PRESS RELEASE 2014 年 2 月 17 日パリ・プジョー本社第 84 回ジュネーブ・モーターショーにおけるプジョー～新たな 2 つのモデルとエンジンを発表～第 84 回ジュネーブ･モーターショーにおいて、プジョーは高品質でテクノロジーに優れた 2 つのモデルを発表いたします。プジョーの歴史で最も若いプロダクトレンジに加わる New プジョー108 と New プジョー308 SW です。プジョーは、新しい PureTech 1.2ℓ 3 気筒ガソリンエンジン、そして Blue HDi ディーゼルエンジン（ユーロ 6 ディーゼル排ガス規制適合）、HYbrid4（ディーゼル・ハイブリッド）、さらに 2008 Hybrid Air Concept などを展示、発表をいたします。また、RCZ R、308 R Concept、そして 208 T16 Pikes Peak により、プジョーが常にドライビングエモーションを大切にしていることを併せて表わしてまいります。 2014 年ジュネーブ・モーターショーのブースでは、28 台のモデルとコンセプトカーが展示され、70 万人の来場者に新しいブランドの価値を提案してまいります。 New プジョー108：圧倒的な存在感今年 2014 年の夏、トータル販売台数 80 万台以上というプジョー107 が、New プジョー108 へと引き継がれます。B セグメントと C セグメントを 208 と 308 により若返らせた後、プジョーは新しいシティカーをジュネーブで発表をし、ヨーロッパ市場で 10%近いシェアの A セグメントに新風を吹き込んでまいります。全長 3.47m と 840kg の軽さで街に溶け込むフォルムをもつ New プジョー108 は、3 ドアまたは 5 ドアハッチバック、そしてカブリオレがラインアップされます。 New プジョー108 には 4 種類のパワーユニットが用意され、ベースとなる 2 種類の 3 気筒ガソリンエンジン（1.0 リッター VTi 68、PureTech 1.2ℓ VTi 82）は、燃料消費量を適切にコントロールして、CO2 排出量も 88g/km からに抑えられています。市街地を走行すると、パワーステアリングとサスペンションによってどんな状況でも手ごたえのある最適な乗り心地を提供いたします。 New プジョー308 SW：洗練された心地よい空間 New プジョー308 SW は、ヨーロッパ市場で 3 番目に大きいセグメントに狙いを定めています。 2013 年秋に発売し 45,000 台が販売された New 308 に 2014 年 4 月からは新しいボディタイプが加わり、New 308 のラインアップが広がります。すべてを一新し、前のモデルからは名前のみ引き継いだ New プジョー308 SW は、力強くまったく新しいモデルであり、このカテゴリーに求められる容量、空間、機能性、操作性を備えています。今後はヨーロッパにおける C セグメントの 10%を占めるカテゴリーで確固たる地位を確立することを目指しています。デザイナーとエンジニアはこの New プジョー308 SW に多くの優れた性能を与えました。斬新なアプローチによる軽量化やダイナミックなデザイン、画期的な装備と操作性、独自のドライビングエクスペリエンス、燃費をコントロールする革新的なエンジン、そして高い品質と効率をバランスさせたコンセプトです。プジョーの最新テクノロジー：効率と話題性の追求 2013年、プジョーはヨーロッパ市場において、CO2の平均排出量をさらに削減しました。115.2g/km（2013年11ヶ月分）を達成し、2012年の121.6g/kmを更新、ヨーロッパで最もクリーンなブランドとしての地位を確立しました。CセグメントやDセグメントでも幅広いラインアップを展開するブランドとして優れたパフォーマンスです。これはエンジンの最適化（出力の改善、ダウンサイジング、ストップ＆スタート機構など）、新世代の3気筒PureTechガソリンエンジンの e-THPバージョン導入、さらにユーロ6 排ガス規制に適合するHDiエンジンにおける技術の進歩により、達成されました。この度のNewプジョー308のe-THP 1.2ℓ 130hpには、ターボチャージャー・ダイレクトインジェクションと6速マニュアルトランスミッションを組み合わせた、PureTech 3気筒ガソリンエンジンを搭載しています。さらに、プジョーは新しいBlueHDiディーゼル・エミッション・テクノロジーを発表します。現在はプジョー308や308 SW と508に搭載されていますが、SCR（Selective Catalytic Reduction：選択触媒還元）と微粒子除去フィルターの組み合わせにより、e-HDiエンジンのNOx排出量を最大90%削減しました。