平成28年度授業改善推進プラン 《図画工作》 西東京市立けやき小学校 ●本校の実態を踏まえた学力等に関わる成果と課題 成果 ○お互いの思いやアイディアを交流しながら、作品の よいところを認め合うことができた。 課題 ○発想が広がりにくかったり、用具や工具の使い方が身 に付いていなかったりする児童が多い。 ●本校の実態を踏まえた学年ごとの課題及び改善策 学年 児童の実態及び指導上の課題 具体的な授業改善策 ○絵を描いたり粘土で作品を作る作業に意欲 的に取り組んでおり、楽しみながら自分の表し たいことを見付けている。 ○切る・ちぎる・貼る・折る等、手作業の体験が 1年生 乏しく、苦手意識をもつ児童がいる。 ○クレパスや絵の具の塗り方が雑で、丁寧に 塗れない児童が多い。 ○材料を触った感覚や気持ちを大切にし、体全体を使っ て楽しみながら活動に取り組めるようにする。 ○クレパスや粘土を使って自分の思いや感じ たことをのびのびと表現することができる。 ○絵や工作でイメージがつかめず、とりかかる のに時間がかかる児童がいる。 2年生 ○絵の具やのり、はさみなど基本的な道具扱 いが苦手な児童がいる。 ○工夫してよりよい作品を作ろうとする気持ち が弱い児童がいる。 ○お互いの作品の見合い、よいところを認め合い、製作 に対する意欲を高める。 ○見本やヒントとなる作品を例示し、イメージを描きやす い導入を工夫する。 ○基本的な技能が習得できる課題を設定する。 ○各教科や日常の生活場面でも、手作業や簡単な物作 り等の機会を設ける。 ○クレパスや絵の具の塗り方を指導する時間を増やし、 丁寧にできている児童の作品を紹介する。 ○友達と作品を見合う時間を設定し、工夫しようとする気 持ちを高める。 ○細かい作業が得意で細部まで作品を作り込 ○作品の全体像を意識して作業に見通しをもち、段取り むことができる。 よく進めていくようにする。 ○発想が広がりにくい。 ○お互いの作品を見合う時間を増やしたり、見本になる 作品を紹介したりする。 3年生 ○作業のスピードが遅く時間がかかる。 ○作業の時間を細かく区切って時間を意識させ、ペース を考えながら取り組める様にする。 ○いろいろなアイディアを思い付いたり、お互 ○いいねカードを使って友達のよいところを見付ける時 いの作品のよいところを見付けて認め合うこと 間を設定する。 ができる。 4年生 ○いろいろな形で表現することが難しい。 ○思いのままに表す過程を楽しめるようにする。参考と なる作品や写真を提示してアイディアが広がるようにす る。 ○発想が豊かで友達の作品のよいところをた ○授業の初めにお互いの作品を見合う時間をつくり、お くさん見つけることができる。 互いの思いやアイディアを交流する時間を設ける。 ○用具、工具の扱いが不得手である。 ○使用前に用具・工具の使い方の確認を行う。 5年生 ○児童同士で道具の使い方を教え合う場面を取り入れ ていく。 ○作品を丁寧に作り込むことが苦手である。 ○丁寧に作っている児童の作品を見本として紹介する。 ○作業が丁寧で、細かいところまで作り込むこ ○友達の作品を見合う時間を設定し、アイディアや思い とができる。 を交流し、発想を広げていく。 ○アイディアが浮かびにくい。 6年生 ○作業のスピードが遅く時間がかかる。 ○作業の工程を細かく区切り、時間を意識して作業を行 うようにする。 ●学校全体で取り組む内容 ○多目的ホールに作品を展示し、他学年の作品を鑑賞する機会をもち、自他のよさを感得させる。
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