人事給与制度構造改革と退職手当制度改革 人事給与構造改革と退職手当制度改革についてのうち、人 事給与構造改革についてでありますが、議員お述べのとおり、 一般職の給与が管理職の給与を超える状況の是正、管理職の 職責に見合った処遇改善、職員のモチベーション低下を防ぐ ための処遇確立、専門職の職務内容に見合った処遇の適正化 の4つの課題があると考えております。 それらの課題のうち、現在、具体的に検討している施策と いたしましては、職員のモチベーション低下を防ぐための処 遇確立の課題に対して、人事評価を活用した分限指針の策定 に向けて、先進都市の調査を踏まえ研究しているところであ ります。 また、一般職の給与が管理職の給与を超える状況の是正の 課題に対しては、昇任意欲を向上させ、持続可能な組織体制 を目指すために、昇格メリットのある給与制度や管理職試験 の受験資格の引き下げによる昇任機会の拡大等を検討して いるところであります。 これら4つの課題は、慎重に協議する内容であるため、段 階的に制度完成を目指すものでございます。 次に、現行の退職手当の見直しの必要性についてでありま すが、本市の退職手当制度の考え方といたしましては、地方 公務員法で求められている国家公務員との均衡の原則に基 づき定める必要があると考えております。そこで、本市では、 平成18年4月において、国と同様に、民間企業の退職金ポ イント制における職務ポイントを参考にした調整額の仕組 みを導入し、職員のモチベーションの維持に努めているとこ ろでございます。 (総務部長答弁)
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