平成28年度 真鶴町の教育基本方針・重点施策

平成28年度
1 基本方針
真鶴町の教育基本方針・重点施策
「教育は人づくり、人づくりはまちづくり」
本町は、
「第4次真鶴町総合計画」に掲げる基本政策「一人一人を大切にした教育によ
り、学び続け共に生きる人づくり、そして、心豊かな生活と文化のあふれるまちづくり」
を実現するために、学校教育・社会教育を通して、子どもや町民が主人公の教育、一人
一人を大切にした教育を基本方針とします。そして、生涯にわたって学ぶことに意欲を
もち、自分と異なる価値観を互いに認め、互いの絆を深め、支え合い、分かち合う人づ
くりを推進し、笑顔で心豊かな生活と文化が溢れるまちづくりを目指します。
そのために、私たちの宝である将来を担う子どもたちを育てる学校教育と真鶴に住む
人々の生活をさらに豊かにする社会教育の充実を推進します。さらに真鶴の良さを生か
し郷土真鶴に根ざした教育「ふるさと教育」を全ての分野で推進し、故郷への誇りと故
郷を愛する心、まちづくりに貢献する姿勢を育みます。
また、学校教育並びに社会教育の充実に向けて、真鶴に住む人々が力を合わせ連携し
て進める教育の仕組みや安全安心な教育環境の整備・充実に取り組みます。
学校教育では、幼・小・中の一貫した教育を通して「一人一人を大切にした教育、共
に学び共に育つ教育を推進し、
『生きる力』を育む」ことを基本方針として、幼児・児童・
生徒一人一人の個性を大切にし、確かな学力、豊かな心、健やかな体を育成し、人格の
形成を目指します。また、恵まれた自然や伝統ある歴史を生かしながら、真鶴の良さを
生かし郷土真鶴に根ざした「ふるさと教育」を推進し、故郷に対する誇りや郷土を愛す
る心、まちづくりに貢献する姿勢を育みます。
特に、
「確かな学力」の育成のために、学習意欲の向上と思考力・判断力・表現力等の
活用する力の育成を目指した授業改善、基礎的・基本的な知識・技能を確実に身に付け
ることを目指した個に応じた指導の充実や学び直しのシステムを確立に努めます。
さらに、豊かな心を育むことを目指して、
「自尊感情の育成」
「社会性の伸長」
「規範意
識の確立」を重点とした指導方法の工夫改善に取り組みます。いじめの防止については、
「真鶴町いじめ防止基本方針」を推進する中で、いじめの早期発見・早期対応を徹底し、
予防策の充実といじめに対する判断力や行動力の育成に努めます。
就学前の幼児に対する保育・教育では、豊かな生活体験活動を通して自我の形成を図
り、豊かな心や健やかな体を始めとする『生きる力』の基礎を育成します。
また、12年間の子どもの育ちの連続性を大切にした教育の創造を推進し、ふるさと
教育の充実に向けて、幼稚園・小学校・中学校でカリキュラムの見直し、改善に取り組
みます。
社会教育では、「だれもが楽しく学び、心豊かな生活の実現と文化を創造することで、
人が輝き、町全体が元気になる生涯学習を推進する」ことを基本方針として、
「いつでも、
どこでも、だれでも」楽しく学習できる社会教育を目指します。さらに、学校・家庭・
地域及び関係機関が連携を密にし、地域全体で青少年の健全育成を図っていきます。ま
た、他の自治体との連携・交流や地域の教育力を活かした様々な体験学習を通し、町内
-1-
外との交流の場を多く設け、生涯学習環境の整備と実践活動の推進に努めます。
また「町民主体の生涯学習」を更に充実させる観点から、町民の多様なニーズと生涯
各期の学習課題に応じた学習機会や情報提供の充実を図る中で、個々の主体的な学習活
動や積極的な参画及び社会教育関係団体の自主的活動を支援し学習機会の充実を一層推
進します。併せて町民の健康・体力づくりのための事業を町総ぐるみで推進し、町民が
スポーツに親しむ環境づくり等の地域スポーツの振興に努めます。さらに、まなづる図
書館では、町民の学習・読書意欲に応えられるように、要望度の高い資料を充実させる
