千葉県住宅供給公社 再建計画 1.経緯 バブル期以降の用地取得 ⇒地価下落 特優賃住宅の慢性的な赤字 (平成15年度▲492百万円) 借入金911億円(平成16年1月 末)の返済が不可能 平成16年2月4日 東京地方裁判所へ 特定調停申立 計画通り処分が進まなかったこと及び 未造成土地の開発凍結 平成16年10月25日 民事調停法17条に基づく調 停に代わる決定が出される 平成17年1月21日 調停成立 不動産鑑定により、資産の大幅な減少が明 らかとなった。鑑定評価額 299億円 2.再建計画 経営改善計画 弁 済 計 画 事業計画の概要 (H17~H56)40年間 民間金融機関への弁済 分譲事業 H16.3.31現在 完成宅地 1,314区画 その他の保有土地 約99ha 分譲事業撤退 平成30年度までにすべて 処分し、返済財源を確保す る。 収益 254億円 費用 50億円 差引 204億円…① 弁済額(弁済率) 約392.66億円(55.00%) 弁済原資 自己資金 56.78億円(H16年度返済) 県借入金 300.38億円(H16年度返済) 区画整理事業移管に伴う事業費相当額 35.49億円(H17年度返済) 住宅金融公庫への弁済 賃貸管理事業 公社賃貸住宅 1,195戸 借上特優賃住宅 2,473戸 管理受託特優賃住宅 92戸 賃貸店舗等 394戸 中堅勤労者に対し て賃貸住宅を供給 ①人員削減 平成14年度 140名 ↓▲84名削減 平成19年度 56名 合理化計画 平成16年4月1日現在 役職員数 75名 ①公社賃貸住宅 住戸リニューアル・計画 修繕を実施し、事業を継 続していく。 ②特定優良賃住宅 収支改善 契約家賃の引下げ 借上料率の引下げ 等 事業規模に見合った 組織のスリム化・給与 等の大幅削減 ②役職員給与等削減 役員報酬 25%カット 給与月額削減 10~20%カット 管理職手当削減 50%カット 期末手当削減 50%カット 定期昇給停止 50歳以上 退職金削減 10%カット ③削減効果 平成13年度 12.96億円 ↓▲8.67億円 平成19年度 4.29億円 収益 1,064億円 費用 812億円 差引 252億円…② 弁済額(弁済率) 約154.19億円(100.00%) 40年間の均等弁済、金利年0.15% 県への弁済案 県からの借入金(47.44億円)は、他の相手方債権者に 対し劣後の扱いとする。 新規借入300.38億円は30年間の均等返済。金利0.0 2%。 返済財源 借入金 ①+②=456億円 公庫、県、国に対する弁済 原資とする。 1000 900 800 700 県への移管 平成17年4月1日移管完了 40 600 3 500 400 300 流山木地区土地区画整理事業 3 154 154 714 47 200 300 100 0 国 公庫 県(既) 民間 県(新)
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