平成 28 年度 授業計画(シラバス)集 専門基礎科目 専門科目 【理学療法学科】 国際医療福祉大学 大田原キャンパス 目 次 理学療法学科 カリキュラムポリシー・ディプロマポリシー、学年ごとの教育目標 カリキュラム概要 理学療法学科 履修系統図 平成28年度 授業週間及び定期試験期間 *PT変則授業 <1学年> 専門教育科目-専門基礎 解剖学Ⅰ(運動器系、内臓器系) 升本 宏平 解剖学Ⅱ(内臓器系、神経系) 升本 宏平、小阪 淳 解剖学実習Ⅰ(肉眼) 升本 宏平、小阪 淳、他 解剖学実習Ⅱ(組織) 小阪 淳、升本 宏平 生理学Ⅰ(植物性機能) 山下 勝幸 生理学Ⅱ(動物性機能) 黒澤 美枝子 生理学実習 黒澤 美枝子、山下 勝幸 運動学Ⅰ(基礎) 谷 浩明、小林 薫 運動学Ⅱ(応用) 谷 浩明、小林 薫 運動生理学 倉本アフジャ亜美、小林 薫、貞清 香織、下重 里江 11 13 14 16 18 20 21 22 23 24 25 専門教育科目-専門 パルペーション(運動機能) 理学療法概論 PTスキルⅠ演習(課題発表・PBL) 物理療法学Ⅰ(基礎) 基礎実習 26 27 28 29 31 倉本アフジャ亜美、小林 薫、野村 高弘、韓 憲受、石坂 正大、谷 浩明 久保 晃 久保 晃、谷 浩明、他 堀本 ゆかり 久保 晃、谷 浩明、他 1 2 4 8 <2学年> 専門教育科目-専門基礎 病理学 臨床医学概論 内科学Ⅰ(基礎) 内科学Ⅱ(臨床) 神経学Ⅰ(基礎) 神経学Ⅱ(臨床) 整形外科学Ⅰ(基礎) 整形外科学Ⅱ(臨床) 精神医学Ⅰ(総論・各論) 精神医学Ⅱ(各論) 小児科学 老年学 神経心理学概論 薬理学 スポーツ傷害学 外科学 栄養学 大塚 美恵子 大塚 美恵子 若江 幸三良 若江 幸三良 小山田 静枝 小山田 静枝 下泉 秀夫、沼崎 啓、郡司 勇冶、村瀬 真紀、渡辺 浩史 岩本 俊彦 穴水 幸子 岸 浩一郎 宮森 隆行 内田 克紀 門脇 弘子 33 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 専門教育科目-専門 PTスキルⅡ演習(課題学習・口頭試問) 運動学実習Ⅰ(基礎) 運動学実習Ⅱ(応用) 人間発達学 運動解剖学 バイオメカニクス 理学療法評価学 理学療法診断学Ⅲ(神経診断学) 理学療法診断学Ⅰ(基礎) 理学療法診断学Ⅱ(疾患編) 理学療法診断学Ⅴ(画像情報・臨床技術) 理学療法診断学Ⅳ(電気診断学) 動作分析学 理学療法計測法 物理療法学Ⅱ(応用) 運動療法学総論 検査実習 理学療法統計法 久保 晃、下井 俊典、他 久保 晃、下井 俊典、他 倉本アフジャ亜美 野村 高弘 野村 高弘 糸数 昌史 久保 晃、貞清 香織 金子 純一朗、糸数 昌史、他 金子 純一朗、糸数 昌史、他 久保 晃 下井 俊典 野村 高弘 谷 浩明 堀本ゆかり 糸数 昌史、小野田 公 久保 晃、下井 俊典、他 下井 俊典 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 70 倉田 毅 <3学年> 専門教育科目-専門基礎 リハビリテーション医学 前田 真治 専門教育科目-専門 病態運動学 理学療法用語論 運動心理学 スポーツ心理学 スポーツ医科学 臨床生理学 臨床動作分析学 運動負荷学 クリニカルリーズニング 高次脳機能障害学 癌のリハビリテーション 呼吸管理 生活技術学 生活環境学 義肢学 装具学 理学療法治療総論 PTスキルⅠ(基礎) PTスキルⅡ(応用) 運動系理学療法学Ⅰ(基礎) 運動系理学療法学Ⅱ(応用) 神経系理学療法学Ⅰ(脳血管) 神経系理学療法学Ⅱ(神経筋) 小児理学療法学 循環器系理学療法学 呼吸器系理学療法学 代謝系理学療法学 地域理学療法学 老人理学療法学 在宅理学療法学 急性期理学療法学 スポーツ理学療法学 スポーツ傷害治療学 トレーニング理論 ヘルスプロモーション論 神経筋促通治療学 神経発達学的治療学 生活動作の運動力学 産科理学療法学 精神科理学療法学 マニュアルセラピーⅠ(関節) マニュアルセラピーⅡ(脊柱) マニュアルセラピーⅢ(徒手) 評価実習 理学療法教育法 PTマネジメント 障害者スポーツ概論 レクリエーション概論 ジャーナルリーディング 理学療法国際事情 韓 憲受、石坂 正大 野村 高弘 谷 浩明 谷 浩明 久保 晃 黒澤 美枝子、貞清 香織、下重 里江 金子 純一朗 下井 あゆみ 黒澤 和生 下井 俊典 入江 浩子、原 毅 糸数 昌史、入江 浩子 下井 俊典 下井 俊典 堀本 ゆかり、豊田 輝 糸数 昌史 下井 俊典、糸数 昌史、本澤 薫 久保 晃、堀本ゆかり、他 久保 晃、堀本ゆかり、他 石坂 正大、小林 薫 加藤 祝也、小野田 公、石坂 正大 金子 純一朗、堀本ゆかり 金子 純一朗 倉本アフジャ亜美 下井 あゆみ 久保 晃 石坂 正大 下井 俊典 下井 俊典 伊藤 隆夫、佐々木 秀明 石坂 正大 宮森 隆行、岡崎 倫江 志村 圭太 下井 俊典 島田 裕之 小野田 公 新保 松雄 野村 高弘 田口 順子 奥村 隆彦、高村 直裕 黒澤 和生 齋藤 昭彦、黒澤 和生 小野田 公 久保 晃、堀本ゆかり、他 谷 浩明、堀本ゆかり、金子 純一朗 黒澤 和生 高橋 邦泰 金子 純一朗 野村 高弘 韓 憲受 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 119 120 121 122 123 124 <4学年> 専門教育科目-専門 総合臨床実習 理学療法特論Ⅰ(基礎) 理学療法特論Ⅱ(総合) 理学療法研究法 卒業研究 久保 晃、金子 純一朗、他 久保 晃、金子 純一朗、他 久保 晃、金子 純一朗、他 下井 俊典、谷 浩明 久保 晃、金子 純一朗、他 125 127 128 129 130 131 71 73 国際医療福祉大学 保健医療学部 理学療法学科 カリキュラムポリシー ① 理学療法士の専門的な知識・技術を有し、利用者中心の理学療法を提供できる専門 職を育成する。 ② コミュニケーション能力、関連職種との連携能力と課題解決能力を育成する。 ③ 様々な国の人々と連携、協働し、国際貢献ができる人材を育成する。 ④ 常に向上心を持ち、生涯教育など自己研鑚できる理学療法士を育成する。 ディプロマポリシー ① 理学療法学の専門的な知識及び技術を習得することができる。 ② 幅広い教養と寛容な精神を兼ね備え、チームの中で有機的な連携を図ることができ る。 ③ 「共に生きる社会」の実現を目指し、時代や地域のニーズに応えることができる。 ④ 国際化に対応した幅広い知識・技能を修得し、国際的視点を持つことができる。 学年ごとの教育目標 1学年: ① 病院・施設の機能を説明することができ、関連職種連携論の立場から理学療法士の 業務範囲を説明することができる。 ② 理学療法の対象者に対して、心理的・身体的・社会的な問題点を自ら列挙すること ができ、運動学、解剖学、生理学領域に重点を置きながらグループ討議することが できる。 2学年: ① 理学療法領域の検査・測定に関して、教員と一緒に実践することができ、問診から 検査・測定の手順を説明することができる。 ② 理学療法の対象者に対して、心理的・身体的・社会的な問題点を自ら列挙すること ができ、機能解剖学領域に重点を置きながら一人で説明することができる。 3学年: ① 臨床技能を実践するため、問題解決に向けて必要な知識を一人で説明することがで き、治療方針に関する因果関係について分析を踏まえて、簡潔に説明することがで きる。 4学年: ① 総合臨床実習における評価、測定、治療プログラムの作成ならびに実施において、 指導者に対して簡潔に説明し、指導・監視のもとで理学療法が実施できる。 ② 医療福祉関連職種のチームの一員の立場から、自らの役割や責務について説明する ことができる。 -1- 理学療法学科 カリキュラム概要 ○1年次の教育目標 医学教育では、「早期患者暴露(early patient exposure)」が現在常識となっており、本 学においてもこの方法を積極的に取り入れ、1年次より教育関連施設において実習を組み 入れている。この基礎実習では、病院・施設の機能、各医療従事者と患者の関わりや理学 療法士の業務と範囲、さらに患者の抱える心理的・身体的・社会的な種々の問題点につい て学ぶことを目的とし、運動学領域と機能解剖学領域に重点を置きながら学習を進める。 ○2年次の教育目標 既習範囲の基本的検査および測定の実施法、選択、解釈について、教員の指導のもとで 実際の患者に対し実施でき、同時に実際の患者へのアプローチや問診・検査の仕方(手順) などの技能や態度を学ぶことを目的としている。 2年、3年次の実習では4年次の総合臨床実習の準備として、必要な知識・技術の修得を 目的としているが、特に理学療法士としての患者に対する態度といった、臨床場面での情 意領域の教育に重点を置くように配慮されている。 ○3年次の教育目標 3年次では、臨床的問題を解決するために、理解している知識を総動員し、適切な情報 を集め、問題を同定し仮説を証明するための計画を立て、それによって得られた結果の解 釈を分析・統合し、治療方針を決定することができるようになることが目的である。すな わち、この学年の実習の目標は、適切に症例(理学療法の対象となる高頻度疾患・主要疾 患)や研究報告を評価することができるようになることである。 2年、3年次の実習では4年次の総合臨床実習の準備として、必要な知識・技術の修得を 目的としているが、特に理学療法士としての患者に対する態度といった臨床場面での情意 領域の教育に重点を置くように配慮されている。 ○4年次の教育目標 4年次に予定されている総合臨床実習では、これまでに受けた教育の総括的な修練の場 と位置づけることができる。この総合臨床実習は、評価、測定、治療、プログラムを作成 し、一貫したプログラム、経過観察ができること、さらに臨床実習指導者の指導・監督の 下で、理学療法の一部を実施し、その適否や有効性について考察できるようになることで ある。この学年では、医療チームの一員として、その役割や責務を体験し、理解すること も目的となる。 -2- 理学療法学科 履修系統図(平成26年度入学生まで) カリキュラムポリシー ①理学療法士の専門的な知識・技術を有し、利用者中心の理学療法を提供できる専門職を育 成する。 ②コミュニケーション能力、関連職種との連携能力と課題解決能力を育成する。 ③様々な国の人々と連携、協働し、国際貢献ができる人材を育成する。 科目分類の学修・教育目標 総 合 教 育 専 門 基 礎 / 学 部 共 通 総合教育 専門基礎/学部共通 1年次 前期 前期 後期 人間系(文学論、演劇論、心理学、哲学、コミュニケーション概論、人間学、歴史学、倫理学、文化人類学、教育学、死生学、映画論、生きがい論・・・・・・・) 社会系(法学、日本国憲法、法と道徳・倫理、社会学、日本経済論、マスメディア論、福祉経済学、国際関係論、国際医療福祉事情、海外保健福祉事情、・・・・・) 自然情報系(統計学、疫学・保健医療統計学、数学、物理学、化学、生物学、コンピュータの基礎、情報処理、生命倫理、医学/医療史、人間工学・・・・) 総合系(大学入門講座、総合講義、医療福祉教養講義、食と人間、持続可能な発展、文明間の対話・・・・) 外国語系(英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語、コリア語、日本語・・・・) 保健・体育系(健康科学理論、健康科学実践) 公衆衛生学、微生物と病気、看護論、ケースワーク論、医療観理学、 保健医療福祉制度論、福祉援助工学概論 患者コミュニケーション論 救急医学、ケアマネジメント論、臨床心理学概論、 電子カルテによるチーム医療論、エビデンスベースドプラクチス 関連職種連携論 解剖学Ⅰ-1 基礎医学 専 門 基 礎 2年次 後期 解剖学Ⅰ-2 解剖学Ⅱ 解剖学実習Ⅱ 生理学Ⅱ 生理学実習 解剖学実習Ⅰ 生理学Ⅰ 病理学 臨床医学 リハビリテーション概論 生理学Ⅲ 臨床医学概論 内科学Ⅰ 整形外科学Ⅰ 神経内科学Ⅰ 精神医学概論 病理学 内科学Ⅱ 整形外科学Ⅱ 神経内科学Ⅱ 精神医学特論 スポーツ障害学 薬理学 臨床心理学概論 神経心理学概論 救急医学 関連医学 関連職種連携論 理学療法概論 運動学Ⅰ 運動解剖学 基礎理学療法学 動作分析学 運動学実習 運動学Ⅱ 運動生理学 人間発達学 運動療法学総論 物理療法学Ⅰ 物理療法学Ⅱ 理学療法診断学Ⅰ-1 神経診断学 電気診断学 理学療法評価学 理学療法診断学Ⅰ-2 理学療法診断学Ⅱ 運動系理学療法学 専 門 神経系理学療法学 内部障害系理学療法学 応用理学療法学 基礎実習 理学療法実習 : 必修科目 : 選択科目 検査実習 :臨床実習 -4- ディプロマポリシー ①理学療法学の専門的な知識および技術を習得することができる。 ②幅広い教養と寛容な精神を兼ね備え、チームの中で有機的な連携を図ることができる。 ③ともに生きる社会の実現を目指し、時代や地域のニーズに応えることができる。 ④国際化に対応した幅広い知識・技能を修得し、国際的視点を持つことができる。 3年次 前期 4年次 後期 前期 後期 リスクマネジメント論 関連職種連携ワーク 小児科学 リハビリテーション医学 栄養学 トレーニング理論 スポーツ心理学 障害者スポーツ概論 ヘルスプロモーション ジャーナルリーデング 関連職種連携ワーク 病態運動学 臨床生理学 生活技術学 装具学 理学療法治療総論 生活環境学 義肢学 臨床動作分析学 運動系理学療法学Ⅰ マニュアルセラピーⅠ・Ⅱ・Ⅲ 運動系理学療法学Ⅱ スポーツ理学療法学 スポーツ障害治療学 神経系理学療法学Ⅰ 神経系理学療法学Ⅱ 小児理学療法学 高次脳機能障害学 神経発達学的治療学 呼吸管理 運動負荷学 循環器系理学療法学 代謝系理学療法学 急性期理学療法学 クリニカルリーズニング 在宅理学療法学 理学療法教育 PTスキルⅠ 呼吸器系理学療法学 癌のリハビリテーション 精神科理学療法学 産科理学療法学 老人理学療法学 地域理学療法学 PTマネジメント PTスキルⅡ 評価実習 卒業研究 総合臨床実習 -5- 卒業研究 理学療法特論Ⅰ 理学療法特論Ⅱ 理学療法研究法 理学療法学科 履修系統図(平成27年度入学生から) カリキュラムポリシー ①理学療法士の専門的な知識・技術を有し、利用者中心の理学療法を提供できる専門職を育 成する。 ②コミュニケーション能力、関連職種との連携能力と課題解決能力を育成する。 ③様々な国の人々と連携、協働し、国際貢献ができる人材を育成する。 科目分類の学修・教育目標 総 合 教 育 専 門 基 礎 / 学 部 共 通 総合教育 専門基礎/学部共通 1年次 後期 前期 後期 人間系(文学論、演劇論、心理学、哲学、コミュニケーション概論、人間学、歴史学、倫理学、文化人類学、教育学、死生学、映画論、生きがい論・・・・・・・) 社会系(法学、日本国憲法、法と道徳・倫理、社会学、日本経済論、マスメディア論、福祉経済学、国際関係論、国際医療福祉事情、海外保健福祉事情、・・・・・) 自然情報系(統計学、疫学・保健医療統計学、数学、物理学、化学、生物学、コンピュータの基礎、情報処理、生命倫理、医学/医療史、人間工学・・・・) 総合系(大学入門講座、総合講義、医療福祉教養講義、食と人間、持続可能な発展、文明間の対話・・・・) 外国語系(英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語、コリア語、日本語・・・・) 保健・体育系(健康科学理論、健康科学実践) 公衆衛生学、微生物と病気、看護論、ケースワーク論、医療観理学、 保健医療福祉制度論、福祉援助工学概論 患者コミュニケーション論 救急医学、ケアマネジメント論、臨床心理学概論、 電子カルテによるチーム医療論、エビデンスベースドプラクチス 関連職種連携論 解剖学Ⅰ(運動器系・内臓器系) 基礎医学 専 門 基 礎 2年次 前期 解剖学Ⅱ(内臓器系,神経系) パルペーション(運動機能) 解剖学実習Ⅱ(組織,器官) 生理学Ⅱ(動物性機能) 生理学実習 解剖学実習Ⅰ(運動器) 生理学Ⅰ(植物性機能) 病理学 臨床医学 リハビリテーション概論 生理学Ⅲ 臨床医学概論 内科学Ⅰ 整形外科学Ⅰ 神経内科学Ⅰ 精神医学概論 病理学 内科学Ⅱ 整形外科学Ⅱ 神経内科学Ⅱ 精神医学特論 スポーツ障害学 薬理学 臨床心理学概論 神経心理学概論 救急医学 関連医学 関連職種連携論 理学療法概論 運動学Ⅰ(基礎) 運動解剖学 基礎理学療法学 動作分析学 運動学実習 運動学Ⅱ(応用) 運動生理学 人間発達学 運動療法学総論 物理療法学Ⅰ 物理療法学Ⅱ 理学療法診断学Ⅰ-1 神経診断学 電気診断学 理学療法評価学 理学療法診断学Ⅰ-2 理学療法診断学Ⅱ 運動系理学療法学 専 門 神経系理学療法学 内部障害系理学療法学 応用理学療法学 理学療法実習 基礎実習 検査実習 PTスキルⅠ演習(課題発表・PBL) PTスキルⅡ演習(課題学習・口頭試問) : 必修科目 : 選択科目 :臨床実習 -6- ディプロマポリシー ①理学療法学の専門的な知識および技術を習得することができる。 ②幅広い教養と寛容な精神を兼ね備え、チームの中で有機的な連携を図ることができる。 ③ともに生きる社会の実現を目指し、時代や地域のニーズに応えることができる。 ④国際化に対応した幅広い知識・技能を修得し、国際的視点を持つことができる。 3年次 前期 4年次 後期 前期 後期 リスクマネジメント論 関連職種連携ワーク 小児科学 リハビリテーション医学 栄養学 トレーニング理論 スポーツ心理学 障害者スポーツ概論 ヘルスプロモーション ジャーナルリーデング 関連職種連携ワーク 病態運動学 臨床生理学 生活技術学 装具学 理学療法治療総論 生活環境学 義肢学 臨床動作分析学 理学療法治療学演習3(マニュアルセラピー関節) 運動系理学療法学Ⅰ 運動系理学療法学Ⅱ スポーツ理学療法学 スポーツ障害治療学 神経系理学療法学Ⅰ 神経系理学療法学Ⅱ 小児理学療法学 理学療法治療学演習2(神経発達学的治療学) 呼吸管理 運動負荷学 クリニカルリーズニング 地域理学療法学演習(在宅・地域) 理学療法教育 PTスキルⅢ演習-1(課題学習) 高次脳機能障害学 循環器系理学療法学 代謝系理学療法学 急性期理学療法学 呼吸器系理学療法学 癌のリハビリテーション 精神科理学療法学 産科理学療法学 老人理学療法学 PTマネジメント 卒業研究 PTスキルⅢ演習-2(口頭試問・OSCE・CBT) 評価実習 総合臨床実習 -7- 卒業研究 理学療法特論Ⅰ 理学療法特論Ⅱ 理学療法研究法 平成28年度(学部・前期) 授業週間及び定期試験期間 大田原キャンパス 曜日 授業週間 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 日曜日 3月28日 3月29日 3月30日 3月31日 4月1日 4月2日 4月3日 備考 入学式 4月4日 第1週 4月12日 4月13日 4月19日 4月20日 →→→→→→→→→→→→→→ ② ② ② 4月25日 前 期 前 半 4月7日 4月8日 4月9日 4月10日 4月14日 4月26日 4月27日 4月21日 4月15日 4月22日 ③ ③ 4月28日 4月29日 ③ ③ ③ ④ (昭和の日) 水曜授業日 ④ 5月2日 5月3日 5月4日 5月5日 5月6日 (憲法記念日) (みどりの日) (こどもの日) 5月10日 5月11日 5月12日 第4週 第5週 4月16日 4月17日 4月23日 4月30日 4月24日 5月1日 (創立記念日) 5月7日 5月8日 5月14日 5月15日 ④ ④ 5月9日 5月13日 第6週 火曜授業日 ⑤ ④ ⑤ ⑤ ⑤ ⑤ 5月16日 5月17日 5月18日 5月19日 5月20日 5月21日 第7週 5月22日 運動会 ⑥ ⑥ ⑥ ⑥ ⑥ 5月23日 5月24日 5月25日 5月26日 5月27日 ⑦ ⑦ ⑦ ⑦ ⑦ 5月30日 5月31日 6月1日 6月2日 6月3日 ⑧ ⑧ ⑧ ⑧ ⑧ 6月6日 6月7日 6月8日 6月9日 6月10日 第8週 5月28日 5月29日 補講日 6月4日 6月5日 第9週 第10週 前期前半終了 ←←←←← ⑨ 6月13日 第11週 ←←←←← ⑩ 6月20日 前期後半選択科目の履修登録取消期間 ⑨ ⑨ ⑨ 6月14日 6月15日 6月16日 前期後半選択科目の履修登録取消期間 ⑩ ⑩ ⑩ 6月21日 6月22日 6月23日 6月11日 →→→→→ ⑨ 6月17日 6月12日 オープンキャンパス 6月18日 前期後半開始 6/6(月)~6/17(金)前期 後半選択科目の履修登録 取消期間 6月19日 害虫駆除 全館立入禁止 →→→→→ ⑩ 6月24日 6月25日 6月26日 ⑪ ⑪ ⑪ ⑪ ⑪ 関連職種 連携ワーク 報告会 6月27日 6月28日 6月29日 6月30日 7月1日 7月2日 7月3日 7月9日 7月10日 第12週 前 期 後 半 前期前半開始 ←←←←←←←←←←←←←←←←←← 年間履修科目登録期間 →→→→→→→→→→→→→→→→→→ ① ① ① ② ② 4月18日 第3週 4月6日 前期授業開始 4/7(木)~4/20(水)年間 ←← 新入生ガイダンス・オリエンテーション →→ ←←←←←←←← 年間履修科目登録期間 →→→→→→→→ 履修科目登録期間 ① ① 4月11日 第2週 4月5日 第13週 ⑫ ⑫ ⑫ ⑫ ⑫ 7月4日 7月5日 7月6日 7月7日 7月8日 ⑬ ⑬ ⑬ ⑬ ⑬ 7月11日 7月12日 7月13日 7月14日 7月15日 第14週 補講日 7月16日 7月17日 7月24日 前期後半終了 7月30日 前期試験終了 7月31日 (予備日) オープンキャンパス 7/23(土)~7/30(土)前期 定期試験期間 7/23(土)はVOD試験日 7/30(土)は予備日 第15週 第16週 ( 7 / 23 ~ 第17週 ⑭ ⑭ ⑭ ⑭ ⑭ 7月18日 7月19日 7月20日 7月21日 7月22日 7月23日 VOD試験日 前期試験開始 (1) (海の日) 月曜授業日 ⑮ ⑮ ⑮ ⑮ ⑮ 7月25日 7月26日 7月27日 7月28日 7月29日 →→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→ (2) (3) (4) (5) (6) 関連職種連携実習 8月3日 8月1日 8月4日 8月5日 8月6日 8月7日 関連職種連携実習 8月10日 8月11日 8月12日 8月13日 8月14日 8月19日 再試験申込 8月20日 8月21日 8月2日 オープンキャンパス ) 定 期 試 験 お よ び 夏 期 休 暇 8月8日 8月9日 (山の日) 8月15日 8月16日 再試験申込 8月17日 再試験申込 (保健医療学部) (保健医療学部) 8月18日 再試験申込 オープンキャンパス (医療福祉・薬学部) (医療福祉・薬学部) 8月23日 8月24日 8月25日 8月26日 8月27日 追再試験 追再試験 追再試験 追再試験 関連職種連携 実習報告会 8月29日 8月30日 8月31日 9月1日 9月2日 9月3日 9月4日 9月5日 9月6日 9月7日 9月8日 9月9日 9月10日 9月11日 8月22日 注1) 授業は、半期:90分×15回実施する。 注2) の日は、大学行事、祝祭日、休暇期間等により授業は行わない。 注3) 授業回数確保のため、補講日以外にも土曜日に補講を行う場合がある。 -8- 8月28日 【保健医療学部再試申込】 8/16(火)・8/17(水) 【医療福祉学部・薬学部再 試験申込】 8/18(木)・8/19(金) 【追・再試験】 8/23(火)~8/26(金) ※上記日程は予定であり、変更が生じる場合は 学生掲示板にて連絡する。 平成28年度(学部・後期) 授業週間及び定期試験期間 大田原キャンパス 曜日 授業週間 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 日曜日 9月12日 9月13日 9月14日 9月15日 9月16日 9月17日 9月18日 備考 AO入試 9月19日 第1週 9月26日 第2週 第3週 第4週 9月21日 9月22日 (秋分の日) 9月27日 9月28日 9月23日 9月24日 9月25日 後期授業開始 ←← 後期選択科目の履修登録変更期間 →→ ① 9月29日 9月30日 10月1日 後期前半開始 9/23(金)~10/6(木)後期 選択科目の履修登録変更 期間 10月2日 ←←←←←←←←←←←←←←←← 後期選択科目の履修登録変更期間 →→→→→→→→→→→→→→→→ ① ① ① ① ② 10月3日 10月4日 10月5日 10月6日 10月7日 10月8日 大学祭前日 休講日 避難訓練 大学祭 10月14日 10月15日 10月16日 10月22日 10月23日 ←←←← 後期選択科目の履修登録変更期間 →→→→ ② ② ② ② 10月10日 後 期 前 半 9月20日 (敬老の日) 10月11日 10月12日 10月13日 10月9日 大学祭 オープンキャンパス (体育の日) 10月17日 ③ ③ ③ ③ 10月18日 10月19日 10月20日 10月21日 第5週 月曜授業日 ③ ④ ④ ④ ④ ④ 10月24日 10月25日 10月26日 10月27日 10月28日 10月29日 第6週 ⑤ ⑤ ⑤ ⑤ ⑤ 10月31日 11月1日 11月2日 11月3日 11月4日 ⑥ 11月11日 ⑥ ⑥ ⑥ (文化の日) 木曜授業日 ⑥ 11月7日 11月8日 11月9日 11月10日 第7週 10月30日 電気設備点検 全館一斉停電 11月5日 11月6日 補講日 11月12日 11月13日 11月19日 11月20日 第8週 ⑦ ⑦ ⑦ ⑦ ⑦ 11月14日 11月15日 11月16日 11月17日 11月18日 第9週 第10週 ⑧ ⑧ ⑧ ⑧ ⑧ 11月21日 11月22日 11月23日 11月24日 11月25日 11月26日 11月27日 (勤労感謝の日) ←←←←←後期後半選択科目の履修登録取消期間→→→→→ ⑨ ⑨ 水曜授業日⑨ ⑨ ⑨ 11月28日 第11週 高校推薦入試 帰国生徒入試 11月29日 11月30日 12月1日 12月2日 12月3日 12月4日 12月10日 12月11日 12月17日 12月18日 特待生入試 薬学部OSCE 後期後半開始 11/21(月)~12/2(金)後 期後半選択科目の履修登 録取消期間 ←←←←←後期後半選択科目の履修登録取消期間→→→→→ ⑩ ⑩ ⑩ ⑩ ⑩ 12月5日 12月6日 12月7日 12月8日 12月9日 第12週 ⑪ ⑪ ⑪ ⑪ ⑪ 12月12日 12月13日 12月14日 12月15日 12月16日 ⑫ ⑫ ⑫ ⑫ ⑫ 12月19日 12月20日 12月21日 12月22日 12月23日 12月24日 12月25日 補講日 害虫駆除 全館立入禁止 12月31日 1月1日 第13週 後 期 後 半 ⑬ ⑬ 金曜授業日 ⑬ ⑬ (天皇誕生日) 金曜授業日 ⑭ 12月26日 12月27日 12月28日 12月29日 12月30日 第14週 (元旦) ⑭ ⑭ 1月2日 1月3日 1月4日 ⑬ ⑭ ⑮ 1月9日 1月10日 1月11日 1月12日 1月13日 1月14日 1月15日 休講日 (補講日) センター試験 センター試験 1月21日 1月22日 1月5日 1月6日 1月7日 12/28(水)~1/3(火)は冬 期休暇期間 1月8日 第15週 第16週 (成人の日) 1月16日 ⑮ ⑭ ⑮ 1月17日 1月18日 1月19日 休講日 ⑮ ( 1 / 19 ~ ) 定 期 試 験 お よ び 春 期 休 暇 1月23日 第18週 1月20日 VOD試験日 第17週 1月24日 後期試験開始→→→→→→→→→→→→→→→ ⑮ (1) (2) (3) 1月25日 1月26日 1月27日 1月28日 →→→→→→→→→→→→→→→→→ (4) (5) (6) 1月30日 1月31日 後期試験終了 (予備日) 1月29日 後期後半終了 1/19(木)~1/26(木) 後期定期試験期間 1/21(土)はVOD試験日 1/26(木)は予備日 一般入試前期 一般入試前期 2月1日 2月2日 2月3日 2月4日 2月5日 2月8日 再試験申込 2月9日 再試験申込 2月10日 再試験申込 2月11日 2月12日 一般入試前期 一般入試前期 2月6日 2月7日 再試験申込 (保健医療学部) (保健医療学部) 2月13日 2月20日 (医療福祉・薬学部) (医療福祉・薬学部) 2月14日 2月15日 2月16日 2月17日 追再試験 追再試験 追再試験 追再試験 2月21日 2月22日 2月23日 2月24日 注1) 授業は、半期:90分×15回実施する。 注2) の日は、大学行事、祝祭日、休暇期間等により授業は行わない。 注3) 授業回数確保のため、補講日以外にも土曜日に補講を行う場合がある。 -9- (建国記念日) 2月18日 2月19日 2月25日 2月26日 【保健医療学部再試申込】 2/7(火)・2/8(水) 【医療福祉学部・薬学部再 試験申込】 2/9(木)・2/10(金) 【追・再試験】 2/14(火)~2/17(金) ※上記日程は予定であり、変更が生じる場合は 学生掲示板にて連絡する。 1 学 年 専 門 教 育 科 目 - 11 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 1 学年 期 前期 単位数 1 時間数 30 時間 科目名 解剖学Ⅰ(運動器系、内臓器系) (PT) 科目担当責任者 学科 升本 宏平 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 月曜 1 限 講義 授業の概要 (主題) 理学療法学の基礎となる、骨格系、運動系、末梢神経系の系統解剖学、局所解剖学を講義します。 授業の到達目標 1.骨の形態が説明できる。 2.関節の形態、動きが説明できる 3.骨格筋の起始・停止、支配神経と機能が説明できる。 4.末梢神経の走行が説明できる。 5.上肢、下肢、頸部、体幹の局所解剖が説明できる。 科目担当者 必修/選択 必修 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 はじめに ①解剖学Ⅰの学習の進め方 ②解剖学総論 ③椎骨の形態 上肢1 ①上肢帯と上腕骨と関節 ②上肢体と上腕の筋 第3回 第4回 上肢2 ①前腕と手根骨、指の骨 ②前腕と手の筋 上肢3 ①屈筋支帯と伸筋支帯 ②支配神経について ③上肢の運動器のまとめ 第5回 第6回 頸部1 「腕神経叢」 ①頸部と上肢の神経支配 ②腕神経叢と筋、血管との位置関係 頸部2 ①頸部の筋 ②頸部と上肢の連結 ③まとめ 第7回 第8回 頸部と上肢の運動器の解剖学のまとめ 予備 中間テスト:脊椎、頸部、上肢の骨と筋、局所解剖学についての筆記テストを行う。 第9回 第 10 回 骨盤1 ①骨盤の構造 ②股関節 ③下肢帯から下肢へ 骨盤2+下肢1 ①骨盤と大腿部との連結 ②大腿骨と大腿部の筋について 第 11 回 第 12 回 下肢2 ①下腿の骨 ②膝関節 ③下腿の筋 下肢3 下腿と足 ①跳躍関節の構造と機能 ②足根骨 ③足弓 第 13 回 体幹 ①体幹の筋 (1)下肢と体幹の運動器のまとめ 備 第 14 回 第 15 回 (2)運動器の解剖学のまとめ (3)関節のまとめ (4)予 期末テスト:下肢、体幹の骨と筋、局所解剖学につての筆記テストを行う。 