別紙様式1(第4条関係) 平成22年度 事務事業評価調書(22年度対象) ファイル名 b1302 事務事業名 市町村振興資金貸付金 事務事業が位置付けられた計画・根拠法令等 政策名 開始年度 昭和 39 市町村振興資金貸付金貸付要綱、市町村振興資金貸付金取扱要領 市町村の行財政能力の向上 施策名 市町村の適正な行財政運営の確保 グループ名 財政グループ 評価責任者 前田 貢 部局・課名 総務部市町村課 ダイヤルイン 052-954-6631 作成者 渡邉 哲史 事業目的 市町村(組合を含む。)が実施する公共施設の整備等に必要な資金を貸付け、行政水準の向上と住民福祉の増進を図る。 22年度(事業費:当初予算額) 21年度(事業費:決算額) 事業費(a) (うち一般財源等) 300,000千円 (300,000千円) 287,200千円 (287,200千円) 対前年比 (事業費) 104.5% 従事人員 (うち地方機関) 0.2人 (0.1人) 0.2人 (0.1人) 人件費相当額(b) 1,371千円 1,443千円 事業費・人件費の合計(a)+(b) 301,371千円 288,643千円 対前年比 (合計) 104.4% 市町村が実施する公共施設整備等事業のうち、地方債制度の対象とならない事業に対して、要望に基づき貸し付ける。 事業費 人 員 事務事業 の内容 事業費:貸付金(300,000千円) 貸付対象事業 (1)義務教育施設等整備事業 (6)道路・橋りょうの整備事業 (2)保育所・幼稚園の整備事業 (7)消防施設整備事業 (3)社会福祉施設等整備事業(保育所を除く。) (8)災害復旧事業 (4)スポーツ施設整備事業 (9)その他の事業 (5)一般廃棄物処理事業 事業費 の内訳 評価の基準・理由など ズ ︶ 理 由 指 標 ・ 目 標 値 等 有 効 性 指 標 ・ 目 標 値 等 【県が行うべき事務の場合の理由】 市町村との連絡調整事務 【その他の場合の理由】 地方債枠の不足を解消し、国の同意等基準を満たさないために地方債制度の対象とならない公共施設整備等事業を積極的に支援していくことによって、国の 制度の補完的役割を果たす必要があったが、地方債の許可制から協議制への移行(18年度)にあわせ制度債の拡充がされたこと、市町村合併の進展により市 町村の財政基盤の強化が図られたことなどにより、振興資金貸付金の要望が近年減少している。 指標(指標によっては計算式/解説) 達成状況見込 目標年度 貸付額/貸付予算額 最終目標年次及び目標 見込 達成 実績 ほぼ達成 指標(指標によっては計算式/解説) 達成状況見込 ― 見込 実績 目標値 実績値・見込 22年度 21年度 100% 100% 100% 98% 目標年度 目標値 実績値・見込 ― 最終目標年次及び目標 22年度 21年度 ― ― 目標達成に ・市町村の財政の助言・連絡調整等を行う中で、地域の実情や要望を把握できるよう努める。 向けた課題 ( 実 効 施 率 手 性 法 ) 事 務 事 業 の 評 価 必 要 低い 性 県 関 与 の 県が行うべき事務 妥 当 性 → 役 割 分 担 休 廃 止 小さい の 影 響 県 民 ニ 減少 ー ︵ 必 要 性 ・ 効率化等のために実施した改善内容 時間短縮・作業軽減等 上記の具体的内容 ・貸付、償還事務をすべて電算化し、事務事業の効率化を図っている。 ― ― 1 事業概要 分 野 その他の分野 類 型 県独自の財政的支援 事 務 事 業 名 市町村振興資金貸付金 担 当 総務部市町村課 開 始 年 度 昭和39年度 根 拠 愛知県市町村振興資金貸付金貸付要綱 事 業 目 的 市町村が実施する公共施設の整備等に必要な資 金を貸付け、行政水準の向上と住民福祉の増進を 図る。 事 人 業 費 22年度予算額 300,000千円 21年度決算額 287,200千円 員 22年度 0.2人(人件費相当額 1,371千円) 21年度 0.2人(人件費相当額 1,443千円) 1 2 事業内容 (1) 概要 市町村が実施する公共施設整備等事業に対し、地方債制度を補完す る役割を果たすことを目的として、要望に基づき県が資金を貸し付ける。 (2) 貸付先等(21年度実績) 貸付先 貸付額 貸付対象事業費 事業内容 春日井市 74,700千円 106,956千円 道路整備事業(3件) 犬山市 17,400千円 24,978千円 道路整備事業(2件) 常滑市 169,300千円 阿久比町 25,800千円 計 (3市1町) 287,200千円 227,406千円 道路整備事業(1件)、区画整理事業(2件) 36,900千円 道路整備事業(1件) 396,240千円 道路整備事業(7件)、区画整理事業(2件) (3) 貸付残高等(平成21年度末時点) 93億6千万円(34団体) (4) 累計貸付額等 1,075億5千万円(名古屋市を除く全市町村) 2 3 事務事業イメージ図 事業計画書 貸 付 (9件、2.9億円) 県 償 還 (37団体、14.1億円) 公共施設の整備 市 町 村 (道路7件、区画整理2件) ※数値については、平成21年度実績値 3 4 事務事業評価の論点 必要性・役割分担の観点 [自己評価] ・地方債制度を補完し市町村の公共施設の整備を促進するという役割を果たし ている。 ・しかし、地方債の許可制から協議制への移行(18年度)にあわせ制度債が拡充 されたこと、また、市場金利の低下により低利の資金調達が可能になったことな どにより、振興資金貸付金の要望が近年減少傾向にあることから、本事業のあ り方を検討する時期にきている。 [行政評価委員会意見] ・休廃止の影響が小さいということは、本件事業の機能を代替する別途の施策 等があるのか。 有効性の観点 [自己評価] ・貸付額/貸付予算額=100%を目標としているが、実績は98%であり概ね達成で きた。 ・市町村からの要望は長期的には漸減してきているが、いまだに複数の市町村 から要望がある。 [行政評価委員会意見] ・貸付額/貸付予算額=100%とする目標はいかがなものか。貸付先の事業進捗 率など、貸付の成果を表す目標とされたい。 効率性・実施手法の観点 [自己評価] ・貸付、償還事務をすべて電算化し、事務事業の効率化を図っている。 ・金融市場において金利の低下傾向が続く中で、本事業が市町村の円滑な資金 調達を支援する方法として、有効・妥当な手法かどうか検討する必要がある。 [行政評価委員会意見] ・有効・妥当な手法かどうか早急に検討されたい。 評 価 手 法 に つ い て の意見 [行政評価委員会意見] ・必要性、ニーズ、休廃止の影響ともに小さいことから、今後の事務事業のあり 方について検討してほしい。 4
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