とともに、子育てを応援する図書館として、子どもの読書活動につながる事業の実施に
努めます。家庭教育の在り方にも目を向け、子どもにとって居場所のあるあたたかな家
庭や家庭と家庭が支え合う地域の絆づくりを目指します。
2 重点施策
(1) 「生きる力」の育成を目指した教育活動の推進
「確かな学力」
「豊かな人間性」
「たくましく生きるための健康や体力」等の「生きる力」を
育成するために、新学習指導要領の円滑な実施と充実に努める。特に、真鶴町の子どもたちの
実態と今日的課題を踏まえ、「12年間の子どもの育ちの連続を大切にした教育」をすべての
教育施策の土台とし、その教育の実現に向けて取り組む中で、特に次の事柄について指導の充
実を図る。
○学習指導
①学級・学年経営を基盤とした「授業に関する真鶴スタンダード」への取り組みの実践
授業に関する真鶴スタンダード
① 落ち着きのある授業
② 学び合う授業
③ 確かな学びのある授業
いつでも・誰でも
「共に学び共に育つ」教育の中核
活動を通して何を学んだか、何の「力」をつけたのか
②基礎基本の徹底を目指した個に応じた指導の充実
・指導体制の改善
・指導方法の工夫
・指導と評価の一体化
③学びへの意欲を高め、考える力や活用する力を育む授業の改善
・「考える力の育成に向けた学び合いの授業の充実」
・「書くことを取り入れた学習の工夫」
・「学習のめあてとまとめが明確に位置づけられた授業づくり」
④学び直しの時間の位置づけと充実
⑤読書活動の充実に向けた具体策の推進と継続
・読み聞かせの充実
・自分で本を手に取る行動の推進
⑥運動習慣の定着や体力の向上に向けた取り組みの推進
⑦家庭と連携した家庭学習の充実
⑧学習ボランティアの充実
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○児童生徒指導
①諸課題の低年齢化に対応した児童生徒指導の推進
②言葉の指導
・自分の思いや願い、判断したことを適切に表現できる言葉の力の育成
・相手を考えた言葉遣いの指導
・児童生徒によるあいさつ運動の充実
③全ての子が伸び伸びと生活できる学校つくり
④きめ細やかな児童生徒指導の実践
日々の小さな出来事への指導を積み上げる
⑤諸課題に対する予防的な対策の推進
・インターネット・スマートホン等通信機器に対する適切な使用方法についての約束づ
くり
・規則正しい生活習慣の定着に向けた指導と啓発
⑥いじめの予防と適切な対応
・適切ないじめの把握
アンケート等の学期1回の確実な実施
日常の学校生活の中でのアンテナを高く広くするための具体策の実施
・いじめにつながる言葉の実態把握と指導
・判断力、行動力を育成する学習の計画と実践の積み上げ
⑦児童生徒指導を通して育成する力
・自尊感情の育成 ・社会性の伸長 ・規範意識の確立
(2)
不登校の改善
不登校の児童・生徒への学校内外における相談体制の整備を進めるなど、不登校の子どもた
ちの教育機会について支援を図る。
①予防的対応の実施と充実
・教育相談コーディネーター及び養護教諭を中心とした教育相談担当と児童生徒指導担当
との連携・学年や学級の枠を越えたチーム支援の在り方
・誰もが安心して楽しく過ごせるような学級づくり、人間関係の形成
・月の欠席3日以上の児童生徒への適切な対応と遅刻が多い児童生徒への早めの対応
②教育支援センター及び訪問相談員・教育相談員等による不登校対策
③福祉行政・SSW等の外部機関との連携による支援教育の充実
④校内支援室の充実
⑤保護者に対する支援体制の確立
(3) 防災計画・防災教育の見直し・改善
大規模な自然災害の発生に備え、学校・園防災担当者会議での検討をとおして、子どもたち
の安全確保を最優先にした防災計画の在り方を追究するとともに、災害に遭遇した際に自ら考
え判断し行動できる子どもを育成するための防災教育の充実を図る。
①幼・小・中の防災計画・防災教育の見直し・改善による体系化に向けた試行と改善
