4 子どもを育成する家庭に適した良好な居住環境の確保 4−1 良質な住宅の確保情報の提供 4−2 安全・安心な都市環境の整備 5 職業生活と家庭生活との両立の推進 5−1 男性を含めた働き方の見直し等の啓発活動 5−2 仕事と子育ての両立支援のための啓発活動 6 子ども等の安全の確保 6−1 乳幼児の不慮の事故防止への取り組み 6−2 子どもの交通安全の確保 6−3 子どもを犯罪等から守る環境及び活動の整備 6−4 被害に遭った子どもの保護 7 要保護児童への対応 7−1 児童虐待防止対策 7−2 ひとり親家庭の自立支援 7−3 障害児施策の充実 8 目標事業量 16 1 地域における子育ての支援 (現状と課題) 近年、共働き家庭よりも、いわゆる専業主婦家庭の方が、 「子育ての負担感が 大きい」と感じているといわれています。当市では、平成 14 年度より就学前の 幼児教育全体についての施策を総合的に展開するため、幼稚園、保育園の窓口 の一体化を図るとともに、幼稚園、保育園など就学前の子育て支援に関する業 務を行う部局として「幼育センターこども課」を設置し、その体制を整備しま した。 「子どもの育ち」の視点に立つと、出生から青少年期までの総合的な取り組 みが求められています。このため、地域と行政が連携し、18 歳未満の児童と児 童を育てているすべての家庭を総合的に支援できる体制の整備が必要です。 (今後の方向性) 今後は、行政としても、次世代育成支援に関する総合的な事業の展開を視野 に入れ、次世代の育成やその支援について総合的に推進していく体制づくりに 加え、その核となる基盤の整備が期待されています。このため、市の組織とし て、次世代育成支援に関する総合窓口を設置し、地域との協働により、次世代 育成支援を強力に推進していきます。 子育ての負担感:子育て層(女性)の考え方 0% 共働き n=244 片方のみ就労 n=223 20% 40% 29.1 60% 43.4 45.3 100% 27.5 31.8 負担感大:上位(23〜36点以下) 負担感少:下位(9〜19点未満) 80% 22.9 負担感中:中位(19〜23点未満) 〔資料:財団法人こども未来財団「子育てに関する意識調査」(2001 年)〕 17 (市民の声) 地域みんなで子育てしていける市になっていくことを心から願っていま す。(高浜市次世代育成支援に関するニーズ調査より) とにかく今の時代、子育てそのものよりも母親のケアをもっとして欲し い。(高浜市次世代育成支援に関するニーズ調査より) 市としては、もっと待機児童対策に力を入れるべきだと思います。 (パブリックコメントより) (計画の内容) 1−1 地域における子育て支援サービスの充実 総合窓口の設置など、地域における子育て支援サービスを充実します。 <1−1−1> 総合支援体制の整備 <1−1−2> 相談体制の整備 <1−1−3> 交流型子育て支援事業の充実 <1−1−4> 預かり型子育て支援事業の充実 <1−1−5> 派遣型子育て支援事業の拡充 <1−1−6> 子育てに関する情報提供の充実 1−2 保育サービスの充実 民営化や幼稚園と保育園が一体化した新施設の設置も視野に入れ、待機 児童や多様化する保育ニーズに対応できる体制を整備します。 <1−2−1> 多様な保育サービスの提供 <1−2−2> 保育スタッフの現任研修の充実 <1−2−3> 保育サービス評価の充実 1−3 子育て支援のネットワークの充実 子育て支援に関する地域に密着したネットワークを活用した事業展開に より、地域社会全体で子育てを支援する体制づくりを推進します。 1−4 児童の健全育成 子どもの居場所づくりなどにより、健全な子育ち支援を推進します。 <1−4−1> 児童の居場所の拡充 <1−4−2> 地域主体の児童健全育成の推進 <1−4−3> 168 人(ひろば)委員会子どもグループの活動の推進 <1−4−4> たかはま子ども市民憲章の普及啓発 18 2 母性並びに乳児及び幼児等の健康の確保及び増進 (現状と課題) 母子保健は生涯を通じた健康の出発点であり、次世代を安心して産み、ゆとり を持って育てるための基盤となるものです。また、子どもがよりよく生まれ、そ れぞれが自分らしく育つことへの支援は、母子保健活動の役割でもあります。 