③ ライセンスガイド 第 3 章 ライセンスガイド 第1部 1.CA ARCserve Backup インストールの種類 CA ARCserve Backup では、ベース製品のインストール タイプとして以下の 3 つのタイプがあります。 複数のバックアップ サーバを一元的に集中管理する場合には、ARCserve Backup の論理的なサーバ グループである ARCserve ドメ インを構築します。 ASBU ① スタンドアロン サーバ ・1 台のバックアップ サーバを管理し、ローカルやエージェント製品が導入されているリモート ノードのジョブを実行します。 ② プライマリ サーバ ・ARCserve Backup ドメイン内のバックアップ サーバを管理し、エージェント製品が導入されているリモート ノードのジョブを 制御します。 ・1つの ARCserve ドメイン内にプライマリ サーバは 1 台のみとなります。 ③ メンバ サーバ ・プライマリ サーバに関連付けられた ARCserve ドメイン内のバックアップ サーバです。 ・プライマリ サーバによってジョブの割り当て、制御などが行われます。 2. ライセンスの考え方について 第2部 2-1. CA ARCserve Backup(ベース製品)のライセンス数 CA ARCserve Backup(ベース製品)のライセンス数 = バックアップ サーバの数 バックアップ サーバとは、バックアップを実行するサーバであり、バックアップ先となるテープ装置やライブラリ装置が接続されている サーバです(ハードディスクへのバックアップの場合は、ディスク用のデバイスを作成するサーバです)。 D2D 2-2. オプション製品のライセンス数 オプション製品は、CA ARCserve Backup の機能を補完するものです。 オプションによってライセンスの考え方が変わります。 ①オプション機能を使用するバックアップ サーバの CA ARCserve Backup ライセンス数に同じもの ● Disaster Recovery Option ● Tape Library Option ※ 1 ● SAN Option ※ 2 ● Enterprise Module ※ 3 ※ 1 複数ドライブのライブラリが接続されている場合、ライセンスが必要です。同一サーバに、複数ドライブのライブラリが 2 台以上接続されている場合でも、1 ライ センスになります。 ※ 2 SAN Option の導入環境には、Central Management Option が必要です。 第3部 ※ 3 Enterprise Module の機能を使用するバックアップ サーバ台数分のライセンスが必要です。 ② SAN Secondary Server Bundle について SAN Secondary Server Bundle は SAN Option を 1 ライセンスお持ちのお客様が 2 ライセンス目から購入いただける CA ARCserve Backup と SAN Option、Tape Library Option が含まれた製品です。SAN に接続された 2 台目以降のバックアップ サー バごとにライセンスが必要です。 RHA ③ NDMP NAS Option について NDMP NAS Option のライセンスは、バックアップ対象となる NAS サーバの台数分必要です。NDMP NAS サーバに複数のコント ローラを搭載している場合は、コントローラの台数分ライセンスが必要です。 ④ Central Management Option について プライマリ サーバに導入し、ARCserve ドメイン環境ごとに1ライセンス必要です。 ⑤ Global Dashboard Option について セントラル プライマリ サーバとブランチ プライマリ サーバに導入し、ライセンスはそれぞれの合計数分必要です。 ・セントラル プライマリ サーバ…ARCserve ドメインはもちろんドメインを超えてシステム全体のダッシュボード情報を管理するサーバ 11 ・ブランチ プ ライマリ サーバ …拠点ごとのプライマリ サーバ、またはスタンドアロン サーバ 第 3 章 ライセンスガイド 第1部 2-3. エージェント製品のライセンス数 エージェント製品は、バックアップ対象となるサーバのシステムやアプリケーションなどのデータをバックアップする製品です。 エージェント製品によってライセンスの考え方が変わります。 ①バックアップ対象となるサーバ数と同じもの ASBU ファイルシステム・エージェント ● Client Agent for Windows ● Client Agent for Linux ● Client Agent for UNIX Windows 版アプリケーション・エージェント ● Agent for Open Files ● Agent for Microsoft SharePoint ● Agent for Lotus Domino ※ 1 ● Agent for Microsoft SQL ※ 1 ● Agent for Microsoft Exchange ※ 1 ● Agent for Oracle ※ 1 Linux 版アプリケーション・エージェント ● Agent for Oracle ※ 1 UNIX 版アプリケーション・エージェント ● Agent for Oracle ※ 1 第2部 ※ 1 マルチ インスタンス、マルチ ストレージ グループ、パーティション サーバ構成でも、同一サーバの場合は 1 ライセンスになります。 仮想マシンを何で保護しますか? ①Client Agent ②VDDK(VMware 環境) ③VSS(Hyper-V 環境) ② B バックアップ プロキシ サーバの数 ※1 A 仮想 マシンの数 ③ D Hyper-V サーバの数 第3部 C 仮想マシンの数 ① D2D ② Guest Based Virtual Machines Agent Bundle について Guest Based Virtual Machines Agent Bundle のライセンス対象は、バックアップ プロキシ (VDDK) サーバ、Hyper-V サーバ、各仮想 マシンです。以下のフローチャートより、必要なライセンス数をご確認いただけます。 A 〜 E に該当する対象の合計がライセンス数となります。 E 仮想マシンの数 RHA ライセンス数 ①Client Agent = 合計(A) ②VDDK(VMware 環境)= 合計(B+C) ③VSS(Hyper-V 環境)= 合計(D+E) ※ 1 VDDK をご使用の場合は、VDDK コンポーネントがインストールされているサーバの数になります。 仮想ホストにバックアップ対象の仮想マシンが多数ある場合は、Guest Based Virtual Machines Agent Bundle と同等の機能が1仮 想ホストごとに、無制限利用可能な VM Agent per Host License がお得です。 12 ③ ライセンスガイド 第1部 3.ラインセンス登録 リモート マシンにインストールされた Agent 製品や、バックアップ サーバにインストールされた製品のライセンス登録は、スタンドア ロンサーバ、もしくはプライマリサーバで行います。 ASBU 4.下位互換サポート CA ARCserve Backup r16.5 では、CA ARCserve Backup r15 以降のエージェント製品がインストールされたサーバのリモート バック アップ / リストアがサポートされます。 下位互換サポートが可能なエージェント製品は、以下の通りです。 Client Agent for Windows Client Agent for 64bit Windows r15/r16 Agent for Open Files Guest Based Virtual Machines Agent Bundle Client Agent for Linux 第2部 どのバージョンのオプション / エージェント製品がインストールされているかは、Dashboard で確認できます。 なお、同一筐体内は、バージョンを統一する必要があります。下位互換サポートの注意点は弊社 Web ページをご参照ください。 http://www.casupport.jp/resources/bab165win/tec/021012672.htm D2D ARCserve Backup r16.5 ( ベース製品 ) r15 Client Agent for Windows/Linux r16 Client Agent for Windows r15/16 Agent for Open Files 第3部 RHA 13 r15 Agent for Virtual Machines 仮想マシン r16 Client Agent for Windows/Linux 第 3 章 ライセンスガイド 第1部 5.動作要件 本ソフトウェア利用にあたり、下記に記載されている OS ( 日本語版 ) およびアプリケーションのバージョン、サービスパック、累積パッ チ ( またはそれに準ずるもの ) をサポート対象とします。最新の OS、アプリケーションへの対応状況については弊社 WEB ページ(以下) の記載をもってお知らせとします。 http://www.casupport.jp/resources/bab165win/sysreq.htm ASBU 注意事項 [ v ] SP 無しの OS やアプリケーションをサポートします。また、Linux プラットフォームについてはディストリビューションのメジャー リリース バージョンが同一 であれば、記載されたアップデート リリース以上のリリースもサポートします。 [ x ] 未サポート / 該当せず ※必要メモリ容量、ディスク容量は、システム環境に依存します。 5-1.CA ARCserve Backup r16.5 for Windows (本体製品) CA ARCserve Backup for Windows (Backup Server) メモリ 32bit (x86) の場合: 512MB 以上 (1GB 以上を推奨 ) 64bit (x64) の場合 : 1GB 以上 (2GB 以上を推奨 ) ディスク容量 ・Windows 2003 の場合 プライマリ サーバ / スタンドアロン サーバ : 3.2 GB 以上のディスク空き容量 メンバ サーバ : 2.2 GB 以上のディスク空き容量 ・Windows 2008 の場合 プライマリ サーバ / スタンドアロン サーバ : 2.4 GB 以上のディスク空き容量 メンバ サーバ : 1.4 GB 以上のディスク空き容量 ・Windows 2012 の場合 プライマリ サーバ / スタンドアロン サーバ : 2.9 GB 以上のディスク空き容量 メンバ サーバ : 1.4 GB 以上のディスク空き容量 (Windows Server 2012 環境では、Windows の機能の有効化または無効化より、 「.NET Framework 3.5 Features」をインストールし てください。) 注:Agent Deployment を導入する場合は、更に 1GB のディスク空き容量が必要になります OS Release Edition Standard Windows 2003 Windows 2003 R2 Windows 2008 Windows Server 2012 Enterprise SP2 SP2 Web Storage Server Small Business Server SP2 SP2 SP2 x x x Standard SP2 SP2 Enterprise Storage Server SP2 SP2 SP2 SP2 Small Business Server SP2 x Standard Enterprise Web Server v(SP1), SP2 v(SP1), SP2 v(SP1), SP2 v(SP1), SP2 v(SP1), SP2 v(SP1), SP2 Server Core( メンバのみ ) v(SP1), SP2 v(SP1), SP2 Foundation Server Storage Server Small Business Server Standard Enterprise Datacenter Web Server Server Core( メンバのみ ) Foundation Server Storage Server Essentials Standard Standard Datacenter Essentials Foundation Server Core( メンバのみ ) Storage Server x v(SP1), SP2 x x x x x x x x x x x x x x x x v(SP1), SP2 v(SP1), SP2 v v, SP1 v, SP1 v, SP1 v, SP1 v, SP1 v, SP1 v, SP1 v, SP1 v, SP1 v v v v v v RHA Small Business Server 2011 x64 SP2 第3部 Windows 2008 R2 Supported Architecture/ServicePack level x86 SP2 D2D 600MHz 以上 (1GHz 以上を推奨 ) の Intel Xeon/Pentium/Celeron ファミリ、あるいは互換性のあるプロセッサ Windows 2008 の場合は、1GHz 以上の Intel Xeon/Pentium/Celeron ファミリ、あるいは互換性のあるプロセッサ Windows 2012 の場合は、1.4GHz 以上の Intel Xeon/Pentium/Celeron ファミリ、あるいは互換性のあるプロセッサ ( 日本マイクロソフト株式会社のハードウェア互換性リストに記載されているハードウェア ) 第2部 ハードウェア 最新情報は弊社 WEB ページをご覧ください http://www.casupport.jp/resources/bab165win/sysreq.htm 14 ③ ライセンスガイド 第1部 OS Release Edition Windows XP ※ 1 (ARCserve マネージャのみ ) Professional Windows Vista ※ 1 (ARCserve マネージャのみ ) Business ASBU Windows 7 ※ 1 (ARCserve マネージャのみ ) Windows 8 ※ 1 (ARCserve マネージャのみ ) Citrix XenApp 5.0, Feature Pack 1, 2 ※ 2 Citrix XenApp 6.0 ※ 2 Virtual Server ※ 3 Supported Architecture/ServicePack level x86 x64 SP3 SP2 Ultimate SP1, SP2 SP1, SP2 Enterprise SP1, SP2 SP1, SP2 SP1, SP2 SP1, SP2 v, SP1 Ultimate v, SP1 Enterprise v, SP1 v, SP1 Professional v, SP1 v, SP1 Basic v v Pro v v Enterprise v v Windows 2003 Standard, Enterprise SP2 SP2 Windows 2003 R2 Standard, Enterprise SP2 SP2 Windows 2008 Standard, Enterprise v(SP1), SP2 v(SP1), SP2 Windows 2003 Standard, Enterprise SP2 SP2 Windows 2003 R2 Standard, Enterprise SP2 SP2 Windows 2008 Standard, Enterprise v(SP1), SP2 v(SP1), SP2 Windows 2008 R2 Standard, Enterprise x v, SP1 2005 Windows Server 2008 Hyper-V ※ 3 R2 v(SP1), SP2 第2部 Windows Server 2008 R2 Hyper-V ※ 3 x v, SP1 Windows Server 2012 Hyper-V ※ 3 Microsoft Hyper-V Server 2008 ※ 3 Microsoft Hyper-V Server 2008 R2 ※ 3 x x x v v(SP1), SP2 v, SP1 Microsoft Hyper-V Server 2012 ※ 3 D2D x v VMware ESX ※ 3 3.5 ( 全ての Update) 4.0 ( 全ての Update) 4.1 ( 全ての Update) v v VMware ESXi ※ 3 3.5 4.0 4.1 5.0 5.1 v v VMware Server ※ 3 1.0.1, 1.0.2, 1.0.3, 1.0.4, 1.0.5, 1.0.6, 1.0.7, 1.0.8, 1.0.9, 1.0.10, 2.0, 2.0.1, 2.0.2 v v VMware Workstation ※ 3 4.0, 4.5, 5.0, 5.5, 6.0, 6.5, 7.0, 7.1, 8, 9 v v KVM - Red Hat ※ 3 すべてのバージョン v v SP2, SP3, SP4 SP2, SP3, SP4 SP1, SP2, SP3 SP1, SP2, SP3 ( 全ての ( 全ての ( 全ての ( 全ての Update) Update) Update) Update) Microsoft SQL Server 2005 (Workgroup, Standard, Enterprise, Developer Edition) Microsoft SQL Server 2008 (Enterprise, Standard, Workgroup, Web, Developer Edition) 第3部 サポートする Microsoft SQL Server 2008 Express Edition SP3 SP3 ARCserve Database ※ 4 Microsoft SQL Server 2008 R2 (Enterprise, Standard, Workgroup, Web, Developer Edition) v, SP1, SP2 v, SP1, SP2 Microsoft SQL Server 2008 R2 Express Edition v, SP1, SP2 v, SP1, SP2 v, SP1 v, SP1 v, SP1 v, SP1 Microsoft SQL Server 2012 (Enterprise, Standard, Business Intelligence, Web, Developer Edition) Microsoft SQL Server 2012 Express Edition クラウド サービス RHA Amazon S3 Supported Architecture x86 x64 v v Microsoft Windows Azure v v Fujitsu Cloud (Windows Azure) v v Eucalyptus 2.0, 2.0.2, 3.0, 3.1, 3.1.1, 3.1.2, 3.2.0 v v 最新情報は弊社 WEB ページをご覧ください http://www.casupport.jp/resources/bab165win/sysreq.htm 15 R2 x 第 3 章 ライセンスガイド 第1部 ・ DVD-ROM ドライブ ・ Microsoft Internet Explorer 6 SP2 以上、Microsoft Internet Explorer 7、Microsoft Internet Explorer 8、Microsoft Internet Explorer 9、Microsoft Internet Explorer 10 ・ 1024 x 768 以上の解像度で 256 色以上を表示できるモニタとビデオ アダプタ ・ Windows 2012 の場合、1280 X 1024 または 1440 X 900 以上の解像度で 256 色以上を表示で きるモニタとビデオ アダプタ ・ サポート対象のバックアップ デバイスは、認定デバイス リストを参照してください。 ASBU ※1 クライアント OS はバックアップ サーバとして利用できません。ARCserve マネージャのみ導入可 能です。 ※2 1. Citrix XenApp は、Advanced Edition、Enterprise Edition、Platinum Edition をサポートします。 2. Citrix XenApp を使用する場合は事前に技術文書をご確認ください。 3. Citrix XenApp システム データのフル バックアップ / フル リストアによる上書きリストアはでき ません。Citrix XenApp システム全体の復旧には Disaster Recovery Option をご使用ください。 4. 物理マシンまたは仮想マシン上の Citrix XenApp をサポートします。 その他 ※3 1. 仮想化システムのホスト OS またはゲスト OS に導入する場合、CA ARCserve Backup の Backup Server に掲載の OS と SP の組み合わせをサポートします。( 前提となる仮想化システム の OS と SP の組み合わせは、各仮想技術ベンダのサポート範囲に準じます ) 2. 仮想化システムのゲスト OS に導入する場合、バックアップ先はディスク ベース デバイスのみサ ポートになります。 3. 仮想化システムのゲスト OS に導入する場合、ゲスト OS 上に特化した動作を保証するものでは ありません。 第2部 ※4 1. 対応 OS は、CA ARCserve Backup r16.5 for Windows Agent for Microsoft SQL に掲載の OS と SP の組み合わせをサポートします。 2. 既に Microsoft SQL Express 2008 Express Edition が導入されている環境に ARCserve デー タベースをデフォルト データベースとして導入した場合、インストール途中で Microsoft SQL Express 2008 SP3 が適用されます。 3. 「サポートする ARCserve Database」として動作要件に記載された Microsoft SQL Server 2008 Express Edition を以下の環境でサポートします。 D2D Windows Storage Server 2008 Windows Storage Server 2008 R2 Windows Storage Server 2012 注 : 前述の要件に加えて、CA ARCserve Backup データベースに必要なディスク容量を考慮する必 要があります。使用状況によっては、 データベースのサイズは数ギガ バイトに達することもあります。 Microsoft SQL Server に関する問題や脆弱性対策については、日本マイクロソフト株式会社の情報を ご確認ください。 第3部 RHA 最新情報は弊社 WEB ページをご覧ください http://www.casupport.jp/resources/bab165win/sysreq.htm 16 ③ ライセンスガイド 第1部 5-2. 主なオプション製品 CA ARCserve Backup r16.5 for Windows Central Management Option Central Management Option ASBU 必要システム ディスク容量 CA ARCserve Backup r16.5 for Windows 40MB 以上のディスク空き容量 OS Release Edition Supported Architecture/ServicePack level x86 x64 CA ARCserve Backup for Windows (Backup Server) に同じ ・ DVD-ROM ドライブ ・ ゲスト OS への導入は、 CA ARCserve Backup for Windows (Backup Server) 記載の Hyper-V と VMware の仮想化システムをサポートします。 その他 CA ARCserve Backup r16.5 for Windows Disaster Recovery Option Disaster Recovery Option ローカル環境: - CA ARCserve Backup r16.5 for Windows 必要システム リモート環境: - CA ARCserve Backup r16 Client Agent for Windows ( 上記製品の動作環境については、それぞれの動作要件を確認の事 ) メモリ WinPE DR を使用して惨事復旧を行う場合は、1GB 以上 100MB 以上のディスク空き容量 (Bootable Tape DR/Bootable CD DR を使用する場合は、更に 750MB 以上のディスク空き容量が必要 ) Windows PE イメージを使用する場合、作成したイメージ ファイルの保存先に 1.5GB の空き容量が必要 ディスク容量 DR Method 第2部 OS Release Edition Standard Supported Architecture/ServicePack level x86 x64 SP2 x Windows 2003 Enterprise Web SP2 SP2 x x Standard Enterprise SP2 SP2 x x Bootable Tape DR ※ 1 Windows 2003 R2 D2D Windows 2003 Windows 2003 R2 Windows 2008 ※ 4 Bootable CD DR Windows 2008 R2 ※4 第3部 Citrix XenApp 5.0, Feature Pack 1, 2 ※3 Standard SP2 SP2 Enterprise Web Storage Server ※ 2 SP2 SP2 SP2 SP2 x x Standard Enterprise SP2 SP2 SP2 SP2 Storage Server ※ 2 SP2 SP2 Standard Enterprise Web Server v(SP1), SP2 v(SP1), SP2 v(SP1), SP2 v(SP1), SP2 v(SP1), SP2 v(SP1), SP2 Server Core ( リモート復旧のみ ) Foundation Server Storage Server ※ 2 v(SP1), SP2 v(SP1), SP2 x v(SP1), SP2 v(SP1), SP2 v(SP1), SP2 Standard Enterprise x x v, SP1 v, SP1 x v, SP1 Web Server Server Core ( リモート復旧のみ ) Foundation Server Storage Server ※ 2 RHA SP2 SP2 SP2 SP2 Windows 2008 Standard, Enterprise v(SP1), SP2 v(SP1), SP2 SP2 SP2 SP2 SP2 v(SP1), SP2 v(SP1), SP2 x v, SP1 Standard, Enterprise Windows 2008 Standard, Enterprise Windows 2008 R2 Standard, Enterprise 最新情報は弊社 WEB ページをご覧ください http://www.casupport.jp/resources/bab165win/sysreq.htm 17 v, SP1 v, SP1 Windows 2003 R2 Standard, Enterprise Enterprise Windows 2003 R2 ※3 v, SP1 x x Windows 2003 Standard, Enterprise Windows 2003 Standard, Citrix XenApp 6.0 x 第 3 章 ライセンスガイド OS Release Windows 2003 Windows 2008 ※ 4 Windows 2008 R2 ※4 WinPE DR x86 SP2 x64 SP2 Enterprise SP2 SP2 Web SP2 x Storage Server ※ 7 Standard SP2 SP2 x SP2 Enterprise SP2 SP2 Storage Server ※ 7 Standard SP2 v(SP1), SP2 SP2 v(SP1), SP2 Enterprise v(SP1), SP2 v(SP1), SP2 Web Server v(SP1), SP2 v(SP1), SP2 Server Core ( リモート復旧のみ ) v(SP1), SP2 v(SP1), SP2 Foundation Server x v(SP1), SP2 Storage Server ※ 7 Standard Enterprise v(SP1), SP2 x x v(SP1), SP2 v, SP1 v, SP1 Web Server x v, SP1 x v, SP1 x v, SP1 Storage Server ※ 7 x v, SP1 Standard Server Datacenter Server Foundation Server x x x v v v Essentials Server x v x v x v Windows 2003 Standard, Enterprise SP2 SP2 Windows 2003 R2 Standard, Enterprise SP2 SP2 Windows 2008 Standard, Enterprise v(SP1), SP2 v(SP1), SP2 Windows 2003 Standard, Enterprise SP2 SP2 Windows 2003 R2 Standard, Enterprise SP2 SP2 Windows 2008 Standard, Enterprise v(SP1), SP2 v(SP1), SP2 Windows 2008 R2 Standard, Enterprise x v, SP1 Standard SP2 SP2 Enterprise SP2 SP2 Server Core ( リモート復旧のみ ) Foundation Server Server Core ( リモート復旧のみ ) Storage Server ※ 7 Citrix XenApp 5.0, Feature Pack 1, 2 ※3 Citrix XenApp 6.0 ※3 Floppy-Less DR ※ 5 Windows 2003 R2 Windows 2003 R2 Windows 2008 Windows 2008 R2 SP2 SP2 Enterprise v(SP1), SP2 v(SP1), SP2 Standard v(SP1), SP2 v(SP1), SP2 Enterprise x v, SP1 Standard x v, SP1 Datacenter x v, SP1 Standard x v Datacenter x v Essentials x v RHA Windows 2012 SP2 SP2 第3部 Physical to Virtual DR (P2V) ※ 6 Standard Enterprise D2D Standard 第2部 Windows 2012 ※ 4 Supported Architecture/ServicePack level ASBU Windows 2003 R2 Edition 第1部 DR Method 最新情報は弊社 WEB ページをご覧ください http://www.casupport.jp/resources/bab165win/sysreq.htm 18 ③ ライセンスガイド 第1部 ・ DVD-ROM ドライブ ・ サポート対象のバックアップ デバイスは、認定デバイス リストを参照してください。 ・惨事復旧時には、Microsoft Windows インストール メディアを使用する場合があります。 ・ ブート メディアの作成に使用する Windows のバージョンは、マシンにインストールされている Windows と同じバージョンである必 要があります ・WinPE DR で使用する Windows PE リカバリ ディスク イメージを作成する際には、バックアップ サーバに Windows ADK または Windows AIK がインストールされている必要があります。WinPE DR を利用する場合は Disaster Recovery Option ユーザ ガイド「第 3 章 : WinPE を使用した惨事復旧」を事前に確認してください。 ・ Bootable CD DR / WinPE DR のリカバリ ディスクを利用する場合、ISO9660 イメージ ファイルを書き込み可能なライティング ソフ トウェアが必要です。 ASBU ※1 1. Bootable Tape DR を利用する場合、起動デバイスとして使用可能なテープ ドライブ、オートローダ、およびこの機能に対応した SCSI アダプタが必要です。 2. Bootable Tape DR はローカルの惨事復旧のみサポートします。 ※2 1. Windows Storage Server では、Bootable CD DR による復旧は未サポートになります。CA ARCserve Backup for Windows (Backup Server) と Disaster Recovery Option が導入された Windows Storage Server にて、他の OS のリモート復旧をサポートします。 2. Windows Storage Server 本体の復旧は、WinPE DR をご利用ください。 その他 ※3 1. Citrix XenApp は、Advanced Edition、Enterprise Edition、Platinum Edition をサポートします。 2. Citrix XenApp システム データのフル バックアップ / フル リストアによる上書きリストアはできません。Citrix XenApp システム全体 の復旧には Disaster Recovery Option をご使用ください。 3. 物理マシンまたは仮想マシン上の Citrix XenApp をサポートします。 ※4 uEFI ブート環境 (x64) をサポートします。 第2部 ※5 Floppy-Less DR は RIS(Remote Installation Services) を利用したデータ復旧方式です。 ※6 1. P2V は物理マシンから仮想マシンへのデータの復旧方式です。 2. P2V は VMware ESX/ESXi Server、および Hyper-V の仮想マシンをサポートします。 ※7 D2D WinPE DR による Windows Storage Server (WSS) の復旧時には、WSS 本体にブート可能な DVD ドライブおよび入出力デバイス ( ディスプレイ、キーボード、マウス ) の接続が必要です。 