②避難行動時の町部局や自治会との連携の推進
③「助けられる立場」から「助ける立場」を目指し地域防災活動への積極的参加の推進
④登下校時の避難訓練の充実に向けた工夫改善
⑤町内私立保育園との連携も視野に入れた幼・小・中の防災訓練の充実に向けた工夫改善
-3-
⑥「避難所運営協議会(仮称)
」との協力・連携
(4) 就学前教育・保育の充実
幼稚園での3年保育を推進し、就学前教育の充実を図る。さらに、町内私立保育園との連携
を推進し、町全体の就学前教育・保育の更なる充実を図る。
①小学校に生きる「真鶴スタンダード①」の指導法の研究と実践
②幼保・小接続期共通カリキュラムの実施と改善
③読書活動の推進 読み聞かせ 真鶴の民話の紹介 自分で本を手に取る行動の推進
④相手を考えた言葉使いの素地を養う指導
⑤体を使って遊ぶ楽しさを実感できる保育活動の推進
(5) 「ふるさと教育」の見直し・改善の実施
平成27年度に見直しを図った「ふるさと教育」カリキュラムの施行と改善を進める。
(6) 12年間の子どもの育ちの連続性を大切にした教育の推進
今までの「幼保小中が連携した教育」を発展的に継続させ、国や県が推進する小中一貫教
育校につながる「12年間の子どもの育ちの連続性を大切にした教育の創造」を町指定研究
として取り上げ、神奈川県教育委員会の小中一貫教育推進モデル校としての実践を進める中
で、充実を図る。
(7) 教員の資質向上を目指した研修の充実
職場内の職員教育「OJT( On-the-Job Training )」の実践を通して、教員の資質能力
や指導力・授業力の向上を図るとともに、不祥事ゼロに向けた取組を推進する。また、「ふる
さと教育」の実践化に向けて「真鶴」への理解を深める研修の充実を図る。
①職場内の職員教育「OJT( On-the-Job Training )」の計画と推進
②足柄下郡三町の連携のもと、授業力向上を図る研修の推進
③体罰根絶に向けた取り組みと指導法の向上
④不祥事0に向けた取り組みを推進する。
・
「意識化・行動化・継続化」の指導の徹底
・種別に応じた防止対策の工夫
・不祥事防止に対する主体的な取り組みの推進
⑤地域を理解する研修機会として「ふるさと教育研修会」の充実
(8) 心豊かな生活や生きがいのあるまちづくりの推進
町民の主体的学習活動の支援、学習機会の整備等を一層充実させ、だれもが楽しく学べる生
涯学習の充実を図る。
特に、①他の自治体との連携及び地域の教育力を活かした体験学習活動の充実
・郷土にはない素材の体験事業における他の自治体との連携
・郷土が有する人材・自然・施設等の活用による体験事業の充実
②町民の健康・体力づくりのための町民総ぐるみでの事業展開
③子どものスポーツ環境の充実に向けた検討と対策
・放課後及び土・日・祭日におけるスポーツに接する機会の拡充
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④家庭環境の在り方について見つめ直す中で家庭教育支援の充実
⑤学校と連携した子どもの読書の推進及び家庭読書等の読書活動の充実
また、学校教育と社会教育の連携を推進し、相互に施設や教育機材、人材の活用が図られる
ような土壌を形成するとともに、学校・家庭・地域それぞれの教育力を生かした支え合い・分
かち合うまちづくりに努める。
(9) 町民の郷土に対する意識の向上と明るい家庭づくりの推進
郷土が有する豊かな自然や古くから伝わる文化・芸能、産業に触れる機会を拡充するととも
に、文化財や地域に根付いた文化的事業を保護・支援することにより、町民の方々が郷土愛を
育むことができる土壌を形成する。また、「まなづる教育の日」や「真鶴家庭の日」の周知や
取組みの推進により、親子のふれあいの機会を拡充し、明るく温かな家庭づくりを支援する。
(10) 町全体で支える教育の推進