当市における母子保健対策は、母子保健法を中心とした関連法に基づき、保健 センターを拠点に、他機関と連携・協力しながら推進しており、現在は、「母子 健康手帳の交付」をスタートとした母子保健対策を展開しています。 母子保健対策は、思春期、妊娠期、新生児期、乳幼児期を通じて一貫した体系 の下に総合的に進められることを目指しており、それぞれの時期にもっともふさ わしいサービスが提供される必要があります。 (今後の方向性) 今後は、母子保健計画や健康たかはま21の中の健やか親子などこれまでの 母子保健に関する計画の内容を踏まえ、子育て支援施策と連携した総合的な母 子保健施策の展開が期待されています。このため、地域との協働により、思春 期からの対策を視野に入れ、食育の啓発や小児医療の充実を含め、総合的な母 子保健対策を推進していきます。 乳 幼 児 育 児 相 談 件 数 800 身 保 栄 歯 685 700 506 500 100 測 の み 談 談 談 (注)12年度・13年度 は育児相談等の実績、 438 14年度・15年度は「育 400 200 計 相 相 相 589 600 300 体 健 養 科 261 137 児相談(対象は、乳幼 246 128 児を持つ家庭)」に加 44 22 4 96 0 99 66 1 2 年 度 1 3 年 度 1 4 年 度 え「あかちゃんプチさ 8 07 8 1 5 年 度 ろん(対象は、1歳未 満を持つ家庭)」での 0 〔資料:保健課〕 19 相談等の実績です。 (市民の声) 悲しい思いをするお母さん達が一人でも少なくなるように適切な指導が 病院及び行政で行われるよう望みます。(高浜市次世代育成支援に関する ニーズ調査より) 子どもたちの日々の生活において食生活がいかに大切かということを、お となたちが真剣に考えなくてはいけない。(人づくりフォーラムより) 子育て支援事業の情報を、健診の時などに詳しく説明してくれると参加し やすいです。(高浜市次世代育成支援に関するニーズ調査より) (計画の内容) 2−1 子どもや母親の健康の確保 「母子健康手帳の交付」をスタートとした総合的な母子保健対策を推進 します。 <2−1−1> 妊娠期からの健康の確保と知識の普及 <2−1−2> 若年(10 代)妊婦等訪問相談の実施 <2−1−3> 乳幼児健診体制の充実 <2−1−4> 成人健診体制の整備(母親の受診体制整備) <2−1−5> 相談・交流事業の充実 <2−1−6> 健康づくりリーダー会等の企画による交流事業の推進 2−2 「食育」の推進 保健・教育分野を始めとする様々な分野が連携し、乳幼児期から思春期 まで発達段階に応じた情報提供や子ども参加型の取り組みを推進します。 <2−2−1> 「食育」に関する啓発の推進 <2−2−2> 「食」に関する学習機会の充実 2−3 思春期保健対策の充実 思春期の相談体制を整備するなど、子どもの心の問題解消に向けた支援 を推進します。 2−4 小児医療の充実 より極め細かい相談外来を行うなど小児医療の充実に努めるとともに、 小児救急医療の更なる充実強化を図ります。 <2−4−1> 小児医療の現状と展望 <2−4−2> 小児救急医療の充実 20 3 子どもの心身の健やかな成長に資する教育環境の整備 (現状と課題) 子どもたちの生活は、学校だけでなく、家庭や地域社会での生活すべてから 成り立っています。今日、子どもたちは社会的な価値観の大きな変化や社会的 風潮の影響を受けており、子どもの生活全体を通して適切な教育が行われるこ とが重要です。 子どもの心身の健やかな成長のためには、生涯学習の基礎となる家庭教育を はじめ、適切な時期に、希望する教育を受けることができるよう、あらゆる教 育の環境を整備するなど、その機会を充実させていく必要があります。 (今後の方向性) 今後は、生涯学習基本構想などを踏まえ、生涯学習を視野に入れた総合的な 教育が期待されています。このため、地域との協働により、家庭教育から幼児 教育、学校教育に加え、生涯学習の充実を含め、総合的な教育環境の整備を図 っていきます。 