「職場内コミュニケーション実態調査アンケート2009」

発行元:株式会社ミュゼ
〒460-0014 名古屋市中区富士見町6-5 シティオ上前津1402
TEL 052-740-1501/FAX 052-740-3583
Press Release
*この資料はご自由にお使い下さい 2009年12月1日(火)配信
職場やビジネスシーンのコミュニケーションで68.7%が失敗経験、 74.6%が不快を感じた経験あり
「職場内コミュニケーション実態調査アンケート2009」
87%の上司はほめているが、ほめられていると感じている部下は59.6%
71.4%の上司は叱ることに自信がないと回答
企業向けコミュニケーション研修を専門とする株式会社ミュゼ(代表取締役:谷 あゆみ、本社:愛知県名古屋市中区)は、
「職場内コミュニケーション実態調査アンケート2009」を行いましたので、ここにお知らせいたします。調査方法は、パソコン
サイト上のアンケートフォームからの入力回答形式。調査期間は、平成21年10月1日∼平成21年10月31日。有効回答数は
134人です。
アンケート調査の主旨について
ビジネスシーンにおいて、コミュニケーションは必要不可欠です。しかし、コミュニケーションが円滑に行われないことによる
トラブルも多く起こっているのが現状です。実際の職場で、どのようなトラブルやミスが起こっているのか、そして、どんなコ
ミュニケーションが行われているのか、現状とその原因はどこにあるのかを浮き彫りにしました。今回のアンケート分析の結
果が、企業やビジネスパーソンへの、コミュニケーション教育導入の一助となればと考えております。
アンケート調査の集計および調査結果の概要
主な質問項目は、大きく分けて、職場内のコミュニケーション状況、ほめることとほめられること、そして叱ることと叱られる
ことについての3つです。本調査は、37項目に渡る設問から構成されていますが。その中でも興味深い項目を一部抜粋して
います。
1.知らず知らずに、不快にさせ信頼を失っているのかもしれないという危険性
(1)コミュニケーションの失敗について
Q.職場内やビジネスシーンでコミュニケーションの失敗をしたことがありますか?
無回答
0.7%
ほとんどない
4.5%
26.1%
あまりない
50.8%
たまにある
よくある
0.0%
17.9%
10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0%
全体の68.7%が職場やビジネスシーンで失敗した経験があると回答しています。30.6%は「あまりない」、「ほとんどない」と
回答していますが、相手から失敗を指摘されることは少なく、何かトラブル、問題があって気づくケースが多いことから、自
覚していないだけで、実際、失敗している人はもっと多いと考えられます。
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【1】
(2)自分自身のコミュニケーション力について
Q.自身のコミュニケーション力に自信がありますか?
0.7%
無回答
2.2%
ほとんどない
24.6%
あまりない
59.0%
少しある
13.4%
大いにある
0.0%
10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0%
全体の72.4%が、自分自身のコミュニケーション力に「大いに自信がある」、「少しある」という結果がでました。68.7%が失
敗した経験があると回答しているにも関わらず、自身のコミュニケーションには自信があるようです。
失敗をしても、大きなトラブルにならなければ、特に問題ではないと思っている可能性があります。
(3)不快に感じたコミュニケーション
Q.職場内やビジネスシーンで、相手のコミュニケーションの取り方に不快を感じた経験がありますか?
