教科に関する科目

教科に関する科目
科 目 名
日本史 A
対象学年
W1~2 年
単位数・開講学期
2 単位・前期
担当教員
齊藤 利男
科目コード
W63011
評価方法
および
評価基準
[キーワード: 日本列島の東と西、「日本国」の誕生、ヤマトとエミシ ]
旧石器時代から律令国家「日本国」の成立に至る古代日本の歴史を、西のヤマト、東のアヅ
マ、北のエミシという、列島内の「地域」に焦点を当てながら学び、従来のヤマト中心の歴史では
みえなかった日本史の実像に迫ります。また、そのことを通じて、私たちの住む「東北」という地
域の歴史・文化や地域性を考察します。
(1)日本列島内における地域差と、とくに「東北」のもつ独自性に気付き、日本の歴史が本来も
っていたヤマト中心ではない多様性と可能性について、考えることができるようになること。
(2)歴史を学ぶことを通じて、社会や人間に対する見方・考え方を、身につけることができるよう
になること。
1.オリエンテーション
9.ヤマト王権と倭王国
2.原日本人の来た道
10.倭王国から統一国家日本へ
3.日本列島の誕生と縄文文化
11. 統一国家の形成
4.縄文文化の東と西
12. エミシとヤマト
5.弥生時代の始まり
13. アテルイと田村麻呂
6.弥生文化の拡大と発展
14.「日本国」の誕生
7.倭国の登場
15.試験+まとめ
8.邪馬台国 とヒミコの都
授業への参加度(30%)、定期試験(70%)
到達目標(1)(2)対応して、目標に到達しているかを試す問題を出す。答案の構成や論理性を
重点的に評価する。
教材・教科書
教科書は使用せず、適宜、プリント資料などを配付します。
留 意 点
継続は力。まず、休まないで、授業を聞き続けることに力を入れてください。
概
要
到達目標
授業の内容
教科に関する科目
科 目 名
日本史 B
対象学年
W1~2 年
単位数・開講学期
2 単位・後期
担当教員
齊藤 利男
科目コード
W63012
評価方法
および
評価基準
[キーワード: 近代日本への模索、 独立の課題、 アジアと日本 ]
開国から明治維新をへて近代国家日本の成立に至る近代初めの日本の歴史を、戊辰の内戦、
日清戦争、日露戦争、の3つの戦争を通しながら、見てゆきます。また、この学習を通して、近代
初めの時期の「東北」や、近代における「アジアと日本」の関係についても、考えてゆきたいと思
います。
(1)開国から日露戦争後に至る日本近代の歴史を、「東北」の視点と、「世界史」的視野、および
「アジア」の観点から、考えることができるようになること。
(2)近代の日本がもっていたさまざまな可能性と、明治の人たちが行った模索の努力につい
て、わが国の将来への展望と関連させて、考えることができるようになること。
1.オリエンテーション.
9. 日清戦争「圧勝」とその波紋
2.開国と近代国家への模索
10.三国干渉と戦後経営
3. 王政復古クーデターと戊辰の内戦
11.日英同盟と日露開戦
4.明治国家の進路と模索
12. 日露戦争、薄氷の「勝利」
5. 独立の課題、条約改正
13. ポーツマス条約と「大日本帝国」の成立
6. 大国主義と小国主義
14.「大日本帝国」のその後
7. 大国路線の確定と福沢諭吉
15. 試験+まとめ
8. 日清戦争
授業への参加度(30%)、定期試験(70%)
到達目標(1)(2)対応して、目標に到達しているかを試す問題を出す。答案の構成や論理性を
重点的に評価する。
教材・教科書
教科書は使用せず、適宜、プリント資料などを配付します。
留 意 点
継続は力。まず、休まないで、授業を聞き続けることに力を入れてください。
概
要
到達目標
授業の内容
教科に関する科目
科 目 名
対象学年
概
要
歴史と社会A
W1 年
単位数・開講学期
2 単位・前期
担当教員
石田 和男
科目コード
W63013
〔キーワード:戦争、平和、医療、福祉〕
20世紀のノーベル受賞者の足跡をたどりながら、そこから見えてくるものを探り当てる。
到達目標
各受賞者たちの活動を通して、戦争、平和、医療活動、そして福祉について学ぶ。
授業の内容
1. アーサー・ヘンダーソン(イギリス)
2. カール・フォン。オシェッキー(ドイツ)
3. カルロス・サアベドラ・ラマス(アルゼンチン)
4. ロバート・セシル(イギリス)
5. ナンセン国際難民事務所
6. コーデル・ハル(アメリカ)
7. ジョン・モット(アメリカ)
8. エミリー・グリン・ボルチ(アメリカ)
9. アメリカ・フレンズ奉仕団
評価方法
および
評価基準
教材・教科書
10.
