Ai GROUP 40th Anniversary since 1972_2012 40th CHANGE & CHALLENGE 社 是 実践訓 企業メッセージ 剛毅 Resolute 一、 サービスに徹せよ サービスの原点は誠意の提供と満足の反映である。 一、 変化を求めよ 一、 一、 一、 熱血 積極的な変化は躍進である。 不変は後退である。 鋭れる人間になれ 鋭れる人間とは、問題解決力に優れ、 勇気と決断力の旺盛なことだ。 ピンチで崩れるな ピンチは最大のチャンスである。 これを乗切るところに新しい自信が生まれる。 完達を目指せ 完達は、綿密な計画と、大胆な行動から成る。 愛グループ 十の誓い Passionate 一、 愛グループは「お客様第一主義」に徹する 一、 愛グループはオネストを一義とし、 真摯 Sincere 一切公私混同しない 一、 愛グループは公正・公平を期する 一、 愛グループはすべて法に則る 一、 愛グループは多くを学習し、熟慮断行する 一、 愛グループはすべてのハード・ソフトを 地域オンリーワンにする 一、 愛グループは万事にマッハを追求する 一、 愛グループはセンス・こだわりを大切にする 一、 愛グループはスマイル・立礼・身だしなみを 日本一にする 一、 愛グループはチャレンジャーの集団である 40周年ロゴ/コンセプト チェンジの[C]と、チャレンジの[C]、 共通の頭文字をアクセントにしたデザイン。 また40周年を越えて発展する企業であるように、 [○]を飛び越えたエレメントで構成しています。 2 40th Anniversary 40th Anniversary 3 MESSAGE MAKOTO KANDA Ai GROUP 40th Anniversary since 1972_2012 愛グループ創 立4 0周年を迎えて 鴻大なる大望を抱いて 私りの時分だった。そしてここに40年 化や不採算によって著しく経営が逼 迫し る。 「経営は悲観論に徹して行うべき…」 つつある。 は私が平素より唱えている経営プリンシプ の星霜を重ねた。況や、人間は繁忙が過 かかる事情から、向後施行数の増加を ルである。愛グループは、減損を始めとす ぎると時の経つ早さを甚く感ずるものであ 目指すには、会員募集の増強はもとより、 るあらゆる阻害因子を見極めながら、常に る。創業時は、時間や資金に寸分の余裕 非会員施行(一般施行) を如何に囲い込 エクセレント・カンパニーを目指してきた。 もなく、業容を大所高所から俯 瞰するなど むかに懸かる。この業界は会員施行に依 愛グループはここに、大きな節目である が旗揚げしたのは28歳という若盛 いわん いた 愛グループ 代表メッセージ ふ かん ひっ ぱく の余裕は全くなかった。遮二無二突っ走 存した歴史が長いため、一般施行のセー 創立40周年を迎え、同時に第41事業年 り、 その日その日の糊口を凌ぐのが精一杯 ルス・プロモーション (販売促進) において 度が進発する。今こそ諸君とともに、40年 だった。 しかし持ち前のガッツや前職で広 は、 すこぶる弱さが目立つ。有り難いことに の歴史を振り返り、 ありとあらゆる失敗や 汎な仕事を受け持ったことも手伝って、存 現時において、愛グループは、 ブライダル事 それらを矯めて覚 欠点や弱点を総浚いし、 外な勢いで進展していった。また、数 多の 業、 フューネラル事業共に善戦している。 悟を新たにし、鴻大なる大望を抱いて雄 僥 倖や様々な人々との邂 逅がどれほど助 これから当業界は、 M&A (企業買収) や 途につかねばならない。私も今日まで、最 あま ぎょう こう かい た こう そう ざら た ゆう と けになったか計り知れない。 トラスト (企業合同) など、 さまざまな形態 高経営責任者として死力を尽くして采配 36歳の時、何 人の反対も押しきって関 の収斂が急速に進むものと推考される。 を揮ってきたが、程なく次代に禅譲する覚 西への進出を果たした。あの時、 あの決断 またこれから広大無辺の発展を目指す 悟を固めている。 と行動を躊 躇っていたら、現在の愛グルー ためにも、企業体力は元より正味資産を 言うには及ばぬが、企業が生々発展し プは存在しなかったことになる。この進出 見極めておく必要がある。そのためには、 ながら存続するには、組織の若返りが欠 は、私の凌 雲の志と先見の閃きが吻 合し 先ず地価を将来の投資回収可能性によ かせない。従ってバトン (指揮棒)の継承 た成果に他ならない。以後、今日まで捗々 り正しく評価し、 「 減損」に照らしてみるこ は当然の理である。 そもそも企業は私物で しく右肩上がりの経営を続け、現在の愛グ とである。たとえば、 「 簿価」には好い加減 はなく、国家や社会に帰属するものであり ループに変容を遂げたのである。 な一面があり、 どの企業も購入時の価格 公器である。