無回答
0.7%
ほとんど…
3.0%
21.6%
あまりない
56.7%
たまにある
17.9%
よくある
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
全体の74.6%が職場やビジネスシーンのコミュニケーションにおいて不快を感じた経験があるという結果になりました。
自分のコミュニケーション力に自信があると全体の72.4%が答えていますが、もし自信があると答えた通り、スムーズにコ
ミュニケーションがとれていたとしたら、不快を感じる人数はもっと少なくなるはずです。
自分では自信があると思っていても、実は相手に不快な思いをさせていることに気づいていないケースが多いと言えま
す。つまり、自分が思っている以上にコミュニケーションの失敗、相手を不快にさせている可能性があるのです。
不快にさせている自覚がない分、知らず知らずに職場の仲間や顧客からの信頼を失う、機会損失をしている恐れも考
えられます。
(4)不快に感じたコミュニケーションとコミュニケーションの失敗
不快に感じたコミュニケーション
1位 自分本位、自分勝手、思い込んだ言動
2位
コミュニケーションの失敗
30.0% 意図通りに伝わらない、言葉足らず
20.7%
話しを聞いてくれない、遮断される
自分の常識、思い込みのコミュニケーション
17.0%
15.2%
自分ばかり話して自己主張が強い、一方的
意見・意向の押し付け
3位 受け入れてもらえない言動、否定感、無視
11.0%
一言余計なことをいってしまう
言葉の選択ミス
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13.0%
【2】
不快に感じるコミュニケーションは、 自分本位、自分勝手、思い込んだ言動 、 話しを聞いてくれない、遮断される、自分ばか
り話して自己主張が強い、一方的 、 受け入れてもらえない言動、否定感、無視 が上位になりました。
また、自分自身が失敗したと感じているのは、 意図通りに伝わらない 、 自分の常識、思いこみ、押し付け 、 余計なことを
いってしまう、言葉の選択ミス が上位にでした。
思い込み、押し付け は共通していますが、 話しを聞いてくれない、遮断される、自分ばかり話して自己主張が強い、一方的 、
受け入れてもらえない言動、否定感、無視 は、失敗の中にはあげられてはいません。
失敗は伝え方のスキル、自分から発するコミュニケーションについて多くあげられていますが、不快に思った側は、伝え方に不
快を感じてるのではなく、 話を聴いてくれない、受け入れてくれない など、承認、受容して貰えないことを不快に感じるようです。
つまり、自分が失敗と思っていることと、相手が不快に思っていることに相違があるということがわかります、自分が気にしてい
る点、注意している点と相手が不快と思う点との間には大きなギャップが生まれ、ミスコミュニケーションを引き起こしている原因
と考えられます。。
(5)社内コミュニケーションの状況
Q.職場のコミュニケーションはよくとれていますか?
1.5%
無回答
3.0%
ほとんどとれていない
17.9%
あまりとれていない
62.7%
まぁまぁとれている
14.9%
よくとれている
0.0% 10.0% 20.0%30.0% 40.0%50.0% 60.0% 70.0%
職場内コミュニケーションが「よくとれている」と回答したのはわずか14.9%しかありませんでした。
「まぁまぁとれている」が一番多く62.7%でした。まぁまぁということは、とれている人とあまりとれていない人とのバラツキがあ
ると考えられます。職場全体でコミュニケーションがよくとれているとは言い切れないでしょう。
(6)コミュニケーションを学ぶ機会
Q.会社でコミュニケーションの研修や学ぶ機会はありますか?
無回答
0.7%
41.8%
ほとんどない
31.3%
あまりない
19.4%
たまにある
ある
0.0%
6.7%
10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0%
全体の68.7%が職場やビジネスシーンで失敗した経験があると回答しているにも関わらず、コミュニケーションを学ぶ機会が
あるのは全体の6.7%しかありません。
また、職場やビジネスシーンのコミュニケーションにおいて不快を感じた経験がある人は全体の74.6%もいるのに、実際、研
修が行われていない状況をみると、企業はコミュニケーション研修の重要性、必要性を低く捉えていることが推測されます。
特に大きなトラブル、問題に発展しない限りコミュニケーション研修を取り入れる必要性を感じないのかも知れません。しか
し、知らず知らずの間に取引先、顧客を不快にし、信頼を失ってしまう危険性があると言えます。
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【3】
2.ほめられたいけど、ほめられない
(1)ほめられてやる気になった、意欲的になった経験
Q.職場やビジネスシーンで、ほめられてやる気になった、意欲的になった経験はありますか?
全体の81.3%が職場やビジネスシーン
で、ほめられてやる気になった、意欲的
になった経験があると回答しています。
1.5%
ほとんどない
17.2%
あまりない
この結果からやる気、意欲を高める方
法としてほめることが効果的であるとい
うことがわかります。
50.7%
たまにある
30.6%
よくある
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
(2)ほめられたい欲求
Q.職場やビジネスシーンで、ほめられたいですか?
ほめられたくない
0.7%
あまりほめられたくない
5.2%
63.4%
適度にほめられたい
30.6%
ほめられたい
0.0%
20.0%
40.0%
60.0%
80.0%
全体の94%が職場やビジネスシーン
で「ほめられたい」、「適度にほめられた
い」という結果が出ました。しかし、ほめ
られる頻度としては、 適度に が圧倒
的に多く、ほめられ過ぎるのは好まない
ようです。
男女で比べると、「ほめられたい」と回
答したのは男性の方が女性よりも16.7
ポイント多く、男性の方がほめられたい
欲求が高いようです。
女性は、あからさまにほめられるより
も、 適度に ほめて欲しいようです。
(3)職場やビジネスシーンでほめられる機会
Q.職場やビジネスシーンで、ほめられますか?
