3巻、第3号 2014年12月

Friday, A pril 1 7, 2 015 at 1 0:51:28 A M M ountain Daylight Time
Subject: eNewsle&er from the Board of IBLCE
Date: Friday, April 17, 2015 at 10:36:47 AM Mountain Daylight Time
From: InternaJonal Office (sent by InternaJonal Board of LactaJon Consultant Examiners
<[email protected]>)
To:
Kelley Pederson
役員会より
インターナショナルメールマガジン
第3号 2014年12⽉月
IBCLC認定プログラムがNCCAより再認可されま
した!
つい先⽇日、Institute of Credentialing Excellence (ICE)の全⽶米資格
認定委員会(NCCA)が、ラクテーション・コンサルタント資格試験評議
委員会(IBLCE®)の国際認定ラクテーション・コンサルタント
(IBCLC®)認定プログラムを再認可しました。ご報告できることを、嬉
しく思います!NCCAのStandards for the Accreditation of
Certification Programsは資格認定分野における初の認定スタンダード
として世界中で認められており、IBCLCのプログラムは1988年以
降、NCCAより継続して認可を受けています。
IBLCEの代表である瀬尾智⼦子(⼩小児科医・IBCLC、愛知県在住)は
「IBLCEにとって、そしてもちろん全てのIBCLCにとっても素晴らしい
ニュースです。IBCLCのプログラムは、名誉あるNCCA認可を受けている
初期のプログラムの1つです。そして26年もの間、途切れることなく認可
され続けていることは偉業と⾔言えるでしょう」
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NCCAの再認可にあたり、第三者機関がIBCLC認定プログラムのあらゆる
側⾯面を客観的に審査し、次を含む21の厳しいNCCAスタンダードで評価さ
れました; IBLCEの組織と管理体制について;その成⾧長・運営陣・IBCLC
資格試験の妥当性と採点⽅方法について;志願者・資格保有者・⼀一般への情
報提供について;IBCLCとしての役割を継続できるかを評価するための再
認定要件など。NCCAの再認可は、IBLCEが徹底した資格認定試験を実施
していること、広く認識されている資格認定分野のスタンダードに基づい
て定期的な審査を⾏行っていること、IBCLC認定プログラムの質を維持する
ための継続的な改善を続けていること、を証明しています。
IBCLC資格試験の翻訳について、IBLCEがポリ
シーを採択しました
ラクテーション・コンサルタント資格試験国際評議会は、世界中
でIBCLCの専⾨門知識が得られるよう尽⼒力している国際組織です。このポリ
シーには、資格試験を新たな⾔言語に訳することで、IBCLCの資格をよりよ
い形で発展させる⺫⽬目的があります。
翻訳の過程では、⼈人⼿手と費⽤用が必要です。IBLCEは、次に挙げる書類が提
出され、基準を満たした場合、試験を新たな⾔言語に訳することを検討しま
す:
要望に際し、その理由が書⾯面に明記されている場合。そこには、翻
訳を希望する⾔言語が使われている地域の⺟母乳育児環境情報が含まれ
ていることが必要です;
要望する⾔言語が堪能な現職のIBCLCを、少なくとも10名はリスト
にすること;
その⾔言語で予備試験をする際の教材・コース・指導があることの証
明⽂文書;
継続教育についての計画表;
受験資格を得るために学んでいる志願者数;
希望する試験⽇日から18か⽉月前の時点で、最低20名分の出願と受験
料納付;
受験するため、志願者は申請締切⽇日までに全ての必要条件を満たし
ていなければなりません。
質問がありましたら、あなたの国を担当する事務局にお問い合わせくださ
い。
試験の翻訳をリクエストするには、上記の必要⽂文書を添え
て[email protected]にメールをするか、IBLCE
International Office, 6402 Arlington Blvd., Suite 350, Falls
Church, VA USA 22042宛てにおたよりください。
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認定された⼈人に注⺫⽬目
IBCLCは、世界中の様々な診療環境でラクテーションケアを⾏行っていま
す。このメールマガジンやIBLCE のサイトではIBCLCの活躍や、お⺟母さ
ん・⾚赤ちゃん・家族のために果たす重要な役割に注⺫⽬目します。世界各国で
認定されている⼈人が、なぜIBCLCの資格を重要視しているか、読んでみま
しょう!
