴を理解する。庭園設計・施工の
基礎となるデザイン思想を身につける。
■評価方法
出席・授業への参加度(出席カードの採点)、授業内小
テスト
─ 524 ─
構造力学
後期 水曜 4講時
門藤芳樹
建築一般構造Ⅰ
341902
魚谷繁礼
前期 水曜 3講時
331901
■テーマ
建築をかたちづくる基本を学ぶ
■授業概要
造形デザインにあたって基礎となる力学を理解し、構造
の知識を習得する。講義の前半では、基礎的な力学を学
び、後半では、実際の建築設計のなかで力学がどのよう
に扱われているかを概観する。
配布資料による講義が授業の中心となる。
■授業概要
設計から施工に至る建築の品質を高める要素として、
様々な建築分野での深い知識は欠かせない。本講では、
今後修めるべきより高度で専門的な学問・技術を習得し
ていく上で必要とされる、基礎的な建築知識を身に付け
ることを目指す。授業では、理解を進める方法として、
歴史上節目とされる建物、あるいは身近に見られる建物
を題材にして幅広い側面から見直し、技術と表現の歴史
的な流れの中で一般構造、構法に対する理解を深めてい
きたい。
■授業計画
① オリエンテーション
② 「強さ」と「変形」
③ 力の釣合いと応力⑴
④ 力の釣合いと応力⑵
⑤ フックの法則と応力度
⑥ 単純梁の設計
⑦ 構造の安定と不安定
⑧ 実際の建築と構造力学
⑨ 木質構造
⑩ 鉄骨構造
⑪ 鉄筋コンクリート構造
⑫ 期末テスト
■授業計画
① 建築構造の概要
② 自然素材と構造形式
③ 木構造
④ 組積造
⑤ 近代建築を支える構法
⑥ 鉄骨構造
⑦ 鉄筋コンクリート構造
⑧ その他の構造
⑨ 屋根・開口部・外装
■テキスト
『はじめてまなぶ ちからとかたち 構造入門教材』、
日本建築学会、丸善、1995円
■テキスト
使用しない
■参考書・参考文献
適宜、講義中に紹介する。
■参考書・参考文献
構造用教材、日本建築学会、1,937円
その他適宜、講義中に紹介する。
■到達目標
造形デザインに必要となる構造力学の基礎を理解する。
構造技術者に限らず、実務上必要と思われるレベルの力
学を習得する。
■評価方法
出席40%、成績評価60%
■到達目標
建築を構成する基本的な要素・材料、構造形式に対する
ベーシックな知識を習得し、建築設計において感覚的に
活用できる能力を身につける。
■評価方法
出席率と、レポートまたは期末試験を総合的に評価する。
─ 525 ─
環境
デザイン学科
■テーマ
建築一般構造Ⅱ
後期 水曜 5講時
岡本克彦
建築法規
351901
後期 水曜 1講時
■テーマ
素材と架構と空間特性
■授業概要
建築構造に関する一般的な事項を身につける。木質構造・
鉄筋コンクリート構造・鉄骨構造など、各種建築構造に
ついて、構造計画を行うのに必要な基本的事項を学ぶ。
環境
デザイン学科
■授業計画
木質構造・鉄筋コンクリート構造・鉄骨構造それぞれの
素材について学習し、構法や架構型式について簡明な実
験を交えながら理解を深め、それらを活かす構法につい
て学習する。その上で、各構法の代表的な建築事例を映
像や図面で学習し、その特徴や性格を実態的に理解する。
そして、それぞれの構法の特徴とそれが建築空間に及ぼ
す影響とを比較し、考察する。
① 素材と架構による空間認識 ② 組積造とアーチ ③∼④ 木質構造の可能性 ⑤∼⑥ コンクリート構造の自由な造形
⑦∼⑧ 軽やかな鉄骨造
⑨∼⑩ 空間と架構デザイン
⑪∼⑫ 空間と架構デザイン
⑬ 空間と架構デザイン
■テキスト
『ヴィヴィッド・テクノロジー─建築を触発する構造デ
ザイン』、小野暁彦・門脇哲也・乾陽亮、学芸出版社
■参考書・参考文献
インフォーマル/セシル・バルモンド、エレメント/セ
シル・バラモンド、フラックス・ストラクチャー/佐々
木睦朗など
その他適宜、講義中に紹介する。
池井健
311902
■授業概要
建築基準法関連法規を具体的な事例を含め考察し、身近
なものとしてとらえる。また、法律を通して京都の景観
について考える。
■授業計画
① 建築基準法概論
② 用語の定義
③ 集団規定
④ 単体規定
⑤ 申請手続き
⑥ 建築士法
⑦ 都市計画法
⑧ 景観法
⑨ その他演習
■テキスト
『建築法規用教材』、社団法人日本建築学会、丸善株式会
社、¥1,995
■参考書・参考文献
使用しない ■到達目標
建築基準法、建築士法、都市計画法を中心に建築関係法
令を理解する。建築デザインと法令規制との関係を学び、
建築基準法などの規制による必要最低限の設計にとどま
らず、より優れた建築を提案するための視点を養う。
■評価方法
出席評価40%(出席20%、内容20%)定期試験60%
■到達目標
木構造・鉄筋コンクリート構造・鉄骨構造など、それぞ
れの構造・構法の特徴を理解し、建築デザインの中に活
かすことが出来る能力を身につける。
■評価方法
出席率と期末レポート、制作品等を総合的に評価する。
─ 526 ─
環境工学
岡村圭子
前期 水曜 2講時
住居論
321901
荒川朱美
後期 水曜 3講時
■テーマ
「建築における環境」
331904
■テーマ
「すまいと町並み─伝統と現代」
■授業概要
明治以降、建築家によりつくられた日本の住宅の流れを
辿ることにより、日本の住宅が抱える様々な問題を発見
し、それに対する回答を学ぶ。また、日本および海外の
すまいと町並みをスライドにより概観しながら、それぞ
れの国の現状と課題、将来像について考えていく。地域
や風土とすまいの関わり、歴史や社会背景を通してみる
すまいの意味など、いろいろな視点から、すまいと町並
みを解剖していく。
■授業計画
① ガイダンス、環境と共生する建築
② 熱の伝導・対流・放射現象
③ 人の温熱感に影響する要因
④ 外界気象と建物環境
⑤ 日照の季節変化と建物環境
⑥ 日影図の作成
⑦ 建物の熱性能
⑧ 熱貫流率の計算
⑨ 湿気・結露と湿り空気線図
⑩ 室内の空気汚染と換気・通風
⑪ 水の利用と給排水設備
⑫ 光と視覚
⑬ 採光と照明
⑭ 音響学の基礎
⑮ 建物内の騒音対策の技術
■授業計画
① 日本のすまい─近代住宅への歩み1
② 日本のすまい─近代住宅への歩み2
③ 日本のすまい─新興建築と日本的なるもの1
④ 日本のすまい─新興建築と日本的なるもの2
⑤ 日本のすまい─戦後モダンリビング1
⑥ 日本のすまい─戦後モダンリビング2
⑦ 日本のすまい─都市居住の思想1
⑧ 日本のすまい─都市居住の思想2
⑨ 日本のすまい─個のすまい1
⑩ 日本のすまい─個のすまい2
⑪ トルコのすまいと町並み
⑫ 北欧のすまいと町並み
⑬ 京都─まとめにかえて
■テキスト
使用しない
■テキスト
「生活環境学」
岩田・上野・高橋・二宮・光田・吉澤 著、井上書院、
3150円
■参考書・参考文献
使用しない ■到達目標
学生が自分の住環境を、授業で学ぶ環境工学の枠組みで
捉えなおすことで、環境工学の重要性と現状の問題を実
感をもって認識し、環境に配慮した計画・設計・空間デ
ザインへの姿勢を養うこと。
■参考書・参考文献
使用しない ■到達目標
さまざまな視点からすまいを見ることにより、住宅に関
する既成概念を払拭する。また、過去の事例から住宅設
計における思想や作法を学び、各自の設計課題において
展開できるよう、知識として身につける。
■評価方法
授業への参加度・レポート。授業への参加度が低い場合
は、レポートを提出しても欠点となる場合がある。
■評価方法
出席20%、課題とレポート(計4回)80%で評価。
─ 527 ─
環境
デザイン学科
■授業概要
建築と環境の関係を学習し、その現状を認識し、環境の
課題を理解すること。授業では、建築環境を構成してい
る空気、光、熱、湿気、音の基礎と、建物内におけるそ
れらの諸現象を学び、実際の住環境の問題を把握する。
また、演習課題とレポートを通して、日照・日射の住環
境への影響、建物の熱性能指標の計算および水の衛生・
設備について理解を深め、環境と融合した計画・設計・
空間デザインが出来ることを目指す。
ランドスケープデザイン論
後期 金曜 5講時
佐々木葉二
河合健
インテリアデザイン
551901
後期 水曜 2講時
■テーマ
ランドスケープデザインの史的展開と現代における実践
環境
デザイン学科
■授業概要
19世紀半ばから始まった近代ランドスケープデザインの
国内のみならず、海外の最も先端的な動きを紹介しつつ、
そのデザイン思想について考える。特にその造形プロセ
スを学ぶことによって、人間と自然環境との関わりのあ
り方をいかに表現できるか、またその空間把握と構成の
本質的手法を一貫した流れに沿って総合的に習得する。
講義に出席することによって自分自身に備わっていた洞
察力を発見し、高め、それを表現できる契機としての鋭
敏な感性を手に入れることがこの講義の主要目的であ
る。
■授業計画
① 都市とランドスケープの起源(1850年代以前)
② 近代ランドスケープデザインの幕開け(1850年代∼
1900年代)
③ 都市とランドスケープデザインの結合(1900年代)
④ 日本のランドスケープデザインの幕開け(1910年代)
⑤ ランドスケープ・モダニズムの胎動(1920∼1930年代)
⑥ ランドスケープ・モダニズムの展開と実践(1950∼
60年代)
⑦ エコロジーからアートとしてのランドスケープへ
(1970∼1990年代)
⑧ 都市の魅力を広場に<ランドスケープの造形言語を
発見せよ!>。
⑨ 大地のデザイン<語らぬ大地に語らせよ!>。
⑩ エコロジーのデザイン<建設から顕現される風景
へ!>。
⑪ 記憶のランドスケープデザイン<追憶を回避し体験
する空間へ!>。
