肛門疾患(痔),内視鏡(胃腸科),そけいヘルニア(脱腸),下肢静脈瘤, 皮膚皮下腫瘤・腫瘍(いぼ),陥入爪・巻き爪,傷(擦り傷・切り傷・やけど)の治療 田中外科・肛門科クリニック 院内 NEWS(8 月号) 院内 NEWS はホームページでも閲覧できます ☎047-460-5650 2014/7/28 臨時夏季休診のお知らせ 今年のお盆休みは 8/9(土)より 8/15(金)です。8/8(金)は通常通り午前のみの 診療ですが、終診よりお盆休み期間中は、診療時間外医師直通電話も不通とな ります。 日焼けから本格的なやけどまで共通の応急処置法 日焼けは日光皮膚炎と呼ばれ、日光、とくに紫外線によるやけどの一種です。一 般のやけど同様、最初の手当の基本は冷やすことです。顔や腕など一部の日焼け なら冷たい水で湿らせたタオルを当てたり、氷で冷やしたりします。全身に日焼 けをしたときには、水風呂につかったり、水のシャワーを浴びたりするのもよい でしょう。しかし、冷やしすぎに十分注意してください。冷やした後は、やけど は傷の一種ですから、傷の治療として湿潤療法をお勧めします。日焼けによる強 い痛みのある場合、日焼けにより赤くなっている皮膚の部分に、ワセリンを塗布 し、ラップ(食品用のラップ)で覆うと痛みがすぐになくなります。ラップはあ せもをつくりやすいので、ワセリンを頻回に塗布して創面の乾燥を防ぐだけで も効果的です。また、夏の時期のもう1つの多いやけどは花火によるものです。 この処置も同様で、冷却後ワセリン塗布、とにかく傷を乾かさないことが重要で す。しかし、本格的なやけどの場合は大抵、水泡を形成します。この水泡は効率 に感染を来たし、感染を起こすと痛みが増強され、治癒までに時間がかかり、傷 跡も残りやすくなります。水泡を形成したやけどの場合は、早めに受診するのが ベストと思われます。夏は日焼けや花火によるやけどの他にも、外遊びでの虫刺 されや擦り傷・切り傷など外傷が多くなります。全ての傷に湿潤療法は痛みが少 なく、早く、きれいに傷が治ります。しかし、傷の状態の見極めが必要ですので、 応急処置(どんな傷でも乾かさない事が重要)のみ行い、早めに受診することを お勧めします。
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