無回答
ほめられない
94%の方が「ほめられたい」、「適度にほめら
れたい」という結果がでましたが、実際にほめ
られている人は63.4%しかいなく、30.4ポイント
の差が生じています。
1.5%
10.4%
24.6%
あまりほめられない
47.8%
たまにほめられる
15.7%
よくほめられる
0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0%
(4)職場やビジネスシーンでほめられる機会(上司と部下との比較)
無回答
上司と部下で比較すると、上司の方がほめら
れる機会が多いことがわかります。
1.3%
0.0%
43.9%
38.6%
ほめられない
66.2%
59.6%
ほめられる
ほめられたいけど、上司に比べてほめられる
機会が部下は少ないようです。
0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0%
上司
部下
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【4】
(5)部下をほめる頻度
Q.部下(指導対象者)をほめていますか?
全体の87%が部下をほめていると回答しました。し
かし、59.7%の部下しか、ほめられていると感じてお
らず27.3%のギャップが生じています。
2.6%
無回答
0.0%
ほとんどほめない
10.4%
あまりほめない
つまり、上司はほめているつもりでも、部下の心に
は届いていないことがあると考えられます。ただほ
め言葉を羅列するだけでは、 ほめている とは言え
なさそうです。
67.5%
時々ほめている
19.5%
よくほめている
0.0%
20.0%
40.0%
60.0%
80.0%
(6)ほめ方を学ぶ機会
Q.ほめ方を学んだことがありますか? 22.1%
学んだことはない
23.4%
上司、先輩から学んだ
59.7%
市販の書籍・雑誌で学んだ
45.5%
外部の研修、セミナーで学んだ
23.4%
会社の研修で学んだ
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
70.0%
上司、指導対象者がいる方の全員が、育成する為にほめる教育が必要であると答えています。しかし、会社の研修でほめ方を
学んだことがある人はわずか23.4%しかありません。22.1%の人が、学んだことがなく、恐らく我流でほめていると考えられます。
一番多い学び方は、市販の書籍・雑誌などの独学です。独学は知識や情報としては入ってきていても、 できる 、 身について
いる とは言い切れません。また、上司、先輩から学ぶという方法も、その上司、先輩のほめ方が必ずしも効果的では言えません
し、体系立てて学んでいないため、習得にムラがあると言えるでしょう。
87%の上司はほめているが、59.7%の部下しか ほめられている と感じていないというギャップは、我流、独学でほめ方を学ん
でいる、ほめ方の教育不足が引き起こしていると考えられます。ほめる必要性は十分に感じていても、ほめ方の情報、スキル不
足のため、ほめ言葉が相手に伝わらない、ほめる効果が思うように出ていないと言えます。これらのことから、上司がほめ方を
学ぶ必要性、重要性がわかります。
3.多くの上司がうまく叱れずに悩んでいる
(1)叱る教育の必要性
Q.部下(指導対象者)を育成するには、叱る教育が必要だと思いますか?
85.7%の上司の方が、叱る教育が必要だと
感じています。
7.8%
ほとんど必要ない
6.5%
あまり必要ではない
58.4%
多少必要である
27.3%
大いに必要である
0.0% 10.0%20.0%30.0%40.0%50.0%60.0%70.0%
(2)部下を叱る度合
Q.部下(指導対象者)を叱っていますか?
無回答
13.0%
33.8%
45.5%
たまに叱っている
よく叱っている
0.0%
多くの上司が、部下指導において叱る教育
が必要と思いつつも、失敗や不安から、積極
的に叱る教育に取り組めていないと言えま
す。
1.3%
ほとんど叱らない
あまり叱らない
しかし、実際に叱っているのは、51.9%で
す。叱らない理由は、 叱る必要がない、効
果が感じられない など、あえて叱らない教
育を選択している上司と、 叱り方がわから
ない、失敗 など、叱ることに対しての不安や
躊躇によって叱る教育に取り組めない上司
と大きく2つにわかれました。
6.5%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
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【5】
(3)うまく叱れなかった経験
Q.うまく叱れなかった経験はありますか?