5-3. ファイルシステムエージェント CA ARCserve Backup r16.5 Client Agent for Windows Client Agent for Windows 350MHz 以上の Intel Xeon/Pentium/Celeron ファミリ、あるいは互換性のあるプロセッサ ( 日本マイクロソフト株式会社のハードウェア互換性リストに記載されているハードウェア ) 256MB 以上 (512MB 以上を推奨 ) ハードウェア メモリ ディスク容量 100MB 以上のディスク空き容量が必要 Supported Architecture/ServicePack level x86 x64 OS Release 第3部 Windows 2003 Windows 2003 R2 RHA Windows 2008 Standard Enterprise Web Storage Server Small Business Server Standard Enterprise Storage Server Small Business Server Standard Enterprise Web Server Server Core Foundation Server Storage Server Small Business Server 最新情報は弊社 WEB ページをご覧ください http://www.casupport.jp/resources/bab165win/sysreq.htm 19 SP2 SP2 SP2 SP2 SP2 SP2 SP2 SP2 SP2 v(SP1), v(SP1), v(SP1), v(SP1), x v(SP1), x SP2 SP2 SP2 SP2 SP2 SP2 SP2 x x x SP2 SP2 SP2 x v(SP1), v(SP1), v(SP1), v(SP1), v(SP1), v(SP1), v SP2 SP2 SP2 SP2 SP2 SP2 第 3 章 ライセンスガイド Windows 2008 R2 Windows 2012 Windows XP x64 x x v, SP1 v, SP1 Datacenter x v, SP1 Web Server Server Core x x v, SP1 v, SP1 Foundation Server x v, SP1 Storage Server x v, SP1 Essentials Standard x x v, SP1 v, SP1 Standard x v Datacenter Foundation x x v v Essentials x v Server Core x v Storage Server Professional x SP3 v SP2 SP1, SP2 SP1, SP2 SP1, SP2 v, SP1 SP1, SP2 SP1, SP2 v, SP1 Windows 7 Enterprise v, SP1 v, SP1 Windows 8 Professional Basic Pro v, SP1 v v v, SP1 v v Enterprise Windows 2003 Standard, Enterprise Windows 2003 R2 Standard, Enterprise v SP2 SP2 v SP2 SP2 Windows 2008 Standard, Enterprise v(SP1), SP2 v(SP1), SP2 Windows 2003 Standard, Enterprise Windows 2003 R2 Standard, Enterprise Windows 2008 Standard, Enterprise SP2 SP2 v(SP1), SP2 SP2 SP2 v(SP1), SP2 Windows 2008 R2 Standard, Enterprise x v, SP1 Citrix XenApp 5.0, Feature Pack 1, 2 ※1 Citrix XenApp 6.0 ※1 D2D SP1, SP2 Business Enterprise Ultimate 第2部 Ultimate Windows Vista ASBU Small Business Server 2011 x86 Standard Enterprise 第1部 Supported Architecture/ServicePack level OS Release ・ DVD-ROM ドライブ ・ Microsoft Internet Explorer 6 SP2 以 上、Microsoft Internet Explorer 7、Microsoft Internet Explorer 8、Microsoft Internet Explorer 9、Microsoft Internet Explorer 10 ・ 仮想化システムのゲスト OS に導入する場合は、Client Agent for Windows ではなく、 Virtual Machines Agent Bundle をご利用ください。 その他 ※ 1 1. Citrix XenApp は、Advanced Edition, Enterprise Edition, Platinum Edition をサポートします。 2. Citrix XenApp システムデータのフルバックアップ / フルリストアによる上 書きリストアはできません。Citrix XenApp システム全体の復旧には Disaster Recovery Option をご使用ください。 3. 物理マシンまたは仮想マシン上の Citrix XenApp をサポートします。 第3部 RHA 最新情報は弊社 WEB ページをご覧ください http://www.casupport.jp/resources/bab165win/sysreq.htm 20 ③ ライセンスガイド 第1部 6. ライセンス構成 6-1. ライセンス構成一覧 カテゴリ ASBU ファイル サーバのバックアップ No. ライセンス構成の概要 1 2 Windows ファイルサーバのローカルバックアップ Windows ファイルサーバのリモートバックアップ 3 バックアップサーバ同士のバックアップ 4 2 台のバックアップサーバからのバックアップ 5 6 Windows Server の VSS 機能を使用したローカルバックアップ Windows Server の VSS 機能を使用したリモートバックアップ 7 Active Directory Server のバックアップ 8 Linux および UNIX ファイルサーバのリモートバックアップ 9 ファイルサーバのローカル合成フル バックアップ 10 ファイルサーバのリモート合成フル バックアップ 惨事復旧対策 11 ARCserve Backup Disaster Recovery Option を利用したローカル ディザスタリカバリ 12 ARCserve Backup Disaster Recovery Option を利用したリモート ディザスタリカバリ 13 Windows Oracle データベースサーバのローカルバックアップ 14 Windows Oracle データベースサーバのリモートバックアップ Oracle データベースのバックアップ 15 Oracle 11g の VSS を使ったローカル バックアップ 16 Oracle 11g の VSS を使ったリモート バックアップ 17 Linux Oracle データベースサーバのリモートバックアップ 18 UNIX Oracle データベースサーバのリモートバックアップ Lotus Domino のバックアップ 第2部 Microsoft SQL Server のバックアップ 19 Lotus Domino サーバのローカルバックアップ 20 Lotus Domino サーバのリモートバックアップ 21 Microsoft SQL Server のローカルバックアップ (1) 22 Microsoft SQL Server のローカルバックアップ (2) 23 Microsoft SQL Server のリモートバックアップ (1) 24 Microsoft SQL Server のリモートバックアップ (2) 25 Microsoft Exchange Server のローカルバックアップ (1) Microsoft Exchange Server のバックアップ D2D Microsoft SharePoint Server のバックアップ 26 Microsoft Exchange Server のローカルバックアップ (2) 27 Microsoft Exchange Server のリモートバックアップ (1) 28 Microsoft Exchange Server のリモートバックアップ (2) 29 Microsoft Exchange Server DAG 環境のバックアップ 30 Microsoft SharePoint Server のバックアップ 31 テープ装置を活用したバックアップデータのフォールトトレランス 32 ハードディスクをバックアップデバイスにする (1) 33 ハードディスクをバックアップデバイスにする (2) ハードウェア機能の活用 34 ハードディスクをバックアップデバイスにする (3) 35 ハードディスクをバックアップデバイスにする (4) 36 データ デデュプリケーション ( 重複排除機能 ) を使用したバックアップ (1) 37 データ デデュプリケーション ( 重複排除機能 ) を使用したバックアップ (2) 38 テープ装置による暗号化 ( ハードウェア暗号化 ) 機能を利用する 39 高速テープ装置を有効活用する - マルチプレキシング機能の活用 テープライブラリ利用時のバックアップ セキュリティ機能の活用 一元管理による運用の効率化 第3部 RHA 21 SAN/NAS 環境でのバックアップ 40 複数テープ装置を活用した並列処理の最適化 - マルチストリーミング機能 41 1 ドライブ搭載のテープライブラリ利用時のバックアップ 42 複数ドライブ搭載のテープライブラリ利用時のバックアップ 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 ユーザプロファイルによるアクセスコントロールと監査ログ (1) ユーザプロファイルによるアクセスコントロールと監査ログ (2) 複数のバックアップサーバを一元管理 複数の ARCserve ドメインのバックアップ状況を把握 SAN 環境でテープ装置を複数サーバで共有 SAN 環境でディスク装置を共有し、バックアップ NDMP を使用した NAS のバックアップ (1) NDMP を使用した NAS のバックアップ (2) NDMP を使用した NAS のバックアップ (3) NDMP を使用した NAS のバックアップ (4) SAN 環境で NDMP NAS サーバとテープ装置を共有(動的デバイス共有) 複数の NDMP NAS サーバでテープ装置を共有(動的デバイス共有) 第 3 章 ライセンスガイド 第1部 6-2. 構成例の見方 ここでは、次項に続く構成例について説明しています。 ASBU 環境例では、下図に示すようなサーバ台数、テープ装置数など 環境例: Windows ファイル サーバ 1 台 シングル テープ ドライブ 1 台 を記載しています。 要件例:W indows ファイル サーバのシステム、 データをローカル バックアップする。 要件例では、どのようなバックアップ方法かを簡単に記載して います。 環境例に示したものを図にしています。 A. Windows サーバ 第2部 構成例内のサーバ (A ~ ) と下表は対応しています。 下表では、必要な製品名とそのインストール先、ライセンス数 を記載しています。 D2D シングル テープ ドライブ 製品名 インストール先 ライセンス数 CA ARCserve Backup A 1 Agent for Open Files * A 1 最も基本的な構成です。CA ARCserve Backup は OS を含むシステム全体のバックアップ、リス 第3部 Point: Point では、上記環境で使用する製品の説明や構成上の注意点 などを記載しています。 トアができます。 * さらに Agent for Open Files を使用すると、 ユーザやアプリケーションが使用中のファイル (別 RHA 売となるエージェント製品で対応していないもの) をバックアップすることができます。 22 ③ ライセンスガイド 第1部 CA ARCserve Backup 【ファイル サーバのバックアップ】 ASBU [1]Windows ファイル サーバの ローカルバックアップ [2]Windows ファイルサーバの リモート バックアップ [3]バックアップサーバ同士のバック アップ 環境例:Windows ファイル サーバ 1台 環境例:Windows バックアップ サーバ 環境例:Windows ファイル サーバ 2台 1台 1ドライブ搭載のテープ ライブラリ 1 台 2台 リモートの Windows ファイル サーバ 1 台 シングル テープ ドライブ 1台 要件例:W indows ファイル サーバのシステム、 データをローカル バックアップする。 シングル テープ ドライブ 要件例:2 台のバックアップサーバのシステム、 要件例:リモートの Windows ファイル サーバの データを互いにネットワーク経由でバッ システム、データをネットワーク経由で クアップする。 バックアップする。 A. バックアップ サーバ A. Windows サーバ 第2部 シングル テープ ドライブ シングル テープ ドライブ 1 ドライブ搭載の テープ ライブラリ D2D シングル テープ ドライブ A. バックアップ サーバ B. バックアップ サーバ B. Windows ファイル サーバ 製品名 インストール先 ライセンス数 製品名 インストール先 ライセンス数 製品名 インストール先 ライセンス数 CA ARCserve Backup A 1 CA ARCserve Backup A 1 CA ARCserve Backup A, B 2 Agent for Open Files * A 1 Agent for Open Files * B 1 Agent for Open Files * A, B 2 Client Agent for Windows B 1 Client Agent for Windows A, B 2 第3部 RHA Point: Point: Point: 最も基本的な構成です。CA ARCserve Backup ネットワーク経由でリモートの Windows サー 冗長性を確保するために、ネットワーク経由でバッ は OS を含むシステム全体のバックアップ、リス バのバックアップ、リストアを行うには、Client クアップ サーバのバックアップ、リストアを行う トアができます。 Agent for Windows が必要です。Agent for には、Client Agent for Windows が双方に必要 *Agent for Open Files を使用すると、ユーザが Open Files は Client Agent for Windows と連 です。Agent for Open Files は Client Agent 使用中のファイルをバックアップすることができ 携できるので、このケースにおいても有効です。 for Windows と連携できるので、このケースに ます。データベースなどのオンライン バックアッ CA ARCserve Backup は、1 ドライブ搭載の おいても有効です。 プは、対応のアプリケーション エージェントが必 テープ ライブラリを標準機能でサポートしていま 要です。 す。 *Agent for Open Files を使用すると、ユーザが *Agent for Open Files を使用すると、ユーザが 使用中のファイルをバックアップすることができ 使用中のファイルをバックアップすることができ ます。データベースなどのオンライン バックアッ ます。データベースなどのオンライン バックアッ プは、対応のアプリケーション エージェントが必 プは、対応のアプリケーション エージェントが必 要です。 要です。 * バックアップサーバ上の ARCserve データベース (SQL Express)をオンラインバックアップする場 合は Agent for Microsoft SQL Server が必要です。 23 第 3 章 ライセンスガイド 第1部 CA ARCserve Backup 【ファイル サーバのバックアップ】 [5]Windows Server の VSS 機能 を使用したローカルバックアップ [6]W indows Server の VSS 機能を 使用したリモート バックアップ 環境例:Windows バックアップ サーバ 2台 環境例:Windows ファイル サーバ 1台 環境例:Windows バックアップ サーバ シングル テープ ドライブ 2台 1台 1ドライブ搭載のテープ ライブラリ 1 台 リモート Windows ファイル サーバ1 台 リモート Windows ファイル サーバ1 台 シングル テープ ドライブ ASBU [4]2 台のバックアップサーバからの バックアップ 1台 要件例:Windows Server の VSS ( ボリューム 要件例:リモートの Windows ファイル サーバの シャドウ・コピーサービス ) 機能を使用 システム、データをネットワーク経由で 要件例:Windows Server の VSS( ボリューム してバックアップする。 