消 防 本 - 267 - 部 第1 主要施策に関すること 項 目 消防施設等の整備 主要な施策・事業 成 果 消防庁舎耐震補強工事 島本町耐震化基本計画に基づき、昭和53年度に建設した消防庁舎の耐震補強に伴う工事を行っ た。 消防団小型動力ポンプ購入 東大寺分団及び山崎分団の小型動力ポンプが購入後25年経過し、老朽化による修理件数の増加と ポンプ能力低下が認められたため、更新を行った。 桜井西側防火用水池に転落防止用のフェンスを設置する工事を行った。 防火用水池のフェンス設置工事 - 268 - 職員の資質の向上 各種教養研修への派遣 高度救急業務体制 の整備 救急救命士気管挿管病院実習へ の派遣 救急救命士処置拡大に伴う特別 教育への派遣 消防活動の充実 強化 消防団小型ポンプ操法大会の実 施 消防団員普通救命講習の実施 職員が各種の能力を身につけ効率的な人員配備体制を維持するため、延べ81名、885日間の派遣を 行い災害活動体制の堅持並びに職員の資質向上と士気高揚に努めた。 救急救命士の処置範囲の拡大に伴い気管挿管病院実習へ救急救命士を2名派遣し、救命効果の向 上に努めた。 救急救命士の処置範囲の拡大に伴い大阪市消防学校の特別教育(血糖値測定等)へ救急救命士を 2名派遣し、救命効果の向上に努めた。 消防活動技術の向上を図るため、各分団1チーム4名とし、放水までの時間と技術を競う操法大 会を実施し、消防団員の士気高揚及び消火活動技術の練成に努めた。 実施内容 日 時:平成25年10月27日(日) 9:30~11:00 場 所:名神高架橋下消防訓練場 参加者:86名 救命率向上のため、普通救命講習を実施し、消防団員の資質の向上に努めた。 実施内容 日 時:平成26年2月9日(日) 9:30~12:30 場 所:消防本部研修室 参加者:25名 第2 人事及び組織に関すること 消防は災害を防除し、住民生活の安寧秩序を保持することを目的としている。社会構造の進展により災害 は複雑多様化し増大の傾向にある。このため現有人員、装備、施設等の勢力のより一層の充実を図り、火災、 救急等災害時に即応できる体制づくりに努めている。 また、消防職員委員会制度により職員の意見を反映させるとともに、積極的な研修派遣等によって職員の 資質の向上と職場の活性化に努めている。 1 消防本部(署)組織編成 (平成26年3月31日現在) 消 防 長 次 長 消 消 防 職 員 委 員 会 管 理 (5人) 管理課長(予防係長 兼務) 参事(庶務係長兼務) 課 2 庶 予 務 防 係 係 指 令 調 査 第 一 係 ( 1 人) ( 2 人) ( 4 人) 警 備 第 一 課 防 ( 1 5 人) 警備第一課長 警備司令(救急 救助係長兼務) 警 救 急 救 助 第 一 係 防 第 一 係 指 令 調 査 第 二 係 ( 4 人) ( 5 人) 階級別職員数 平成26年3月31日現在(単位:人) 階 消 防 消 消 防 防 消 消 級 司 司 司 防 防 消 人 令 令 士 副 士 防 合 員 長 1 令 5 補 7 長 9 長 1 士 16 計 39 - 269 - 署 署長 (32人) 警 備 第 二 課 警 防 第 二 係 ( 1 6 人) 警備第二課長 警備司令(救急 救助係長兼務) 救 急 救 助 第 二 係 ( 4 人) ( 5 人) ( 5 人) 第3 職員研修に関すること 近年、複雑多様化する各種災害に対応するため各種教育機関へ職員を計画的に派遣し、各種の 知識及び教養を身につけ、消防職員として資質の向上に努めている。 職員研修派遣状況 月 日 4.15~23 内 容 派遣人員 救急救命士再教育病院実習 (三島救命救急センター) 4.16~24 〃 効 果 1 救急救命士資格取得後の実践的知識及び技 術を習得する 1 〃 はしご自動車の知識及び操作技術を習得す る 4.22~25 特別教育(はしご車技術講習) (府立消防学校) 1 4.28~8.19 大型自動車運転免許取得講習 (茨木ドライビングスクール) 1 大型自動車運転免許の取得 5.7~15 救急救命士再教育病院実習 (三島救命救急センター) 1 5.27 救急救命士ビデオ喉頭鏡講習 (府立消防学校) 1 ビデオ喉頭鏡の知識及び技術を習得する 6.16 第20回近畿MCLS標準コース (大阪大学医学部) 1 6.17~8.16 大型自動車運転免許取得講習 (茨木ドライビングスクール) 1 大型自動車運転免許の取得 6.17~8.7 専科教育救急科 (府立消防学校) 1 