11.
12.
13.
14.
15.
イギリス・フレンズ協議会
ジョン・ボイド・オア(イギリス)
ラルフ・バンチ(アメリカ)
レオン・ジュオー(フランス)
アルベルト・シュヴァィツァー(フランス)
ジョージ・マーシャル(アメリカ)
授業への参加度 20%、ミニテスト 40%、定期試験 40%
毎回、授業で発表者をつのる、その際に発表内容をレポートとして提出すること。ミニテストは 2
回行う。授業内容の理解度と表現力があるかを評価対象とする。定期試験では総合的に見て理
解度がどこまでいっているか評価する。
『戦争と平和の百科』鈴木孝弘・石田和男、駿河台出版社
事前の学習が大切。特に、毎回テーマごとにレポートを用意すること。それをもとにディ
ベートを行う。
教科に関する科目
留 意 点
科 目 名
対象学年
概
要
歴史と社会B
W1 年
単位数・開講学期
2 単位・後期
担当教員
石田 和男
科目コード
W63014
〔キーワード:戦争、平和、医療、福祉〕
20世紀のノーベル平和賞受賞者の足跡をたどりながら、そこからみえてくるものを探り
当てる。
到達目標
各受賞者たちの活動を通して、戦争、平和、医療活動、そして福祉について学ぶ。
授業の内容
1. 国際連合難民高等弁務官事務所
2. レスター・B・ピアソン(カナダ)
3. ドミニック・ピール(ベルギー)
4. フィリップ・ノエル=ベーカー(イギリス)
5. アルバート・ルツーリ(南アフリカ共和国)
6. ダグ・ハマーショルド(スウェーデン)
7. ライナス・ポーリング(アメリカ)
8. 赤十字国際委員会
9. 国際連合基金―UNICEF
評価方法
および
評価基準
10.
11.
12.
13.
14.
15.
ルネ・カサン(フランス)
国際労働機関
ノーマン・ボーローグ(アメリカ)
ヴィリー・ブラント(ドイツ連邦共和国)
ヘンリー・キッシンジャー(アメリカ)
レ・ドゥク・ト(ベトナム)
授業への参加度 20%、ミニテスト 40%、定期試験 40%
毎回、授業で発表者をつのる、その際に発表内容をレポートとして提出すること。ミニテストは 2
回行う。授業内容の理解度と表現力があるかを評価対象とする。定期試験では総合的に見て理
解度がどこまでいっているか評価する。
教材・教科書
『戦争と平和の百科』鈴木孝弘・石田和男、駿河台出版社
留 意 点
事前の予習が大切。特に、毎回テーマごとにレポートを用意しておくこと。それをもとに
ディベートを行う。
教科に関する科目
科 目 名
人文地理学 A
対象学年
W2~3 年
概
要
[キーワード: 地図、電子地図、主題図 ]
地図の利用と作成 ①地図投影法 ②地図および電子地図の利用法 ③主題図作成の原理
と実際 ④GIS の基礎
到達目標
人文地理の中でも、特に、様々な地図を用いた空間情報の図化および解析の基礎を学ぶ。
授業の内容
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
評価方法
および
評価基準
講義中の口頭試問とレポート(3~4回程度)
。レポートの合計点(95点満点)に講義中
の口頭試問(5点満点)を加えて60点未満は不可。
教材・教科書
資料配布
単位数・開講学期
2 単位・前期
地図とは何か
方位と縮尺
緯度・経度
地図投影法
UTM図法・地形図の読み方①(概要)
地形図の読み方②(地図記号)
地形図の読み方③(計測)
地図の作り方
主題図
10.
11.
12.
13.
14.
15.