シャドウ・コピーサービス ) 機能を利用 2 台のバックアップ サーバにバックアップ してバックアップする。 する A. バックアップ サーバ A. バックアップ サーバ B. バックアップ サーバ シングル テープ ドライブ シングル テープ ドライブ A. Windows Server 第2部 1 ドライブ搭載の テープ ライブラリ D2D シングル テープ ドライブ C. Windows ファイルサーバ 製品名 B. Windows ファイル サーバ インストール先 ライセンス数 製品名 インストール先 ライセンス数 製品名 インストール先 ライセンス数 CA ARCserve Backup A, B 2 CA ARCserve Backup A 1 CA ARCserve Backup A 1 Agent for Open Files * C 2 Agent for Open Files A 1 Agent for Open Files B 1 Client Agent for Windows C 2 Client Agent for Windows B 1 Point: Point: 冗長性を確保するために、ネットワーク経由でリ CA ARCserve Backup は Windows Server リモートの Windows Server 2003/2008 を、 モートの Windows サーバのバックアップ、リ の VSS 機能に対応しています。VSS 機能を利 VSS 機能を使用してバックアップ可能です。こ ストアを 2 台のバックアップ サーバに 行うに 用したバックアップ / リストアを実行するには、 の場合、対象となるリモートの Windows Server は、Client Agent for Windows が 2 ライセン Agent for Open Files が必要です。 2003/2008 には、Agent for Open Files と Client Agent for Windows が必要です。 Agent for Windows と連携できるので、この CA ARCserve Backup は、1 ドライブ搭載の ケースにおいても有効です。 テープ ライブラリを標準機能でサポートしていま RHA ス必要です。Agent for Open Files は Client 第3部 Point: す。 *Agent for Open Files を使用すると、ユーザが 使用中のファイルをバックアップすることができ ます。データベースなどのオンライン バックアッ プは、対応のアプリケーション エージェントが必 要です。 Central Management Option を導入し、 ARCserveドメイン構成にしている環境では、上記 C のサーバに必要なライセンス数は、Client Agent for Windows、Agent for Open Files 共に 1 とな ります。 24 ③ ライセンスガイド 第1部 CA ARCserve Backup 【ファイル サーバのバックアップ】 ASBU [7]Active Directory Server の バックアップ [8]Linux および UNIX ファイル サーバの リモート バックアップ [9]ファイルサーバのローカル合成 フル バックアップ 環境例:Windows バックアップ サーバ 1台 環境例:Windows バックアップ サーバ 環境例:Windows ファイル サーバ シングル テープ ドライブ 1台 1ドライブ搭載のテープ ライブラリ 1 台 Active Directory Server 1台 リモートの Linux ファイル サーバ 1 台 リモートの UNIX ファイル サーバ 1 台 1台 要件例:Windows ファイル サーバのデータを合 成フル バックアップする。 要件例:リモートの Active Directory サーバの データをネットワーク経由でバックアッ 1台 1 ドライブ搭載のテープ ライブラリ 1 台 要件例:リモートの Linux / UNIX ファイル サー バのデータをネットワーク経由でバック プする。 アップする。 A. バックアップ サーバ A. バックアップ サーバ A. バックアップ サーバ 第2部 1 ドライブ搭載の テープ ライブラリ シングル テープ ドライブ 1 ドライブ搭載の テープ ライブラリ D2D B. Active Directory Server 製品名 第3部 RHA 25 インストール先 ライセンス数 B. Linux ファイル サーバ 製品名 C. UNIX ファイル サーバ インストール先 ライセンス数 製品名 インストール先 ライセンス数 CA ARCserve Backup A 1 CA ARCserve Backup A 1 CA ARCserve Backup A 1 Client Agent for Windows B 1 Client Agent for Linux B 1 Agent for Open Files A 1 Client Agent for UNIX C 1 Point: Point: Point: Active Directory のコンピュータ、ユーザ、 ネ ッ ト ワ ー ク 経 由 で リモ ー ト の Linux あ る い Windows サーバの合成フル バックアップを行う グループの情報を、システム状態のバックアップ は UNIX サーバのバックアップ、リストアを行 には、Agent for Open Files が必要です。 からオブジェクト レベルでリストアできます。 うには、Client Agent for Linux および Client Agent for UNIX が必要です。 CA ARCserve Backup は、 1ドライブ搭載のテー プ ライブラリを標準機能でサポートしています。 第 3 章 ライセンスガイド 第1部 【惨事復旧対策】 [11]ARCserve Backup Disaster Recovery Option を利用したローカル ディザスタ リカバリ [12]ARCserve Backup Disaster Recovery Option を利用したリモート ディザスタ リカバリ 環境例:Windows バックアップ サーバ 環境例:Windows ファイル サーバ 1台 環境例:Windows バックアップ サーバ 1 台 1台 Windows ファイル サーバ 2台 シングル テープ ドライブ 1台 1台 1ドライブ搭載のテープ ライブラリ 1 台 リモートの Windows ファイル サーバ2 台 シングル テープ ドライブ ASBU [10]ファイルサーバのリモート合成 フル バックアップ 要件例:W indows ファイル サーバのシステム、 要件例:リモートの Windows ファイル サーバ データをローカル バックアップし、かつ のデータをネットワーク経由で合成フル 要件例:W indows ファイル サーバのシステム、 データをリモート バックアップし、かつ 災害時の迅速な復旧を可能にする。 バックアップする。 災害時の迅速な復旧を可能にする。 A. バックアップ サーバ A. バックアップ サーバ A. Windows サーバ 第2部 1 ドライブ搭載の テープ ライブラリ シングル テープ ドライブ D2D シングル テープ ドライブ B. Windows ファイル サーバ 製品名 CA ARCserve Backup C. Windows ファイル サーバ インストール先 ライセンス数 B. Windows Server 製品名 インストール先 ライセンス数 製品名 C. Windows Server インストール先 ライセンス数 A 1 CA ARCserve Backup A 1 CA ARCserve Backup A 1 Client Agent for Windows B,C 2 Agent for Open Files * A 1 Disaster Recovery Option A 1 Agent for Open Files B,C 2 Disaster Recovery Option A 1 Client Agent for Windows B,C 2 Agent for Open Files * B,C 2 Point: Disaster Recovery Option を導入して、災害 Disaster Recovery Option を利用すると、ロー の合成フル バックアップを行うには、各 Client 対策を行います。フルバックアップ データから、 カルのみならず、リモートの惨事復旧も可能です。 Agent および Agent for Open Files が必要で OS およびアプリケーションの再インストールな Disaster Recovery Option のライセンス数はバッ す。なお、バックアップ サーバ自身の合成フル らびに再設定を手動で行うことなく迅速にサーバ クアップ サーバの台数分となります。リモート サー バックアップを行うには、バックアップ サーバに の復旧が可能になります。これにより復旧時のオ バが複数ある場合にもバックアップ サーバ分のライ Agent for Open Files が必要です。 ペレーション・ミスなどのリスクも最小限に抑え センスで惨事復旧を実現できます。 ることが可能です。 *Agent for Open Files を使用すると、ユーザが使 *Agent for Open Files を使用すると、ユーザが 用中のファイルをバックアップすることができます。 使用中のファイルをバックアップすることができ データベースなどのオンライン バックアップは、対 ます。データベースなどのオンライン バックアッ 応のアプリケーション エージェントが必要です。 RHA Point: ネットワーク経由でリモートの Windows サーバ 第3部 Point: プは、対応のアプリケーション エージェントが必 要です。 26 ③ ライセンスガイド 第1部 CA ARCserve Backup 【Oracle データベースのバックアップ】 ASBU [13]W indows Oracle データベース サーバのローカル バックアップ [14]W indows Oracle データベース サーバのリモート バックアップ [15]O racle 11g の VSS を使った ローカル バックアップ 環境例:Windows Oracle データベース サーバ 1 台 環境例:Windows サーバ 1台 環境例:Oracle 11g データベース サーバ 1 台 シングル テープ ドライブ 1台 リモートの Windows Oracle データベース サーバ1 台 シングル テープ ドライブ 1台 1台 要件例:VSS 機能を使用し Oracle 11g データ 要件例:W indows Oracle データベースを稼働 させたまま、システムとデータをローカ シングル テープ ドライブ ベースを稼働させたまま、 システムとデー 要件例:リモートの Windows Oracle データベー タをバックアップする。 スを稼働させたまま、システムとデータ ルにバックアップする。 をバックアップする。 A. バックアップ サーバ A. Oracle 11g データベースサーバ A. Windows Oracle データベースサーバ 第2部 シングル テープ ドライブ Oracle 11g Oracle D2D シングル テープ ドライブ シングル テープ ドライブ Oracle B. Windows Oracle データベース サーバ 製品名 第3部 RHA 27 インストール先 ライセンス数 製品名 インストール先 ライセンス数 製品名 インストール先 ライセンス数 CA ARCserve Backup A 1 CA ARCserve Backup A 1 CA ARCserve Backup A 1 Agent for Oracle(Windows 版) A 1 Agent for Oracle(Windows 版) B 1 Agent for Open Files A 1 Client Agent for Windows B 1 Point: Point: Point: ローカルの Windows Oracle データベースを稼 ネットワーク経由でリモートの Windows Oracle Oracle 11g データベースを VSS ( ボリューム 働させたままバックアップを行うには、Agent データベース サーバのバックアップ、リストアを シャドウ・コピーサービス ) 機能を使用してバッ for Oracle (Windows 版 ) が 必 要 で す。 他 の 行うには、Agent for Oracle (Windows 版 ) が クアップを行うには、Agent for Open Files が ファイルと Oracle データベースのデータをまと 必要です。Client Agent for Windows をリモー 必要です。 めてバックアップできます。Oracle データベー トの Windows Oracle データベースサーバに導 スを停止した状態でバックアップする場合には、 入することで、Oracle や OS のシステム ファイ Agent for Oracle は不要です。 ルなど、 他のファイルと一緒に Oracle データベー スをまとめてバックアップできます。 第 3 章 ライセンスガイド 第1部 CA ARCserve Backup 【Oracle データベースのバックアップ】 [17]Linux Oracle データベース サーバのリモート バックアップ [18]UNIX Oracle データベース サーバのリモート バックアップ 環境例:Windows サーバ 1台 環境例:Windows サーバ 1台 環境例:Windows サーバ 1台 シングル テープ ドライブ 1台 シングル テープ ドライブ 1台 シングル テープ ドライブ 1台 リモートの Oracle 11g データベース サーバ 1 台 リモートの Linux Oracle データベース サーバ1 台 リモートの UNIX Oracle データベース サーバ1 台 要件例:VSS 機能を使用し、リモートの Oracle 要件例:リモートの Linux Oracle データベース 要件例:リモートの UNIX Oracle データベース 11g データベースを稼働させたまま、シ を稼働させたまま、システムとデータを を稼働させたまま、システムとデータを ステムとデータをバックアップする。 バックアップする。 バックアップする。 A. バックアップ サーバ A. バックアップ サーバ シングル テープ ドライブ シングル テープ ドライブ Oracle B. Oracle 11g データベース サーバ インストール先 ライセンス数 Oracle B. Linux Oracle データベース サーバ 製品名 D2D Oracle 11g 製品名 A. バックアップ サーバ 第2部 シングル テープ ドライブ ASBU [16]O racle 11g の VSS を使った リモート バックアップ インストール先 ライセンス数 B. UNIX Oracle データベース サーバ 製品名 インストール先 ライセンス数 CA ARCserve Backup A 1 CA ARCserve Backup A 1 CA ARCserve Backup A 1 Agent for Open Files B 1 Agent for Oracle(Linux 版 ) B 1 Agent for Oracle(UNIX 版 ) B 1 Client Agent for Windows B 1 Client Agent for Linux B 1 Client Agent for UNIX B 1 Point: ネットワーク経由でリモートの Linux Oracle デー ネットワーク経由でリモートの UNIX Oracle デー スに Agent for Open Files と Client Agent タベースサーバのバックアップを行うには、Agent タベース サーバのバックアップを行うには、Agent for Windows を導入します。2 つのエージェン for Oracle (Linux 版 ) が必要です。Client Agent for Oracle (UNIX 版 ) が必要です。Client Agent ト製品は必須です。 for Linux をリモートの Linux Oracle データベー for UNIX をリモートの UNIX Oracle データベース ス サーバに導入することで、Oracle や OS のシス サーバに導入することで、Oracle や OS のシステ テム ファイルなど、他のファイルと一緒に Oracle ム ファイルなど、他のファイルと一緒に Oracle デー データベースをバックアップできます。 タベースをバックアップできます。 RHA Point: 対象となるリモートの Oracle 11g データベー 第3部 Point: 28 ③ ライセンスガイド 第1部 CA ARCserve Backup CA ARCserve Backup 【Lotus Domino のバックアップ】 【Microsoft SQL Server のバックアップ】 ASBU [19]Lotus Domino サーバの ローカル バックアップ [20]Lotus Domino サーバの リモート バックアップ 環境例:Lotus Domino サーバ 1台 環境例:Windows バックアップ サーバ 1台 環境例:Microsoft SQL Server 1台 1台 シングル テープ ドライブ 1台 1台 リモートの Lotus Domino サーバ 1 台 シングル テープ ドライブ [21]M icrosoft SQL Server の ローカルバックアップ (1) 要件例:Lotus Domino を稼働させたまま、シス テムとデータをローカルにバックアップ シングル テープ ドライブ 要件例:Microsoft SQL Server を稼働させたま 要件例:リモートの Lotus Domino サーバを稼 ま、システムとデータをローカルにバッ 働させたまま、システムとデータをバッ する。 