7月23日、24日に恒例の夏旅行=海に行ってきました。今年はいつもの 「元名海岸」ではなく、 「岩井海岸」へ行きました。元名海岸は以前利用して いた「元名荘」がオーシャンビューを売りにした高級リゾートホテルに変わり、 利用できなくなったからです(~_~;) 7月に入り30度を超える暑さの日も ありましたが、旅行前日は雨で5月ごろの気温、梅雨明けもなんと関東甲信 越を残したまま北陸が22日に梅雨明け…天気は大丈夫かなぁという心配 もありましたが、当日は晴れて気温は上がると予報は言っているし、千葉は 東京より暖かい(暑い?) だろう!?と思ってそれほど心配はせず、例のご とく浜辺でかき氷をするための氷やシロップを用意しました。 さて当日は曇り空、送ってきてくださったご家族とも、着いた頃にはきっ と晴れますよね!と言葉を交わしていざ出発。道路は渋滞することなく予定 より早く到着。バスから降りると…予想以上に涼しい。しかも民宿の周りの 木々からは「ホ~ホケキョ!」の声があちこちから聞こえ、蝉の声は全くと言っ てよいほど耳に届かず。今日って夏旅行だよね?? と思わず言ってしまうほど。 昼食前から「海入る!」と連発している花房さんに押され、民宿で昼食を食べ 早々に着替えを済ませて、いざ海へ。海水浴場は民宿から歩いて1分。人も少な い!と思っていたら、なんと3校の小学生たちが「臨海学校」に来ていました。 子供たちは元気に海へ入り歓声を上げていますが・・・やはり水温が低くわが夏 旅行メンバーの多くはソロソロと体を慣らしながら入っていきます。そんな中、 海大好きな花房さんや宮島さんはどんどん入っていってバシャバシャ。川口さん はライフジャケットもつけずにクロール、平泳ぎ、背泳ぎと泳ぎまくっているか と思うと、砂浜に絵を描いてたのしんでいます。毛利さんは沖へ行ったり、波打ち際で砂山を作ったり自 分の手や足の下の砂が波でさらわれていく感触を楽しんだりしていました。みんなそれぞれの楽しみ方を しています。ここの海岸は遠浅で随分遠くへ行ったなと思ってもまだ、みんなの胸ぐらいの深さなので浜 で見ている私も安心、しかもライフセーバーさんが何人もいて、皆さんが声を かけてくださり、見守ってくださっているのでこれまた安心。ただ今回はとに かく水温が低いので、いつもより海に入っている時間を短くし、上がってきた らその都度、すぐタオルで体を拭いたり、海に着て入っていた上着を脱いでも らって乾いた服を着てもらったり、タオルを体にかけて体を冷やさないように してもらいました。これが今までと一番違ったことでしょう。体も冷えている し、かき氷は無し!かな?と思っていたのですが、それはまた別問題だったよ うで海から上がるなり「かき氷!!」の声・声。そうだよね~やっぱりしなき ゃね~という事で、気持ちの満足を最優先にしよう!と1杯の氷の量を少なく し、おかわりは1回まで!としました。 そのうち波打ち際水深20センチぐらいのあたりで、 「あ~!!いたいた、大きい! こっちにもいた」 と言う声が。何人かが一生懸命水の中に手を入れてはワイワイ。手では捕ま えられないのか、松本さんや秋山さん、楢崎さんや秋葉さんが、素手やかき 氷用のコップを使ってその「生き物」を追いかけています。そして何やら捕 まえて持ってきましたが、砂にもぐってしまい見えないので、さっきまで氷 が入っていたタッパに移し替えると、なんと甲羅の大きさが 10 センチ近く ありそうなカニが1匹。そこへ楢崎さんもそれよりちょっと小さめのカニを コップに入れてきました。 「すごい抵抗されて、危なかった~、挟まれそうだ った」などと話しながらみんなにカニを見てもらい、 「挟まれないように背中 の下の方に触ってね!」と言っていると、なんと秋山さんは少し小ぶりのカ ニを手の平に乗っけてやってきました。カニと戦ってやっと捕まえた二人は「危ない!噛まれますよ」と 騒いでいますが秋山さんは平気。