救急隊員に必要な知識及び技術を習得する 6.23 第87回大阪JPTECプロバイダー 養成コース(常翔啓光学園) 1 外傷に対する処置法の技術を習得する 6.26~ 平成26.4.28 気管挿管病院実習 (高槻病院) 1 気管挿管30症例の実習及び技能を習得する 6.26 鉄道災害時の安全対策研修会 (阪急平井車庫) 2 7.23~24 指令情報センター実務研修 (大阪市消防局) 1 指令管制業務等の知識を習得する 7.30~31 無線従事者養成講習 (河南町役場) 2 無線従事者免許の取得 8.4 水難救助基本技術訓練 (大阪市消防学校) 2 8.8~10 玉掛技能講習 (㈱日立建機教習センタ京都教習所) 1 玉掛技能資格の取得 8.12 2級小型船舶(湖川小出力限定)免許 講習(マリーナクラブビブレ) 2 船外機付ボートの運転免許取得 9.25~27 小型移動式クレーン運転技術講習 (㈱ 日立建機教習センタ京都教習所) 1 小型移動式クレーン運転資格の取得 10. 4~ 平成26.3.22 初任教育 (府立消防学校) 3 10.15 消防職員体力練成研修会 (大阪市消防局) 2 体幹トレーニング及び栄養講習 10.15~23 救急救命士再教育病院実習 (三島救命救急センター) 1 救急救命士資格取得後の実践的知識及び技 術を習得する 1 〃 トンネル内での事故事例についての知識を 習得する 10.16~24 〃 救急救命士資格取得後の実践的知識及び技 術を習得する 集団災害時におけるトリアージ等の技術を 習得する 車両を使った鉄道災害時の消防活動の知識 及び技術を習得する 水難救助活動の基本的な知識及び技術を習 得する 消防に関する基礎的な知識及び技能を習得 する 10.18 名神高速道路消防協議会防災研修 (キャンパスプラザ京都) 2 10.25 警防業務リーダー講習会 (新大阪丸ビル別館) 1 リーダーシップと部下の指導育成等 10.28~29 特定化学物質及び四アルキル鉛等作業 主任者講習(エル・おおさか) 1 - 270 - 特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任 者資格の取得 月 日 内 容 派遣人員 効 果 11.5 原子力防災基礎研修 (大阪府東大阪オフサイトセンター) 2 11.5~6 指令情報センター実務研修 (大阪市消防局) 1 指令管制業務等の知識を習得する 11.6 消防実務講習会 (大阪市消防局) 1 11.23~24 ガス溶接技能講習会 (南大阪高等職業技術専門校) 1 ガス溶接資格の取得 12.9 鉄道災害時の活動対策研修会 (西日本旅客鉄道株式会社 ) 2 車両を使った鉄道災害時の消防活動の知識 及び技術を習得する 12.11~13 酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技 能講習(大阪建設会館) 1 酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者資格の 取得 12.25 北ブロック消防本部・大阪ガス合同研 修会(大阪ガス㈱導管事業部) 2 ガスの特性や危険性についての知識を習得 する 平成26. 1.10~3.5 専科教育救急科 (府立消防学校) 1 救急隊員に必要な知識及び技術を習得する 2.1~28 気管挿管病院実習 (みどりヶ丘病院) 1 気管挿管30症例の実習及び技能を習得する 2.3 職員研修(町消防本部) 2.21 火災調査研修 (大阪市消防学校) 1 火災調査に関する知識・技術を習得する 2.25~3.6 専科教育特殊災害科 (府立消防学校) 1 特殊災害に関する知識・技術を習得する 3.3~4 救助隊電気災害研修(関西電力株式会 社配電技術センター) 1 電気災害に関する知識・技術を習得する 3.12~14 血糖値測定等講習 (大阪市消防学校) 1 ブドウ糖溶液投与の知識・技術を習得する 3.26~28 原子力災害に関する知識及び技術を習得す る 災害医療と救助及び惨事ストレスについて の知識を習得する 31 消防ポンプに関する知識・技術を学習する 〃 1 〃 平成25年度 40件 延べ 885日 81名 平成24年度 45件 延べ 832日 93名 - 271 - 第4 1 消防本部(署)の事業に関すること 会議等 (単位:件) 区 消防本部 消 防 署 2 分 平成24年度 平成25年度 庶務係に関する会議等 予防係に関する会議等 指令調査係に関する会議等 警防係に関する会議等 救急救助係に関する会議等 合 計 34 14 17 11 27 103 37 14 15 23 42 131 庶務係に関する事項 消防予算の適正な執行、消防庁舎施設等の維持管理、消防職員の福利厚生の向上を図るとともに、各消 防関係機関と連携を保ち消防行政の充実に努めている。 ⑴ 職員の教養受講状況 平成26年3月31日現在(単位:人) 階 級 教 養 科 目 上級幹部科 消 防 大 学 校 消 防 司 令 長 消 防 司 令 防 士 長 平 成 24 年 度 消 合 防 計 士 1 予防科 0 0 警防科 0 0 幹部研修科 0 0 1 1 10 10 2 2 1 7 7 7 幹教 初級幹部科 部育 中級幹部科 予防科 1 5 専 科 教 育 救急科 3 1 1 1 2 3 1 2 2 1 6 予防査察科 2 3 救急課程 1 2 2 5 1 1 10 11 救急Ⅱ課程 1 2 4 1 1 9 10 3 3 6 12 12 3 4 標準課程 救急科 消 救助科 防 警防科 学 特殊災害科 2 災害対策課程 3 1 2 11 13 11 7 5 20 20 1 2 6 5 3 3 7 7 1 1 24 24 6 6 6 6 5 4 10 11 14 15 2 2 2 0 1 現任教育 特 別 教 育 1 1 危険物科 校 消 防 副 士 長 1 火災調査科 立 消 1 実務講習(火災調査) 府 消 防 司 令 補 体育指導者講習 1 はしご車技術講習 1 2 2 2 1 3 1 4 7 7 気管挿管講習 1 3 2 薬剤投与講習 1 3 2 2 2 ビデオ喉頭鏡講習 その他の特別教育 救急救命士養成課程 大阪市消防局方面隊受託研修 1 4 3 1 1 2 4 7 1 4 1 1 2 救急救命士処置拡大に伴う追加講習 2 - 272 - ⑵ 各種資格取得状況 平成26年3月31日現在(単位:人) 階 区 級 分 自動車免許 消 防 司 令 長 消 消 防 司 令 補 防 司 令 消 消 防 副 士 長 防 士 長 平 成 24 年 度 消 合 防 計 士 大 型 1 4 7 8 1 5 26 25 普 通 1 5 7 9 1 16 39 38 2 2 6 9 19 19 1 1 二 輪 甲 種 1 乙 種 1 5 3 4 1 1 15 16 1 5 7 9 1 7 30 29 危険物取扱者免状 第2級陸上特殊無線 予防技術検定 防火査察 2 1 3 4 消防用設備等 2 1 3 4 危険物 2 1 3 4 甲 4 1 1 1 乙 6 1 1 1 4 4 18 19 15 14 1 16 15 消防設備士免状 潜水士 3 1 救急救命士 1 2 4 7 小型船舶操縦士 1 3 5 6 ガス溶接技能者 1 2 6 6 小型移動式クレーン運転士 4 7 7 1 4 23 22 玉掛け技能者 4 7 7 1 4 23 22 7 4 11 10 6 5 14 13 特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者 酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者 2 - 273 - 4 1 3 予防係に関する事項 火災の発生を予防することを目的として、町域における防火対象物や危険物の火災を未然に防止するた め、法的規制の適確な指導や立入検査を積極的に行い、火災危険箇所の摘出を行うとともに、予防運動等 種々の広報活動により広く住民に啓発し、防火思想の普及徹底に努める。 ⑴ 指導事務 消防用設備等の指導、防火管理、消防計画など物的人的両面にわたる指導を実施している。今後も立 入検査、訓練指導等に力を入れ火災予防の推進に努める。 ア 防火対象物状況 平成26年3月31日現在(単位:件) 区分 項 別 1 2 3 劇 ロ 公 イ キ ャ バ レ ー ロ 遊 技 場 又 は ハ 性 風 二 カ イ 待 ロ 飲 4 場 ・ 会 堂 俗 ラ 別 画 又 関 オ 館 集 カ ダ 連 ェ ス 店 ッ ク 1 場 19 等 ー ル 舗 等 ス 理 等 ー ホ 殊 料 会 フ ン 特 ボ ・ 事業所数 は ・ ケ 合 途 映 等 店 1 1 等 食 店 2 百 貨 店 ・ マ ー ケ ッ ト 等 19 イ 旅 館 ・ ホ テ ル ・ 宿 泊 所 1 ロ 寄 宿 住 宅 115 イ 病 院 産 所 10 ロ 老 等 7 ハ 老人ディサービスセンター等(保育所含む) 9 ニ 幼 稚 校 3 7 小 ・ 等 8 8 図 館 1 5 消 防 法 施 行 令 別 