青少年育成の方法について ① 子どもや父母の相談・指導体 制を充実させる ② 学校の情報公開をよりすす め家庭や地域との連携を深 める ③ 有害図書の排除など社会環 境の浄化に努める ④ 家庭内における教育や親子の ふれあいの場と機会を増やす ⑤ 子ども同士の交流や世代間 交流を促進する ⑥ ボランティア活動などの社 会参加の場と機会を増やす ⑦ その他 〔資料:高浜市民の生涯学習に関する意識調査〕 21 (市民の声) 少しでも興味のある人は、来年こそはこういったもの(中高校生と赤ちゃ んの交流事業)に参加して欲しいと思った。 (中高校生と赤ちゃんの交流事業に参加した中学生の感想より) 学校の先生と地域住民との交流を積極的に図ることが地域の中の学校づく りには大切である。(人づくりフォーラムより) 保育園と幼稚園での内容落差がない工夫をしてほしい。 (高浜市次世代育成支援に関するニーズ調査より) 子どもの安全な遊び場づくりや地域における学習の場を作っていくべきで ある。(高浜市の生涯学習に関するタウンミーティングより) (計画の内容) 3−1 次世代の親の育成 これから親になっていく中高校生などの世代が、子どもを生み育てるこ との意義を理解し、命の大切さを理解できるよう、乳幼児とふれあう機会 を広げるための取り組みを推進します。 <3−1−1> 3−2 中高校生と赤ちゃんの交流事業の拡充 子どもの生きる力の育成に向けた学校の教育環境等の整備 次代の担い手である子どもが個性豊かに伸長することができるよう、幼 稚園・保育園と小学校との連携の推進、信頼される学校づくりの取り組み などを推進します。 <3−2−1> 信頼される学校づくりの推進 <3−2−2> 幼児教育の充実 3−3 家庭や地域の教育力の向上 子どもを地域全体で育てる観点から、学校、家庭、地域との連携をし、 家庭や地域の教育力を高められるよう、学習機会や情報提供、相談体制を 充実するとともに、親子の共同体験や地域事業への参加機会を充実します。 22 4 子どもを育成する家庭に適した良好な居住環境の確保 (現状と課題) 子どもが健やかに成長するためには、良好な居住環境の整備が必要です。ま た、まちとしても、子どもや子育て家庭が安心して移動できることやそのため に施設が整備されていることなど出歩きやすい環境整備に加え、住民・警察等 と連携強化を図り、住民が危険や不安を感じないようなまちにしていく必要が あります。 (今後の方向性) 今後は、市全体が子どもや子育て家庭に配慮したまちになるよう、関係者と も連携し、すべての市民が安全かつ安心な日常生活を送ることができるよう、 情報提供や環境整備を図り、良好な居住環境の確保に努めます。 (市民の声) 遊園地やデパートにあるような、やわらかい素材で安心した遊具を取り揃 えた施設が身近にあれば少々お金を払ってでも利用したいと思います。民 間でもっと魅力のある施設を作って欲しいと思います。 (高浜市次世代育成支援に関するニーズ調査より) (計画の内容) 4−1 良質な住宅の確保情報の提供 子育て世帯がゆとりを持って安心して子どもを産み育てるため、子育てを 担う若い世代を中心に、子育てにやさしい快適な住宅の情報を提供すると ともに、安全かつ快適に暮らすためのバリアフリー化及びシックハウス対 策を推進します。 4−2 安全・安心な都市環境の整備 子どもや子ども連れの親などが安全・安心に移動したり、外出できるよ う、道路、防犯灯などの整備を進めます。 <4−2−1> 安全な道路環境の整備 <4−2−2> 安心して外出できる環境の整備 <4−2−3> 安全・安心なまちづくりの推進 23 5 職業生活と家庭生活との両立の推進 (現状と課題) 家庭内の子育ての負担感を緩和するには、家庭での役割分担だけでなく、職 場内での役割分担を含めた職場環境の見直しが求められています。 企業や働く男性が、積極的に子育てに取り組めるようにするには、企業の子 育て支援に対する意識改革及び向上、雇用環境整備、働く男性の子育てに対す る更なる意識の向上を図るなどの意識啓発活動を推進することにより、男性を 含めた働き方の見直しや企業における子育て支援など仕事と家庭の両立を支援 することが必要です。 (今後の方向性) 今後は、家庭内の子育ての負担感を緩和し、仕事と子育ての両立を支援する ため、企業、地域、家庭に呼びかけ、男性を含めた働き方の見直しや仕事と子 育ての両立のための啓発活動を実施します。 (市民の声) 会社には従業員として勤務していますが、まだ、子どもの介護のための休 暇によい顔をしてくれません。 (高浜市次世代育成支援に関するニーズ調査より) 絶対お父さんの協力は必要です。2人の子どもなので協力してくれるとう れしいんだけどなぁ・・・・。 (高浜市次世代育成支援に関するニーズ調査より) 会社は子育てしやすい環境の前に子どもを育てるための親の環境整備に 取組んで欲しいと痛感しました。 (高浜市次世代育成支援に関するニーズ調査より) (計画の内容) 5−1 男性を含めた働き方の見直し等の啓発活動 経営者・労働者それぞれに向けた意識啓発活動の推進を図ります。 5−2 仕事と子育ての両立支援のための啓発活動 企業、地域、家庭内における仕事と子育ての両立支援についての意識啓 発を推進します。 24 6 子ども等の安全の確保 (現状と課題) 子どもの生活環境は、厳しくなっており、子ども等が不慮の事故や交通事故、 犯罪などの様々な事故や被害にあうケースが増加しています。子どもや子育て 家庭が安心して暮らすためには、日常生活での安全が確保されることが必要で す。 このためには、家庭内での危険防止や家庭教育に加え、地域組織での活動、 さらには、行政と地域、関係する団体などが、連携・協力していかなければな りません。 (今後の方向性) 今後は、子どもに関わる大人が子どもの不慮の事故へ対応できるよう、情報 提供や講習会などによる啓発を推進するとともに、交通安全に関する啓発や犯 罪被害防止活動による意識の醸成を図るなど、地域と連携・協力し、子どもの 視点に立った取り組みを推進することにより、子どもや子育て家庭も安心して 暮らせるようなまちづくりを推進します。 また、被害にあった子どもへの支援も行っていきます。 高浜市の犯罪発生状況 1200 1000 800 犯罪発生件数 窃盗犯 600 400 200 0 平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 〔資料:碧南警察署生活安全課〕 25 (市民の声) 子ども達を守る社会であってほしい。その子ども達が大きくなった時、犯 罪を犯さない人間になってほしい。(高浜市次世代育成支援に関するニー ズ調査より) 市報や回覧版、いろいろなものを使い、市民全体が安全な町にしようとい う気運を高めていって欲しい。(高浜市次世代育成支援に関するニーズ調 査より) 通学路の整備、公園の見回り、犯罪の情報公開など強化して欲しい。(高 浜市次世代育成支援に関するニーズ調査より) (計画の内容) 6−1 乳幼児の不慮の事故防止への取り組み 乳幼児の安全確保を図るため、事故予防の啓発、万一事故にあった場合 の応急処置方法の普及啓発を推進します。 <6−1−1> 事故予防のための啓発 <6−1−2> 事故発生時の応急処置方法の啓発 6−2 子どもの交通安全の確保 子どもを交通事故から守るため、交通安全教育の推進、チャイルドシー トの正しい使用方法の普及啓発などを実施します。 <6−2−1> 交通安全教育の推進 <6−2−2> チャイルドシートの正しい使用の普及啓発 6−3 子どもを犯罪等から守る環境及び活動の整備 子どもを犯罪などから守るため、子どもの犯罪被害防止意識の醸成、子 ども防犯パトロール、こども 110 番活動などの支援、子どもを取り巻く有 害環境対策の推進を図ります。 <6−3−1> 子どもの犯罪被害防止意識の醸成 <6−3−2> 子ども防犯パトロール等の推進 <6−3−3> 子どもを取り巻く有害環境対策の推進 6−4 被害に遭った子どもの保護 犯罪、いじめ、児童虐待などの被害にあった子どもの精神的ダメージを 軽減し、立ち直りを支援するため、臨床心理士による相談を実施します。 26 7 要保護児童への対応 (現状と課題) 少子化や核家族化の進展に伴い、児童虐待の増加、離婚などによるひとり親 家庭の増加など子どもの育ちに影響の大きい状況が増加しています。 (今後の方向性) 今後は、支援が必要な児童虐待への対策、ひとり親家庭への支援、障害児へ の支援など要保護児童への支援を充実します。 