そしてほかの2匹と一緒のタッパへ入れていると、西澤さんが現れ「怖 い」と騒いでいる男性2人に向かって、「こういうものは持ち方さえちゃんとしていれば平気、平気」な 4 どと言いつつ一番大きなカ ニの甲羅のお尻に近い部分 をつかんで持ち上げた途端、 「痛い!!」 ・・・カニの大きな爪に指を挟まれてしまい、手を 振っても取れない(~_~;) もう一方の爪があるので他の人も手が 出せず、結局は落ち着いて対応した吉井さんの手助けにより何 とか無事カニの爪から解放された西澤さん。血がじんわり滲ん だ傷口にそっと傷バンを貼っていました。ほかの参加者はこわ ごわ触る人、ちらっと見て知らん顔の人もいましたがそっと甲 羅に触って、大きいね、すごいねと言って穏やかに観察し、その後カニは海へと返してあげました。あま り見たことのないカニだったので、なんていう名前だろう?といろいろみんなで考えましたがわからず、 ライフセーバーさんにも聞いてみましたが、「毛ガニ・・?わかりません」と言う答え。さすがに毛ガニ ではなかったようですが、帰って調べてみると「キンセンガニ」と言う種類だったようです。 予定よりも少し早めに海水浴を切り上げ、そのまま民宿のシャワーからお風呂へ。その後は大広間やそ れぞれのお部屋でのんびりしたり、海岸を散歩してジュースを飲んだりソフトクリームを食べたりと海辺 のゆったり感を満喫しました。夕日がきれいという事で期待していましたが、曇り空だったので雲の間か ら夕陽が海に差し込むといった情景。それはそれでなかなかのもの。川口さんは携帯で写真を撮り、「雲 の間からさす夕日」などときれいな題をつけ、待ち受け画面にしよう!と言っていました。メールでお母 さんにも写真を送っていたようです。 さて、2日目。前日よりも太陽が出ていて気温も水温も高い。まだ真夏のギラギラ太陽とはいきません が1日めよりはいい感じ。皆朝早く目が覚めて起きだして いますが、朝食は8時。今度は朝の散歩。前日の夕暮れと はまた違った感じの浜辺や民宿の周りを散歩しました。そ の後朝食をしっかりと食べこれまた早く海に入りたい!と 予定を少しはやめて海へ。2日目のメインは「スイカ割り」 私たちより先に隣で小学生がスイカ割りをし、種飛ばしに 興じています。私たちも!と順番に挑戦しましたが…なか なか当たらない&当たってもちょっとひびが入る程度で割 れない。スイカは2個あったのですがあと数名がまだやっていない状況でまだ1個目が割れない。ここは ひとつ1個目を割ってしまおう!と楢崎さんが挑戦。絶対大丈夫!と言う位置までみんなの声で誘導し勢 い良く棒を振り下ろすと「ボキッ」と言う音。棒はスイカをちょっとかすめただけで地面を強打し、折れ てしましました。あれっ?これって前にもあったような・・・そうです。2年前の夏旅行でも全く同じ出 来事が・・・。楢崎さんはスイカ割りの棒折り名人のようです。結局秋葉さんがとどめの1発で割りまし た。もう一つはと言うともう1個目が割れて赤い美味しそうな実を目にした皆から割ることへの興味は薄 れ、残り三人で無理やり?割ってスイカワリ終了。大きなスイカ2個を皆で食べてお腹いっぱい。その後 これで最後ねと海へと向かったのですが、今までまったく砂遊びに興味を示さず海に入っていた清水さん が、いきなり足で砂を掘り始めました。砂で山を作るのではなく、ひたすら掘る。最初はなぜか足だけで 掘っていたのですが、そのうち手も使ってどんどん大きな穴を掘っています。秋葉さんが「ゴジラの足跡 に似ている」と側で言っていますが、まったく気にすることもなくも のすごく集中してひたすら取り組んでいます。陶芸が大好きな清水さ ん、今度は砂を使った造形に目覚めたか?!!と思わせる集中ぶり。 大きな大きな足跡?を最後に残しました。(余談ですが、眠れない参 加者と一緒に夜明け前海辺を散歩した際、前にショベル、後ろに小さ なローラー3個が付いた重機で浜を往復し、きれいにしているのを見 ました。きれいな砂浜を維持するために努力されているのですね) ちょっぴり寒かったけど、海を満喫しました。また来年!! (池田) 5
© Copyright 2024 Paperzz