学校・家庭・地域の連携による教育のさらなる推進を目指す。幼児・児童・生徒の健全育
成のために、学校・家庭・地域がそれぞれの役割や責任を果たす中で一体となって推進する
ものであるという考えに立ち、それぞれが有機的に機能するよう連携・協力・調整に努め、
町民全体で支える教育の仕組みや組織作りに取り組む。
また、学校教育の場における家庭・地域の教育力の有効活用、情報や意見の交換、学校施
設の開放など積極的な推進に努める。そのために、安全安心サポーター・スクールサポータ
ー・環境整備サポーター・読書推進サポーターの取組を推進する。さらにコーディネーター
の仕組みの充実を図る。
さらには会員の減少等により運営が困難となった団体等への相談・助言業務を推進し、支
援体制を構築する。
(11) 安全・安心な教育環境及び教育施設の計画的整備の推進
安全・安心な教育環境の充実に向けて、学校・家庭・地域が一体となった取組を展開し、
安全が日常的に確保されている環境を確保するための仕組みや組織作りを進める。
そのために、自治会及び小中学校 PTA、民生委員・児童委員協議会等の組織との連携を図
るなかで子どもを見守る組織の充実を図り、登下校時の見守り活動と緊急時の対応をさらに
強化し、犯罪や交通事故に遭うことのない町をめざす。
教育施文化設は、日常より状況把握に努め、必要に応じた施設の改善を計画的に進め、利
用者が安心して利用できる環境の整備に努める。
(12) 新たな教育委員会制度に向けた取り組みの推進
新たな教育委員会制度の趣旨を踏まえた取り組みを推進する。
・真鶴町教育大綱を踏まえた教育行政の推進
・責任ある教育行政の推進
・迅速な判断と行動力による教育行政の推進
・開かれた教育行政の推進
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3 基本施策
学校教育の推進 「豊かな学び」
〔「生きる力」を育む教育の充実〕
(1) 「確かな学力」の育成
① 神奈川県教育委員会による「小中一貫教育推進事業」及び町指定研究による「12 年間
の子どもの育ちの連続性を大切にした教育の推進」実践研究事業の推進
② 落ち着きのある授業づくりのための授業規律の確認と共有化
③ やり直し・学び直しの機会が設定された教育課程の作成
④ 個に応じたきめ細かな指導の充実のための少人数授業やTT・リソースの効果的活用
⑤ 主体的に学習に取り組もうとする意欲・態度を育成する授業・教育活動の充実
⑥ 思考力・判断力・表現力等の活用する力を育成する授業・教育活動の充実
⑦ 指導に生かす評価の在り方についての検討と実践
⑧ 学力調査等の調査・分析をもとにした授業改善のための重点的取組の作成
⑨ 12年間を見通した幼・小・中連携教育の推進
⑩学習指導要領の充実に向けての教育課程の編成、指導法、指導体制等の工夫・改善、条件
整備等の検討
⑪ 外国語指導助手等を活用した外国語教育の推進
⑫ 小・中学校の交流による外国語教育の検討
⑬ 情報化社会に対応できる情報教育及び情報モラル向上事業の推進
⑭ 豊かな感性や情緒、言語力の育成に向けた読書活動の推進
⑮ 学習習慣の定着や学習意欲の向上に向けた家庭・地域との連携・協力の推進
⑯ 授業における「めあて」や「見通し」の提示、学習の振り返りを記述する「まとめ」の
実施等、学習内容を着実に定着させるための授業改善の実施
(2) 「豊かな心」の育成
① 自尊感情を育成する教育の推進
② 社会性や規範意識を身に付けさせるための家庭や地域との連携の充実
③ 郷土愛を育む「ふるさと教育」の実践と見直し
④ 道徳教育用教材「私たちの道徳」や地域の講師等を活用した心に響く道徳教育の推進
⑤ 地域と連携・協力した奉仕活動及び体験活動の充実
⑥ 発達段階に応じた体験活動による系統的なキャリア教育の推進
⑦ 人権教育の推進
⑧ 小・中学校が連携した児童生徒によるあいさつ運動の推進
(3) 「健やかな体」の育成