表 第 一 に よ る 区 分 用 イ 6 9 イ 公 ロ イ 10 車 11 神 12 13 イ 工 ロ 映 イ 自 ロ 飛 14 ・ ・ 人 短 園 中 書 衆 下 診 宿 療 期 ・ 特 ・ 高 浴 場 の 別 ・ う 場 又 車 行 大 学 蒸 気 浴 場 浴 教 業 ジ ・ 車 納 前 イ 複 ロ イ 16の2 地 17 重 各 項 に 合 以 該 用 外 の 複 し な 防 合 用 火 途 い 事 対 防 火 要 文 成 24 年 - 274 - 場 1 会 10 場 24 場 庫 対 1 等 業 象 下 合 平 当 途 1 オ 駐 格 等 場 車 ・ 作 庫 の 校 物 タ 車 学 衆 は 機 援 院 ス 設 支 停 寺 画 施 公 の ・ 同 助 博 ち の 両 社 動 所 ・ 外 共 ・ 入 館 以 ・ 所 倉 15 16 舎 象 庫 6 場 29 物 35 物 7 街 化 財 等 1 計 312 度 313 イ 防火対象物立入検査状況 (単位:件) 区 分 合 計 一 般 査 察 特 別 査 察 月 別 平成25. 4 0 5 0 6 20 20 7 1 1 8 8 8 9 0 10 3 11 0 12 14 14 平成26. 1 1 1 2 9 9 3 16 16 計 72 69 3 71 64 7 合 平成24年度合計 一般査察:工場、事業所等 ウ 3 特別査察:福祉施設、複合対象物等 防火診断等 防火診断 区 個人住宅 エ 花火指導 分 (幼児教育) 一人暮らし高齢者住宅 平成25年度 340軒 19軒 5件 669人 平成24年度 169軒 15軒 6件 772人 消防用設備等検査状況 (単位:件) 区 オ 分 計 消火設備 警報設備 避難設備 消火活動上必要な施設 平成25年度 37 3 24 8 2 平成24年度 50 4 27 18 1 建築物同意等状況 (単位:件) 区 分 種 別 合 計 令 別 表 対 象 物 専 用 住 宅 そ 他 新 築 18 13 増 築 6 5 修 繕 0 他 1 1 平成25年度合計 25 19 3 3 平成24年度合計 17 12 2 3 そ の - 275 - 3 の 2 1 ⑵ 保安三法事務 保安3法(火薬類取締法、高圧ガス保安法、液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法 律)は、火災発生の危険性が大きく、取扱者のわずかな過失で大災害につながるため、危険物施設の検 査並びに危険物の取扱いについて今後とも安全管理対策の周知徹底に努める。 火薬類施設の状況 平成26年3月31日現在(単位:件) 区 分 施 製 造 業 販 売 業 火 薬 庫 庫 設 数 立 入 検 査 3 2 計 3 2 平成24年度 3 3 外 貯 合 蔵 高圧ガス施設の状況 平成26年3月31日現在(単位:件) 区 第 分 一 種 製 造 施 設 数 者 第 一 種 製 造 者 (冷 凍 設 備 ) 第 二 種 製 造 者 第 二 種 製 造 者 (冷 凍 設 備 ) 第 一 種 貯 蔵 庫 第 二 種 貯 蔵 庫 立 入 検 査 1 1 4 3 3 3 15 9 1 高 圧 ガ ス 販 売 事 業 所 5 4 計 28 21 平成24年度 30 18 特 定 高 圧 ガ ス 消 費 者 容 器 検 査 合 所 液化石油ガス施設の状況 平成26年3月31日現在(単位:件) 区 販 売 保 特 事 定 備 数 立 入 検 査 6 関 5 5 5 5 計 16 16 平成24年度 16 2 機 供 給 設 ん 工 合 設 6 て 業 施 者 安 充 設 分 事 設 事 備 備 業 者 - 276 - ⑶ 危険物事務 危険物は、火災発生の危険性が大きく、取扱者のわずかな過失で大災害につながるため、危険物施設 の検査並びに危険物の取扱いについて今後とも安全管理対策の周知徹底に努める。 危険物施設の状況 区 貯 蔵 所 取 扱 所 製 屋 屋 屋 地 簡 移 屋 給 一 第 分 内 タ タ タ タ タ 外 小 油 般 種 小 合 外 内 下 易 動 一 平 成 造 貯 ン ン ン ン ン 蔵 貯 貯 貯 貯 貯 蔵 ク ク ク ク ク 貯 施 蔵 蔵 蔵 蔵 蔵 所 所 所 所 所 所 所 所 設 平成26年3月31日現在(単位:件) 数 立 入 検 査 1 1 18 18 1 1 計 取 取 販 24 扱 扱 取 計 計 売 年 扱 所 所 所 度 尐 量 危 険 物 貯 蔵 ・ 取 扱 所 指定可燃物(合成樹脂類)貯蔵・取扱所 合 計 平 4 成 24 年 度 8 7 27 5 6 26 5 5 11 39 10 37 38 39 65 3 68 45 3 48 72 58 消防署に関する事項 火災や各種災害から住民の生命と財産を守るため、消防装備の高度化及び充実を図り熟練した技術並び に効率的な部隊運用をもって、多様化する災害に的確に対応するよう努めている。 ⑴ 火災 種々の火災に対処するため、出火想定訓練等により機械器具の活用等技術を錬磨し、火災の早期鎮圧に即 応できる体制に努めている。 火災件数及び火災種別 区 分 火災種別 合 建 月 別 計 物 平成25. 4 5 6 7 8 9 10 11 12 平成26. 1 2 3 合 計 3 0 0 1 0 0 0 0 0 0 2 1 7 1 平成24年度 5 林 車 野 両 そ の 他 1 原 1 因 ガスこんろ・子供の火遊び・不明 損害額 (千円) 337 1 ガスこんろ 2 1 5 電気あんか・不明 ガスこんろ 0 1 1 6.316 3 6.658 2 1 1 1 79 - 277 - 2 ⑵ 救急 住民の信頼と期待に応えるため、救急業務の高度化並びに救急隊員に対する教育訓練の充実、救急資器 材の整備、更には医療機関との連携強化を図り、救命率向上に努めている。 救急出動件数及び搬送人員 区 分 救 合 計 月 別 自 然 災 害 事 故 火 災 件数 97 人員 水 交 難 通 事 事 故 故 1 急 労 働 災 害 事 故 種 運 動 競 技 事 故 別 一 自 加 般 損 負 行 傷 害 急 の 病 為 10 2 1 13 85 8 2 1 12 件数 94 6 2 19 2 人員 84 5 2 18 件数 85 8 2 人員 81 7 2 件数 85 3 人員 84 件数 そ 1 他 60 9 53 9 2 57 6 2 2 50 5 15 1 3 49 7 15 1 2 47 7 17 3 56 6 6 16 3 53 6 92 5 16 1 1 64 5 人員 87 5 15 1 1 62 3 件数 91 5 1 2 16 61 6 人員 82 4 1 2 15 54 6 件数 80 3 1 16 56 4 人員 76 3 1 14 54 4 件数 99 13 1 2 11 1 3 63 5 人員 89 11 1 2 10 1 3 56 5 件数 102 5 2 12 2 1 70 10 人員 94 4 2 11 2 66 9 件数 106 3 1 16 3 78 5 人員 101 4 1 16 2 73 5 件数 103 人員 平成25. 4 5 6 7 8 9 10 11 12 平成26. 1 1 7 18 68 9 96 7 18 62 9 件数 129 11 1 29 1 2 77 8 人員 116 12 1 28 1 2 65 7 件数 1,163 79 9 9 198 8 19 759 80 人員 1,075 76 9 9 188 8 15 695 75 件数 1,040 0 1 0 76 3 11 170 2 8 694 75 人員 980 0 1 0 74 3 11 158 2 7 652 72 2 3 合 2 計 平成24年度 - 278 - ⑶ ⑷ 救急安心センターおおさか利用状況 (単位:件) 区分 病院案内 医療相談 救急出動 その他 合計 平成25年度 109 208 9 13 339 平成24年度 71 231 7 15 324 救助 複雑多様化する救助活動に対応するため、隊員の教育訓練の充実及び救助資器材の整備に努める。 救助出動件数及び救助人員 区 分 火 合 建 災 交 水 建 通 難 事 事 故 故 物 平成25. 4 5 6 7 8 9 10 11 12 平成26. 1 2 3 合 以 計 月 別 計 平成24年度 外 物 風 水 害 等 自 然 災 害 機 械 に よ る 事 故 ガ ス 及 び 酸 欠 事 故 建 物 に よ る 事 故 破 そ 裂 の 事 故 他 件数 1 1 人員 0 件数 1 1 人員 1 1 件数 1 1 人員 1 1 件数 0 人員 0 件数 1 1 人員 2 2 件数 0 人員 0 件数 1 1 人員 1 1 件数 0 人員 0 件数 1 1 人員 1 1 件数 0 人員 0 件数 0 人員 0 件数 3 3 人員 1 1 件数 9 0 0 1 0 0 2 6 0 0 0 人員 7 0 0 1 0 0 2 4 0 0 0 件数 12 0 0 2 0 0 1 7 0 0 2 人員 7 0 0 0 0 0 0 5 0 0 2 - 279 - ⑸ 火災・救急・救助以外の各種出動 (単位:件) 区 分 合 応 自 特 援 然 別 出 災 警 動 害 戒 捜 そ 消 誤 予 の 計 月 別 平成25. 