南相馬市スポーツ振興計画(素案)

南相馬市スポーツ振興計画
地域に暮らす人たちが、気楽にスポーツを楽しめるよう応援します
(素案)
平成21年
月
南相馬市教育委員会
はじめに
市民にとってスポーツは、心身両面の健全な発達を促すとともに、明
るく豊かで活力に満ちた、生きがいのある社会の形成に寄与する上で非
常に重要です。
しかし、近年においては全国的に、社会構造の複雑・高度化、少子高
齢化による生活様式の急激な変化で、日常生活の中から「体を動かす」
機会や場が減少しております。この傾向は、平成20年度に本市が行っ
た「市民の健康・スポーツに関する実態調査」においては、一週間の自
由時間の過ごし方の質問に対し、
「スポーツ(散歩など身体を動かすこと)
をする」と答えた方々の割合が少なかったという結果にも顕著に表れて
います。
このような状況を踏まえ、南相馬市教育委員会は生涯スポーツの推進
による「地域に学び地域で育つ人が輝くまちづくり」の実現を目指すた
め、「南相馬市スポーツ振興計画」を策定いたしました。
この計画に基づき、地域に暮らす人達が気軽にスポーツを楽しみ、だ
れもが生涯にわたって豊かなスポーツライフを実現できるようスポーツ
の推進に向けた各種施策に取り組んで参ります。
また、平成21年4月から施設の管理運営は、指定管理者制度導入に
より民間へ委託することになりましたので、今後も市民をはじめとする
多くの施設利用者の視点に立った管理運営に努めて参ります。
終わりに、本計画の策定にあたり貴重なご意見等をお寄せいただきま
した多くの皆様に厚く御礼を申し上げます。
平成21年
月
日
南相馬市教育委員会
目
次
はじめに
第1章
スポーツ振興計画の基本的な考え方・・・・・・・・・・・・・・1
1
計画の目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
2
計画の位置付け・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
3
計画の期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
第2章
本市のスポーツ振興の現状と課題・・・・・・・・・・・・・・・3
1
スポーツ振興の現状・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
2
主なスポーツ団体の現状・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
3
スポーツ施設の現状・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
4
スポーツに関する意識・活動状況・・・・・・・・・・・・・・18
5
施設に対するニーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24
6
スポーツ振興の課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
第3章
本市のスポーツ振興の基本方針・・・・・・・・・・・・・・・29
1
生涯スポーツの充実を図ります。・・・・・・・・・・・・・・ 29
2
競技力の向上を図ります。・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30
3
スポーツ施設の整備を行います。・・・・・・・・・・・・・・ 30
第4章 スポーツ振興の施策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32
Ⅰ
生涯スポーツの充実・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32
1
スポーツ機会の拡充・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32
2
スポーツレクリエーションの推進・・・・・・・・・・・・・・34
Ⅱ
競技力の向上・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34
1
組織力の向上・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34
2
指導者の育成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36
Ⅲ
スポーツ施設の整備・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38
1
年次計画に基づいた施設整備・・・・・・・・・・・・・・・・ 38
第5章
スポーツ振興計画の実現に向けて・・・・・・・・・・・・・・41
1
スポーツ振興の推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41
2
計画の推進体制・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41
3
新たに検討が必要となる事項への対応・・・・・・・・・・・・42
4
計画の進行管理・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42
第1章
1
スポーツ振興計画の基本的な考え方
計画の目的
本市では、スポーツ振興を総合的・効果的に推進するため、
「いつでも、
どこでも、だれもが、気楽にスポーツを楽しむ機会の充実の実現」を目指
し、各種事業を展開しているところです。
こうした中、市民のスポーツ活動を支える「場」であるスポーツ施設の
整備充実が重要となりますが、既存の30施設は、設置後20年以上経過
した施設も多く、施設・設備の改修に併せて快適にスポーツができる施設
の機能向上を図って行かなければならない状況です。
このため、既存施設の現状、課題などを的確に把握し、スポーツの振興
策や利用者ニーズに対応した施設整備を計画的に推進するため、「スポー
ツ振興計画」を策定するものです。
2
計画の位置付け
この計画は、
「南相馬市総合計画1」、
「南相馬市教育振興基本計画2」を上
位計画とし、上位計画との整合性を図るものとします。
また、
「スポーツ振興法3」に定められているスポーツの振興に関する計
画の策定の趣旨を踏まえ、スポーツの振興を体系的かつ効率的に推進して
いくための実施計画でもあります。
1
南相馬市総合計画:2008(平成 20)年 3 月に策定された計画で、本市の行政経営の基
本理念である『市民(顧客)・成果・目的重視』の視点に立ち、長期的・総合的・戦略
的に政策を体系化して資源の有効活用を図ることを目的に、これからのまちづくりの方
向性を明らかにしています。
2
南相馬市教育振興基本計画:2008(平成 20)年度策定の、
「南相馬市総合計画」の教
育分野の基本計画です。
3
スポーツ振興法:2003(平成 15 年最終改正)法律第 117 号第4条第 3 項において、都
道府県及び市(特別区を含む。以下同じ)町村の教育委員会は、第1項の基本的計画を
参しゃくして、その地方の実情に即したスポーツの振興に関する計画を定めるものとし
ています。
1
南相馬市総合計画
行財政・コミュニティ
市 民 生 活 ・ 環 境
保
健
・
福
経
祉
済
建 設 ・ 上 下 水 道
教
育
【教育振興基本計画】
○総合計画の教育分野の部門
○基本構想・基本計画で構成
南相馬市スポーツ振興計画
3
計画の期間
平成21年度を初年度とし、平成24年度を最終年度とします。
ただし、スポーツ活動の変化や利用者のニーズに柔軟に対応していくた