⑫ 情報のランドスケープデザイン<メッセージをかた
ちに!>。
⑬ ランドスケープデザインと芸術<見えないものを見
る!>。
⑭ 新たなランドスケープ表現に向けて<四つのキー
ワード>。
大石義一・辻村久信
二井るり子
321902
■テーマ
カーテンやカーペットを選び家具をレイアウトするだけ
では、インテリアデザインとは言えない。建築を理解し、
環境を読み解き、ライフスタイルを提案すること、人々
の生活に潤いと刺激を与える魅力的な空間を創造するこ
とが求められる。この授業では、インテリアデザインに
おけるさまざまなエレメント(要素)の構造とデザイン、
住空間におけるインテリアデザインの考え方などについ
て、北欧の先進的な福祉住環境のインテリアを取り上げ、
色彩と照明の果たす役割について考えるとともに、福祉
住環境におけるインテリアデザインの重要性について学
ぶ。
■授業概要
インテリアデザインとは何か、人々の生活に潤いと刺激
を与える空間とはどのような空間なのか。今後、様々な
課題をとおしてその答えを探すための、基礎となる考え
方を獲得する。
■授業計画
①∼⑥ インテリア空間のエレメントデザイン(大石義一)
⑦∼⑩ インテリアデザインの現在(辻村久信)
⑪∼⑬ 北欧の福祉住空間(二井るり子)
■テキスト
使用しない
■参考書・参考文献
使用しない ■到達目標
インテリアデザインの基礎となる知識と考え方を習得す
ること。
■評価方法
授業への参加度と課題レポートにより評価する。
■テキスト
『ベーシックスタディ・ランドスケープデザイン』
佐々木葉二他、昭和堂、¥3,675
■参考書・参考文献
『建築学テキスト 建築概論─建築・環境のデザインを
学ぶ』、佐々木葉二他、学芸出版社、¥3,150
■到達目標
講義時に行うレポート課題を確実に消化することによ
り、ランドスケープデザイン言語とモダニズム・ランド
スケープ理論の概要が理解できること。
■評価方法
レポート評価+出席点の総合評価
─ 528 ─
インテリア・コーディネート
藤井香織
前期 木曜 1講時
都市史
411901
井口勝文
後期 木曜 5講時
■テーマ
インテリアデザインのポジションとはなにか。
デザインにおける歴史とマテリアルのポイントを学び、
先人の知恵を現代のデザインにどのように生かすべき
か。
それらを理解した上で、実際の住空間や店舗のインテリ
アデザインの現場のあり方を学び自身の目標と社会での
あり方を明確にしてほしい。
■テーマ
「都市と都市建築のデザインを考える」
■授業概要
日本には都市を美しくつくろうという文化が無かった。
したがって美しい都市を構成する単位となるべき個々の
建築・(都市建築)を認識する文化も無かった。その結
果が今の壊滅的な都市風景の状況をもたらしている。都
市と建築の美しさを知るには、「都市とは何か」を知ら
なければならない。そのためには、人類の原点にまでさ
かのぼる都市の歴史を知ることから始めなければならな
い。そして今我々が生きている現代都市の行くへを展望
しなければならない。
■授業計画
優れた家具メーカーの製品作りの努力は現代まで空間に
おおきな影響を与えてきた。
北欧家具の素材及びディテールを学び、空間への影響力
を掴む。
■授業計画
① 都市とは何か─建築から都市へ・文明の誕生
② 黄河文明における都市と都市建築の誕生
③ 日本における都市と都市建築の歴史(古代から近世
まで)
④ メソポタミア、ナイル、インダス文明における都市
と都市建築の誕生
⑤ 地中海文明における都市と都市建築の歴史
⑥ ローマ世界∼ヨーロッパ中世の都市と都市建築の歴
史
⑦ 近代都市の誕生と近代の都市建築
⑧ バロックの都市と都市建築
⑨ 産業革命と世界都市の誕生
⑩ モダニズムの都市と都市建築
⑪ 日本におけるモダニズムの都市と都市建築
⑫ 都市の美しさとは何か
■テキスト
使用しない
■テキスト
使用しない
■参考書・参考文献
デ ン マ ー ク デ ザ イ ン の 国、 島 崎 信、 学 芸 出 版 社、
¥2.625■到達目標
積極的に家具へのきょうみを深める。
■評価方法
授業への参加度と課題レポートにより評価する。
■参考書・参考文献
『 都 市 の デ ザ イ ン 』、 井 口 勝 文( 共 著 )、 学 芸 出 版 社、
¥2,600
■到達目標
都市とは何か、美しい都市とは何か、それはどのように
してつくられるのか。そのようなことをデザインの課題
として認識すること。
■評価方法
授業の終わりに毎回提出する小レポートを評価し、その
平均点に出席率をかけたものを最終評価点とする。
評価点 =[レポート評価の平均点]×[出席率]
─ 529 ─
環境
デザイン学科
■授業概要
① インテリアデザインにおける家具Part1
② インテリアデザインにおける家具Part2
③ インテリアにおける基本のマテリアル
④ インテリアにおける光の効果
⑤ インテリアにおけるテキスタイルとアーティスト作
品について
⑥ 住宅をデザインするにおいて必要とされるもの
⑦ 住宅のデザイン(実践編)
⑧ レストランのデザイン(実践編)Part1
⑨ レストランのデザイン(実践編)Part2
⑩ 店舗デザイン(実践編)
⑪ テナントビルと百貨店
⑫ 実社会でのインテリアデザイナーの役割
⑬ あなた達がめざすべきところ
451901
建築材料学
前期 木曜 5講時
小牧健男
建築積算・施工
451902
後期 木曜 2講時
■テーマ
「建築材料の特性を知る」
421901
■テーマ
建築施工・積算
環境
デザイン学科
■授業概要
建築構造躯体の形式として一般的な鉄筋コンクリート
造・鉄骨造・木造の材料であるコンクリート・鋼材・木
材の材料特性(製造法・品質・強度・耐久性など)につ
いて学ぶ。重力・風・地震などの外力に対して建築構造
躯体が安全かどうか確認するためには、その剛性、体力
についても把握しておく必要があり、長期間に亘って存
在していく上では、耐久性についても理解しておく必要
がある。
■授業計画
以下に示す項目についてテキストをもとに学習し、与え
られた課題に取り組むことによって習熟を図る。
1.コンクリート
⑴セメント・骨材・混和材料・調合設計・フレッシュ
コンクリート
⑵強度・中性化・クリープ・乾燥収縮
2.鋼材
⑴原料と製造法
⑵応力─歪関係・温度と強度・酸化
3.木材
⑴木材の種類
⑵繊維の方向と強度・含水率・クリープ
⑶集成材
4.その他の材料の主要特性
■テキスト
『建築材料用教材』、日本建築学会、丸善株式会社、1,995
円
■授業概要
建築施工・積算の管理に関する諸活動を体系的に概観す
る。また建築設計と各種建築工事の関係から基礎知識を
習得する。授業内容の一部を実際の工事現場で確認する。
■授業計画
① 総論1 設計監理業務と施工管理業務の役割 積算
のもととなる予算計画と試算、決算
② 総論2 見積・注文 工程、品質、安全など現場管
理に必要な業務
③ 仮設工事及び地盤調査、土工事、基礎工事等
④ 基礎工事及び杭工事・地盤改良工事
⑤ 躯体工事1 木工事
⑥ 躯体工事2 鉄骨工事
⑦ 躯体工事3 鉄筋コンクリート工事
⑧ 屋根・外壁工事及び防水・板金・左官工事等
⑨ 建具工事及び金物・ガラス・塗装工事
⑩ 造作工事及びタイル・石・内装・雑工事
⑪ 給排水衛生設備工事及び電気工事
⑫ 外構工事
⑬ 解体工事及び廃棄物処理
⑭ 施工現場見学
⑮ 施工・積算に関する問題演習
⑯ 建築施工の今後 請負とCM(コンストラクション・
マネージメント)
■テキスト
使用しない
■参考書・参考文献
使用しない ■参考書・参考文献
『建築材料学』、三橋博三他、共立出版、3,465円 ■到達目標
建築業務の現場で必要な、建築材料に関する専門的知見
を獲得する。
■評価方法
出席率、受講姿勢及び毎回のレポートで評価する。
市居博
■到達目標
1・建築施工・積算の管理に関する諸業務を理解できる
こと
2・各種工事の概要を理解し要点を説明できること
3・建築施工の今後について請負とCMを正しく把握す
ること
■評価方法
上記1,2,3に関する達成度を定期試験(70%)と出席
率・受講姿勢(30%)により評価する。
ただし合格の対象としない欠席条件は25%を超えるもの
とする。
─ 530 ─
建築設備学
後期 火曜 5講時
小椋大輔
建築計画論
251901
後期 金曜 5講時
■授業概要
建築設備のうち環境制御手法として重要な空調設備、照
明設備を中心として、建築設備全般について講義を行う。
建築デザインを行う者に必要となる建築設備の概要の理
解、建築設備システムの要点、基礎知識の習得に努め、
建築設備が建築設計とどのように関わり、建築物におい
てどのように位置づけられているか理解することを目的
とする。
■テキスト
講義で配布する資料等に加え、以下に示すような参考書・
参考文献により、各自理解を深めることを希望する。
■参考書・参考文献
・『建築設備学教科書』、建築設備学教科書研究会、彰国
社
・『建築環境工学』、浦野良美ほか、森北出版
・『ポイントで学ぶ建築環境・設備学読本』、田中毅弘、
技術書院
・『最新建築環境工学』、田中俊六ほか、井上書院
・『最新建築設備学』、田中俊大ほか、井上書院
■到達目標
建築設備の要点と基礎知識を学び、建築物における設備
システムの位置づけを理解する。設備システム・環境制
御手法を考慮した、よりよい生活空間・環境を設計・デ
ザインするための基礎力を養う。
551902
■授業概要
建築計画とは、人間がこの世界に住まうことを見定めつ
つ、建設を実現に向けて見とおし計画するということで