クアップする。 クアップする。 A. バックアップ サーバ A. Lotus Domino サーバ A. Microsoft SQL Server 第2部 シングル テープ ドライブ Domino MS SQL D2D シングル テープ ドライブ シングル テープ ドライブ Domino B. Lotus Domino サーバ 製品名 第3部 RHA 29 インストール先 ライセンス数 製品名 インストール先 ライセンス数 製品名 インストール先 ライセンス数 CA ARCserve Backup A 1 CA ARCserve Backup A 1 CA ARCserve Backup A 1 Agent for Lotus Domino A 1 Agent for Lotus Domino B 1 Agent for Microsoft SQL A 1 Client Agent for Windows B 1 Point: Point: Point: ローカルの Lotus Domino サーバを稼働させた ネットワーク経由でリモートの Windows Lotus ローカルの Microsoft SQL Server を稼働さ ままバックアップを行うには、Agent for Lotus Domino サーバのバックアップを行うには、Agent せたままバックアップを行うには、Agent for Domino が 必 要 で す。 他 の フ ァ イ ル と Lotus for Lotus Domino が必要です。Client Agent for Microsoft SQL が必要です。他のファイルと Domino のデータをまとめてバックアップできま Windows をリモートの Lotus Domino サーバに Microsoft SQL データベースをまとめてバック す。 導入することで、Lotus Domino や OS のシステ アップできます。 ム ファイルなど、他のファイルと一緒にバックアッ プできます。 第 3 章 ライセンスガイド 第1部 [23]Microsoft SQL Server の リモートバックアップ (1) 環境例:Microsoft SQL Server 1台 環境例:Windows バックアップ サーバ 1台 環境例:Windows バックアップ サーバ 1台 1台 シングル テープ ドライブ 1台 シングル テープ ドライブ 1台 Microsoft SQL Server 1台 Microsoft SQL Server 1台 シングル テープ ドライブ [24]Microsoft SQL Server の リモート バックアップ (2) ASBU [22]M icrosoft SQL Server の ローカル バックアップ (2) 要件例:V SS 機能を使用し、Microsoft SQL Server を稼働させたまま、システムと 要件例:リモートの Microsoft SQL Server を 要件例:VSS 機能を使用し、リモートの Microsoft 稼働させたまま、 システムとデータをバッ データをバックアップする。 SQL データベースをバックアップする。 クアップする。 A. バックアップ サーバ A. バックアップ サーバ A. Microsoft SQL Server 第2部 シングル テープ ドライブ シングル テープ ドライブ MS SQL MS SQL MS SQL B. Microsoft SQL Server 製品名 インストール先 ライセンス数 製品名 D2D シングル テープ ドライブ インストール先 ライセンス数 B. Microsoft SQL Server 製品名 インストール先 ライセンス数 CA ARCserve Backup A 1 CA ARCserve Backup A 1 CA ARCserve Backup A 1 Agent for Open Files A 1 Agent for Microsoft SQL B 1 Agent for Open Files B 1 Client Agent for Windows B 1 Client Agent for Windows B 1 Point: Point: Microsoft SQL データベースを VSS ( ボリュー 対象となるリモートの Microsoft SQL Server 対象となるリモートの Microsoft SQL Server ムシャドウ・コピーサービス ) 機能を使用してバッ に Agent for Microsoft SQL と Client Agent に Agent for Open Files と Client Agent for クアップを行うには、Agent for Open Files が for Windows を導入します。Client Agent for Windows を導入します。2 つのエージェント製 必要です。SQL Server ライタを使用してバック Windows をリモートの Microsoft SQL Server 品は必須です。 アップを行います。 に導入することで、SQL Server や OS のシステ 第3部 Point: RHA ム ファイルなど、他のファイルと一緒にバック アップできます。 30 ③ ライセンスガイド 第1部 CA ARCserve Backup 【Microsoft Exchange Server のバックアップ】 ASBU [25]Microsoft Exchange Server のローカルバックアップ (1) [26]Microsoft Exchange Server のローカルバックアップ (2) [27]M icrosoft Exchange Server の リモートバックアップ (1) 環境例:Microsoft Exchange Server1 台 環境例:Microsoft Exchange Server 2003 1 台 環境例:Windows バックアップ サーバ 1台 1台 シングル テープ ドライブ 1台 シングル テープ ドライブ 1台 シングル テープ ドライブ 要件例:Microsoft Exchange Server を稼働さ 要件例:VSS 機能を使用し、ローカルの Microsoft せたまま、システムとデータをバックアッ Exchange データベースをバックアップ プする。 する。 Microsoft Exchange Server 1台 要件例:リモートの Microsoft Exchange データ ベースを稼働したまま、システムとデータ をバックアップする。 A. バックアップ サーバ A. Microsoft Exchange Server A. Microsoft Exchange Server 第2部 シングル テープ ドライブ MS Exchange MS Exchange D2D シングル テープ ドライブ MS Exchange シングル テープ ドライブ B. Microsoft Exchange Server 製品名 インストール先 ライセンス数 製品名 インストール先 ライセンス数 製品名 A 1 CA ARCserve Backup A 1 CA ARCserve Backup A 1 Agent for Microsoft Exchange A 1 Agent for Open Files A 1 Agent for Microsoft Exchange B 1 Client Agent for Windows B 1 第3部 RHA Point: Point: Point: ローカルの Microsoft Exchange Server を稼 Microsoft Exchange Server 2003 を VSS ( ボ 対象となるリモートの Microsoft Exchange 働させたままバックアップを行うには、Agent リュームシャドウ・コピーサービス ) 機能を使用し Server に Agent for Microsoft Exchange と for Microsoft Exchange が必要です。他のファ てバックアップ、リストアを行うには、Agent for Client Agent for Windows を導入します。 イルと Microsoft Exchange Server のデータ Open Files が必要です。 Client Agent for Windows を リ モ ー ト の をまとめてバックアップできます。 Microsoft Exchange Server 2007/2010/2013 Microsoft Exchange Server に導入することで、 Microsoft Exchange Server 2007/2010 の場合には、Agent for Microsoft Exchange の VSS Exchange Server や OS のシステムファイルな /2013 はバックアップ時に内部的に VSS 機能 機能を使用してバックアップしますので [25] を参照し ど、他のファイルと一緒にバックアップできます。 が使われます。 てください。 Microsoft Exchange Server 2007/2010/2013 はバックアップ時に内部的に VSS 機能が使われ ます。 31 インストール先 ライセンス数 CA ARCserve Backup 第 3 章 ライセンスガイド 第1部 CA ARCserve Backup 【Microsoft Exchange Server のバックアップ】 [28]Microsoft Exchange Server のリモートバックアップ (2) 環境例:Windows バックアップ サーバ 1台 環境例:Windows バックアップ サーバ 1台 1 ドライブ搭載テープ ライブラリ 1 台 1台 Microsoft Exchange Server シングル テープ ドライブ Microsoft Exchange Server 2003 要件例:VSS 機能を使用し、リモートの Microsoft Exchange ASBU [29]M icrosoft Exchange Server のバックアップ 1台 4台 要件例:DAG 環境の Microsoft Exchange データベースとパブリック フォルダ データベース を稼働したままバックアップする。 データベースをバックアップする。 A. バックアップ サーバ A. バックアップ サーバ 第2部 1 ドライブ搭載の テープ ライブラリ シングル テープ ドライブ D2D MS Exchange B. Microsoft C. Microsoft D. Microsoft E. Microsoft Exchange Server Exchange Server Exchange Server Exchange Server B. Microsoft Exchange Server 製品名 インストール先 ライセンス数 CA ARCserve Backup A 1 Agent for Open Files B 1 Client Agent for Windows B 1 対象となるリモートの Microsoft Exchange Server に Agent for Open Files と Client Exchange DB1 Exchange DB2 アク ティブ Exchange DB3 パブリック フォルダ DB Exchange DB1 Exchange DB1 Exchange DB2 Exchange DB2 Exchange DB3 アク ティブ 第3部 Point: アク ティブ Exchange DB3 Agent for Windows を導入します。2 つのエー ジェント製品は必須です。 Microsoft Exchange Server 2007/2010/2013 製品名 インストール先 ライセンス数 1 VSS 機能を使用してバックアップしますので、 Agent for Microsoft Exchange Server B,C,D,E 4 [27] を参照してください。 Client Agent for Windows B,C,D,E 4 RHA A の場合には Agent for Microsoft Exchange の CA ARCserve Backup Point: Microsoft Exchange Server の DAG 構成環境 で、Exchange Server デー タベースをバックアップするには、バックアップ サーバに CA ARCserve Backup ベース製品を、Microsoft Exchange Server のインストールされ ているサーバに Agent for Microsoft Exchange Server を導入します。 パブリック フォルダ データベースをバックアップする には、パブリック フォルダ データベースがマウントされているサーバに Agent for Microsoft Exchange Server を導入します。 32 ③ ライセンスガイド 第1部 CA ARCserve Backup 【Microsoft SharePoint Server のバックアップ】 ASBU [30]M icrosoft SharePoint Server のバックアップ 環境例:Windows バックアップ サーバ 1台 1 ドライブ搭載テープ ライブラリ 1 台 Microsoft SharePoint Server 3台 要件例:分散された Microsoft SharePoint Server をリモートバックアップする。 A. バックアップ サーバ 第2部 1 ドライブ搭載の テープ ライブラリ D2D B. フロントエンドの Web サーバ C. 検索インデックス シングル サインオン データベース 製品名 D. Microsoft SharePoint Server インストール先 ライセンス数 A 1 B もしくはC 1 B,C,D 3 CA ARCserve Backup Agent for Microsoft SharePoint Server Client Agent for Windows 第3部 Point: Microsoft SharePoint Server をバックアップするには、バックアップ サーバに CA ARCserve Backup ベース製品を、フロント エンドの Web サーバに Agent for Microsoft SharePoint Server を導入します。 Microsoft SharePoint Server 2007/2010/2013 では、Agent for Microsoft SharePoint Server をサーバ B、もしくはサーバ C に導入します。 RHA Microsoft SharePoint Server は、 複 数 サ ー バ で 構 成 さ れ ま す が、Agent for Microsoft SharePoint Server はすべての SharePoint Server のデータ保護を可能にします。 SharePoint データのドキュメント レベル リストアにも対応しているため、Microsoft SharePoint Server 全体をリストアしなくても、個別のデータをリストア可能です。 Client Agent for Windows を SharePoint を構成するリモート サーバに導入することで、 SharePoint Server や OS のシステム ファイルなど、他のファイルと一緒にバックアップできます。 33 第 3 章 ライセンスガイド 第1部 CA ARCserve Backup 【ハードウェア機能の活用】 環境例:バックアップ サーバ 3台 8台 シングル テープ ドライブ [32]ハードディスクをバックアップ デバイスにする (1) 環境例:バックアップ サーバ ASBU [31]テープ装置を活用したバックアップ データのフォールト トレランス 1台 要件例:ハードディスクにデータをバックアップする。 要件例:複数のテープ ドライブに同時にバックアップを行い、かつメディア(テープ)またはテープ装置の フォールト トレランスを実現する。 A. バックアップ サーバ B. バックアップ サーバ 例 :RAID1 A. バックアップ サーバ シングル テープ ドライブ 3 台 第2部 例 :RAID0 シングル テープ ドライブ 2 台 ディスク D2D ファイル システム デバイス (FSD) 例 :RAID5 シングル テープ C. バックアップ サーバ 製品名 インストール先 ライセンス数 CA ARCserve Backup A,B,C 3 Tape Library Option A,B,C 3 ドライブ 3 台 製品名 CA ARCserve Backup インストール先 ライセンス数 A 1 CA ARCserve Backup は、標準機能でディスク RAID 構成を組むことができます。そのためには、Tape Library へのバックアップが可能です。その際、ローカル Option が必要です。