めに、計画期間中であっても、必要に応じ見直すものとします。
2
第2章
1
本市のスポーツ振興の現状と課題
スポーツ振興の現状
スポーツは「する」だけでなく「みる」「ささえる」「きわめる」など、
多様な関り方が可能であり、それぞれに楽しさをもっています。しかし、
現在の本市の環境は、いつでも、どこでも、だれもが、気軽にスポーツに
親しめる環境が整っているとはいえない状況です。
本市におけるスポーツの団体の特徴は、種目やチーム、年代別に分かれ
て活動するといった、縦割り構造になっており、異なった種目、世代間で
の交流を行う団体が少なく、限られたメンバーでの活動になっています。
学校では、少子化に伴う部員数の減少や顧問教師の不足などにより、部
活動を単独では維持できない状況や種目を減らさざるを得ない状況が生
じています。
また、市民のスポーツの振興と普及に大きく関わってきたスポーツ行政
においても、単発的なスポーツイベントや毎年同様のスポーツ教室などの
開催に偏る傾向が強く、その結果、参加者の固定化やイベントのマンネリ
化などが指摘されています。
一方、市民のスポーツへの意識の変化も見逃せません。かつてスポーツ
といえば、勝敗や技術の向上を目指した「競技スポーツ」が主流を占めて
いましたが、市民アンケートの調査では、健康増進や余暇活動など、生活
の一部としてスポーツを楽しむ「生涯スポーツ」志向の人々が増えてきて
います。
また、本市のスポーツ施設は、主要な競技などに対応できる施設内容と
なっていますが、設置後20年以上経過している施設が多い状況です。
3
2
主なスポーツ団体の現状
(1)南相馬市体育協会
南相馬市体育協会は、平成18年4月に旧3市町の体育協会が合併し
て、南相馬市体育協会として新たに発足しました。現在、27の競技団
体が加盟しており、南相馬市総合体育大会をはじめとする各種大会の開
催など、スポーツの振興に大きな役割を果たしております。
平成20年度
№
団
南相馬市体育協会加盟団体状況
体 名
登録団体数
人
数
1
南
会
26
517
2
南 相 馬 市 ソ フ ト テ ニ ス 協 会
11
158
3
南
会
‑
87
4
南 相 馬 市 ソ フ ト ボ ー ル 協 会
9
165
5
南 相 馬 市 バ レ ー ボ ー ル 協 会
27
384
6
原
会
‑
37
7
南
盟
‑
70
8
南
会
‑
40
9
南
会
2
53
10
南 相 馬 市 陸 上 競 技 協 会
‑
69
11
原
ブ
‑
21
12
南
相
馬
市
相
撲
協
会
12
150
13
南
相
馬
空
手
道
協
会
3
22
14
南 相 馬 市 ア ー チ ェ リ ー 協 会
‑
12
15
南 相 馬 市 サ ッ カ ー 協 会
14
295
相
馬
相
馬
市
市
町
相
相
町
卓
球
市
馬
乗
道
弓
市
協
道
剣
馬
協
球
柔
馬
相
野
山
馬
連
道
岳
ク
協
ラ
4
№
団
体 名
登録団体数
人
数
会
‑
89
会
8
107
18
南 相 馬 市 バ ド ミ ン ト ン 協 会
26
190
19
南 相 馬 市 ゲ ー ト ボ ー ル 協 会
45
274
20
南
会
‑
69
21
南 相 馬 市 ボ ウ リ ン グ 協 会
3
37
22
南
会
‑
24
23
南相馬市グラウンドゴルフ協会
3区
615
24
南 相 馬 市 イ ン デ ィ ア カ 協 会
3
74
25
南
会
2
33
26
南 相 馬 市 パ ー ク ゴ ル フ 協 会
2
558
27
南 相 馬 市 ス ポ ー ツ 少 年 団 本 部
76
1,428
16
ボ
17
南
ク
相
相
相
相
シ
馬
馬
馬
馬
ン
市
市
市
市
テ
ゴ
グ
ニ
ル
水
綱
合
協
ス
フ
泳
引
協
協
協
協
5,578
計
(2)南相馬市レクリエーション協会
南相馬市レクリエーション協会は、平成11年7月に設立された旧原
町市レクリエーション協会が母体となり、合併後に17団体が加盟して
南相馬市レクリエーション協会として新たに発足しました。
レクリエーションを通して市民の健康増進と文化や生活の向上を図
り、明るい地域づくりをめざして活動しており、南相馬市レクリエーシ
ョン祭や生涯スポーツ教室の開催など世代を越えた生涯スポーツの振
興に大きく貢献しています。
5
平成20年度
№
南相馬市レクリエーション協会加盟団体状況
団
体 名
登録団体数
人
数
13
328
会
‑
77
3
原 町 レ ク リ エ ー シ ョ ン ダ ン ス
‑
41
4
南
会
‑
87
5
南
盟
6
25
6
南
会
3
47
7
南 相 馬 市 グ ラ ウ ン ド ゴ ル フ 協 会
3区
615
8
南
協 会
3
74
9
南 相 馬 市 デ ィ ス ク ゴ ル フ 協 会
1
37
10
原
会
21
148
11
南
会
1
96
12
南 相 馬 市 ラ ケ ッ ト テ ニ ス 協 会
‑
27
13
南
相
会
1
15
14
南
相 馬 市
ウ ッ ド
ボ ー ル
協 会
‑
50
15
南
相 馬 市
パ ー ク
ゴ ル フ
協 会
2
558
16
原 町 ス キ ー ス ノ ー ボ ー ド ク ラ ブ
‑
33
17
ス
‑
25
1
南 相 馬 市 小 学 生 バ レ ー ボ ー ル 連 盟
2
原
町
歩
相
相
馬
馬
相
市
市
区
相
ゲ
馬
馬
ポ ー ツ
ン
綱
レ
ト
ク
ー
極
ク
連
協
ィ ア カ
ボ
太
協
引
イ ン デ
市
市
球
タ
市
ー
う
卓
ペ
馬
相 馬 市
町
こ
テ
吹 矢 は
合
ル
拳
ニ
協
協
ス
ら ま ち
協
支 部
2,283
計
(3)南相馬市スポーツ少年団
南相馬市スポーツ少年団は平成18年4月に旧3市町のスポーツ少
年団が合併し、南相馬市スポーツ少年団として新たに発足しました。平
成20年度現在76団体(団員:1,428 名、指導者:368 名)が加盟し
6
ており、「少年少女のつどい」などの事業を実施して団員個々の体力測
定やニュースポーツにより交流を図っております。また指導者の養成事
業としてジュニアリーダースクールやスポーツ少年団認定員養成講習
会等への派遣による人材育成や、次世代を担う青少年の教育の場として
広く活動を支援しています。
平成 20 年度南相馬市スポーツ少年団登録状況
指導者合計
団員
No.
団
体 名
区
合計
有資格
無資格
合計
1
小 高 剣 道 ス ポ ー ツ 少 年 団
小高区
11
6
2
8
2
小 高 柔 道 ス ポ ー ツ 少 年 団
小高区
12
1
5
6
3
小 高 空 手 道 ス ポ ー ツ 少 年 団
小高区
9
6
1
7
4
小 高 野 球 ス ポ ー ツ 少 年 団
小高区
28
2
6
8
5
福 浦 野 球 ス ポ ー ツ 少 年 団
小高区
12
4
4
8
6
金 房 野 球 ス ポ ー ツ 少 年 団
小高区
20
2
2
4
7
小 高 サ ッ カ ー ス ポ ー ツ 少 年 団
小高区
40
1
4
5
8
小高バレーボールスポーツ少年団
小高区
12
4
0
4
9
福浦ジュニアバレーボールスポーツ少年団
小高区
9
2
2
4
10
金房バレーボールスポーツ少年団
小高区
11
5
0
5
11
小高ミニバスケットボールスポーツ少年団
小高区
28
5
3
8
12
小 高 卓 球 ス ポ ー ツ 少 年 団
小高区
14
2
2
4
13
小 高 乗 馬 ス ポ ー ツ 少 年 団
小高区
8
1
3
4
14
小高ソフトテニススポーツ少年団
小高区
50
3
2
5
15
小 高 群 青 野 球 ス ポ ー ツ 少 年 団
小高区
39
2
1
3
16
小 高 中 柔 道 ス ポ ー ツ 少 年 団
小高区
9
1
1
2
7
指導者合計
団員
No.