7.8%
ほとんどない
23.4%
あまりない
48.1%
たまにある
20.8%
よくある
0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0%
68.9%もの上司が、うまく叱れない経験をしています。その具体的な内容は、叱ることへの躊躇、不安からうまく伝えら
れない。また、叱り方を知らない為に感情的な伝え方になってしまったり、意図が伝わらないなどの失敗をしている上司
が多いようです。
失敗が「ない」と回答している31.2%も、自覚がないだけで、実は部下は不快な思いや、不満を抱いている可能性も考え
られます。
(4)叱り方の自信
Q.自分の叱り方に自信がありますか?
1.3%
無回答
71.4%の上司が自分の叱り方に自信がないと答
えています。
23.4%
ほとんどない
48.1%
あまりない
部下を指導する役割である上司は、日々、不安を
感じながら部下指導をしていると言えます。
23.4%
少しある
3.9%
大いにある
0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0%
(5)叱られてやる気がなくなった、イヤな気持ちになった経験
Q.叱られてやる気がなくなった、イヤな気持ちになった経験はありますか?
無回答
0.7%
ほとんどない
9.0%
15.7%
あまりない
55.2%
たまにある
19.4%
よくある
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
全体の74.6%が叱られてやる気がなくなった、イヤな思いをした経験があると回答しています。
叱られてやる気がなくなる、イヤな気持ちになった経験で一番多いのは、 一方的、押し付け、理不尽、言い分を
聞いてくれない 、次いで、 人格を否定された、罵倒された「アホ、バカ」、人間性を決めつけられる 叱られ方で
す。
逆に言えば、これらは叱る際にやってしまいがちな失敗とも言えるでしょう。また、74.6%がイヤな思いをしている
ということは、言い換えると74.6%の人がうまく叱れていないとも言えます。ここから、叱る側である上司の叱るスキ
ルが低いことが伺えます。
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【6】
(6)叱られることへの抵抗感
Q.叱られることに抵抗感がありますか?
無回答
0.7%
7.5%
ほとんどない
31.3%
あまりない
38.8%
少しある
21.6%
大いにある
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
全体の60.4%が叱られることに対して、抵抗感が「大いにある」、「少しある」という結果がでました。
この結果から、多くの方が、叱られることに対してネガティブなイメージを持っているということがわかります。
(7)受け入れられる叱られ方
Q.叱られても、自分の成長に繋がったり、自分のプラスになるのならば受け入れられますか?
無回答
0.7%
受け入れられない
1.5%
あまり受け入れられない
2.2%
21.6%
多少受け入れられる
73.9%
受け入れられる
0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0%
全体の95.6%が、叱られても自分の成長やプラスになるのならば、「受け入れられる」、「多少受け入れられる」という結果
がでました。言い換えると、叱られても自分の成長やプラスにならなければ受け入れられないとも言えます。
叱る側は、相手の成長、プラスになるような叱り方をしなければ、相手に受け入れられず、叱る効果が得られないので
す。
(8)叱り方を学ぶ機会
Q.叱り方を学んだことがありますか?
学んだことはない
41.6%
上司、先輩から学んだ
19.5%
市販の書籍・雑誌で学んだ
45.5%
外部の研修、セミナーで学んだ
29.9%
会社の研修で学んだ
14.3%
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
会社で叱り方を学んだことがある上司はわずか14.3%しかいません。学んだことがない上司は41.6%もいます。大半は、
上司や先輩から学んだ、書籍や雑誌で学んでいるようです。
叱る必要性は感じていても、叱ることに対する不安や方法がわからず叱る教育に取り組めない、あるいは失敗を繰り返
してしまう上司が多いのが現状です。
叱り方の教育不足は、失敗を繰り返させ、部下のモチベーションダウン、上司の自信喪失を招き、叱れない上司の増
加、指導力の低下を引き起こしているのです。このような状況から、叱り方の教育は上司が学ぶべきスキルの一つと言え
ます。
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【7】
4.コミュニケーションを学ぶことが業績アップに繋がる
(1)やる気を業績(パフォーマンス)の関係
やる気と業績(パフォーマンス)は関係あると思いますか?
無回答
0.7%
ほとんどない
1.5%
あまりない
1.5%
全体の96.3%が、やる気と業績は関係あると
回答しました。
81.3%の人がほめられてやる気になった経験
があると回答していることから、ほめることは、
やる気を高め、業績アップに繋がっていく可能
性があると考えられます。
17.2%
少しある
79.1%
大いにある
0.0%
20.0%
40.0%
60.0%
80.0% 100.0%
(2)上司と部下との関係性がもたらす、やる気や業績への影響
Q.上司と部下との関係性は、部下のやる気や業績に影響あると思いますか?