ベルギーのブリュッセル在住の助産師でIBCLCであるセレナ・デュボネ
は、⺟母乳育児について知識を深めたいと思い、2004年、ラクテーション
ケアに関する教育プログラムに参加するようになりました。同時期、20
か⽉月になる娘の⺟母乳育児をしていました。プログラムを修了後、セレナは
ベルギーで初となるIBCLC認定試験受験者の1⼈人となりました。1年後
の2005年、セレナは『⾚赤ちゃんにやさしい病院運動(Baby friendly
hospital initiative: BFHI)』の国際コーディネーターとなり、国際的に
有名なゲストを招いて⺟母乳育児関連のコンファレンスを多数開催してきま
した。
それからというもの、セレナはヨーロピアン・ラクテーション・コンサル
タント・アライアンス(ELACTA)の副代表を務めたり、近年ではベル
ギーのラクテーション・コンサルタント・アソシエーション(BVL)の副代
表を務めたりしています。
セレナは最近、10年⺫⽬目の認定証更新を⾏行いました。彼⼥女は、⾃自⾝身の専⾨門
的な経験を評価し認証するものとしてIBCLCの資格を更新し続けており、
ラクテーションケアに携わる際、⼀一流の国際資格を保有していることの価
値を⾒見出しています。IBCLCの資格は、ベルギー中の病院でBFHIコー
ディネーターとして活動する際に⾮非常に有益であると同時に、お⺟母さんと
⾚赤ちゃんのために働く助産師の仕事にも⼤大いに役⽴立っているとのことで
す。
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役員会の⼈人事異動
IBLCE はノーマ・エスコバル(IBCLC・RLC)とクリフトン・ジャミー
ル・ケノン・ジュニア(DNP・MSN・RN・IBCLC・RLC)2名の新たな
役員選出を喜んでここでお知らせすると共に、先の役員である、尊敬すべ
きレベッカ"ベッキー"マンネル(IBCLC)にお疲れ様をお伝えします。
メキシコシティ出⾝身のノーマ・エスコバル
は英語を第2⾔言語としてトレーニングを受け
てきました。アメリカ合衆国に住まいを移
して⼦子どもを出産後、⺟母乳育児をするお⺟母
さんへの⽀支援に情熱を感じている⾃自分に気
づきました。1994年以降、ノーマはラ・
レーチェ・リーグのリーダーとして、⺟母乳
育児をしたいと願うお⺟母さんの⽀支援を続
け、多くの役割を果たしてきました。2002
年には、IBCLCとなりました。
現在は、ノースカロライナ州ニューハノ
バー郡WICのブレストフィーディングコー
ディネーター、及び⺟母乳育児ピアカウンセラーマネジャーとしての
役割と共に、Perinatal Region V(周産期)のWICブレストフィー
ディングコーディネーターとしての役割を果たしています。
ノーマは息⼦子2⼈人を⽴立派に育て上げました。息⼦子たちのおかげで、⺟母
乳育児の喜びややりがいを⾒見出した、とのことです。
クリフトン・ケノン・ジュニアはシャー
ロットのノースカロライナ⼤大学で看護の
博⼠士号を、そしてピッツバーグのチャタ
ム⼤大学で看護実践博⼠士号を取得しまし
た。現在は、テネシー⼤大学でさらなる博
⼠士号取得に向け、学んでいます。
クリフトンは熱⼼心なラクテーション・コ
ンサルタント及び⺟母乳育児⽀支援者とし
て、インディアン・ヘルス・サービスの
病院を、ノースダコタ州とサウスダコタ
州の最初で唯⼀一の『⾚赤ちゃんにやさしい
病院』へと導きました。加えて国の初となる、限られた環境におけ
る看護の研修プログラム制度を作り上げ、インディアン・ヘルス・
サービスの⺟母乳育児プロテクションガイドラインを書き上げまし
た。
クリフトンの⺟母乳育児分野におけるリーダーシップは、ミシェル・
オバマの"Let's Move"の活動でも認められ、2012年にはホワイトハ
