到達目標 1.秘書の資質と、秘書「的」な役割について理解する。 ⇒補佐

授業コード・科目名
担当教員
単位数
配当年次
期間
到達目標
授業の概要
授業の計画
準備学習
使用テキスト
参考書
成績評価の方法
特記事項
LS01A 秘書学概論
宮田 篤
2 講義・演習の別 講義
1 必修・選択の別 選択(秘書士必修)
2012年度 前期
1.秘書の資質と、秘書「的」な役割について理解する。
⇒補佐役として職場に遍在する秘書業務と、自身の将来の職場との関連を見出すことができる。
2.秘書の所属する「組織」について理解する。
⇒社内のタテとヨコ、組織外のソトとウチを知ることで、敬語の使い分け等ができる。
3.秘書技能検定の理論領域「必要とされる資質」、「職務知識」、「一般知識」を理解する。
⇒秘書技能検定3級レベルの知識を修得することができる。
短大1年の[秘書士]必修科目です。学院大(上級秘書士)との合同授業となります。
[主題]
秘書士、上級秘書士、それぞれの資格の概要・目的を理解し、秘書学の全体像を把握します。水曜日
に開講される「秘書実務」(前・後期通年開講)を学習する際の理論的土台となる科目でもあります。
[目標]
秘書士、上級秘書士は、必ずしも秘書になるための資格ではありません。専門的技能を身につけた人
が、職場で他の人々と気持ちよく協働するための常識を学ぶのだと理解してください。職場の初心者と
して必要な最低限の知識や考え方、また、指導的な役割に就くため、人と接する業務をこなすために
は、職業人としてのマナー、常識、気配りが必要です。それらが「なぜ必要とされるのか」について秘書
学概論で学び、「どのように身につけるか」について秘書実務で学びます。
授業の一部に、6/17(日)実施の秘書技能検定対策を含みます。
01、04/10、オリエンテーション; 秘書の定義
02、04/17、秘書の役割、組織、職場
03、04/24、秘書業務の特色・進め方
04、05/01、オフィスからワークプレイスへ
05、05/08、秘書の資質・適性・人柄、求められる知識・技能・教養
06、05/15、秘書とコミュニケーション①: 言語コミュニケーション
07、05/22、秘書とコミュニケーション②: 非言語コミュニケーション
08、05/29、秘書検定対策①; 求められる資質
09、06/05、秘書検定対策②; 職務知識
10、06/12、秘書検定対策③: 一般知識
11、06/19、心身の健康、資質向上のための努力
12、06/26、インターネット社会と秘書
13、07/03、人間関係の理解、自己理解・他者理解
14、07/10、職場の人間関係、キャリア形成
15、07/17、ビジネス環境の変化、秘書の課題と展望
要復習箇所がある場合は、次回までに完了させておきましょう。
予習該当章・箇所がある場合は、事前にテキストを講読・把握してきましょう。
いずれの場合も、授業中の指示を聞き逃さないようにしましょう。
福永弘之(編著)『オフィスワークと秘書』 、樹村房、2011
実務技能検定協会(編)『秘書検定3級実問題集2012年度版』 早稲田教育出版、2012 (その他、授業内で適宜、お知らせします)
[評価項目と割合]
受講態度:30点
授業内課題[学生による自己評価]:20点
授業内課題[担当教員による評価]:20点
期末試験:30点
各項目の評価の観点と具体的な配点については、第1回の授業(4/10)のオリエンテーションにて説明
します。受講者は必ずオリエンテーションに出席してください。
選択資格(秘書士)なので、特に積極的な授業参加、自発的な復習を求めます。
授業の段階で既に、就職活動が始まっているという意識を持ってくださる方々の受講を希望します。そ
のために毎回、私服とはいえ節度ある身だしなみ、正しいことば遣い、復習を確実に行う学習姿勢を求
めます。