オイル乳化テスト

オイル乳化テスト
■洗水と酵素洗剤の乳化テスト画像
〈使用した工業用オイル:石油系鉱油〉
使用洗浄液 *洗水(せんすい)はミネラル酵素洗浄液
*ニーナリキッドは植物由来のフルーツ酵素洗剤
①乳化テスト画像 ②乳化テスト画像 酵素洗剤+洗水(20倍)と洗水のみ(10倍希釈)
の投入直後の画像
③乳化テスト画像 乳化したオイル気泡の大きさ比較
投入5分後
酵素洗剤 洗水
①
(気泡が明らかに細かい)
④乳化テスト画像
酵素洗剤
乳化後10分経過。2つに分離始める。
拡大
10分後
※下に溜まった水分は洗水の方が水に近い
この現象は、水の中に不純物が少ないことが分かる。
洗水
拡大
10分後
酵素洗剤
洗水
⑤乳化テスト画像
30分後の酵素洗剤と洗水
酵素洗剤はオイルに戻っている部分が見られるが、
洗水は、乳化状態を維持している。
酵素洗剤30分後(拡大)
洗水30分後(拡大)
②
⑤乳化テスト画像
1年後(洗水の乳化状態)
表面に薄いオイルが見られるが乳化は加速して
全体に広がっている。
この状態は洗水に含まれる酵素が徐々に活動しているためである。
底に溜まっている物質は、使用されたオイルに
混ざっている
不純物(主に鉄粉)が分離して底に集まった物。
結果について
見ての通り、乳化に関しては洗水単体の方が効果的である。
鉱油は乳化できる
洗水の比率の目安
動植物油は20倍
鉱物油は10倍
酵素洗剤が駄目と言う事ではなく、界面活性剤が入っている事が、結果が出ないだけであり
現に洗水には酵素が含まれているため、1年後の乳化したオイルは全体的に分解が
広がっている事が確認できる。
ここまで分解が出来れば、後は自然界のバクテリアが活動しやすくなると推理できる。
資料提供
2016.04
有限会社エイ・ユーアシスト
研究開発室
③
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