あり、環境世界、人間、建築そのものの全般にわたる。
環境・風土・歴史・文化などや材料・構法・構造・施工
などの条件・コスト・法律・近隣関係などの制限、用途
に応じた機能・意味や価値など建築の目的など様々な現
実を整理、分析、調停し、私たちが世界に共に住まうべ
くそれらを建築へと全一的に総合していく方法を考え
る。
■授業計画
① 建築─計画─論について
② 建築-ビルディングタイプごとに考察 「住宅」
③ 「集合住宅」
④ 「美術館他」
⑤ 建築と構造・技術
⑥ 建築と環境
⑦ 人間の寸法とスケール
⑧ 「学校、図書館」
⑨ 「宿泊、業務施設」
⑩ 都市のオープンスペース
⑪ 建築の要素について
⑫ 総論
■テキスト
使用しない
■参考書・参考文献
使用しない ■到達目標
建築─計画と複雑かつ多次元にわたる諸条件や関係を整
理し、環境世界における人間的事象として総合的、全一
的に把握し理解する。
■評価方法
出席・レポート試験
■評価方法
出席率および、期末レポートにより評価する。
─ 531 ─
環境
デザイン学科
■授業計画
下記分野の講義を行う。
① 建築設備の概要
② 空調設備
空調設備の概要、室内温熱環境、空気線図、熱負荷・
熱負荷計算、空調システム
③ 照明設備
照明設備の概要、視環境・光環境の基礎、照明方式、
照明計画・照明計算
④ 給排水設備
給排水設備の概要、給湯設備・排水設備、衛生設
備
⑤ 電気設備
電気設備の概要、搬送設備・動力設備
松岡聡
インテリア計画論
藤井秀雪・長町志穂
環境計画論
中村一・尼﨑博正
木曜
デ環
ザ境
イ
ン
学
科
■テーマ
建築内部空間を構成する基本的要素の研究
■テーマ
風景をつくる
■授業概要
インテリアデザインは、まずその建築空間の特質を把握
するところから始まる。物のかたちや色、テクスチャー
やバランス、そういった建築の特質を理解し、操作する
ことから、内部空間のデザインが可能となる。この授業
では、内部空間を構成する要素として色彩と照明に着目
し、詳細に学ぶ。
■授業概要
前半では、造園(ランドスケープ)とは何かという問題を、
その歴史的展開、現在での状況、造園の一連の過程すな
わち計画、設計、施工、管理へとつながる全体像、そし
て最後に造園独自の貢献としての風致デザインの特質を
論じる。
後半では、「人と自然と時間の共同作品」である伝統的
日本庭園を、「創造する伝統」という視点から、その自
然観・素材感を通じて論じるとともに、作庭及びランド
スケープデザインの思想について考察する。
■授業計画
① 建築と内部空間
②~⑥ インテリアにおける色彩計画
⑦~⑬ インテリアのライティングデザイン
■授業計画
<中村一 担当>
① 庭園の起源
② 公園の発達
③ 造園計画
④ 造園の施工と管理
⑤ 風景と風致
⑥ まとめ
<尼﨑博正 担当>
⑦ 創造する伝統素材と対話
⑧ 日本庭園と自然
⑨ 発想の転換
⑩ 時代性と独自性
⑪ 日本庭園の不易と流行
⑫ 『作庭記』論 ⑬ 「市中の山居」 の思想
■テキスト
「建築の色彩設計法」、社団法人日本建築学会・編、丸善
株式会社
■参考書・参考文献
使用しない ■到達目標
内部空間を構成する基礎的要素とそれらの果たす役割に
ついて学ぶ。
■評価方法
出席およびレポート試験による評価
■テキスト
『風景をつくる』、中村一・尼﨑博正、昭和堂、¥2,600
■到達目標
テキスト『風景をつくる』を理解した上で、各自が独自
の視座をもつ。
■評価方法
尼﨑:出席及びレポート 100%
中村:筆記試験
─
532
─
地域計画論
前田博
前期 木曜 2講時
環境保全論
421903
髙梨武彦・水上貴之
前期 木曜 1講時
■テーマ
「地域の計画と環境デザイン」
411902
■テーマ
「森林と都市におけるランドスケープデザインによる環
境保全」
■授業計画
① まちづくりと地域デザイン―考え方と進め方 ② 地域とは?都市とは?―様々な地域、様々な集落・
地域の構造
③ 地域計画とは?―地域計画・国土計画・都市計画・
農村計画
④ 地域特性の把握―地域特性把握の目的と方法/調査
結果の整理・加工・評価
⑤ 都市計画の基本―地域地区・地区計画・都市再開発・
総合設計制度
⑥ 環境問題の基礎知識(温暖化・公害・生物多様性など)
⑦ エコシステムと社会システム
⑧ コモンズとまちづくり
⑨ 環境まちづくり(サステナブル・ディベロップメン
ト)
⑩ 景観まちづくりと観光まちづくり
■テキスト
毎回プリントを配布する。
■授業概要
地球温暖化をはじめとする環境問題は、今や人類にとっ
て最も深刻な問題となり、自然と共生できるライフスタ
イルの実現や大量廃棄社会から循環社会への転換は、21
世紀の最重要課題となった。本講義では、様々な領域で
考察されている環境保全について、特に環境デザインに
直接関係するテーマを採り上げ(歴史環境や自然環境の
保全と活用、建築・都市建設における省エネ・省資源な
ど)、それぞれの専門家がオムニバス形式で論じる。
■授業計画
① 森林の種類
② 森林の働き(公益的機能と評価)
③ 森林の利用(観光・レクリエーション・林産)
④ 森林の取り扱い1(施業概説)
⑤ 森林の取り扱い2(森林風致施業)
⑥ 都市におけるランドスケープと環境保全の変遷
⑦ アーバンフリンジにおける環境保全(大規模緑地/
里山など)
⑧ 都市景観の形成とランドスケープ
⑨ ランドスケープによるヒートアイランド現象の緩和
⑩ ランドスケープによる低炭素都市づくり
⑪ 都市における生物多様性の確保
■テキスト
適宜、配布する。
■参考書・参考文献
使用しない ■参考書・参考文献
『最新 環境緑化工学』、森本幸裕・小林達明編、朝倉書店。
その他、授業中に紹介する。
■到達目標
地域デザインが必要とされる社会の現状を知り、その基
礎的なデザイン手法を理解する。
■評価方法
出席とレポート
出席点50%、授業毎のレポート50%。ただし、70%に満
たない者は授業放棄とみなす。
■到達目標
広範に及ぶ環境問題の諸相を理解し、環境デザインの実
践において必要な環境保全と緑化・森林に関する知見を
獲得する。
■評価方法
授業中の試験・レポート・出席
─ 533 ─
環境
デザイン学科
■授業概要
山や川等の自然、田園と村落、そして都市。これらは全
てお互いに関連しあいながら地域の姿を形づくってい
る。そのような地域をどう理解し、計画するか?基本的
な考え方を解説する。また、さまざまな環境問題を抱え
る現代における、まちづくりや環境デザインのあり方に
ついて具体的に示す。
環境デザイン概論
環境デザイン学科
専任教員全員
前期 水曜 5講時
環境デザイン連続講座
学外特別講師
前期3回 土曜 18:30∼
後期3回 土曜 18:30∼
351902
651903
■テーマ
「環境デザイン学科レクチャーシリーズ」
■テーマ
「教員の仕事を通してみる環境デザインの現在」
環境
デザイン学科
■授業概要
環境デザイン学科専任教員によるリレー方式の授業。各
教員が自分の研究や制作をとおして環境デザインを多角
的に検証する。教員自らのリアルな問題意識と、その解
決に向けての試行錯誤のプロセスを語ることにより、環
境デザインの現在を伝える。
■授業計画
① 前田 博(建築デザイン)
② 河合 健(ランドスケープデザイン)
③ 大石義一(インテリアデザイン)
④ 松岡 聡(建築デザイン)
⑤ 佐々木葉ニ(ランドスケープデザイン)
⑥ 小野暁彦(建築デザイン)
⑦ 尼 博正(ランドスケープデザイン)
⑧ 八木 隆(インテリアデザイン)
⑨ 中村勇大(建築デザイン)
⑩ 曽和治好(ランドスケープデザイン)
⑪ 荒川朱美(インテリアデザイン)
⑫ 仲 隆裕(ランドスケープデザイン)
⑬ 横内敏人(建築デザイン)
■授業概要
環境デザイン分野の第一線で活躍する学内外のデザイ
ナー・研究者による年7回の特別講義。建築家、インテ
リアデザイナー、ランドスケープアーキテクトなど、6
名の講師を招き、それぞれの仕事をとおして、環境をデ
ザインするとはどういうことかを具体的に学ぶ。講義終
了後、成果をレポートにまとめ提出する。
■授業計画
① 6月12日㈯ 講師:坂牛 卓(建築家)
② 6月26日㈯ 講師:忽那裕樹
(ランドスケープアーキテクト)
③ 7月10日㈯ 講師:小泉 誠
(インテリアデザイナー)
④ 10月9日㈯ 講師:岡田学造(建築家)
⑤ 11月13日㈯ 講師:西田正徳
(ランドスケープアーキテクト)
⑥ 12月4日㈯ 講師:権藤 旭
(インテリアデザイナー)
■テキスト
使用しない
■テキスト
使用しない
■参考書・参考文献
使用しない ■参考書・参考文献
使用しない ■到達目標
教員の研究や制作をとおして、環境デザイン領域の広さ
と深さを理解する。その上で、学生自らの環境デザイン
に対する問題意識をあきらかにし、学習意識を高める。
■到達目標
環境をデザインするとはどういうことなのか、講師の仕
事をとおして具体的に学び、環境デザインに対する自分
なりの視点の獲得を目指す。
■評価方法
毎回の課題レポート提出により評価する。
■評価方法
毎回の小レポート提出による評価。
─ 534 ─
環境デザイン特講ⅠA
荒川朱美
大石義一
八木隆
通年集中 5/16㈰、6/11㈮、11/28㈰
環境デザイン特講ⅠB
701906
前期集中 5/16㈰、5/30㈰、6/27㈰
■テーマ
体験するインテリアデザイン
701907
■テーマ
■授業計画
①5月16日㈰ 町家探訪
②6月11日㈮ 素材研究
③11月28日㈰ インテリア・エレメント及びショップ・
ファサード研究
■テキスト
使用しない
■参考書・参考文献
