衛生研究所費

別紙様式1(第4条関係)
平成22年度 事務事業評価調書(22年度対象)
ファイル名
g4901
事務事業名 (衛生研究所費)運営費
事務事業が位置付けられた計画・根拠法令等
政策名
開始年度
昭和
23
地方衛生研究所設置要綱(平成9年3月14日厚生省発健政第26号厚生事務次官通達)
生活衛生の安心・安全の確保
施策名
部局・課名 健康福祉部健康担当局生活衛生課
試験検査の適正実施
グループ名 環境衛生・検査管理グループ
評価責任者 髙橋 裕
ダイヤルイン 052―954―6300
作成者 平田 己円男
事業目的 衛生研究所の運営及び庁舎維持管理
22年度(事業費:当初予算額)
81,730千円
事業費(a) (うち一般財源等)
対前年比 (事業費)
従事人員 (うち地方機関)
人件費相当額(b)
事業費・人件費の合計(a)+(b)
対前年比 (合計)
事業費
人 員
0.4人
21年度(事業費:決算額)
(76,319千円)
107.8%
―
2,741千円
84,471千円
107.4%
75,784千円
(70,430千円)
0.4人
―
2,886千円
78,670千円
1 光熱水費
2 業務委託料(電気、空調等保守管理委託始め19件)
事務事業
3 その他(衛生研究所運営委員会の開催、年報・所報の発行等)
の内容
4 共済費(再任用職員共済費 4人)
5 衛生研究所機能検討調査費(研究所の機能検討調査)
1 光熱水費 41,720千円
2 業務委託料 30,118千円
3 その他 7,404千円
4 共済費 1,488千円
5 衛生研究所機能検討調査費 1,000千円
事業費
の内訳
評価の基準・理由など
ズ
︶
県
関
与
の 県が行うべき事務
妥
当
性
【県が行うべき事務の場合の理由】
内部管理事務
【その他の場合の理由】
地方衛生研究所設置要綱(平成9年3月14日厚生省発健政第26号)において、地方衛生研究所は県における科学的・技術的中核として、関係行政部局や保健
所等との緊密な連携の下に調査研究、試験検査、研修指導及び公衆衛生情報等の収集・解析・提供を行うこととされており、県が担う必要がある。
指標(指標によっては計算式/解説)
指
目標年度
目標値
達成状況見込
標
・
運営委員会における調査研究課題に対する承認
目
最終目標年次及び目標常に100%を目標とする。
率
標
値
見込
達成
22年度
100%
等
実績
達成
21年度
100%
指標(指標によっては計算式/解説)
指
目標年度
目標値
達成状況見込
標
有
効
性
・
目
標
値
等
―
見込
実績
100%
100%
実績値・見込
―
最終目標年次及び目標
22年度
21年度
実績値・見込
―
―
―
―
目標達成に 学識経験者等から構成される運営委員会において、より公衆衛生の向上に寄与する調査研究として承認される課
向けた課題 題を設定する。
(
実
効
施
率
手
性
法
)
事
務
事
業
の
評
価
理
由
休
廃
止
大きい
の
影
響
→
役
割
分
担
必
要 高い
性
県
民
ニ 横ばい
ー
︵
必
要
性
・
効率化等のために実施した改善内容
時間短縮・作業軽減等
上記の具体的内容
電気設備・空調設備のメンテナンス等に専門性の高い技術が必要な業務については委託し、業務の効率化を図った。
愛知県衛生研究所施設概要
所長
次長、研究監
総務課
企画情報部
健康科学情報室
生物学部
ウイルス研究室
細菌研究室
医動物研究室
衛生化学部
医薬食品研究室
生活科学研究室
1 事業概要
分
野 安心できる健康・福祉社会づくり
類
型 県の施設等
事 務 事 業 名 衛生研究所費(運営費)
担
開
当 健康福祉部健康担当局生活衛生課
始
年
根
事
事
人
度 昭和23年度
拠
業
目
業
平成9年3月14日付け厚生省発健政第26号厚生事務
次官通達「地方衛生研究所設置要綱」
的 衛生研究所の運営及び庁舎の維持管理
22年度予算額 81,730千円
費
21年度決算額 75,784千円
22年度 0.4人(人件費相当額 2,741千円)
員
21年度 0.4人(人件費相当額 2,886千円)
2 事務事業イメージ図
行政・県民の意見を反映した
調査研究
保健所試験検査との役割分担
①試験検査
②調査研究
衛生研究所
③研修指導
④情報収集・解析・提供
ホームページ、機関紙等による情報提供
保健所試験検査精度管理の実施
試験検査施設への技術支援
健康危機管理
近隣衛生研究所等との協力体制整備
3 事業内容
(1)概要
愛知県衛生研究所は昭和23年に発足し、昭和47年に名古屋市北区辻町字流7番6に環境調査セン
ター・衛生研究所として庁舎が竣工し、 7階建ての庁舎の東側を環境調査センター、西側を衛生研究所が
使用している。
衛生研究所は平成9年3月14日付け厚生省発健政第26号厚生事務次官通達「地方衛生研究所設置要
綱」により、以下のような業務を行っている。
①
試 験 検 査
衛生微生物や水、食品・医薬品などに関する試験検
査を行う。
新型インフルエンザPCR検査、食中毒検査、
水道水質検査、食品検査など
②
調 査 研 究
疾病予防や環境保健、食品・医薬品などに関する調
査研究を行う。
新型インフルエンザのタミフル耐性に関する
研究など18課題(平成22年度)
③
研 修 指 導
保健所職員及び衛生に関する試験検査機関に対し
て技術的指導を行う。
保健所や衛生検査所に対する講習、精度管
理など
④
公衆衛生情報
等の収集・解
析・提供
公衆衛生に関する情報を収集・解析し、結果を地域
住民や関係機関へ提供する。
感染症情報、年報・所報及び技術情報等機関
紙の発行など
衛生研究所運営費では、上記の業務を行うための光熱水費、施設設備の点検や修理のための維持管
理、外部の有識者等から構成される運営委員会の開催、研究所の業績をまとめた年報や所報など機関紙
の発行等の事業を行っている。
4 事務事業評価の論点
必要性・役割分担
の観点
有効性の観点
効率性・実施手法
の観点
評価手法についての
意見
[自己評価]
衛生研究所は県における科学的・技術的中核として、関係行政部局や保健所等との
緊密な連携の下に調査研究、試験検査、研修指導及び公衆衛生情報等の収集・解
析・提供を行うため、必要性は高い。
[行政評価委員会意見]
・衛生分野における愛知県の試験研究機関の役割を明確にすべきではないか。
・名古屋市の衛生研究所、岐阜・三重県の衛生研究所との機能分担が検討できない
か。
[自己評価]
実施する調査研究は事前に外部の有識者等で構成する運営委員会で承認され、実
施後は調査研究結果を運営委員会に報告している。
[行政評価委員会意見]
・衛生研究所運営委員会は、調査研究対象の必要性、結果等について客観的に評
価しているのか。
[自己評価]
電気設備や空調設備のメンテナンスなどの専門性の高い技術が必要な業務につい
ては委託し、業務の効率化を図っている。
[行政評価委員会意見]
・民間に任せられるものがあるのではないかなど、「衛生研究所機能検討調査費」の
中で検討し、業務の一層の効率化を図られたい。
[行政評価委員会意見]
・「衛生研究所機能検討調査費」は、今年度の大きな事業の柱の一つである。調査
の成果についても目標等を設定していくべきではないか。