ブレスト&イメーイング先端医療センター附属クリニックを受診される皆様へ 「マンモグラフィ装置における超音波検査乳房用ボディーマーク上に提示する 病変位置推定機能に関する精度検証」 について (1) 研究の目的 マンモグラフィ検診では、マンモグラフィ画像上の所見をもとに超音波検査の所見を加味して判 定する総合判定が有効とされていますが、その精度を高めるためには両検査の所見が同一部位 をみていることを精度よく推定することが必要となります。この研究では、マンモグラフィ装置に搭 載されたエコースキャンガイド機能(※)を診療画像データに適用してその病変推定位置の精度を 検証・把握することを目的としており、今後の乳がん検診における病変検出率の向上につながる と考えています。この精度検証にあたっては、匿名化したデータを東芝メディカルシステムズ株式 会社において解析します。 (※)エコースキャンガイド機能とは、マンモグラフィ装置において、マンモグラフィ画像を撮影した放射線技師等がマンモグラフィ画像上で 病変をマーキングすると、その位置情報から超音波診断で使用する乳房用ボディーマーク上で該当する位置を推定表示する機能です。 (2) 研究対象について 下記期間に当院でマンモ検診を受診された方のデータです。 2015 年 11 月 ~ 2016 年 3 月 (3) プライバシーの保護について データを取り扱うものはすべて法的に守秘義務に課せられた者のみで、個人を特定できるような 情報が外部に漏れることは一切ございません。 (4) 研究結果の公表について 研究結果は、医学研究会雑誌や学会等で発表される場合があります。 その場合も、個人を特定できる情報は一切含まれませんのでご安心ください。 (5) 東芝メディカルシステムズ株式会社に匿名化したデータを送付し、検証を依頼いたします。 ※ この研究の対象になられる可能性のある方で、「ご自身の検査結果を除外して欲しい」と望まれ る方は、下記問い合わせ先、または窓口までご連絡ください。 問い合わせ先: 聖マリアンナ医科大学病院 住所:216-8511 川崎市宮前区菅生 2-16-1 電話:044-977-8111 担当医師:放射線科 印牧(かねまき)義英
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