団
体 名
区
合計
有資格
無資格
合計
17
小高中バスケットボールスポーツ少年団
小高区
50
1
2
3
18
小 高 中 剣 道 ス ポ ー ツ 少 年 団
小高区
10
1
2
3
19
小 高 な わ と び ス ポ ー ツ 少 年 団
小高区
12
1
0
1
20
UKIFUNE B.B.C スポーツ少年団
小高区
10
2
1
3
21
小高バドミントンスポーツ少年団
小高区
10
3
1
4
22
鹿島ドッジボールスポーツ少年団
鹿島区
13
4
0
4
23
鹿島剣友会ジュニアスポーツ少年団
鹿島区
14
1
0
1
24
鹿島ジュニアテニスクラブスポーツ少年団
鹿島区
12
1
1
2
25
鹿 島 野 球 ス ポ ー ツ 少 年 団
鹿島区
77
1
4
5
26
鹿 島
ス ポ ー ツ 少 年 団
鹿島区
23
2
1
3
27
鹿島バスケットボールスポーツ少年団
鹿島区
33
2
0
2
28
鹿島ソフトテニススポーツ少年団
鹿島区
18
1
1
2
29
鹿島ジュニアバレーボールスポーツ少年団
鹿島区
21
3
5
8
30
太 田 剣 道 ス ポ ー ツ 少 年 団
原町区
7
4
0
4
31
大 甕 剣 道 ス ポ ー ツ 少 年 団
原町区
18
1
3
4
32
原 町 剣 道 ス ポ ー ツ 少 年 団
原町区
15
2
3
5
33
原 町 栄 町 剣 道 ス ポ ー ツ 少 年 団
原町区
9
1
2
3
34
清 剣 舘 剣 道 ス ポ ー ツ 少 年 団
原町区
18
1
2
3
35
高平少年剣道クラブスポーツ少年団
原町区
10
5
0
5
36
原一 Jr バレーボールスポーツ少年団
原町区
7
4
4
8
37
原二ひばりバレースポーツ少年団
原町区
15
5
2
7
38
原三 Jr バレーボールスポーツ少年団
原町区
19
4
5
9
S C
8
指導者合計
団員
No.
団
体 名
区
合計
有資格
無資格
合計
39
石一さくらんぼスポーツ少年団
原町区
18
13
5
18
40
石神二バレーボールスポーツ少年団
原町区
11
5
2
7
41
石神二バレーボール(女子)スポーツ少年団
原町区
10
4
3
7
42
大甕 Jrバレーボールスポーツ少年団
原町区
11
4
0
4
43
高平 Jr バレーボールスポーツ少年団
原町区
14
9
0
9
44
FC 原一サッカースポーツ少年団
原町区
25
3
0
3
45
原二小サッカースポーツ少年団
原町区
19
1
3
4
46
大 甕 サ ッ カ ー ス ポ ー ツ 少 年 団
原町区
14
2
1
3
47
高 平 サ ッ カ ー ス ポ ー ツ 少 年 団
原町区
13
3
2
5
48
石 神
ス ポ ー ツ 少 年 団
原町区
29
2
1
3
49
原 町 サ ッ カ ー ス ポ ー ツ 少 年 団
原町区
10
9
0
9
50
原一小 Jr メッツスポーツ少年団
原町区
20
2
3
5
51
原二小 F ラークススポーツ少年団
原町区
21
1
2
3
52
原三小シャークススポーツ少年団
原町区
13
1
2
3
53
あぶくまファイターズスポーツ少年団
原町区
20
1
1
2
54
石二小ライガーズスポーツ少年団
原町区
20
3
1
4
55
太田ワンダーススポーツ少年団
原町区
20
3
3
6
56
高平シーサイドスポーツ少年団
原町区
13
0
4
4
57
大甕チャーヂャーズスポーツ少年団
原町区
18
2
3
5
58
南相馬ボーイズスポーツ少年団
原町区
15
2
4
6
59
若 駒 テ ニ ス ス ポ ー ツ 少 年 団
原町区
10
2
1
3
60
ボストンテニススポーツ少年団
原町区
9
1
2
3
F C
9
指導者合計
団員
No.
団
体 名
区
合計
有資格
無資格
合計
61
原町ソフトテニススポーツ少年団
原町区
42
6
4
10
62
原町コスモ体操スポーツ少年団
原町区
10
5
0
5
63
原 町 乗 馬 ス ポ ー ツ 少 年 団
原町区
10
1
1
2
64
原町ファイヤースピリッツスポーツ少年団
原町区
15
1
2
3
65
原 町 空 手 道 ス ポ ー ツ 少 年 団
原町区
19
7
0
7
66
原 町 柔 道 ス ポ ー ツ 少 年 団
原町区
41
8
3
11
67
原町ミニバスケットボールスポーツ少年団
原町区
49
6
4
10
68
野馬追ランニングスポーツ少年団
原町区
14
3
2
5
69
太 田 大 甕 ス ポ ー ツ 少 年 団
原町区
10
5
1
6
70
はらまちふれあいスポーツ少年団
原町区
10
5
1
6
71
原町一ソフトテニススポーツ少年団
原町区
29
1
2
3
72
原町第二中学校バスケットボールスポーツ少年団
原町区
21
1
0
1
73
原町二中クラブ(軟式野球)スポーツ少年団
原町区
28
2
1
3
74
原町三中ソフトテニススポーツ少年団
原町区
9
1
0
1
75
原町第三中学校野球スポーツ少年団
原町区
19
1
1
2
76
石 神 中 ク ラ ブ ス ポ ー ツ 少 年 団
原町区
16
2
1
3
1,428
225
143
368
合計
(4)総合型地域スポーツクラブ
本市における総合型地域スポーツクラブは、これまで4団体(小 高
区:1、原町区:3)が設立されています。また、鹿島区においては、
平成21年度設立に向けて準備が進められています。
10
この総合型地域スポーツクラブでは、これまでの単一種目型のスポー
ツ活動ばかりでなく、多種目、多世代の交流が図れる新たな事業が展開
されており、これまで運動やスポーツに親しむ機会の少なかった人や、
学校の休日における子どもたちの受け皿として、また、地域連帯の高揚、
世代間の交流の場として、地域社会の活性化やまちづくりに大きく貢献
しています。
平成 20 年度南相馬市内総合型地域スポーツクラブ設立状況
平成 19 年度
№
南相馬市内総合型地域スポーツクラブ名
設立年月日
会員数
1
は ら ま ち ふ れ あ い ス ポ ー ツ ク ラ ブ
平成 11 年 4 月
307
2
太
田
大
甕
ス
ポ
ー
ツ
ク
ラ
ブ
平成 13 年 4 月
228
3
み
な
み
そ
う
ま
遊
夢
ク
ラ
ブ
平成 18 年 3 月
655
4
浮
ブ
平成 18 年 3 月
261
5
鹿島区総合型地域スポーツクラブ(仮称)
舟
う
き
う
き
ク
合
ラ
計
平成 21 年 4 月予定
‑
1,451
(5)南相馬市体育指導委員会
南相馬市体育指導委員会は、スポーツに関する深い関心と理解と熱意
を持った市民39名により構成されています。委員は、市が主催する各
種スポーツ事業等において実技の指導や、その他スポーツに関する指導、
助言を行っております。
11
3
スポーツ施設の現状
(1)小高区内スポーツ施設の配置状況等
①施設の概要(規模、構造等)
NO.
名 称
所 在 地
建設年月
敷地面積
施設内容
バレーボール、バド
①
小高体育センター
小高区関場一丁目
77番地
昭和56年3月
1,417㎡
ミントン、バスケッ
ト各2面、卓球4面、
テニス1面
②
小高東部運動場
③
小高中部運動場
④
⑤
小高西部運動場
小高片草運動場
小高区蛯沢字藤沼
50番地の1
小高区関場二丁目
29番地
小高区飯崎字北原
51番地
昭和54年5月
ソフトボール1面、野
10,844㎡ 球場1面
平成4年4月
グラウンドゴルフ
4,521㎡ 場、ゲートボール場
ソフトボール2面、野
昭和54年5月
14,618㎡ 球場1面、ゲートボー
ル
小高区片草字南原
46 番地の 1
平成17年3月
17,181㎡
テニスコート3面
多目的広場
②施設の利用者数(平成18年度・19年度実績)
(単位:人)
施設名
平成18年度利用者数
小 高 体 育 セ ン タ ー
平成19年度利用者数
19,204
18,101
小
高
中
部
運
動
場
9,975
12,570
小
高
東
部
運
動
場
5,182
5,607
小
高
西
部
運
動
場
19,842
15,188
小
高
片
草
運
動
場
5,577
4,979
59,780
56,445
合 計
12
(2)鹿島区内スポーツ施設の配置状況等
①施設の概要(規模、構造等)
NO.