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ウスに招待され、スピーチを⾏行っています。彼はアメリカ合衆国の
公衆衛⽣生局⾧長官として知られ、2011年にはアメリカ合衆国における
⼥女性と新⽣生児の健康への貢献が⾼高く評価され、Lucille Woodville
Awardを受賞しました。 2013年には、IHSの最⾼高峰の賞である
Reyes Awardを獲得しました。この名誉ある賞を、彼は看護師初と
して、またこれまでで最も若い者として受賞しました。2014年に
は、Association of Women's Health Obstetrics and Neonatal
Nursesから優秀賞を受賞しています。
現在、クリフトンは⽶米国国際開発庁のOffice of Population and
Reproductive Health(⼈人⼝口とリプロダクティブヘルスの)シニ
ア・リサーチ・アドバイザーとして、⺟母乳育児・⽣生殖率ベースの家
族計画・産後の家族計画の⽀支援を続けています。
この仕事に加え、クリフトンは分娩担当看護師やラクテーション・
コンサルタントとして、お⺟母さんや家族の⽀支援を続けていま
す。USAIDの前には、HISのMaternal and Child Health(⺟母⼦子保
健)ディレクターとして働いていました。この間、彼はノースダコ
タ州・サウスダコタ州・アイオワ州・ネブラスカ州で、アメリカ先
住民やアラスカ先住民⼥女性のために活動をしていました。彼は、
バージニア⼤大学病院とデューク⼤大学病院で分娩担当看護師やラク
テーション・コンサルタントとして働いてきました。
IBLCEは役員会メンバーを辞するレベッ
カ・マンネルの素晴らしいリーダーシップ
に⼼心から感謝します。在職中、ベッキーは
代表や財務担当としてIBLCEの⼤大きな転換
期を助け、導いてくださいました。⼤大変寂
しくなります。
ニュースとお知らせ
役員会とスタッフを含むIBLCEは、IBCLC国際認定試験を運営する以上の
ことをしており、IBLCEがかかわっている多くの活動について、喜んで情
報を提供しています。
IBLCEのUSBC前担当ジョアン・ミークは、USBC会員より議⾧長に選出さ
れました。
この名誉にお祝いを申し上げます!ジョアンの選出を踏まえ、IBLCE役員
会はレベッカ・マンネルを担当者に選出し、前代表のレイチェル・レッセ
ンを新たなUSBC担当として選出しました。
IBLCE役員メンバーであるデイル・ハンソンは、オーストラリア⺟母乳育児
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協会が開催した50周年記念Liquid Gold カンファレンスの司会を務めま
した。APAのリージョナルディレクターキャロライン・ボーガンとその
チームは、メルボルンで開催された8⽉月のカンファレンスで、IBCLC資格
の価値と利点について展⽰示を⾏行いました。カンファレンスにはABAのカウ
ンセラーやそのメンバー・お⺟母さん・助産師・医師・⼼心理学者・精神科
医・看護師・関連する医療専⾨門家を含む1300⼈人以上が集まりました。
IBLCEのFirst Impression Specialist(第⼀一印象専⾨門家)のニア・モリ
スと再認定コーディネーターサラ・スタラードは、2014年8⽉月2〜~4⽇日、
バージニア州アーリントンで開催された第5回National
Breastfeeding Coalitionsカンファレンスで発表を⾏行いました。隔
年、USBSはアメリカ合衆国内のあらゆる場所から、⺟母乳育児⽀支援をして
いる団体の代表者を集めています。これらのカンファレンスの達成⺫⽬目標に
は、最新の科学的根拠に基づいた最善の処置情報の普及や戦略計画、協調
