科目番号 科目区分 授業科目 授業の形式 単位 開設学科 対象学生 開設期 週時限数 担当者 オフィスアワー 研究室の場所 キーワード 1124-07 一般科目・必履修 世界史( World History ) 講義 履修単位:2 単位 全学科 1 年生 通年 2 大野三徳 休み時間,放課後,何時でも結構です。 一般科目棟4階 文明,オリエント,地中海世界,アジア世界,イスラム世界,ヨ-ロッパ世界 【授業の目標等】 1.地球上の各地に成立した多様な文明の展開と相互交流の中に身を置いて,人類の進むべき道に思い を致すとともに,各民族がもつ歴史・文化の伝統への理解を深めさせることを目標とする。 2.時代的には,古代・中世を主な対象とする。 【授業の計画・方法等 ※[ ]内の数字は何週目の授業であるかの目安】 1.人類の誕生から文明社会への道[1]:獲得経済から生産経済への転換について学ぶ。 2.オリエント文明の成立と展開[2-3]:メソポタミア・エジプト等の文明の特徴を踏まえながらオリ エント世界の統一に至る過程を中心に学ぶ。 3.地中海文明の成立と展開[4-7]:ギリシアについては,アテネ民主政の成立と文化の特徴を中心に, ロ-マ帝国については,その成立から滅亡に至る過程を,政治形態・社会の変化とキリスト教の歴 史を軸にしながら学ぶ。 4.南アジア世界の形成と展開[9-13]:インダス文明から始めて,古代インドの統一国家の歴史をバ ラモン教・仏教・ジャイナ教・ヒンドゥ-教等の宗教ともからませながら学ぶ。 5.東アジア世界の形成と展開[14-22]:黄河・長江文明から始めて,秦漢帝国の成立から隋唐帝国に 至る中国古代史の展開を文化史とからめながら学ぶ。 6.イスラム世界の形成と展開[24-26]:イスラム教の成立とその特徴を踏まえながら,イスラム世界 の形成と展開過程を,アラブ帝国からイスラム帝国への転換の中で学ぶ。 7.ヨ-ロッパ世界の形成[27-30]:ゲルマン民族の移動からフランク王国による統一の過程を踏まえ ヨ-ロッパ世界の性格と封建社会の特徴について学ぶ。 試験:前学期中間[8],前学期末,後学期中間[23],学年末 【到達目標】 1.東アジア・西アジア・南アジア・ヨ-ロッパ世界形成の歴史的背景を説明できること。 2.世界四大宗教と呼ばれる仏教・イスラム教・キリスト教・ヒンドゥ-教の基本的特徴とその成立の 背景について説明できること。 【成績評価の方法・基準】 各学期の成績は,中間・期末試験の結果を平均して評価する。 学年成績は4回の試験結果を総合して評価する。 【教科書・教材・参考書等】 教科書:「世界史B」(東京書籍) 参考書:「歴史風景館・世界史のミュ-ジアム」(東京法令出版) 【履修上の注意】 得手不得手を越えて,先人の歩みに真摯な態度で学びましょう。 【備 考】
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