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2008 年 2 月 12 日
本資料は、サノフィ・アベンティス社(フランス、パリ)が 2 月 7 日(フランス現地時間)に発表したプレスリリースを
日本語に翻訳・編集したものです。本資料の正式言語はフランス語・英語であり、その内容および解釈については
両言語が優先します。http://www.sanofi-aventis.com をご参照ください。
「連帯の小道」
書籍および写真展
貧困に苦しむ人々を対象とした 20 年以上にわたる人道支援
サノフィ・アベンティスでは、20 年以上にわたり、弱者の支援を目的とし、長期的な視点で、緊急人道支
援活動に取り組んでいます。人道支援に対するこの取り組みは、当社の歴史、事業活動、および価値観に
基づいています。この連帯活動は、長年にわたり、サノフィ・アベンティスグループが各国でプレゼンス
を拡大するにつれて、世界中に広がってきました。
これまで当グループでは、この連帯活動を広く知らせることよりも行動を重視し、プログラムに関する総
合的な情報を提供してきませんでしたが、人々のために奉仕する方々へ敬意を表すため、このたび「連帯
の小道」の写真展の開催と書籍発行に至りました。
「連帯の小道」:書籍
ことの始まりは、2002 年 12 月、バングラデシュ・ダッカの郊外を臨むグラミン銀行のオフィスでムハマ
ド・ユヌス氏と会見したことでした。2006 年のノーベル平和賞受賞者であるユヌス教授は、社会の貧困
層が事業を立ち上げて貧困から脱出することを可能にする小額融資制度のマイクロクレジットの創始者で
す。優れた活動を一連のドキュメンタリー映画で紹介するというアイデアは、このとき生まれました。
映画の撮影時に、監督兼写真家であるジル・コール氏が写真を撮影し、書籍「連帯の小道(Pathways of
Solidarity)」は誕生しました。各章の初めには、ネルソン・マンデラ氏、グザビエ・エマニュエリ氏
〒163-1488 東京都新宿区西新宿 3-20-2 東京オペラシティタワー
www.sanofi-aventis.co.jp
(Samusocial 創設者)、ジャック・アタリ氏(PlaNet Finance 理事長)、ジャン・バティスト・リシャル
ディエ氏(Handicap International 共同創設者)、エリザベス修道女、セイラック神父などの献身的な人々
や団体が連帯の展望を語り、人々との出会いが写真で紹介されています。
写真展(2008 年 2 月 13 日∼28 日、パリ)
2008 年 2 月 13 日から 28 日まで、パリの Gallery W にて開催されるジル・コール写真展では、「発展途
上」にある国の人々が活動に打ち込んでいる様子をさまざまな方法で紹介します。「連帯への道」をたど
るステージが設けられ、ベナンの海辺、ベトナム北部の僻村、インド南部の海岸、ブラジル北東部のバナ
ナプランテーション、ホンジュラスの地方、南アフリカの黒人居住区などの写真が展示されています。
展示作品の中に、ホーチミン市のエイズ患者向け診療所にいる 16 歳の少女をとらえた写真があります。
彼女は、自分がまもなく死を迎えることを知っていますが、それでも気丈な表情で、自分の家族はもっと
悲しいだろうと撮影者に語りました。「フーン(Phuong)」という彼女の名前は「炎のように輝く」と
いう意味をもっています。
同じ背景を持つ世界各地の人々の写真は、サノフィ・アベンティスとパートナーが連帯して取り組んで
いることの証しです。
サノフィ・アベンティスによる支援
現在、サノフィ・アベンティスによる人道支援は、「健康」をテーマの中心として推進されています。人
道支援部門(Humanitarian Sponsorship Department)は、47 件の直接的な連帯プログラムを取り扱ってい
ます。これに加え、グループの各国の子会社も人道支援活動を実施しています。2007 年時点で、47 件の
プログラムには、52 カ国 227 万 1,000 人が関与しており、さらに、69 カ国で 500 万人の貧困に苦しむ
人々が医薬品とワクチンの寄付を受けています。
この取り組みの結果が、予防・訓練プログラムであり、教育・社会福祉支援であり、医療へのアクセスの
改善であり、虐待や排除との戦いです。「子供」もまたこの人道支援の中心テーマとなっています。なか
でも、病気、障害、虐待に苦しむ子供、難民、ストリートチルドレンは、最も深刻な社会的弱者といえま
す。しかし、子供たちは国の将来を担う大きな希望でもあります。
これらすべての活動が成功するかどうかは、弱者を支援する創造的で革新的な手だてに有効な技術を有し
ているパートナー(NGO、病院、保健当局など)から支援と情報提供が得られるかどうかにかかってい
ます。これらの活動はまた、世界中のサノフィ・アベンティスグループの従業員による技能提供や寄付
(個人の寄付だけでなく会社レベルでも支援)、ボランティア活動によっても支えられています。
書籍:Les chemins solidaires / 連帯の小道
Editions Harfang、書店にて販売、192ページ、22x29 cm、29ユーロ。英仏二カ国語版
この書籍の代金は、ベトナム・ホーチミン市のSister Elizabeth Associationによって設立された若者のための
エイズセンターの発展のために寄付されます。
ジル・コール写真展:2008年2月13日∼28日
Galerie W, 44 rue Lepic, 75018 Paris、午前10時30分∼午後8時(会期中無休)
地下鉄Abesses駅またはBlanche駅(フランス、パリ)
サノフィ・アベンティスについて
世界をリードする製薬企業の一社であるサノフィ・アベンティスは、医薬品の創薬発見・開発・販売を通じて、
人々の生活の質の向上に取り組んでいます。
サノフィ・アベンティスは、パリ(Euronext: SAN)およびニューヨーク(NYSE:SNY)に上場しています。
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