体制の構築と強化を含みます。この年のカンファレンスのテーマは:"障
壁を架け橋に:地域におけるリーダーシップを⾼高めよう"でした。
I
IBLCEのFirst Impression Specialist(第⼀一印象専⾨門家)のニア・モリスと
公衆衛⽣生局⾧長官ボリスD.ラシュニアック(MD・MPH)
IBLCEのリージョナルディレクターのキャロライン・ボーガンは、オース
トラリア、クイーンズランド州ゴールドコーストで2014年9⽉月24と25⽇日
に開催されたオーストラリア助産学会のカンファレンスで、IBCLC資格の
利点について話をしました。カンファレンスには、オーストラリアと
ニュージーランド中の助産師や学⽣生が300名以上集まっていました。
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役員会メンバーであるアンドレイ・Teckauc・ゴロブ医師と、
ヨーロッパ及び中東(EUME)のリージョナルディレクターイ
ルセ・ビッヒラーは、IBLCEの代表としてルーマニアのブカレ
ストで開催された第5回Academy of Breastfeeding Medicine
European Regional Meeting for Physiciansに参加してきまし
た。Asociatia ProMAMAとマルタ・ムレシャン医師(IBCLC)
の協⼒力のもとに開催された2⽇日間のカンファレンスでは、トル
コ・エストニア・ルーマニアのIBLCEカントリーコーディネー
ターを含め、20か国70⼈人以上の参加者がありました。
IBLCEは、2014年10⽉月23〜~25⽇日ワシントンDCで開催され
たFamily Physicians' Assembly(⽶米国家庭医学会議)で発表を
⾏行いました。AAFPは『家庭医学のイベント』としてアメリカで
知られており、4000⼈人以上の家庭医が参加します。
認定部のインターナショナルディレクターであるパム・ウェー
バーとそのチームは、2014年10⽉月16〜~18⽇日ワシントンDCで開
催されたAmerican Academy of Nursing(アメリカ看護アカデ
ミー)カンファレンスでIBCLCを宣伝しました。American
Academy of Nursingの年次カンファレンスでは、健康づくりに
おける看護の役割や、よりよいケア提供システム構築の確認を
しています。カンファレンスでは、変化する個々や集団のニー
ズに応じて、看護師がいかに素晴らしい働きを担っているかを
知ることができます。この年のテーマである『健康を形作る:
政策を進める』では、看護の取り組みに着⺫⽬目しました。看護が
い
かに健康を形作り、変化をリードし、政策に影響を与え、結果
的にアメリカにおける健康改善をもたらしているかを知らしめ
ました。
IBLCEは2014年10⽉月23〜~24⽇日、クイーンズランド州ゴールド
コーストで開催されたAustralasian Society for Tongue and Lip
Ties(⾆舌⼩小帯短縮症・上顎の⼩小帯)にも参加しました。250⼈人以
上の代表者に加え、助産師・IBCLC・⼩小児科医・歯医者・歯科
療法⼠士・医療⾔言語聴覚⼠士・看護師・作業療法⼠士を含む、あらゆ
る分野のオンライン参加者も250⼈人ありました。 また、組織の
規約や将来の指針を固めるための総会も⾏行われました。
IBLCEは2014年11⽉月5〜~7⽇日にオーストラリアニューサウス
ウェールズ州ウェスタンシドニー⼤大学パラマタ キャンパスで開
催された、第5回Maternal and Infant Nutrition and Nurture(⺟母⼦子
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の栄養学)国際カンファレンスで展⽰示を⾏行いました。 助産師・