名 称
所 在 地
建設年月
艇庫:鹿島区烏崎字
昭和 56 年 6 月
敷地面積
施設内容
1,269㎡ OPヨット5艇、カヌー
牛島1番地
14艇、カッター1艇、
12Fヨット1艇420級
ヨット2艇、救助艇1
艇、
ローボート4艇、ダブ
①
ルスカル1艇、セルボ
南相馬市鹿島B&G海洋センター
ート5艇、船外機1艇、
船楊機1艇
プール:鹿島区烏崎
昭和 56 年 6 月
4,953㎡ 25mプール6コース、
字牛島3番地
幼児プール60㎡、事
務室、更衣室、シャ
ワー室
内野クレー(黒土)、
外野芝張り、本塁セ
ンター間122m、本塁
②
みちのく鹿島球場
鹿島区南右田字榎
平成13年3月
内146番地の1
29,703㎡
両翼間100m、本部室、
審判室、救護室、報
道関係室、放送室、
更衣室、審判更衣室、
障害者トイレ
競技場、ステージ、
③
鹿 島 体 育 館
鹿島区横手字川原
昭和45年12月
186番地の1
1,842㎡
事務室、更衣室、放
送室、シャワー室、
器具庫
④
⑤
千 倉 体 育 館
牛 島 体 育 館
⑥
前 川 原 体 育 館
⑦
千倉グラウンド
鹿島区鹿島字北千
平成7年3月
倉20番地
競技場、会議室、器
870㎡ 具庫、障害者トイレ
競技場、事務室、更
鹿島区烏崎字牛島7
昭和55年7月
番地の2
1,736㎡ 衣室、器具庫、障害
者トイレ
鹿島区角川原字前
川原69番地の1
平成2年5月
1,200㎡
昭和59年4月
17,895㎡
競技場、器具庫、障
害者トイレ
ソフトボール2面、野
鹿島区鹿島字北千
倉 24 番地の 1
13
球他
NO.
名 称
所 在 地
⑧
前川原グラウンド
⑨
南海老グラウンド
⑩
千倉テニスコート
建設年月
鹿島区角川原字前
川原69番地の11
鹿島区南海老字北
原 113 番地
鹿島区鹿島字北千
敷地面積
昭和59年4月
14,496㎡
昭和55年12月
5,440㎡
昭和60年8月
倉 24 番地の 1
施設内容
ソフトボール1面、野
球 他
ソフトボール1面 他
1,368㎡ オムニコート2面
②施設の利用者数(平成18年度・19年度実績)
(単位:人)
施 設 名
平成18年度利用者数
平成19年度利用者数
2,025
2,130
210
230
1,815
1,900
み ち の く 鹿 島 球 場
11,922
29,574
鹿
島
体
育
館
13,651
23,071
千
倉
体
育
館
14,748
14,977
牛
島
体
育
館
921
1,331
館
2,990
4,954
ド
52,712
47,311
前 川 原 グ ラ ウ ン ド
1,620
976
南 海 老 グ ラ ウ ン ド
2,246
4,945
千 倉 テ ニ ス コ ー ト
2,096
1,431
104,931
130,700
南相馬市鹿島B&G海洋センター
・艇庫
・プール
前
千
川
倉
原
グ
合
体
ラ
ウ
育
ン
計
14
(3)原町区内スポーツ施設の配置状況等
①施設の概要(規模、構造等)
NO.
名 称
所 在 地
建設年月
敷地面積
施設内容
競技場、ステージ、
事務室、医務室、更
①
南相馬市スポーツセンター
原町区桜井町二丁
目200
衣室、館長室、放送
昭和56年4月
12,332㎡ 室、シャワー室、会
議室、トレーニング
室、第一器具庫、第
二器具庫等
②
南相馬市テニスコート
原町区高見町一丁
目5
砂入り人口芝コー
昭和54年3月
4,640㎡
ト6面、管理棟
内野クレー(黒土)、
③
南 相 馬 市 野 球 場
原町区桜井町二丁
目166
昭和48年10月
17,367㎡
外野芝張り、本塁セ
ンター間119m、本塁
両翼間100m
④
⑤
南 相 馬 市 相 撲 場
南相馬市サッカー場
原町区桜井町二丁
目 333
相撲場(屋根付)169
平成 2 年 11 月
1,176㎡ ㎡、更衣室58.56㎡、
シャワー室
原町区高見町一丁
目5
競技場(全面芝張
昭和 53 年 3 月
10,050㎡ り)
面積105m×70m
50mプール9コース、
⑥
南相馬市民プール
原町区桜井町二丁
目 166
幼児プール(水面積
昭和 52 年 3 月
5,018㎡ 572㎡)、事務室、
更衣室、シャワー
室、機械室
内野クレー(黒土)、
⑦
北 新 田 野 球 場
原町区北新田字諏
訪231‑3
外野芝張り、本塁セ
昭和61年4月
7,780㎡
ンター間90m、本塁
両翼間85m
北 新 田 運 動 場
( 第 1 運 動 場 )
⑧
( 第 2 運 動 場 )
少年野球2面、ソフ
原町区北新田字諏
昭和62年4月
11,387㎡ トボール2面、管理
棟
訪231‑1
ゲートボール、アー
昭和62年4月
7,758㎡ チェリー、多目的広
場
⑨
夜の森公園テニスコート
原町区三島町一丁
目88
15
昭和27年4月
7,051㎡
クレーコート6面、
管理棟
NO.