また、CO2排出量と燃料消費量も最適化され、 99.9%の微粒子を除去します。BlueHDiの技術はすでにユーロ6 排ガス規制に適合し、今後すべてのディーゼルエンジンのモデルに導入する予定です。当初は508にBlueHDi 2.0ℓ 180を搭載し、Newプジョー308 SWでは第3世代のアイシン製6速オートマチックトランスミッションが採用され、BlueHDi 2.0ℓ 150ディーゼルエンジンとともに組み合わせています。この新型オートマチックトランスミッションはクイックシフト・テクノロジーを採用、素早くスムーズなギアチェンジが可能になり、高いドライビングプレジャーを提供します。また、これによりCO2排出量を大幅に抑えられ、Newプジョー308 SWではマニュアルトランスミッションに比べ、さらに5g/kmを削減（同じタイヤを使用）、ドライビングプレジャーと燃料消費量の点において最高の性能を備えています。プレミアムマーケットへの挑戦と高いドライビング・エクスペリエンスジュネーブのプジョーブースでは、デザインとドライバビリティについてブランドの神髄を堪能していただけます。その象徴ともいえる RCZ R は、既に 57,000 人のオーナーを魅了している RCZ をさらに強化したモデルであり、ブランドの歴史において最もパワフルなモデルです。発生する 270hp は、1.6ℓ エンジンカテゴリーの中でも記録的な数値であり、ユーロ 6 排ガス規制に適合し、CO2 排出量はわずか 145g/km です。 RCZ R はこれまでにない高次元のパフォーマンスと効率性を兼ね備えています。 308 R コンセプトはパワフルでスポーティなコンセプトカーで、量産車の New 308 がもつ純粋でスタイリッシュなアイデンティティを一新させました。低い車高と広い車幅、際立ったリアデザイン、さらに 19 インチホイールが 308 R コンセプトのスポーツ性と圧倒的な雰囲気を表現しています。2 トーンのカーボンファイバーボディの下には、プジョー・スポールのエンジニアが 270hp を引き出した 1.6 リッター4 気筒のエンジンを搭載しています。これはリッターあたり 170hp 近くを出力し、同カテゴリーでは記録的な数値です。このポテンシャルを最大限に引き出すため、308 R コンセプトはフロントアクスルと大径フロントブレーキディスクにトルセンリミテッド・スリップ・ディファレンシャルを組み込んでいます。 2013年は、ヨーロッパにおけるBセグメントのハッチバック市場で最高位を確立するなど、208で大きく成長した年といえます。またプジョー2シリーズへつながるレーシングモデルに対し、プジョー・スポールが賞賛を受けた年でもありました。スイスの観客が208 T16 Pikes Peak（パイクスピーク）をひと目見ようと押し掛けることは間違いありません。かの有名なアメリカのパイクスピーク・ヒルクライムで、アリ・バタネンが405 T16で初優勝を果たしてから25年、今では伝説的な208 T16 Pikes Peakへと受け継がれています。この208究極のバージョン（3.2ℓ V型6気筒ツインターボ、 875hp、車重875kg、時速0〜100kmが1.8秒）は、セバスチャン・ローブが20kmのコースを8分13秒878で達成した記録を残しています。人間とマシンによる挑戦が大きな付加価値をブランド全体に浸透しています。 Press contacts www.peugeot-pressepro.com Martin Alloiteau + 33 (0) 1 40 66 43 55 [email protected] プジョーについて世界 160 カ国で 1 万を超える拠点を展開するプジョーは、あらゆる活動の場において緻密なデザイン、魅力、情熱といった要素を融合させています。 2013 年、プジョーは全世界で 155 万台を販売し、主要なマーケットでの成長を加速させ、プレミアムマーケットへの移行を継続しています。他に類を見ない 208 GTi や 208 XY をはじめ、プジョーはアーバンクロスオーバー2008 を発売し、さらに New プジョー 308 が急速に伸びている C セグメントに活力を与えていきます。製品やサービスの高い品質はデザインに磨きをかけ、さらにユニークなドライビング・エクスペリエンスがプジョーブランドによってもたらされる満足と興奮を提供します。これらは 6,000 万台を超える販売実績が示すとおり、125 年を超えるブランドによって培われる信念なのです。