使用しない ■到達目標
①日本の伝統的な室内意匠の特徴を知る。
②様々な素材の特徴や用途を知る。
③設備機器や家具など、インテリアを構成する要素につ
いての知見を得る。また、ショップ・ファサードを蒐集し、
分析を行う。
■授業概要
京阪神地域における環境デザインの実例を現地見学によ
り紹介する。建築、都市計画、ランドスケープデザイン
が一体となった事例にも焦点を当てながら、次代に求め
られる環境デザインへの理解を深める。1回1日完結型
とし、年3回実施する。
■授業計画
日程(予定であり変更の場合もあります)
第1回 5月16日㈰ (担当:仲)
歴史的庭園の保存と修復
・平等院庭園
・宇治の歴史的街区とまちづくり計画
第2回 5月30日㈰ (担当:佐々木、河合)
大阪市における現代の環境デザイン
・梅田ガーデンシティ
・エント、他
第3回 6月27日㈰ (担当:尼崎、下村)
七代目小川治兵衛(植治)の庭
・無隣庵
・可有荘
■テキスト
使用しない
■参考書・参考文献
使用しない ■到達目標
環境デザインの実例から、建築、都市計画、ランドスケー
プデザインを一体のものとして学ぶ。これからの環境デ
ザインの社会的役割と可能性について、各自の知見を得
る。
■評価方法
出席、参加姿勢、レポートの提出内容を合わせて総合的
に評価する。
─ 535 ─
環境
デザイン学科
■授業概要
日本の伝統的な室内意匠について、あるいはインテリア
デザインを構成する素材や設備機器・家具などの要素に
ついて、実際に町家や社寺、工房・工場などを訪れ学習
する。実物に触れ、体験し、また居住者や技術者の話を
聞くことにより、実社会で通用するインテリアデザイン
の知識を得る。後日レポートを作成することにより、見
聞した内容をまとめ、考察する。
なお、現地までの交通費・見学料などは自己負担となる。
■評価方法
出席(3回すべて出席すること) 50%
レポート 50%
佐々木葉ニ
尼 博正・仲隆裕
下村泰史・河合健
環境デザイン特講ⅠC
大西國太郎
前田博・中村勇大
松岡聡
前期集中 4/18㈰、5/9㈰、6/11㈮
701908
■授業概要
京阪神地域における環境デザインの実例を現地見学によ
り紹介する。建築・ランドスケープデザインが一体となっ
た事例にも焦点を当てながら、時代に求められる環境デ
ザインへ理解を深める。1回1日完結型とし、年3回実
施する。
環境
デザイン学科
■授業計画
日程(予定であり変更の場合があります。)
第1回 4月18日㈰ (担当:松岡)
京都のアート・建築リソースめぐり+現代建築
見学
第2回 5月9日㈰ (担当:前田)
京都の重要伝統的建造物群保存地区の見学
・上賀茂神社と上賀茂社家町
・祇園新橋∼石塀小路∼産寧坂
第3回 6月11日㈮ (担当:中村)
京都の古建築巡り
・茲照寺─清水寺─三十三間堂─東福寺
■テキスト
プリントを配布する。
■参考書・参考文献
使用しない ■到達目標
伝統的な建築と町並み、および現代建築の実例に学ぶ。
そして環境デザインの社会的役割と可能性についての知
見を得る。
■評価方法
出席、参加姿勢、レポートの提出内容を総合的に評価す
る。
環境デザイン特講Ⅱ
仲隆裕・芹田彰
ウィーべ カウテルト
通年集中 5/30㈰、6/27㈰、7/25㈰ 701901
11/17㈰ 1∼4講時
■テーマ
庭園探訪
■授業概要
京都や近畿圏の歴史的庭園、現代庭園、公園緑地を実地
に探訪し、その空間的特徴や都市緑地としての社会的役
割について学ぶ。また、オランダを中心としたヨーロッ
パにおけるランドスケープデザインの実例を通して、環
境デザインの今後の展開について考究する。学外では現
地集合、現地解散となる。集合場所は実施日の1週間前
までに学科掲示板に掲出するので事前に確認すること。
なお、見学料の一部(2,000円程度)と現地までの交通費
とは各自の負担とする。見学先の都合等によって予定が
変更になることもある。
■授業計画
① 5月 滋賀県、国宝彦根城と玄管楽々園の見学。江
戸時代中期、彦根藩主が造営した玄官園では、
大名庭園の特徴を学ぶ。あわせて城下町にお
ける文化財の保存と活用について議論する。
② 6月 京都市の公園緑地の見学。宝ヶ池公園を探訪
し、公園施設の計画・設計手法を学ぶ。
③ 7月 京都市の公園緑地の見学。水景が復元された
堀川を探訪し、あわせて二条城二の丸庭園を
見学する。
④ 11月 教室において、ヨーロッパの最新のランドス
ケープデザイン事例を学ぶ。 ■テキスト
使用しない
■参考書・参考文献
使用しない ■到達目標
歴史的庭園の観賞法、公園緑地施設と公園計画に関する
基礎知識の習得
■評価方法
出席・授業への参加度、成果物(各回レポートの提出)
─ 536 ─
環境デザイン特講Ⅲ
藤井秀雪<環境色彩計画>
長町志穂<ライティングデザイン>
前期集中 9/6㈪・9/7㈫(長町) 9/8㈬・9/9㈭(藤井)
<長町>
■テーマ
「ライティングデザイン」
701902
<藤井>
■テーマ
「環境色彩計画」
■授業計画
① 光に触れる:身近な存在である光の様々な事例を通
して、あらためて人と光の関係を認識
する。
② 光を知る:ライティングデザインの実例を通して、
光による空間創出の実例を紹介。
③ 光を創る:独創性のある、
計画、
企画の立案を通して、
自ら光の創造性を探究する。
■授業概要
都市や農村の景観に関する関心が高まっている。そのと
き環境色彩の調査、計画が重要な課題であることが最近
ようやく強く認識されるようになってきた。。授業では
環境色彩計画を実践するために必要な色彩の基本的な知
識を紹介した後、環境色彩計画の手法についての講義・
演習を行う。講義の中では環境色彩計画の事例等も紹介
する。講義の後、京都のまちの環境色彩調査・分析の演
習を行う。
■授業計画
① 色彩の基本
② 環境色彩計画の実際
③ 環境色彩調査分析
④ 環境色彩計画
■テキスト
使用しない
■テキスト
使用しない
■参考書・参考文献
「都市と光」、石井リーサ明理著、水曜社、¥2,500、「照
明デザイン入門」ISDN978-4-7678-0623-5、★ナレッジ、
¥1,900
■到達目標
光を「触れる」「知る」「創る」の3つのステップを通し
て光の魅力を知る。環境照明デザインの基礎的知識を習
得する。
■参考書・参考文献
「建築の色彩設計法」、社団法人日本建築学会・編、丸善
株式会社、¥3,400
■到達目標
環境色彩計画に必要な色彩学の基礎的な知識を習得し、
さらに実際の環境色彩調査・設計手法を習得する。
■評価方法
出席30%、演習課題70%
※出席が70%以下の演習課題は受理しない。
■評価方法
小レポート
※出席が70%以下のレポートは受理しない。
─ 537 ─
環境
デザイン学科
■授業概要
都市や農村における景観に関する関心が高まっている。
そのとき環境照明の調査、計画は重要な課題である。我々
の生活の中で最も身近な存在である「光」。この魅力的
な素材を「ライティングデザイン」という職能を切り口
に関心を高め、創造活動の幅をさらに押し広げていただ
きたい。
環境デザイン特講Ⅳ
前田博
通年集中 4/10㈯、10/9㈯・10㈰ 1∼4講時
専門英語
701903
Bettina
Langner-Teramoto
後期 水曜 2講時
■テーマ
「文化環境のデザイン」
321903
■テーマ
「環境デザインのための英語」
■授業概要
近畿圏および近隣地域にある優れた環境デザイン事例を
見学し、知見を広める。デジタルカメラとスケッチブッ
クを持参すること。また、交通費・宿泊費等(約25,000円)
は、自己負担となる。
環境
デザイン学科
■授業計画
①∼④ テーマ:花の名所・吉野山の景観構造
4月10日㈯8:00 京都駅近鉄中央改札口
(2F)集合 近鉄線で吉野へ
近鉄吉野→ケーブルカー→吉野山(下
千本・中千本・上千本・奥千本)→近
鉄吉野で解散(18:30頃)
⑤∼⑫ テーマ:北陸の古都の環境デザイン
10月9日㈯
8:40 京都駅JR北改札口集合 JR線
で金沢へ
金沢駅(昼食)→金沢21世紀美術館→
ひがし茶屋街→主計町(金沢泊)
10月10日㈰
9:00 主計町出発→暗がり坂→尾張
町→大手堀→白鳥道→兼六園桂坂口→
兼六園散策(昼食)
→金沢城公園石川門→菱櫓-五十間長屋
→中央公園→香林坊→柿木畠→長町武
家屋敷群→玉川図書館
→金沢駅で解散(17:00頃)
■授業概要
庭園、建築、インテリアを扱った英語の雑誌や本を読み、
環境デザインに関連する英語の語彙や表現を学習する。
インターネットでデザイナーや作品を英語で検索して、
プロフィールをクラスに紹介する。DVDを使用して映像
と音声を通して専門英語を習得する。各自が設計したり、
デザインした作品を英語でプレゼンする練習を行う。
■授業計画
① 授業・シラバスを紹介、学生自身の目標を紹介する
② 庭園、建築、インテリア雑誌を読む。キーワードを
理解する。
③ 住宅と庭の図面のキーワードを英語で記入する。
④ 専門分野の英語テキストを読む。キーワードやパ
ターン化した英語表現に注目する。
⑤ 世界で活躍するデザイナーとその作品をDVDで見
る。デザイナープロフィールや作品を英語で理解す
る練習。
⑥ 各学生がデザイナープロフィールを英語で作成し、
グループでPPの映像を使って発表する。
⑦ ポートフォリオ作成法を説明。
⑧ ポートフォリオ作成。
⑨ 英語プレゼン方法を説明する。練習。
⑩ 各学生によるポートフォリオの英語プレゼンテー
ション。
■テキスト
使用しない
■テキスト
「吉野山の景観構造」、前田博・佐藤裕治、