同時に社員総員が共存共栄 さて、今やこの業 界も誕 生して6 0 余 がそのまま計上されている。無論、国税当 するための拠り所である。従って常しえに 年、大きなターニング・ポイント (転換期) を 局は減損を認めないが、金融機関の融資 健全を保つことは、最高経営責任者をは 迎えている。会員募集や前受金の伸びは における企業価値は減損により修正され じめ、社員総員の義務であり責任である。 著しく停滞している。なかんずく、互助会業 る。過去、地価が一定であった例はなく、 私はこの一年、後継者育成を主たる任 界のブライダル事業は、専業とする企業 ほとんどの場合、含み損が煩くついてまわ 務にしたいと念じている。有り難いことに、 の威容に気 圧されている。併せて、少子 る。これを補正した姿が、 その企業の実力 近頃中堅や若者達の中からメキメキ頭角 化の直撃によるブライダル指数の低下な である。 を現す者が目立っている。競合に打ち勝 なん ため ぴと ら りょう うん ひらめ ふん ごう はか ばか け お すい たい ためし うるさ ふる とこ ど、競合の激化によって慮外の衰 頽が始 このように、厳格な見方をすれば業界 ち、生々発展するファクターは 「マンパワー まりつつある。従って、大半の互助会会社 の大多数が安全性を欠き、苦 衷の経営を 充実」の一語に尽きる。つまり、諸君その がフューネラル事業に特化し、片肺飛行 強いられていることになる。無論、我が国 ものが愛グループの命の綱であることをし の厳しい情況に陥ろうとしている。 のほとんどの企業においても全く同様の かと肝に銘じてもらいたい。私は本日ここ く ちゅう 一方、 フューネラル事業では、専業とす 現象が見られる。言ってみれば、バブル経 に、最高責任者として残った役割を念頭 る企業に対していささか優位に展開してい 済下で購入した地価は当時の破格の地 に刻み、壮図を抱いて進発する。 るが、猛追されている嫌いは否めない。互 価がそのまま計上されており、事実上の正 助会業界の多くがブライダル施設の老朽 味資産は大きく目減りして危険を孕んでい そう と はら 愛グループ 4 40th Anniversary 40th Anniversary 5 CONTENTS Ai GROUP 40th Anniversary 目 次 since 1972_2012 3 社是/実践訓/愛グループ 十の誓い 4 代表メッセージ 8 10 ブライダル事業 16 フューネラル事業 20 ライフパートナー事業 ナイスライフシステム 24 介護事業 26 販売事業 ・合掌堂 27 ・Jewel Ai 28 総合流通センター「トレーダー愛」 30 新ブランド「The LoveL」誕生 32 愛グループの情報ネットワークシステム 34 6 40th Anniversary 巻頭特集1 愛グループの最前線、 そして未来 巻頭特集2 東日本大震災、2011年[平成23年]3月11日を忘れない 67 第2章 飛躍と発展 68 第36事業年度 2007年2月〜2008年1月 70 第37事業年度 2008年2月〜2009年1月 72 第38事業年度 2009年2月〜2010年1月 74 第39事業年度 2010年2月〜2011年1月 76 第40事業年度 2011年2月〜2012年1月 79 第3章 愛グループ40年の軌跡 80 総合経営史 愛グループの道のり 1972︲2011 100 Trust [企業合同]の歴史 103 資料編 104 ブライダル衣裳の変遷 106 ブライダル料理の変遷 108 ブライダルパンフレットの変遷 110 ブライダルチラシの変遷 112 ブライダルCMの変遷 114 ブライダルPR 116 フューネラルパンフレットの変遷 41 第1章 マネジメントと展望 42 一人ひとりが愛グループの財産 《人財育成》が組織を支える 118 フューネラルチラシの変遷 44 すべては会議の質で決まる 120 フューネラルCMの変遷 46 忠塾(まことじゅく) 122 フューネラルPR 48 新卒採用 124 ライフパートナー CM・パンフレットの変遷 50 研修制度 126 社内報「CAT」の変遷 52 資格取得奨励制度 128 会報誌「ふれあい」の変遷 56 資格チャレンジ制度 130 イベントの変遷 58 各種表彰制度 132 忠塾 (まことじゅく) 60 地域密着の活動 134 創立記念式典 64 愛グループのCSR 企業の社会的責任 136 企業理念 137 会社概要 138 グループネットワーク 140 拠点一覧 144 施設一覧 158 企業データ 160 社会・業界の動きと愛グループの年表 176 編集後記 40th Anniversary 7
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