児童虐待相談件数 120 100 80 60 40 20 0 平成12年 平成13年 高浜市 平成14年 平成15年 刈谷児童相談センター管内 〔資料:刈谷児童相談センター〕 児童扶養手当受給者数 350 340 330 320 310 300 290 280 平成12年 平成13年 平成14年 平成15年 〔資料:福祉課〕 27 (市民の声) 子育て支援、特に児童虐待の対策に力を入れて欲しい。 (次世代育成支援対策地域行動計画策定委員会より) 個々人の特性や能力に応じた支援が得られる事を望みます。 (高浜市次世代育成支援に関するニーズ調査より) (計画の内容) 7−1 児童虐待防止対策 児童虐待の発生予防から早期発見・早期対応、アフターケアに至るまで の総合的な支援を講じるため、地域の関係機関の協力体制の構築と虐待防 止ネットワークを設置します。 <7−1−1> 相談体制の充実 <7−1−2> 虐待防止ネットワークの設置 7−2 ひとり親家庭の自立支援 離婚などの増加によりひとり親家庭が増加している中で、ひとり親家庭 に対する相談体制を充実していくとともに、家庭生活支援員による生活支 援を行います。 <7−2−1> 相談体制の充実 <7−2−2> 生活支援事業の拡充 7−3 障害児施策の充実 障害の原因となる疾病などの早期発見・早期治療の推進、在宅サービス の充実を図るとともに、みどり学園における障害児母子通園事業の充実、 保育園における障害児保育の拡充などを図ります。 <7−3−1> 幼児健診事後事業の充実 <7−3−2> 障害児母子通園事業の充実 <7−3−3> 障害児保育の拡充 <7−3−4> 特別支援教育の充実 <7−3―5> 在宅サービスの充実 <7−3−6> 障害児家庭の交流への支援 28 8 目標事業量 子育て支援サービスなどの目標事業量等を掲げ、具体的な取り組みとなるよ う推進していきます。なお、目標事業等は、以下のとおりです。 (平成○○年度) 子育て支援 15 16 17 18 サービス項目 実績 見込 子育て支援総合窓口 − − 1 ヶ所 ⇒ 子育て支援総合 − − 1 ヶ所 − − 子育てサポーター 21 名 子育て支援センター 保育所併設型 19 20 21 ⇒ ⇒ 1 ヶ所 ⇒ ⇒ ⇒ 1 ヶ所 14 ヶ所 ⇒ ⇒ ⇒ 14 ヶ所 − 20 名 ⇒ 30 名 ⇒ 55 名 2 ヶ所 2 ヶ所 3 ヶ所 ⇒ ⇒ ⇒ 3 ヶ所 2 ヶ所 2 ヶ所 2 ヶ所 2 ヶ所 − − 1 か所 1 か所 親子つどいの広場 1 ヶ所 1 ヶ所 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 1 ヶ所 子育て支援交流事業 年 10 回 年 10 回 年 24 回 ⇒ 年 36 回 ⇒ 年 48 回 児童クラブ 6 ヶ所 6 ヶ所 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 7 ヶ所 (4 月 1 日の定員) 175 人 198 人 家庭的保育 3 ヶ所 3 ヶ所 15 人 15 人 1 ヶ所 1 ヶ所 2人 2人 預かり保育 6 ヶ所 5 ヶ所 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 5 ヶ所 一時的保育 2 ヶ所 2 ヶ所 ⇒ ⇒ 3 ヶ所 ⇒ 3 ヶ所 − − − − 1 ヶ所 ⇒ 1 ヶ所 目標事業量等 コーディネーター 地域相談窓口 子育て相談員 単独型 (4 月 1 日の定員) 病後児保育 (4 月 1 日の定員) ファミリーサポー 245 人 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 3 ヶ所 15 人 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 1 ヶ所 2人 トセンター 29 (平成○○年度) 子育て支援 15 16 サービス項目 実績 見込 − 作成 配布 ⇒ 年4回 年4回 ⇒ ⇒ 発行 発行 − − 開設 更新 ⇒ ⇒ ⇒ 6 ヶ所 ⇒ 7 ヶ所 ⇒ ⇒ 7 ヶ所 子育てハンドブック 17 18 19 20 21 作成 配布 ⇒ ⇒ ⇒ 年4回 目標事業量等 の作成・配布 子ども情報紙の作成 ・配布 子育て支援ホーム 発行 ページの開設 通常保育(4 月 1 日) 6 ヶ所 定員 800 人 810 人 910 人 910 人 29 人 0人 0人 0人 6 ヶ所 6 ヶ所 6 ヶ所 2 ヶ所 2 ヶ所 3 ヶ所 2 ヶ所 2 ヶ所 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 2 ヶ所 保育サービス第三 11 ヶ所 10 ヶ所 ⇒ ⇒ 11 ヶ所 ⇒ 11 ヶ所 待機児童数 延長保育 うち延長A型 休日保育 ⇒ ⇒ 7 ヶ所 3 ヶ所 ※市内全部の幼稚園・保育園に対象拡大します。 