看護師・家庭医を主とした約300⼈人以上の参加者がありました。
IBLCEは2014年11⽉月19〜~21⽇日に開催された第2回国際栄養会議
(ICN2)に提出する⺟母乳育児⾏行動連盟(WABA)の⽂文書に署名
しました。ICN2に提出されたWABAの⽂文書では、⺟母乳育児を保
護し・推進し・⽀支援することは『基本的⼈人権であり、国が直⾯面
している栄養⾯面の深刻な問題解決に向け、政府や関連する国連
機関が取り組むべき重要な要素である』と強く主張しました。
8⽉月には、アメリカの疾病対策センターが⺟母乳育児報告書
(Breastfeeding Report Card)をお⺟母さんや家族への⺟母乳育児
⽀支援管理ツールとして⼤大いに活⽤用していることを、IBLCEは称
賛しました。同時に、IBLCEは⺟母乳育児に関する様々な内容を
総合的に書き込むことによって、この報告書はより有効的なも
のとなり、利⽤用者は⾃自分の健康管理⽅方法を選択する際に必要な
情報を正しく得られるようになると提⾔言しました。IBLCE
は、IBCLCに課せられている健康科学科⺫⽬目の広範囲に及ぶ教育
やお⺟母さんと⾚赤ちゃんの⺟母乳育児相談の実地経験、資格試験の
専⾨門知識の厳しさについて特に強調しました。IBLCEはま
た、CDCの報告書にWICのピアカウンセラーを含む⺟母乳育児⽀支
援者名の情報を盛り込むことを提案しました。
IBLCEはラ・レーチェ・リーグのリーダーに関するCDCのレ
ポートについて称賛をしましたが、⺟母乳育児率の低い地域に必
ずしもLLLリーダーがいるとは限らないことを指摘しまし
た。IBLCEは前述した内容をCDCの報告書に盛り込むことで情
報の不⾜足分を補い、格差を減らし、情報に基づく⽅方針決定や利
⽤用者の選択を可能にすることができる、と提⾔言しました。
IBLCEのエグゼクティブディレクターであるサラ・ブレア・レ
イクはICEの⾃自⽴立した認定機関である、全⽶米資格認定委員会
(NCCA)の理事に選出されました。彼⼥女はこの重要な組織の
資格分野の理事として、3年の任期を務めることになります。
IBLCE役員会、DC⺟母乳育児連合(DC
Breastfeeding Coalition)とバージニア⺟母乳
育児タスク・フォース(Virginia
Breastfeeding Task Force)と会合を持つ
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直近で開催されたDCとその周辺のミーティングで、IBLCE役員会とシニ
アスタッフはDC⺟母乳育児連合及びバージニア⺟母乳育児タスク・フォース
との楽しい時間を過ごすことができました。最近興味を持っていることや
関⼼心事について話し合い、お互いをよりよく知ることができました。
DC⺟母乳育児連合及びバージニア⺟母乳育児タスク・フォースの代表者ら
は、IBLCE役員&シニアスタッフと共にディナーを楽しみました。
DC⺟母乳育児連合は、コロンビア特別区保健局からの助成を受け
ている『コロンビアに⾚赤ちゃんにやさしいコロンビア特別区を
つくる』の取り組みについて話をしてくださいました。さら
に、Breastfeeding Resource Guide(⺟母乳育児⽀支援ガイド)第5
版発⾏行や2014年Regional Breastfeeding Friendly Healthcare
Provider and Workplace Awards(⺟母乳育児にやさしい医療従事
者及び職場)の10周年記念ランチョンについても、お話があり
ました。
IBLCEは、⺟母乳育児⽀支援を⽂文化規範にしようと努めているこの2
つの素晴らしい団体と交流する機会に恵まれたことを感謝しま
す!