担当教員
北村 繁
科目コード
W63015
電子地図の使い方①
電子地図の使い方②
電子地図の使い方③
電子地図の作り方
インターネット地図の使い方①
インターネット地図の使い方②
12 色程度の色鉛筆・電卓・三角定規・ものさし・分度器・コンパスが必要。
留 意 点
また、地形図・土地利用図等(合計 2000 円程度)の購入が必要になる。
講義中、指名して質問しますので、ご承知おきください。
教科に関する科目
科 目 名
人文地理学 B
対象学年
W2~3 年
概
[キーワード: 立地論、GIS ]
立地論と GIS ①立地論の基礎となる ②農業立地論 ③工業立地論 ④中心地論 ⑤都
市システム ⑥都市の内部構造 ⑦交通地理学 ⑧時間地理学 ⑨GIS の利用
要
単位数・開講学期
2 単位・後期
担当教員
北村 繁
科目コード
W63016
到達目標
人文地理の中でも、特に、立地論について学び、計量地理学的な理論・方法論を修得する。
授業の内容
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
評価方法
および
評価基準
講義中の口頭試問とレポート(3回を予定)
。レポートの合計点(95点満点)と講義中の
口頭試問(5点満点)を加えて60点未満は不可。
教材・教科書
資料プリント配布
留 意 点
色鉛筆・電卓・三角定規・ものさし・分度器・コンパス等が必要になる場合がある。
講義中、指名して質問しますので、ご承知おきください。
数値解析の基礎
修正ウィーバー法
チューネンの孤立国
ウェーバーの工業立地論
クリスタラーとレッシュの中心地論
都市システム① (解析事例)
都市システム② (都市人口-順位法則)
都市の内部構造①(商業立地論)
都市の内部構造②(住み分け)
10. 都市の内部構造③(欧州・日本の事例)
11. 都市の内部構造④(モデル解析)
12. 交通システム・重力モデル
13. 施設立地論
14. GIS を利用した解析①
15. GIS を利用した解析②
教科に関する科目
科 目 名
自然地理学 A
対象学年
W2~3 年
概
要
到達目標
単位数・開講学期
2 単位・前期
担当教員
北村 繁
科目コード
W63017
[キーワード: 地形学・地形図・土石流・洪水・地震・噴火 ]
①地形に関する資料の読み方(地形図・空中写真など) ②水の流れが生み出す地形 ③
地震を生じさせる活動が生み出す地形 ④火山地形
自然地理学の中でも特に地形学の基礎的な方法論・理論を学習するとともに、地形を形成
する自然現象についての理解を深める。
授業の内容
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
地形図の読み方①(標高)
地形図の読み方②(地形断面図)
地形図の読み方③(尾根と谷)
空中写真地図の利用
地形輪廻、山地の地形、扇状地
自然堤防、氾濫原、デルタ、ベンチ
段丘と気候変動
段丘と地盤隆起
地震断層、活断層と地形
10.
11.
12.
13.
14.
15.
断層と広域応力場
世界の地形と地質
プレート理論
火山とは何か
火山とプレート理論
地形の年齢のはかり方
評価方法
および
評価基準
講義中の口頭試問とレポート(2回を予定)
。レポートの合計点(95点満点)と講義中の
口頭試問(5点満点)を加えて60点未満は不可。
教材・教科書
資料プリント配布
留 意 点
12 色程度の色鉛筆が必要。講義中、指名して質問しますので、ご承知おきください。
教科に関する科目
科 目 名
自然地理学 B
対象学年
W2~3 年
概
[キーワード: 火山、噴火、災害、自然の豊かさ、減災 ]
① 火山地形 ②火山噴火と火山災害 ③火山の恵み ④火山周辺地域の減災・防災
要
到達目標
授業の内容
単位数・開講学期
2 単位・後期
担当教員
北村 繁
科目コード
W63018
自然地理Aで学ぶ地形のうち、特に火山を取り上げ、火山地形とそれをつくる噴火につい
て理解を深める。また、噴火にともなって生じる火山災害とそれに対する防災・減災につ
いて学ぶ。
1. 火山地形①
10. 山体崩壊・岩屑なだれと津波
2. 火山地形②
11. 火山泥流
3. 噴火ででるもの、マグマの性質
12. 火山ガスと災害
4. 溶岩流とその分類
13. 火山の恵み①
5. 溶岩流による災害、降下火山灰
14. 火山の恵み②
6. 降下火山灰を生じる噴火と火砕丘
15. 火山周辺地域の減災・防災
7. 降下火山灰による災害
8. 火砕流(熱雲)
9. 火砕流(軽石流・大規模火砕流)
評価方法
および
評価基準
講義中の口頭試問とレポート(2000 字程度、複数の課題からひとつを選択)
。レポート(9
5点満点)と講義中の口頭試問(5点満点)を加えて60点未満は不可。
教材・教科書
資料プリント配布
留 意 点
履修にあたっては、火山について、自然地理Aの講義程度の知識があった方が望ましい。
講義中、指名して質問しますので、ご承知おきください。
教科に関する科目
科 目 名
地誌 A
対象学年
W1~2 年
概
[キーワード: 大気循環、気候分類、植生分布 ]
① 地誌を学ぶための基礎知識 ②世界の気候と大気循環 ③気候環境と植生
要
到達目標
単位数・開講学期
2 単位・前期
担当教員
北村 繁
科目コード
W63019
気温・降水量の分布がかたちづくられるメカニズムと、気候環境へ植物がどのように適応
して分布しているかを学ぶことを通して、気候分類を理解する。
授業の内容
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
地球はまるい①(縮尺、方位①)
地球はまるい②(方位②、緯度・経度)
大気循環と気温の分布
大気循環と熱交換
降雨のしくみと降水量の分布
気候分類①(アリソフ、ソーンスウェイト)
気候分類②(ケッペン)
植物の分類
湿潤熱帯の環境と植生
10.