成績評価の方法 評価の基準 ■定期試験、 □実技試験、 □実習評価、 □小テスト、 ■レポート、 □その他( ) 定期試験(100%) 中間テスト、期末テストが 60 点未満の場合は、ただちに再試験を行う。東京医科大 学への解剖学実習見学までには、運動器系の解剖学については、ほぼマスターできていることを目標 にする。骨標本の観察を行う「解剖学実習」とも連動して学習することを強く勧める。 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 前期の「解剖学Ⅰ」については、4 月~5 月に集中して 15 回の講義を行う。中間・期末テストの日程は別 に定め、講義中に告知するので注意せよ。 なし。 教 科 書 「標準理学療法学・作業療法学・専門基礎分野・解剖学」第 4 版 野村編・医学書院 参 考 書 実習で用いる「プロメテウス解剖学コア・アトラス」は、講義でも参考書として用いることができる。 ①「カラー図解・人体の正常構造と機能・Ⅹ運動器」 第 2 版 坂井ら著 日本医事新報社 ②「プロメテウス解剖学アトラス・解剖学総論、運動器系」 第 2 版 坂井ら監訳 医学書院(コア・アトラ スの運動器部分の詳細版) オフィスアワー その他 質問は随時受付ける (升本研究室:L 棟 4 階 L416 室) - 13 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 1 学年 期 後期 単位数 1 時間数 30 時間 科目名 解剖学Ⅱ(内臓器系、神経系) (PT) 科目担当責任者 学科 升本 宏平 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 月曜 1 限 講義 授業の概要 (主題) 「解剖学Ⅱ」では、まず頭蓋骨の構造を学習します。次に、末梢神経学、脈管学、消化器系、肝胆膵、嚥 下、発声について学びます。最後には全身の局所解剖学について復習します。 1.頭蓋骨の構造が説明できる 2.消化器系、肝胆膵の構造と機能が説明できる 3.嚥下と発声の機構が説明できる 4.全身の末梢神経と血管の走行を説明できる 5.四肢体幹の局所解剖が説明できる 授業の到達目標 科目担当者 必修/選択 小阪 淳 必修 授業計画 回数 内容 担当 第1回 升本宏平 第2回 頭蓋骨の構造1 ①頭蓋骨の外観と眼窩 ②蝶形骨、側頭骨 ③内頭蓋底と脳神経 12 対 頭蓋骨の構造2 ①どの孔からどの神経が外に出るか?②外頭蓋底 ③顔面筋 ④顔面 神経と三叉神経の走行と分枝 升本宏平 第3回 頭蓋骨の構造3 ①下顎骨と顎関節 ②咀嚼筋 消化器の解剖学1 ①唾液腺 ②歯 升本宏平 第4回 消化器系の解剖学2 ①食物の通り道 ②食道 ②胃 ③胃の組織学 ④十二指腸 ⑤ 小腸 ⑥大腸 ⑦直腸 ⑧消化管の微細構造 升本宏平 第5回 第6回 第7回 肝・胆・膵の解剖学 ①肝臓の構造と門脈系 ②肝小葉のの構造 ③胆嚢 ④胆管 ⑤膵 臓 消化管の解剖学まとめ ①消化管の発生 ②消化管の回転 ③腹膜の構造(腹膜模型の 供覧) 脈管学 ①全身の動脈の走行 ②脈が触れる場所 ③静脈系 ④リンパ系 升本宏平 升本宏平 升本宏平 第8回 末梢神経学 ①四肢を支配する神経叢の復習 ②自律神経系 ③末梢神経と中枢神経 のつながり ④自律神経の中枢 升本宏平 第9回 嚥下の仕組み ①呼吸器系と消化器系の解剖学の復習 ②舌と内舌筋、外舌筋 ③舌骨 を動かす筋 ④嚥下の重要な 2 つの過程 ⑤嚥下のしくみ ⑥嚥下困難症を引き起こす神 経麻痺 小阪淳 第 10 回 発声の仕組み ①披裂軟骨を取り巻く構造 ②喉頭の微細構造 ③声門を動かす筋 ④ 反回神経の左右走行の違い 小阪淳 第 11 回 第 12 回 局所解剖学1 「頸部」 筋、血管、神経の浅深関係 局所解剖学2 「上肢」 筋、血管、神経の浅深関係 升本宏平 升本宏平 第 13 回 第 14 回 局所解剖学3 「下肢」 筋、血管、神経の浅深関係 局所解剖学4 「体幹」 ①体壁の構造 ②胸腹部内臓の立体構造 升本宏平 升本宏平 第 15 回 局所解剖学5 予備とまとめ 升本宏平 成績評価の方法 評価の基準 ■定期試験、 □実技試験、 □実習評価、 □小テスト、 ■レポート、 □その他( 定期試験(100点)+レポート(最大で+20点) 準備学習 学習へのアドバイス 定期試験(100点), レポート(約20点の加点) 毎回の講義で出題されるレポートの提出は任意であ り、学生の自主性に任される。提出すれば筆記試験に加点する。最終試験が不安な学生は毎週のレポ ートをしっかり取り組むことを勧める。 履修条件 なし。 教 科 書 「標準理学療法学・作業療法学・専門基礎分野・解剖学」 第4版(野村嶬編) 医学書院 プロメテウス解剖学コアアトラス 第 2 版(坂井 監訳) 医学書院 参 考 書 その他、初回の講義で、紹介します。 オフィスアワー 質問・相談は、授業中や後など随時。研究室 (L 棟 4 階 L416 室、L401 室)を訪ねてください。電子メー ルでの質問も受け付けます。升本:[email protected]; 小阪:[email protected] - 14 - ) その他 - 15 - 科目名 大田原キャンパス 授業開始年度 解剖学実習Ⅰ(肉眼) (PT) 科目担当責任者 升本 宏平 学科 理学療法学科 前期(金曜 4 限)、後期(金 曜 4 限) 実習 曜日時限 授業の形態 科目担当者 必修/選択 必修 2016 年度 小林 薫、野村 高弘、韓 憲受、小野田 公、貞清 香 織、小阪 淳、石坂 正大 学年 1 学年 期 通年 単位数 1 時間数 45 時間 授業の概要 (主題) 解剖学実習では骨標本を観察し、詳細なスケッチを行う。実際に触ってみて、各部位の同定を行ってい く。自らスケッチを行うことで、骨の構造と骨に起始・停止する筋の理解を進める。実習には、運動器系 の解剖学の知識の習得が前提となるため、前期では、「解剖学Ⅰ」と連携した部分、脊柱と体幹、上肢、 下肢、骨盤を学習し、東京医科大学での解剖学実習見学に備える。後期前半は神経解剖学の講義と 連携した、頭蓋骨の実習を行う。後半には、チュートリアル学習として定められた課題についてグループ で学習し、その成果をまとめ発表する。 授業の到達目標 1.骨の解剖学名を答えることができる。骨の細部の解剖学名を答えることができる。 2.骨の左右の構造の違いと立体構造が理解できる。骨標本を組み合わせて関節を作ることができる。 3.骨標本の関節を動かし、その運動を詳細に説明できる。 4.四肢体幹の筋の起始・停止、機能を答えることができる。 5.骨、筋、神経の運動器系の解剖学を動的、総合的に理解できる。 6.献体について理解し、解剖学実習見学への心構えと医療従事者としての自覚を養う。 授業計画 回数 第5回 第6回 第7回 第8回 内容 実習の進め方、スケッチ、自宅学習の仕方の説明 (1)椎骨と脊柱 ①頸椎 ②胸椎と肋骨 ③腰椎 ④環椎と軸椎 ⑤脊柱の観察(立位標 本) (2)胸郭 ①胸骨 ②肋骨 ③胸郭の観察(立位標本) (3)上肢帯1 ①鎖骨 ②肩甲骨 (1)上肢帯2 ①鎖骨 ②肩甲骨 (2)自由上肢骨1 ①上腕骨 ②尺骨 ③橈骨 ④肩関節 ⑤肘関節 ⑥回内と回外 (3)DVD 視聴「献体:人から人へ」→感想文の提出 (1)自由上肢骨2 ①肩関節 ②肘関節 ③回内と回外 ④手根骨 ⑤中手骨と指骨 (2)バーチャル 3D 解剖学実習1「上肢の観察」 2 グループに分けて半数ずつ行う。 (1)下肢帯と骨盤 ①寛骨 ②骨盤 ③仙骨 (2)自由下肢骨 ①大腿骨 ②股関節 ③脛骨 ④腓骨 ⑤膝関節 ⑥足根骨 第9回 第 10 回 (1)自由下肢骨2 ①脛骨 ②腓骨 ③膝関節 ④足根骨 ⑤中足骨と指骨 ⑥跳躍関節 (2)バーチャル 3D 解剖学実習2「下肢の観察」 2 グループに分けて半数ずつ行う。 第 11 回 第 12 回 (1)予備時間 ここまでに骨の観察と、筋の起始・停止の自宅学習を終了させる。 (2)バーチャル 3D 解剖学実習3「胸腹部内臓の観察」 2 グループに分けて半数ずつ行う。 第 13 回 第 14 回 前期実 習試験 (1)東京医科大学での解剖学実習見学 (2)前期試験に向けての自己学習 骨標本のスケッチ試験を行う。 骨標本のスケッチを行い、 ①骨の解剖学名 ②左右の 同定 ③細部の解剖学名 を答える。 (40 点満点) (1)頭蓋骨1 ①頭蓋骨の概観 ②顔面頭蓋と眼窩 ③内頭蓋底 ④外頭蓋底 ⑤頭蓋骨 の分解と組み立て ⑥蝶形骨 ⑦側頭骨 (2)バーチャル 3D 解剖学実習4「頭頸部の観察」 2 グループに分けて半数ずつ行う。 (1)バーチャル 3D 解剖学実習4「頭頸部の観察」 2 グループに分けて半数ずつ行う。 (2)頭蓋骨 2 ①内頭蓋底 ②外頭蓋底 ③頭蓋骨の分解と組み立て ④蝶形骨 ⑤側頭 骨 ⑥下顎骨 ⑦舌骨 第1回 第2回 第3回 第4回 第 15 回 第 16 回 第 17 回 第 18 回 第 19 回 第 20 回 (1)予備時間 ここまでで頭蓋骨の観察と、顔面筋・咬筋、頸部の筋の自宅学習を終わら せる。 (2)チュートリアル課題の決定と学習開始 第 21 回 (1)チュートリアル課題の学習 発表の準備 - 16 - 担当 第 22 回 第 23 回 第 24 回 第 25 回 第 26 回 後期実 習試験 (2)バーチャル 3D 解剖学実習5 チュートリアル課題に即した観察内容を班ごとに設定す る。3 グループに分けて行う。 (1)チュートリアル課題の学習 発表の準備 (2)バーチャル 3D 解剖学実習5 チュートリアル課題に即した観察内容を班ごとに設定す る。3 グループに分けて行う。 チュートリアル学習成果の発表会 質疑応答を含めて各班約 20 分 講義のコマも活用し て学習成果発表会を行う。 (20 点満点) 筆記試験 頭蓋骨に関する筆記試験 (20 点満点) 成績評価の方法 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 教 科 書 参 考 書 オフィスアワー ■定期試験、 □実技試験、 ■実習評価、 □小テスト、 □レポート、 ■その他(出席点と実習帳の評 価) 解剖学実習は、「履修主義」で評価する。まず第一に100%の出席が原則。100%出席して、実習課 題を学習し、実習帳を提出することで60点とする。遅刻・欠席は厳禁する。やむを得ず遅刻・欠席した 場合は、別に設ける「補講」に必ず参加し補うこと。出席数、並びに実習時間が足りない学生は合格点 に達することができないので再履修になる。補講の時間は、自主学習として誰でも参加できる。 出席状況と実習帳の提出:60 点 実習試験:40 点 スケッチの評価:最大で+20 点 骨標本の観察と、バーチャル 3D 解剖学実習を中心とする。実習室内での学習が最も重要。次に自宅 で、特に骨格筋についてその起始・停止、支配神経を記入して、実習内容を補ってゆく。従って実習は、 遅刻欠席なしに、真面目な姿勢で取り組むことがまず最低限である。次に実習課題を完璧に学習して ゆくこと。標本は、敬意をもって丁寧に扱うこと。後期後半は、チュートリアル学習として、各グループで テーマを定めて協力して学習する。学習内容をまとめ資料として powerpoint を作成して、発表する。発 表の内容、質疑応答を評価する。 なし。 「プロメテウス解剖学コアアトラス・第 2 版(坂井建雄監訳、医学書院)」大判なので、毎回持参は苦しい が、バーチャル実習では手元にあると便利。 講義で用いる「標準理学療法学・作業療法学:解剖学(野村編、医学書院)」も活用できるので持参する こと。 ①「ぜんぶわかる筋肉・関節の動きとしくみ事典 (川島著、 成美堂出版)」 ②「骨学実習の手引き 寺田、藤田著 南山堂」 実習では「運動学」の教科書も参考になる。その他、参考書は初回の講義で詳しく紹介する。 質問・相談は随時。遠慮なく研究室(L 棟 4 階-L401 室、L416 室)を訪ねてください。電子メールでも受 け付ける。アドレスを間違えないこと。(升本宏平:[email protected]; 小阪淳:[email protected]) 実習(B101 室)。骨標本の観察とスケッチ。立位骨格標本や関節標本、臓器模型の観察。 バーチャル 3D 解剖学実習(D405 室)。運動器系を中心にした局所解剖学的な観察。 その他 スケッチ用の無地のノートか、スケッチブックを用意してください。B~B6 の濃い目の鉛筆が必要。色鉛 筆(赤、青など)は、自宅学習に便利。週により、月曜日の講義の時間を実習に変更する可能性もある ので、講義中の連絡事項に注意すること。 - 17 - 科目名 解剖学実習Ⅱ(組織) (PT) 科目担当責任者 学科 小阪 淳 理学療法学科 科目担当者 升本 宏平 学年 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 1 学年 期 通年 1 時間数 45 時間 授業の形態 前期(月曜 2 限)、後期(月 必修/選択 必修 曜 2 限) 講義(前期)、講義+実習(後期) 授業の概要 (主題) 解剖学実習Ⅱでは,内臓学を中心に学習します。前期は講義を中心に、後期では、顕微鏡とバーチャ ル・スライドシステムを利用した組織標本の観察を予定しています。 授業の到達目標 1.全身の組織構築の基本構造が説明できる。 2.筋収縮の機構、骨代謝の機構、神経細胞の形態が説明できる。 3.全身の臓器の構造、および微細構造と機能が説明できる。 4.神経解剖学の体系が理解できる。運動系、感覚系の神経回路が説明できる。 曜日時限 単位数 授業計画 回数 内容 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 第 16 回 第 17 回 第 18 回 第 19 回 第 20 回 第 21 回 第 22 回 担当 (1)学習の進め方の説明。参考書の紹介 (2)ヒトの形にはルールがある:組織構造の基本 原則 ①細胞とは何か? ②身体を作る 4 つの組織 ③基底膜 ④骨芽細胞と破骨細胞 ⑤3 種類の筋組織の構造の違い ⑤筋収縮のメカニズム ⑥神経細胞 1 個の姿 ⑦中枢 神経系と末梢神経系の違い 心臓血管系の解剖学と発生学 ①心臓の形態、4 つの部屋と血管の出入り ②刺激伝導 系 ③心房中隔の発生 ④動脈管の発生 ⑤先天性心疾患を発生学から考える 泌尿器系の解剖学 ①泌尿器系の概観 ②腎臓、この難しい臓器 ③腎臓の機能を考 えてみよう ④血液尿関門の構造と原尿のろ過 ⑤ネフロンの構造と再吸収 ⑥血圧の 調節 ⑦やっぱり腎臓は難しい 呼吸器系の解剖学 ①内肺葉由来の上皮の姿 ②生き物の基本的な形 ③呼吸器系の 外観 ④胸腔の動きと筋、横隔膜 ⑤細気管支の定義 ⑥血液空気関門の構造 ⑦ガス 交換の仕組み ⑧肺は外分泌器官? (1)生殖器の発生学と解剖学「男性と女性の同じところと違うところ」 ①女性の性周期 ② いろんな「性」 ③内生殖器と外生殖器の形態形成 ④性の分化を医学的に考える (2)内分泌系の解剖学1 ①内分泌系の概観 ②視床下部と脳下垂体 ③ペプチドホルモ ンとステロイドホルモン (1)内分泌系の解剖学 ①甲状腺ホルモンの産生の仕組み ②カルシウム代謝 ③副腎 (2)血液系の解剖学 ①臓器とは何かを考える。 ②血液細胞の「形」 ③血球の正常 値 ④血球の役割 ⑤骨髄 ⑥幹細胞の話 ⑦血液凝固の仕組み 血液系の解剖学2 ①生体防御系 ②リンパ系 ③献血を通して血液細胞を考える。 まとめと予備 (1)前期筆記試験 (2)後期、第 1 回目の講義:聴覚器の解剖学 ①中耳の構造 ②側頭骨と内耳の構造 ③聴覚と平衡覚受容の仕組み (1)視覚器の解剖学 ①眼の発生 ②蝶形骨と眼窩 ③網膜の組織構築 ④視神経の投 射部位 ⑤眼球運動 (2)神経解剖学1 ①脳幹の構造と脳神経核 ②視床とは何か? ③聴覚系と視覚系の 伝達経路 1 神経解剖学2 ①大脳の構造 ②Broadmann の機能領野 ③運動野、感覚野はどこにあ るか? ④聴覚系と視覚系の伝達経路 2 神経解剖学3 運動系 ①脊髄の構造と神経筋接合部の復習 ②反射 ③大脳皮質運動 野の Penfield のホムンクルス ④運動系の伝達経路:皮質脊髄路 ⑤運動麻痺を解剖学 で考える 神経解剖学4 感覚系 ①感覚系の伝達経路:2つの脊髄視床路 ②体性感覚野の Penfield のホムンクルス ③前庭動眼反射 神経解剖学5 ①運動系、感覚系の復習 ②対光反射の経路 ③小脳 ④大脳基底核 ⑤海馬 - 18 - 小阪淳 小阪淳 小阪淳 小阪淳 小阪淳 小阪淳 小阪淳 小阪淳 小阪淳 小阪淳 小阪淳 第 23 回 第 24 回 神経解剖学6 ①Willis の動脈輪 ②運動系、感覚系のまとめ 組織学実習1 ①顕微鏡の原理と使い方 ②バーチャルスライドシステムの使い方 ③3 種類の筋の構造比較 ④横紋を観察する ⑤神経細胞 1 個の姿 小阪淳、升本宏平 第 25 回 第 26 回 組織学実習2 ①骨芽細胞と破骨細胞の観察 ②末梢血 組織学実習3 消化管 ①食道 ②胃 升本宏平、小阪淳 第 27 回 第 28 回 第 29 回 第 30 回 組織学実習4 肝臓、膵臓、腎臓 組織学実習5 中枢神経系 組織学実習6 予備、及び自己学習 後期筆記試験 成績評価の方法 評価の基準 升本宏平、小阪淳 升本宏平、小阪淳 ■定期試験、 □実技試験、 ■実習評価、 □小テスト、 ■レポート、 □その他( ) 定期試験(100点), 実習の加点+レポート(+20点) 実習の遅刻と欠席は厳禁。やむを得ず実習を欠 席する場合は別に設ける「補講」に必ず出席すること。毎回の講義で出題されるレポートの提出は任意 であり、自主性に任される。提出すれば筆記試験に加点する。最終試験が不安な学生は毎週のレポー トを積極的に取り組むことを勧める。 準備学習 学習へのアドバイス 1.授業のノートを取る。黒板を写すだけでは不充分である。教官が話す内容をメモすること。今後の他科 目の講義でも必要なので、是非、大学生としてのノートの取り方を学んでほしい。 2.予習・復習として随時レポートを出題する。レポートを作ることで、普段から地道に学習を進めること。 前期の「解剖学実習Ⅱ」については、「解剖学Ⅰ」講義が終了してから、6 月~7 月にかけて集中して 15 回の講義を行う。後期は、講義の他に、顕微鏡とバーチャルスライドシステムを用いた実習を行う。 履修条件 なし。 教 科 書 「標準理学療法学・作業療法学・専門基礎分野・解剖学」第 4 版 (野村嶬、編) 医学書院 「カラー図解・人体の正常構造と機能 Ⅷ神経系(1)」 改訂第 2 版 河田ら著 日本医事新報社 「カラー図解・人体の正常構造と機能 Ⅸ神経系(2)」 改訂第 2 版 久野ら著 日本医事新報社 顕微鏡レベルの解剖学(組織学)については、「入門組織学・改訂第 2 版 (牛木辰男著) 南江堂」が良 い。 その他、初回の講義で詳しく紹介する。 【問題集が必要であれば】 「PT・OT 基礎から学ぶ解剖学ノート・第 2 版 (医歯薬出版)」を勧める。 参 考 書 オフィスアワー 質問・相談は授業中や後など随時。研究室(L 棟 4 階 L401 室)を訪ねてください。電子メールでの質問も 受け付けます。アドレスを間違えないように。小阪の電子メールアドレス: [email protected] その他 後期の組織標本のスケッチ用に、白紙のノートかスケッチブック、色鉛筆が必要です。講義の中で指示 をします。 - 19 - 科目名 生理学Ⅰ(植物性機能) (PT) 科目担当責任者 学科 山下 勝幸 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 木曜 4 限 講義 授業の概要 (主題) 授業の到達目標 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 1 学年 期 前期 単位数 1 時間数 30 時間 科目担当者 必修/選択 必修 生理学Ⅰの講義では、人体の正常機能のうちホメオスタシスの維持に関わる植物性機能について学 ぶ。分子・細胞・組織・器官・個体のそれぞれのレベルにおいて、生命維持のためにどのようなことが営 まれているかを理解する。まず、一般生理学として細胞の機能について学び、次に、血液、循環、呼吸、 消化、腎臓、及び、神経とホルモンによる調節機構について学ぶ。さらに、生理学実習に関する基礎事 項について学習する。 1.細胞膜を介した物質の輸送が理解できる。 2.内部環境の維持に関わる機序が理解できる。 3.血液、循環調節について説明できる。 4.呼吸の仕組みについて説明できる。 5.消化と栄養素の吸収について説明できる。 6. 尿生成と排尿について説明できる。 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 細胞膜と物質の輸送、ホメオスタシス 体液、血液 第3回 第4回 循環系の構成と心臓 刺激伝導系、心周期、循環調節 第5回 第6回 呼吸器系の構成 呼吸調節 第7回 第8回 消化器系の構成、消化管運動 消化と吸収 第9回 第 10 回 腎臓の構成と血液濾過 尿生成、蓄尿・排尿 第 11 回 第 12 回 ニューロンの生理 神経性調節と液性調節 第 13 回 第 14 回 生理学実習基礎事項1 生理学実習基礎事項2 第 15 回 授業全体のまとめ 成績評価の方法 評価の基準 ■定期試験 □実技試験 □実習評価 □小テスト □レポート 定期試験のみで評価する。 準備学習 学習へのアドバイス 解剖学と密接に関連するので、解剖学と合わせて理解するのが望ましい。 履修条件 なし 教 科 書 コメディカルのための専門基礎分野テキスト 生理学・第 3 版 (黒澤美枝子・長谷川 薫 編集、中外医学社、2012 年) 参 考 書 初回講義時に紹介する。 オフィスアワー その他 各回の授業後に質問を受け付ける。それ以外でも研究室(L417)在室時は対応する。 - 20 - □その他( ) 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 1 学年 期 後期 単位数 1 時間数 30 時間 科目名 生理学Ⅱ(動物性機能) (PT) 科目担当責任者 学科 黒澤 美枝子 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 木曜 3 限 講義 授業の概要 (主題) 生理学Ⅱでは,動物機能(骨格筋収縮,神経性調節,高次脳機能,感覚など)を中心に講義する.特に 骨格筋収縮とその神経調節については,同時に進行する生理学実習において神経―筋標本を作製し て学ぶことにより,理解を深める.そして,動物機能を営む上で,生理学Ⅰで学んだ種々の植物機能 (例えば循環・呼吸などの機能)がどのようにかかわっていくのかを学ぶ. 授業の到達目標 1.筋の収縮の仕組みと運動神経による調節の仕組みを理解できる. 2.神経機能とその一般的性質を理解できる. 3.高次脳機能に関わる脳領域とそのメカニズムを理解できる. 4.自律神経性調節の特徴を理解できる. 5.各種感覚の神経機構を理解できる. 6.寒冷時ならびに暑熱時の体温調節の仕組みを理解できる. 科目担当者 必修/選択 必修 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 骨格筋1:収縮機序 骨格筋2:筋収縮の神経性調節 第3回 第4回 骨格筋3:筋収縮のエネルギー代謝 生理学実習基礎事項1 第5回 第6回 生理学実習基礎事項2 液性調節と神経性調節 第7回 第8回 自律神経性調節1 自律神経性調節2 第9回 第 10 回 中枢神経機能1 中枢神経機能2 第 11 回 第 12 回 体温調節 感覚1:一般的性質 第 13 回 第 14 回 感覚2:体性感覚 感覚3:視覚と聴覚 第 15 回 授業全体のまとめ 成績評価の方法 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 定期試験 定期試験 100% 前回の授業の復習をよくしておくこと. なし 教 科 書 コメディカルのための専門基礎分野テキスト「生理学」(黒澤美枝子,長谷川薫編,中外医学社,3 版) 参 考 書 トートラ人体の構造と機能(桑木共之ら訳,丸善) オフィスアワー その他 教員研究室(L-418)在室時に随時対応. - 21 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 1 学年 期 後期 1 時間数 45 時間 科目名 生理学実習 (木 4・5 限)(PT) 科目担当責任者 学科 黒澤 美枝子 理学療法学科 曜日時限 木曜 4 限 木 曜5限 授業の形態 実習 授業の概要 (主題) 各種の生理機能(骨格筋収縮,運動反射と神経伝導,内分泌機能など)に対する理解を深めるために, ヒトおよび動物において実習を行う.実習実験の計画,基本的な手法,実験データの収集・処理法,実 験結果の分析,考察の仕方などを習得し,レポート作成を行う. 授業の到達目標 1.各実習項目の背景を理解することができる. 2.各実習項目の内容を理解することができる. 3.実習データを整理することができる. 4.提示された考察項目に答えることができる. 5.実習レポートの形式を理解し,それに沿ったレポートを提出することができる. 科目担当者 必修/選択 山下 勝幸 学年 必修 単位数 授業計画 回数 内容 1.実習期間 10 週間 担当 2.実習オリエンテーション 3.本実習 ・4 項目を実習(前半 2 項目,後半 2 項目とする.) ・骨格筋収縮のメカニズムに関する実習 ・インスリン作用に関する実習 ・伸張反射と神経伝導に関する実習 ・呼吸機能と血圧に関する実習 4.レポート作成と提出 各実習項目(4項目)のレポートを作成し(実習の目的,方法,結果,考察をまとめる), 提出する. 5.動物慰霊祭 成績評価の方法 評価の基準 課題ごとのレポート 実習参加態度と課題レポート内容とで 100%. 全 4 項目の実習参加は必須条件. 準備学習 学習へのアドバイス 実習のオリエンテーション時に受講上の注意を述べる. 履修条件 なし 教 科 書 参 考 書 生理学実習の手引き(国際医療福祉大学) 実習オリエンテーション時に提示する. オフィスアワー 随時(L-418, L-417) その他 - 22 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 1 学年 期 前期 単位数 1 時間数 30 時間 科目名 運動学Ⅰ(基礎) (PT) 科目担当責任者 学科 谷 浩明 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 金曜 2 限 講義 授業の概要 (主題) 運動学は理学療法の重要な基礎学問として位置づけられている。運動学Ⅰ(基礎)は機能解剖学を中 心に講義を行う。機能解剖学の目的は、骨・筋を中心に上肢・下肢・体幹・顔面の解剖学および運動学 を理解することである。 授業の到達目標 1.筋の起始、停止、作用、神経支配が説明できる。 2.各関節における運動の特徴が説明できる。 科目担当者 必修/選択 小林 薫 必修 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 オリエンテーション:なぜ運動学を学ぶのか? 運動学総論:身体の基本面と基本肢位、身体部位(面)の名称 第3回 第4回 上肢帯の筋 肩関節の筋 第5回 第6回 肘関節の筋 手関節と手指の筋 第7回 第8回 総合討議 上肢のまとめ 第9回 第 10 回 股関節の筋 股関節の筋 第 11 回 第 12 回 膝関節の筋 膝関節の筋 第 13 回 第 14 回 足関節と足指の筋 下肢のまとめ 第 15 回 体幹・顔面の筋、総括 成績評価の方法 評価の基準 定期試験、小・中テスト 定期試験 60%、小・中テスト 40% 準備学習 学習へのアドバイス 積極的な発言を望む。 履修条件 教 科 書 基礎運動学 第 6 版補訂、医歯薬出版、2015 国試の達人-運動解剖生理学編 アイペック 参 考 書 運動解剖生理学ワークブック アイペック オフィスアワー その他 随時:A303 - 23 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 1 学年 期 後期 単位数 1 時間数 30 時間 科目名 運動学Ⅱ(応用) (PT) 科目担当責任者 学科 谷 浩明 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 金曜 2 限 講義 授業の概要 (主題) 運動学Ⅱは機能解剖学を中心に講義を行う。機能解剖学の目的は、骨・筋を中心に上肢・下肢・体幹・ 顔面の解剖学および運動学を理解することである。また、移動手段として重要な歩行に加えて、姿勢や 運動の学習についても理解を深める。 授業の到達目標 1.各関節における運動の特徴が説明できる。 2.歩行について運動学的な説明ができる。 3.姿勢と動作、運動学習の特徴が説明できる。 科目担当者 必修/選択 小林 薫 必修 授業計画 回数 第1回 内容 肩関節の運動学 第2回 第3回 肘関節の運動学 手関節の運動学 第4回 第5回 上肢のまとめ 股関節の運動学 第6回 第7回 膝関節の運動学 足関節の運動学 第8回 第9回 体幹の運動学 下肢、体幹のまとめ 第 10 回 第 11 回 歩行の基礎:人はなぜ歩く必要があるのか? 歩行:筋活動と異常歩行 第 12 回 第 13 回 姿勢と動作 運動の学習 第 14 回 第 15 回 総合討議 総括 成績評価の方法 定期試験、小・中テスト 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 定期試験 80%、小・中テスト 20% 担当 積極的な発言を望む。 教 科 書 基礎運動学 第 6 版補訂、医歯薬出版、2015 国試の達人-運動解剖生理学編 アイペック 参 考 書 運動解剖生理学ワークブック アイペック オフィスアワー その他 随時:A303 - 24 - 大田原キャンパス 授業開始年度 科目名 運動生理学 科目担当責任者 学科 倉本アフジャ亜美 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 金曜 1 限 講義 授業の概要 (主題) 運動にともなう身体の機能および臓器の運動生理学的な変化について、グループ学習を軸に講義を行 う。 1.運動によって身体の機能・構造にどのような変化が生じるのか説明できる。 2.自ら調べた資料およびグループ学習などで配布された資料をポートフォリオとして整理することがで きる。 授業の到達目標 科目担当者 必修/選択 必修 小林 薫、貞清 香織、下重 里江 学年 1 学年 期 単位数 授業計画 回数 内容 2 時間数 担当 第1回 第2回 オリエンテーション:なぜ運動生理学を学ぶのか? 運動生理学総論:体力と老化 第3回 第4回 運動と栄養 運動と骨 第5回 第6回 運動と筋、筋紡錘 運動と筋力、トレーニング 第7回 第8回 運動とバランス 運動と身体組成 第9回 第 10 回 運動と呼吸 運動と酸素摂取量 第 11 回 第 12 回 運動と血液、循環 運動とエネルギー 第 13 回 第 14 回 運動とホルモン ポートフォリオのまとめ 第 15 回 総括 成績評価の方法 評価の基準 ポートフォリオ、定期試験 ポートフォリオ 70%、定期試験 30% 準備学習 学習へのアドバイス 毎回の振り返りおよびポートフォリオの整理が大切です。 