IBLCE⾧長期計画を更新しました
世界中の出資者からの⽀支援を受け、IBLCEは新たな⾧長期計画を2012年に練
り、2013年に発表しました。
基本的な計画はVision and Mission Statements accompanied by Values
and Beliefsです。
IBLCEはこの計画に4つの重要⺫⽬目標を掲げており、2013年に達成すべきそ
れぞれの主な内容を明確にしていました。
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2014年から2015年の計画⾒見直し及び更新にあたり、IBLCEは最初の2つの
⺫⽬目標をそのままに、3つ⺫⽬目の⺫⽬目標はさらに細かく⾒見直しました。4つ⺫⽬目の⺫⽬目
標は、⼤大成功をおさめたことに喜びと感謝をしつつ、新たな⺫⽬目標を設定し
ました。
⺫⽬目標その1:『最も国際的で厳格、そして包括的で標準化された資格認定
プログラムによって、質の⾼高いラクテーションケアを提供すること』は常
に我々の重要⺫⽬目標です。この基本的な⺫⽬目的をベースに、IBLCEは『出願や
試験、資格認定関連業務の合理化と強化』に取り組みます。そしてさらに
『認定・再認定プログラムを発展させ、常にベストの状態で実施する
こと』を新たな⺫⽬目標とします。実態調査に基づき、このタイミングで⺫⽬目標
設定を⾏行います。よりよい運営のため、IBLCEは分析結果を受けてIBCLC
認定プログラムや直近の認定・再認定試験⽅方法を⾒見直します。
⺫⽬目標その2:『ラクテーションケアの分野において、IBCLC資格は最も価
値があり、有効的であると知らしめること』は、これからも我々の⺫⽬目標で
す。IBLCEの認定プログラムとIBCLC資格の有効性を意識する、から
『IBLCEの認定プログラム・試験・IBCLC資格保有者の妥当性と有効性を
伝える』へ、⽅方針をより明確にしました。これは、来たる年における
IBLCEの重要な活動⽅方針となるでしょう。
⺫⽬目標その3:『受験資格を明確にすることで、多くの志願者が資格取得の
チャンスを得られるようにすること』これまでも進展していますが、依
然、改善の余地があります。そのため、IBLCEはこの元々の⺫⽬目標に加え、
さらに包括的な内容を盛り込むことが妥当だと考えています。今後 、⺫⽬目
標その3では『活動の幅を広く持つことで、多くの志願者が資格取得の
チャンスを得られるようにすること』に務めます。具体的には『IBLCEの
認定プログラムやその伝達⼿手段を増やして多様性を促進する』ことを⺫⽬目標
にしていきます。IBLCEはこの壮⼤大で重要な⺫⽬目標達成のために活動してい
きます。
⺫⽬目標その4:『出資者に、最新情報を適切な⽅方法で積極的に伝えていく』
ことは『IBLCEの認定プログラム・運営・戦略の頻繁な更新を⾏行う』とい
う⽅方針と関連しています。様々な機会での告知に加え、ソーシャルメディ
アによって強化された定期的なメールマガジン導⼊入で、⺫⽬目標はしっかりと
達成することができました。そのため、IBLCEは⺫⽬目標を⾒見直し『カスタ
マーサービスを強化する』とします。IBLCEにとって、これは明らかな改
善です。最近、管理チームメンバーの署名にカスタマーサービス調査への
リンクが貼られていることにお気づきかと思います。ご意⾒見を寄せてくだ
さった皆さん、ありがとうございます。皆さんの積極的なご意⾒見のおかげ
で、IBLCEはカスタマーサービスをよりよいものにすることができていま
す。加えて、新年にはIBCLCへカスタマーサービス調査がありますので、
ご期待ください。IBLCEが皆さまによりよいサービスを提供できるよう、
調査へのご協⼒力をお願いいたします。
この新しいカスタマーサービスに関する⺫⽬目標には、各種資料のタイムリー
な翻訳が含まれています。ここ数年、IBLCEは(カントリーコーディネー
ターからの情報提供に加え)主なオフィスの⾔言語機能を強化してきまし
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た。英語とドイツ語に加え、現在ではフランス語やスペイン語で情報を得
