準備、完了? ますが、ヒットが出た人は皆それなりに納得 の当たりであったと思います。その感じで行 オープン戦打ち上げのゲームとしては、な かなかいい内容であったと思います。 まず投手は、松尾は立ち上がりに若干課題 は残したものの、調子が出てきてからの出来 ってください。ノーヒットだった人は(高松は 内容はそう悪くないと思いますが)、調子を上 げるのに何が必要か、それぞれ考えてくださ い。 は抜群でした。何よりよかったのは、結果的 そして、走塁がよかったですね。投げてこ にストライクになるにせよボールになるにせ ないですが、8 盗塁していますし、筒井が二 よ、打者のヒザ元の高さに行くボールが多か 塁走者で、投ゴロエラーのときにホームまで ったことです。その高さに行っていれば、少 かえってきたあたりも、しっかりできていた なくとも下位打線のバッターにカチンといい と思います。 当たりを打たれるという可能性は相当抑えら あと、高松が二塁走者で、宮本さんとの間 れるはずですので。しかもそれが、手先でコ で自動的にランエンドヒットになったプレー ントロールするのでなく、全身で投げながら がありました。実は、私はヒットエンドラン できていました。今のフォームのバランスを (打者がゴロを打つことを前提に、走者がスタ よく体に覚えこませておきたいですね。 ートを切る)は打者に技術が要求されるので 宮本さんも、持ち味の出たピッチングで、 よかったと思います。 あまり採用する気はありませんが、ランエン ドヒット(走者は盗塁のタイミングでスター 青木はまだややいいフォームと悪いフォー トして、打者は自由に打ち、フライやライナ ムのばらつきがあります。特にセットのとき ーのときは走者が自分の責任において帰塁す の重心移動、左手の使い方を研究して、いい る)は、ポテンシャルのあるランナーには取り ときの形を追求してください。それともう一 入れてほしいと思っています。ただ盗塁を仕 つは、 焦らず、 自信を持って投げることです。 掛けても、なかなかリーグ戦では難しくなっ 次に守備です。連係プレーの機会はあまり てきていますのでね。 挑戦したいランナーは、 ありませんでしたが、全体を通してズッコケ 今後も場面を見て、 打球確認のタイミングや、 は僕の魔送球のみですから(ザンゲ後述)、全 やりやすいカウントなど、実戦の中で研究し 体としては合格点です。高松にもナイスプレ てみてください。 ーが出ましたし、盗塁も刺せていたので、よ かったと思います。 打撃は、もう少し点を取れたかなとも思い 監督の一言ザンゲ いやはや、相変わらずゴロの守備率が 5 割 と、 宝クジみたいなもので申し訳ないですね。 ゴロのキャッチングの感覚はだんだん戻って きてはいるんですけど、スローイングと一連 の動きにしていかないといけないので、まだ ちょっとかかりますかね。シーズンに入った ら、監督としては現実的な選択をしながら、 選手として自分の状態も何とかしていくとい うことを考えていかなければなりませんね。 しかしもうちょっとバッティングが上がって こないと、スタメン落ちもやむなしですな… …。 さて、そういうことでオープン戦は打ち上 げ、今週末から記録のつくゲームがいよいよ スタートします。練習をある程度やってから 開幕を迎えるというのは初の試みで、それぞ れに気持ちも高まってきていると思います。 もちろん、ちょっと練習をしたからといって 急にうまくなるもんでもありませんし、まだ まだ足りないところはいっぱいあると思いま す。 が、 昨年いろいろ経験させてもらったり、 トライアルをした中から、ある程度チームと しての形は整備されてきた手ごたえもありま す。きっと去年よりはやれるはず。TCBL で 10 個、Gリーグで 4 個あった●を一つで も多く○に変えられるよう、皆で喜び合える 機会を一度でも多くできるよう、頑張ってい きましょう。負け役で終わりたくは、ありま せんのでね。
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