名 称
所 在 地
建設年月
敷地面積
施設内容
(トラック)
第3種公認競技場、1
周400m
(フィールド)
⑩
雲雀ヶ原陸上競技場
原町区中太田字天
狗田96
昭和36年3月
21,996㎡
走幅跳、三段跳、走
高飛、棒高跳、やり
投げ、円盤投げ
(その他)
倉庫、屋外便所、管
理棟
⑪
⑫
南 相 馬 市 弓 道 場
栄 町 柔 剣 道 場
原町区三島町一丁
目67‑1
原町区栄町二丁目
42
昭和56年8月
800㎡
6人立射場、会議室、
練習場、更衣室
剣道場(19m×20m)
昭和49年3月
1,259.06㎡ 柔道場(96畳)
駐車場
フロアー(35m×
⑬
小 川 町 体 育 館 原町区小川町322‑1
平成8年3月
1,269㎡ 30m)
2階多目的ホール
⑭
原町ふれあいドーム
原町区高見町二丁
目22‑1
平成12年3月
1,014㎡
全面クレー
別棟トイレ
障害馬術馬場、馬場
⑮
南相馬市馬事公苑
原町区片倉字蛙原
4‑1
馬術馬場、覆馬場、
平成5年3月
280,000㎡ 走路、みどりの広
場、管理棟、厩舎、
宿舎等
②施設の利用者数(平成18年度・平成19年度実績)
ア 南相馬市スポーツセンター
(単位 :人)
区
分
平成18年度利用者数
平成19年度利用者数
35,586
33,503
室
349
418
室
3,284
3,411
ジ
156
125
本 部 室 ( 談 話 室 )
137
203
ア リ ー ナ ( 競 技 場 )
ト
レ
ー
会
ス
ニ
ン
議
テ
ー
グ
16
個 人 使 用 日 利 用 者
合
計
14,220
14,680
53,732
52,340
イ その他のスポーツ施設(南相馬市テニスコート、南相馬市野球場、南相馬市
相撲場、南相馬市サッカー場、南相馬市民プール、北新田野球場、北新田運動
場、夜の森公園テニスコート、雲雀ヶ原陸上競技場、南相馬市弓道場、栄町柔
剣道場、小川町体育館、原町ふれあいドーム)
(単位:人)
区
分
平成18年度利用者数
南相馬市テニスコート
平成19年度利用者数
23,681
23,174
南
相
馬
市
野
球
場
9,826
10,313
南
相
馬
市
相
撲
場
402
650
南 相 馬 市 サ ッ カ ー 場
1,763
2,036
南 相 馬 市 民 プ ー ル
13,510
16,756
場
4,960
7,020
北 新 田 第 1 運 動 場
6,846
4,407
北 新 田 第 2 運 動 場
1,168
674
夜の森公園テニスコート
14,233
13,124
雲 雀 ヶ 原 陸 上 競 技 場
29,574
32,402
場
7,921
7,497
北
南
新
相
田
馬
野
市
弓
球
道
栄
町
柔
剣
道
場
29,469
27,635
小
川
町
体
育
館
40,991
34,879
原 町 ふ れ あ い ド ー ム
8,253
5,878
192,597
186,445
合
計
17
ウ 南相馬市馬事公苑
(単位:人・馬)
平成18年度利用者数
区
平成19年度利用者数
分
入苑者
延人数
馬 匹
延頭数
入苑者
延人数
馬 匹
延頭数
各
種
馬
術
大
会
4,047
2,550
2,602
1,984
馬
術
競
技
合
宿
622
639
539
714
個
人
乗
馬
練
習
752
753
706
706
フ
2,553
−
2,318
−
用
3,080
−
2,644
−
11,054
3,942
8,809
3,404
デ
一
ィ
ス
ク
般
合
4
ゴ
利
ル
計
スポーツに関する意識・活動状況
※南相馬市民の健康・スポーツに関する実態調査から
調査期間
平成20年3月4日〜3月31日
調査対象
南相馬市在住の満20歳以上
抽出方法
南相馬市住民基本台帳より無作為抽出
男女1,848名
・各年代別308人(男女各154人)×6年代区分
(20歳、30歳、40歳、50歳、60歳、70歳以上)
・地区別人数割
小高区336人、鹿島区312人、原町区1,200人
回収結果
回収数
557人
回収率
18
30.2%
(1)運動やスポーツを行う理由
「運動やスポーツを行う理由」について、どのような理由から運動や
スポーツを行っているかについて聞いたところ、「健康・体力づくりの
ため」と答えた人の割合が 24.6%と最も高く、以下「楽しみや気晴らし」
が 20.6%、「運動不足を感じたため」が 19.9%、「友人や仲間との交流
のため」が 15.6%の順となっており、楽しみながら継続できる身近な生
涯スポーツに対する要求が高まっていることがうかがえます。
運動やスポーツを行う理由
50.0%
40.0%
30.0%
24.6%
20.0%
20.6%
19.9%
15.6%
8.4%
10.0%
2.5%
2.4%
1.6%
そ の他
自 己 の記 録 や能 力
を向 上 さ せる た め
精 神 の修 養 や鍛 錬
のた め
家 族 の触 れ 合 い
のた め
美 容 や肥 満 の解
消 のた め
友 人 や仲 間 と の
交 流 のた め
運 動 不 足 を感 じた
ため
楽 し み や気 晴 ら し
健 康 ・体 力 づ く り
のた め
0.0%
4.5%
(2)運動やスポーツに関する欲しい情報
「運動やスポーツに関する欲しい情報」について聞いたところ、「健
康、体力づくりに関する情報」と答えた人の割合が 20.9%と最も高く、
以下「スポーツ行事やイベントの情報」が 17.7%、「新しいスポーツな
どの情報」が 15.6%の順になっています。このことは、各年代層のライ
フステージにおいて、個々人の年齢、体力などにあった運動やスポーツ
を継続的に楽しむための情報の提供や啓発活動への期待がうかがえます。
19
欲しいスポーツ施設の情報
各種スポーツ指導者
の紹介
3%
クラブ、同好会などの
活動情報
6%
その他
1%
健康、体力づくりに関
する情報
21%
スポーツに関する医
学的、科学的情報
8%
自分が参加できるス
ポーツ競技会の情報
8%
スポーツ行事やイベ
ントの情報
18%
スポーツ施設の案内
9%
新しいスポーツなど
の情報
16%
各種スポーツ教室
10%
(3)南相馬市のスポーツ団体の認知度
南相馬市体育協会、南相馬市スポーツ少年団、南相馬市レクリエーシ
ョン協会、総合型地域スポーツクラブ、南相馬市体育指導委員会の認知
度について聞いたところ、スポーツ少年団が 50.1%と最も高く、次いで
体育協会が 31.9%でした。しかし、総合型地域スポーツクラブ、南相馬
市レクリエーション協会及び南相馬市体育指導委員会については、認知
度が低い結果となっています。
スポーツ団体の認知度
あまり知らない
11.5%
少し知っている
7.8%
よく知っている
4.1%
3.9%
12.0%
16.6%
83.9%
79.5%
24.1%
38.6%
88.8%
68.1%
49.9%
体育指導委員会
20
レ ク リ エー
シ ョ ン協 会
体育協会
総 合 型 スポ ー ツ
クラブ
ス ポ ー ツ少 年 団
100%
90%
80%
70%
60%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
1.9%
9.3%
(4)南相馬市のスポーツ振興の現状とこれから
「スポーツをもっと振興させるための市への要望」について聞いたと
ころ、
「各種スポーツ行事、大会、教室の開催」と答えた人の割合が 20.6%
と最も高く、以下「スポーツ指導者の養成・活用」が 15.4%、「スポー
ツに関する情報提供」が 13.1%の順となっており、日常の地域スポーツ
行事の開催やスポーツに関する情報提供など身近なスポーツ環境の充実
が求められています。また、スポーツ指導者の養成や活用への要望も高
まってきています。
市へのスポーツ施設の要望
力をいれてもらいた
いことはない
3%
スポーツに関する
科学的研究の実施
3%
その他
2%
各種スポーツ行
事、大会、教室の
開催
21%
野外を除く各種ス
ポーツ施設の整備
9%
スポーツ指導者の
養成・活用
15%
スポーツによる交
流の実施促進