ることができます。IBLCEではこの重要課題に向け、来たる年にはさらな
る強化をしていきます。
詳細については、IBLCEのオフィシャルサイトのStrategic Plan(⾧長期計
画)をご覧ください。
IBCLC役員会のプロフィール
IBLCEのメールマガジンでは、IBLCE役員会メンバーを特集し
ます。IBLCE認定者を代表して活動する役員の仕事内容などの
情報も、合わせてご紹介します。
Esmé Nel Hough
エズメ・ネル・ハフ
エズメは1986年以降ラ・レーチェ・リー
グのリーダーとして活動しており、2002
年にIBCLCとして認定されました。彼⼥女
は、1991年に4番⺫⽬目の娘を出産する直前、
南アフリカ⼤大学で商学の学⼠士号を取得しま
した。
エズメの⺟母乳育児⽀支援に対する情熱は、4
⼈人の⼦子どもの⺟母乳育児経験と、在住してい
る地域での⺟母親から⺟母親への⽀支援経験から
うまれました。
エズメはラ・レーチェ・リーグの中で、イ
ンターナショナルディビジョンのメールマ
ガジン編集者やリーダー認定部のコーディネーター、南アフリ
カのエリアリエゾンリーダーを含む、様々な役割を果たしてき
ました。
エズメはIBLCEの財務及びーケティング(Finance and
Marketing)委員会の⼀一員でもあり、直近では財務責任者として
選出されています。
IBLCEの仕事がない時は、夫であるアティと共に、南アフリカ
⻄西海岸沿い、ホンデクリップ・ベイ(ドッグストーン・ベイ)
にあるHonnehokke Resortという⼩小さな⼈人⾥里離れた宿を経営し
ています。サイクリング・釣り・読書・編み物・旅⾏行・ガーデ
ニング(これは彼⼥女が住む半砂漠地帯ではなかなかの挑戦で
す)が趣味だそうです。
コンピューターによる試験(CBT)について、よ
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くある質問
IBLCEはこれまでの4年間、コンピューターによる試験を運⽤用し
てきました。初回の試験的運⽤用は2011年、約500⼈人が受験、そ
の後2014年には約83%がこの⽅方式で受験しています。IBLCEの
調査結果では、ほとんどの志願者がこの⽅方式での受験を希望し
ているものの、この⼤大きな変化にはたくさんの質問があるよう
です。そこで、IBLCEはよくある質問について公表し、さらに
質問があった場合はその内容を追加して更新しています。
下記は、いくつかの更新内容です:
Q.試験前に、アクセサリーや帽⼦子等を外さなければならないの
はなぜですか。
専⾨門資格を得るための試験では、セキュリティが⼤大変重要と
なってきます。専⾨門資格は、最⾼高⽔水準のセキュリティの中で多
くの処理と⼿手続きを経て、その価値が守られています。⼈人々が
専⾨門家に信頼を寄せている以上、その専⾨門家が全ての条件を満
たし、公平に資格を取得していることは⼤大変重要となります。
さらに、専⾨門家たちは資格試験を受験するのに1,000ドル以上の
投資をしているという事実を忘れてはなりません。精神的な負
担や専⾨門家(SME)としての時間、労働時間、仕事関連で発⽣生
する数多くのミーティング費⽤用が含まれており、この事実は重
要です。IBCLCの資格がラクテーションケアの分野において最
⾼高のものであり続けるため、IBLCEにはその価値を守る責務が
あります。
Q.同じ地域に住む仲間が筆記試験を受けました。しかし、私は
コンピューターによる試験を受けました。どうして試験⽅方法が
違ったのでしょうか。
IBLCEは、世界最⼤大のCBT試験提供会社であるピアソンVUE
とCBT試験を⾏行っています。しかしながら、世界の中にはCBT
試験を受験できる⼈人数に限りがある地域があります。志願者の
満⾜足度を⾼高めることを第⼀一に、また受験可能⼈人数を最⼤大にする
ために、IBLCEは2016年、年に2回の試験を実施予定です。加え
て、7⽉月(最も試験が⽴立て込む⽉月)だった試験を年に2回、4⽉月
と10⽉月に移⾏行することで、IBCLC認定試験受験を容易にするで
しょう。しかしながら、CBT試験受験可能数に限りがある地域
では、依然、IBLCEは筆記試験を⾏行わなければなりません。今