設定可能な RAID 構成は、RAID 0 ( ストラ およびリモートのディスクをバックアップ デバイ イビング ) 、RAID 1 ( ミラーリング ) 、RAID 5 ( パリティ付ス スとして使用可能です。またディスクに NAS サー トライビング ) です。またテープ RAID 構成を組むためには、構 バを使用することも可能で、SnapLock 保護機能 成するテープ装置は、同じ製造元の同じモデルでファームウェアも 付の NAS を利用すれば、ディスクベースの長期 同じである必要があります。 保存も可能になります。 RHA Point: CA ARCserve Backup は、複数のテープ装置を使用してテープ 第3部 Point: 34 ③ ライセンスガイド 第1部 CA ARCserve Backup 【ハードウェア機能の活用】 ASBU [33]ハードディスクをバックアップ デバイスにする (2) [34]ハードディスクをバックアップ デバイスにする (3) [35]ハードディスクをバックアップ デバイスにする (4) 環境例:バックアップ サーバ 1台 環境例:バックアップ サーバ 1台 環境例:バックアップ サーバ 1台 1台 1台 1台 シングル テープ ドライブ 要件例:ハ ード ディスクにバックアップし、のち 要件例:ハ ードディスクにバックアップし、のち にテープにコピーする ( ディスク ステージ にテープにコピーする ( ディスクステー ング )。 ジング )。 第2部 A. バックアップ サーバ A. バックアップ サーバ ディスク シングル テープ ドライブ D2D 製品名 CA ARCserve Backup 第3部 RHA 35 シングル テープ ドライブ インストール先 ライセンス数 A 1 CA ARCserve Backup 要件例:より高速にハードディスクにバックアッ プし、のちにテープにコピーする。 A. バックアップ サーバ シングル テープ ドライブ ディスク 製品名 シングル テープ ドライブ インストール先 ライセンス数 A 1 ディスク 製品名 シングル テープ ドライブ インストール先 ライセンス数 CA ARCserve Backup A 1 Enterprise Module A 1 Point: Point: Point: CA ARCserve Backup は、標準機能でディス CA ARCserve Backup は、ディスクへのバッ CA ARCserve Backup は、標準機能でディス クへのバックアップが可能です。その際、ローカ クアップおよびテープへのマイグレーション(コ クへのバックアップおよびテープへのマイグレー ルおよびリモートのディスクをバックアップ デ ピー、移行)を行う時に、2 つまでのジョブを同 ション(コピー、移行)が可能です。さらに3つ バイスとして使用可能です。また CA ARCserve 時ストリーミングする機能を標準で提供していま 以上のジョブを同時ストリーミングする場合には、 Backup は標準機能でディスク ステージング機能 す。3 つ以上のジョブを同時にストリーミングす Enterprise Module が必要になります。 を備えています。 る場合は、[35] を参照ください。 第 3 章 ライセンスガイド 第1部 CA ARCserve Backup 【ハードウェア機能の活用】 [37]デ ータ デデュプリケーション ( 重複 排除機能 ) を使用したバックアップ (2) [38]テープ装置による暗号化 ( ハード ウェア暗号化 ) 機能を利用する 環境例:バックアップ サーバ 環境例:バックアップ サーバ 1台 環境例:バックアップ サーバ 1台 1台 シングル テープ ドライブ ASBU [36]デ ータ デデュプリケーション ( 重複 排除機能 ) を使用したバックアップ (1) 1台 暗号化機能のあるシングル テープ ドライブ 1 台 要件例:ハード ディスクにバックアップし、且つバック 要件例:ハード ディスクに重複排除機能を使用して アップ データのサイズを小さくする。 要件例:暗 号化機能のあるテープ装置を使用し、 バックアップし、のちにテープにコピーする。 バックアップデータを暗号化する。 A. バックアップサーバ A. バックアップ サーバ 第2部 A. バックアップ サーバ データ デバイス (DDD) データ デデュプリケーション デバイス (DDD) 製品名 CA ARCserve Backup インストール先 ライセンス数 A 1 製品名 CA ARCserve Backup A 暗号化機能のある テープ ドライブ シングル テープ ドライブ インストール先 ライセンス数 1 D2D デデュプリケーション 製品名 CA ARCserve Backup インストール先 ライセンス数 A 1 Point: CA ARCserve Backup は、標準機能でデータ デ CA ARCserve Backup は、標準機能で AES256 デデュプリケーション ( 重複排除機能 ) を提供し デュプリケーション ( 重複排除機能 ) を提供してい ビットの暗号化機能を備えています。また暗号化 ています。ディスクへバックアップする際に重複 ます。ディスクへバックアップする際に重複するデー 機能をもつテープ装置を使用して、CA ARCserve するデータを排除するので、バックアップ データ タを排除するので、バックアップ データの大幅な削 Backup によるソフトウェア暗号化ではなく、ハー の大幅な削減が可能です。このデータ デデュプリ 減が可能です。このデータ デデュプリケーション機 ドウェア暗号化を利用したバックアップができます。 ケーション機能は、すべてのエージェント製品と 能は、すべてのエージェント製品と併用して使用す 併用して使用することができます。 ることができます。また CA ARCserve Backup は RHA Point: CA ARCserve Backup は、標準機能でデータ 第3部 Point: 標準機能でディスク ステージング機能を備えていま す。 36 ③ ライセンスガイド 第1部 CA ARCserve Backup 【ハードウェア機能の活用】 ASBU [39]高速テープ装置を有効活用する ~マルチ プレキシング機能の活用~ [40]複数テープ装置を活用した並列処理の最適化 ~マルチ ストリーミング機能~ 環境例:バックアップ サーバ 1台 環境例:バックアップ サーバ 1台 高速なテープ ドライブ 1台 テープ ドライブ 3台 リモート サーバ 5台 リモート サーバ 2台 要件例:高速なテープ ドライブの性能を最大限に活用する。 要件例:複 数のテープドライブを利用し、バック アップを並行に処理することで、処理時 間を短縮する。 A. バックアップ サーバ A. バックアップ サーバ 第2部 シングル テープ シングル テープ ドライブ 1 台 ドライブ 3 台 D2D B. リモート サーバ C. リモート サーバ 製品名 CA ARCserve Backup Client Agent for Windows D. リモート サーバ インストール先 ライセンス数 E. リモート サーバ F. リモート サーバ B. リモート サーバ 製品名 インストール先 ライセンス数 A 1 CA ARCserve Backup A 1 B,C,D,E,F 5 Enterprise Module A 1 B,C 2 Client Agent for Windows 第3部 RHA Point: Point: CA ARCserve Backup では、高速なテープド CA ARCserve Backup では、複数のテープ装置 ライブを有効活用するためのマルチプレキシング を有効活用してバックアップ処理を効率化するマ 機能(複数のバックアップジョブを同じメディア ルチ ストリーミング機能を提供します。この機能 (テープ)に同時に書き込む機能を備えています。 を使用するには Enterprise Module が必要です。 これはバックアップ元となるディスクよりもバッ マルチ ストリーミング機能は、CA ARCserve クアップ先となるテープ ドライブの方が高速でそ Backup サーバに接続されているテープ ドライ の性能を十分に活かされていない場合に有効とな ブ数に応じてバックアップ ジョブを自動的に分割 ります。 し、同時に実行することでバックアップ処理の短 標準機能で、最大 32 ストリームまでバックアッ 縮化を可能にします。 プできます。 37 C. リモート サーバ 第 3 章 ライセンスガイド 第1部 CA ARCserve Backup 【テープライブラリ利用時のバックアップ】 [42]複数ドライブ搭載のテープライブラリ利用時 のバックアップ 環境例:Windows バックアップ サーバ 環境例:Windows バックアップ サーバ 1台 1台 1 ドライブ搭載のテープ ライブラリ 1 台 4 ドライブ搭載のテープ ライブラリ 1 台 リモートの Windows ファイル サーバ 1 台 リモートの Windows ファイル サーバ 1 台 要件例:バックアップサーバに 1 ドライブ搭載のテープライブラリ ASBU [41]1 ドライブ搭載のテープライブラリ利用時 のバックアップ 要件例:バックアップサーバに 4 ドライブ搭載のテープライブラリが 接続されている環境で、テープにバックアップする。 が接続されている環境で、テープにバックアップする。 A. バックアップ サーバ A. バックアップ サーバ 4 ドライブ搭載の テープ ライブラリ B. Windows ファイルサーバ B. Windows ファイルサーバ 第2部 テープ ライブラリ 1 ドライブ搭載の D2D インストール先 ライセンス数 インストール先 ライセンス数 CA ARCserve Backup A 1 CA ARCserve Backup A 1 Client Agent for Windows B 1 Tape Library Option A 1 Client Agent for Windows B 1 製品名 製品名 Point: CA ARCserve Backup は、1 ドライブ搭載のテープ ライブラリを 複数ドライブ(2 ドライブ以上)を搭載したテープライブラリを利用 標準機能でサポートしています。 する場合、Tape Library Option が必要です。 第3部 Point: Tape Library Option は不要です。 RHA 38 ③ ライセンスガイド 第1部 CA ARCserve Backup 【セキュリティ機能の活用】 ASBU [43]ユーザ プロファイルによるアクセス コントロールと監査ログ (1) [44]ユーザ プロファイルによるアクセス コントロールと監査ログ (2) 環境例:バックアップ サーバ 1台 環境例:バックアップ サーバ 3台 1台 シングル テープ ドライブ ( 各バックアップサーバに 1 台 ) 3台 リモート サーバ 5台 シングル テープ ドライブ 要件例:ユーザ プロファイルによるアクセス コン トロールと監査ログを使用して安全性を強 要件例:複数のバックアップ サーバを一元管理して運用効率を高めながら、ユーザ プロファイルによるアクセ ス コントロールと監査ログを使用して安全性をさらに強化する。 化する。 A. バックアップ サーバ ( プライマリ サーバ) B. バックアップ サーバ C. バックアップ サーバ A. バックアップ サーバ 第2部 シングル テープ ドライブ D2D シングル テープ ドライブ D. リモート サーバ 製品名 CA ARCserve Backup インストール先 ライセンス数 A 1 E. リモート サーバ 製品名 CA ARCserve Backup Central Management Option Client Agent for Windows 第3部 RHA 39 シングル テープ ドライブ シングル テープ ドライブ F. リモート サーバ インストール先 ライセンス数 A,B,C 3 A 1 D,E,F,G,H 5 Point: Point: CA ARCserve Backup は、業務に応じた権限の Central Management Option を利用すると複 異なる 7 つの役割から 1 つ以上をユーザに設定で 数のバックアップ サーバを一元管理して運用効率 きますので、権限の無いユーザによる不正な操作 を高めることが可能です。この ARCserve ドメ を防止できます。また、ユーザの操作を監査ログ イン環境でも、役割に応じたアクセス コントロー として確認できるため、セキュリティの信頼性が ルやパスワード管理によって、不正な操作を防止 向上します。 および、信頼性の向上が可能です。 G. リモート サーバ H. リモート サーバ 第 3 章 ライセンスガイド 第1部 CA ARCserve Backup 【一元管理による運用の効率化】 環境例:バックアップ サーバ 3台 シングル テープ ドライブ ( 各バックアップサーバに 1 台 ) 3台 リモート サーバ 5台 ASBU [45]複数のバックアップ サーバを一元管理 要件例:複数のバックアップ サーバを一元管理して運用効率を高める。 A. バックアップ サーバ ( プライマリ サーバ) B. バックアップ サーバ C. バックアップ サーバ 第2部 シングル テープ ドライブ シングル テープ ドライブ シングル テープ ドライブ D2D D. リモート サーバ 製品名 CA ARCserve Backup Central Management Option Client Agent for Windows E. リモート サーバ F. リモート サーバ インストール先 ライセンス数 A,B,C 3 A 1 D,E,F,G,H 5 G. リモート サーバ H. リモート サーバ 第3部 Point: Central Management Option を利用すると、複数のバックアップ サーバを一 元管理することが可能です。各バックアップ サーバのジョブ、デバイス、また 製品ライセンスなどの管理や実行などが 1 台の管理サーバから可能になり、運 用効率を高めることができます。この場合、ARCserve ドメインという論理的な グループが作成され、プライマリ サーバとメンバ サーバによって構成されます。 RHA Central Management Option はプライマリ サーバに導入します。 40 ③ ライセンスガイド 第1部 CA ARCserve Backup 【一元管理による運用の効率化】 ASBU [46]複数の ARCserve ドメインのバックアップ状況を把握 環境例:プライマリ & メンバ環境 またはスタンドアロン環境 セントラル プライマリ サーバ 1台 ブランチ プライマリ サーバ 1台 ブランチ スタンドアロン サーバ 1台 要件例:複数のバックアップ サーバを一元管理して運用効率を高める。 A. セントラル プライマリ サーバ C. ブランチの プライマリ サーバ WAN B. ブランチの スタンドアロン サーバ 第2部 D. メンバ サーバ G. メンバ サーバ L. メンバ サーバ D2D E. F. H. I. J. プライマリ & メンバ環境 製品名 インストール先 CA ARCserve Backup A,B,C,D,G,L,O 7 Client Agent for Windows E,F,H,I,J,K,M,N 8 A,C 2 A,B,C 3 Central Management Option Global Dashboard 第3部 RHA 41 ライセンス数 Point: Global Dashboard を利用すると、本社や地方の事務所にある複数の CA ARCserve Backup のダッシュボード関連データを、一元化されたコンソール から即座に、しかも簡単に ARCserve 環境全体のパフォーマンスや運用状況を 把握できます。Global Dashboard は、Central Management Option と併 用する必要があります。 K. M. N. プライマリ & メンバ環境 または スタンドアロン環境 O. メンバ サーバ 第 3 章 ライセンスガイド 第1部 1.SAN 環境について 1-1. SAN Option について ASBU CA ARCserve Backup では、SAN 環境の大きな特徴である、SAN 環境内の複数のバックアップサーバにてテープ装置を共有してお 使いいただくために、専用のオプション製品(SAN Option / SAN Secondary Server Bundle)を用意しています。 このオプション製品の導入により、サーバ間の情報の流れを制御し、複数のバックアップ サーバが1つのデバイスまたはメディアを同時 に割り当てようとする時に発生する競合を防ぐことが可能になります。 1-1-1.製品オプション製品導入時のポイントと注意事項 ① SAN Option は、SAN 上のテープ装置を同一 SAN 上の複数のバックアップ サーバで共有する場合に必要となります。 全てのバックアップ サーバに SAN Option を導入します。 (テープ装置を共有せず、バックアップ サーバとテープ装置が Fiber や iSCSI で接続される場合には、SAN Option は不要となります。) ② SAN Option を導入するには、 Central Management Option の導入が必要となります。Central Management Option で構成される ARCserve ドメインに基づき、 SAN Option の環境設定は自動で設定されます。 ③ SAN Option には、Tape Library Option のライセンスが含まれています。