家庭でできる消毒液の作り方

ノロウイルスの感染力を失わせるには、加熱や次亜塩素酸ナトリウムが有効です
次亜塩素酸ナトリウムは、市販の「家庭用塩素系漂白剤」にも含まれています
ここでは、代表的な「家庭用塩素系漂白剤」を使った消毒液の作り方をご紹介します
◆ 家庭でできる消毒液の作り方
用意するもの
・ペットボトル(よく洗ってから使用)
家庭用塩素系漂白剤
(原液の濃度 約 5%)
・家庭用塩素系漂白剤
・ゴム、ビニール手袋(必ず使用)
★裏面に家庭用塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)を使用する上での注意事項が
記載されています。よく読んで使用して下さい。
塩素系漂白剤原液を
ペットボトル
キャップ 2杯
※ ペットボトルキャップ
1 杯は約 5ml
塩素系漂白剤原液を
ペットボトル
キャップ
2杯
※ ペットボトルキャップ
1 杯は約 5ml
★おう吐物を消毒するときは・・・
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使い捨て手袋・マスク・エプロン・ゴーグルをつけましょう
おう吐物を拭き取った所は、消毒薬を浸したペーパーで覆いましょう
消毒後、10 分程度たったら水拭きしましょう(金属は特に念入りに)
● 汚染(感染)の原因
・ 汚染された食品や二枚貝
・ 汚染された食品を加工したときの調理器具
・ 感染した調理従事者からの手指を介した二次汚染
・ 感染者の嘔吐物やふん便など
・ 手すり、ドアノブなどからの二次汚染
● 症
状
・ 体内にウイルスが入って、24~48時間に激しい嘔吐や下痢、腹痛が発生
・ 症状は1~3日続くが、後遺症は残らない
・ まれに、1日あたり20回以上の下痢症状を呈し、脱水症状になることもある
(その場合、入院と点滴などの特別な処置が必要となることがある)
・ 自覚症状がなくなってからもウイルスの排泄が続く事がある
(良くなったようでもまだ完治していない。)
● 予防方法
・ 最も重要で、効果的な予防方法は「流水・石けんによる手洗い」です
● 汚物の処理方法
・ 嘔吐物や排泄物中には、ノロウイルスが大量に排出している可能性があります
・ 感染拡大を防止するために「すばやく」「適切に」処理してください
裏面に
「家庭でできる!ペットボトルを使った消毒液の作り方」を
紹介しています。作る際には下の注意事項を必ずお読み下さい
・
間違って飲まないよう ペットボトルの取り扱いには注意して下さい。消毒液を入れたペットボトルは
消毒液・飲用不可
等の表示をして乳幼児の手のとどかない所で保管して下さい
・
作った消毒液は時間の経過とともに効果が減少していきます。こまめに作って使い切って下さい
・
皮膚に対する刺激が強いため、手洗いなど人に対しては使用しないで下さい
・
使用する際には必ず樹脂製(ビニールなど)の手袋を使用し、消毒液が皮膚や衣服についた場合は
直ちに水で洗い流して下さい
・
使用する時は換気を十分に行って下さい
・
他の洗剤と混ぜると危険な場合があります。特に酸性の強い洗剤と混ぜると有毒ガスが発生します
ので注意して下さい
・
金属に対しては腐食性があるため、原則使用しませんが、使用した場合は使用後にしっかりと水で
洗い流すか拭き取って下さい
周防大島町立
橘病院