者評価 子育て支援ネット ⇒ 1ヶ所 − − − 1 ヶ所 ⇒ 1 ヶ所 4 ヶ所 4 ヶ所 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 4 ヶ所 − − 1 ヶ所 ⇒ ⇒ ⇒ 1 ヶ所 ⇒ ⇒ ⇒ 4クラブ ワークの設置 児童センター 中高校生ふれあい サロン(仮称) 4クラブ 4クラブ 4クラブ 19グループ 18グループ 20グループ 15 人 20 人 子ども市民憲章制 年 1 回 年1回 母親クラブ 自主グループ 168 人(ひろば)委員会 ⇒ 20グループ ⇒ ⇒ ⇒ 20 人 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ※毎年継続して実施します。 年1回 子どもグループ 定記念行事の開催 30 (平成○○年度) 子育て支援 15 16 サービス項目 実績 見込 妊婦健康診査(受診率) 95.5% 17 18 19 20 21 ⇒ 100% 目標事業量等 96% ⇒ ⇒ ⇒ ※100%に近づくようにしていきます。 乳幼児等健診(受診率) 乳児健康診査 75.1% 76% ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 100% 4か月児健診 97.2% 98% ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 100% 1歳6か月児健診 96.0% 96% ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 100% 3歳児健診 96.5% 97% ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 100% 2 歳児・2 歳 6 ヶ月児歯科健診 55.9% 56% ※100%に近づくようにしていきます。 ⇒ 60% ⇒ ⇒ 65% ・フッ化物歯面塗布 保健相談・指導(実施回数) 母子健康手帳交付時相談 こども相談 随時 随時 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 随時 12 回 12 回 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 12 回 12 回 12 回 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 12 回 12 回 12 回 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 12 回 パパママ教室 6回 6回 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 6回 妊婦のつどい 12 回 12 回 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 12 回 離乳食指導 12 回 12 回 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 12 回 12 回 12 回 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 12 回 コアラ教室 12 回 12 回 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 12 回 のびのびひろば 12 回 12 回 