メンバ サーバには、SAN Secondary Server Bundle(こちらには、CA ARCserve Backup ベース製品と SAN Option が含まれます)を使用することでライセンス数およびコストの削減が可能です。 ④ SAN Option の認定デバイスリストを公開しています。事前に以下をご確認ください。 URL: http://www.casupport.jp/resources/storagesupp/bab/device.htm 第2部 ⑤ Linux バックアップ サーバとの混在となる SAN 環境はサポートしません。また Windows 環境の場合でも、異なるバージョンのバックアップ サーバとの混在はサポー トしません。 2.NAS 環境について D2D CA ARCserve Backup では以下の NAS 環境をサポートしています。 2-1. NDMP NAS 環境 2-2. Windows Storage Server NAS 環境 2-1. NDMP NAS 環境について NDMP をサポートしている NAS 内のデータをその NAS に接続されたテープ装置に直接バックアップできます。この機能を使用するに は、NDMP NAS Option が必要です。 2-1-1.オプション製品導入時のポイントと注意事項 ① NDMP NAS Option は、バックアップ対象の NAS サーバと同等のライセンス数が必要になります。 ② NAS に接続されたライブラリが 2 ドライブ以上の場合には、別途 Tape Library Option が必要です。 ③ NDMP NAS Option は、スタンドアロン サーバもしくはプライマリ サーバに導入します。メンバ サーバの場合はインストールする必要はありませんが、ライセンス 第3部 は必要です。 ④ NAS サーバが複数のコントローラを搭載している場合、コントローラ数のライセンスが必要です。 ⑤ NDMP NAS Option の認定デバイスリストを公開しています。事前に以下をご確認ください。 U RL: http://www.casupport.jp/resources/storagesupp/bab/device.htm 2-2. Windows Storage Server NAS 環境について RHA Windows の NAS サーバ(Windows Storage Server)の場合には、NDMP NAP Option は不要です。Windows NAS の場合には Windows サーバと同様に CA ARCserve Backup ベース製品や Client Agent for Windows などをインストールします。 インストール可能な製品については動作要件をご確認ください。 URL: http://www.casupport.jp/resources/bab165win/sysreq.htm 2-2-1.本環境への導入時のポイントと注意事項 ①通 常の Windows OS と同様、NAS へ製品を導入することができます。 ② NAS の Web 管理インターフェースへシームレスに統合します。 ③ NAS にテープ装置を接続する場合、ベース製品を導入します。 ④他 の CA ARCserve Backup サーバから NAS をバックアップする場合、NAS には Client Agent for Windows を導入します。 ⑤ 他の CA ARCserve Backup サーバから NAS の共有フォルダへバックアップする場合、CA ARCserve Backup の「ファイル システム デバイス」機能や「データ デデュプリケーション デバイス」を使用し、UNC パスを指定します。 ⑥N AS の復旧には、NAS ベンダ提供の復旧プロセスを利用してください。 42 ③ ライセンスガイド 第1部 CA ARCserve Backup 【SAN/NAS 環境でのバックアップ】 ASBU [47]SAN 環境でテープ装置を複数サーバで共有 [48]SAN 環境でディスク装置を共有しバックアップ 環境例:バックアップ サーバ 3台 環境例:バックアップ サーバ 2台 1台 2台 2 ドライブ搭載テープ ライブラリ 要件例:SAN 環境のテープ ライブラリを複数のバックアップ サーバで共有する。 シングル テープ ドライブ 要件例:S AN 環境でディスクを共有しバックアップ、ただしテープ装置は各バッ クアップ サーバにローカル接続されている。 第2部 A. バックアップ サーバ ( プライマリ サーバ ) B. バックアップ サーバ C. バックアップ サーバ SAN 環境 D2D インストール先 ライセンス数 CA ARCserve Backup A 1 Central Management Option A 1 SAN Option SAN Secondary Server Bundle A 1 B,C 2 共有ディスク 製品名 CA ARCserve Backup インストール先 ライセンス数 A,B 2 第3部 Point: Point: SAN 環境において、単体のテープ デバイス又はライブラリ装置を、複数のバッ SAN 環境でテープ装置が共有されていない場合、各バックアップサーバに クアップ サーバから利用する場合には、 SAN Option が必要です。このオプショ SAN Option は不要です。 ン製品の導入により、バックアップ サーバ間のテープ デバイスの専有を調整し、 バックアップ ジョブを競合させること無く、共有されたデバイスを有効利用 することが可能です。SAN Option を導入するには、Central Management RHA Option が必須です。本オプションは必ずプライマリ サーバに導入と、ライセン スの登録を行う必要があり、メンバ サーバには CA ARCserve Backup ベース 製品に SAN Option がバンドルされた、SAN Secondary Server Bundle を 導入します。また、SAN ファブリック上に構成されたバックアップ サーバであっ てもテープ装置を共有しない場合や、直接接続されたテープ装置を使用する場合 には SAN Option は不要です。 SAN Option には Tape Library Option の機能が含まれていますので、別途 Tape Library Option は不要です。 43 B. バックアップ サーバ SAN 環境 2 ドライブ搭載 テープ ライブラリ 製品名 A. バックアップ サーバ 第 3 章 ライセンスガイド 第1部 CA ARCserve Backup 【SAN/NAS 環境でのバックアップ】 [50]NDMP を使用した NAS のバックアップ (2) 環境例:バックアップ サーバ 1台 環境例:バックアップ サーバ 1台 NAS サーバ 2台 NAS サーバ 2台 シングル テープ ドライブ 2台 2 ドライブ搭載テープ ライブラリ 1台 要件例:NDMP 対応 NAS サーバのデータを NAS サーバに接続されたテープ装 要件例:NDMP 対応 NAS サーバのデータを NAS サーバ に接続された 1 台のテー 置にバックアップする。 プ装置にバックアップする。 A. バックアップ サーバ A. バックアップ サーバ NDMP コマンド NDMP コマンド NAS サーバ NAS サーバ NDMP コマンド 第2部 NAS サーバ ASBU [49]NDMP を使用した NAS のバックアップ (1) NAS サーバ NDMP コマンド D2D 2 ドライブ搭載 テープ ライブラリ 製品名 インストール先 ライセンス数 インストール先 ライセンス数 CA ARCserve Backup A 1 製品名 CA ARCserve Backup A 1 NDMP NAS Optiomn A 2 NDMP NAS Optiomn A 2 Tape Library Option A 1 Point: バックアップ サーバに ARCserve Backup ベース製品と NDMP NAS Option バックアップサーバに ARCserve Backup ベース製品と Tape Library Option をインストールします。ただし、NDMP NAS Option は NAS サーバ台数分必 ならびに NDMP NAS Option をインストールする必要があります。NDMP 要です。NDMP を使用することで、バックアップ サーバからは NDMP コマン NAS Option のライセンスは 2 台分 (NAS サーバ台数分) 必要になります。テー ドのみが NAS に送られ、LAN 上をバックアップ データが流れないため、ネッ プ装置が未接続の NAS サーバのデータを、別の NAS に接続されているテープ トワーク負荷を軽減できます。バックアップ データは NAS サーバに接続され 装置にバックアップできます(3 Way NDMP バックアップ) 。 第3部 Point: RHA たテープ装置に直接転送されます。 44 ③ ライセンスガイド 第1部 CA ARCserve Backup 【SAN/NAS 環境でのバックアップ】 ASBU [51]NDMP を使用した NAS のバックアップ (3) [52]NDMP を使用した NAS のバックアップ (4) 環境例:バックアップ サーバ 1台 環境例:バックアップ サーバ 1台 NAS サーバ 2台 NAS サーバ 2台 2 ドライブ搭載テープ ライブラリ 1台 2 ドライブ搭載テープ ライブラリ 2台 要件例:複数のコントローラーを搭載している NDMP 対応 NAS サーバのデータ 要件例:NDMP 対応 NAS サーバのデータを バックアップサーバに接続されたテー を NAS サーバに接続されたテープ装置にバックアップする。 プ装置にバックアップする。 A. バックアップ サーバ 2 ドライブ搭載 テープ ライブラリ A. バックアップ サーバ NDMP コマンド 第2部 複数コントローラ 搭載 NAS サーバ 複数コントローラ 搭載 NAS サーバ NAS サーバ NAS サーバ NDMP コマンド D2D NDMP コマンド 2 ドライブ搭載 テープ ライブラリ 製品名 第3部 RHA 45 インストール先 ライセンス数 インストール先 ライセンス数 CA ARCserve Backup A 1 製品名 CA ARCserve Backup A 1 NDMP NAS Optiomn A 4 NDMP NAS Option A 2 Tape Library Option A 1 Tape Library Option A 1 Point: Point: バ ッ ク ア ッ プ サ ー バ に ARCserve Backup ベ ー ス 製 品 と Tape Library バックアップサーバに ARCserve Backup ベース製品と Tape Library Option Option ならびに NDMP NAS Option をインストールします。NAS サーバが ならびに NDMP NAS Option をインストールする必要があります。NDMP 複数のコントローラーを搭載している場合、コントローラ数のライセンスが必要 NAS Option のライセンスは 2 台分(NAS サーバ台数分)必要になります。 です。テープ装置が未接続の NAS サーバのデータを、別の NAS に接続されて NAS サーバのデータを、バックアップ サーバのテープ装置にバックアップでき いるテープ装置にバックアップできます(3 Way NDMP バックアップ) 。 ます(Filer to Server)。 第 3 章 ライセンスガイド 第1部 CA ARCserve Backup 【SAN/NAS 環境でのバックアップ】 [54]複数の NDMP NAS サーバでテープ装置を共有 ( 動的デバイス共有 ) 環境例:バックアップ サーバ 1台 環境例:バックアップ サーバ 1台 NAS サーバ 1台 NAS サーバ 2台 2 ドライブ搭載テープ ライブラリ 1台 2 ドライブ搭載テープ ライブラリ 1台 要件例:SAN 環境で、NDMP 対応 NAS サーバと ローカル ARCserve Backup ASBU [53]SAN 環境で NDMP NAS サーバとテープ 装置を共有 ( 動的デバイス共有 ) 要件例:複数の NDMP 対応 NAS サーバで SAN 上のテープ装置を共有する。 サーバでファイバ接続されたテープ ライブラリを共有する。 A. バックアップ サーバ SAN 環境 NAS サーバ A. バックアップ サーバ SAN 環境 D2D 2 ドライブ搭載 テープ ライブラリ 製品名 NAS サーバ 第2部 NAS サーバ 2 ドライブ搭載テープ ライブラリ インストール先 ライセンス数 インストール先 ライセンス数 CA ARCserve Backup A 1 製品名 CA ARCserve Backup A 1 Central Management Option A 1 Central Management Option A 1 SAN Option A 1 SAN Option A 1 NDMP NAS Option A 1 NDMP NAS Option A 2 Enterprise Module A 1 Enterprise Module A 1 SAN 上にあるテープ装置を複数の NDMP 対応 NAS サーバで共有できます(動 サーバとで共有できます(動的デバイス共有) 。これにより、NAS データと 的デバイス共有) 。これにより、2 Way のバックアップが可能になり、3 Way NAS 以外のデータを同じテープ装置を使用してバックアップできるようにな NDMP バックアップのようにネットワーク上に NAS サーバのデータが流れる り、テープ装置の有効活用につながります。 ことはありません。この場合、NDMP NAS Option のライセンスは 2 台分必 この機能を使用するには Enterprise Module が必要になります。また、SAN 要になります。 環境において、単体のテープデバイス又はライブラリ装置を、複数のバックアッ この機能を使用するには Enterprise Module が必要になります。 また、SAN プサーバから利用する場合には、SAN Option が必要で、SAN Option を導 環境において、単体のテープデバイス又はライブラリ装置を、複数のバックアッ 入するには、Central Management Option が必須です。 SAN Option に プサーバから利用する場合には、SAN Option が必要で、SAN Option を導 は Tape Library Option の機能が含まれていますので、別途 Tape Library 入するには、Central Management Option が必須です。 SAN Option に Option は不要です。 は Tape Library Option の機能が含まれていますので、別途 Tape Library RHA Point: SAN 上にあるテープ装置を NDMP 対応 NAS サーバと ARCserve Backup 第3部 Point: Option は不要です。 46 ③ ライセンスガイド 第1部 3.仮想マシンのバックアップ 3-1. 略称の使用について 本ガイドでは、以下の略称を使用して説明しています。 正式名称 略称 ASBU VMware Infrastructure/vSphere VMware 環境 VMware Virtual Disk Development Kit VDDK Microsoft Windows Hyper-V 環境 Hyper-V 環境 Microsoft Windows Hyper-V サーバ Hyper-V サーバ 3-2. ライセンス登録 Guest Based Virtual Machines Agent Bundle および VM Agent per Host License は、使用される仮想マシンの環境により、製 品に同梱されている 2 種類のライセンスをそれぞれ登録します。 ※ Guest Based Virtual Machines Agent Bundle のライセンス登録には、Agent for Open Files for Virtual Machines のライセンスも含まれています。 製品内のライセンス名称 登録場所 Guest Based Virtual Machines Agent Bundle 備考 バックアップサーバ ( プライマリサーバ / スタンドアロンサーバ ) 第2部 Agent for Open Files for Virtual Machines 仮想マシン上に本製品をインストールしない場合で も、登録は必要です。 仮想マシン上に本製品をインストールしない場合は、 登録は不要です。 Client Agent for Linux 3-3. 仮想マシンのバックアップ構成例 D2D カテゴリ VMware 環境のバックアップ Hyper-V 環境のバックアップ 多数仮想マシンのバックアップ Client Agent を使用したバックアップ ベース製品を使用したバックアップ ※ No. 55 ライセンス構成の概要 VMware 環境の raw モード バックアップ 56 57 VMware 環境のファイル モード バックアップ Hyper-V 環境の raw モード バックアップ 58 59 Hyper-V 環境のファイル モード バックアップ VMware 環境の多数の仮想マシンのバックアップ 60 61 62 Hyper-V 環境の多数の仮想マシンのバックアップ VMware 環境の Windows 仮想マシンのバックアップ VMware 環境の Linux 仮想マシンのバックアップ 63 64 Hyper-V 環境の Windows 仮想マシンのバックアップ Hyper-V 環境の Linux 仮想マシンのバックアップ 65 66 仮想マシンにベース製品を利用したバックアップ 仮想マシンにベース製品を利用した使用中のファイルのバックアップ ※ 物理環境のバックアップ方法と同様に、仮想マシンへインストールした Client Agent を使用したバックアップ方法です。 