プリントを配布する
■参考書・参考文献
使用しない 自己負担金額が大きいので、注意すること。
履修定員は25名前後。3年次生を優先し、先着順とする。
早退は認めないので、開講期に所用がある者は履修しな
いこと。
遠距離を歩くので、歩きやすい靴と服装で参加すること。
荷物も、持ち歩きやすくコンパクトにまとめること。
雨天が予想される場合は、雨具を用意すること。
■到達目標
現地研修で観察・記録した結果をまとめ、レポートを作
成する。
■参考書・参考文献
「 和 英 建 築 用 語 表 現 辞 典 ─Japanese─English Terminology and Collocation Dictionary of Architecture and Building Construction」 星 野 和
弘、彰国社、1988、4,800円
『 ア ー ト の 英 語 ─60 English Keywords for Art( 実 践
アートシリーズ)』、佐藤実、ギャラリーステーション、
2,400円
■到達目標
自分が専攻する環境デザインの分野を英語で語るように
なること、またその分野のキーワードを理解する。
■評価方法
出席・授業参加度 50%、課題・発表 50%
■評価方法
出席(全て出席していること)50%
レポート提出50%
─ 538 ─
デザイン基礎ⅠA
デザイン基礎ⅠB
河合健・中村勇大
松岡聡・曽和治好
荒川朱美・八木隆
ⅠA 前期前半+後期前半 木曜 1・2・3・4講時
ⅠB 前期前半+後期前半 木曜 1・2・3・4講時
デザイン基礎ⅡA
デザイン基礎ⅡB
411903
大石義一・前田博
八木隆・高矢聡
竹内秀典
ⅡA 前期後半 木・金曜 1・2・3・4講時 411905
ⅡB 前期後半 木・金曜 1・2・3・4講時 411906
411904
■テーマ
身体スケールの環境デザイン
■テーマ
建築設計製図の基礎を学ぶ。
■授業計画
近代建築の平面図・立面図・断面図をトレースし、近代
の建築作品の空間的特質に触れ、図面の持つ意味を習得
する。その図面をもとに模型を制作し、模型と図面相互
の空間把握を通して、さらに深く建築空間の理解を促す。
■テキスト
『 環 境 デ ザ イ ン 基 礎〔 建 築 〕』、 鈴 木 盛 也、 昭 和 堂、
¥3,000
『コンパクト・設計資料集成』、日本建築学会編、丸善(株)、
¥4,800(¥5,040)
■参考書・参考文献
使用しない ■到達目標
・製図法を習得し、建築設計の基礎となる図面表現を身
につける。
・図面における線や寸法の意味を学ぶ。
・建築デザインを学ぶにあたって、建築作品の事例を「み
て」「まねる」ことから、設計製図の基礎を体得し、建
築物の形態や成り立ちを理解する。
■評価方法
出席・授業への参加度、制作物(課題)による評価に提
出期限の厳守、合評でのプレゼンテーションを加えた総
合評価。
■授業計画
1週∼3週 人体の計測と模型(1/5)の制作、アイデ
アスケッチ20連発、エスキス、スタディ模
型の作成(1/5)
3週∼4週 エスキス、スタディ模型の作成(1/5)、三
面図・原寸図の作成
5週∼6週 制作(墨付け、切断と加工、組み立て、仕
上げ)
7週∼ 合評と学内作品展
■テキスト
デザイン基礎Ⅰと同じ。
『 環 境 デ ザ イ ン 基 礎〔 建 築 〕』、 鈴 木 盛 也、 昭 和 堂、
¥3,000
『コンパクト・設計資料集成』、日本建築学会編、丸善(株)、
¥4,800(¥5,040)
■参考書・参考文献
使用しない ■到達目標
人間の身体とモノや環境との関わり、イメージの実現ま
でのプロセス、素材へのアプローチなどについて、理解
を深める。
■評価方法
出席・授業への参加度、制作物(課題)による評価に提
出期限の厳守、合評でのプレゼンテーションを加えた総
合評価。
─ 539 ─
環境
デザイン学科
■授業概要
建築図面のトレース・模型制作を通じて,図面表記のルー
ル・記号・図法を理解し、3次元の空間と2次元の図面
間の変換の過程や方法を習得する。
■授業概要
環境デザインは広い範囲の地域を扱うデザイン分野でも
あるが、どんな場合も人間の大きさに基づくスケール感
を大切にしなくてはならない。この分野の初心者である
1年次生には、先ず自分自身のための椅子の制作によっ
て、このスケール感を体得してもらう。与えられた素材
で、いかに体重を支えることのできる構造を生成するか、
自身と椅子によって生じる小宇宙をどのように造形する
か…。構想から制作までの体験を通じて、デザインのプ
ロセス、そして楽しさと苦しさも理解できる。家具の実
作に不可欠な三面図や原寸図の書き方も習得する。
デザイン基礎ⅢA
デザイン基礎ⅢB
荒川朱美・小野暁彦
松岡聡・浜本規子
八木隆
ⅢA 後期後半 木・金曜 1・2・3・4講時
ⅢB 後期後半 木・金曜 1・2・3・4講時
フィールドワークA
フィールドワークB
仲隆裕・髙梨武彦
A 前期前半 金曜 1・2・3・4講時
B 前期前半 金曜 1・2・3・4講時
411907
411908
511901
511902
■テーマ
「京都都市景観における自然と文化の表現」
■テーマ
小さな庭のあるアトリエの設計
環境
デザイン学科
■授業概要
「小さな庭のあるアトリエ」を設計する課題を通して、
環境デザインを学ぶものとしての基礎的な空間認識力を
習得する。インテリアから建築、ランドスケープへと連
続する空間を設計することにより、領域にとらわれない
広い視野と発想力を身につける。また、プレゼンテーショ
ンのための技法(図面・ドローイング・模型等)を磨き、
合評の場で展開していく。
■授業計画
1週∼2週 構想
3週∼6週 設計・制作
7週 合評
■テキスト
『 環 境 デ ザ イ ン 基 礎〔 建 築 〕』、 鈴 木 盛 也、 昭 和 堂、
¥3,000
『コンパクト・設計資料集成』、日本建築学会編、丸善㈱、
¥4,800(¥5,040)
■参考書・参考文献
建築知識1998年5月号別冊『緑のデザイン図鑑』、建築
知識㈱¥3,990
■到達目標
環境デザインの基礎となる表現技法を発展させるととも
に、合評での効果的なプレゼンテーションについて学ぶ。
■評価方法
出席・授業への参加度、制作物(課題)による評価に提
出期限の厳守、合評でのプレゼンテーションを加えた総
合評価。
■授業概要
我々の日常的な生活空間は多くの要素で構成されてい
る。なかでも豊かな自然環境要素そして歴史文化の集積
する京都における人文環境要素に焦点を絞り、フィール
ドの中で「体感する」「つかみとる」ことを通じて、環
境デザインのありようを考究する。同時に、外部環境の
計画に必須である植物の特徴とその生育環境についての
基礎知識を、フィールドにて身につけていく。
現地集合が多いので、事前に掲示を確認すること。
■授業計画
① ガイダンス:京都の都市骨格の把握(都市地図のよ
みかた)
② 環境と植生(清水寺)
③ 東山の自然と文化(大文字山)
④ 北山の自然と文化(京都府立植物園と円通寺の借景
庭園)
⑤ 嵐山の自然と文化(嵐山の景勝と天龍寺庭園)
⑥ 宮廷の文化(京都御苑の自然と公家の庭園)
⑦ 都市の自然
■テキスト
使用しない
■参考書・参考文献
使用しない ■到達目標
都市の多様な空間構成要素を観察し、分析・評価するこ
とを通じデザイン力を涵養する
■評価方法
出席・授業への参加度、小レポート課題及び制作物(課
題「私の環境デザインブック」)による評価
─ 540 ─
測量演習A
測量演習B
測量演習C
仲隆裕・谷帆奈美
A 後期前半 金曜 1・2・3・4講時
B 後期前半 金曜 1・2・3・4講時
前田博・松岡聡
前期集中 9/20㈪∼9/24㈮
511903
511904
701904
■テーマ
「環境を図化する」
■テーマ
環境を図化する
■授業計画
① 測量の原理(講義)、トランシット・トータルステー
ションの操作法
② 巻尺・コンベックスによる水のみ場・室内の実測・
製図(縮尺1/20)
③ 平板測量による松麟館の実測・製図(縮尺1/100)
④ レベル測量による松麟館断面図の作成(縮尺1/100)
⑤ 疏水分線の断面図作成(縮尺1/50)
■授業計画
① 測量の原理(講義)
② 巻尺・コンベックスによる水のみ場の実測・製図(縮
尺1/20)
③ 平板測量による松麟館の実測・製図(縮尺1/100)
④ レベル測量による松麟館断面図の作成(縮尺1/100)
■テキスト
使用しない
(プリントを配布)
■テキスト
使用しない(プリントを配布)
■参考書・参考文献
使用しない ■参考書・参考文献
使用しない ■到達目標
・スケール感覚を身につけること
・住宅および庭園の実測図および断面図を作成する基礎
を習得すること
■到達目標
・スケール感覚を身につけること
・住宅および庭園の実測図および断面図を作成する基礎
を習得すること
■評価方法
出席・授業への参加度、制作物(課題)による評価
■評価方法
出席・授業への参加度、制作物(課題)による評価
─ 541 ─
環境
デザイン学科
■授業概要
環 境 デ ザ イ ン の 設 計 は、 通 常 実 物 大 で は な く1/100、
1/200、1/1000など事物を縮小した図面で行われる。こ
れを適切に行うには、スケール感覚を十分に養っておか
ねばならない。本演習では、身近な空間を対象として実
際にその長さや奥行き、高さを計測して縮小図を作成す
ることにより、環境デザインの設計に必要なスケール感
覚を身につけることを目的とする。さらに、実測によっ
て空間を構成する要素や素材、構造、意匠を詳細に観察・