履修条件 教 科 書 参 考 書 臨床運動学 アイペック 特に指定しない オフィスアワー 月曜日・金曜日 12:00-13:00 A302 その他 - 25 - 2016 年度 後期 30 時間 大田原キャンパス 授業開始年度 科目名 パルペーション(運動機能) (前半)(PT) 科目担当責任者 学科 倉本アフジャ亜美 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 金曜 3 限 講義 授業の概要 (主題) 各身体部位における骨や筋の名称および位置、筋の作用を確認しつつ、その触診法を学ぶ。 授業の到達目標 1.各身体部位における骨が触診できる。 2.各関節に作用する筋が触診できる。 科目担当者 必修/選択 選択 単位数 1 授業計画 回数 内容 下肢の触診(骨) 下肢の触診(骨) 第3回 第4回 下肢の触診(筋) 下肢の触診(筋) 第5回 第6回 上肢の触診(骨) 上肢の触診(筋) 第7回 第8回 上肢の触診(筋) 体幹の触診(骨、筋) 成績評価の方法 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 時間数 担当 第1回 第2回 実技試験 実技試験 100% 1 に復習、2 に復習です。 教 科 書 筋骨格系の触診マニュアル(ガイアブックス/エルゼビア・ジャパン) 2011 参 考 書 触診解剖アトラス(頸部・体幹・上肢、下肢) 医学書院 運動療法のための機能解剖学的触診技術(上肢、下肢・体幹) MEDICAL VIEW ID 触診術 三輪書店 オフィスアワー その他 月曜日・金曜日 12:00-13:00 A302 - 26 - 2016 年度 小林 薫、野村 高弘、韓 憲受、石坂 正大、谷 浩明 学年 1 学年 期 後期前半 15 時間 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 1 学年 期 前期 単位数 2 時間数 30 時間 科目名 理学療法概論 科目担当責任者 学科 久保 晃 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 木曜 2 限 講義 授業の概要 (主題) 理学療法の枠組みと理論を理解し、系統的な理学療法が構築できる能力を養う。 授業の到達目標 1.理学療法の定義を説明できる。 2.理学療法の対象、目的、手段について説明できる。 3.世界の理学療法について、理解し説明できる。 4.理学療法に関する基本的事項を、OPEN CUMPUS 時の展示で説明できる。 科目担当者 必修/選択 必修 授業計画 回数 第1回 内容 オリエンテ-ション 第2回 第3回 理学療法の歴史 リハビリテ-ションと理学療法 第4回 第5回 理学療法の対象、目的、手段 世界の理学療法 第6回 第7回 ブレインスト-ミング 理学療法の世界1(講義・演習) 第8回 第9回 理学療法の世界 2(講義・演習) 理学療法の世界 3 (講義・演習) 第 10 回 第 11 回 理学療法の世界 4 (講義・演習) 理学療法の世界 5 (講義・演習) 第 12 回 第 13 回 課題発表Ⅰ 課題発表Ⅱ 第 14 回 第 15 回 課題発表Ⅲ 課題発表Ⅳ 総括 担当 成績評価の方法 筆記試験、課題の発表態度、発表内容について評価(OCでの説明態度を加味する) 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 ①筆記試験成績、学習態度 ②課題発表 ③OC 参加・発表 ①~③について総合評価する。 積極的な参加を期待する 教 科 書 理学療法概論 理学療法科学学会監修 アイペック 理学療法科学学会雑誌 参 考 書 砂原茂一 リハビリテ-ション 岩波新書 奈良勲 理学療法概論 医歯薬出版 オフィスアワー 月曜日 14:40-16:10 E-503 その他 - 27 - 科目名 大田原キャンパス 授業開始年度 PT スキルⅠ演習(課題発表・PBL) 科目担当者 2016 年度 小林 薫、糸数 昌史、野村 高弘、韓 憲受、小野田 公、貞清 香織、石坂 正大、本澤 薫、堀本 ゆかり、下 井 俊典、金子 純一朗、谷 浩明、倉本アフジャ亜美、下 重 里江 学年 1 年生 期 後期 科目担当責任者 久保 晃 学科 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 月曜 3 限 演習 授業の概要 (主題) 理学療法学の専門的な知識および技術を習得する上で、問題解決能力の向上は必須である。本講義 で取り組む問題基盤型学習(PBL)を実践することで、医療福祉分野に関する有機的なチーム連携につ いて振り返ることを目的としている。 授業の到達目標 1.PBL 課題における問題点を抽出することが出来る. 2.PBL 課題における情報収集を実施することが出来る. 3.PBL 課題における背景因子を抽出することが出来る. 4.PBL 課題を通じて,将来の自分に必要な課題と目標を設定することが出来る. 必修/選択 必修 授業計画 回数 内容 単位数 1 時間数 30 時間 担当 オリエンテーション PBL 概論,PBL の実践に向けて 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会,総括 成績評価の方法 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 ポートフォリオ,PBL 課題,レポート ポートフォリオ 30%,レポート 30%,PBL 課題 40% 事前学習を実施し,PBL 課題における問題点の整理,集約をあらかじめ実施してから取り組むこと 教 科 書 特になし 参 考 書 特になし オフィスアワー その他 随時,A303 - 28 - 科目名 物理療法学Ⅰ(基礎) 科目担当責任者 学科 堀本 ゆかり 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 木曜 2 限 講義 実習 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 1 学年 期 後期 単位数 1 時間数 30 時間 科目担当者 必修/選択 必修 授業の概要 (主題) 物理療法の歴史を学び、物理療法を実施するに必要な生理学、病理学等の基本部分から講義を始め る。温熱療法、水治療法、牽引療法、マッサージの各療法の原理と目的、適応と禁忌、リスク管理を講 義する。また、これらの機器の概要とその操作方法を実習も行いながら教授する。 授業の到達目標 ・温熱療法の生理学的効果を説明することができる ・ホットパックの適応と禁忌が説明できる ・パラフィンの適応と禁忌が説明できる ・寒冷療法の適応と禁忌が説明できる ・牽引療法の生理学的効果を説明することができる ・牽引療法の適応と禁忌が説明できる ・各物理療法を安全に施行する手順が説明できる 授業計画 回数 内容 第1回 物理療法学総論 物理療法の定義と歴史 第2回 熱物理学 体温調節 第3回 第4回 温熱の生理学 温熱療法総論 第5回 第6回 温熱療法の効果 炎症、痛み、浮腫 ホットパック 特徴と原理 機器概要 第7回 ホットパック 適応と禁忌、リスク管理 機器の操作と管理 第8回 パラフィン 特徴と原理 機器概要 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 担当 パラフィン 適応と禁忌、リスク管理 機器の操作と管理 寒冷療法 極低温療法 水の物理的特性と生理学 水治療法の適応と禁忌、リスク管理 牽引療法 牽引の効果 牽引の種類 牽引療法の実際 腰椎牽引 頸椎牽引 徒手による牽引 実習1 (ホットパック、パラフィン、水治療法) 実習2 (牽引療法) - 29 - 成績評価の方法 定期試験 評価の基準 定期試験 100% 準備学習 学習へのアドバイス 生理学、物理学の知識が必要です。 事前に予習して授業に臨むこと。 履修条件 教 科 書 参 考 書 オフィスアワー その他 15 レクチャーシリーズ 理学療法テキスト 物理療法学・実習(中山書店) EBM 物理療法(医歯薬出版)物理療法学(金原出版)標準理学療法学 物理療法学(医学書院) シンプル理学療法学シリーズ 物理療法学テキスト(南江堂) 水曜日を除く平日日中(場所については後日通知) - 30 - 科目名 大田原キャンパス 授業開始年度 基礎実習 (9 月上旬) 科目担当責任者 久保 晃 学科 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 集中講義 実習 授業の概要 (主題) 理学療法を実施している各施設の見学を通じて,施設の役割ならびに理学療法士の役割,業務,他職 種との関係を理解する. 1.理学療法を実施している各施設の役割を説明できる. 2.理学療法士の役割と業務を説明できる. 3.理学療法士と他職種との関係を説明できる. 4.各施設の設備,機器の目的について説明できる. 5.ポートフォリオ,レポートの作成ならびに各アドバイザーとのリフレクションを通じて,将来の自分に必 要な課題と目標を設定することができる. 授業の到達目標 科目担当者 2016 年度 小林 薫、糸数 昌史、野村 高弘、韓 憲受、小野田 公、貞清 香織、石坂 正大、本澤 薫、堀本 ゆかり、下 井 俊典、金子 純一朗、谷 浩明、倉本アフジャ亜美、下 重 里江 学年 1 学年 期 後期 必修/選択 必修 単位数 1 授業計画 回数 内容 時間数 45 時間 担当 1.オリエンテーション 2.医療機関:急性期病院 3.医療機関:回復期病院 4.老人保健施設 5.特別養護老人ホーム 6.在宅サービス(通所リハビリテーション) 7.療育園,リハビリテーションセンター 8.総括:各アドバイザーとのリフレクションならびにポートフォリオ・レポート作成 成績評価の方法 評価の基準 ポートフォリオ,レポート,プレゼンテーション・リフレクション ポートフォリオ 40%,レポート 30%,プレゼンテーション・リフレクション 30% 準備学習 学習へのアドバイス 事前学習をもとに,見学する施設の差異や共通点,ならびに理学療法士の役割と業務について問題意 識を持って実習に臨むこと. 履修条件 教 科 書 参 考 書 特になし 特になし オフィスアワー 随時:A303 その他 - 31 - 2 学 年 専 門 教 育 科 目 - 33 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 2 学年 期 前期 単位数 1 時間数 30 時間 科目名 病理学 (PT2) 科目担当責任者 学科 倉田 毅 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 火曜 5 限 講義 授業の概要 (主題) 人の疾病理解の基礎となる病因・発生機序・経過・予後など、疾病概念の本質を学習する。 基礎的能疾病に共通する総括的問題、すなわち退行性病変・代謝異常症・進行性病変・循環障害・炎 症・免疫・腫瘍などを中心に学習する。 授業の到達目標 1. 本学科の学習を通じて国家試験レベルの事項とともに、チーム医療を担う医療人としての力を習得 できる。 2. ヒトの組織・細胞・遺伝子障害とその修復について説明できる。 3. 代謝障害、循環障害、炎症・免疫、腫瘍について説明できる。 4. ヒトの各臓器の主な疾病とその症状について説明できる。 科目担当者 必修/選択 必修 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 病理学とはなにか? 病気の理屈 病気の診断にも役立つ病理学総論 第3回 第4回 ひとはなぜ病気にかかるか? 遺伝子異常と発生発達異常 第5回 第6回 細胞の障害と修復のしくみ 物質の処理がうまくいかない “代謝障害” 第7回 第8回 血の巡りが悪くなる“循環障害” ほとんどの病気は“炎症 ” 第9回 第 10 回 病理診断の主な対象は“腫瘍” そもそも腫瘍とはなにか 第 11 回 第 12 回 がんはどのように病理診断されているのか? 病理診断と間違い探しの共通点 第 13 回 病理医が使う ”武器” とは? 病原体が身体をおかし死に至らしめる機序は? インフルエザ、エイズの日和見感染 等々 その他 まとめ 第 14 回 第 15 回 成績評価の方法 ■定期試験、 □実技試験、 □実習評価、 □小テスト、 □レポート、 □その他( 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 定期試験 100% 教 科 書 特に指定しない 参 考 書 良く分かる病理学の基本としくみ 田村浩一 著 図解メデイカルサイエンスシリーズ 秀和システム社 価格 2200 円 オフィスアワー その他 ) まずは自分で教科書などで調べる、復習するといった、講義を受ける上での基本をしっかりするように。 質問等は授業後に応じる - 35 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 2 学年 期 前期 単位数 1 時間数 30 時間 科目名 臨床医学概論 科目担当責任者 学科 --理学療法学科 曜日時限 授業の形態 木曜 5 限 講義 授業の概要 (主題) 一般臨床全般の代表的疾患や病態につき概説し、解剖・生理・生化学などの基礎医学で学習した内容 を整理しつつ臨床症状と疾患のメカニズム、さらに治療法・リハの適応・リスク管理法などを総合的に理 解する。また、臨床場面で利用される基本的な医療機器、基本的医療行為を紹介する。 授業の到達目標 科目担当者 必修/選択 必修 1. 一般臨床症状についての理解を深め、そのメカニズムを理解し主要な疾患を類推することができる。 2. 臨床医学と理学療法との関連に留意し、適応と禁忌について対応できる。 3. 臨床場面で使用される基本的な医療機器・医療行為を知り、リスク管理ができるようになる。 4. 臨床医学の知識をもとにして、チーム医療のなかで理学療法士として対応できるようになる。 5. 代表的疾患を通して、予防、治療、機能回復・機能再生、社会参加などの多方面にわたるリハビリテ ーションの役割を理解することができる。 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 血圧の意味、高血圧・低血圧のメカニズムと対処法、脳血流の自動調整能 胸痛・冠動脈疾患について 第3回 第4回 不整脈・心不全について COPD・呼吸不全について 第5回 第6回 意識障害・せん妄・情動異常について 頭蓋内圧亢進症状、水頭症・脳血管障害・脳外科手術の概要 第7回 第8回 認知機能障害、外傷性脳損傷による高次脳機能障害について めまい・顔面神経麻痺のメカニズムと対処法 第9回 第 10 回 浮腫の種類、リンパ浮腫、腎不全のメカニズムと対応法、血液透析の概要 排泄障害とその対応法 第 11 回 第 12 回 摂食・嚥下障害のメカニズムと対応法 サルコペニア、低栄養について 第 13 回 第 14 回 熱傷・褥瘡とその対応法 基本手技の紹介と消毒法、臨床検査データ、医療機器の紹介と測定法・留意点 第 15 回 総括 成績評価の方法 評価の基準 定期試験、レポート 定期試験と課題レポートによって行う。 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 配布する資料をもとに、基礎医学の教科書と照らし合わせて疾患のメカニズムを把握するようにするこ と。 教 科 書 特に指定しない 参 考 書 必要に応じて資料を配布し、参考図書を紹介します。 オフィスアワー その他 開講科目授業後 10 分、講義室内で対応する。また、メールでも対応する。 連絡先メール [email protected] - 36 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 2 学年 期 前期 単位数 1 時間数 30 時間 科目名 内科学Ⅰ(基礎) (PT) 科目担当責任者 学科 --理学療法学科 曜日時限 授業の形態 火曜 2 限 講義 授業の概要 (主題) リハビリテーション医学は内科学の知識なくしては理解できないし、現場で実践できない。内科学は臨 床医学の中心となる学問であり、医療福祉の根幹となる概念を包括している。本講義では、内科学に関 する基本的知識、各種疾病の病態概要、治療のアウトライン等を習得する。 授業の到達目標 1.バイタルサインを正しく測定できる。 2.患者さんの訴えおよび症候から内科疾患を絞り込める。 3.内科学の全領域を学習し、リハビリテーション治療を受ける患者さんの基礎疾患の病態を理解でき る 。 4.感染症を理解して公衆衛生学観点から感染を予防するなど危機管理に努める。 5.内科学の基本的知識をもって患者さんの微小な病態変化を迅速に察知し、最適な対応がとれる。 科目担当者 必修/選択 必修 授業計画 回数 第1回 内容 内科学とは 担当 第2回 第3回 内科的診断と治療の実際 症候学 第4回 第5回 循環器疾患(1) 循環器疾患(2) 第6回 第7回 循環器疾患(3) 循環器疾患(4) 第8回 第9回 呼吸器疾患(1) 呼吸器疾患(2) 第 10 回 第 11 回 呼吸器疾患(3) 消化管疾患(1) 第 12 回 第 13 回 消化管疾患(2) 肝胆膵疾患(1) 第 14 回 第 15 回 肝胆膵疾患(2) 総括 成績評価の方法 定期試験 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 定期試験 授業は学生さんの理解を第1とし、出来るだけ分かりやすい解説を心がける。ただし内科疾患の範囲は 広いため各授業毎にポイントを習得するよう集中することが望ましい。 教 科 書 標準理学療法学・作業療法学専門基礎分野「内科学」第 3 版(医学書院) 参 考 書 特に指定しない オフィスアワー その他 別途指示 - 37 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 2 学年 期 後期 単位数 2 時間数 30 時間 科目名 内科学Ⅱ(臨床) (PT) 科目担当責任者 学科 --理学療法学科 曜日時限 授業の形態 火曜 2 限 講義 授業の概要 (主題) リハビリテーション医学は内科学の知識なくしては理解できないし、現場で実践できない。内科学は臨 床医学の中心となる学問であり、医療福祉の根幹となる概念を包括している。本講義では、内科学に関 する基本的知識、各種疾病の病態概要、治療のアウトライン等を習得する。 授業の到達目標 1.バイタルサインを正しく測定できる。 2.患者さんの訴えおよび症候から内科疾患を絞り込める。 3.内科学の全領域を学習し、リハビリテーション治療を受ける患者さんの基礎疾患の病態を理解でき る 。 4.感染症を理解して公衆衛生学観点から感染を予防するなど危機管理に努める。 5.内科学の基本的知識をもって患者さんの微小な病態変化を迅速に察知し、最適な対応がとれる。 科目担当者 必修/選択 必修 授業計画 回数 第1回 内容 血液・造血器疾患(総説) 担当 第2回 第3回 血液・造血器疾患(各論) 代謝性疾患(糖尿病) 第4回 第5回 代謝性疾患(脂質異常症、メタボリックシンドローム) 感染症(1) 第6回 第7回 腎・泌尿器疾患(1) 感染症(2) 第8回 第9回 腎・泌尿器疾患(2) アレルギー疾患・膠原病・免疫不全症(1) 第 10 回 第 11 回 アレルギー疾患・膠原病・免疫不全症(2) 内分泌疾患(1) 第 12 回 第 13 回 内分泌疾患(2) セルフアセスメント(1) 第 14 回 第 15 回 セルフアセスメント(2) 総括 成績評価の方法 定期試験、レポート 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 定期試験 90%およびレポート内容 10% (各期 2 回程レポート課題を出し提出願う予定) 授業は学生さんの理解を第1とし、出来るだけ分かりやすい解説を心がける。ただし内科疾患の範囲は 広いため各授業毎にポイントを習得するよう集中することが望ましい。 教 科 書 特に指定しない 参 考 書 特に指定しない オフィスアワー その他 - 38 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 2 学年 期 前期 単位数 2 時間数 30 時間 科目名 神経学Ⅰ(基礎) (PT2) 科目担当責任者 学科 大塚 美恵子 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 木曜 4 限 講義 授業の概要 (主題) 神経内科領域の疾患全般について理解を深めることを目的とする。神経解剖学・神経生理学を臨床神 経学の観点から把握し、さらに神経症候学を学ぶ。 1.神経系の構造と機能の概略を説明できる。 2.神経学的診察の意義が理解できる。 3.意識障害の病態と評価法について説明できる。 4.人間の知能について理解を深める。 5.脳高次機能の障害について理解する。 6.運動障害の概略を説明できる。 7.感覚障害の概略を説明できる。 8.自律神経障害について理解する。 9.神経学的補助検査の意義が理解できる。 授業の到達目標 科目担当者 必修/選択 必修 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 神経系の構造と機能(1) 神経系の構造と機能(2) 第3回 第4回 神経学的診察 第 1 回~第 3 回のまとめ 第5回 第6回 意識障害 記憶障害・知能障害 第7回 第8回 第 5 回、第 6 回のまとめ 失語・失行・失認 第9回 第 10 回 運動麻痺・筋萎縮 運動失調 第 11 回 第 12 回 不随意運動 感覚障害 第 13 回 第 14 回 構音障害・嚥下障害 自律神経障害 第 15 回 神経学的補助検査 成績評価の方法 評価の基準 ■定期試験、 □実技試験、 □実習評価、 □小テスト、 ■レポート、 □その他( 基本的には定期試験にて評価するが、レポートが評価に加味されることもある。 準備学習 学習へのアドバイス 毎回の復習が望ましい。講義後の質問歓迎。 ) 履修条件 教 科 書 参 考 書 オフィスアワー その他 病気がみえる Vol.7 脳・神経 医療情報科学研究所編、メディックメディア、2011 年 ≪標準理学療法学・作業療法学専門基礎分野≫神経内科学(川平和美編、医学書院、第 3 版、2009 年) クリニカルアイ 神経内科(古川哲雄・三苫博著、医学評論社、第 2 版、2007 年) 質問等は授業後に応じる - 39 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 2 学年 期 後期 単位数 2 時間数 30 時間 科目名 神経学Ⅱ(臨床) (PT2) 科目担当責任者 学科 大塚 美恵子 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 木曜 3 限 講義 授業の概要 (主題) 授業の到達目標 神経内科領域の疾患全般について理解を深めることを目的とする。脳血管障害、認知症、変性疾患、 脱髄疾患、感染性疾患、末梢神経疾患、筋疾患など、神経内科で扱う各疾患について学ぶ。 各疾患の症候・病態の概略を説明できる。 科目担当者 必修/選択 必修 授業計画 回数 第1回 内容 脳血管障害(1) 第2回 第3回 脳血管障害(2) 認知症 第4回 第5回 脳腫瘍・頭部外傷 記憶障害・知能障害 第6回 第7回 変性疾患(1) 変性疾患(2) 第8回 第9回 脱髄疾患 感染性疾患 第 10 回 第 11 回 脊髄疾患 末梢神経疾患 第 12 回 第 13 回 筋疾患・神経筋接合部疾患 機能性疾患 第 14 回 第 15 回 まとめ 総括 担当 成績評価の方法 ■定期試験、 □実技試験、 □実習評価、 □小テスト、 ■レポート、 □その他( ) 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 基本的には定期試験にて評価するが、レポートが評価に加味されることもある。 教 科 書 病気がみえる Vol.7 脳・神経 医療情報科学研究所編、メディックメディア、2011 年 参 考 書 ≪標準理学療法学・作業療法学専門基礎分野≫神経内科学(川平和美編、医学書院、第 3 版、2009 年) クリニカルアイ 神経内科(古川哲雄・三苫博著、医学評論社、第 2 版、2007 年) オフィスアワー 質問等は授業後に応じる 毎回の復習が望ましい。講義後の質問歓迎。 その他 - 40 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 2 学年 期 前期 単位数 1 時間数 30 時間 科目名 整形外科学Ⅰ(基礎) (PT) 科目担当責任者 学科 若江 幸三良 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 月曜 5 限 講義 授業の概要 (主題) 専門職としての理学療法士の業務に整形外科学の知識は必須である。 授業の到達目標 実践を念頭に、できるだけ整形外科臨床に即した内容を講義し、整形外科的な常識を身につけることを 目標とする。 科目担当者 必修/選択 必修 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 整形外科の歴史と基礎科学:骨・関節・筋の構造と生理 整形外科学基本事項;用語、関節可動域、変形表現、計測、筋力テスト 第3回 第4回 整形外科で用いる検査法(画像検査を中心に) 骨関節の機能解剖1:肩、肘、手関節・手(可動域、筋力テスト含む) 第5回 第6回 骨関節の機能解剖2:膝、股関節(可動域、筋力テスト含む) 脊椎バイオメカニズム、脊椎解剖、姿勢、歩行、跛行 第7回 第8回 絶対見る整形外科的疾患1:上肢疾患/肩・肘・手関節、手 絶対見る整形外科的疾患2:下肢疾患/股・膝・足関節、足 第9回 第 10 回 絶対見る整形外科的疾患3 :脊椎疾患 外傷学:総論、骨折・骨生理と解剖・治療・予後、四肢切断部位 第 11 回 第 12 回 外傷学:捻挫・脱臼とその治療、神経学:中枢神経の解剖・生理、運動・知覚障害 神経学:抹消神経解剖・生理、反射、疼痛機序、レーザー疼痛治療 第 13 回 第 14 回 熱傷、凍傷、熱中症、脱水症、その他 腰痛ガイドライン 第 15 回 まとめ 成績評価の方法 評価の基準 定期試験 ※下記「その他」欄参照 上記にそって評価する。標準偏差も用いる。 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 講義内容は、臨床を基準に作成している。専門用語が多数あり、各自の学習を要する。試験に関して、 主に過去問題を参考に作成している。 必修科目であるので必ず出席すること。また、真摯な受講態度を望む。 教 科 書 学内本屋にて各自購入のこと。*購入必須 参 考 書 標準整形外科学(石井清一監修、医学書院、第 11 版)*購入任意 オフィスアワー 国際医療福祉大学クリニックにて、月・土曜日・午前中に臨床・外来あり。 ・文部科学省は、出席状況を評価に含むことは不自然なことであるとの見解を示している。このことは、 講義への出席は当たり前であり、所定の出席数に足りない場合、定期試験等の受験を認めないこととし ている。 ・パワーポイントを使用し、講義資料としてのサブノートを学内本屋であらかじめ購入のこと。追加資料 は、当日プリントを配布する。 その他 - 41 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 2 学年 期 後期 単位数 1 時間数 30 時間 科目名 整形外科学Ⅱ(臨床) (PT) 科目担当責任者 学科 若江 幸三良 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 月曜 5 限 講義 授業の概要 (主題) 専門職としての理学療法士の業務に整形外科学の知識は必須である。 授業の到達目標 実践を念頭に、できるだけ整形外科臨床に即した内容を講義し、整形外科的な常識を身につけることを 目標とする。 科目担当者 必修/選択 必修 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 頚椎疾患;OPLL、OYL、SCS、変形性頚椎症、胸郭出口症候群 腰椎疾患;脊椎分離症、脊椎すべり症、腰痛症 第3回 第4回 脊椎バイオメカニズム、脊椎解剖、姿勢、歩行、跛行 慢性関節疾患;壊死、骨端症、変形性関節症 第5回 第6回 骨盤疾患、股関節疾患、大腿骨頚部・骨幹部骨折、仙腸関節 膝関節疾患、足関節疾患、足部疾患、下腿骨折 第7回 第8回 骨粗鬆症、変形性脊椎症、RA、骨関節感染症 手の外科、肩関節疾患、上肢障害 第9回 第 10 回 先天異常・骨系統疾患 骨軟部腫瘍 第 11 回 第 12 回 スポーツ傷害と外傷 小児整形外科 第 13 回 第 14 回 椎間板ヘルニアのガイドライン まとめ 第 15 回 まとめ 成績評価の方法 評価の基準 定期試験 ※下記「その他」欄参照 上記にそって評価する。標準偏差も用いる。 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 講義内容は、臨床を基準に作成している。専門用語が多数あり、各自の学習を要する。試験に関して、 主に過去問題を参考に作成している。 必修科目であるので必ず出席すること。また、真摯な受講態度を望む。 教 科 書 学内本屋にて各自購入のこと。*購入必須 参 考 書 標準整形外科学(石井清一監修、医学書院、第 11 版)*購入任意 オフィスアワー 国際医療福祉大学クリニックにて、月・土曜日・午前中に臨床・外来あり。 ・文部科学省は、出席状況を評価に含むことは不自然なことであるとの見解を示している。このことは、 講義への出席は当たり前であり、所定の出席数に足りない場合、定期試験等の受験を認めないこととし ている。 ・パワーポイントを使用し、講義資料としてのサブノートを学内本屋であらかじめ購入のこと。追加資料 は、当日プリントを配布する。 その他 - 42 - 科目名 精神医学Ⅰ(総論・各論) 科目担当責任者 学科 小山田 静枝 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 水曜 3 限 講義 授業の概要 (主題) 授業の到達目標 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 2 学年 期 前期 単位数 2 時間数 30 時間 科目担当者 必修/選択 必修 精神医学の概要と、個々の精神障害の症状、診断、治療について概説する。さまざまな職種の人たち が協働する医療現場では、それぞれの役割は異なっていても、専門職として医療に従事する人たちは お互いに共通の認識がなければならない。