授業と評価の年間計画 教 科 履修条件 対象生徒 学習目標 学習方法 学習計画 と ね ら い 地理歴史 科 必修 普通科(理型)・理数科 目 世界史A 2年 近現代史を中心とする世界の歴史を、我が国の歴史と関連付けながら理解し、人類 の課題を多角的に考察することによって、歴史的思考力を培う。 民主的、平和的な国家・社会の一員としての自覚と国際社会に主体的に生きる日本 人としての自覚と資質を身に付ける。 【授業】 教科書(帝国書院)と学習プリントで授業を展開する。歴史は暗記科目と言われてい るが、単に歴史用語や歴史事象の暗記に陥るのではなく、歴史の流れ(縦軸)と歴史事 象(横軸)の双方を理解することが大切である。例えば、プリントの空欄や板書事項を 写すだけでは学習内容は定着しない。授業で理解できなかったことや、自らが興味・ 関心、疑問を持った事象について、質問や調べ学習を通してまとめていき、オリジナ ルのノートの完成によって、歴史的思考力や判断力、理解力が身に付くのである。 【家庭、補習・その他】 教科書の授業範囲を読んで、歴史用語や歴史事象を覚えることは当然だが、歴史の 大まかな流れと歴史的な背景、原因と結果についても理解を深めておくことが重要で ある。また、日頃から歴史に関する本やテレビなどに触れ、歴史の素養を高めておく ことも大切である。 1 1学期 (1)中間考査まで ア 世界史への旅立ち イ 諸地域世界の成立と発展 (ア)東アジア世界 (イ)南アジア世界 (2)期末考査まで ア イスラム世界 イ ヨーロッパ世界 ウ ユーラシアの交流圏 (ア)海域世界の成長 (イ)遊牧社会の膨張 2 2学期 (1)中間考査まで ア 一体化に向かう世界 (ア)ルネサンス (イ)宗教改革 (ウ)大航海時代 (エ)東アジア・イスラム世界の 繁栄 (オ)ヨーロッパ主権国家 (2)期末考査まで ア 19 世紀の世界の形成と展開 (ア)市民革命 (イ)産業革命 (ウ)ナポレオンとウィーン体制 (エ)イギリス議会政治 (オ)ロシアの近代化 (カ)アメリカ合衆国の発展 (キ)帝国主義 3 3学期 (1)学年末考査まで ア 現代の世界と日本 (ア)第一次世界大戦とロシア革命 (イ)ヴェルサイユ・ワシントン 体制 (ウ)アジアの民族運動 (エ)世界恐慌とファシズムの台頭 (オ)第二次世界大戦 (カ)東西冷戦 (キ)冷戦の終結 (ク)地球規模での経済発展 (ケ)地球社会と日本 ②授業態度 ・風土、民族、宗教について考察し、ユーラ シア大陸を中心に形成された諸地域の特質 を把握する。 ・ユーラシアの諸地域相互の交流について考 察し、世界の一体化につながる交流圏の成 立を理解する。 ・16世紀以降の世界商業の発展と産業革命後 の資本主義の確立を中心に、世界の一体化 の過程を理解する。その際、ヨーロッパの 動向と日本などアジア諸国の対応にも着目 する。 ・産業革命や市民革命による自由主義と国民 主義の進展、欧米における資本主義の確立 と国民形成を理解する。 ・欧米によるアジア諸国の植民地化や従属化 の過程におけるアジアの抵抗と挫折、伝統 文化の変容、その中での日本の対応を学び、 19世紀の世界の一体化とその特質を理解す る。 ・地球規模で一体化した現代世界の特質と展 開過程を理解し、人類の課題について考察 する。その際、世界の動向と日本とのかか わりに着目する。 評価方法 ①定期考査 ③課題・提出物を総合的に判断して評価する。 そ の 他 学習進度は状況によって若干異なる場合がある。
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