分析する力をも身につける。なお実習に際しては製図用
具、コンベックスを持参すること。
■授業概要
環 境 デ ザ イ ン の 設 計 は、 通 常 実 物 大 で は な く1/100、
1/200、1/1000など事物を縮小した図面で行われる。こ
れを適切に行うには、スケール感覚を十分に養っておか
ねばならない。本演習では、身近な空間を対象として実
際にその長さや奥行き、高さを計測して縮小図を作成す
ることにより、環境デザインの設計に必要なスケール感
覚を身につけることを目的とする。さらに、実測によっ
て空間を構成する要素や素材、構造、意匠を詳細に観察・
分析する力をも身につける。なお実習に際しては製図用
具、コンベックスを持参すること。
環境デザインⅠA
環境デザインⅠB
大石義一・荒川朱美
後藤圭美・前田博
八木隆
ⅠA:前期前半 木曜 3・4講時 金曜 1・2・3・4講時
ⅠB:前期前半 木曜 3・4講時 金曜 1・2・3・4講時
環境デザインⅡA
環境デザインⅡB
中村勇大・松岡聡
横内敏人・小野暁彦
ⅡA:前期後半 木曜 3・4講時
金曜 1・2・3・4講時
ⅡB:前期後半 木曜 3・4講時
金曜 1・2・3・4講時
431901
431924
■テーマ
「カフェ」の設計を通して建築設計製図の基礎的技術を
習得する。
環境
デザイン学科
■授業概要
「カフェ」の設計課題をとおして、建築設計製図の基礎
的技術を習得するとともに、調査から計画、設計までの
一連のプロセスを学ぶ。
与えられた条件設定の中で空間を構成し、人の行動(ア
クティビティ)と空間の結びつき(関係性)を考察する。
京都市街という環境の特性を把握した上で、基本となる
構造があらかじめ設定されているという制約の下、賑わ
いあるいは安らぎの場となる「カフェ」を構想し、図面
に表現する技術を修得する。
■授業計画
第1週 課題説明・現地調査
第2週 コンセプト作成
第3週 エスキース・中間チェック
第4∼6週 図面および模型制作
第7週 合評
431902
431925
■テーマ
「小住宅」の設計を通して建築設計製図の基礎的技術を
習得する。
■授業概要
「小住宅」の設計課題をとおして、建築設計製図の基礎
的技術を習得するとともに、調査から計画、設計までの
一連のプロセスを学ぶ。図面作成と模型制作を併用して
計画手法を習得し実践する。
■授業計画
第1週 課題説明・現地調査
第2週 コンセプト作成
第3週 エスキース・中間チェック
第4∼6週 図面および模型制作
第7週 合評
■テキスト
使用しない
■参考書・参考文献
使用しない ■到達目標
「小住宅」の設計を通して、建築設計製図の基礎的技術
を習得する。住空間と人との関係性を図面と模型にまと
め、第3者に伝える能力を身につける。
■テキスト
使用しない
■参考書・参考文献
使用しない ■到達目標
小規模商業施設の設計を通して、建築設計製図の基礎的
技術を習得する。場から与えられる情報を読み取る能力、
自らの考えを構築する能力、そしてそれを図面にまとめ
る能力を身につける。
■評価方法
出席・授業への参加度、制作物(課題)による評価に提
出期限の厳守、合評でのプレゼンテーションを加えた総
合評価。
■評価方法
出席・授業への参加度、制作物(課題)による評価に提
出期限の厳守、合評でのプレゼンテーションを加えた総
合評価。
─ 542 ─
環境デザインⅢA
環境デザインⅢB
前田博・河合健
野口健一郎・宮原克昇
環境デザインⅣ
ⅢB
■テーマ
「小公園」の設計を通して建築設計製図の基礎的技術を
習得する。
曽和治好・横内敏人
小野暁彦・大石義一
河合健・松永尚悟
赤西信哉・徳田正樹
長谷川弘直
■テーマ
下記の課題よりひとつ選択し、制作する。
課題1 「家具のデザイン」 課題2 「二世帯住宅の設計」
課題3 「都市の茶庭の設計」 ■授業概要
休息施設・便所等の建築物を含む小公園の設計課題をと
おして、建築設計製図の基礎的技術を習得するとともに、
調査から計画、設計までの一連のプロセスを学ぶ。繁華
街の小さなオープンスペースを利用し、新たな機能を
持った公園として再生させる。図面作成とあわせて、模
型制作を中心とした計画手法を習得し実践する。
■授業概要
環境デザインⅣでは、課題1~3のうちからひとつを選
択し、調査から計画、設計までの一連のプロセスを学ぶ。
課題1 「家具のデザイン」は、「しきる」というテーマ
で空間を構成する家具をデザインし、制作する。
課題2 「斜面地住宅の設計」は、傾斜地を活用した住
宅の設計を行う。
課題3 「都市の茶庭の設計」は、都心における安らぎ
の場としての小空間を設計する。
■授業計画
第1週 課題説明・現地調査
第2週 コンセプト作成
第3週 エスキース・中間チェック
第4~6週 図面および模型制作
第7週 合評
■授業計画
第1週 課題説明・現地調査
第2週 コンセプト作成
第3週 エスキース・中間チェック
第4~6週 図面および模型制作
第7週 合評
■テキスト
使用しない
■参考書・参考文献
使用しない ■テキスト
使用しない
■到達目標
小公園の設計を通して、建築設計製図の基礎的技術を習
得する。場から与えられる情報を読み取る能力、自らの
考えを構築する能力、そしてそれを図面にまとめる能力
を身につける。
■参考書・参考文献
使用しない ■到達目標
環境デザインにおける基礎的技術の習得とともに、場か
ら与えられる情報を読み取る能力、自らの考えを構築す
る能力、そしてそれを表現する能力を身につける。
■評価方法
出席・授業への参加度、制作物(課題)による評価に提
出期限の厳守、合評でのプレゼンテーションを加えた総
合評価。
■評価方法
出席・授業への参加度、制作物(課題)による評価に提
出期限の厳守、合評でのプレゼンテーションを加えた総
合評価。
─
543
─
デ環
ザ境
イ
ン
学
科
環境計画ⅠA
環境計画ⅠB
環境計画ⅠC
河合健・吉武宗平
佐々木葉二・松岡聡
大石義一・辻村久信
中村勇大・馬河智枝
ⅠA 前期前半 木曜 3・4講時
ⅠB 金曜 1・2・3・4講時
ⅠC
環境計画ⅡA
環境計画ⅡB
環境計画ⅡC
431905
431906
431907
小野暁彦・八木隆
河合健・横内敏人
荒川朱美・佐々木葉ニ
馬河智枝・内堀文雄
ⅡA 前期後半 木曜 3・4講時
ⅡB 金曜 1・2・3・4講時
ⅡC 431908
431909
431910
環境
デザイン学科
■テーマ
以下から1課題を選択の上設計し、図面および模型によ
り表現する。
1.「都市住宅」
2.「街角の商業施設」
■テーマ
以下から1課題を選択し、図面および模型により表現す
る。
1.「公園に建つ芸術館」
2.「都市に建つ低層集合住宅」
■授業概要
高密度な都市空間に立地する都市施設を設計する。都市
的文脈を調査分析し、都市生活に求められる各施設内容
をプログラムした上で、独自の空間造形に挑戦する。
1.「都市住宅」は、京都市中心部の狭小過密な敷地に
建つ小住宅を設計する課題。外部に対して期待でき
ない環境において、どのように人と空間の関係を捉
え、限られた条件の下にそれを構築するかがテーマ
となる。
2.「街角の商業施設」
は、
京都市中心部にオープンスペー
スを持つ商業施設を設計する課題。周辺状況の把握、
活動内容の想定、企画立案を経て、設計を行う。
■授業概要
1.「公園に建つ芸術館」の設計課題を選択した場合、
美術館および劇場を含む文化施設群とその外部空間
を設計する。総合芸術大学である本学で得た知見を
いかし、展示・収蔵・研究・公演・鑑賞といった文
化施設の機能を踏まえつつ、創造的で美しい芸術空
間をデザインする。
2.「都市に建つ低層集合住宅」の設計課題を選択した
場合、京都市内の都市環境や歴史的文脈に配慮した
低層集合住宅を設計する。周辺地域や住戸間の関係、
家庭内のコミュニケーション、生活の多様化に配慮
した集住形態や共有空間をデザインする。
■授業計画
①∼② 場所を読む
─街(周辺地域)と対象敷地を理解する─
中間発表1
③∼⑤ コンセプトをまとめる
─まずは現場で考え、企画する─
中間発表2
⑥∼⑬ 設計
─構想をまとめ、図面・スケッチ・模型・ダ
イヤグラムなどにより表現する─
⑭ 合評
■授業計画
① 課題発表及び課題についての講義
② フィールドワークと分析・とりまとめ
③ 各自による計画条件整理と計画テーマの発表、ディ
スカッション
④ エスキス、スタディ模型の制作
⑤ 中間発表、講評会
⑥ 設計製図、模型制作、プログラムのプレゼンテーショ
ン
⑦ 制作発表、審査会
■テキスト
使用しない
■テキスト
使用しない
■参考書・参考文献
使用しない ■参考書・参考文献
使用しない ■到達目標
高密度な都市空間に立地する都市施設を設計することに
より、建築計画・建築意匠上の諸問題や、建築と社会と
の関わりを学び、それぞれの要求を満たす内容を持った
図面にまとめる。
対象とする場の情報を読み取る能力、自らの考えを構築
する能力、そしてそれを表現する能力を獲得する。
■評価方法
1.出席率(出席率80%以下は評価しない。) 2.作業姿勢 3.成果品の完成度と表現力
■到達目標
・各自が構想した芸術館もしくは集合住宅を、図面や模
型を通して的確に表現する。
・芸術館もしくは集合住宅設計に必要な空間構成力の養
成。
・群造形への挑戦。
・RC造建築物に必要な構造計画の理解。
■評価方法
1.出席率(出席率80%以下は評価しない。) 2.作業姿勢 3.成果品の完成度と表現力
─ 544 ─
環境計画ⅢA
環境計画ⅢB
環境計画ⅢC
辻村久信・井口勝文
下村泰史・前田博
大石義一・松岡聡
