小学校外国語活動、実践事例 学校名 札幌市立屯田西小学校 実践学年 5学年 英語ノート1 Lesson1「いろいろな国の言葉であいさつをしよう」 単元名 1 単元の目標 ・ 世界にはたくさんの言語があり、様々なあいさつの仕方があることを知る ・ 積極的に日本語以外の言語(ジェスチャー付き)であいさつする体験をもつ ・ 世界のあいさつ等について興味をもつ 2 本時の学習活動(1/3) (1) 本時のねらい ・ 世界には様々な言語があることを知り、それらの言語でのあいさつの仕方を知る ・ 積極的にあいさつやジェスチャーを行い、異言語でたのしく友だちと関わる (2) 本時の展開 1 学 習 活 動 はじめのあいさつをする 学級担任(T2)の活動・留意点 〇英語であいさつする 英語担当教師(T1)の活動・留意点 〇英語であいさつする ・ 児童の日本語の表現を英語に直して伝える 2 国旗を見て、どこの国か考える 〇国旗カードを一枚ずつ見せる 〇どこの国の国旗かを英語で質問する。 3 各国のあいさつの仕方を知る 〇国旗カードを見せながら、あいさ つの仕方を児童と一緒に真似する 〇ジェスチャーを付けながらあいさつする 日本・アメリカ合衆国・フランス・中国・ ケニア・ドイツ・スペイン・韓国・タイ・インド 4 先生たちのあいさつの仕方を真 似しながらあいさつを練習する 〇児童と一緒にあいさつする 5 hello song を聴く(Hello Chant とは異なる) 6 友 だ ち と ペ ア に な っ て ”hello song”を歌う 〇児童と一緒に楽しく歌う 〇児童と一緒に楽しく歌う ・ペアになれなかったり、活動に積極的にな ・ 次のジェスチャーを少し早いタイミングで れなかったりする児童を盛り上げる 見せたり、楽しそうに歌ったりし、児童が 積極的に活動できるようにする 「HELLO ゲーム」をする 〇国旗カードを1枚選び、10から カウントダウンする 〇国旗カードを見せながらボールリ レーやあいさつのサポートをする 〇何人かの児童をあて、感想が交流 できる場を設定する 〇積極的に活動していた児童や、が んばっていた点などを伝える 〇今日の学習がどうだったかを英語 で質問する ・ 児童からの日本語の表現は、英語に直 し、英語での表をインプットしていく 〇英語であいさつする 〇英語であいさつする 7 イスを円に並べて座る。担任の先生が見せる旗の国の あいさつを言いながらボールをリレーする。担任の 先生が10からカウントダウンをし(英語で)、”0”の時 に ボールを持っていた人が鬼になり、次の国旗をひく。 8 学習のふりかえりをする 9 終わりのあいさつをする 〇先生同士で向かい合い、楽しそうに” hello song”を歌う 3 成果と課題 <成果> 〇 それぞれのあいさつにジェスチャーをつけて行ったので、ジェスチャーとあいさつを結びつけてすぐに 覚え、積極的に活動することができた 〇 児童にとって身近な表現である「こんにちは」を取り上げたことで、抵抗なく教材に取り組むことができた 〇 “外国語=英語”という感覚の児童も少なくない。本単元で、様々な言語でのあいさつに触れたことは、 英語を多様な言語の中のひとつとしてとらえるきっかけとなった <改善点> ● ゲームを中心に活動を組み立てたため、全体的にはとても盛り上がって意欲的に活動できたが、一人一 人の活動の見取りが不十分であった ● 国旗だけでなく、それぞれの国の写真(子どもや風景など特徴が伝わるもの)を提示するなどの工夫もあ ってよい ※評価の観点 ・積極的に様々なあいさつの仕方で言おうとしている ・様々なあいさつの言い方やジェスチャーを覚えて言うことができる
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