そこで本授業では、コメディカルスタッフとして精神障害者と 接し、治療にかかわるために必要な精神医学の基礎的知識について理解を深めていくことを目標とす る。 1.代表的な精神障害の症状、診断、治療法を理解し、臨床に応用できる。 2.精神科の様々な治療法を理解し、臨床で応用できる。 3.チーム医療の一員として必要な精神障害の基本的知識を身につけることができる。 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 精神科医療、精神医学とは:歴史、精神障害の定義と分類など 精神症状の把握のための面接、検査 第3回 第4回 神経症およびストレス関連障害、心身症 統合失調症 第5回 第6回 気分障害 認知症 第7回 第8回 認知症以外の器質性精神障害、症状性精神障害 物質関連障害群、物質依存症 第9回 第 10 回 てんかん 老年期精神障害、児童・青年期の精神障害 第 11 回 第 12 回 知的能力障害 パーソナリティ障害、その他精神障害 第 13 回 第 14 回 精神科治療 概論 精神医学の基本問題 (1) 第 15 回 総括 成績評価の方法 評価の基準 ■定期試験、 □実技試験、 □実習評価、 □小テスト、 □レポート、 □その他( 定期試験 準備学習 学習へのアドバイス 適宜、関係した書物を読み理解を深めること。 履修条件 なし 教 科 書 参 考 書 改定第 2 版 はじめての精神医学 渡辺雅幸著 中山書店 2015 精神医学テキスト 編集:上島国利/立山萬里 南江堂 オフィスアワー 授業終了後に質問などしてください。 その他 - 43 - ) 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 2 学年 期 後期 単位数 2 時間数 30 時間 科目名 精神医学Ⅱ(各論) 科目担当責任者 学科 小山田 静枝 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 水曜 3 限 講義 授業の概要 (主題) 前期に引き続きコメディカルスタッフとして必要な精神医学の知識について理解を深めていくことを目標 に、コメディカルの役割の大きい分野について、より詳しい学習を進める。症例の提示などなるべく現実 的、実際的、臨床的な内容とする。 授業の到達目標 1.代表的な精神障害の症状、診断、治療法を理解し、臨床に応用できる。 2.精神科の様々な治療法を理解し、臨床で応用できる。 3.チーム医療の一員として必要な精神障害の基本的知識を身につけることができる 科目担当者 必修/選択 必修 授業計画 回数 第1回 内容 認知症各論(Ⅰ) 担当 第2回 第3回 認知症各論(Ⅱ) 統合失調症各論(Ⅰ) 第4回 第5回 統合失調症各論(Ⅱ) 気分障害各論(Ⅰ) 第6回 第7回 気分障害各論(Ⅱ) 精神科治療各論(Ⅰ) 精神科薬物治療 第8回 第9回 精神科治療各論(Ⅱ) 精神(心理)療法 精神科治療各論(Ⅲ) 精神科リハビリテーション、社会療法と生活療法 第 10 回 第 11 回 司法精神医学 リエゾン精神医学 第 12 回 第 13 回 産業精神医学 アルコール精神障害、精神作用物質による精神および行動の異常 第 14 回 第 15 回 精神医学の基本問題(2) 総括 成績評価の方法 ■定期試験、 □実技試験、 □実習評価、 □小テスト、 □レポート、 □その他( 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 定期試験 教 科 書 改定第 2 版 はじめての精神医学 渡辺雅幸著 中山書店 2015 参 考 書 精神医学テキスト 編集:上島国利/立山萬里 南江堂 オフィスアワー その他 授業終了後に質問などしてください。 適宜、関係した書物を読み理解を深めること。 - 44 - ) 科目名 小児科学 (PT2) 科目担当責任者 学科 下泉 秀夫 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 木曜 5 限 講義 授業の概要 (主題) 授業の到達目標 大田原キャンパス 授業開始年度 科目担当者 必修/選択 必修 単位数 1 時間数 30 時間 小児は、心身ともに発育、発達という特徴が有り、大人が小さくなったものではない。小児の健全な心身 の発育、発達を助けるために、小児保健の考え方を理解し、小児に特徴的な疾患について正しい理解 を深める。また、理学療法士が支援する疾患には、脳性麻痺を初め、小児期発症のものが多く、その発 症原因、病態生理について十分理解する必要がある。講義は、小児科専門医がそれぞれの専門分野 を分担して行う。 1.理学療法士として必要な小児への基本的な対応方法を実行できる。 2.小児の発育、発達、栄養、病気の予防方法についての基礎知識を説明できる。 3.理学療法士として必要な小児に特有の疾患、病態生理について説明できる。 4.理学療法士として必要な小児期発症の病気の発症原因、病態生理、治療方法について説明できる。 5.遺伝のメカニズムについて知っていて、先天異常や遺伝性疾患について説明できる。 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 小児科学概論1(小児科の特徴、成長・発育と発達、栄養と摂食) 診断と治療の概要(小児への基本的な対応方法を含めて) 下泉秀夫 沼崎啓 第3回 第4回 小児科学概論 2(小児の保健) 新生児・未熟児疾患 渡辺浩史 嶋岡鋼 第5回 第6回 血液疾患、免疫・アレルギー疾患、膠原病 呼吸器疾患 郡司勇治 沼崎啓 第7回 第8回 先天異常と遺伝病 感染症1 下泉秀夫 沼崎啓 第9回 循環器疾患 神経・筋・骨疾患1(中枢神経疾患、脳性麻痺、脊髄性疾患、末梢神経系疾患、筋疾患、 骨・関節疾患) 嶋岡鋼 第 11 回 第 12 回 神経・筋・骨疾患2(発達障害、てんかん) 感染症2 渡辺浩史 沼崎啓 第 13 回 第 14 回 腎・泌尿器疾患、生殖器疾患、腫瘍性疾患 消化器疾患、内分泌・代謝疾患 郡司勇治 渡辺浩史 第 15 回 心身医学的疾患、重症心身障害児 下泉秀夫 第 10 回 2016 年度 沼崎 啓、郡司 勇冶、村瀬 真紀、渡辺 浩史 学年 2 学年 期 後期 下泉秀夫 成績評価の方法 評価の基準 定期試験 定期試験 100% 準備学習 学習へのアドバイス 講義内容は、非常に幅広いので、教科書で予習を行い、講義内容について事前に把握しておくこと。理 解不十分なところは、積極的に講義時間中、講義終了後に質問すること。 履修条件 教 科 書 参 考 書 標準理学療法学・作業療法学 小児科学第4版(医学書院) 各担当教官が作成した資料 オフィスアワー 下泉秀夫のメールアドレス([email protected] )へ連絡してください。 その他 - 45 - 科目名 老年学 (PT) 科目担当責任者 学科 岩本 俊彦 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 水曜 5 限 講義 授業の概要 (主題) 授業の到達目標 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 2 学年 期 前期 単位数 1 時間数 30 時間 科目担当者 必修/選択 選択 我が国の人口構成比をみて明らかなことはまさに「超高齢社会」であるということである。すなわち高齢 者が人口の四分の 1 を占め、患者の多くは高齢者である。しかし、医学的にみて退行期にある高齢者 は成熟期の若年者とは明らかに異なり、従来の医学、医療では対応することが困難となってきた。しか るに新たな学問体系としての老年学は高齢者の医療や福祉に携わる者にとって欠かせない学問となっ てきた。この講義では、加齢現象、高齢者の特徴、高齢者の代表的な疾患に関する知識を深める。 1)高齢者の持つ心身の特徴を挙げることができる。 2)老年症候群とは何かを理解している。 3)高齢者総合的機能評価の必要性とその意義を明らかにできる。 4)チーム医療、多職種連携の必要性とその意義を述べることができる。 5)高齢者に多い疾患、例えば、認知症、うつ、慢性閉塞性肺疾患、肺炎、骨関節・運動器疾患、廃用症 候群、低栄養などを理解している。 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 高齢社会と老年医学―生理的老化と病的老化 高齢者の臨床的特徴 第3回 第4回 老年症候群と高齢者総合的機能評価 CGA 廃用症候群、フレイルと高齢者のリハビリテーション―介護予防の意義 第5回 第6回 高齢者の薬物療法 高齢者の医療―生活支援、在宅医療と終末期医療 第7回 第8回 神経疾患―脳卒中を中心に 精神疾患―認知症、うつを中心に 第9回 第 10 回 呼吸器疾患―慢性閉塞性肺疾患、肺炎を中心に 骨関節・運動器疾患 第 11 回 第 12 回 泌尿器疾患―特に排尿機能を中心に 内分泌・代謝疾患、消化器疾患―特に低栄養を中心に 第 13 回 第 14 回 感覚器疾患、口腔疾患、皮膚疾患 高齢者に見られる循環器、血液疾患 第 15 回 高齢者の医療と福祉、その将来像 成績評価の方法 評価の基準 ■定期試験 □実技試験 □実習評価 □小テスト ■レポート □その他( 定期試験 80% レポート 20 % ) 準備学習 学習へのアドバイス 授業の前に下記参考書に目を通して準備しておくと授業が理解しやすい。身近にいる高齢者をよく観察 し、その方の人生や生活史を知ろうと常に意識していれば、理解に深みが増し、実戦にも役立つ。高齢 者が良き教科書である。 履修条件 教 科 書 特に指定しない 参 考 書 健康長寿診療ハンドブック(日本老年医学会編)メジカルビュー社が定価 1000 円でよくまとめられてい る。 オフィスアワー その他 授業終了後もしくはメールにて対応 - 46 - 科目名 神経心理学概論 (PT) 科目担当責任者 学科 穴水 幸子 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 火曜 5 限 講義 授業の概要 (主題) 授業の到達目標 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 2 学年 期 後期 単位数 2 時間数 30 時間 科目担当者 必修/選択 選択 神経心理学の概念を理解する。高次脳機能障害の各症状を理解する。 神経心理学の各症状について理解し、その症状出現の基盤となる脳の機能局在を知る。 授業計画 回数 第1回 内容 神経心理学概論 第2回 第3回 意識障害・注意障害 失語 第4回 第5回 失読・失書 失認(おもに視覚失認) 第6回 第7回 失行 1~6 回のまとめと補足 第8回 第9回 前頭葉機能障害 健忘症・記憶障害 第 10 回 第 11 回 右半球損傷 器質性精神障害 第 12 回 第 13 回 情動障害・認知症 8 回~12 回のまとめと補足 第 14 回 第 15 回 高次脳機能障害を生きる 総括 担当 成績評価の方法 講義中に示します 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 講義中に示します 下準備として、脳の各部位の名前を整理しておくこと。脳の局在と全体の流れをつかんでおくことが大 切です 教 科 書 高次脳機能障害の症候辞典 河村満ら 著 (医歯薬出版株式会社) 参 考 書 言語聴覚士のための基礎知識 [臨床神経学・高次脳機能障害学] 医学書院 (岩田誠ら 編) オフィスアワー 授業前後、適宜 その他 2 年生以上が履修できます - 47 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 2 学年 期 前期前半 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 薬理学 (前半)(PT) 科目担当責任者 学科 岸 浩一郎 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 木曜 1 限 講義 授業の概要 (主題) 薬理作用の仕組みと薬物の体内動態を学ぶことにより、薬物療法の基礎知識を身につける。臨床で用 いられている数多くの薬物のなかで、とくに理学・作業療法領域に関連の深い薬物や使用頻度の高い 薬物について、適応症、主作用、副作用、使用にあたっての注意事項などを学ぶ。 授業の到達目標 1. 生体における薬物の作用点と体内動態について説明できる。 2. 各疾患に用いる代表的な薬物を挙げることができる。 3. 薬物の主作用、副作用、使用上の注意点について説明できる。 科目担当者 必修/選択 選択 授業計画 回数 第1回 内容 薬理学総論 (薬理学とはなにか) 第2回 第3回 薬物が作用する仕組み 薬物の体内の挙動(薬物動態) 第4回 第5回 末梢神経系に作用する薬物 循環器系に作用する薬物 第6回 第7回 消化器系、呼吸器系に作用する薬物 抗アレルギー薬、抗炎症薬 第8回 授業全体のまとめ 担当 成績評価の方法 □定期試験、□実技試験、□実習評価、□小テスト、■レポート、□その他( 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 レポート 100% 教 科 書 講義プリントを使用する。 参 考 書 疾病のなりたちと回復の促進 3 薬理学(吉岡充弘、泉 剛、井関 健 著、医学書院、第 13 版) NEW 薬理学 (田中千賀子、加藤隆一 編、南江堂、改訂第 6 版) オフィスアワー その他 ) 授業で配布したプリントをよく読んでおくこと。 金曜 6 限、J 棟 1 階 J101 研究室 - 48 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 2 学年 期 後期前半 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 スポーツ傷害学 (前半) 科目担当責任者 学科 宮森 隆行 理学療法学科 曜日時限 金曜 1 限 金 曜2限 授業の形態 講義 授業の概要 (主題) スポーツの領域へ焦点をあてて傷害を概説する。 授業の到達目標 理学療法に関連するスポーツ傷害を理解する。 スポーツ傷害の受傷機転、対処方法、リハビリテーションの概論を理解し、説明することができる。 科目担当者 必修/選択 選択 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 オリエンテーション (10/14) 傷害発生の成り立ちを理解する (10/14) 第3回 第4回 スポーツ傷害の症状の特徴を把握する (10/21) スポーツの種類と傷害の関連を理解する (10/21) 第5回 第6回 代表的なスポーツ傷害を理解する (10/28) 救急・応急法を学ぶ (10/28) 第7回 第8回 スポーツと年齢を理解する (11/04) まとめ (11/04) 成績評価の方法 評価の基準 定期試験、小テスト 定期試験成績 50%、小テスト 50% 準備学習 学習へのアドバイス 自分自身でスポーツ傷害に関連する知識を復習、学習しながら授業にのぞんでください。 履修条件 教 科 書 参 考 書 適宜紹介する。 適宜紹介する。 オフィスアワー 金曜日、午前中(場所については後日通知) その他 - 49 - 科目名 外科学 (PT 後半変則) 科目担当責任者 学科 内田 克紀 理学療法学科 曜日時限 火曜 4 限 火 曜6限 授業の形態 講義 授業の概要 (主題) 授業の到達目標 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 2 学年 期 前期後半 単位数 1 時間数 15 時間 科目担当者 必修/選択 選択 近年、外科学も急速に細分化、専門化の傾向が高まりつつあります。ここでは、何人かの教官が、それ ぞれの専門分野、得意な部分を生かし、外科学のトピックス的なことについて、実際の症例などを交え ながら、紹介していく予定であります。少しでも外科学に対しての興味、関心が深まれば幸いと考えま す。 外科治療の基本が理解できる。 消化器外科の概要が理解できる。 外科リハビリテーションの概要が理解できる。 呼吸器外科の概要が理解できる。 腫瘍外科の概要が理解できる。 泌尿器外科の概要が理解できる。 心臓血管外科の概要が理解できる。 形成外科の概要が理解できる。 小児外科の概要が理解できる。 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 外科総論 外科治療、腫瘍外科 鈴木 裕 筒井 信浩 第3回 第4回 消化器外科 呼吸器外科 吉田 昌 石川 成美 第5回 第6回 腎・泌尿器外科 心臓外科、血管外科 内田 克紀 國友 隆二 第7回 第8回 小児外科 形成外科 小坂 正明 森川 康英 成績評価の方法 評価の基準 ■定期試験 □実技試験 □実習評価 □小テスト □レポート □その他( 定期試験(100%) 準備学習 学習へのアドバイス 講義の際、参考資料を配布するので、それらを利用して復習し、外科治療に対する理解を深めること。 履修条件 教 科 書 参 考 書 特に指定しない。 特に指定しない。 オフィスアワー 授業後に質問は受け付ける その他 規定以上の出席回数がない場合は、定期試験を受験することはできない。 - 50 - ) 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 2 学年 期 後期前半 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 栄養学 (前半)(PT) 科目担当責任者 学科 門脇 弘子 科目担当者 理学療法学科、作業療法学科、視機能療法学科 曜日時限 授業の形態 木曜 4 限 講義 授業の概要 (主題) 理学療法士,作業療法士、視機能療法士として、治療される人の栄養状態の把握と対処の方法をまな ぶ。 1:各栄養素の必要性を理解できる。 2:栄養状態を評価できる。 3:医療現場での役割を理解し、参加できる。 4:よい対処方法を各個人に工夫できる。 授業の到達目標 必修/選択 選択 授業計画 回数 第1回 内容 1:炭水化物、タンパク質、脂質の代謝について 担当 第2回 第3回 2:ビタミン、ミネラルの重要性について 3:栄養必要量の科学的根拠について(日本人食事摂取基準について) 第4回 第5回 4:運動と栄養について 5:障害児の栄養について 第6回 第7回 6:高齢者、嚥下障害のある人の栄養について 7:栄養サポートチームについて 第8回 全体のまとめと質疑応答、レポート提出 成績評価の方法 レポートを評価 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 授業内容をどのくらいできているかを評価点数にします。 学んで得ることの大事さを体験してもらう。ある程度の知識を身に着けるため、何を学ぶか何を得て帰 るか積極的に、挑むこと。 教 科 書 応用栄養学(第1出版)教科書は必須ではなく、授業中配られたプリントを整理しておく。 参 考 書 日本人食事摂取基準2010年版(第1出版) オフィスアワー その他 木曜日午後1時頃から4時30分まで A517の研究室 - 51 - 科目名 大田原キャンパス 授業開始年度 PTスキルⅡ演習(課題学習・口頭試問) 科目担当者 2016 年度 小林 薫、糸数 昌史、野村 高弘、韓 憲受、小野田 公、貞清 香織、石坂 正大、本澤 薫、堀本 ゆかり、下 井 俊典、金子 純一朗、谷 浩明、倉本アフジャ亜美、下 重 里江 学年 2 年生 期 後期 科目担当責任者 久保 晃 学科 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 月曜 2 限 演習 授業の概要 (主題) 理学療法学の専門的な知識および技術を習得する上で、臨床技能における問題解決能力の向上は必 須である。本講義で取り組む問題基盤型学習(PBL)を実践することで、医療福祉分野に関する有機的 なチーム連携について振り返り,検査実習に必要な臨床技能の基盤作成を目標とする。 授業の到達目標 1.PBL 課題における情報収集を実施することが出来る. 2.PBL 課題における問題点を抽出することが出来る. 3.PBL 課題における背景因子を抽出することが出来る. 4.PBL 課題を通じて,検査実習に必要な課題と目標を設定することが出来る. 必修/選択 必修 単位数 1 授業計画 回数 内容 時間数 担当 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 成績評価の方法 評価の基準 ポートフォリオ,PBL 課題,レポート ポートフォリオ 30%,PBL 課題 30%,レポート 40% 準備学習 学習へのアドバイス ポートフォリオ,PBL 課題,レポートを毎回実施してから,受講すること. 履修条件 教 科 書 参 考 書 指定なし 随時紹介する オフィスアワー A303, 随時 その他 - 52 - 30 科目名 大田原キャンパス 授業開始年度 運動学実習Ⅰ(基礎) 科目担当責任者 久保 晃 学科 理学療法学科 曜日時限 水曜 1 限 水 曜2限 授業の形態 演習 授業の概要 (主題) 授業の到達目標 科目担当者 必修/選択 2016 年度 小林 薫、糸数 昌史、野村 高弘、韓 憲受、小野田 公、貞清 香織、石坂 正大、本澤 薫、堀本 ゆかり、下 井 俊典、金子 純一朗、谷 浩明、倉本アフジャ亜美、下 重 里江 学年 2 期 前期 必修 単位数 1 時間数 45 運動学をはじめとする専門基礎の科目で学んだ知識を、グループによる実習を通して確認し、その理解 を深めるとともに、運動学的な観点で物事をとらえていく考え方を身につける。実習の課題には、機能 解剖、歩行、姿勢、呼吸、循環など広い範囲の内容が含まれている。課題ごとに決められた手続きにし たがって、データを解析し、レポートにまとめていくことを中心に授業を進める。 1.課題ごとに定められた手順で実習を行い、その方法と結果を図表と文章を用いて説明することがで きる。 2.測定などによって得られたデータを整理、解析して、その結果からひとつの結論を導くことができる。 授業計画 回数 内容 実習の進め方についてのオリエンテーション(各担当者から) 担当 グループでの課題実習(テーマはグループ担当者により異なる) グループでの課題実習(テーマはグループ担当者により異なる) グループでの課題実習(テーマはグループ担当者により異なる) グループでの課題実習(テーマはグループ担当者により異なる) グループでの課題実習(テーマはグループ担当者により異なる) グループでの課題実習(テーマはグループ担当者により異なる) グループでの課題実習(テーマはグループ担当者により異なる) グループでの課題実習(テーマはグループ担当者により異なる) グループでの課題実習(テーマはグループ担当者により異なる) グループでの課題実習(テーマはグループ担当者により異なる) グループでの課題実習(テーマはグループ担当者により異なる) グループでの課題実習(テーマはグループ担当者により異なる) グループでの課題実習(テーマはグループ担当者により異なる) 実習全体の総括 成績評価の方法 ■レポート 評価の基準 レポート100% 期日通りにレポートが提出されることが前提で内容についての担当教員の評価がな される。期日遅れや指定した形式外でのレポート提出については減点の対象となる 準備学習 学習へのアドバイス グループ編成、各実習の予定日、担当者についてはオリエンテーションを行うので、それぞれの実習課 題にあわせて準備すべきことを理解する。また、その日に行う実習内容については、あらかじめ担当者 から渡される資料や指定された本で予習をしておくこと 履修条件 教 科 書 参 考 書 理学療法科学シリーズ 運動学実習マニュアル (理学療法科学学会監修、アイペック) 理学療法研究法入門(理学療法科学学会監修、アイペック) オフィスアワー 実習課題を担当する教員ごとに掲示あるいは口頭で伝える その他 - 53 - 科目名 大田原キャンパス 授業開始年度 運動学実習Ⅱ(応用) 科目担当責任者 久保 晃 学科 理学療法学科 曜日時限 水曜 1 限 水 曜2限 授業の形態 演習 授業の概要 (主題) 科目担当者 必修/選択 2016 年度 小林 薫、糸数 昌史、野村 高弘、韓 憲受、小野田 公、貞清 香織、石坂 正大、本澤 薫、堀本 ゆかり、下 井 俊典、金子 純一朗、谷 浩明、倉本アフジャ亜美、下 重 里江 学年 2年 期 後期 必修 単位数 1 時間数 45 専門基礎の科目で学んだ知識を、グループによる実習を通して確認し、その理解を深めるとともに、運 動学的な観点で物事をとらえていく考え方を身につける。座学では十分に伝えきれない部分についての 課題が設定され、グループごとに、さまざまな測定を通してデータを解析し、レポートにまとめていくこと が授業の中心となる。 1.課題ごとに定められた手順で実習を行い、その方法と結果を図表と文章を用いて説明することがで きる。 授業の到達目標 2.測定などによって得られたデータを整理、解析して、その結果からひとつの結論を導くことができる。 授業計画 回数 内容 担当 実習の進め方についてのオリエンテーション(各担当者から) グループでの課題実習(テーマはグループ担当者により異なる) グループでの課題実習(テーマはグループ担当者により異なる) グループでの課題実習(テーマはグループ担当者により異なる) グループでの課題実習(テーマはグループ担当者により異なる) グループでの課題実習(テーマはグループ担当者により異なる) グループでの課題実習(テーマはグループ担当者により異なる) グループでの課題実習(テーマはグループ担当者により異なる) グループでの課題実習(テーマはグループ担当者により異なる) グループでの課題実習(テーマはグループ担当者により異なる) グループでの課題実習(テーマはグループ担当者により異なる) グループでの課題実習(テーマはグループ担当者により異なる) グループでの課題実習(テーマはグループ担当者により異なる) グループでの課題実習(テーマはグループ担当者により異なる) 総括(各担当者より) 成績評価の方法 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス ■ レポート レポート100% 期日通りにレポートが提出されることが前提で内容についての担当教員の評価がな される。期日遅れや指定した形式外でのレポート提出については減点の対象となる グループ編成、各実習の予定日、担当者についてはオリエンテーションを行うので、それぞれの実習課 題にあわせて準備すべきことを理解する。また、その日に行う実習内容については、あらかじめ担当者 から渡される資料や指定された本で予習をしておくこと 履修条件 教 科 書 理学療法科学シリーズ 運動学実習マニュアル (理学療法科学学会監修、アイペック) 参 考 書 理学療法研究法入門(理学療法科学学会監修、アイペック) オフィスアワー その他 実習課題を担当する教員ごとに掲示あるいは口頭で伝える - 54 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 2 学年 期 後期前半 単位数 1 時間数 30 時間 科目名 人間発達学 (前半)(PT) 科目担当責任者 学科 倉本アフジャ亜美 理学療法学科 曜日時限 木曜 1 限 木 曜2限 授業の形態 講義 授業の概要 (主題) 人間として発達していくということはどのようなことか、どのような意味を持っているのか、ということを、 人間の発達を様々な観点から捉えることによって考察していく。またその考察内容を、理学療法士とし てどのように生かしていけばよいのかを考える。 授業の到達目標 人間の各発達段階における諸問題について洞察することができる。 科目担当者 必修/選択 必修 授業計画 回数 内容 第1回 第2回 第3回 第4回 担当 人間発達の定義、発達段階と発達課題、発達理論、遺伝的要因と環境的要因、胎児期に おける発達、周産期・出生における諸問題 乳児期の身体的発達、認知的発達、社会・心理的発達と諸問題 幼児前期の身体的発達、認知的発達、社会・心理的発達と諸問題 幼児後期の身体的発達、認知的発達、社会・心理的発達と諸問題 学童期の身体的発達、認知的発達、社会・心理的発達と諸問題 障害児の身体的発達、認知的発達、社会・心理的発達と諸問題(誕生~学童期) 第5回 青年期の身体的発達、認知的発達、社会・心理的発達と諸問題 障害児の身体的発達、認知的発達、社会・心理的発達と諸問題(青年期~) 第6回 第7回 成人期の身体的発達、認知的発達、社会・心理的発達と諸問題 老年期の身体的発達、認知的発達、社会・心理的発達と諸問題 第8回 発達段階における死の理解、死と死の受容 成績評価の方法 定期試験、小テスト 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 定期試験(90%)、小テスト(10%) 自分が将来理学療法士になった時に関わるすべての人の「発達」とは、という意識を持って授業に参加 してください。 教 科 書 人間発達学サブノート(2015) 参 考 書 生涯人間発達学 改訂第 2 版(三輪書店)2008 オフィスアワー その他 月曜日・金曜日 12:00-13:00 A302 - 55 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 2 学年 期 前期 単位数 2 時間数 30 時間 科目名 運動解剖学 科目担当責任者 学科 野村 高弘 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 金曜 2 限 講義 授業の概要 (主題) 身体各部と運動との関連を機能解剖や運動力学の観点から学習する。 授業の到達目標 1.身体の構造及び機能を説明できる。 2.身体におけるランドマークの位置や特徴を説明できる。 3.視診、触診などをもとに学習課題を提言することができる。 科目担当者 必修/選択 必修 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 オリエンテーション・総論 上肢① 第3回 第4回 上肢② 上肢③ 第5回 第6回 上肢④ 上肢⑤ 第7回 第8回 上肢⑥ 下肢① 第9回 第 10 回 下肢② 下肢③ 第 11 回 第 12 回 下肢④ 下肢⑤ 第 13 回 第 14 回 下肢⑥ 体幹 第 15 回 総括 成績評価の方法 評価の基準 定期試験・演習課題 定期試験 80%・演習課題 20% 準備学習 学習へのアドバイス ・運動や触診に適した服装で参加してください。 ・1 年次に学習した運動学、解剖学、生理学などを復習しておいて下さい。 履修条件 なし 教 科 書 資料は順次デジエにアップします。 筋骨格系のキネシオロジー 原著第 2 版 ドナルド・A.