スクーリングコード 611 テ ー マ 家族法の現代的課題 担当教員 藪本 知

スクーリングコード
611
スクーリング単位 2 単位
テ ー マ 家族法の現代的課題
担当教員
藪本 知二
日 程 9/17(土)~ 9/19(月・祝) 会 場
広島
◆授業の目的・到達目標
この授業では、(1)家族法に関する基礎知識を習得すること、および(2)現代日本
の家族法が直面している課題について考察することを目的としています。
また、各受講生が自分の発表テーマに関し、資料を収集し読解するとともに、論理的
に自分の意見をまとめる基礎的な力が身につくことを目標としています。
◆授業の概要
各受講生の問題関心に基づいて設定された、現代日本の家族法が直面している課題(児童虐待や成年
後見など家族法と社会福祉法制とが交錯するものを含む)について、考察するとともに、家族法に関す
る基礎知識を習得します。演習という授業形態をとりますので、自主的な取組みと積極的な参加が求め
られます。
◆授業の計画
授業(3 日間)において、各受講生は、自己の問題関心に基づいて課題を設定し、その課題について
学習研究した結果を発表します。各発表に対して受講生全員で討議し、各課題に対する理解を深めてい
きます。また、各課題に取り組みながら、家族法の基礎知識を習得・確認することができるように進め
ていきます。
◆学習指導
授業において発表するテーマの選定および発表レジメの作成にあたっては、事前の指導を受けてくだ
さい。
①最初に受講生は、電子メールで発表のテーマおよび概要を 2 千字程度にまとめて担当教員に送って
ください。どのようにテーマを設定してよいか分からない場合は、その旨メールをしてください。
②①のメールの返信から学習指導が始まります。以後、受講生は、担当教員とメールの遣り取りをし
ながら、発表テーマを確定し、発表レジメを作成します。
◆スクーリング実施方法・日程
B 方式〔 9 月 17 日(土)∼ 9 月 19 日(月・祝)・広 島〕
◆成績評価
発表前の学習指導、授業での発表の内容および質疑応答ならびに授業終了後に提出するレポートによ
り評価します。
◆教 材
各受講生の発表テーマに関する資料を、各受講生が発表のために作成したレジメおよび資料とは別に、
配布します。
◆参考・推薦文献
[第 4 版]
(2013 年)
二宮周平『家族法』
内田 貴『民法Ⅳ 親族・相続』
[補訂版]
(2004 年)
新世社(3,510 円)
東大出版会(3,780 円)
水野紀子・大村敦志編『民法判例百選Ⅲ 親族・相続』
(別冊ジュリスト 225)
(2015 年)
有斐閣(2,268 円)