10%
学校体育施設の開
放、整備
12%
スポーツに関する
情報提供
13%
野外スポーツ活動
施設の整備
12%
(5)10年前と比べた生活の中でのスポーツの位置づけ
「10年前と比較してスポーツが生活の中で重要な位置を占めてきた
と思うか」について聞いたところ、「思う」と答えた人の割合が 54.4%
と最も高く、以下「わからない」が 27.7%、「思わない」が 17.9%の順
となっています。
少子・高齢化社会が進む中で、高齢になっても毎日を元気に楽しく過
ごすことができる体力確保や体力保持の手段として、スポーツに対する
関心が高まっていることがうかがえます。
21
生活の中のスポーツ位置づけ
(10年前と比較してスポーツが重要な位置を占めてきたと思うか)
わからない
28%
思う
54%
思わない
18%
(6)スポーツ施設の整備状況
①居住区の公共スポーツ施設の整備状況について
「あなたの住んでいる区の公共スポーツ施設の整備状況について
どのように感じているか」を聞いたところ、
「数も質も不十分だと思
う」が 24.4%、
「施設の数はあるが、設備が不十分」が 21.8%、
「施
設の数が足りないと思う」が 20.6%、
「充分に整備されていると思う」
が 18.1%の順になっており、施設整備については、まだまだ不十分
であると思っている人の割合が多い結果になっています。
スポーツ施設の整備状況への所感
その他
15%
数も質も不十分
だと思う
24%
充分整備されて
いると思う
18%
施設の数はある
が、設備が不十
分だと思う
22%
施設の数が足り
ないと思う
21%
22
②居住地で一番欲しいスポーツ施設について
「あなたが住んでいる居住地で、一番欲しいスポーツ施設は何
か」を聞いたところ、「多目的広場」が 16.8%、「室内温水プー
ル」が 15.6%、
「トレーニング場」が 13.1%等の順となっており、
気軽に、そして多目的に利用できる施設整備の要望が高くなって
います。
欲しいスポーツ施設
20.0%
18.0%
16.8%
15.6%
16.0%
14.0%
13.1%
12.0%
10.0%
8.0%
7.5%
6.1% 6.1% 6.0%
6.0%
3.8% 3.5%
3.3%
4.0%
2.0%
2.5% 2.3% 2.3% 2.2%
2.0%
1.0% 1.0% 0.8% 0.8%
0.6%
ヨ ッ ト ハー バ ー 等
ゲ ー ト ボ ー ル場
馬術場
ア ー チ ェリ ー 場
屋 外 プー ル
サ ッ カ ー ︑ラ ク ビ ー
な ど の専 用 競 技 場
ゴ ル フ場
登 山 コー ス
野球場
武 道 場 ︵柔 道 ・剣 道 ・
弓 道 ・相 撲 場 な ど ︶
ド ー ム型 球 技 場
テ ニ ス コー ト
ダ ンス スタ ジオ
そ の他
パ ー ク ゴ ル フ場
体育館
陸上競技場
︵全 天 候 型 ︶
野外活動施設
ト レー ニ ング 場
室 内 温 水 プー ル
多目的広場
0.0%
2.9%
③公共スポーツ施設への要望
「市の公共スポーツ施設に対して何か望むことがあるか」を聞
いたところ、「身近に利用できるよう施設数の増加」と答えた人
23
の割合が、18.7%と最も高く、以下、「料金の支払い方法などの
簡素化」が 16.1%、「利用時間帯の拡大」が 13.8%、「特にない」
が 10.4%の順となっており、身近に利用できる施設整備の要望が
高くなっています。
あなたが望む公共施設への要望
クラブハウスの設置
4%
その他
2%
夜間照明の設置
7%
身近にできるよう、
施設数の増加
18%
わからない
9%
料金の支払い方法
などの簡素化
16%
アフタースポーツの
ための施設の充実
10%
指導者の配置利用
手続き
特にない
10%
10%
5
利用時間帯の拡大
14%
施設に対するニーズ
(1)利用者・利用団体等のニーズ
市民のスポーツ活動へのニーズの高度化、多様化が進んでいるこ
とから、施設の質や機能の向上が求められています。また、施設の
老朽化による修繕など利用者のニーズは様々です。
また、本市では、スポーツを通した交流事業が年々盛んに行われ
ていることから、競技によっては施設機能や競技備品の不足に対し
て整備充実を求める声が寄せられています。
24
6
スポーツ振興の課題
(1)生涯スポーツの充実
本市においては、市民のスポーツ活動へのニーズの高度化、多様
化が進んでいます。また、質の高い技術や技能を有するスポーツ指
導者に対する需要が高まっていることから、各種スポーツ団体の育
成、指導の要請及び各種スポーツの普及に努めております。
しかし、市全体では高年齢層でのスポーツ活動は活発ですが、低
年齢層及び勤労者層の活動は低調で、若年層の体力低下が懸念され
ています。
このことから、スポーツ関係団体の育成を図るとともに、それぞ
れが連携と役割分担を明確にしながらスポーツ・レクリエーション
活動の推進など生涯スポーツの充実を図ることが必要です。
(2)競技力の向上
本市の競技力向上に対する取り組みは、南相馬市体育協会を中心
に各種スポーツ関係団体及び各競技団体等が、連携を図りながら進
めているところであります。
しかし、各団体とも指導者の不足などにより、優れた選手発掘や
育成についての一貫した指導が継続できない状況であります。この
ことから、各団体がスポーツに熱意のある指導者の発掘・養成に取
り組んで組織的な指導体制の強化を図り、中・長期的な視野に立っ
た選手の育成・強化方策が必要であります。
25
(3)主なスポーツ団体の課題
①
南相馬市体育協会
市民スポーツ活動へのニーズに応える事業を展開するとともに、
加盟団体の活動の充実と相互の連絡協調を図り、競技力の向上につ
ながる各種指導者養成講習会や、強化練習会等を計画的に開催する
など、組織の育成と強化を図ることが必要となっています。
②
南相馬市レクリエーション協会
健康志向が高まる中、市民の関心は従来の競技スポーツから、「い
つでも、どこでも、だれもが、気楽にスポーツに親しめる」ニュー
スポーツへと変わってきています。
しかし、指導者不足などもあり、一部愛好者の中での活動にとど
まるなど、スポーツ人口の拡大にまでは至っていません。今後は、
啓発活動の強化や多くの体験機会を設けるなど、これまでスポーツ
を敬遠していた層への積極的な働きかけが重要となります。そのた
めには、なお一層の組織強化に努めるとともに、市民ニーズを的確
に捉えた事業展開と指導者の養成が急務となっています。
③
南相馬市スポーツ少年団
今日の少子化に伴い、団員の減少や団活動の休止などスポーツ少
年団を取り巻く環境は、必ずしも万全とは言えない状況にあります。
また、指導者不足による組織体制の弱体化も大きな課題となってい
るため、有資格指導者の育成と資質の向上を図る事業の充実はもと
より、組織の一層の充実が急務となっています。
④
総合型地域スポーツクラブ
かつて、スポーツといえば、勝敗や技術の向上をめざした「競技
スポーツ」が主流を占めていましたが、今日では、健康増進や余暇
活動など、スポーツを楽しむ「生涯スポーツ」志向の人の割合が多
26
くなっています。
その結果、従来の競技母体を中心とした競技の普及活動のままで
は、これら住民の多様化するスポーツニーズに応えることが難しく
なっていることから、今後は、競技スポーツを含めた生涯スポーツ
の振興を柱に、それぞれのライフステージのなかでスポーツを楽し
み、継続することができる環境づくりが必要です。このことから、
地域を基盤とした住民主体により運営する「総合型地域スポーツク
ラブ」への期待は大きく、組織の一層の育成と強化が必要となって
います。
⑤
南相馬市体育指導委員会
現在、体育指導委員への住民の期待は、実技指導から事業の企画
立案、さらにはコーディネーターとしての役割など、時代の変化と
ともに多岐にわたっています。今後の体育指導委員は、特定の競技
にとらわれることなく多種目のスポーツ指導や地域スポーツの振興
に必要な技術や知識の修得など資質の向上に努める必要があります。
また、体育指導委員会も、日常的に地域住民と行政のコーディネ