ニューマン(著)、 嶋田智明 (著) (医歯薬出版、 2012) 参 考 書 オフィスアワー その他 月・水・金曜日 12:20~12:50 A302,303 - 56 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 2 学年 期 前期前半 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 バイオメカニクス (前半) 科目担当責任者 学科 野村 高弘 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 火曜 4 限 講義 授業の概要 (主題) 理学療法に必要なバイオメカニクスの基礎を学ぶ 力学に基づいた身体運動の基礎を理解する 1.力について説明できる 2.てこのつり合いとモーメントについて説明できる 3.身体重心と求め方について説明できる 4.重心の速度、加速度と床反力の関係について説明できる 5.床反力作用点と支持基底面について説明できる 6.関節モーメント・パワー・筋活動について説明できる 授業の到達目標 科目担当者 必修/選択 選択 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 力の合成と分解(9 月 27 日) 生体におけるてことモーメント(10 月 4 日) 第3回 第4回 身体重心の考え方・求め方(10 月 11 日) 重心の速度、加速度(10 月 18 日) 第5回 第6回 床反力と重心加速度(10 月 25 日) 床反力作用点と支持基底面(11 月 1 日) 第7回 第8回 関節モーメント・パワーと筋収縮(11 月 8 日) 総括(11 月 15 日) 成績評価の方法 評価の基準 定期試験 定期試験 100% 準備学習 学習へのアドバイス ・小中高と理化(物理)が苦手、もしくは履修していなくてもでも問題ありません ・1 年次の運動学で学習した内容を復習しておいて下さい 履修条件 なし 教 科 書 基礎バイオメカニクス 第 2 版、山本澄子・石井慎一郎・江原義弘 著(医歯薬出版、2015) 観察による歩行分析、キルステン ゲッツ・ノイマン (著)、月城 慶一・山本澄子・江原 義弘・他 (訳) (医学書院、2005) 参 考 書 オフィスアワー その他 月・水・金曜日 12:20~12:50 A302,303 - 57 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 2 学年 期 前期 単位数 2 時間数 30 時間 科目名 理学療法評価学 科目担当責任者 学科 糸数 昌史 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 火曜 3 限 講義・演習 授業の概要 (主題) 理学療法は,「評価に始まり,評価に終わる」と言われています. 理学療法評価では,対象者の症状や状態,障害などの特徴や重症度などを調べ,それらを統合・解釈 することで問題点を抽出,目標を設定し,治療方針・計画を立案します.さらに,治療介入後の再評価を 行うことで,介入内容の妥当性の確認と修正の必要性を検討するためにも用いられます. 本科目では,理学療法評価の理論を学ぶ中で,対象者の全体像を把握するために必要な情報や医 療面接の具体的方法,身体の形態測定や関節可動域測定,MMTをはじめとする筋力検査の理論と具 体 授業の到達目標 1.理学療法における評価を理解するために必要な基本的知識(運動学,解剖学,生理学)を調べ,準 備できる 2.理学療法における評価の意義とその必要性を説明できる 3.理学療法における評価と治療の関係を説明できる 4.理学療法評価に必要な医療情報と医療面接の流れを理解し,学生間で実践できる 5.理学療法評価におけるリスク管理の必要性を説明できる 6.理学療法評価項目(形態測定,関節可動域測定,筋力測定)について具体的方法をあげて,説明で きる. 7.理学療法評価項目(感覚検査,反射検査)について,生理学的背景を理 科目担当者 必修/選択 必修 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 理学療法評価の意義、対象、目的 理学療法評価における問診と診療記録の方法 第3回 第4回 評価各論 1:形態測定による評価 評価各論 2:筋力検査と評価 第5回 第6回 評価各論 3:関節可動域測定と評価 評価各論 4:感覚と痛みの検査と評価 第7回 第8回 評価各論 5:反射検査と評価 評価各論 6:筋トーヌス検査と評価 第9回 第 10 回 評価各論 8:協調性検査と評価 評価各論 9:循環機能検査と評価 第 11 回 第 12 回 評価各論 9:呼吸機能検査と評価 評価各論 10:姿勢・動作の観察と評価 第 13 回 第 14 回 評価各論 11:ADL 評価 臨床における理学療法評価の実際 第 15 回 総括 成績評価の方法 評価の基準 定期試験、小テスト、レポート 定期試験 70%、小テスト 20%、レポート 10% 準備学習 学習へのアドバイス 1 年次の解剖・生理・運動学の知識が求められますので、必要に応じて復習してください。 座学のみではなく、常に身体を使いながら(他の学生と練習するなど)学習していくことが重要です。 一部の講義を反転授業形式で実施します(詳細は第 1 回の講義時に詳細を説明します) 履修条件 教 科 書 参 考 書 理学療法評価学(松澤正、江口勝彦 著、金原出版) 15 レクチャーシリーズ理学療法テキスト 理学療法評価学Ⅰ・Ⅱ(中山書店) オフィスアワー 水曜日 12:20-12:50 L420 研究室 その他 - 58 - 科目名 理学療法診断学Ⅲ(神経診断学) (後半) 科目担当責任者 学科 久保 晃 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 金曜 3 限 講義 授業の概要 (主題) 授業の到達目標 科目担当者 必修/選択 貞清 香織 学年 必修 単位数 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 2 学年 期 前期後半 1 時間数 15 時間 理学療法の対象となる代表的な疾患のなかから、神経学的に重要な所見をもとに病態を理解する。 理学療法を実施する際に必要な神経学的所見を説明し、理学療法評価と結び付けることができる。 授業計画 回数 第1回 内容 脳と神経①(脳脊髄の解剖と損傷の代表的な種類) 第2回 第3回 脳と神経②(症状と理学療法学的評価) 脳神経と理学療法評価 第4回 第5回 中枢神経障害:脳血管障害の種類と症状 神経難病:代表的な神経難病の症状と理学療法評価 第6回 第7回 末梢神経障害:整形外科的末梢神経障害 末梢神経障害:脳神経の障害 第8回 総括 担当 成績評価の方法 定期試験 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 定期試験 100% 解剖学や内科学などと関連性が強い内容です。知識がつながるよう、意識して学習を進めることがポイ ントです。 教 科 書 ベッドサイドの神経の診かた(南山堂) 参 考 書 神経障害系理学療法学(医歯薬出版株式会社) オフィスアワー その他 随時:E503 - 59 - 大田原キャンパス 授業開始年度 科目名 理学療法診断学Ⅰ(基礎) 科目担当責任者 学科 金子 純一朗 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 火曜 1 限 実技・演習 授業の概要 (主題) 理学療法士は身体機能障害を的確に評価しなければならない。本講義では、身体機能障害を評価する ための理学療法検査・測定について学ぶ. 理学療法検査・測定の基本的な考え方を概ね説明できる 理学療法検査・測定の基本的な考え方に基づいた手技を概ね実践できる. 授業の到達目標 科目担当者 必修/選択 小林 薫、糸数 学年 必修 授業計画 回数 内容 単位数 1 時間数 担当 第1回 第2回 関節可動域測定 総論(4/12start) 関節可動域測定1(上肢) 第3回 第4回 関節可動域測定2(下肢) 関節可動域測定(体幹) 第5回 第6回 関節可動域測定 4(まとめ) 徒手筋力検査総論・徒手筋力検査 1(5/17start) 第7回 第8回 徒手筋力検査 2(下肢) 徒手筋力検査 3(下肢) 第9回 第 10 回 徒手筋力検査 4(上肢) 徒手筋力検査 5(上肢) 第 11 回 第 12 回 徒手筋力検査 6(上肢) 徒手筋力検査 7(体幹) 第 13 回 第 14 回 徒手筋力検査 8(体幹) 徒手筋力検査 9(まとめ) 第 15 回 前期まとめと総括(6.04(土、1-2 限)、8.02・8.05,1-2 限) 成績評価の方法 評価の基準 定期試験(マークシート),実技試験(2回実施予定) 実技試験 合格,筆記試験 60%以上 準備学習 学習へのアドバイス 1.テキスト及び計測器具の準備、服装の指示に留意して臨むこと. 2.実技練習は必ず複数の人数でお互い確認してから進めること. 3.一人勉強よりもグループ学習やグループ練習を積極的に導入することお勧めします. 履修条件 理学療法学科 2 年生 教 科 書 理学療法評価学(金原出版) 新徒手筋力検査法(協同医書出版社) ベッドサイドの神経の診かた(南山堂) 参 考 書 国試の達人 アイペック オフィスアワー その他 月曜~金曜,物理療法実習室 - 60 - 2016 年度 昌史、韓 憲受、小野田 公、本澤 薫 2 学年 期 前期 30 時間 大田原キャンパス 授業開始年度 科目名 理学療法診断学Ⅱ(疾患編) 科目担当責任者 学科 金子 純一朗 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 火曜 1 限 実技・演習 授業の概要 (主題) 授業の到達目標 理学療法士は身体機能障害を的確に評価しなければならない。本講義では、身体機能障害を評価する ための理学療法検査・測定について学ぶ. 実技を通して理学療法検査・測定の基本的な考え方と手技を習得し,概ね実践できる. 科目担当者 必修/選択 小林 薫、糸数 学年 必修 単位数 1 時間数 授業計画 回数 第1回 内容 整形外科疾患の検査・血圧測定(9/27start) 第2回 第3回 肢長・周径測定 1 肢長・周径測定 2 第4回 第5回 感覚検査 1 感覚検査 2 第6回 第7回 感覚検査 3 反射検査 1 第8回 第9回 反射検査 2 中枢神経疾患の検査 1 第 10 回 第 11 回 中枢神経疾患の検査 2 中枢神経疾患の検査 3 第 12 回 第 13 回 中枢神経疾患の検査 4 まとめ 第 14 回 第 15 回 総括 後期まとめと総括(10/19,10/26,11/30,12/07,12/14,12/24(土),1/11) 成績評価の方法 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 担当 定期試験(マークシート) 実技試験(10/19,10/26,11/30,12/07,12/14,12/24(土),1/11) 実技試験 合格,筆記試験 60%以上 1.テキスト及び計測器具の準備、服装の指示に留意して臨むこと. 2.実技練習は必ず複数の人数でお互い確認してから進めること. 3.一人勉強よりもグループ学習やグループ練習を積極的に導入することお勧めします. 履修条件 教 科 書 理学療法評価学(金原出版) 新徒手筋力検査法(協同医書出版社) ベッドサイドの神経の診かた(南山堂) 参 考 書 国試の達人 アイペック オフィスアワー その他 月曜~金曜日,物理療法実習室 - 61 - 2016 年度 昌史、韓 憲受、小野田 公、本澤 薫 2 学年 期 後期 30 時間 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 2 学年 期 後期 単位数 2 時間数 30 時間 科目名 理学療法診断学Ⅴ(画像情報・臨床技術) 科目担当責任者 学科 久保 晃 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 金曜 3 限 講義 授業の概要 (主題) 理学療法診断における結果の表記や解釈の基本を概説する。 医療分野だけに限定せず、健康・福祉領域などの理学療法やその周辺領域で用いられているテストバ ッテリーを紹介し、臨床での利用価値などにも言及する。 授業の到達目標 検査や測定結果の表記や基本的な解釈が理解できる。 理学療法の周辺領域で用いられているテストバッテリーについて知り、一部の検査が実施できる。 科目担当者 必修/選択 選択 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 オリエンテーション、各期(急性期・回復期・生活期)の理学療法診断の特徴 ケースレポート上の情報収集 第3回 第4回 ケースレポート上の収取結果の分析 ケースレポート上の分析の解釈 第5回 第6回 画像の基礎 1 画像の基礎 2 第7回 第8回 保健・医療・福祉における検査やデータの特徴 日常生活活動 1 第9回 第 10 回 日常生活活動 2 意識 コミュニケーションの診断 第 11 回 第 12 回 認知 視空間認知の診断 運動発達の診断 第 13 回 第 14 回 その他(利き手、記憶、知能など)の診断 理学療法トピックスの紹介 第 15 回 総括 成績評価の方法 評価の基準 定期試験、小テスト 試験 50% 小テスト 50% 準備学習 学習へのアドバイス 自主的に学習 履修条件 教 科 書 参 考 書 オフィスアワー その他 適宜紹介する 適宜紹介する 金曜 午前 E-503 - 62 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 2 学年 期 前期前半 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 理学療法診断学Ⅳ(電気診断学) (前半) 科目担当責任者 学科 下井 俊典 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 金曜 3 限 必修/選択 選択 講義,グループディスカッション(協同学習) 授業の概要 (主題) 心電図,筋電図などの生体信号を用いた電気診断学的検査手法は,患者利用者の状態把握やリスク 管理上非常に重要な客観的診断方法の 1 つである.本講義では電気診断学的検査方法の基礎となる 生理学的知識の復習をしながら,末梢神経障害を中心に解説する. 授業の到達目標 1.筋収縮の生理学的機序を説明できる. 2.中枢神経障害と末梢神経障害の病態の差異を説明できる. 3.筋電図で得られる情報が説明できる. 科目担当者 授業計画 回数 第1回 内容 オリエンテーション:身体が動く(筋が収縮する)仕組み・過程を考える. 第2回 第3回 細胞膜の構造と静止電位,活動電位 神経線維・筋の生理学 第4回 第5回 「麻痺」とはなんだろうか:末梢神経障害(1) 「麻痺」とはなんだろうか:末梢神経障害(2) 第6回 第7回 末梢神経障害と筋電図・神経伝導速度 筋電図でわかること 第8回 総括 担当 成績評価の方法 定期試験 評価の基準 定期試験 100% 1 年次に学習した生理学の復習が必要. 授業中に少人数制のグループ・ディスカッションを複数回実施する.このため,自ら考え,グループ内で 積極的に意見交換することが求められる. 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 教 科 書 特に指定しない 参 考 書 黒澤美枝子,長谷川薫編:コメディカルのための専門基礎分野テキスト 生理学,中外医学者 オフィスアワー その他 随時:A303 - 63 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 2 学年 期 後期後半 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 動作分析学 (後半) 科目担当責任者 学科 野村 高弘 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 火曜 4 限 講義 授業の概要 (主題) 運動力学の観点からジャンプ・立ち上がり・歩き始め・歩行などの基本動作のメカニズムを学習する。 授業の到達目標 1.運動力学の基礎について説明できる 2.身体重心、床反力作用点、床反力を意識して動作分析ができる 3.関節モーメント、パワー、力学的エネルギーを意識して動作分析ができる 4.ジャンプ、立ち上がり、歩き始めを運動力学的に説明できる 5.歩行を O.G.I.G をもとに運動学・運動力学的に説明できる 科目担当者 必修/選択 選択 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 ジャンプ(11 月 22 日) ジャンプ(11 月 29 日) 第3回 第4回 立ち上がり(12 月 6 日) 立ち上がり(12 月 13 日) 第5回 第6回 歩き始め 歩行 第7回 歩行 成績評価の方法 評価の基準 定期試験 定期試験 100% 準備学習 学習へのアドバイス ・歩行など運動学で学習したことを復習して下さい ・バイオメカニクスで学習したことを復習して下さい ・身体を使って学習してもらうこともあるため運動できる服装で参加してください 履修条件 教 科 書 参 考 書 オフィスアワー その他 基礎バイオメカニクス 第 2 版、山本澄子・石井慎一郎・江原義弘(著)、(医歯薬出版、2015) 観察による歩行分析、キルステン ゲッツ・ノイマン (著)、月城 慶一・山本 澄子・江原 義弘(訳)、(医 学書院、2005) 月・水・金曜日 12:20~12:50 A302,303 - 64 - 科目名 理学療法計測法 (後半) 科目担当責任者 学科 谷 浩明 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 木曜 4 限 講義 授業の概要 (主題) 授業の到達目標 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 2 学年 期 後期後半 単位数 1 時間数 15 時間 科目担当者 必修/選択 選択 理学療法士は、臨床で患者の身体機能を維持・改善するために理学療法を行う。患者に行う理学療法 は科学的な根拠に基づいた方法であることが望ましい。科学的根拠のある理学療法を発展させるため に研究が行われ、研究には計測が必要である。本講義では理学療法士が計測するために必要な信頼 性や妥当性の基礎的知識とその分析方法を理解することを目的とする。後半では、実際に自らが行っ た計測がどのくらい正確であるかをグループで検証することをメインに授業を行う。 ・計測方法に関する信頼性や妥当性の意味を説明できる ・実際の計測を行い、検者内信頼性を算出することが出来る ・実際の計測を行い、検者間信頼性を算出することが出来る 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 計測することの意味 計測の信頼性とは何か? 第3回 第4回 尺度と統計的手法の関係を知る 計測の信頼性の求め方と妥当性について 第5回 第6回 測定演習1(信頼性係数としての ICC の求め方と意味) 測定演習2(ICC の種類と検者間信頼性について) 第7回 第8回 測定演習3(2つの検者間信頼性を求める) 測定演習4(カッパ係数の意味を理解して実際に求めてみる) 成績評価の方法 レポート 授業参加態度 評価の基準 レポート成績 授業参加態度 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 評価の授業で学んだ技術を用いる場面があるので、実際の計測の前には復習しておくとよい。 教 科 書 適宜、資料配付 参 考 書 計測法入門 -計り方・計る意味-(協同医書出版) オフィスアワー その他 火曜日、木曜日、金曜日 (場所については後日通知) - 65 - 科目名 物理療法学Ⅱ(応用) 科目担当責任者 学科 堀本 ゆかり 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 木曜 2 限 講義 実習 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 2 学年 期 前期 単位数 1 時間数 30 時間 科目担当者 必修/選択 必修 授業の概要 (主題) 物理療法は、運動療法とともに理学療法の治療を支える柱である。本講義は、物理療法学Ⅰの続きと して、治療各論のうち、超音波療法、光線療法、電気刺激療法を中心に扱う。具体的には、各地療法の 物理学的作用、生理学的作用、機器の原理、疾患の適応・禁忌、リスク管理について講義する。 授業の到達目標 ・物理療法の適応・禁忌が説明出来る。 ・機器の原理を理解し、安全に使用できる。 授業計画 回数 第1回 内容 温熱療法の要点と復習 (pp18-27) 第2回 第3回 温熱療法の要点と復習 (pp18-27) 超音波療法の原理・生理学的作用について (pp37-47) 第4回 第5回 超音波療法の適応と禁忌、実施方法について (pp37-47) 超短波・極超短波療法の原理・生理学的作用について (pp49-57) 第6回 第7回 超短波・極超短波療法の適応と禁忌、実施方法について (pp49-57) 光線療法の原理・生理学的作用について (pp170-202) 第8回 第9回 光線療法の適応と禁忌、実施方法について (pp170-202) 電気刺激療法の原理・生理学的作用について (pp98-166) 第 10 回 電気刺激療法の適応と禁忌、実施方法について (pp98-2166) 実習 1 (各治療装置の操作手順をグループワークで学ぶ) 極超短波療法・超音波療法・光線療法・電気刺激療法など 実習 2 (各治療装置の操作手順をグループワークで学ぶ) 極超短波療法・超音波療法・光線療法・電気刺激療法など 第 11 回 第 12 回 担当 第 13 回 実習 3 (各治療装置の操作手順をグループワークで学ぶ) 極超短波療法・超音波療法・光線療法・電気刺激療法など 第 14 回 実習 4 (各治療装置の操作手順をグループワークで学ぶ) 極超短波療法・超音波療法・光線療法・電気刺激療法など 第 15 回 実習 5 (各治療装置の操作手順をグループワークで学ぶ) 極超短波療法・超音波療法・光線療法・電気刺激療法など 成績評価の方法 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 教 科 書 参 考 書 オフィスアワー その他 定期試験 定期試験 100% 対象となる疾患、症状の理解が必要。 標準理学療法学 物理療法学(医学書院) EBM 物理療法学(医歯薬出版) 物理療法学(金原出版) 標準理学療法学 物理療法学(医学書院) シンプル理学療法学シリーズ 物理療法学テキスト(南江堂) 15 レクチャーシリーズ 理学療法テキスト 物理療法学・実習(中山書店) 月曜日、火曜日、木曜日、金曜日 (場所については後日通知) - 66 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 2 学年 期 後期 1 時間数 30 時間 科目名 運動療法学総論 科目担当責任者 学科 糸数 昌史 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 火曜 3 限 講義・演習 授業の概要 (主題) 運動療法は理学療法における中核的治療法であり,疾患により障害を受けた身体の機能回復と日常 生活動作の獲得のために運動を科学的に用いる治療法である。 本講義では、1 年次に学習した運動学,解剖学,生理学の知識をベースとして,運動療法を実施する ために必要な基礎的キーワード(トレーニング理論,運動学習,運動処方)を前半に学び,後半では関 節可動域練習,筋力増強トレーニングなどの基本的運動療法手技を理解した後に,運動器疾患,神経 系疾患など各疾患,障害に応じた運動療法について発展的に学習し,3 年次以降のより専門性の高い 授業の到達目標 1.運動療法の概念を理解するために必要な基本的知識(運動学,解剖学,生理学)を調べ,準備するこ とができる. 2.運動療法の定義、目的、対象についてグループで議論し,自らの言葉で説明することができる。 3.運動療法を実施するために必要な理論(トレーニング理論,運動学習理論,運動処方)を理解し,必 要によって運動を組み立てることができる. 4.運動療法の基本的手段(関節可動域練習,筋力増強トレーニングなど)について理解し,対象者に応 じてその方法を選択することができる. 5.疾患,障害に応じた運動療法の理論を理解 科目担当者 必修/選択 小野田 公 学年 必修 単位数 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 オリエンテーション,理学療法における運動療法の位置づけ 運動療法の基礎 第3回 第4回 筋力低下に対する運動療法 持久力低下に対する運動療法 第5回 第6回 関節可動域制限に対する運動療法 運動学習 第7回 第8回 前半まとめ 運動処方と応用行動分析 第9回 第 10 回 痛みに対する運動療法 姿勢制御と運動療法 第 11 回 第 12 回 中枢神経障害に対する運動療法 協調性障害に対する運動療法 第 13 回 第 14 回 後半まとめ 全体まとめ 第 15 回 総括 成績評価の方法 評価の基準 定期試験 小テスト レポート 定期試験 60% 小テスト 20% レポート 20% 準備学習 学習へのアドバイス 1 年生、2 年生前期の講義内容が本講義のベースとなるので、該当する科目の復習をしておくこと。 授業の 1 部を反転授業形式で実施します(詳細は適時オリエンテーションを行います) 履修条件 教 科 書 参 考 書 運動療法学 障害別アプローチの理論と実際 第 2 版(市川則明、文光堂) 随時紹介する オフィスアワー 水曜日 12:20-12:50 C514 研究室 その他 - 67 - 科目名 大田原キャンパス 授業開始年度 検査実習 (2 月-3 月上旬) 科目担当責任者 久保 晃 学科 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 前期(月曜 3 限 月 曜 4 限)、後期(月 曜 1 限) 実習と PBL 科目担当者 必修/選択 必修 2016 年度 小林 薫、糸数 昌史、野村 高弘、韓 憲受、小野田 公、貞清 香織、石坂 正大、本澤 薫、堀本 ゆかり、下 井 俊典、金子 純一朗、谷 浩明、倉本アフジャ亜美、下 重 里江 学年 2 学年 期 通年 単位数 2 時間数 90 時間 授業の概要 (主題) 理学療法において検査・測定を適切に実施し、さらに解釈・統合することにより、理学療法評価として問 題点等を抽出する過程を学ぶことを目的とする。 学外施設に向けて臨床実習の態度を養う。 症例発表、症例検討会を通じて理学療法評価の理解を深める。 授業の到達目標 対象者・児に対して適切な理学療法検査・測定を選択することができる。また、選択した理学療法検査・ 測定手技の円滑なオリエンテーション、実践、結果のフィードバックができる。 授業計画 回数 第1回 第2回 第3回 第4回 内容 オリエンテーション 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 第5回 第6回 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 第7回 第8回 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 第 16 回 班別学習 班別学習 班別学習 班別学習 班別学習 班別学習 班別学習 班別学習 第 17 回 第 18 回 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 第 19 回 第 20 回 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 第 21 回 第 22 回 第 23 回 第 24 回 第 25 回 第 26 回 第 27 回 第 28 回 班別学習 班別学習 班別学習 班別学習 班別学習 班別学習 班別学習 班別学習 第 29 回 第 30 回 班別学習 PBL と検査実習および発表会 班別学習 PBL と検査実習および発表会 担当 PBL と検査実習および発表会 PBL と検査実習および発表会 PBL と検査実習および発表会 PBL と検査実習および発表会 PBL と検査実習および発表会 PBL と検査実習および発表会 PBL と検査実習および発表会 PBL と検査実習および発表会 PBL と検査実習および発表会 PBL と検査実習および発表会 PBL と検査実習および発表会 PBL と検査実習および発表会 PBL と検査実習および発表会 PBL と検査実習および発表会 PBL と検査実習および発表会 PBL と検査実習および発表会 成績評価の方法 実技試験、実習評価、レポート 評価の基準 試験(CBT)20%と実技試験・実習(80%) - 68 - 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 予習・復習を十分に行うこと、実習科目であり遅刻・早退・欠席など厳格に対処する。 教 科 書 適宜紹介する。 参 考 書 適宜紹介する オフィスアワー その他 班担当教員に事前に確認する - 69 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 2 学年 期 前期前半 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 理学療法統計法 (前半) 科目担当責任者 学科 下井 俊典 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 水曜 1 限 必修/選択 選択 講義,グループ・ディスカッション(協同学習) 授業の概要 (主題) 理学療法検査・測定を実施した際,得られた測定値(データ)には少なからず「誤差」が含まれている. 本講義では,測定値に含まれる誤差を知るとともに,その誤差が含まれている測定値を比較するには, あるいは報告するにはどうすればいいのかを学ぶ. 授業の到達目標 1.測定値に含まれる誤差について説明できる. 2.測定値を代表値に要約し,統計学的手法に則して比較することができる. 3.適切なルールに則して,得られた測定値を報告することができる. 科目担当者 授業計画 回数 第1回 内容 1.測定値はどこまで信用できるのか(1):膝伸展筋力を測定してみる 第1回 第2回 2.測定値はどこまで信用できるのか(2):誤差の種類とその克服方法 3.測定値をどう取り扱うのか:測定値を代表値に要約する 第2回 第3回 4.測定値をどう比較するのか(1):統計学的手法の基礎 5.測定値をどう比較するのか(2):統計学的手法で比較してみる 第3回 第4回 6.測定値をどう報告するのか(1):なぜレポートを書くのか 7.測定値をどう報告するのか(2):レポートを書いてみる 第4回 8.