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 12 回 よい子の歯を守る日 1回 1回 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 1回 プリティーママアドバイザー事業 24 回 24 回 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 24 回 あかちゃんプチ講話 ― 4回 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 8回 7回 7回 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 10 回 あかちゃんプチさろん 育児相談 健康教育・教室等 (実施回数) もぐもぐぱくぱく教室 (親子遊び・事故防止等) (食育・歯科保健等) 他機関からの健 康教育等依頼 31 (平成○○年度) 子育て支援 15 16 サービス項目 実績 見込 17 18 19 20 21 目標事業量等 訪問指導(訪問人数) 母子ケース訪問 76 人 76 人 ⇒ 100 人 ⇒ ⇒ 150 人 4回 4回 ⇒ 回数増 ⇒ ⇒ 回数増 急性灰白髄炎 73.4% 74% ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 80% DPT(DT) 86.0% 86% ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 95% ※段階的に増やしていきます。 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 100% 子育て支援事業 (実施回数) ママのゆとりのひととき等 予防接種 接種率(免疫完了率) 麻しん 90.4% 91% 風しん 92.8% 93% ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 100% 日本脳炎 91.0% 91% ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 100% BCG 97.6% 98% ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 100% ※100%に近づくようにしていきます。 中高校生と赤ちゃ んの交流事業 幼保一元化カリキ 1 ヶ所 1 ヶ所 4回 5回 47 人 30 人 − ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ※段階的に増やしていきます。 各4回 100 人 試行 運用 ⇒ ⇒ ⇒ ュラムの作成・運用 虐待防止ネットワ 5 ヶ所 継続 運用 − 1ヶ所 ⇒ ークの設置 32 ⇒ ⇒ ⇒ 1 ヶ所 第4章 計画の点検体制 1 (仮称)次世代育成支援対策地域協議会の設置 当市における子育ち・子育て支援については、これまで児童育成計画等に基 づき展開してきたところであり、今後も、これらを踏まえ、本計画に基づき展 開していきます。この際、外部からこの進捗管理や評価をしていただくことに より、計画のより適切な執行を担保する必要があります。 このため、今後、次世代育成支援の関係者や市民などによる「 (仮称)次世代 育成支援対策地域協議会」を設置し、計画に基づく事業実施が適切に行われて いるかを点検していきます。 なお、当市の福祉分野においては、現在、高齢者保健福祉に関する介護保険 審議会、障害者に関する人にやさしい街づくり及び障害者施策審議会が設置さ れていますが、児童福祉に関する審議機関、地域福祉に関する審議機関の構想 もあります。このため、地域協議会の設置の際には、これらの機関を福祉審議 会(仮称)として統合し、福祉分野全般に関する審議機関として再編するなど の構想との整合性を視野に入れて検討する必要があります。 2 地域説明会等の開催 本計画の策定にあたり、平成 15 年 11 月に少子化フォーラムの開催にあわせ、 行動計画に関する首長シンポジウムを開催し、本行動計画の重要性について、 広く周知を図りました。 