① 日常生活に生きる健康教育の研究と実践
② 体力テストや運動・生活習慣調査を生かした日常生活や授業の中で取り組む体力づくり
の実践
③ 食育の研究と実践(健康福祉課との連携)
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(4) 児童生徒指導の充実
① 児童生徒指導に係る組織の検討(教育相談コーディネーターを中心とした教育相談担当
と児童生徒指導担当との連携、学年や学級の枠を越えたチーム支援の在り方など)
② いじめの未然防止、早期発見、早期対応、早期解決に向けた体制づくり
③ 不登校や問題行動等の未然防止に向けた児童・生徒指導の充実(誰もが安心して楽しく
過ごせるような学級づくり、相手を思いやる適切な言葉遣い、人間関係の形成に向けた
研修の充実)
④ 月の欠席3日以上の児童生徒への適切な対応と遅刻が多い児童生徒への早めの対応
⑤ 教育支援センター及び訪問相談員・教育相談員等による不登校対策、幼保・小・中・保
護者への支援体制の確立、相談員や外部機関との連携による早めのケース会議の開催
⑥ 児童生徒に係るインターネット等通信機器の利用に関する問題への対応
(5) 支援教育の推進
① 子ども一人一人の教育的ニーズに応じた適切な支援の充実
② 福祉行政等の外部機関との連携による支援教育の充実
③ 配慮を要する児童生徒への支援の在り方に関する研修の充実
(6)
①
②
③
幼保・小・中の連携による教育の推進
幼保・小・中の連携による授業研究や情報交換の場の充実
幼保・小・中及び関係機関との連携による一貫した教育支援体制の充実
真鶴町に合った就学前教育・保育の在り方の研究
④ 幼稚園と保育園の交流活動の充実(健康福祉課との連携)
(7)
①
②
③
防災計画・防災教育の見直し・改善
幼・小・中の防災計画の見直し・改善の推進
幼・小・中の防災教育カリキュラムの実践と見直し
避難行動時の町部局や自治会との連携の推進
〔教職員研修の充実〕
(8) 教職員研修の充実
① 今日的課題への対応を踏まえた研修内容と機会の充実
② 地域を理解する研修機会の充実
③ 足柄下郡三町の連携した研究及び研修の推進
④ 職場内の職員教育「OJT」の計画と推進
⑤ 不祥事防止研修の充実
社会教育の推進 「みんなで笑顔」
〔だれもが楽しく学べる生涯学習の推進〕
(9) 地域における教育力の充実
① 青少年体験活動事業の充実及び青少年関係事業への支援
② 子ども読書活動の推進
-7-
③ 小学生・中学生ボランティア体験に関する活動支援
④ まなづる家庭の日を定める条例による明るく豊かな家庭づくりの推進
⑤ 社会教育関係事業における親子協働学習の推進
⑥ 地域の家庭教育力向上及び次世代育成支援に関する講座の充実及び支援
⑦ 食育をはじめとする生活習慣の確立に向けた支援体制の充実
⑧ 幼児家庭教育充実のための関係各課との連携及び環境の整備
⑨ 子育てに関する情報の収集・提供や相談体制の充実
(10) 多彩な学習機会の充実と学習活動支援
① 様々な媒体を活用した各種学級講座の情報の提供・相談機能の充実
② 住民のニーズや課題に対応した各種学級講座の充実
③ 職員・各種委員等による出前講座の推進
④ 人権教育の推進(男女共同参画を含む)
(11) 社会教育関係団体の育成・支援
① 子ども会連絡協議会活動の活性化及び支援
② PTA協議会活動の支援
③ 社会教育関係団体の自立的な学習活動の支援の充実
④ 各種ボランティア研修会の開催
〔個性ある地域文化の創造〕
(12)
①
②
③
④
⑤
⑥
文化財の保護と活用
町指定文化財の保護と活用の推進
文化財の指定のための調査研究
伝統芸能保存と後継者育成の推進
文化財などを活用した郷土学習の推進
文化財、自然保護の啓発と資料作成
重要文化財指定目録の作成
⑦ 真鶴歴史年表及び町史続編の編集の推進
(13) 芸術文化活動の振興