総括 担当 成績評価の方法 レポート 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 レポート 100% 少人数制のグループ・ディスカッションを中心とした授業である.自ら考え,グループ内で積極的に意見 交換するとともに,演習内容をレポートとしてまとめる能力が求められる. 教 科 書 勝平純司,下井俊典,窪田聡:すぐできる!リハビリテーション統計,南江堂 参 考 書 木下是雄:理科系の作文技術,中央公論新社 オフィスアワー その他 随時:A303 - 70 - 3 学 年 専 門 教 育 科 目 - 71 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 後期 単位数 1 時間数 30 時間 科目名 リハビリテーション医学 (PT) 科目担当責任者 学科 前田 真治 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 火曜 1 限 講義 授業の概要 (主題) 障害のある人間を可能な限り回復させるためには損傷を最小限にくいとめ、障害機能を回復させ、残存 機能を十分に用いる必要性がある。そのための医学的な考え方、診断、評価、治療について概説す る。特に、脳卒中・脊髄損傷・四肢切断・関節リウマチ・神経筋疾患・内部障害・悪性腫瘍・脳性麻痺な どの障害についてふれる。 授業の到達目標 1.各疾患の障害の生じる病態生理が,説明できる. 2.各疾患で生じる障害の主なリハビリテーションの流れが概説できる. 3.リハビリテーションにおける種々の治療法の概略が述べられる. 科目担当者 必修/選択 必修 授業計画 回数 内容 第1回 第2回 第3回 担当 中枢神経損傷のリハ1(脳卒中の病態、急性期治療について) 中枢神経損傷のリハ2(急性期脳卒中片麻痺のリハプログラム、リハ中止基準、痙縮につ いて) 第5回 中枢神経損傷のリハ3(脳卒中の理学療法・作業療法について) 中枢神経障害障害のリハ4(特に高次脳機能障害:失語症と半側無視について)と嚥下障 害のリハ 脊髄損傷のリハ1(病態生理,急性期のリハ,呼吸理学療法,評価法) 第6回 第7回 脊髄損傷のリハ2(理学療法,作業療法・ADLについて) 脊髄損傷のリハ3(自律神経障害,神経因性膀胱,性機能障害,二分脊椎) 第8回 切断(下肢切断,上肢切断),末梢循環障害のリハ 関節リウマチを含む骨関節疾患のリハ1(関節リウマチを中心とした①病態生理。②障害 とその経過。③障害評価) 関節リウマチを含む骨関節疾患のリハ2(物理療法について,リハプログラム,理学療法) 第4回 第9回 第 10 回 第 12 回 関節リウマチを含む骨関節疾患のリハ3(作業療法 ,自助具,スプリント・介助犬),ロコ モーティブ・シンドローム,フレイル 神経筋疾患のリハ 1(パーキンソン、ALSなど・意思伝達装置など) 第 13 回 第 14 回 神経筋疾患のリハ2(筋ジストロフィーなど),呼吸器疾患のリハ 循環器疾患のリハ,悪性腫瘍疾患のリハ,行政的高次脳機能障害 第 15 回 脳性麻痺のリハ 第 11 回 成績評価の方法 評価の基準 筆記試験 定期試験 100% 準備学習 学習へのアドバイス 日常観察できたり、臨床実習で経験した症例の疑問点を質問するように 履修条件 教 科 書 参 考 書 老人のリハビリテーション第 8 版(前田真治著、医学書院、2016) 日本リハビリテーション医学会編:リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライ ン.医歯薬出版,.2006. 内科学 第3版 標準理学療法学・作業療法学 専門分野 医学書院,2014. オフィスアワー 毎週その時に時間帯が変わりますので,作業療法共同研究室,国際医療福祉大学クリニックなどで聞 いてください. その他 講義の内容に即した独自のプリント教材も使用します. - 73 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 3 学年 期 前期 1 時間数 30 時間 科目名 病態運動学 科目担当責任者 学科 韓 憲受 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 火曜 3 限 講義 授業の概要 (主題) 運動障害に関して、運動機能と疾患、運動機能障害、運動分析等について概観する。 授業の到達目標 系統別機能障害について知識を整理し、運動生理学と疾病および理学療法との関係、機能解剖学と運 動障害および理学療法の関係について理解を深める。 科目担当者 必修/選択 石坂 正大 学年 必修 単位数 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 オリエンテーション, Ⅰ.総論(骨の障害) Ⅰ.総論(関節の障害) 韓 憲受 韓 憲受 第3回 第4回 Ⅰ.総論(腱・靱帯の障害) Ⅱ.呼吸器系の病態理解と運動 1 韓 憲受 石坂 正大 第5回 第6回 Ⅱ.呼吸器系の病態理解と運動 2 Ⅲ.循環器系の病態理解と運動 1 石坂 正大 石坂 正大 第7回 第8回 Ⅲ.循環器系の病態理解と運動 2 Ⅳ.代謝器系の病態理解と運動 1 石坂 正大 石坂 正大 第9回 第 10 回 Ⅳ.代謝器系の病態理解と運動 2 Ⅴ.神経の障害 1 石坂 正大 韓 憲受 第 11 回 第 12 回 Ⅴ.神経の障害 2 Ⅴ.神経の障害 3 韓 憲受 韓 憲受 第 13 回 第 14 回 Ⅵ.老化と老年症候群 Ⅶ.体動制限により生じる人体の障害と病態生理学(廃用性症候群の理解のために) 韓 憲受 韓 憲受 第 15 回 まとめ 韓 憲受 成績評価の方法 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 小テスト、授業中の態度、定期試験を総合的に評価する。 定期試験 80%,小テスト及び授業中の態度 20% 講義の前に教科書を読んでおくこと。 教 科 書 臨床運動学(アイペック出版) 参 考 書 臨床運動学 中村隆一・斉藤宏著 医歯薬出版、 病気がみえる7 脳・神経、MEDIC MEDIA 必要によりプリント或いはデヂエ配布 オフィスアワー その他 韓 憲受:木曜日 3 時限, 石坂 正大:木曜日 3 時限 - 74 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 後期前半 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 理学療法用語論 (変則) 科目担当責任者 学科 野村 高弘 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 集中講義 講義 授業の概要 (主題) 理学療法士として臨床現場や研究などにおいて使用される用語に対する知識を身につける。 授業の到達目標 1.理学療法士に必要な用語を説明できる。 2.カルテ情報などを正しく理解できる。 科目担当者 必修/選択 選択 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 オリエンテーション・総論 演習① 第3回 第4回 演習② 演習③ 第5回 第6回 演習④ 演習⑤ 第7回 第8回 演習⑥ 総括 成績評価の方法 評価の基準 演習課題 演習課題 100% 準備学習 学習へのアドバイス ・省略語や英語表記が多く用いられているため演習に反映できるように学習してください ・実習中に SV との会話やカルテ上で理解が困難だった単語について調べておいてください ・電子辞書など英語辞典を持参して下さい 履修条件 なし 教 科 書 参 考 書 資料は順次デジエにアップ、もしくは当日配布します 特になし オフィスアワー 月・水・金曜日 12:20~12:50 その他 - 75 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 後期前半 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 運動心理学 (前半) 科目担当責任者 学科 谷 浩明 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 火曜 5 限 講義 授業の概要 (主題) 運動制御、運動学習は理学療法にとっては比較的新しい分野に属すると考えられている。ただ、障害を 持った方たちにいかにうまく運動のやり方を教えるかという理学療法士の仕事は、運動の特徴や仕組 み(制御)を理解し、そこに練習を通していかに導くか(学習)、といった点で、その始まりから運動制御・ 運動学習を柱としていたといえる。運動心理学は、こうした概念を取り扱う学問のひとつである。本講義 では、解剖学や生理学とは異なる心理学の枠で、日常の随意運動をとらえることから、特に運動制御に ついての理論の一部を理解する。 授業の到達目標 科目担当者 必修/選択 選択 ①情報処理アプローチによって人間の運動を説明できる ②運動プログラムの概念を説明できる ③古典的運動プログラムの問題点を列挙できる ④一般運動プログラムが古典来て運動プログラムの問題をどのように解決したかを説明できる 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 運動心理学と理学療法はどのような関わりがあるのか? 反応時間というツールは人間の運動行動の何をとらえられるか? 第3回 第4回 情報処理アプローチという考え方 閉回路と開回路による運動の説明(フィードバックの有無) 第5回 第6回 古典的運動プログラムの概念とその問題点 不変項と一般運動プログラムによる問題の解決 第7回 第8回 一般運動プログラムの問題点と最近の考え方 総括(制御と学習をつなぐもの) 成績評価の方法 評価の基準 □定期試験 □実技試験 □実習評価 □小テスト ■レポート □その他 レポート 100% 準備学習 学習へのアドバイス 言葉を暗記するのではなく、仕組みと背景となる理論を説明できるようにしてほしい。授業で学んだこと を、身近な運動やスポーツと関連させることで、よりよい理解が得られる。最終的には学んだことを文章 にまとめることができるようにしておく。 履修条件 教 科 書 特に指定なし 参 考 書 「運動学習とパフォーマンス」 リチャード・A・シュミット(著) 調枝孝治(訳) 「セラピストのための運動学習 ABC」 大橋ゆかり(著) 文光堂 オフィスアワー その他 授業前後 30 分(それ以外はメールでアポイントメントをとってください) - 76 - 大修館書店 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 後期 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 スポーツ心理学 (後半) 科目担当責任者 学科 谷 浩明 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 火曜 5 限 講義 授業の概要 (主題) スポーツのような運動におけるスキルは複雑で、その制御の特徴とともに、学習者がいかにしてそのス キルを完成させていくのか、といった過程も、運動を指導する理学療法士にとっても非常に興味深いも のである。本講義では、学習者にとって最も有効な練習方法や指導法を考案できるコーチやセラピスト になるために、教示、フィードバック、注意などの要素と運動学習の関係について理解する。 授業の到達目標 ①パフォーマンスの向上と学習の違いを説明できる ②教示やフィードバックが学習に及ぼすプラス面とマイナス面を列挙できる ③注意容量や注意の焦点と運動学習の関係を説明できる ④潜在学習という現象がどのようなものか説明できる 科目担当者 必修/選択 選択 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 どうなれば、運動を学習したことになるのか? 練習によって変わるもの 第3回 第4回 教示は学習に効果的か? フィードバックとガイダンス仮説 第5回 第6回 能力とスキルは同じものではない 運動と注意容量 第7回 第8回 注意の焦点がなぜ注目されたのか? 潜在学習 「一生懸命教えた方がよいのか?」 成績評価の方法 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス □定期試験 □実技試験 □実習評価 □小テスト ■レポート □その他 レポート100% 毎回、学んだことを、自らが普段行っているスポーツのスキルなどに置き換えて考察をして欲しい。その 積み重ねによって、課題レポートを書くことができる。「運動心理学」を選択していると、考え方の枠に馴 染みやすいとは思うが、特に履修していなくても理解できる構成にしてあるので、安心して受講して欲し い。 履修条件 特になし 教 科 書 特に指定なし 「運動学習とパフォーマンス」 リチャード・A・シュミット(著) 調枝孝治(訳) 「セラピストのための運動学習 ABC」 大橋ゆかり(著) 文光堂 参 考 書 オフィスアワー その他 授業前後 30 分(それ以外はメールでアポイントメントをとってください) - 77 - 大修館書店 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 後期後半 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 スポーツ医科学 (後半) 科目担当責任者 学科 久保 晃 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 火曜 3 限 講義 授業の概要 (主題) スポーツが果たす役割や意義について身体面、医学面を主体に概説する。 授業の到達目標 スポーツがおよぼす影響について心身の様々な側面から理解できる。 各年代におけるスポーツが保健・医療・福祉面へおよぼす関係を学ぶ。 トレーニング方法の分類、手段などを学習し、臨床実習などへ応用できる。 科目担当者 必修/選択 選択 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 オリエンテーション トレーニングとスポーツ医学 第3回 第4回 スポーツと健康増進 スポーツ競技力向上と心身の変化 第5回 第6回 スポーツとドーピング スポーツと傷害・障がい 第7回 第8回 学生スポーツ、プロスポーツと理学療法のかかわり 総括 成績評価の方法 評価の基準 レポート レポートの完成度 準備学習 学習へのアドバイス スポーツ医学に関する予習を推奨する 履修条件 教 科 書 参 考 書 特に指定せず 適宜紹介する オフィスアワー 金曜 午前 E-503 その他 - 78 - 大田原キャンパス 授業開始年度 科目名 臨床生理学 (前半) 科目担当責任者 学科 黒澤 美枝子 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 火曜 5 限 講義 授業の概要 (主題) 生理学Ⅰ,Ⅱ,Ⅲで学んだ内容を復習しながら,自律神経性調節を中心に学習していく.特に,体性感 覚刺激を理学療法で用いる刺激の一部と捉え,理学療法によって起こるさまざまな自律神経性反応と その機構を学ぶ. 授業の到達目標 1.体性感覚の神経機構を理解できる. 2.体性感覚刺激によって誘発される自律神経反射を理解できる. 3.各種理学療法によっておこる自律神経反応を考察できる. 4.自律神経系が関与する多様な反応について調べることができる. 科目担当者 必修/選択 選択 貞清 香織、下重 里江 学年 3 学年 単位数 1 2016 年度 期 前期前半 時間数 15 時間 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 自律神経系と体性神経系 循環機能と体性感覚刺激の影響1 黒澤美枝子 黒澤美枝子 第3回 第4回 循環機能と体性感覚刺激の影響2 代謝・内分泌機能と体性感覚刺激の影響 黒澤美枝子,下重里江 黒澤美枝子,下重里江 第5回 第6回 消化管機能と体性感覚刺激の影響 排尿機能と体性感覚刺激の影響 黒澤美枝子 黒澤美枝子 第7回 第8回 脳神経機能と体性感覚刺激の影響 講義全体のまとめ 黒澤美枝子,下重里江 黒澤美枝子,下重里江 成績評価の方法 評価の基準 レポート 課題レポート 100% 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 理学療法で用いる種々の手技が自律神経系におよぼす多様な影響について積極的に考察してほし い. なし 教 科 書 特に指定しない. 参 考 書 コメディカルのための専門基礎分野テキスト「生理学」(黒澤美枝子,長谷川薫編,中外医学社) オフィスアワー その他 教員研究室(L-418)在室時に随時対応. - 79 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 後期前半 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 臨床動作分析学 (前半) 科目担当責任者 学科 金子 純一朗 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 火曜 4 限 講義 授業の概要 (主題) 代表的な整形外科疾患(大腿骨頸部骨折術後,変形性膝関節症)と中枢神経疾患患者を対象とした臨 床動作分析の進め方について学ぶ。特に、評価としての動作分析の結果から治療への展開について、 具体的事例を通じて理解する。 授業の到達目標 1.評価における動作分析の意義や目的、位置づけを説明できる. 2.健常者における動作の観察と分析の仕方を説明できる 3.障害者における特徴的問題を抽出すし,健常者との違いを列挙できる. 4.動作分析の基本的なプロセスを簡単に説明できる. 5.具体的事例に基づいて動作分析の進め方を簡単に説明できる. 6.臨床における動作分析の問題点(限界)と課題について説明できる. 科目担当者 必修/選択 選択 授業計画 回数 第1回 内容 動作分析の目的、意義、障害構造(障害モデル)の理解(09/27 火曜日,4 限 start) 第2回 第3回 正常動作の観察と分析の方法(整形外科疾患を中心に) 正常動作の観察と分析の方法(脳血管障害を中心に) 第4回 第5回 正常動作の観察と分析の方法(まとめ) 具体的事例に基づく動作分析 <実技,整形外科疾患> 第6回 第7回 具体的事例に基づく動作分析 具体的事例に基づく動作分析 第8回 後期総括(演習) 担当 <実技,脳血管障害 1> <まとめ> 成績評価の方法 演習課題,演習レポート 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 演習課題 60%,演習レポート 40% 動作分析に必要な知識の整理を致します.デジエで配布する資料を参考に準備して下さい.配布時期 は追って掲示いたします. 教 科 書 介助に生かすバイオメカニクス,医学書院 参 考 書 図解 理学療法検査・測定ガイド,文光堂 オフィスアワー その他 講義内容や学習方法について,毎週火曜日,16:00-17:00,物理療法実習室 - 80 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 前期後半 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 運動負荷学 (後半) 科目担当責任者 学科 下井 あゆみ 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 火曜 1 限 講義 授業の概要 (主題) 理学療法士は、運動という手段を用いて治療を行うことが多い。運動の負荷が適切であれば治療として 良好な結果が得られるが、負荷が過大であれば重大なリスクを招くことになる。ここでは、主に内部障 害系理学療法に注目し、呼吸、循環、代謝障害について、評価・臨床応用を学習する。 授業の到達目標 1.運動が身体に与えるストレスを理解することができる。 2.運動時の生理的反応を説明することができる。 3.運動療法時のリスクを説明することができる。 4.各種疾患について、生理的反応の特徴を説明することができる。 科目担当者 必修/選択 選択 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 運動に対する生体の反応 運動とリスク 第3回 第4回 運動とモニタリング 循環器系疾患と運動負荷 第5回 第6回 呼吸器系疾患と運動負荷 代謝系疾患と運動負荷 第7回 第8回 各種障害と運動負荷 総括 成績評価の方法 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 定期試験 定期試験 100% 内部障害について、内科学等で学習した内容を確認しておくことで、理解が進みやすくなります。 教 科 書 プリント配布予定 参 考 書 内部障害理学療法学(文光堂) オフィスアワー その他 随時:A303 - 81 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 後期前半 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 クリニカルリーズニング (前半) 科目担当責任者 学科 黒澤 和生 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 火曜 3 限 講義 授業の概要 (主題) ケ-ススタディを通して、問題解決能力、自己学習方法を獲得する。 授業の到達目標 1. 初期情報から理学療法検査・測定に必要な項目を説明できる。 2. 各検査結果について解釈できる。 3. 問題点を抽出し治療計画を立案できる。 科目担当者 必修/選択 選択 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 障害概論、医学的リハにおける障害評価とその手順 痛みのとらえ方(臨床推論;クリニカルリ-ズニング) -主観的評価と客観的評価- 第3回 第4回 有痛性疾患のケ-ススタディ Ⅰ (肩関節) 有痛性疾患のケ-ススタディ Ⅱ (肩関節) 第5回 第6回 有痛性疾患のケ-ススタディ Ⅲ (腰部) 有痛性疾患のケ-ススタディ Ⅳ (腰部) 第7回 第8回 有痛性疾患のケ-ススタディ Ⅴ ケ-ススタディの総括 成績評価の方法 学生全員参加型の授業展開をする。その中で実際にケ-スの評価を実施し、そのプロセスを評価す る。 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 問題点を抽出するための評価を実践できているかという視点に立ち、実際の評価プロセスを評価する。 有痛性疾患(肩関節疾患や腰部疾患)についての知識を整理して授業に臨んで頂きたい。また、評価プ ロセスについて、ノ-トを作成して毎回復習して理解を深めること。 教 科 書 特に定めない。 参 考 書 痛み学 -臨床のためのテキスト- 熊澤孝朗監訳 名古屋大学出版会 オフィスアワー その他 火曜 授業終了後 - 82 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 後期前半 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 高次脳機能障害学 (前半)(PT) 科目担当責任者 学科 下井 俊典 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 木曜 1 限 講義 授業の概要 (主題) 脳血管障害のリハビリテーションの 3 つの目標として,「運動機能の獲得」「ADL の改善」「認知機能の改 善」が挙げられているように,理学療法士として認知機能・高次脳機能の理解は必須である.本授業で は,運動や行為と認知機能・高次脳機能との関係,および脳の機能局在を中心に解説する. 授業の到達目標 1.運動や行為と認知機能・高次脳機能との関係を説明することができる. 2.脳の機能局在とその障害との関連性を説明できる. 科目担当者 必修/選択 選択 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 認知と運動・行為との関係 脳の機能局在 第3回 第4回 空間認知と物体認知 劣位半球障害 第5回 第6回 優位半球障害 注意と記憶 第7回 第8回 脳の側頭領域と聴知覚機能,失語症 総括(リフレクション) 成績評価の方法 評価の基準 定期試験 定期試験 100% 準備学習 学習へのアドバイス 授業中に少人数制のグループ・ディスカッションを複数回実施する.このため,自ら考え,グループ内で 積極的に意見交換することが求められる. 履修条件 教 科 書 参 考 書 特になし 石合純夫:高次脳機能障害学,医歯薬出版 オフィスアワー 随時:A303 その他 - 83 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 後期 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 癌のリハビリテーション 科目担当責任者 学科 入江 浩子 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 集中講義 講義 授業の概要 (主題) 1.理学療法を実施するために必要な血液データ・血液/ガス・全身管理の知識,技術を学ぶ. 2.臨床現場で必要とされる臨床所見の捉え方を習得する. 1.理学療法に必要な血液データについて概ね説明できる 2.動脈血液/ガス管理に必要な解剖,数値などを理解し,概ね説明できる. 3.酸素療法,薬物療法,化学療法などを理解し,概ね説明できる. 授業の到達目標 科目担当者 必修/選択 原 毅 選択 授業計画 回数 内容 担当 01 癌のリハビリテーション特講 1(原毅,9/30,金曜,3 限) 02 癌のリハビリテーション特講 2(原毅,9/30,金曜,4 限) 原 毅 原 毅 03 癌のリハビリテーション特講 3(原毅,9/30,金曜,5 限) 04 癌のリハビリテーション特講 4(原毅,11/04,金曜,3 限) 原 毅 原 毅 05 癌のリハビリテーション特講 5(原毅,11/04,,金曜,4 限) 06 癌のリハビリテーション特講 6((入江 浩子,11/24,金曜,3 限) 原 毅 入江 浩子 07 癌のリハビリテーション特講 7((入江 浩子,11/24,金曜,4 限) 08 まとめ・総括((入江 浩子,11/24,金曜,5 限) 入江 浩子 入江 浩子 成績評価の方法 評価の基準 演習課題 演習課題 100% 準備学習 学習へのアドバイス 1.血液データ・血液/ガス・全身管理の知識,技術について事前に確認してから臨むこと. 2..臨床現場で必要とされる臨床所見の捉え方について問題提起してから臨むこと. 履修条件 理学療法学科 3 年生 教 科 書 参 考 書 指定なし 指定なし オフィスアワー 月曜~金曜日 B-504 その他 - 84 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 3 学年 期 前期後半 1 時間数 15 時間 科目名 呼吸管理 (変則) 科目担当責任者 学科 糸数 昌史 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 集中講義 講義 授業の概要 (主題) 1.理学療法を実施するために必要な呼吸管理の知識、技術を学ぶ。 2.臨床現場で必要とされる吸引療法の手技を習得する。 1.理学療法に必要な呼吸管理の意義について説明できる。 2.呼吸管理に必要な解剖,数値などを理解し、説明できる。 3.酸素療法,薬物管理などを理解し、説明できる。 4.人工呼吸器のメカニズム、各種設定、また Weaning について説明できる。 5.呼吸管理に必要なチームアプローチについて説明することができる。 6.吸引療法について説明できる。また、手技を行うことができる。 授業の到達目標 科目担当者 必修/選択 入江 浩子 学年 選択 単位数 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 理学療法のなかでの呼吸管理の意義 酸素療法、薬物管理 5/6,4 限 5/6,3 限 糸数昌史 糸数昌史 第3回 第4回 人工呼吸のメカニズムと呼吸器の各種設定、Weaning 呼吸管理に必要なチームアプローチとケーススタディ 第5回 第6回 吸引療法演習 1(前半)6/30,3 限 吸引療法演習 2(前半)630,4 限 入江 浩子 入江 浩子 第7回 第8回 吸引療法演習 3(前半)6/30,5 限 吸引療法演習 1(後半)7/7,3 限 入江 浩子 入江 浩子 第9回 第 10 回 吸引療法演習 2(後半)7/7, 4 限 吸引療法演習 3(後半)7/7, 5 限 入江 浩子 入江 浩子 5/20,3 限 5/20,4 限 糸数昌史 糸数昌史 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 成績評価の方法 評価の基準 定期試験 小テスト レポート 定期試験 50% 小テスト 25%,レポート 25% 準備学習 学習へのアドバイス 1 年生,2 年生前期の講義内容が本講義のベースとなるので、それらの科目(特に解剖学・生理学・内科 学)の復習をしておくこと。 履修条件 教 科 書 参 考 書 随時紹介する(内科学、理学療法評価学) 随時紹介する オフィスアワー 水曜日 12:20-12:50 L420 研究室 その他 - 85 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 前期前半 単位数 1 時間数 30 時間 科目名 生活技術学 (前半) 科目担当責任者 学科 下井 俊典 理学療法学科 曜日時限 木曜 3 限 木 曜4限 授業の形態 講義、グループディスカッション(協同学習) 授業の概要 (主題) 日常生活動作(ADL)や ICF の概念および ADL 評価方法を解説する.その後,臨床場面でそれら概念と 評価を活用できるようになることを目的として,模擬患者(SP)事例を用いた SP 演習を段階別に実施す る. 授業の到達目標 1.日常生活動作(ADL)の各種概念が説明できる. 2.対象事例の問題点を ICF の構成要素別に分類し,まとめることができる. 3.各種 ADL 評価方法を用いて,対象事例の ADL 能力を評価することができる. 