ーターとして、また行政と協働しながら、市民の視点でスポーツの
振興に関する進言ができる役割が期待されており、一層の活性化を
図る必要があります。
(4)施設整備における課題
①スポーツ振興面から捉えた課題
生涯スポーツの振興と競技力の向上を図るためには、利用機能や
競技備品に不足が生じています。
②利用者ニーズ対応から捉えた課題
ア
身近に利用できる施設整備を図ることが必要です。
27
イ
地区大会や県大会及び東北大会に対応するために、施設の現
状維持や機能向上及び再整備を図ることが必要です。
ウ
施設の利用形態から大会時に必要な備品の設置を行う必要が
あります。
③施設の老朽化から捉えた課題
ほとんどの施設が整備後20年以上経過し、全体的に老朽化し
ているため、競技スポーツによる利用の確保や各種大会を誘致す
る上でも、計画的な施設修繕等が必要であります。
④利便機能の不足から捉えた課題
快適に施設を利用していただくためには、まだまだ設備の利便
機能が充足しているとはいえません。
ア
小高区内・・・小高体育センターの駐車場の不足、屋外施設
の更衣室等の充実を図る必要があります。
イ
鹿島区内・・・バリアフリー化が不十分であります。また、
施設によっては、駐車場が不足しています。
ウ
原町区内・・・屋外施設の更衣室やシャワー室の充実を図る
必要があります。また、施設によっては、駐
車場が不足しています。
⑤民間や県との役割分担から捉えた課題
中期・長期的計画においては、民間や県との役割分担を十分に
図る必要があります。
28
第3章
本市のスポーツ振興の基本方針
「いつでも、どこでも、だれもが、気楽にスポーツに親しめる」
生涯スポーツの実現に向け、生涯にわたる豊かなスポーツライフの応
援体制や競技力を高める体制をつくります。
今回の計画は、平成21年度から平成24年度までの計画であり、ス
ポーツ振興に係るスポーツ機会の拡充やスポーツレクリエーションの普
及、選手の強化育成を図るための各種スポーツ団体の組織力の向上、ま
た継続的なスポーツ活動を展開するために必要な指導者の育成を中心と
した振興計画です。
また、市民のスポーツ活動を支える「場」として、各施設の利用状況
や役割などを考慮した上で、必要に応じて施設のあり方を見直し、既存
スポーツ施設の改修や新たな施設の建設などの整備を図っていくもので
あり、基本方針は次のとおりです。
1
生涯スポーツの充実を図ります。
(1)スポーツ機会の拡充
市民一人ひとりのスポーツへの主体的な取り組みを基本としつつ、ス
ポーツニーズや期待に的確に応え、スポーツ活動が継続的に実践できる
ようスポーツ機会の拡充を図ります。
(2)スポーツレクリエーションの推進
市民のだれもが各々の年齢・体力などに応じて、気軽にスポーツ活動
に参加できるよう、スポーツレクリエーション活動の推進を図ります。
29
2
競技力の向上を図ります。
(1)組織力の向上
選手の強化育成のため、各種スポーツ団体の強化や関係機関の連携を
推進するなど組織力の向上を図ります。
(2)指導者の育成
スポーツ少年団指導者や体育指導委員等を各種研修会に派遣し、優れ
た素質を有する競技者の発掘手法や指導技術を図るとともに、専門的能
力を有する指導者の育成に努めます。
3
スポーツ施設の整備を行います。
(1)機能向上のための施設整備を行います。
利便性が高く、市民のスポーツ活動から県大会等の開催まで活用され
ている施設は、備品等の設置を含めて機能向上のための整備を図ります。
(2)施設の設置目的に沿った整備を行います。
各施設の機能を維持するために、施設の設置目的に沿った修繕等の整
備を行います。
(3)老朽化に対応した整備を行います。
本市のスポーツ施設は、全体的に老朽化していることから、その中で
も老朽化が著しく利用者の安心安全の確保が急務である施設から修繕等
の整備を行います。
ただし、利用者の減少が著しい施設については、今後の利活用状況を
30
考慮し、現状維持あるいは廃止等の検討を行った上で修繕等を行ってい
きます。
(4)利便設備の整備を行います。
スポーツを通した交流やコミュニケーションを促進する機能など快適
な施設環境でスポーツを楽しんでいただくために、施設の利便機能の充
実を図ります。
(5)子供から高齢者にやさしい施設整備を行います。
子供から高齢者、身障者など誰にでもやさしい施設環境づくりのため
に、施設のバリアフリー化のための整備を行います。
31
第4章
Ⅰ
スポーツ振興の施策
生涯スポーツの充実
1
スポーツ機会の拡充
(1)各種スポーツ大会開催への支援を行います。
健康マラソン大会、地域スポーツ大会の開催などに対して補助を行
い、市民のスポーツに参加する機会を提供します。
(単位:人)
現状値(平成19年度)
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
参加者数
参加者数
参加者数
参加者数
参加者数
事業名
野馬追の里健康
2,214
2,700
2,700
2,700
2,800
2,908
2,900
2,900
2,900
2,900
336
380
400
400
400
377
400
400
400
400
185
200
225
250
275
マラソン大会
原町区内
スポーツ大会
紅梅の里
ロードレース大会
鹿島区民
グラウンドゴルフ大会
鹿島区民
パークゴルフ大会
(2)総合型地域スポーツクラブを育成します。
総合型地域スポーツクラブに対して補助を行い、種目、世代間のス
ポーツ交流を支援します。
32
※平成19年度4団体
①はらまちふれあいスポーツクラブ
②太田大甕スポーツクラブ
③みなみそうま遊夢クラブ
④浮舟うきうきクラブ
※平成21年度5団体
新規設立団体(平成21年度)
⑤鹿島区総合型地域スポーツクラブ(仮称)
(3)まちづくり活性化スポーツ交流事業を支援していきます。
滞在型スポーツ大会等を誘致し、スポーツ交流人口の拡大と地域経
済の活性化を図ります。
現状値(平成19年度)
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
事業数
事業数
事業数
事業数
事業数
事業名
交流大会の
11
11
12
12
12
支援事業
(4)学校体育施設を開放し活動の場を提供します。
本市の学校体育施設を広く市民に開放し、活動の場を提供するこ
とで、地域におけるスポーツ活動を推進します。
(単位:人)
現状値(平成19年度)
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
利用者数
利用者数
利用者数
利用者数
利用者数
事業名
市 内 22の小中 学
校開放事業
165,173
176,558
(体育館・校庭)
33
177,441
178,328
179,220
2
スポーツレクリエーションの推進
(1)スポーツレクリエーション活動への支援
市民の多様なニーズに応えるため、レクリエーション団体や活動に
対して補助を行い、スポーツレクリエーション活動を支援します。
(単位:人)
現状値(平成19年度)
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
参加者数
参加者数
参加者数
参加者数
参加者数
事業名
スポーツ
1,478
1,486
1,494
1,502
1,511
772
776
780
784
789
レクリエーション祭
生涯スポーツ教室
Ⅱ
競技力の向上
1
組織力の向上
(1)スポーツ団体への支援を行います。
体育協会やスポーツ少年団等のスポーツ団体に対して補助を行い、
各種大会の開催や団体の組織力向上を支援します。
(単位:人)
現状値(平成19年度)
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
参加者数
参加者数
参加者数
参加者数
参加者数
事業名
南相馬市
3,704
3,750
総合体育大会
34
3,800
3,800
3,800
◎ 県縦断駅伝競走大会事業の目標
事業名
現状(平成19年度)