① 住民の芸術文化活動や成果の発表の機会と場の拡充
② 芸術文化関連の学級・講座の充実
③ 芸術文化的活動グループへの支援
④ 文化的行事充実のための見直しと検討
〔生涯スポーツ・レクリェーション活動の推進〕
(14) 地域スポーツの振興
① 特色あるスポーツ・レクリェーションの開催
② 各種スポーツ指導者の養成及び資質の向上
③ 社会体育関係団体の育成及び支援
④ 保健・福祉との連携を図り、スポーツを通した住民の主体的な健康づくりの推進
-8-
⑤ スポーツ行事充実のための見直しと検討
⑥ スポーツマスタープランの策定及び体制づくりの検討
ふるさと教育の推進
〔まなづるの良さを生かした教育の推進〕
(15) まなづるふるさと教育の推進
① まなづるふるさと教育に関する事業の充実及び実践
② 真鶴半島の自然や施設を利用した自然学習体験プログラムの実施
③ 真鶴の自然を生かした環境教育の推進
④ 郷土の自然や歴史・文化、産業とふれあう機会の充実
⑤ 地域学習を深める副読本の活用
⑥ 真鶴を愛し、ふるさとに誇りをもつ子どもを育む「ふるさと教育」のカリキュラムの整
備と推進
⑦ 図書館・美術館・貝類博物館・海の学校・民俗資料館を活用した教育の推進
⑧ 教育月間に伴う各種推進事業の開催
(16) まなづる子ども大使
① ふるさとへの誇りと郷土愛を育む事業の推進
② まなづる子ども大使の育成及び実践事業の検討
③ 観光事業などとの連携による子どもたちのふるさと PR の場の創出
安全・安心な教育環境の整備充実
〔安全・安心な教育環境の整備〕
(17) 安全・安心な教育環境の整備充実
① 地域連携による防災・防犯の安全体制の確立
② 学校敷地内での安全確保
③ 安全・安心な給食の実施
④ 教育施設の改修計画の策定
⑤ 学校施設の適正な管理・運営
⑥
⑦
⑧
⑨
社会教育施設の適切な管理・運営及び事業の充実並びに有効利用
観光と連携した社会教育施設の運営及び相互利用の推進
安全に配慮した学校開放による施設の有効利用の促進
施設の管理・運営を住民等に委ねる体制についての検討
〔町全体で支える教育の推進〕
(18) 地域に根ざした教育の充実
①
地域の教育力を生かした子どもサポーター組織による教育支援活動の推進及び体制の
整備
-9-
② 放課後児童健全育成事業の拡充と青少年を含めた地域力の参画
③ 青少年愛護活動及びより良い環境づくりの推進
④ 児童生徒の主体的自立に向けた方策の推進
⑤ 中学校部活動の外部指導者活用の推進
⑥ 「地域に開かれた学校」を目指した学校施設・資源の有効活用
⑦ すべての住民の「学びのコミュニティ」としての学校づくりの推進
(19) 生涯学習推進体制の充実
① 社会教育と学校教育の連携の推進
② 社会教育関係委嘱委員の研修と活動支援・連携
③ 各種指導者研修会の開催、指導者への支援
④ 社会教育ボランティアの育成と活用
教育委員会組織の機能の強化
〔教育委員会活動の充実〕
(20) 学校教育の理解と支援
① 教育委員の学校訪問活動の充実
② 教育委員、学校関係者評価委員等を交えた協議の推進
(21) 生涯学習・社会教育の理解と支援
① 生涯学習・社会教育推進計画等に基づく各種施策の状況把握
② 教育委員の各種団体への訪問・参加・交流活動の充実
(22) 住民要望等の把握と教育行政への反映
① 定例会等の開催に関する検討
② 住民要望等を把握する機会に関する検討
(23) 教育委員会の活動状況の点検、評価及び公表
① 点検、評価及び公表に向けての諸規定の整備
② 教育委員会活動状況の議会への報告及び一般への公表
〔学校評価システムの充実〕
(24) 学校評価システムの充実
① 学校関係者評価の組織・制度の見直しと確立
② 評価結果等の公表並びにその結果に基づいた学校及び教育委員会による学校運営の
改善
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