後、少しずつ筆記試験を減らし、CBT試験を拡⼤大させていくこ
とを計画しています
Q.試験中、授乳のための時間がほしいです。どのようにして申
請したらよいですか。
出願の際、授乳時間が必要であることを申し出て、なるべく早
くIBLCEに⽂文書を提出してください。早めに知らせていただけ
ると、IBLCEは第三者試験運⽤用会社と効果的に連携し、IBCLC
試験を受験するあなたに快適な授乳環境を提供できるかもしれ
ません
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専⾨門資格の認定団体vs.専⾨門団体
よくある質問として多いのは"専⾨門資格の認定団体と専⾨門団体の違いは何
ですか"です。どちらも⼤大切な団体ですが、内容も役割も⼤大きく異なりま
す。
IBLCEのような専⾨門資格の認定を⾏行う団体は、その分野に特化した資格を
認定します。資格認定団体は特定分野の分析に加え、精神測定学者やその
分野におけるエキスパートとの研究結果を元に予め必要条件を設定し、基
準を設けています。こうすることで、資格認定試験をより専⾨門分野に特化
させ、意味あるものへと発展させることができるのです。また、この資格
を保有することは、⽀支援を受ける⼈人・雇⽤用主・他の専⾨門家・そしてもちろ
ん世間⼀一般の⼈人々に、しかるべき基準を満たしていることを証明すること
にもなるのです資格認定団体は、
資格を普及させるために活動すると共に、その活動の多くは専⾨門資格試験
の作成や、資格認定に必須となる関連内容の構築に特化しています。
専⾨門団体は専⾨門職に従事している⼈人のみならず、⼀一般の⼈人々の関⼼心事を、
より深く追求する組織です。専⾨門団体は、互いに助け合うグループです。
1⼈人よりも集団の影響が⼤大きいという事実は重要です。『細き流れも⼤大河
となる』という⾔言葉のとおり、専⾨門団体は会員の利益を向上させることが
できます。専⾨門団体は継続教育の機会を提供したり、仕事や給与に影響を
与えるような内容について広報したり、専⾨門内容を宣伝したりすること
で、会員をサポートしています。
専⾨門団体はまた、多様な利益を提供することもあれば、⼟土地⾵風⼟土に応じた
テーマを提供することもあります。例えば、国際ラクテーション・コンサ
ルタント協会は国際カンファレンスを開催し、⾼高く評価されている
Journal of Human Lactationを発⾏行しています。他の専⾨門団体は、特定
の地域や国に特化して活動しています。例えば、ELACTAはヨーロッパの
専⾨門家団体の傘下組織で、ラクテーション・コンサルタント職に特化して
います。ELECTAは国、そして地域の⼈人脈づくりの機会を提供していま
す。LCANZ(Lactation Consultants of Australia and New Zealand)
はその国で専⾨門家に同様の機会を提供しています。USLCA(United
States Lactation Consultant Association)は、アメリカのIBCLCに対
して⼈人脈づくりの機会やその国ならではのリソースを提供しています。
IBLCEは専⾨門団体ではありませんが、専⾨門団体が果たす重要な役割を認識
しています。そして、専⾨門団体を通じて得られる様々な機会を体験するこ
とをおすすめしています。
通常、専⾨門団体は会員制をとっており、団体のビジョンや使命を実⾏行する
ための費⽤用を、会費で賄っています。専⾨門団体に参加することで、あなた
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ための費⽤用を、会費で賄っています。専⾨門団体に参加することで、あなた
が関⼼心を寄せる地域での発⾔言権を得ることができますし、あなたに代わ
り、⽀支援のために必要な資⾦金援助をすることもできます。助け合いの仲間
に加わりましょう!あなたが参加することで、専⾨門団体はあなたをサポー
トすることができるでしょう。
-IBLCEの役員会&スタッフ
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