なぜなに学習相談

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学研教育情報資料センター
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資料番号5209
にんげん
こ
ちょう
なが
人間の子どもの、 腸 の長さはどれくらいなの
なが
こ じん さ
●長さには個人差がある
からだ
なか
くち
あな
もん
なが
体 の中には、口からおしりの穴(こう門)までの長いトンネルがあり、このトンネルを
しょうかかん
なが
おとな
こ
いじょう
消化管といいます。長さは、大人で8メートルくらい(子どもで6メートル以上)もあり、
しょうちょう
なが
やく
だいちょう
なが
やく
そのうち、 小腸 の長さは約6.5メートル、 大腸 の長さは約1.5メートルといわれて
なが
こ じん さ
くち
もん
なが
おとな
おとこ
ひと
います。しかし、この長さには個人差があり、口からこう門までの長さは、大人の 男 の人で、
ひと
せ
たか
ばい
こ
おんな
ひと
ばあい
その人の背の高さのおよそ7倍といわれています。しかし、子どもや 女 の人の場合には、
なが
こ
ちょう
なが
こ
せ
たか
ばい
もっと長いといわれていますので、子どもの 腸 の長さについては、その子の背の高さの7倍
いじょう
以上とおぼえていればいいようです。
た
もの
なか
とお
あいだ
食べ物は、このトンネルの中を通っている 間
すがた
か
に、だんだん「うんち」に 姿 を変えていきます。
た
もの
●食べ物が「うんち」(大便)になるまで
口
食道
胃
か
●食べ物が「うんち」に変わるまで
た
もの
なか
えいよう
小腸
すいぶん
食べ物の中には、栄養になるものと水分、そ
して、かすになるものがふくまれています。
くち
はい
た
もの
は
い
口に入った食べ物は、歯でかみくだかれ、胃
こま
しょうか
しょうちょう
えいよう
きゅうしゅう
で細かくされて消化され、 小腸 で栄養が 吸収
だいちょう
すいぶん
きゅうしゅう
のこ
され、 大腸 で水分が 吸収 されて、残ったかす
だいべん
たいがい
だ
が、うんち(大便)として体外へ出されます。
た
もの
しゅるい
いろ
かたち
あじ
そして、食べた物の種類や、色や 形 、味やか
しょうか
きゅうしゅう
大腸
おりはちがっているのに、それが消化・ 吸収 さ
おな
れて、うんちになったときには、みな同じよう
じょうたい
な 状態 になっています。(監修・保志 宏)
無断複製:転載:翻訳を禁ず Gakken
こう門
口からこう門までの長さは、その
人の背の高さの 7 倍にもなる。
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