4 51 5 59 6 33 7 37 8 ⑹ 警 他 索 報 戒 1 22 1 14 1 3 16 2 61 5 18 1 9 57 19 16 2 10 35 3 15 11 40 2 15 12 87 59 1 2 平成26. 1 47 17 1 2 2 52 16 3 1 3 50 22 2 計 609 2 平成24年度 555 1 1 1 1 34 9 事 火 災 の 未 然 防 止 防 17 合 1 防 調 査 1 2 1 1 そ 防 の 広 他 報 10 19 10 25 3 2 13 1 5 10 5 31 1 7 12 2 2 11 1 9 12 2 9 14 8 19 7 11 3 21 1 2 予 故 11 2 247 1 12 8 4 3 23 77 198 234 8 21 6 7 3 21 71 174 職員教養訓練 訓 練 内 容 回 数(回) 参 加 人 員(人) 警防関係 316 1,458 救急・救助関係 249 1,365 47 266 計 612 3,089 平 成 24 年 度 452 2,761 通信関係 合 ⑺ 訓練指導等の内訳 訓 練 内 容 回 数(回) 参 加 人 員(人) 通報・避難・消火訓練等 74 7,468 救急関係 16 546 普通救命講習 29 382 消防団指導 40 570 消防署見学 9 543 その他 2 198 計 170 9,707 平 成 24 年 度 144 7,939 合 - 280 - ⑻ 管理施設 ア 車両 車 両 名 査 察 車 指 揮 車 本 広 報 連 絡 車 部 バ イ ク ト レ ー ラ ー タ ン ク 車 ン プ 車 消 ポ 救 助 工 作 車 防 救 急 車 署 梯 子 配 備 台 数 1 1 1 1 1 1 1 1 車 2 1 配 置 年 月 H10. 9 H14. 6 H 9.10 H13.10 H13.10 H22. 1 H25. 1 H15. 2 H18.12 H 9. 1 H25. 2 備 (平成26年3月31日現在) 考 50cc ポンプ・救助工作車に牽引可能 水Ⅱ型A-2級・水槽2t CD-Ⅰ型・A-2級 4輪駆動・照明塔・クレーン・ウインチ 高規格救急自動車 〃 35m級(地上高35m) イ 消防用無線電話装置 (ア) 消防・救急デジタル無線 (平成26年3月31日現在) 区 呼出名称 分 無線局の種別 活 動 波 ( 町 ) 主 運 用 波 ( 府 ) 統制波(全) しましょうほんぶ ①② ○ ①②③ 基 地 局 しましょう 1 ①② ○ ①②③ 陸上移動局 〃 2 ①② ○ ①②③ 〃 〃 3 ①② ○ ①②③ 〃 ①②③ 〃 4 ①② ○ 〃 〃 5 ①② ○ ①②③ 〃 9 ①② ○ ①②③ 〃 〃 19 ①② ○ ①②③ 〃 〃 20 ①② ○ ①②③ 〃 ①②③ 〃 車 無 載 線 〃 〃 21 ①② ○ 〃 101 ①② ○ ①②③ 〃 〃 102 ①② ○ ①②③ 〃 〃 103 ①② ○ ①②③ 〃 〃 104 ①② ○ ①②③ ①②③ 〃 携 無 帯 線 〃 105 ①② ○ 〃 106 ①② ○ ①②③ 〃 107 ①② ○ ①②③ 〃 〃 108 ①② ○ ①②③ 〃 1 ①② ○ ①②③ 〃 〃 2 ①② ○ ①②③ 〃 〃 3 ①② ○ ①②③ ①② ○ ①②③ しましょうしき しまだんふぞく1以下9台 可 搬 無 携 無 線 帯 線 〃 〃 〃 〃 (イ) 署活系消防無線(携帯送受信機) 呼出名称 しましょかつ 1~19 区 署 活 島 分 高 ①② 共 ○ - 281 - 無線局の種別 通 防 災 共 通 ○ 携 無 帯 線 陸上移動局 ウ 消防水利 (平成26年3月31日現在) 種 別 消 火 栓 防 火 公 構 (9) ア 造 公 設 私 381 設 15 水 そ 設 う 私 設 40㎥ 以上 40㎥ 未満 40㎥ 以上 40㎥ 未満 48 8 31 7 56 38 そ の 他 貯 水 槽 プ ー ル そ の 他 1 8 6 小 計 合 計 396 94 15 平 成 24年 度 397 94 15 機械器具 消火関係 (平成26年3月31日現在) 品 名 ホース(65㎜×20m) 162 ホース(40㎜×20m) 82 ホース(40㎜×10m) 6 フォグガン(噴霧専用筒先) 品 名 数 量 フロートポンプ 