11.
12.
13.
14.
15.
季節性熱帯の環境と植生
半乾燥~乾燥熱帯の環境と植生
温帯の環境と植生①
温帯の環境と植生②
冷帯の環境と植生、寒帯の環境と植生
まとめ
評価方法
および
評価基準
講義中の口頭試問・試験・小レポート(1~2回)
。期末試験(80点満点)
、小レポートの
合計(15点満点)と講義中の口頭試問(5点満点)を加えて60点未満は不可。
教材・教科書
地理統計要覧(二宮書店)
、プリント配布
留 意 点
講義中、指名して質問しますので、ご承知おきください。
教科に関する科目
科 目 名
地誌 B
対象学年
W1~2 年
概
[キーワード: 土壌、肥沃性、土壌分類、物質循環、気候環境]
① 土壌の肥沃性 ②土壌生成と気候 ③土壌分類 ④気候環境と物質循環
要
到達目標
単位数・開講学期
2 単位・後期
担当教員
北村 繁
科目コード
W63020
気候・植生と土壌の関係、および、土壌分類について学ぶとともに、環境のなかでどのよ
うに物質が循環しているかを理解する。
授業の内容
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
土壌とは何か、土壌の機能、土壌肥沃性
土はなにからできているか
土はどのように形成されるか①
土はどのように形成されるか②
土と気候①
土と気候②
土の分類、小テスト
熱帯環境下の土①
9. 熱帯環境下の土②
10. 温帯環境下の土①
11. 温帯環境下の土②
12. 乾燥地域の土
13. 冷帯・寒帯環境下の土
14. 火山灰土
15. まとめ
評価方法
および
評価基準
講義中の口頭試問・試験・小テスト。期末試験(80点満点)
、小テスト(15点満点)と
講義中の口頭試問(5点満点)を加えて60点未満は不可。
教材・教科書
プリント配布
留 意 点
講義中、指名して質問しますので、ご承知おきください。
教科又は教職に関する科目
科 目 名
対象学年
地域研究(歴史)
W1 年
単位数・開講学期
2 単位・後期
担当教員
齊藤 利男
科目コード
W63001
評価方法
および
評価基準
[キーワード: 山岳霊場十和田湖、南祖坊と八郎太郎、寺社参詣]
明治以前において東北有数の山岳霊場であり、霊山として人々の信仰を集めていた十和田湖
について、かつての姿と明治以降の変貌を中心に、調査・学習します。ポイントは、①現在の十
和田湖、②十和田伝説-南祖坊と八郎太郎の物語、③霊山十和田を生み出した平安仏教と山
岳信仰、④山岳霊場・霊山十和田と十和田参詣道の復元、の4点に置き、歴史研究および研究
発表の方法を学びつつ、忘れられた「地域の誇り」を再発見します。
(1)地元の歴史を、資料分析を通して学び、理解と認識を深めること。
(2)学習の成果をまとめ、発表できる力を身につけること。
1.オリエンテーション
9.山岳信仰についてしらべる
2.十和田湖の生成と915年十和田大噴火
10.日本の山岳霊場についてしらべる
3.十和田伝説を探る-南祖坊・八郎太郎の物 11.東北の山岳霊場についてしらべる
語
12.寺社参詣・聖地巡礼についてしらべる
4.十和田伝説を探る-伝説の原型
13.発表、十和田信仰の復元
5.十和田伝説を探る-伝説を生み出したもの 14.発表、霊山十和田の復元
6.霊山十和田の遺跡をしらべる
15.発表、十和田参詣道の復元
7.十和田参詣道の遺跡をしらべる
8.平安仏教についてしらべる
授業への参加度(30%)、レポート発表(70%)
到達目標(1)(2)対応し、目標に到達しているかを、レポート発表で評価する。発表は、内容の
構成や論理性を重点的に評価する。
教材・教科書
教科書は使用せず、適宜、参考文献を指示し、プリント資料を配付します。
留 意 点
資料調査とレポート発表が中心となりますので、欠席しないようにして下さい。
概
要
到達目標
授業の内容