Windows 仮想マシンの場合には、 Agent for Virtual Machines と共にインストールされる Client Agent for Windows を使用します。Linux 仮想マシンの場合には、 Agent for Virtual Machines でライセス提供される Client Agent for Linux をインストールして使用します。 第3部 RHA 47 3-4. Guest Based Virtual Machines Agent Bundle のライセンスに関するよくあるご質問 第 5 章 CA ARCserve Backup r16.5 よくあるご質問と回答をご覧ください。 第 3 章 ライセンスガイド 第1部 CA ARCserve Backup 【VMware 環境のバックアップ】 [56]VMware 環境のファイルモードバックアップ 環境例:バックアップ サーバ 1台 環境例:バックアップ サーバ 1台 シングル テープ ドライブ 1台 シングル テープ ドライブ 1台 VMware ESX サーバ 1台 VMware ESX サーバ 1台 VDDK プロキシ サーバ 1台 VDDK プロキシ サーバ 1台 仮想マシン (Windows 1 台、Linux 1 台 ) 2台 仮想マシン (Windows 2 台 ) 2台 要件例:VDDK を使用して、VMware 環境の仮想マシンを raw モードでバック 要件例:V DDK を使用して、VMware 環境の仮想マシンをファイルモードで アップする。 D. 仮想マシン (Windows) ASBU [55]VMware 環境の raw モードバックアップ バックアップする。 E. 仮想マシン (Linux) D. 仮想マシン (Windows) 第2部 C. VMware ESX サーバ E. 仮想マシン (Windows) C. VMware ESX サーバ D2D B. バックアップ プロキシ サーバ (VDDK) 製品名 A. バックアップ サーバ B. バックアップ プロキシ サーバ (VDDK) 製品名 A. バックアップ サーバ インストール先 ライセンス数 インストール先 ライセンス数 CA ARCserve Backup A 1 CA ARCserve Backup A 1 Guest Based Virtual Machines Agent Bundle B 3 Guest Based Virtual Machines Agent Bundle B 3 Guest Based Virtual Machines Agent Bundle は、バックアップ対象とな る VMware vSphere 環境の各仮想マシンと VDDK がインストールされたサー る VMware vSphere 環境の各仮想マシンと VDDK がインストールされたサー バにライセンスが必要です。この構成では、Guest Based Virtual Machines バにライセンスが必要です。この構成では Guest Based Virtual Machines Agent Bundle を VDDK がインストールされたサーバにインストールします。 Agent Bundle を VDDK がインストールされたサーバにインストールします。 ※ VDDK は、VMware Virtual Disk Development Kit の略で、vStorage ただし、Windows 仮想マシンをファイル、フォルダ単位でリストアする場合は、 API と同義です。 各仮想マシンにインストールします。 RHA Point: Guest Based Virtual Machines Agent Bundle は、バックアップ対象とな 第3部 Point: ※ VDDK は、VMware Virtual Disk Development Kit の略で、vStorage API と同義です。※ Linux 仮想マシンをファイル単位でバックアップしたい場合には、 [62] をご覧ください。 48 ③ ライセンスガイド 第1部 CA ARCserve Backup 【VMware 環境のバックアップ】 ASBU [57]Hyper-V 環境の raw モード バックアップ [58]Hyper-V 環境のファイルモード バックアップ 環境例:バックアップ サーバ 1台 環境例:バックアップ サーバ 1台 シングル テープ ドライブ 1台 シングル テープ ドライブ 1台 Hyper-V サーバ 1台 Hyper-V サーバ 1台 仮想マシン (Windows 1 台、Linux 1 台 ) 2台 仮想マシン (Windows 2 台 ) 2台 要件例:Hyper-V 環境の仮想マシンを raw モードでバックアップする。 C. 仮想マシン (Windows) 要件例:Hyper-V 環境の仮想マシンをファイルモードでバックアップする。 D. 仮想マシン (Linux) C. 仮想マシン (Windows) D. 仮想マシン (Windows) 第2部 B. Hyper-V サーバ B. Hyper-V サーバ D2D A. バックアップ サーバ 製品名 第3部 RHA 49 A. バックアップ サーバ インストール先 ライセンス数 CA ARCserve Backup A 1 製品名 CA ARCserve Backup Guest Based Virtual Machines Agent Bundle B 3 Guest Based Virtual Machines Agent Bundle インストール先 ライセンス数 A 1 B,C,D 3 Point: Point: Guest Based Virtual Machines Agent Bundle は、バックアップ対象とな Guest Based Virtual Machines Agent Bundle は、バックアップ対象とな る Hyper-V サーバと各仮想マシンにライセンスが必要です。 る Hyper-V サーバと各仮想マシンにライセンスが必要です。 この構成では、Guest Based Virtual Machines Agent Bundle を Hyper-V この構成では、Guest Based Virtual Machines Agent Bundle を Hyper-V サーバへインストールします。 サーバと各仮想マシンへインストールします。 第 3 章 ライセンスガイド 第1部 CA ARCserve Backup 【多数の仮想マシンのバックアップ】 [60]Hyper-V 環境の多数の仮想マシンのバックアップ 環境例:バックアップ サーバ 1台 環境例:バックアップサーバ 1台 1 ドライブ搭載のテープ ライブラリ 1台 1 ドライブ搭載のテープ ライブラリ 1台 VMware サーバ 1台 Hyper-V サーバ 仮想マシン (Windows 20 台 ) 20 台 仮想マシン (Windows 20 台 ) 要件例:複数の仮想マシンをバックアップする。 D. 仮想マシン (Windows) E. 仮想マシン (Windows) 1台 W. 仮想マシン (Windows) F. 仮想マシン (Windows) C. 仮想マシン (Windows) D. 仮想マシン (Windows) V. 仮想マシン (Windows) E. 仮想マシン (Windows) 第2部 B. Hyper-V サーバ D2D 1 ドライブ搭載 テープ ライブラリ 1 ドライブ搭載 テープ ライブラリ A. バックアップ サーバ 製品名 20 台 要件例:複数の仮想マシンをバックアップする。 C. VMware サーバ A. バックアッププロキシ サーバ (VDDK) ASBU [59]VMware 環境の多数の仮想マシンのバックアップ A. バックアップ サーバ インストール先 ライセンス数 インストール先 ライセンス数 CA ARCserve Backup A 1 製品名 CA ARCserve Backup A 1 VM Agent per Host License B 1 VM Agent per Host License B 1 多数の仮想マシン ( 仮想マシン無制限 ) をバックアップするには、VM Agent per Host License が利用できます。 per Host License が利用できます。 VM Agent per Host License をバックアップ プロキシ サーバ(VDDK がイン VM Agent per Host License を Hyper-V サーバへインストールします。た ストールされたサーバ)へインストールします。ただし、ファイル モードやファイル だし、ファイル モードやファイル単位のリストアを許可する場合は、各仮想マ 単位のリストアを許可する場合は、各仮想マシンへのインストールが必要です。環 シンへのインストールが必要です。環境やバックアップのモード別の構成例につ 境やバックアップのモード別の構成例については、[61]、[62] を参照してください。 いては、[57]、[58] を参照してください。 RHA Point: 多数の仮想マシン ( 仮想マシン無制限 ) をバックアップするには、VM Agent 第3部 Point: 50 ③ ライセンスガイド 第1部 CA ARCserve Backup 【Client Agent を使用したバックアップ】 ASBU [61] VMware 環境の Windows 仮想マシン [62] VMware 環境の Linux 仮想マシンのバックアップ 環境例:バックアップ サーバ 1台 環境例:バックアップ サーバ 1台 シングル テープ ドライブ 1台 シングル テープ ドライブ 1台 VMware ESX サーバ 1 台 VMware ESX サーバ 1台 仮想マシン (Windows 3 台 ) 3台 仮想マシン (Linux 3 台 ) 3台 要件例:VDDK を使用せず、VMware 環境の仮想マシンを Client Agent を使 要件例:VDDK を使用せず、VMware 環境の仮想マシンを Client Agent を使 用してリモート バックアップする。 C. 仮想マシン (Windows) D. 仮想マシン (Windows) 用してリモート バックアップする。 E. 仮想マシン (Windows) C. 仮想マシン (Linux) D. 仮想マシン (Linux) 第2部 B. VMware ESX サーバ E. 仮想マシン (Linux) B. VMware ESX サーバ D2D A. バックアップ サーバ 製品名 CA ARCserve Backup Guest Based Virtual Machines Agent Bundle 第3部 RHA 51 A. バックアップ サーバ インストール先 ライセンス数 A 1 製品名 CA ARCserve Backup C,D,E 3 Guest Based Virtual Machines Agent Bundle インストール先 ライセンス数 A 1 C,D,E ※ 3 Point: Point: Guest Based Virtual Machines Agent Bundle は、バックアップ対象とな Guest Based Virtual Machines Agent Bundle は、バックアップ対象とな る VMware 環境の各仮想マシンにライセンスが必要です。 る VMware 環境の各仮想マシンにライセンスが必要です。 この構成では、Guest Based Virtual Machines Agent Bundle を各仮想マ ※この構成では、Guest Based Virtual Machines Agent Bundle でライセ シンへインストールします。 ンス提供される Client Agent for Linux を各 Linux 仮想マシンへインストール します。 第 3 章 ライセンスガイド 第1部 CA ARCserve Backup 【Client Agent を使用したバックアップ】 [64] Hyper-V 環境の Linux 仮想マシンのバックアップ 環境例:バックアップ サーバ 1台 環境例:バックアップ サーバ 1台 シングル テープ ドライブ 1台 シングル テープ ドライブ 1台 Hyper-V サーバ 1台 Hyper-V サーバ 1台 仮想マシン (Windows 3 台 ) 3台 仮想マシン (Linux 3 台 ) 3台 要件例:Hyper-V 環境の仮想マシンを Client Agent を使用してバックアップ 要件例:Hyper-V 環境の仮想マシンを Client Agent を使用してバックアップ する。 C. 仮想マシン (Windows) ASBU [63]Hyper-V 環境の Windows 仮想マシンのバックアップ する。 D. 仮想マシン (Windows) E. 仮想マシン (Windows) C. 仮想マシン (Linux) D. 仮想マシン (Linux) 第2部 B. Hyper-V サーバ E. 仮想マシン (Linux) B. Hyper-V サーバ D2D A. バックアップ サーバ 製品名 CA ARCserve Backup Guest Based Virtual Machines Agent Bundle A. バックアップ サーバ インストール先 ライセンス数 A 1 製品名 CA ARCserve Backup C,D,E 3 Guest Based Virtual Machines Agent Bundle インストール先 ライセンス数 A 1 C,D,E 3 Point: Guest Based Virtual Machines Agent Bundle は、バックアップ対象とな Guest Based Virtual Machines Agent Bundle は、バックアップ対象とな る各仮想マシンにライセンスが必要です。 る各仮想マシンにライセンスが必要です。 この構成では、Guest Based Virtual Machines Agent Bundle を各仮想マ この構成では、Guest Based Virtual Machines Agent Bundle でライセンス シンへインストールします。 提供される Client Agent for Linux を各 Linux 仮想マシンへインストールします。 第3部 Point: RHA 52 ③ ライセンスガイド 第1部 CA ARCserve Backup 【ベース製品を使用したバックアップ】 ASBU [65]仮想マシンにベース製品を導入したバックアップ [66]仮想マシンにベース製品を導入した使用中の ファイルのバックアップ 環境例:バックアップ サーバ(仮想マシン) 1台 環境例:バックアップ サーバ(仮想マシン) 1台 2台 2台 仮想マシン (Windows) 要件例:仮想サーバの仮想マシンに CA ARCserve Backup ベース製品を導入 仮想マシン (Windows) 要件例:仮想サーバの仮想マシンに CA ARCserve Backup ベース製品を導入 して、仮想マシンのデータをファイル システム デバイスにバックアッ して、バックアップ サーバの使用中のファイルをバックアップする。 プする。 B. 仮想マシン ( バックアップサーバ ) C 仮想マシン (Windows) D 仮想マシン (Windows) B. 仮想マシン ( バックアップサーバ ) C 仮想マシン (Windows) D 仮想マシン (Windows) 第2部 D2D A. 仮想サーバ (VMware/Hyper-V) 製品名 CA ARCserve Backup Guest Based Virtual Machines Agent Bundle A. 仮想サーバ (VMware/Hyper-V) インストール先 ライセンス数 インストール先 ライセンス数 B 1 製品名 CA ARCserve Backup B 1 C,D 2 Agent for Open Files B 1 C,D 2 Guest Based Virtual Machines Agent Bundle 第3部 RHA 53 Point: Point: 仮想マシンに ARCserve Backup ベース製品を導入して仮想マシンのデータを 仮想マシンに ARCserve Backup ベース製品を導入して仮想マシンのデータを バックアップすることが可能になりました。その際、バックアップ対象となる各 バックアップすることが可能になりました。その際、バックアップ対象となる各 仮想マシンに、Guest Based Virtual Machines Agent Bundle のライセン 仮想マシンに、Guest Based Virtual Machines Agent Bundle のライセン スが必要です。 スが必要です。 また、バックアップ サーバの使用中のファイルをバックアップするには、バッ クアップ サーバに別途、Agent for Open Files のライセンスが必要です。 第 3 章 ライセンスガイド 第1部 ASBU 第2部 D2D 第3部 RHA 54
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