1 可搬ポンプ 1 可搬ポンプ(軽) 1 2 簡易水槽(2.5t) 2 プロジェットガン 4 簡易水槽(2t) 1 無反動筒先 9 簡易水槽(1t) 2 高発泡器 1 ロータリーノズル 1 低発泡器(フォームショットガン) 2 ホースブリッジ(ゴム製) 山林活動ベルト 10 11 ホースブリッジ(鉄製) 8 2 ウォーターチャージャー 1 25 ラインプロポーショナー(60mm) 2 ディスクトレーナー 2 ラインプロポーショナー(40mm) 1 クアドラフォグノズル(一式) 7 水幕ホース 背負い式水のう(ジェットシューター) イ 数 量 救急関係 (平成26年3月31日現在) 品 名 数量 品 名 数量 充電式吸引器 3 ベットサイドモニター 2 携帯型人工呼吸器 5 スクープストレッチャー 3 紫外線殺菌器 1 ショックパンツ 2 ガス滅菌器 1 心電計 2 自動手指消毒器 1 喉頭鏡 4 ヒートシーラー 1 ビデオ喉頭鏡 2 全身ギブス 2 陰圧式固定具 2 酸素ボンベ(2L) 17 聴診器 4 酸素ボンベ(10L) 10 アネロイド血圧計 3 バックボード 2 AED 4 布担架 5 上半身固定器具 4 血中酸素飽和度測定器 4 携帯型CO2モニター 1 耐刃防護衣 6 人工呼吸器 1 自動式心マッサージ器 2 - 282 - ウ 救助関係 (平成26年3月31日現在) 品 名 数 量 空気呼吸器(KAWASAKI) 7 名 数 量 鉄線カッター 1 空気呼吸器(ドレーゲル) 23 防塵マスク(全面マスク 空気ボンベ(鉄8L) 16 平担架 2 空気ボンベ(FRP8L) 16 船型担架 2 空気ボンベ(FRP6.8L) 25 ロープ登降器 1 空気ボンベ(FRP4.7L) 12 三連梯子 5 5) 20 酸素ボンベ(3L:ガス溶断器用) 2 かぎ付梯子 6 アセチレンボンベ(4L:ガス溶断器用) 2 緩降機 2 1 張力計 1 空気式救助マット 1 インパクトドライバー 防毒マスク エ 品 14 エンジンカッター 2 救助マット 1 チェーンソー 4 サバイバースリング 2 ハンマードリル 2 可燃性ガス測定器 1 油圧器具 1 有毒ガス検知器(ドレーゲル) 1 大型油圧器具 1 有害ガス検知器 (理研) 1 シルサポート 1 酸素濃度測定器 2 マット型空気ジャッキ 1 水難救命ボート 2 チルホール 3 ガス溶断器 1 携帯用コンクリート破壊器具 2 船外機 1 救助訓練用人形 2 削岩機 1 絶縁クリッパー 6 携帯警報器 16 救命索発射銃 1 チルレバー 1 マルチカッター 1 ウェットスーツ 4 マンホール救助器具 1 要救助者用ハーネス 2 車両移動器具 1 救助者用ハーネス 2 救急訓練用資器材 (平成26年3月31日現在) 品 名 数 量 品 名 数 量 CPR訓練人形(成人) 7 気道管理トレーナー 2 CPR訓練人形(小児) 2 静脈採血注射モデル 1 CPR訓練人形(乳児) 3 高度救急処置シミュレーター 3 アクター911 1 AEDトレーナー 6 リトルアン 12 AEDリトルアン 5 幼児挿管モデル 2 - 283 - オ 火災原因調査関係 (平成26年3月31日現在) 品 カ 名 数 量 品 名 数 量 カメラ 2 クリノメーター 1 テープレコーダー 1 距離測定器 1 炭化深度計 1 デジタルカメラ 1 パソコン・印刷機 1 スキャナー 1 放射線関係 (平成26年3月31日現在) 品 放 射 線 測 定 器 名 数 量 空 間 線 量 率 計 (単位時間あたりの線量) 2 表面汚染検査計 1 品 名 化学防護服(陽圧型 3 外 部 被 ば く 線 量 測 定 器 (警報付ポケット線量計) 7 レベルA) 防 空気呼吸器 護 ※救助関係機械器具記載数30を活用 具 7 数 量 10 簡易保護服(RI用) 防塵マスク(全面マスク 5) ※救助関係機械器具記載数20を活用 キ 緊急消防隊援助資器材 (平成26年3月31日現在) 品 エアーテントセット ・冷房機 ・暖房機 ・簡易ベッド ・発電機 ・折畳みリアカー 名 1 1 8 1 1 簡易トイレ(組立式) 数 量 名 数 量 テント(4人用) 1 非常用水そう(1t) 1 1セット 1セット タープテント ク 品 1 その地 (平成26年3月31日現在) 品 名 数 量 品 名 数 量 排水機 1 検電具・耐電具 発電機 5 耐熱服 2 煙発生器 1 携帯投光器(ショットビーム35) 2 コンプレッサー 1 送排風機(風筒3本) 1 金属探知器 1 スーパーフォーム(3%) 160L 油処理剤 105L 現場指揮本部看板 2セット - 284 - 1セット・3セット (10) 気象 ア.