科目担当者 必修/選択 必修 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 日常生活動作の概念について ICF について 第3回 第4回 ADL の評価方法について SP 演習(1):Barthel Index を用いた ADL 評価(初期評価) 第5回 第6回 SP 演習(2):ADL 上の問題点の抽出 SP 演習(3):ADL 上の問題点と心身機能・身体構造との関連性について 第7回 第8回 SP 演習(4):Barthel Index を用いた ADL 評価(最終評価) SP 演習(5):「している ADL」と「できる ADL」の抽出と解釈 第9回 第 10 回 SP 演習(6):理学療法上の問題点の抽出 SP 演習(7):「参加」上の問題点,不足している情報の考慮 第 11 回 第 12 回 SP 演習(8):FIM を用いた ADL 評価 SP 演習(9):総括 第 13 回 第 14 回 ADL 各論(1):トイレ動作を考える ADL 各論(2):入浴動作を考える 第 15 回 総括 評価の基準 レポート(SP 演習課題をレジュメとしてまとめる),グループ・ディスカッションへの参加状態に関する自 己・他者評価 レポート 100%(ただし自己・他者評価を参考にする場合もある) 準備学習 学習へのアドバイス 少人数制のグループ・ディスカッションを中心とした授業である.自ら考え,グループ内で積極的に意見 交換するとともに,演習内容をレジュメ形式にまとめる能力が求められる. 成績評価の方法 履修条件 教 科 書 参 考 書 鶴見隆正編:標準理学療法学 専門分野 日常生活活動学・生活環境学,医学書院 千野直一ら編著:脳卒中の機能評価 -SIAS と FIM-,金原出版 オフィスアワー 随時:A303 その他 - 86 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 後期後半 単位数 1 時間数 30 時間 科目名 生活環境学 (後半) 科目担当責任者 学科 下井 俊典 理学療法学科 曜日時限 木曜 1 限 木 曜2限 授業の形態 講義,グループ・ディスカッション(協同学習),プレゼンテーション 授業の概要 (主題) 授業の到達目標 科目担当者 必修/選択 必修 本講義では,対象者とその家族の病態や状況,希望などに応じて,居住環境の物理的な制約条件を改 善するために必要な,家屋評価の基礎,生活環境改善の知識について解説する.その後,臨床場面で それらの基礎知識を活用できるようになることを目的として,模擬患者(SP)事例を用いた SP 演習を実 施する. 1.理学療法士の視点から対象者の生活環境の問題点を指摘し,その解決方法が提案できる. 2.対象者とその家族の生活および社会的環境状況を考慮して,その解決方法が修正できる. 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 ICF の観点からみた生活環境改善 からだと環境 第3回 第4回 日本の住宅環境の特徴 生活環境改善の基本的な考え方 第5回 第6回 SP 演習(1):住宅改修案の作成・発表 SP 演習(2):住宅改修案の作成・発表 第7回 第8回 SP 演習(3):住宅改修案の作成・発表 SP 演習(4):住宅改修案の作成・発表 第9回 第 10 回 SP 演習(5):住宅改修案の作成・発表 SP 演習(6):住宅改修案の作成・発表 第 11 回 第 12 回 SP 演習(7):住宅改修案の作成・発表 SP 演習(8):住宅改修案の作成・発表 第 13 回 第 14 回 SP 演習(9):住宅改修案の作成・発表 SP 演習(10):住宅改修案の作成・発表 第 15 回 総評(リフレクション) 成績評価の方法 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 発表・レポート(SP 演習課題を発表し,リフレクション後にレポート作成する),演習への参加状態に関す る自己・他者評価 SP 演習内容の発表:20%,自己・他者評価を参考にレポート:80% 少人数制のグループ・ディスカッションが中心の授業である.自ら考え,グループ内で積極的に意見交 換するとともに,演習内容を発表し,リフレクションを反映してレポートとしてまとめる能力ことが求められ る. 履修条件 教 科 書 野村歓,橋本美芽著:OT・PT のための住環境整備論(第 2 版),三輪書店 参 考 書 木村哲彦監修:生活環境論,医歯薬出版 野村みどり編:バリア・フリーの生活環境論,医歯薬出版 オフィスアワー その他 随時:A303 - 87 - 科目名 義肢学 (後半) 科目担当責任者 学科 堀本 ゆかり 理学療法学科 曜日時限 月曜 3 限 月 曜4限 授業の形態 講義・実技 授業の概要 (主題) 授業の到達目標 科目担当者 必修/選択 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 後期後半 単位数 1 時間数 30 時間 豊田 輝 必修 現在の切断に至る原因を講義し、理学療法士が出来る予防について考える。 切断者に対して理学療法士が何をしなければならないかを、講義を通して考える授業。 義手・義足の構造や特徴を知り、患者に適合する義手・義足を処方できるまでの知識を講義する。ま た、切断者の心理、日常生活も理解できる理学療法士になるための知識、情報も講義する。 ・本邦における切断の原因を理解する。 ・切断後の断端管理の手法と理学療法士の役割を理解する。 ・義手の種類と構造を理解する。 ・義足の種類と構造を理解する。 ・義足の各パーツのメカニズムを理解する。 ・五則のアライメントを力学的に理解する。 ・義足の適合判定と不適合による異常歩行を理解する。 ・スポーツ義足の種類と特徴を理解する。 ・断端管理の手法と指導方法を実習し、患者に指導できる。 ・体験義足を用いて、義足の適合判定が出来る。 ・体験義足を用いて、義足歩行の指導が出来る。 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 義手・義足の歴史、切断者の実態 切断と離断、先天性奇形 第3回 第4回 切断術と断端管理 断端管理の具体的手法と理学療法士の役割 第5回 第6回 義手に関する基礎知識 義足に関する基礎知識 第7回 第8回 上肢切断と義手 下腿切断と義足 第9回 第 10 回 大腿切断と義足 その他の切断(サイム切断、足部の切断、股離断、等) 第 11 回 第 12 回 義足の適合判定(チェックアウト) 義足の異常歩行とその原因 第 13 回 第 14 回 断端管理の実際(実技含む) 義足の適合判定の実際(実技含む) 堀本ゆかり、豊田 輝 堀本ゆかり、豊田 輝 第 15 回 義足装着指導、義足歩行指導の実際(実技含む) 堀本ゆかり、豊田 輝 成績評価の方法 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 堀本ゆかり、豊田 輝 定期試験 レポート 定期試験の成績 80% レポート成績 20% 義足を力学で考えられるようバイオメカに関する知識が必要。 教 科 書 義肢・装具学(仮)(羊土社) 参 考 書 切断と義肢(澤村誠志・著、医歯薬出版) オフィスアワー その他 月曜日、火曜日、木曜日、金曜日 (場所については後日通知) 義肢装具のチェックポイント(医学書院) - 88 - 科目名 装具学 科目担当責任者 学科 糸数 昌史 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 月曜 2 限 講義・演習 授業の概要 (主題) 授業の到達目標 1. 2. 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 前期 単位数 1 時間数 30 時間 科目担当者 必修/選択 必修 理学療法士にとって必要な最低限の装具の知識と技術を習得する 各装具の役割や名称,装着方法など,各疾患に対する装具療法を学習する 装具の目的や分類,3 点固定の原理,製作の流れについて理解できる. 各関節の継手や足部などの基本的な部品の名称・構造・機能について説明できる. 短下肢装具の特徴や種類,基本的な構造や機能について説明できる. 長下肢装具・股装具・膝装具の特徴や対象疾患,種類,機能について理解できる. 下肢装具の適合を評価するために,チェックアウト項目とその方法を説明できる. 体幹装具,側弯症装具の目的や対象疾患,構造や機能,種類について理解できる. 上肢装具や自助具の分 授業計画 回数 第1回 内容 総論 担当 第2回 第3回 下肢装具の部品とその機能 短下肢装具 第4回 第5回 長下肢装具・股装具・膝装具 靴型装具 第6回 第7回 装具のバイオメカニクス 下肢装具のチェックアウト 第8回 第9回 体幹装具・側弯症装具 上肢装具と自助具 第 10 回 第 11 回 疾患別装具の処方(1) 脳卒中片麻痺の装具 疾患別装具の処方(2) 整形外科疾患の装具 第 12 回 第 13 回 疾患別装具の処方(3) 関節リウマチの装具 疾患別装具の処方(4) 対麻痺・小児の装具 第 14 回 第 15 回 疾患別装具のまとめ 総括 成績評価の方法 定期試験 小テスト レポート 評価の基準 定期試験 70% 小テスト 20% レポート 10% 予習として教科書を読んでおくこと. 講義の疑問は質問などを通してできるだけその場で解決するようにしてください. 丸覚えではなく,関連づけて覚える努力を行ってください. 一部を反転授業形式で実施します(必要によりオリエンテーションを行います) 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 教 科 書 参 考 書 オフィスアワー その他 15 レクチャーシリーズ理学療法テキスト 装具学(中山書店) 装具治療マニュアル(医歯薬出版) 義肢装具のチェックポイント第 7 版(医学書院) 水曜日 12:20-12:50 L420 研究室 - 89 - 大田原キャンパス 授業開始年度 科目名 理学療法治療総論 (変則) 科目担当責任者 学科 下井 俊典 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 集中講義 講義・演習 授業の概要 (主題) 理学療法検査・測定から治療に至る思考過程である「臨床推論過程」を学び、理学療法の評価と治療、 リハビリテーション知識の統合を図る。加えて、医療職、リハビリテーション関連職種としての態度・資質 を身につけ、更なる向上を図る。 講義はオムニバス形式で行い、各教員の専門分野の理学療法トピックスも交えて講義する。 授業の到達目標 ・問題点抽出に至る思考過程に準じて、対象者・児の状況を考察・説明できる. ・抽出された問題点を解決するための理学療法(治療)を挙げることができる. ・理学療法治療の実際を理解し,概ね説明できる. ・理学療法士が、疾患・障害をどのようにとらえているかを理解し,概ね説明できる. ・理学療法の各論を理解するのに必要な基礎知識を提示することができる. 科目担当者 必修/選択 糸数 必修 昌史、本澤 薫 学年 3 学年 単位数 1 2016 年度 期 前期 時間数 30 時間 授業計画 回数 第1回 内容 理学療法治療法実践:ROM エクササイズ1(6/10、3 限) 担当 3 年担任、学科教員 第1回 第1回 理学療法治療法実践:ROM エクササイズ2(6/10、4 限) 理学療法治療法実践:ROM エクササイズ3(6/10、5 限) 3 年担任、学科教員 3 年担任、学科教員 第2回 第2回 臨床推論過程基礎:急性期~回復期1(6/24, 3 限) 臨床推論過程基礎:急性期~回復期2(6/24, 4 限) 3 年担任 3 年担任 第2回 第3回 臨床推論過程基礎:急性期~回復期3(6/24, 5 限) 臨床推論過程基礎:急性期~回復期4(7/1, 3 限) 3 年担任 3 年担任 第3回 第3回 臨床推論過程基礎:急性期~回復期5(7/1, 4 限) 臨床推論過程基礎:急性期~回復期6(7/1, 5 限) 3 年担任 3 年担任 第4回 第4回 臨床推論過程基礎:回復期~維持期1(7/8, 3 限) 臨床推論過程基礎:回復期~維持期2(7/8, 4 限) 3 年担任 3 年担任 第4回 臨床推論過程基礎:回復期~維持期3(7/8, 5 限) 第5回 理学療法実践1:国際医療福祉大学病院(7/15, 3 限) 第5回 理学療法実践2:国際医療福祉リハビリテーションセンター(7/15, 4 限) 3 年担任 国際医療福祉大学病 院 PT 国際医療福祉リハビリ テーションセンターPT 第5回 理学療法実践3:にしなすの総合在宅ケアセンター(7/15, 5 限) にしなすの総合在宅ケ アセンターPT 成績評価の方法 レポート(SP 演習課題をレジュメとしてまとめる) 評価の基準 レポート 100% 少人数制のグループ・ディスカッションが中心の授業である.自ら考え,グループ内で積極的に意見交 換するとともに,演習内容を発表し,リフレクションを反映してレポートとしてまとめる能力ことが求められ る. 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 教 科 書 配付資料(デジエ参照) 参 考 書 国試の達人 アイペック オフィスアワー その他 月曜~金曜日 (場所については後日通知) - 90 - 科目名 大田原キャンパス 授業開始年度 PT スキルⅠ(基礎) 科目担当責任者 久保 晃 学科 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 科目担当者 水曜 3 限 水 曜 4 限 水曜 5 必修/選択 限 実技・口頭試験 2016 年度 小林 薫、糸数 昌史、野村 高弘、韓 憲受、小野田 公、貞清 香織、石坂 正大、本澤 薫、堀本 ゆかり、下 井 俊典、金子 純一朗、谷 浩明、倉本アフジャ亜美、下 重 里江 学年 3 学年 期 前期 必修 単位数 1 時間数 30 時間 授業の概要 (主題) 本講義では,理学療法における評価および治療に関する知識や技術に関して,より理解を深めることを 目的とする.理学療法士として必要な実践力を養い,できるだけ実践的な臨床実習場面を想定し,実技 や口頭試問を中心に演習することによって,総合臨床実習に必要な基本的な臨床技能を習得すること を主眼とする. 授業の到達目標 理学療法士として必要な実践力を養うこととし,下記の到達目標を掲げる. 1.情報収集によって,得られた情報から問題点を説明することができる. 2.必要な検査の選択が学習者によって提示することができる. 3.必要な検査を学習者自身が安全に実施することができる. 4.検査結果の解釈について,学習者自身が説明することができる. 5.適切な治療計画について,学習者が立案できる. 6.今後の理学療法計画に対して,インフォームド・コンセントを学習者自身が実施できる. 授業計画 回数 内容 第1回 第2回 口頭試験1 口頭試験2 第3回 第4回 口頭試験3 実技演習1 第5回 実技演習2 実技演習3 第6回 担当 第7回 第8回 実技演習4 実技演習5 第9回 第 10 回 実技演習6 実技演習7 第 11 回 第 12 回 課題学習 実技演習8 第 13 回 第 14 回 実技試験1 実技試験2 第 15 回 実技試験3 ・ 筆記試験 成績評価の方法 評価の基準 口頭試験,実技試験,演習評価,筆記試験(国家試験レベル) 口頭試験,実技試験,演習評価50%,筆記試験50% 準備学習 学習へのアドバイス 各演習に対して、積極的な時間外学習が求められる。 履修条件 検査実習修了者 教 科 書 参 考 書 国試の達人 アイペック 実習の達人 アイペック オフィスアワー 月曜~金曜日 物理療法実習室 その他 - 91 - 科目名 大田原キャンパス 授業開始年度 PT スキルⅡ(応用) 科目担当責任者 久保 晃 学科 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 科目担当者 水曜 3 限 水 曜 4 限 水曜 5 必修/選択 必修 限 実技試験,口頭試問,CBT,OSCE 2016 年度 小林 薫、糸数 昌史、野村 高弘、韓 憲受、小野田 公、貞清 香織、石坂 正大、本澤 薫、堀本 ゆかり、下 井 俊典、金子 純一朗、谷 浩明、倉本アフジャ亜美、下 重 里江 学年 3 学年 期 後期 単位数 2 時間数 60 時間 授業の概要 (主題) 本講義では、理学療法における評価および治療に関する知識、技術についてより理解を深め統合を図 ることを目的とする。理学療法士として必要な実践力を養い,できるだけ実践的な臨床実習場面を想定 し,実技や口頭試問を中心にすることにより,総合臨床実習に向けた準備段階としての基本的臨床技 能の研鑽を重視する. 授業の到達目標 理学療法士として必要な実践力を養うこととし,下記の到達目標を掲げる. 1.情報収集によって,得られた情報から問題点を概ね説明することができる. 2.必要な検査の選択が学習者によって概ね提示することができる. 3.必要な検査を学習者自身が安全に実施することが概ねできる. 4.検査結果の解釈について,学習者自身が概ね説明することができる. 5.適切な治療計画について,学習者が概ね立案できる. 6.今後の理学療法計画に関して,インフォームド・コンセントとして学習者自身が概ね実施できる. 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 オリエンテーション 9/19(金曜) 口頭試問1(9/24start) 口頭試問2 第3回 第4回 口頭試問3 総合討議 第5回 第6回 口頭試問(総括) CBT/実技1 第7回 第8回 卒業研究発表会 実技2 第9回 第 10 回 実技3 OSCE 第 11 回 第 12 回 Final osce 実技4 第 13 回 第 14 回 実技5 CBT 第 15 回 臨床実習指導者会議 成績評価の方法 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 口頭試問,演習評価,実技テスト,CBT,OSCE 口頭試問,演習評価および実技テスト 30%,CBT40%,OSCE30% 各演習に対して、積極的な時間外学習およびグループ学習を推奨する. 教 科 書 国試の達人 アイペック 参 考 書 実習の達人 アイペック オフィスアワー その他 月曜~金曜日,物理療法実習室 - 92 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 前期 単位数 1 時間数 30 時間 科目名 運動系理学療法学Ⅰ(基礎) 科目担当責任者 学科 石坂 正大 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 金曜 1 限 講義 授業の概要 (主題) 理学療法の主な対象である運動器疾患の基礎を学習し、理学療法評価と治療の理論を学ぶ。 授業の到達目標 1.各運動器疾患でみられる症状および合併症について説明できる。 2.疾患に応じた理学療法評価が選択できる。 3.疾患に応じた治療プログラム(リスク管理を含む)が選択できる。 科目担当者 必修/選択 小林 薫 必修 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 運動器の基礎と X 線像の見方 なぜ、リハビリテーションに「栄養学」の知識が必要なのか? 第3回 第4回 「サルコペニア」と「ロコモ」とはなにか? 骨折:骨折の基礎と大腿骨頸部骨折の理学療法 第5回 第6回 骨折:その他の骨折の理学療法 靭帯損傷(捻挫を含む)の理学療法 第7回 第8回 総合討議 変形性股関節症の理学療法 第9回 第 10 回 変形性膝関節症の理学療法 腰痛症の理学療法 第 11 回 第 12 回 脊椎疾患の理学療法 胸郭出口症候群、頸肩腕症候群(肩関節周囲炎を含む)の理学療法 第 13 回 第 14 回 末梢神経損傷の理学療法:障害神経名とその症状 関節リウマチの理学療法:運動と関節保護動作 第 15 回 熱傷の理学療法:拘縮とポジショニング(良肢位保持)、総括 成績評価の方法 評価の基準 定期試験、レポート 定期試験 80%、レポート(1 回)20% 準備学習 学習へのアドバイス 積極的な発言を望む。 履修条件 教 科 書 参 考 書 オフィスアワー その他 運動器障害理学療法学Ⅰ・Ⅱ 中山書店 運動療法学-障害別アプローチの理論と実際 文光堂 理学療法ハンドブック 第 3 巻 協同医書出版 結果の出せる整形外科理学療法 MEDICAL VIEW 随時:A302 - 93 - 大田原キャンパス 授業開始年度 科目名 運動系理学療法学Ⅱ(応用) 科目担当責任者 学科 加藤 祝也 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 集中講義 講義・演習 授業の概要 (主題) 運動療法は理学療法士の中心業務である.本講義では運動器疾患によって影響される身体動作障害 に対して行う理学療法評価及び運動療法を運動学知識に基づいて学ぶ. 1.変形性関節症の病態について説明できる 2.変形性関節症の各病期について説明せきる 3.変形性関節症に対する理学療法の目的や考え方について説明できる 4.運動療法を実施することができる 5.膝関節損傷における評価の意義・目的を説明できる 6.膝関節損傷の病態や時期を理解し、適切な治療選択ができる 7.各靱帯損傷後の理学療法を行ううえでの注意点が説明できる 8.足部障害の一般的な評価項目と治療プログラムを列挙できる 9.回復段階的に治療プログラムを配列できる 授業の到達目標 科目担当者 必修/選択 必修 小野田 公、石坂 正大 学年 3 学年 単位数 1 授業計画 回数 内容 2016 年度 期 後期変則 時間数 30 時間 担当 第2回 後期:特別集中講義 加藤祝也(10/15,22,10/29,3-5 限) 脊髄損傷の理学療法1 脊髄損傷の理学療法2 脊髄損傷の理学療法3 脊髄損傷の理学療法1-2 第3回 第4回 脊髄損傷の理学療法 1-3 脊髄損傷の理学療法 2-1 加藤 祝也 加藤 祝也 第5回 第6回 脊髄損傷の理学療法 2-2 脊髄損傷の理学療法 2-3 加藤 祝也 加藤 祝也 第7回 第8回 脊髄損傷の理学療法 3-1 脊髄損傷の理学療法 3-2 加藤 祝也 加藤 祝也 第9回 第 10 回 脊髄損傷の理学療法 3-3 変形性股関節症(臨床編) 加藤 祝也 小野田公 第 11 回 第 12 回 変形性腰関節症(臨床編) 変形性腰関節症(臨床編) 小野田公 小野田公 第 13 回 第 14 回 変形性膝関節症(臨床編) 膝靭帯損傷と半月板損傷 石坂正大 石坂正大 第 15 回 変形性腰関節症・腰椎症に対する進め方 石坂正大 第1回 加藤 祝也 加藤 祝也 成績評価の方法 評価の基準 ■定期試験 □実技試験 □実習評価 ■小テスト ■レポート □その他 定期試験60%、小テスト20%、レポート20% 準備学習 学習へのアドバイス 運動学をしっかり復習する。学習は定期的にする習慣をつける。興味を持ったことに積極的に取り込 む。 履修条件 教 科 書 参 考 書 オフィスアワー その他 適宜紹介する 関節可動障害 メディカルビュー 基礎運動学 第6版 医歯薬 適宜実施する (場所については後日通知) - 94 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 3 学年 期 前期 1 時間数 30 時間 科目名 神経系理学療法学Ⅰ(脳血管) 科目担当責任者 学科 金子 純一朗 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 火曜 4 限 講義・演習 授業の概要 (主題) 脳血管障害の病態と障害像を理解し、その評価ならびに各病期における必要な基本的理学療法の進 め方について学ぶ. 1 脳血管障害患者における合併症・併存疾患に配慮し、適切な理学療法が立案できる. 2 中枢神経障害がもたらす運動障害ならびに感覚・知覚・認識機能の評価ができる. 3 患者の個別性や生活環境等の情報収集を行い、回復状況にあわせた目標が決定できる. 4 脳血管障害の各病期ならびに回復段階に必要かつ適切な基本的理学療法介入を実施できる. 授業の到達目標 科目担当者 必修/選択 堀本 ゆかり 学年 必修 単位数 授業計画 回数 第1回 内容 中枢神経系の構造と機能,脳卒中の発症および回復のメカニズム(p4-29) 第2回 第3回 脳画像と臨床症状,脳卒中理学療法の評価とアプローチ(p30-63) 脳卒中の障害と理学療法1(意識障害,運動麻痺,感覚障害,異常筋緊張,p64-109) 第4回 脳 卒 中 の 障 害 と理 学 療 法 2( 運 動 失 調 , 失 認 , 半 側 空 間 無 視 , 失 行 , 注 意 障 害 , p110-164) 第6回 脳卒中の障害と理学療法 3(精神機能,痛み,二次的機能障害,姿勢調節障害,p165 -214) 脳卒中の障害と理学療法 4(起居動作障害) 第7回 第8回 脳卒中の障害と理学療法 5(歩行障害) 脳卒中の障害と理学療法 6(上肢機能障害,p240-253) 第9回 急性期における理学療法(血圧管理および端坐位獲得まで,実技) 回復期における理学療法(立ち上がり動作獲得から立位保持,歩行動作獲得まで,実 技) 脳卒中に対するクリニカルリーズニング1(概論,皮質脊髄路に対するアプローチ, p254-271) 脳卒中に対するクリニカルリーズニング 2(皮質連合野障害,視床障害,大脳-小脳連関障 害,p272-305) 第5回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 脳卒中に対するクリニカルリーズニング 3(皮質ー基底核ループ,運動学視点によるアプロ ーチ,p306-328) 第 14 回 第 15 回 総合討議(Brunnstrom stage と上田式回復段階の違い,判断基準を中心に) まとめ,総括 成績評価の方法 定期試験(マークシート,50 問) ,演習評価,演習レポート 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 定期試験 60%,演習評価 20%,演習レポート 20% 実技内容は各自練習して習得して下さい.. 演習内容は臨床実習を想定しながら進めてください. 理学療法学科 3 年 教 科 書 標準理学療法学専門分野 神経理学療法学 医学書院 参 考 書 脳卒中に対する標準的理学療法介入―何を考え、どう進めるか?,文光堂 図解 理学療法検査・測定ガイド,文光堂 脳卒中患者のための理学療法 ガイアブックス オフィスアワー 毎週火曜日 16:30~17:30,物理療法実習室 その他 - 95 - 担当 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 前期 単位数 1 時間数 30 時間 科目名 神経系理学療法学Ⅱ(神経筋) 科目担当責任者 学科 金子 純一朗 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 月曜 1 限 講義・演習 授業の概要 (主題) 代表的な神経筋疾患の特徴を理解し,各疾患の病態に基づいた適切な理学療法の検査・測定,リスク 管理,評価および治療プログラム立案までの過程を学ぶ.特に,リハビリテーションに必要な理学療法 の理論と技術の統合を学習対象とする. 授業の到達目標 1.理学療法を行う上で必要な疾患の特徴を説明することができる. 2.神経学的治療方法を理解し,検査測定と評価が実施できる. 3.今までに学習した各種理学療法の知識と技術を統合しながら説明できる. 4.病態に合致した基本的な治療プログラムを作成することができる. 5.代表的な疾患の治療に用いられる基本的な運動療法を実施する事ができる. 科目担当者 必修/選択 必修 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 神経筋疾患総論(疫学,予後,症状,病態,治療) Parkinson 病・症候群の理学療法1(P329-340) 第3回 第4回 Parkinson 病・症候群の理学療法2(P329-340) 脊髄小脳変性症の理学療法1(P341-352) 第5回 第6回 脊髄小脳変性症の理学療法 2(P341-352) 筋萎縮性側索硬化症の理学療法1(P353-362) 第7回 第8回 筋萎縮性側索硬化症の理学療法 2(P353-362) 多発性硬化症の理学療法1(P363-374) 第9回 第 10 回 多発性硬化症の理学療法2(P363-374) Guillain-Barre 症候群の理学療法1(P377-384) 第 11 回 第 12 回 Guillain-Barre 症候群の理学療法 2(P377-384) 頭部外傷・脳腫瘍の理学療法1 第 13 回 第 14 回 頭部外傷・脳腫瘍の理学療法 2 まとめ・総括 第 15 回 総合討議 成績評価の方法 評価の基準 定期試験(マークシート)演習課題 定期試験 80%,演習課題 20% 履修条件 1.自主的に演習を実践し,適切な治療プログラムを考える習慣を身につけましょう. 2.理解できない事項については積極的に質問すること. 3.臨床判断に関する理論を理解し,情報収集能力を磨きながら学習を進める. 理学療法学科 3 年生 教 科 書 標準理学療法学 専門分野 神経理学療法学 医学書院 参 考 書 図解 理学療法検査測定ガイド(文光堂) オフィスアワー その他 毎週火曜日,16:30-17:00,物理療法実習室 準備学習 学習へのアドバイス - 96 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 前期 単位数 1 時間数 30 時間 科目名 小児理学療法学 科目担当責任者 学科 倉本アフジャ亜美 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 火曜 2 限 講義 授業の概要 (主題) 小児理学療法を行うために必要な理論について理解する。 乳幼児の正常発達について学習し、それを基本にして脳性まひや筋ジストロフィー、二分脊椎、ダウン 症、重症心身障害を持つ子どもに対してどのように理学療法を行っていけばよいのかを勉強する。 授業の到達目標 1.乳幼児の発達について説明できる。 2.脳性まひの原因やタイプ、臨床症状、重症度について説明できる。 3.脳性まひ児に対する理学療法評価や治療について説明できる。 4.筋ジストロフィーや二分脊椎、ダウン症、重症心身障害の臨床症状について説明ができる。 5.筋ジストロフィーや二分脊椎、ダウン症、重症心身障害を持った子どもに対する理学療法評価や治 療について説明ができる。 科目担当者 必修/選択 必修 授業計画 回数 第1回 内容 0-2 か月児の発達と反射 第2回 第3回 3-8 か月児の発達と反射 9 か月児以降の発達と反射 第4回 第5回 中間テストと解説 脳性まひ① 第6回 第7回 脳性まひ② 脳性まひ③ 第8回 第9回 脳性まひ④ 脳性まひ⑤ 第 10 回 第 11 回 筋ジストロフィー① 筋ジストロフィー② 第 12 回 第 13 回 二分脊椎 ダウン症 第 14 回 第 15 回 重症心身障害 総論 担当 成績評価の方法 定期試験、中間テスト、小テスト 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 定期試験(70%)、中間試験(20%)、小テスト(10%) 覚える内容が多いので復習してください。 