小野暁彦・安原三郎
ⅢA 後期前半 木曜 3・4講時
ⅢB 金曜 1・2・3・4講時
ⅢC 431911
431912
431913
■授業概要
1.「街区計画」では、京都市内の小規模街区の現況調
査を実施し、これを対象とする再開発地区計画を立
案する。整備・開発・保全の目的と方針を定め、住宅、
街路や広場、公共建築などの設計を行う。
2.「複合業務施設」では、オフィス機能と商業機能を
もち、公共広場も包含する施設の設計課題。都市の
将来像を想定しつつ、周辺地域の環境や文化の文脈
に配慮した都市的拠点空間を提案する。
3.「京町家コンバージョン」では、職住共存都市を構成
してきた京町家の価値と成り立ちを理解し、それを
活かし、立地条件に対応した飲食店を企画・設計する。
■授業計画
京都を中心に国内外の都市空間を参照し、都市の魅力と
は何か?今後求められる都市機能や都市景観、都市施設
はどのようなものであろうか?といった命題に取り組む。
① 課題発表及び課題についての講義
② フィールドワーク、あるいは実測調査
③ 各自による計画条件整理と計画テーマの発表、ディ
スカッション
④ エスキス、スタディ模型の制作
⑤ 中間発表、講評会
⑥ 設計製図、模型制作、プログラムのプレゼンテーション
⑦ 制作発表、審査会
■テキスト
使用しない
■参考書・参考文献
使用しない ■到達目標
1.では、再開発地区計画の仕組みの理解と、共同住宅
と公共都市空間の設計技法の習熟。
2.では、都市的文脈に配慮した都市施設と公共広場の
設計技法の習熟。
3.では、
京町家の魅力を活かすコンバージョン技法とマー
ケティングに基づく店舗の企画・設計手法の習熟。
以上の目標達成を目指し、各自が構想した計画を、図面
や模型を通して的確に表現する。
■評価方法
1.出席率(出席率80%以下は評価しない。) 2.作業姿勢
3.成果品の完成度と表現力
─ 545 ─
環境
デザイン学科
■テーマ
以下から1課題を選択し、図面および模型により表現する。
1.「街区計画」 2.「複合業務施設」 3.「京町家コンバージョン」
環境計画ⅣA
環境計画ⅣB
環境計画ⅣC
仲隆裕・河合健・馬河智枝・井口勝文・前田博・中村勇大
大石義一・荒川朱美・辻村久信・佐々木葉二・八木隆
431914
431915
431916
ⅣA
後期後半 木曜 3・4講時 ⅣB 金曜 1・2・3・4講時
ⅣC 環境
デザイン学科
■テーマ
以下から1課題を選択の上(コース・スタジオを超えて
選択可)設計し、図面及び模型により表現する。
1.「日本庭園の設計と管理」
2.「都市のパークシステム」
3.「都市のメディアコンプレックス」
4.「祇園川端・新京都」
5.「アーバンリゾートホテル」
6.「アトリエ付き集合住宅」
■授業概要
1.「日本庭園の設計と管理」では、京都の庭園の実例
にふれながら、新たな庭園設計、施工、および伝統
庭園の管理、復元、修復等のプロセスについて学ぶ。
2.「都市のパークシステム」では、生態系に配慮した
水と緑のネットワーク計画と公園系統のデザインに
取り組む。
3.「都市のメディアコンプレックス」では、都市的文
脈に配慮しつつ、図書館・ギャラリー・小ホール・
会議室・公共広場などを含む複合文化施設のデザイ
ンに取り組む。
4.「祇園川端・新京都」では、現代的かつ京都らしい
都市空間(小広場・街路・水辺空間など)と建築群(商
業施設・住宅・文化施設など)を含む街区のデザイ
ンに取り組む。
5.「アーバンリゾートホテル」では、京都の歴史的文
化を満喫するための滞在型中層ホテルのデザインに
取り組む。
6.「アトリエ付き集合住宅」では、デザイナーを志す
若者達が共同して住まうアトリエのある集合住宅の
デザインに取り組む。
■到達目標
1.では、日本庭園の設計と管理、修復にかかわる知識
と技法を実践可能なレベルにまで高める。
2.では、生態系の理解と、公園系統の設計技法の習熟。
3.では、都市的文脈の理解と複合施設の設計技法の習
熟。
4.では、京都らしさの理解と、商業施設と住宅の複合
建築の設計および都市のオープンスペースの構成手法の
習熟。
5.では、都市型宿泊施設の設計技法とRC造中層建築
の構造計画手法の習熟。
以上の目標達成を目指し、各自が構想した計画を、図面
や模型を通して的確に表現する。
■評価方法
1.出席率(出席率80%以下は評価しない。)
2.作業姿勢
3.成果品の完成度と表現力
■授業計画
① 課題発表及び課題についての講義
② 各自による計画条件整理と計画テーマの発表、ディ
スカッション
③ エスキス、スタディ模型の制作
④ 中間発表、講評会
⑤ 設計製図、模型制作、プログラムのプレゼンテーショ
ン
⑥ 制作発表、審査
■テキスト
使用しない
■参考書・参考文献
使用しない ─ 546 ─
環境計画ⅤA
環境計画ⅤB
環境計画ⅤC
尼崎博正・河合健
佐々木葉二・横内敏人
前田博・中村勇大
小野暁彦・大石義一
辻村久信・八木隆
ⅤA 前期前半 木曜 3・4講時
ⅤB 金曜 1・2・3・4講時
ⅤC
431917
431918
431919
環境計画ⅥA
環境計画ⅥB
環境計画ⅥC
仲隆裕・尼崎博正
佐々木葉二・横内敏人
中村勇大・松岡聡
前田博・大石義一
荒川朱美・八木隆
ⅥA 前期後半 木曜3・4講時
ⅥB 金曜1・2・3・4講時
ⅥC
431920
431921
431922
■テーマ
スタジオワーク
■授業概要
地域社会と密接に関係する公共施設を設計し、外構計画・
地域の環境形成も配慮しながら、設計者の構想を、図面
と模型により的確に表現する。
■授業概要
10人規模のスタジオワークによる授業。学生は、研究・
実務の経験を持つ担当教員から実践的な直接指導を受け
る。
インテリアから建築、ランドスケープ、都市デザインま
で、各スタジオには専門の研究領域が設定されており、
学生は自らの意思により所属スタジオを決定し、そこで
の課題に取り組む。
各自の設定したテーマに応じて密度の高い議論が展開さ
れる。
■授業計画
① 課題発表及び課題についての講義
② フィールドワーク、あるいは実測調査
③ 各自による計画条件整理と計画テーマの発表、ディ
スカッション
④ エスキス、スタディ模型の制作
⑤ 中間発表、講評会
⑥ 設計製図、模型制作、プログラムのプレゼンテーショ
ン
⑦ 制作発表、審査会
■テキスト
使用しない
■参考書・参考文献
使用しない ■テキスト
使用しない
■到達目標
・「地域のなかの公共施設の設計」を通して、公共施設の
空間設計手法と計画技法を習熟する。 ・具体的な企画・計画の立案を通じて地域デザインの多
様性を理解する。
■評価方法
1.出席率(出席率80%以下は評価しない。) 2.作業姿勢 3.成果品の完成度と表現力
■授業計画
① 課題説明
② 現地調査・解析
③∼⑥ コンセプト・プログラム立案・スタディ模型と
図面によるエスキス
⑦⑧ 中間発表
⑨∼⑫ 各自の設計内容の深化
⑬⑭ 最終合評
■参考書・参考文献
使用しない ■到達目標
卒業制作に向け、調査研究の方法論の検証、史的認識の
再整理、空間論の再認識、デザイン手法の充実、構造・
構法等計画案の具体化などを身につける。
■評価方法
1.出席率(出席率80%以下は評価しない。) 2.作業姿勢 3.成果品の完成度と表現力
─ 547 ─
環境
デザイン学科
■テーマ
地域のなかの公共施設の設計
建築材料実験A
建築材料実験B
コンピュータ演習A
コンピュータ演習B
コンピュータ演習C
コンピュータ演習D
小牧健男
A 前期 木曜 1・2講時
B 後期 木曜 1・2講時
411909
411910
A 前期 木曜 1・2講時
B 前期 木曜 1・2講時
C 後期 木曜 1・2講時
D 後期 木曜 1・2講時
■テーマ
「実験による建築材料の性質の理解」
環境
デザイン学科
■授業概要
建築材料の物性を物理的実験、体験により学ぶ。コンク
リート、鉄筋、ガラス、木材などの物性および製造の概
要を、テキスト、映像、見学により説明し、材料の性質
に対する知識を深めると同時に、材料の環境側面をも理
解できるようにしたい。
■授業計画
①∼⑥ 建築材料試験に必要な基礎知識
危ないコンクリートの現実とコンクリートの知
識
コンクリートの配合、混錬と供試体作成
コンクリートの圧縮強度試験
コンクリートの製造と使用現場の見学
⑦∼⑨ ガラス、窯業製品の製造と性能の知識
ひずみ検査、破壊の形態などの知識
製造工場の見学
⑩∼⑪ 鋼材の製造と性能の知識
鋼材の引っ張り試験
⑫∼⑬ 木材を含む各種材料の強度試験
環境側面の説明
■テキスト
『建築材料用教材』、日本建築学会、丸善株式会社、1,995
円
■参考書・参考文献
『やさしい建築材料』、松本 進、学芸出版社、2,730円
■到達目標
建築材料の基本的な性質の理解。
■評価方法
出席率、受講姿勢及び毎回のレポートで評価する。
松岡聡・石川新一
西川博美
411911
411912
411913
411914
■テーマ
「デザインプロセスにおけるCADの可能性」
■授業概要
社会の急速なデジタル化に伴い、環境デザイン分野の実
務の現場においても、コンピュータのCADソフトウェア
の利用が必然となっている。そのような状況を踏まえ、
本授業ではCADソフトウェアVectorWorksと画像処理
ソフトウェアPhotoshopとを利用し、製図・CGパースの
基礎技術を学ぶ。更に、スタディ段階での活用など、デ
ザインプロセスにおけるCADの可能性を探る。
■授業計画
① オリエンテーション 授業説明・注意事項
② ベクターデータの操作1 ソ フ ト の 基 本 的 使 用 法