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
県縦断駅伝競走
出場
大会事業
◎ スポーツ少年団目標団員数
(単位:人)
現状値(平成19年度)
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
団員数
団員数
団員数
団員数
団員数
1,555
1,400
1,400
1,400
1,400
(2)選手の競技力向上を支援していきます。
競技団体の選手の強化育成を図るため、市の体育協会加盟競技団体
が主催する強化合宿等に対して補助を行い、選手の強化育成を図り
ます。
現状値(平成19年度)
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
実施事業数
実施事業数
実施事業数
実施事業数
実施事業数
11
11
11
11
事業名
競 技力 向上対 策
11
事業の実施
35
※平成19年度事業実績
①ソフトテニス強化事業
②卓球強化事業
③柔道競技強化練習会
④剣道強化講習会事業
⑤弓道競技力向上事業
⑥長距離選手強化派遣事業
⑦馬術競技強化訓練会事業
⑧相撲競技強化指導練習会事業
⑨ジュニアテニス強化練習会
⑩ジュニアバドミントン選手強化事業
⑪冬季競泳強化合宿事業
(3)競技者の大会出場へ支援をします。
全国大会・国際大会に出場する選手に対する激励金の交付やスポー
ツ少年団加盟団体の県大会等に出場する選手・団体に対する補助を
行い、高いレベルの競技大会への参加を支援します。
事業名
現状(平成19年度)
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
全国大会等出場
激励金の交付
激励金交付
スポーツ少年団選
補助金の交付
手派遣補助金交付
2
指導者の育成
スポーツ少年団の指導者及び体育指導委員を各種研修会等へ派遣し、
資質の向上や専門的能力を有する指導者の育成を図ります。
36
(単位:人)
現状値(平成19年度)
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
参加者数
参加者数
参加者数
参加者数
参加者数
事業名
スポーツ少年団
認定員養成講習
49
50
50
50
50
53
60
60
60
60
65
70
70
70
70
会派遣
スポーツ少年団
指導者養成講習
会開催
体育指導委員
資質向上研修会
派遣
◎スポーツ少年団有資格指導者登録目標数(認定員・認定育成員)
(単位:人)
現状値(平成19年度)
登録者数
220
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
登録者数
登録者数
登録者数
登録者数
230
235
37
240
250
Ⅲ
スポーツ施設の整備
1
年次計画に基づいた施設整備
市民の運動・スポーツに関する実態調査の結果では、「多目的広場」
「室内温水プール」、「トレーニング場」の順に施設整備の要望があり
ます。
しかし、財政的にも限られた中での対応となるため、「多目的広場」
は、市内に多目的利用が可能な運動場やグラウンドが8箇所あることか
らそれらを活用することとし、「トレーニング場」は、市のサンライフ
原町や小高体育センターにあるトレーニングマシンの活用、また、民間
が運営しているフィトネスクラブなどの利用、「室内温水プール」は、
民間が運営している施設の利用など、市のスポーツ施設以外の施設の有
効活用や民間との役割分担を踏まえた計画としました。
また、今回の計画においては安全性を優先した施設修繕等を実施し、
利用者が安心してスポーツを楽しむことのできる環境整備を行います。
そのために、施設整備の課題や利用団体等のニーズを的確に捉えたうえ
で年次計画を策定したものであり、この計画に基づいた整備を推進しま
す。
尚、今回の計画に反映できなかった施設整備等については、中期・長期的な整
備を検討していきます。
38
(1)整備計画スケジュール
● 小高区内スポーツ施設
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
【小高体育センター】
【小高体育センター】
・バスケットリング修繕
・屋根の錆落とし及び塗装 ・夜間照明設備修繕
【小高東部運動場】
修繕
【小高片草運動場】
・多目的運動場土壌改修
【小高東部運動場】
・ダックアウト設置
【小高西部運動場】
・バックネット改修
● 鹿島区内スポーツ施設
平成21年度
平成22年度
平成23年度
【鹿島B&G海洋センター】
【鹿島B&G海洋センター】
・艇庫の制御盤修繕
・艇庫及び管理棟屋根修繕 ・コート床面修繕
【千倉テニスコート】
・プールの自吸式ポンプ修繕
【千倉グラウンド】
・バックネット修繕
39
平成24年度
【千倉グラウンド】
・水洗トイレの設置
●原町区内スポーツ施設
平成21年度
平成22年度
平成23年度
【雲雀ヶ原陸上競技場】
【雲雀ヶ原陸上競技場】
【南相馬市テニスコート】 【北新田運動場(多目的広場)】
・基本設計、実施設計等
・全天候型改修工事等
・テニスコート8面増設工 ・外野フェンス設置
・用地取得
平成24年度
事
【南相馬市スポーツセンター】
【南相馬市民プール】
・バスケットリング設置
【南相馬市スポーツセンター】
・剣道用得点版及びマーク
・照明増設工事
【南相馬市テニスコート】 の設置
【南相馬市馬事公苑】
・コート8面増設に係る用
・屋外看板修繕
地取得
【南相馬市野球場】
・バックネット修繕
・ディスクゴルフコース案
内板等設置
【北新田野球場】
【南相馬市サッカー場】
・ベンチ増設
・フェンス撤去
【南相馬市弓道場】
立射場サッシ取付け工事
【夜の森公園テニスコート】
・フェンス修繕
・コート土の入れ替え修繕
【小川町体育館】
・防球ネット取替修繕
・フットサルゴールポスト
及びゴールネットの設置
●耐震工事関係
今後の耐震診断の結果を踏まえ、利用者の安心安全の確保の面から計画的に
実施することとします。
40
第5章
1
スポーツ振興計画の実現に向けて
スポーツ振興の推進
生涯にわたってスポーツを実践するには、子供の頃にスポーツの楽しさ
を味わい、競技スポーツに打ち込んだり、趣味としてのスポーツを続けた
りする習慣の形成が大切です。生涯にわたりスポーツを継続することは、
生活の質を高く維持することにもつながります。
また、スポーツ施設は、市民にとって心身両面の健全な発達を促す明る
く豊かで活力に満ちた、いきがいのある社会の形成に寄与する上で非常に
重要な「場」です。
南相馬市教育委員会が、目標とする「地域に暮らす人達が気軽にスポー
ツを楽しむことができる」を実現するために、生涯スポーツの振興と施設
の計画的な整備を図ることが重要であり、「南相馬市スポーツ振興計画」
に基づき推進していきます。
2
計画の推進体制
「南相馬市スポーツ振興計画」の実現に向けた取り組みについては、市
民との連携を図ることはもちろんのこと、各区のスポーツ施設の指定管理
者や各種スポーツ関係団体等が一体となった取り組みが必要であり、各種
スポーツ団体同士の横の連携強化を図りながら推進していきます。
また、教育委員会と市の関係部局と連携を図り、従来の事業推進の枠を
超えた柔軟な姿勢で取り組んでいきます。
このことを踏まえ、本計画の推進にあたり、必要な調整に努め、計画
的かつ有効的な取り組みを展開していきます。
41
3
新たに検討が必要となる事項への対応
平成21年度から平成24年度については、実施計画に掲げた施策・事
業の実施により、生涯スポーツの振興及び施設整備を行っていきますが、
急速に変化する社会の中で新たに生じる課題については、適時適切に検討
し、迅速に対応していきます。
4
計画の進行管理
「南相馬市スポーツ振興計画」の実現にあたっては、計画(Plan)
→実行(Do)→評価(Check)→改善(Action)のPDCA
サイクルにより計画の進行管理を行います。
なお、新たに生じた課題への対応や評価の結果に基づく改善のために、
計画期間の途中においても、必要に応じて計画の再検討や調整を行います。
42