超速効型インスリンアナログ製剤「アピドラ®」の供給について

2011 年 10 月 24 日
超速効型インスリンアナログ製剤「アピドラ®」の供給について
サノフィ・アベンティス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ジェズ・モールディング、以下「サノフィ・ア
ベンティス」)は、超速効型インスリンアナログ製剤「アピドラ®」(一般名:インスリン グルリジン[遺伝子組換え])につい
て、日本向け製品の供給再開の見通しが立ちましたことをお知らせいたします。
「アピドラ ® 」の製造元であるドイツ・フランクフルトの製造所において、製造工程の不具合により「アピドラ ® 注ソロス
ター®」及び「アピドラ®注カート」の生産を一時停止しておりましたが、一日も早い供給再開に向けてあらゆる努力を続
けた結果、同工場において日本向けの代替の製造ラインを確保することができました。さらに同ラインで生産された
「アピドラ®」が品質評価に適合し、適格性を有することを確認した後、日本に向けて輸送いたしました。日本に到着後、
弊社川越工場において検査・包装を行い、10月末には特約店に出荷できる予定です。
また、日本向けの長期的な生産供給計画を策定し今後の必要量を確保いたしましたので、日本において「アピドラ®」
をお使いになる患者さんへの全ての処方のために、継続して供給出来る見通しとなりました。
サノフィ・アベンティスは、このたびの問題において「アピドラ®」をお使いいただいている患者さんおよび医療関係者
の方々へ多大なご迷惑をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます。今後は、「アピドラ®」の安定的供給の
徹底に全社を挙げて一層努めてまいります。
以上
「アピドラ®」について
「アピドラ」(一般名:インスリン グルリジン[遺伝子組換え])は、インスリン療法が適応となる糖尿病患者を対象に投与
される超速効型インスリンアナログ製剤で、毎食直前に皮下注射されます。特徴的な製剤設計により、皮下投与後の
速やかな吸収と短時間での消失、生理的な追加インスリン分泌パターンの再現が期待できます。「アピドラ ® 」は
HbA1c 値ならびに食後血糖値を改善します。海外では、アメリカ、欧州で 2004 年に承認を取得し、現在 80 カ国以
上で承認されています。国内では、2009 年 4 月に製造販売承認を取得し、6 月より販売を開始しました。
サノフィ・アベンティス株式会社について
サノフィ・アベンティスは、約 3,000 人の従業員を擁し、「日本の健康と笑顔に貢献し、最も信頼されるヘルスケ
アリーダーになる」をビジョンに、医療用医薬品の開発・ 製造・販売を行っています。詳細は、www.sanofiaventis.co.jp をご参照ください。サノフィ・アベンティスは、サノフィ・グループの一員です。
〒163-1488 東京都新宿区西新宿 3-20-2 東京オペラシティタワー
www.sanofi-aventis.co.jp
「アピドラ®」製品概要
製品名
<ディスポーザブル製剤>
アピドラ ®注ソロスター ®
<カートリッジ製剤>
アピドラ ®注カート
<バイアル製剤>
アピドラ ®注 100単位/mL
一般名
インスリン グルリジン(遺伝子組換え)
薬効分類名
超速効型インスリンアナログ製剤
剤形
注射剤
効能又は効果
インスリン療法が適応となる糖尿病
®
®
用法及び用量 (アピドラ 注ソロスター )
通常、成人では1回2~20単位を毎食直前に皮下注射するが、中間型又は持効型溶解イ
ンスリン製剤と併用することがある。投与量は、患者の症状及び検査所見に応じて適宜増
減するが、中間型又は持効型溶解インスリン製剤の投与量を含めた維持量としては通常
1日4~100単位である。
国内製造販売承認取得日
2009年4月22日
薬価収載日
2009年6月19日
発売日
2009年6月24日
薬
価
アピドラ ®注ソロスター ®
300単位1キット
2,237円
®
300単位1筒
1,596円
®
100単位1mLバイアル
アピドラ 注カート
アピドラ 注 100単位/mL
2/2
380円