授業科目名 生物化学Ⅰ 科目コード A000500 科目区分 専門教育科目 開講時期 前期 学部・学科等 農学部 生物生産科学科 曜日 木曜日 必修・選択区分 選択 時限 3~4 標準対象年次 2 授業形態 講義 単位数 2 教室名 3103(峰) 電話番号 (代表者名) 028-649-5464 (tanaka) e-mailアドレス (代表者) [email protected] 担当教員名 オフィスアワー 田中 秀幸 木曜日午後2時から3時まで 【授業の目標】 「生物化学」は、応用生物化学コースの基礎科目であり、1年次に履修する「基 礎生物化学」2単位、2年次前期に履修する「生物化学Ⅰ」2単位、次いで後期に 開講される本講義「生物化学Ⅱ」2単位の合計6単位で体系的に構成されている。 それ故、本講義は「基礎生物化学」を履修した後に受講すること。 1年次の「基礎生物化学」で学んだ生体成分の化学を基礎に、この講義では各成分 の生体内での代謝と調節機構、とくにエネルギー代謝を中心にして炭素骨格の代謝 を学ぶ。 本講義は、応用生物化学コースの基礎科目であり、4単位で体系的に構成されて いるので、生物化学I・IIを併せて履修することが望ましい。 【前提とする知識・経験】 「基礎生物化学」および高等学校の生物・化学の履修。 【授業の具体的な進め方】 講義形式で毎回、教科書を使用しますので必ず持参すること。 プリント等の教材は、教科書がしっかりしているので配布しません。 【授業計画】 第1~3週 第1章 酵素と代謝調節 1)酵素と代謝調節 2)補酵素 第4~10週 第2章 糖質代謝 1)解糖系 2)TCA回路 3)電子伝達系 4)ペントースリン酸回路 5)糖新生・多糖類の代謝 6)グリオキシル酸回路 第11~15週 第3章 脂質代謝 1)消化・分解 2)β-酸化系とATP産生 3)脂肪酸の生合成 4)脂質の生合成:トリグリセライド、リン脂質、ステロイドの生合成経路 【教科書・参考書・教材】 ホートン 生化学(東京化学同人社)を使用する。毎回の授業に持参する必要あり。 生協書籍部で各学期の当初に販売している。 【成績評価法】 期末試験で講義の目標及びねらいに掲げた事項の到達度を評価する。 優80点以上、良70点以上、可60点以上 【教員からのメッセージ】 代謝経路を覚えるのは大変です。自分の臓器、細胞、ミトコンドリアで行われている化 学反応です。そこで何が起こっているのか目を閉じて想像してください。代謝経路は、皆 つながっています。 木も見て、森も見て・・・・。
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