風 月 項目 風 速 イ.気 温 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 年 間 速 平均 1.2 1.1 1.0 1.0 1.0 1.2 1.2 0.9 1.0 0.9 1.1 1.3 平均 1.1 ( m/s ) 最大 13.7 13.2 9.8 9.8 11.3 17.4 12.3 11.4 13.1 14.0 16.6 16.2 最大 17.4 平均 12.3 17.9 23.1 26.7 27.9 23.3 18.9 10.1 5.4 3.4 3.9 7.8 平均 15.0 最高 25.6 32.2 35.0 36.1 38.1 34.3 31.2 20.0 14.8 13.5 15.1 21.5 最高 38.1 最低 1.5 5.1 14.5 18.5 18.9 12.9 8.2 -0.1 -2.8 -3.6 -3.4 -2.9 最低 -3.6 気 温 (℃ ) ウ.湿 月 項目 度 エ.雤 量 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 年間 実行 平均 64.4 63.5 69.0 74.1 71.1 70.9 74.0 75.5 72.3 74.1 71.3 69.8 平均 70.8 湿度 最高 97.0 96.9 96.3 96.2 96.1 97.5 97.6 97.9 98.0 98.0 98.1 98.0 最高 98.1 (%) 雤量 (㎜) 最低 16.6 16.2 16.0 27.2 26.3 28.1 29.6 29.9 33.2 28.8 29.4 15.6 最低 15.6 1時間最大 11.0 4.0 18.5 12.5 16.5 42.5 24.0 10.0 4.0 4.0 3.0 12.5 最大 42.5 日積算最大 29.5 11.5 87.0 27.5 53.0 148.5 70.0 26.5 17.5 31.0 23.5 41.0 最 大 148.5 86.0 136.0 370.0 225.0 93.0 46.0 50.0 59.5 145.5 最 大 370.0 月総積算 112.5 44.0 265.0 1年 間 総 雤 量 - 285 - 1,632.5mm オ 気象情報発令状況 (単位:件) 気 象 注 意 報 78 大 雨 警 報 5 地 報 507 強 風 注 意 報 56 洪 水 警 報 5 火 災 気 象 通 報 41 乾 燥 注 意 報 29 そ の 他 警 報 0 津 波 予 報 17 大 雨 注 意 報 26 火 山 情 報 5 洪 水 注 意 報 26 台 風 情 報 42 濃 霧 注 意 報 6 土砂災害警戒情報 0 洪 報 0 そ の 他 情 報 269 計 881 雷 注 霜 注 意 意 報 気 報 20 風 雪 注 意 報 7 低 温 注 意 報 4 大 雪 注 意 報 3 計 第5 255 象 警 報 計 そ の 他 の 情 報 等 10 震 情 水 情 消防団に関すること 消防本部(署)と連携を保ち災害の防止、火災予防思想の普及並びに普通救命講習等の応急処置技術の修得 に努めている。 1 消防団の組織 (平成26年3月31日現在) 団 副 本 部 附 属 機 尺 動 代 崎 14人 11人 15人 16人 長 団 長 東 山 2人 広 桜 高 井 桜 井 西 側 寺 瀬 16人 13人 15人 12人 15人 大 浜 (単位:人) 階 消 級 団 副 防 団 分 団 員 合 員 長 1 長 2 長 9 長 18 班 長 18 団 員 82 副 団 人 分 団 計 130 - 286 - 2 消防団管理施設 平 成 26年 3月 31日 現 在 ( 単 位 : 台 ) 消 小 防 型 小 3 ポ 動 型 ン 力 動 プ ポ ン 力 自 プ ポ 動 積 載 ン 車 1 車 7 プ 9 消防団火災等各種出動 平成24年度 火災 火災以外の災害出動 訓練出動等 合計 4 平成25年度 件数 1 人員 51 件数 2 2 人員 64 70 件数 34 50 人員 933 923 件数 36 53 人員 997 1,044 消防団行事 (単位:件) 平成25年度 平成24年度 消防団に関する会議等 25 - 287 - 24
© Copyright 2024 Paperzz