[VectorWorks]
③ 〃 2 図面の作成1
④ 〃 3 図面の作成2
⑤ 〃 4 図形データの基本的三次
元化方法
⑥ 〃 5 3Dモデルの作成
⑦ 〃 6 アクソメ図の作成
⑧ ラスターデータの操作1 ソフトの基本的使用
[Photoshop elements]
⑨ 〃 2 画像データの画質調整と
画像解像度
⑩ 〃 3 3Dモ デ ル の 合 成( 内 観
CG または外観CG の作
成提出)
⑪ プレゼンテーション 1 テキスト・画像・CADの
レイアウト
⑫ 〃 2 プレゼンテーションの完
成
⑬ 〃 3 印刷・作品提出
■テキスト
使用しない
■到達目標
コンピュータを用いた授業の特性を把握して、各自のデ
ザインプロセスの中でどの様な位置づけに応用するかを
考える。
■評価方法
出席・授業への参加度・課題制作物の完成度
─ 548 ─
CADⅠA
CADⅠB
CADⅡA
CADⅡB
松岡聡・家成俊勝
A:前期 水曜 1・2講時
B:後期 水曜 1・2講時
311903
311904
松岡聡・香川貴範
A:前期 水曜 3・4講時
B:後期 水曜 3・4講時
331902
331903
■テーマ
■注意事項
対象学年:3・4回生
■テーマ
ⅠAでは「CADを用いた設計製図の技法およびプレゼン
テーション能力を養いながら、公共建築物の設計を行う」
■テーマ
ⅡAでは「CADを用いた設計製図の技法およびプレゼン
テーション能力を養いながら、小規模な公共空間の設計
を行う」
■授業概要
CADの機能を用いて、ハードラインの図面を仕上げるプ
ロセスを理解する。公共建築物および外構を計画し、
CADソ フ ト「Vector Works」 の 2 次 元 ツ ー ル お よ び
「Rhinoceros」の3次元ツールを用いて、必要な図面そ
のほかを用紙内に美しくレイアウトし、図面作品として
仕上げる。ⅠBでは、CADを用いたプレゼンテーション
により特化した演習を行う。
■受講条件 定員33名
「コンピュータ演習」合格済であること。(受講希望者多
数の場合は「コンピュータ演習」の成績と受講動機を考
慮に入れて選考する。)
■必要機材 (受講前に各自で揃えておくこと)
コンピュータ(課題作成にあたって各自で自由に取扱え
るもの。Windowsマシンを推奨。)USBメディア(デー
タの持ち帰りのため)
■授業計画
① レクチャーおよび課題説明
② 3DCADを用いたアイディアづくり
③∼⑤ エスキス
⑥ 中間発表
⑦ 2DCADを用いたプレゼンテーションづくり
⑧∼⑨ エスキス
⑩ 中間プレゼンテーション
⑪ エスキス
⑫ 講評
■授業概要
CADの機能を用いて、ハードラインの図面を仕上げるプ
ロセスを理解する。公共建築物および外構を計画し、
CADソ フ ト「Vector Works」 の 2 次 元 ツ ー ル お よ び
「Shade」の3次元ツールを用いて、必要な図面そのほか
を用紙内に美しくレイアウトし、図面作品として仕上げ
る。ⅡBでは、CADを用いたプレゼンテーションにより
特化した演習を行う。
■受講条件 定員33名
「コンピュータ演習」合格済であること。(受講希望者多
数の場合は「コンピュータ演習」の成績と受講動機を考
慮に入れて選考する。)
■必要機材 (受講前に各自で揃えておくこと)
コンピュータ(課題作成にあたって各自で自由に取扱え
るもの。Windowsマシンを推奨。)USBメディア(デー
タの持ち帰りのため)
■授業計画
① レクチャーおよび課題説明
② 3DCADを用いたアイディアづくり
③∼⑤ エスキス
⑥ 中間発表
⑦ 2DCADを用いたプレゼンテーションづくり
⑧∼⑨ エスキス
⑩ 中間プレゼンテーション
⑪ エスキス
⑫ 講評
■テキスト
使用しない
■テキスト
使用しない
■到達目標
・基本ソフトウェアの使用法を習得すること。
・パネルプレゼンテーションの基本と応用を学び、実際
に課題制作を仕上げること。
■評価方法
出席・授業への参加度、制作物(課題)
上記の評価に加え、制作へ取り組む姿勢等を総合評価。
■到達目標
・基本ソフトウェアの使用法を習得すること。
・パネルプレゼンテーションの基本と応用を学び、実際
に課題制作を仕上げること。
■評価方法
出席・授業への参加度、制作物(課題)
上記の評価に加え、制作へ取り組む姿勢等を総合評価。
─ 549 ─
環境
デザイン学科
■テーマ
■注意事項
対象学年:3・4回生
庭園実習Ⅰ
尼 博正・田中孝
橋本久範・髙梨武彦
前期 水曜 1・2・3・4講時
庭園実習Ⅱ
311905
尼 博正・田中孝
神藤和憲・髙梨武彦
後期 水曜 1・2・3・4講時
311906
環境
デザイン学科
■テーマ
名園実習
■テーマ
名園実習
■授業概要
京都市内の庭園で四季を感じながら1年間にわたり造園
技術の基礎を学ぶ。庭園は「作庭が4分で維持管理が6
分」と言われている。美しいと思う庭園は1年を通じて
人の手が入り、伝統的な技術を職人が伝授しながら保た
れている。作庭における空間構成や維持管理の技を各庭
園において学ぶ。
※実習服(約¥18,000)のほか、木鋏、のこぎり等の用
意が必要。別途案内する。
■授業概要
京都市内の庭園で四季を感じながら1年間にわたり造園
技術の基礎を学ぶ。庭園は「作庭が4分で維持管理が6
分」と言われている。美しいと思う庭園は1年を通じて
人の手が入り、伝統的な技術を職人が伝授しながら保た
れている。作庭における空間構成や維持管理の技を各庭
園において学ぶ。
※実習服(約¥18,000)のほか、木鋏、のこぎり等の用
意が必要。別途案内する。
■授業計画
(実習地・内容は変更される場合があります)
① 名園実習の課題と方法(オリエンテーション)
② 学内管理
③ 学内管理
④ マツのみどり摘み(京都大学上賀茂試験地)
⑤ マツのみどり摘み(宮内庁)
⑥ 植治の名園1(無隣庵)
⑦ 日本国際教育支援協会(留学会館)
⑧ 池内善兵衛園(造園材料)
⑨ 植治の名園2
⑩ 中川竹材店(竹材料)
⑪ 京都御苑(環境省)
⑫ 学内管理
⑬ 学内管理
■授業計画
(実習地・内容は変更される場合があります)
① 京都御苑(環境省)
② 石造美術の世界(西村石灯呂店)
③ 宮内庁1
④ 宮内庁2
⑤ 宮内庁3
⑥ 宮内庁4
⑦ 学内管理
⑧ マツの管理 もみあげ(京都大学上賀茂試験地)
⑨ 八瀬野外保育センター
⑩ 植治の名園
⑪ 八瀬野外保育センター
⑫ 学内管理
⑬ 学内管理
■テキスト
使用しない
■テキスト
使用しない
■参考書・参考文献
使用しない ■参考書・参考文献
使用しない ■到達目標
名園を味わいながら木造りや景観を創りあげていく喜び
を感じる。庭園を守り育てる庭師の技術を個々に感じ
とって基本的な心構えを身につける
■到達目標
名園を味わいながら木造りや景観を創りあげていく喜び
を感じる。庭園を守り育てる庭師の技術を個々に感じ
とって基本的な心構えを身につける。
■評価方法
出席(時間厳守、授業へ取り組む姿勢)
制作物(作業日誌)
※出席率80%以下は評価しない
※遅刻は欠席とみなす
■評価方法
出席(時間厳守、授業へ取り組む姿勢)
制作物(作業日誌)
※出席率80%以下は評価しない
※遅刻は欠席とみなす
─ 550 ─
アーキテクトスクール
髙
正治
前期集中 9/10㈮・11㈯・13㈪・14㈫・15㈬
701905
卒業研究
■テーマ
環境芸術としての建築
■授業計画
9月10日 出題・オリエンテーション・講義
9月11日・13日・14日 制作 9月15日 合評
■テキスト
タイトル:新建築7月号 著者:髙 政治 編
出版社:新建築社 2,000円
(バックナンバー:新建築 第84巻 2009年7月号)
■参考書・参考文献
授業中に紹介する。
■到達目標
建築家に必要な創造力、造形力の獲得。
■評価方法
出席率(30%)と成果物(70%)
(建 築) 後期 木曜 3・4講時
(環 境) 431923
金曜 1・2・3・4講時
(インテリア)
■授業概要
学生は、3回生後半から6つの少人数制スタジオに分属
し、高度な研究・実務経験を持つ担当教員から、実践的
な直接指導を受ける。卒業制作は、以上のスタジオワー
クの集大成として取り組む。自らが課題をみいだし、創
造力と独自性をいかしつつ、旺盛な批判精神で新鮮な展
望に満ちあふれた作品をつくることを目的とする。実作、
ドローイング、模型、図面などを通して、完成度の高い
表現を求める。
■授業計画
① テーマの設定
② 調査
③ 調査のまとめ
④ コンセプト立案
⑤ 中間合評
⑥ デザインワーク
設計図面とモデルの作成
⑦ 卒業研究審査会でのプレゼンテーション
■テキスト
使用しない
■参考書・参考文献
使用しない ■到達目標
鋭くリアリティのあるテーマ設定と学生ならではの大胆
な発想、空間を構築するための確かな技術と知識、それ
を伝えるための表現能力…、学修の集大成としてふさわ
しい完成度の高い作品の提出が要求される。
■評価方法
出席、作品、審査会でのプレゼンテーションの総合評価。
─ 551 ─
環境
デザイン学科
■授業概要
建築家を志望する学生のための、建築家髙 正治による
集中授業。人間を取り巻く環境を芸術の観点から捉え、
工学的な設計だけでなく、芸術表現のデザインに主眼を
置いた教育を実践します。又、絵画や彫刻等を融合した
建築の試みを通して、新しい時代の環境哲学を構築する
ための感性を実践的に身に付けることを狙いとします。
尼崎博正・佐々木葉二
仲隆裕・河合健
前田博・横内敏人
中村勇大・松岡聡
小野暁彦・大石義一
荒川朱美・辻村久信
八木隆