また、広報への掲載、保育園などでのチラシの配布などにより周知を図りな がら、意見募集を行った結果、40 件もの貴重な意見がありました。 なお、今後は、市民の理解を得られるよう、地域説明会の開催などにより、 さらなる周知を図っていくよう努めます。 33 〈子どもとおとな 考え方がこんなにちがいます〉 あなたは自分のことが好きですか。 (子どもへ) あなたの子どもは、自分(子ども本人) のことを好きだと思っていると思いま すか。 (おとなへ) 回答数 833 人 ①好き 17%(144人) ⑤好きでも嫌いでも ない 44%(360人) ④嫌い 0%(2人) ②どちらかといえば 好き 21%(176人) ④嫌い 6%(54人) ⑤好きでも嫌いでもない 10%(63人) 回答数 606 人 ③どちらかといえば嫌い 4%(22人) ③どちらかといえば 嫌い 12%(99人) ①好き 56%(337人) ②どちらかといえば好き 30%(182人) この問いかけは、 「168 人委員会子どもグループ」の 2002 年度のアンケート調査の1項目 です。子どもは、親が思っているほどに自分のことを「好き」だと思っていないことがわ かります。 **************************************** 子どもへの問 あなたが、いじめや児童虐待を受けた 場合、どこ(だれ)にSOS(相談) を求めますか。 (いくつでも) 回答総数 1,510 人 ⑪6% ①29% ⑩27% ⑨2% ②19% ⑧2% ⑦1% ⑥1% ⑤3% ④5% ③5% おとなへの問 あなたの子どもがいじめや児童虐待 を受けた場合、どこ(だれ)にSOS (相談)を求めると思いますか。 (複数 回答可) ①親 ②学校の先生 ③スクールカウンセラー や心の教室相談員 ④警察 ⑤児童相談センター ⑥いきいき広場 ⑦児童委員 ⑧家庭児童相談員 ⑨こどもの人権専門員 ⑩友だち ⑪その他 回答総数 993 人 ⑪5% ⑨0% ⑧0% ⑩21% ⑦0% ⑥0% ①52% ②19% ⑤0% ④1% ③2% この問いは、 「168 人委員会子どもグループ」の 2002 年度のアンケート調査の1項目です。 おとなは 52%が「親」と回答しているのに対し、子どもは 29%しか回答していない。 子どもは、親以外にも相談、助けを求めているんだ。 ***子どもとおとなの回答の割合は、すごくズレている。*** 34 1−1 地域における子育て支援サービスの充実 <1−1−1> 総合支援体制の整備 (1)子育て総合窓口の設置 子育て支援サービスの利用にあたっては、そ の状況が日々刻々と変化しています。このため、 利用者が利用したいサービスはどこに相談した ら受けられるのか、そのサービスの内容はどの ようなものか、希望するサービスが利用できる のかなどについて、的確な情報が得られにくい 状況になっています。今後は、市民団体などが 実施する事業を含め、子育て支援サービスの情 報を一元的に把握し、効率的、効果的なサービ スを提供することが求められています。 ① (仮称)子育て支援総合センターの設置 このため、子育て家庭が「ここに来れば、子育てに関する情報が得られ る」という総合的な施設「(仮称)子育て支援総合センター」を従来の保育 所併設型ではなく、単独型の子育て支援センターとして新たに開設すると ともに、土日や休日、早朝、通常勤務時間終了後なども利用できる体制を 整備していきます。 なお、総合支援センターでは、他の子育て支援センターなどと連携し、 総合的な支援体制を整備していきます。 ② (仮称)子育て支援総合コーディネーターの配置 また、このセンターには、子育てに関する事業の利用に関する相談やあ っせん、情報提供を行う「(仮称)子育て支援総合コーディネーター」を配 置し、子育て支援サービスの利用や情報提供などについて、総合的に提供 し、子育て家庭の利便を図っていきます。 なお、このコーディネーターを配置する際には、利用者が安心して相談 できるよう、適切な人材の確保に努めるとともに、研修の実施などにより その資質の向上を図っていきます。 35
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