三芳・3つのよしを見つけて、 体験して、伝えて、残そう 4年社会科・総合 三芳町立竹間沢小学校 八潮市立松之木小学校 上尾市立中央小学校 深谷市立深谷西小学校 4、児童の実態 本校児童は、明るく素直で挨拶もよくする。学校の周りには畑 があり、マンションも多い。児童の大半は、このマンションか ら通ってきている。昔ながらの農家も数軒ほどある。 校区には、町立の歴史資料館があり、そこを訪れる児童も多 い。そして、地域の歴史や民俗に興味を持っている児童も少な からずいる。しかし、町全体のすばらしい歴史を知る児童は少 ない。 5、環境プログラム名 三芳・3つのよしを見つけて、体験し、伝えて、残そう。 4年生・社会・総合 (過去・現在の三芳の よさを知り未来にそのよさを残そう!) 6、プログラムの目標・ねらい 三芳町の上富地区の農業の昔と今の様子を知り・体験して江戸時代から続く持続的農業の よさに気づきそのよさを伝えることにより郷土を愛する児童を育てる。 未来の三芳町にも持続的農業のよさを伝えようとする児童を育てる。 学校教育目標 やさしい子 かしこい子 たくましい子 道徳教育を中心に据えて ESDでつちかいたい価値観 ESDを通じて育みたい能力 ②未来像を予測して計画を立てる力 ・農家の方や資料館の館長さん・学年のみんなと ふれ合いながらサツマイモ作りを進めていく力 ・他学年や保護者・地域の方に持続的農業のす ばらしさを伝える力。 ・未来の三芳町の農業を考える力 ・三芳町には、環境にやさしい持 続的農業が残っており、それは、 自分たちの誇りである。 ・その歴史をみんなに伝えること は、とても大切である。 連携性 7期待できる児童の具体的な変容 ・三芳町には、すばらしい歴史があり、町を大切にしたい。 ・持続的農業の体験をしてみたい。 ・調べたこと体験したことを伝えて広めていきたい。(授業参観 で発表したい。バザーでサツマイモを売ってみたい。) ・歴史資料館の館長さんや農家の人にもっと話をきいてみたい。 ・学校で落ち葉を利用して堆肥を作ってサツマイモをもっとつ くってみたい。 持続的農業 地割 ・原野を畑に開墾 ・きれいに区画された三富新田 ・風除けや燃料の確保のためのクヌギ などの植林 8、指導計画と評価 1、三芳町の3つのよし(いいところ)を探そう。 ・昔と今の三芳町のいいところを見つける。 ・歴史資料館の館長さんの話を聞く。 ・昔のいいところは、(荒地と柳沢吉保の開拓の歴史・困難をきわめた農作業・サツマ イモ栽培の工夫と雑木林の利用) ・今のいいところは(上富地区で今も落ち葉を利用した環境にやさしい農業が行われて いる。) 2、上富の農家を探検しよう。 ・農家の様子をみる。・畑の様子をみる。雑木林(やまと呼ばれる。)をみる。 ・農家の方の話を聞く。 3、サツマイモを先人の知恵で育てよう。(学校ファームの活用) ・農家の若者グループに教えてもらう。 ・準備と栽培をする。 ・世話をこまめにする。・収穫をする。 ・バザーに出店をする準備をする。 ・農家の方と館長さんにお礼をする。 ・来年の4年生のために準備をする。(苗床の準備・落ち葉の堆肥準備等) 4、未来に残そうエコな農業 ・授業参観で発表・児童朝会での発表 ・エコ農業の秘伝書づくり。 5、3つともよしか?(昔はよし・今もよし・未来は、よしか?) ・自分達にできることを考える。 (6)農家の若手グループに弟子入りしよう。(発展) 評価 • 評価 1 三芳町のよさを見つけることができる。 2 農家の方や歴史資料館の館長さんの話を興味を 持って聞くことができる。記録することができる 3 昔の人の考えを知ることができたか。 4 エコ農業について自分の考えをもつことができたか。 5 今できることを考え、未来の農業について考えを深め ることができたか。
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