2.2%
無回答
0.7%
ほとんどない
4.5%
あまりない
16.4%
多少ある
76.1%
大いにある
0.0%
20.0%
40.0%
60.0%
80.0%
全体の92.5%が、上司と部下との関係性は、部下のやる気や業績に「大いにある」、「多少ある」と回答しています。
しかし、上司と部下との関係を築く上で重要なコミュニケーションスキルを、会社でコミュニケーションを学ぶ機会が「あ
る」と回答している上司は、わずか6.5%しかありません。
つまり、コミュニケーションは、部下との良好な関係性を築き、部下のやる気や業績に大きく影響する重要なファクターな
のに、しっかり教えられていない、取り組んでいないのが現状と言えます。
(3)部下育成の悩み
Q.現在、部下(指導対象者)育成について悩みはありますか?
ほとんどない
9.1%
22.1%
あまりない
42.9%
多少ある
26.0%
大いにある
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
68.8%の上司の方が、部下育成において何かしらの悩みを抱えています。
具体的には、部下の指導方法、教育方法について悩んでいる上司が圧倒的に多いようです。次いでコミュニケー
ションについてとなっています。
しかし、部下の指導方法、コミュニケーションの取り方は上司任せで、会社として学ぶ機会はあまり与えられていま
せん。部下育成の問題を解決するためのコミュニケーションや指導方法(叱り方)の情報、スキルが不足していると考
えられます。これらのことから上司が指導方法、コミュニケーション方法を学ぶ機会の必要性、重要性があると言えま
す。
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【8】
アンケート調査概要
■調査期間
2009年10月1日∼10月31日
■回答者数
134名
■全調査項目(こちらの資料は簡易版です。その他調査項目の結果についてはお問い合わせ下さい。)
1 ほめられてやる気になった、意欲的になった経験・・・P5
2 ほめられてやる気になった、意欲的になった経験例と理由・・・P6
3 職場やビジネスシーンでほめられたいか・・・P7
4 やる気になるほめられ方・・・P8
5 職場やビジネスシーンでほめられる機会・・・P9
6 叱られることへの抵抗感・・・P10
7 叱られることに抵抗感を感じる理由・・・P11
8 叱られてやる気になった、成長できた経験・・・P12
9 叱られてやる気になった、成長できた理由・・・P13
10 叱られてやる気がなくなった、イヤな気持ちになった経験・・・P14
11 叱られてやる気がなくなった、イヤな気持ちになった経験例と理由・・・P15
12 イヤな叱られ方・・・P16
13 受け入れられる叱られ方・・・P17
14 やる気と業績(パフォーマンス)の関係・・・P18
15 コミュニケーションの失敗・・・P19
16 コミュニケーションの失敗経験例・・・P19
17 職場内コミュニケーション状況・・・P20
18 自身のコミュニケーション力・・・P21
19 自身のコミュニケーションの課題・・・P22
20 不快に感じたコミュニケーション・・・P23
21 不快に感じたコミュニケーションの経験例・・・P24
22 コミュニケーションを学ぶ機会・・・P25
23 コミュニケーション研修の時間数・・・P26
24 コミュニケーション研修の有用性・・・P26
25 上司と部下との関係性がもたらす、やる気や業績への影響・・・P27
26 部下(指導対象者)の人数・・・P28
27 部下(指導対象者)をほめる度合い・・・P28
28 ほめる教育の必要性・・・P29
29 ほめ方を学ぶ機会・・・P29
30 部下(指導対象者)を叱る度合・・・P30
31 叱らない理由・・・P30
32 うまく叱れなかった経験・・・P 31
33 うまく叱れなかった経験例・・・P31
34 叱り方の自信・・・P32
35 叱り方を学ぶ機会・・・P32
36 叱る教育の必要性・・・P33
37 部下育成の悩み・・・P33
38 部下育成の悩み具体的内容・・・P34
39 総括…P35、36
本件に関するお問い合わせ先
株式会社ミュゼ 齋藤 直美
TEL 052-740-1501/FAX 052-740-3583 / E-mail [email protected]
URL:http://www.musee-inc.com
/〒460-0014 愛知県名古屋市中区富士見町6-5 シティオ上前津1402
●「職場内コミュニケーション実態調査アンケート2009」の詳細データ希望の方はお問い合わせ下さい。
●関連著書:ほめる、しかるで部下を劇的に伸ばす「20代男子」戦力化マニュアル
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【9】