「可視化駆動型解析」分野創成に向けた若手研究会 趣旨:「可視化駆動型解析」は、有意な時空間構造やデータ間相関を見落とすことなく、研 究者自身が解析半ばのデータ空間に没入して相関構造を、専門家の直感を通じて見出し、新 たな解析法や切り口の創出しようとする研究アプローチである。 このアプローチを進めるうえで欠かせない画像解析等に係るソフト開発が弱いとされて いるが、要素技術となるソフトウェア開発やアルゴリズムの実践では、部分的に成功を収め ている。特に、分野横断的な連携が有効に働いていないのが現状である。 本研究会では、3 次元構造データの画像解析を研究手段とする若手研究者の異分野ネット ワークを構築することを目的に、材料系・流体系・天文系・生物系・プラズマ系など各分野 の若手研究者が参集し話題提供・事例紹介を行うとともに、一般参加者を含めて、今後の研 究の方向性の明確化、共同研究に向けて展開可能なテーマの探索、そして研究体制の構築な どを目指す。 なお,この研究会は、「北大―産総研 包括連携等事業ワークショップ 2013~”大規模” シミュレーションと“可視化”について考える~」に引き続いて、協力関係の下に実施する。 このワークショップでは、 “大規模シミュレーション“と”可視化”の 2 つをテーマとして、 開催されます。これらのテーマについて、高分子系ではない分野の講師の先生方にその成果 をお話いただきながら大規模計算手法に関して高分子系への水平展開を考え、さらに高分子 に関係する専門の講師もお招きし現状と今後の展開について、議論されます。また、汎用可 視化ソフト(AVS/Express)のハンズオンセミナーを 2 日目に行い、可視化手法における理 解を深める予定となっております。 ワークショップ案内: http://staff.aist.go.jp/h.morita/WSprogram130716.pdf 日時: 2013 年 7 月 18 日(木) 場所: <午前> 北海道大学情報基盤センター 北館 4階 会議室 <午後> 調整中 http://www.iic.hokudai.ac.jp/iic_access.html 申込: メールで下記の情報を記載の上、お申込みください。 7 月 9 日締切 お名前・御所属・メールアドレス (当日受付は致しかねますので、ご注意ください) 受付先アドレス: ohtani.hiroaki@nifs.ac.jp 定員: 20 名 参加費: 無料 <準備の都合上、申込時に必ず登録下さい。> プログラム 7 月 18 日 : 「可視化駆動型解析」の分野の創成に向けて 10:00~10:25 核融合研 大谷 寛明 「自然科学分野における可視化駆動型解析に向けて」 10:25~10:50 ヴェイサエンターテイメント 武田 隆顕 「電子顕微鏡像からの3次元データ作成とアウトリーチ可視化」 休憩(10 分) 11:00~11:20 広島大 加藤 恒彦 「天文ソフト Mitaka における可視化技法」 11:25~11:45 「天文ソフト Mitaka のデモ」 昼食(75 分) 13:00~13:25 防衛大 萩田 克美 「高分子材料系における可視化駆動型解析の取り組み」 13:30~14:15 話題提供(各15分) 「VR研究の動向」 「生命科学分野での画像解析の動向」 「ナノ材料科学での画像解析への期待」 休憩(30 分) 14:45~16:30 可視化駆動型解析に関するディスカッション (パネル形式) 問い合わせ先 自然科学研究機構 核融合科学研究所 准教授 大谷 寛明 連絡先メールアドレス: ohtani.hiroaki@nifs.ac.jp 主催: 自然科学研究機構 協力: 北海道大学 情報基盤センター (大宮 学 教授)
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