スキップローダトラックスキップローダに関する一般情報スキップローダに関する一般情報スキップローダは、ボディワークと 2 本の平行したアームの形状をしたロードハンドリング装置が付いた取り外し可能なボディトラックで、ルースキャリアをトラックに搭載・降ろすためのものです。共通ロードキャリアは、リサイクリングや建築資材のためのコンテナです。スキップローダボディワークは、ねじれに強いとされています。デザイン 353 930 スキップローダトラックには、固定されたフラットベッドボディが付いたサブフレームがあり、そこにコンテナが設置され、運搬やコンテナを搭載・降ろすデバイスに接続されています。スキップローダトラックの例安全性スキップローダトラックには、積載時や輸送中にコンテナを所定の位置に固定する装置の接続時に、積載物がキャブの後部壁にぶつからないよう、停止装置が付いていなければなりません。 2 アクスルスキップローダトラックが 2 つのコンテナ向けのものである場合、重心が後ろに傾き、運転特性に影響が出るリスクがあります。 353 931 積載物を取り扱う際の安定性を高めるために、リアサポートスタンドが推奨されます。リアサポートスタンドの例 06:20-03 発行 1 ja-JP 1 (4) © Scania CV AB 2015, Sweden スキップローダトラック推奨事項推奨事項スカニアは、次に関し、最適な全体ソリューションを提供しています。 • フレーム振動への感応性 • 積荷の配分 • 運転手コンフォートアタッチメントとボディアダプテーションブラケットに関する詳細は、ボディーワークアタッチメントドキュメントに記載されています。 06:20-03 発行 1 ja-JP 2 (4) © Scania CV AB 2015, Sweden スキップローダトラック推奨事項取り付けシャーシフレームは、運転時や積載物取扱い時にねじれることがあります。そのため、フレームにこのような動きがかかる場合、サブフレームのフロントブラケットが縦方向に動くようにしてください。通常、サブフレームのフロント部分には柔軟なブラケットが使用され、リア部分には固定ブラケットが使用されています。フレームブレーキのすぐ裏側から始まっています。特定の車両のアタッチメントの選択に関する情報は、サブフレームとアタッチメントの選択ドキュメントに記載されています。サブフレームは、出来る限りフロントアクスルに近い場所に、シャーシフレームの周辺に沿って取り付けられる必要があります。ブラケットの場所は、アクスルの距離とリアオーバーハングの長さによって変わります。アタッチメント間の距離は、900mm 以下でなければなりません。このタイプのボディーワークでは、シャーシの動きはサブフレームとシャーシフレーム間に生じる摩擦によって弱められます。アタッチメントおよびブラケットの仕様は、架装からの力によってフレームサイドメンバーが強い捩れを受けないようなものにします。架装は、支持力の方向がフレームサイドメンバーのウェブと同じ平面になるように、フレームサイドメンバーに跨っている必要があります。フロントブラケットが架装を横方向にガイドするようにしてください。シャシフレームが曲がる際に架装とシャシフレーム間に発生する縦方向運動を許容するようにそれらを設計する必要があります。 06:20-03 発行 1 ja-JP 3 (4) © Scania CV AB 2015, Sweden スキップローダトラック推奨事項フロントアクスルとサブフレームの先端の距離フレーム振動を緩和するには、サブフレームを前方へ移動し可能な限りフロントアクスルに近い位置でシャーシフレームにクランプする必要があります。これはフロントアクスルにエアサスペンションを装備する車両にとって特に重要です。 • エアサスペンション付きフロントアクスル： 600 mm • リーフスプリングサスペンション付きフロントアクスル： 800 mm 327 097 フロントアクスルの中央とサブフレームの前端部との間の最大許容距離： 800 600 エアサスペンションまたはリーフスプリングサスペンション付き車両のフロントエンドフロントアクスルとフロントブラケット間の距離フロントボディアダプテーションブラケットは、リーフスプリングサスペンデッドアクスル付車両についてはフロントアクスルの裏側の最大 875mm のところに、エアサスペンデッドフロントアクスル付車両については 600mm のところに取り付けます。例イラストのサイズ A は 900mm 以下でなければなりません。 600 06:20-03 発行 1 ja-JP A A B A A A 353 929 イラストのサイズ B は、500mm 以上でなければなりません。これにより、固定ブラケットが重くなりすぎることを避けることができます。しかし、900mm 以下でなければなりません。 4 (4) © Scania CV AB 2015, Sweden