資料4-4 多治見山吹テクノパーク造成事業について 事業用地の概要 ■地形 標高約 101~161mの丘陵地で構成され、北側から南側の国道 19 号に向かって緩い勾配がつ いている。また、土岐川側については崖地の森林となっている。また事業用地は鉱山跡地と なっているため大部分が裸地となっている。 ■地質 表層は5m程度の砂礫・盛土層がみられ、その下部に 2m程度の粘土質砂礫、それ以下の地 層は固結シルトが厚く堆積していることを確認している。 ■植生、生物など自然状況 開発予定区域内及び周辺地域において、地元環境団体の協力をいただきながら環境調査を実 施し報告書としてまとめている。 (別添「概要版」参照) ■存置森林面積 林班の合計面積は 5.98ha であるが、既に鉱山事業でほとんど裸地となっている。 多治見市6次総合計画及び多治見市都市計画での位置づけ ■政策及び施策としての位置づけ 本市では、第 6 次総合計画で示されたまちの将来像の実現に向け、 「基本計画」において、そ の目的的を達成するための手段(事業)について定めている。本事業は、基幹産業の育成、雇 用創出、税収の観点から産業経済分野における最優先事項として位置づけている。 ■企業誘致事業と環境等の保全 企業を誘致するための場所をつくるためには、環境等保全は必要条件となる。そのため、候補 地選定の段階から粘土採掘跡地などの新たに環境に負荷を与えないような配慮した上で、環境 調査の実施、環境に配慮した企業の誘致を目指している。 ■企業立地箇所「多治見山吹テクノパーク」の決定 平成 20 年 8 月 25 日に「多治見山吹テクノパーク」を企業立地箇所に決定し、その後、 岐阜県土地開発公社と多治見市が協定を締結し、岐阜県土地開発公社が調査、測量、設 計から用地取得、工事施工までを実施することとしている。 ■多治見市都市計画マスタープラン等の位置づけ 多治見市都市計画マスタープランにおける整備開発及び保全の方針として、工業系土地利用 を促進することとしている。 ■地区計画の策定 本計画地は市街化調整区域となっているが、将来のまちづくりヴィジョンとして地区計画を 策定し、企業立地の可能な用地となっている。 441 事業の概要 ■事業名 多治見山吹テクノパーク造成事業 ■事業規模 開発面積 A=約 31(ha) ■事業期間 平成 20 年度~平成 23 年度 ■事業主体 岐阜県土地開発公社 ■事業手法 都市計画法第 29 条に基づく開発行為で実施 【現況写真】 【完成予想図】 442
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