教 科 書 イラストでわかる小児理学療法(医歯薬出版株式会社) 第 1 版第 4 刷発行 小児理学療法・神経系理学療法 I・II 合本テキスト 2015 参 考 書 写真でみる乳児の運動発達(協同医書出版社)2004 運動発達と反射-反射検査の手技と評価-(医歯薬出版株式会社)2000 オフィスアワー 月曜日・金曜日 12:00-13:00 A-302 その他 - 97 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 後期後半 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 循環器系理学療法学 (後半) 科目担当責任者 学科 下井 あゆみ 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 火曜 2 限 講義 授業の概要 (主題) 理学療法の対象となる主な循環器疾患(特に心疾患)の病態を理解する。 心疾患患者に対する運動処方、運動に伴う生理反応の解釈を学習する。 また、心電図の基礎から不整脈の判読までを学習する。 授業の到達目標 循環器疾患の病態を説明できる。 心疾患患者の急性期から維持期に至るまで、リスクを理解した上で、根拠のある理学療法プログラム の立案ができる。 科目担当者 必修/選択 必修 授業計画 回数 第1回 内容 冠循環と運動 第2回 第3回 虚血性心疾患と治療 12 誘導心電図のしくみ 第4回 第5回 虚血性心疾患の心電図 不整脈の判読 第6回 第7回 心不全の病態と理学療法 虚血性心疾患のリハビリテーション 第8回 総括 担当 成績評価の方法 定期試験 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 定期試験 100% 1 回ごとに復習をすることで、次回講義内容が理解しやすくなります。取りこぼしのないように、その都度 確認をしてください。 教 科 書 理学療法科学学会監修:循環器系理学療法学入門 第 2 版 アイペック ¥2000 参 考 書 内部障害系理学療法 文光堂 ¥4500 オフィスアワー その他 随時:A303 - 98 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 後期前半 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 呼吸器系理学療法学 (前半) 科目担当責任者 学科 久保 晃 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 火曜 2 限 講義、実技 授業の概要 (主題) 基礎的な呼吸器系理学療法について解説する。 呼吸法のうち横隔膜呼吸、胸式呼吸、排痰法、呼吸介助について習得を支援する。 呼吸器障害と理学療法の関係が説明できる。 呼吸器障害におけるリスクが説明できる。 呼吸器障害に対する評価を説明、施行することができる。 呼吸器障害に対する基本的な理学療法を説明、施行することができる。 授業の到達目標 科目担当者 必修/選択 必修 授業計画 回数 第1回 内容 呼吸器系理学療法に関する基礎的事項の復習(解剖・運動・病態生理) 第2回 第3回 呼吸器系理学療法評価 1 呼吸器系理学療法評価 2 第4回 第5回 呼吸器内科系における理学療法 呼吸器系外科、消化器外科系における理学療法 第6回 第7回 呼吸器系理学療法実技 呼吸器系理学療法実技 第8回 総括 成績評価の方法 定期試験、演習課題 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 定期試験 70%、演習課題 30% 教 科 書 特に指定せず 参 考 書 適宜紹介する オフィスアワー その他 金曜 午前 担当 授業で紹介する実技は短時間なので授業以外でも各自練習することを推奨する E-503 - 99 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 前期後半 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 代謝系理学療法学 (後半) 科目担当責任者 学科 石坂 正大 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 木曜 1 限 講義 授業の概要 (主題) 糖尿病,肥満に対する理学療法評価、理学療法を中心に基本的な事項を概説する。 授業の到達目標 糖尿病に対する理学療法評価、理学療法アプローチを理解し、原則に沿った理学療法が実施できる。 肥満に対する理学療法評価、理学療法を理解し、基本的なアプローチが展開できる。 腎不全に対する理学療法アプローチが理解できる。 科目担当者 必修/選択 必修 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 代謝系理学療法に関する基礎(解剖・病態生理) 糖尿病の歴史と合併症 第3回 第4回 行動変容 薬物療法 第5回 第6回 食事療法と運動療法 腎不全と低栄養 第7回 第8回 事例検討 まとめ 成績評価の方法 評価の基準 演習課題, レポート 演習課題 50%、レポート 50% 準備学習 学習へのアドバイス 糖尿病、肥満、高脂血症、腎不全に関する病態について、事前学習を実施してからのぞむこと。 評価実習に向けて糖尿病患者の理学療法が理解できること。 履修条件 教 科 書 参 考 書 オフィスアワー その他 教科書の指定なし、デジエによる資料配布 糖尿病・代謝・栄養疾患ビジュアルブック 内部障害理学療法学テキスト 金曜 午前 A302 - 100 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 後期前半 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 地域理学療法学 (前半) 科目担当責任者 学科 下井 俊典 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 集中講義 必修/選択 必修 講義,グループ・ディスカッション(協同学習) 授業の概要 (主題) 病院などの医療機関に勤務する理学療法士であっても,対象者の退院後の生活を考慮することなしに 理学療法を展開することはできない.このため「地域理学療法」の知識と理解は,疾患や分野を問わ ず,理学療法士として必須のものである.本授業では,地域理学療法の知識を実践的に活用できるよう になることを目的として,模擬患者(SP)演習を実施する. 授業の到達目標 1.医療保険制度と比較して介護保険制度の特徴が説明できる. 2.理学療法士の視点から,対象者の在宅生活継続上の問題点を指摘し,その解決方法が提案でき る. 3.対象者のその家族の生活および社会的環境を考慮して,そのケアプランを修正できる. 科目担当者 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 通所・訪問リハビリテーションの長所と短所について 「個別」と「集団」について 第3回 第4回 SP 演習(1):ケアプラン作成 介護保険制度総論 第5回 第6回 SP 演習(2):ケアプラン作成 SP 演習(3):ケアプラン作成 第7回 第8回 SP 演習(4):ケアプラン作成 総括 成績評価の方法 評価の基準 定期試験 定期試験:100% 準備学習 学習へのアドバイス 少人数制のグループ・ディスカッションが中心の授業である.自ら考え,グループ内で積極的に意見交 換するとともに,演習内容を発表し,リフレクションを反映してレポートとしてまとめる能力ことが求められ る. 履修条件 教 科 書 特になし 参 考 書 特になし オフィスアワー その他 随時:A303 - 101 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 前期前半 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 老人理学療法学 (前半) 科目担当責任者 学科 下井 俊典 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 金曜 2 限 必修/選択 選択 講義,グループ・ディスカッション(協同学習) 授業の概要 (主題) 高齢社会である日本では,高齢者は理学療法の主要な対象であり,高齢者に関する知識は理学療法 士として必須のものである.このため,本授業では高齢者の心理を理解した上で,具体的な理学療法の 展開方法および高齢者に対する理学療法士としての視点を理解する. 授業の到達目標 1.認知症の症状特性を通じて,高齢者の心理特性が説明できる. 2.高齢者の心身特性とリスク・ファクターを勘案しながら,高齢者に対する理学療法実施の注意点を挙 げられる. 科目担当者 授業計画 回数 第1回 内容 総論:老人理学療法学を学ぶ理由 担当 第2回 第3回 高齢者の心理的特徴:認知症(1) 高齢者の心理的特徴:認知症(2) 第4回 第5回 高齢者の身体的特徴と高齢者に対する運動療法の効果(1):加齢による筋組織の変化 高齢者の身体的特徴と高齢者に対する運動療法の効果(2):サルコペニア 第6回 第7回 栄養摂取と運動の関係 高齢者の尿禁制と理学療法 第8回 総括 成績評価の方法 定期試験 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 定期試験 100% 授業中に少人数制のグループ・ディスカッションを複数回実施する.このため,自ら考え,グループ内で 積極的に意見交換することが求められる. 教 科 書 特になし 参 考 書 特になし オフィスアワー その他 随時:A303 - 102 - 科目名 在宅理学療法学 (変則) 科目担当責任者 学科 伊藤 隆夫 理学療法学科 科目担当者 佐々木 秀明 学年 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 3 学年 期 通年 1 時間数 15 時間 授業の形態 前期(集中講 義)、後期(集 中講義) 講義・演習 授業の概要 (主題) 在宅理学療法学:訪問理学療法学について、実践的な方法の紹介、注意事項などについて学習する。 後期にも授業がある。 授業の到達目標 1.生活環境と ADL の関係について,簡単に説明できる. 2.在宅生活環境評価の手順について,説明できる. 3.在宅理学療法について,基本的な治療計画を立案できる. 曜日時限 必修/選択 選択 授業計画 回数 内容 単位数 担当 1 回: 06/17 3 限目 在宅理学療法学 1 2 回: 06/17 4 限目 在宅理学療法学 2 伊藤隆夫 伊藤隆夫 3 回: 06/17 5 限目 在宅理学療法学 3 4 回: 01/06 3 限目 在宅理学療法学 4 伊藤隆夫 佐々木秀明 5 回: 01/06 4 限目 在宅理学療法学 5 6 回: 01/06 5 限目 総括・在宅理学療法学 6 佐々木秀明 佐々木秀明 成績評価の方法 評価の基準 演習 演習課題 100% 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 在宅理学療法学:訪問理学療法学に関する実践的な方法について事前学習と問題提起を整理して臨 んで下さい. 理学療法学科 3 年 教 科 書 適宜,紹介する. 参 考 書 適宜紹介する. オフィスアワー その他 月曜~金曜 (場所については後日通知) - 103 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 後期前半 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 急性期理学療法学 (前半) 科目担当責任者 学科 石坂 正大 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 月曜 4 限 講義 授業の概要 (主題) 周術期のリスク管理のもと実施される理学療法を説明する。 集中治療室、術後回復室での医学的リハビリテーションを概説する。 理学療法を行う場としての集中治療室の役割を説明することができる。 理学療法と集中治療室で使用される医療機器との関係を説明できる。 理学療法実施に際してバイタルサインとモニタリング類との関係を説明できる。 急性期理学療法における注意すべき事項を説明することができる。 授業の到達目標 科目担当者 必修/選択 選択 授業計画 回数 第1回 内容 集中治療室の基本的理解と理学療法 担当 第2回 第3回 生命維持装置等の機器、器具の理解と理学療法 モニタリング類の理解と理学療法 第4回 第5回 リスク管理と理学療法 循環器系理学療法の理解 第6回 第7回 呼吸器系理学療法の理解 一般急性期理学療法の理解 第8回 まとめ 成績評価の方法 演習課題、レポート 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 演習課題 50%、レポート 50% 教 科 書 教科書の指定はなく、デジエによる資料配布 参 考 書 ICU ビジュアルナーシング 内部障害理学療法学テキスト オフィスアワー その他 内科系の復習をしながら授業にのぞんでください 金曜 午前 A302 - 104 - 科目名 スポーツ理学療法学 (変則) 科目担当責任者 学科 宮森 隆行 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 集中講義 必修/選択 集中講義 講義演習 授業の概要 (主題) 授業の到達目標 科目担当者 選択 岡崎 倫江 学年 単位数 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 3 学年 期 後期 1 時間数 15 時間 スポーツ理学療法学:スポーツに伴う傷害とその治療および予防の実際について学ぶ。 スポーツ理学療法学:スポーツに伴う傷害とその治療および予防の実際について説明できる. 授業計画 回数 内容 1 回: 10/21(金)3 限スポーツ理学療法学 1 担当 岡崎 倫江 2 回: 10/21(金)4 限スポーツ理学療法学 2 3 回: 10/21(金)5 限スポーツ理学療法学 3 岡崎 倫江 岡崎 倫江 4 回: 12/16(金)3 限スポーツ理学療法学 4 5 回: 12/16(金)4 限スポーツ理学療法学 5 宮森 隆行 宮森 隆行 6 回: 12/16(金)5 限スポーツ理学療法学 6 7 回: 総括 宮森 隆行 宮森 隆行 成績評価の方法 演習課題 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 演習課題 100% スポーツ理学療法学:スポーツに伴う傷害とその治療および予防について事前学習を実施し,問題提 起を整理して臨んで下さい. 理学療法学科 3 年生 教 科 書 適宜紹介する 参 考 書 適宜紹介する オフィスアワー その他 講義終了後適宜実施する - 105 - 科目名 スポーツ傷害治療学 (変則) 科目担当責任者 学科 志村 圭太 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 集中講義 演習・講義 授業の概要 (主題) 授業の到達目標 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 後期 単位数 1 時間数 15 時間 科目担当者 必修/選択 選択 スポーツ傷害に対する理学療法について学習する. スポーツ傷害に対する理学療法について説明できる. 授業計画 回数 第1回 内容 スポーツ傷害治療学 1(障害と外傷) 第2回 第3回 スポーツ傷害治療学 2(整形外科疾患の病態) スポーツ傷害治療学 3(筋・腱・靭帯損傷の病態と修復) 第4回 第5回 スポーツ傷害治療学 4(走行とカッティング動作) スポーツ傷害治療学 5(運動連鎖、スポーツ動作のとらえ方) 第6回 第7回 スポーツ傷害治療学 6(傷害に対する評価の進め方) 成績評価の方法 演習状況 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 演習課題100% 教 科 書 資料を配布します. 参 考 書 授業内にて紹介します. オフィスアワー その他 授業前後、適宜応じます. 担当 志村圭太 スポーツ傷害に対する関する事前学習を実施して臨むこと. - 106 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 後期前半 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 トレーニング理論 (前半) 科目担当責任者 学科 下井 俊典 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 木曜 2 限 必修/選択 選択 講義,グループ・ディスカッション(協同学習) 授業の概要 (主題) 身体運動は効果器である筋‐骨格系による身体運動の発現と,その基礎となる呼吸循環器系によるエ ネルギー産生の 2 つのシステムからなっている.本授業ではトレーニングをその 2 つのシステム別に分 けて論じる.また,トレーニング理論の理学療法への応用についても具体例を通じて解説する. 授業の到達目標 1.トレーニング 5 原則に則って,対象部位,負荷強度を考慮した目的別トレーニング・プログラムが立案 できる. 2.トレーニング理論の根拠に基づいて理学療法プログラムを立案できる. 科目担当者 授業計画 回数 第1回 内容 オリエンテーション:なぜ理学療法士がトレーニング理論を学ぶのか. 第2回 第3回 トレーニング 3 原則に足りないもの(1):対象筋の選定 トレーニング 3 原則に足りないもの(2):「トレーニング 5 原則」への展開と負荷量の設定 第4回 第5回 運動学的視点を加えたトレーニング(1):関節モーメント 運動学的視点を加えたトレーニング(2):CKC と OKC,起始と停止 第6回 第7回 呼吸循環器系からみたトレーニング(1):運動時のエネルギー源(1) 呼吸循環器系からみたトレーニング(2):運動時のエネルギー源(2) 第8回 総括:トレーニング理論の理学用法への応用 担当 成績評価の方法 レポート 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 自己・他者評価を参考にレポート 100% 授業中に少人数制のグループ・ディスカッションを複数回実施する.このため,自ら考え,グループ内で 積極的に意見交換することが求められる. 教 科 書 特になし 参 考 書 中村隆一ら著:基礎運動学(第 6 版),医歯薬出版 オフィスアワー その他 随時:A303 - 107 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 後期 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 ヘルスプロモーション論 (変則) 科目担当責任者 学科 島田 裕之 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 集中講義 講義・演習 授業の概要 (主題) 健康の概念、ヘルスプロモーション特に介護予防分野における概要を理解し、 さらにその実践活動について紹介する。 1.介護予防に関する背景について,簡単に説明できる. 2.介護予防を実施する上での留意点,プログラムについて簡単に説明できる. 授業の到達目標 科目担当者 必修/選択 選択 授業計画 回数 内容 担当 1 回目:10/28(金) 1 限目 介護予防特論 1 2 回目:10/28(金) 2 限目 介護予防特論 2 3 回目:10/28(金) 3 限目 介護予防特論 3 4 回目:10/28(金) 4 限目 介護予防特論 4 5 回目:10/28(金) 5 限目 総括・介護予防特論 5 6回目: 総括・介護予防特論 6~8(総合討議) 7回目: 総括・介護予防特論 6~8(総合討議) 8回目: 総括・介護予防特論 6~8(総合討議) 成績評価の方法 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 演習課題 演習課題 100% 介護予防に関する背景について,事前学習を実施し,問題提起を整理して臨んで下さい. 理学療法学科 3 年 教 科 書 適宜紹介する 参 考 書 適宜紹介する オフィスアワー その他 授業前後、適宜実施する - 108 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 前期後半 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 神経筋促通治療学 (後半) 科目担当責任者 学科 小野田 公 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 火曜 5 限 実技・演習 授業の概要 (主題) 主として神経筋促通法(PNF:proprioceptive nueromuscular facilitation)について紹介する。PNF 開発の 歴史、経緯、神経生理、基本技術、特殊技術について基本事項を理解する。クラスを 2 回目から A グル ープと B グループに分けての授業とする。 授業の到達目標 1.PNF の創始と開発の歴史を説明することができる。 2.PNF に関する運動学と神経生理が説明できる。 3.PNF の基本技術を行うことができる。 4.PNF の特殊技術を行うことができる。 科目担当者 必修/選択 選択 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 講義および授業インストラクション(開発の歴史、経緯、神経生理) 基本技術と上肢パターン① 第3回 第4回 基本技術と上肢パターン② 下肢パターン① 第5回 第6回 下肢パターン② 肩甲骨と骨盤パターン① 第7回 第8回 肩甲骨と骨盤パターン② 総括と実技試験 成績評価の方法 評価の基準 □定期試験、■実技試験、 □実習評価、 □小テスト、 ■レポート 課題レポート 50% 実技試験 50% 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 治療技術については授業だけでは不十分であるので時間を見つけて練習するのが良いと言える。 実技であるのでなるべく欠席しないことが大切である。 教 科 書 PNF マニュアル、柳澤健、南江堂 参 考 書 授業の中で随時、紹介していく。 オフィスアワー 授業時間外で個別指導希望の場合は、担当教員に連絡をください。 治療技術の習得には同じ学生同士で実技を行うことは厳禁であり、毎時間 3 人以上の相手を換えて実 技練習をおこなうのが良いといえる。実習であるので実習できる服装、運動靴で望むこと。 その他 - 109 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 3 学年 期 後期 2 時間数 30 時間 科目名 神経発達学的治療学 (変則) 科目担当責任者 学科 新保 松雄 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 集中講義 必修/選択 集中講義 講義演習 授業の概要 (主題) 神経発達学的理論に則した治療方法の基本的な考え方、評価、治療について学ぶ。視聴覚教材を用 いた講義、実技等を含む。 1.神経発達学的理論に則した治療方法について説明できる. 2.神経発達学的理論に関する基本的な考え方、評価、治療について簡単に説明できる. 授業の到達目標 科目担当者 選択 上田 清史 学年 単位数 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 09/24(木)神経発達学的治療学(01) 3 時限 09/24(木) 神経発達学的治療学(02) 4 時限 上田清史 上田清史 第3回 第4回 09/24(木) 神経発達学的治療学(03) 5 時限 10/01(木) 神経発達学的治療学(04) 3 時限 上田清史 上田清史 第5回 第6回 10/01(木) 神経発達学的治療学(05) 10/01(木) 神経発達学的治療学(06) 上田清史 上田清史 第7回 第8回 11/13(金) 神経発達学的治療学(07) 11/13(金) 神経発達学的治療学(08) 第9回 第 10 回 11/13(金) 神経発達学的治療学(09) 3 時限 11/13(金) 神経発達学的治療学(10) 4 時限 新保松雄 新保松雄 第 11 回 第 12 回 11/13(金) 神経発達学的治療学(11) 総括 神経発達学的治療学(12) 新保松雄 上田清史 4 時限 5 時限 1 時限 2 時限 新保松雄 新保松雄 5 時限 成績評価の方法 評価の基準 演習課題 演習課題 100% 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 神経発達学的理論に則した治療方法の基本について事前学習を実施し,問題提起を整理して臨むこ と. 理学療法学科 3 年生 教 科 書 適宜紹介する 参 考 書 適宜紹介する オフィスアワー その他 授業前後、適宜応じる - 110 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 後期前半 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 生活動作の運動力学 (前半) 科目担当責任者 学科 野村 高弘 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 月曜 5 限 講義 授業の概要 (主題) 日常生活動作における基本的なメカニズムを運動力学的に理解し、日常生活動作の指導や介助にい かすための知識を身につける。 1.運動力学の基礎を説明できる 2.座位や立位など静的な姿勢の運動力学的特徴を理解できる 3.立ち上がりや歩行などの動作における運動力学的特徴を理解できる 4.基礎的な動作の運動力学的特徴を介助にいかすことができる 授業の到達目標 科目担当者 必修/選択 選択 授業計画 回数 第1回 内容 運動力学の基礎(9 月 26 日) 第2回 第3回 立位姿勢と歩行開始(10 月 3 日) 立ち上がりと座り動作(10 月 17 日) 第4回 第5回 歩行(10 月 22 日) 階段昇降動作(10 月 24 日) 第6回 第7回 各動作の介助のポイント①(10 月 31 日) 各動作の介助方法のポイント②(11 月 7 日) 第8回 まとめ 総括(11 月 14 日) 担当 成績評価の方法 定期試験 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 定期試験 100% ・1 年次における運動学の復習をしておくとよい ・2 年次におけるバイオメカニクス、動作分析学などの復習をしておくとよい なし 教 科 書 介助にいかすバイオメカニクス、勝平純司・山本澄子・江原義弘・他(著)、(医学書院、2011) 参 考 書 ・基礎バイオメカニクス 第 2 版、山本澄子・石井慎一郎・江原義弘(著)、(医歯薬出版、2015) ・観察による歩行分析、キルステン ゲッツ・ノイマン(著)、月城 慶一・山本 澄子・江原 義弘(訳)、(医 学書院、2005) オフィスアワー 月・水・金曜日 12:20~12:50 A302・303 その他 - 111 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 後期 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 産科理学療法学 (変則) 科目担当責任者 学科 田口 順子 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 集中講義 演習・講義 授業の概要 (主題) 産科理学療法学:産科理学療法技術、特に骨盤底筋群に関連する基礎的事項、治療技術について説 明することができる. 産科理学療法学:産科理学療法技術、特に骨盤底筋群に関連する基礎的事項、治療技術について概 ね説明することができる. 授業の到達目標 科目担当者 必修/選択 選択 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 11/10 3 限目 産科理学療法学1 11/10 4 限目 産科理学療法学 2 第3回 第4回 11/10 5 限目 産科理学療法学 3 11/17 3 限目 産科理学療法学 4 第5回 第6回 11/17 4 限目 産科理学療法学 5 11/17 5 限目 産科理学療法学 6・総括 第7回 第8回 総括・産科理学療法7(総合討議) 総括・産科理学療法8(総合討議) 成績評価の方法 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 演習課題 演習課題 100% 産科理学療法学:産科理学療法技術について,事前学習を実施し,問題提起を整理して臨むこと. 理学療法学科 3 年生 教 科 書 適宜紹介する 参 考 書 適宜紹介する オフィスアワー その他 講義終了後実施する - 112 - 科目名 精神科理学療法学 科目担当責任者 学科 奥村 隆彦 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 集中講義 講義 授業の概要 (主題) 授業の到達目標 科目担当者 必修/選択 高村 直裕 学年 選択 単位数 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 3 学年 期 後期 1 時間数 15 時間 精神科領域の疾患をもつ患者に対する理学療法について解説する. 精神科領域の疾患をもつ患者に対する理学療法について説明できる. 授業計画 回数 内容 1.臨床心理学(防衛機制) 担当 奥村 2.臨床心理学(障害受容) 3.臨床心理学(心理検査・諸理論) 奥村 奥村 4.精神医学(統合失調症) 5.精神医学(気分障害) 高村 高村 6.精神医学(神経症性障害等) 7.精神医学(摂食障害・パーソナリティ障害・依存症など) 高村 高村 8.総括 奥村・高村 成績評価の方法 ■定期試験、 □実技試験、 □実習評価、 □小テスト、 □レポート、 □その他(演習) 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 定期試験 100% 教 科 書 適宜提示する 参 考 書 適宜提示する オフィスアワー その他 月曜 5 限 A202 臨床心理学・精神医学講義の復習をしておくこと 理学療法学科 3 年 - 113 - 科目名 マニュアルセラピーⅠ(関節) (後半) 科目担当責任者 学科 黒澤 和生 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 授業の概要 (主題) 授業の到達目標 木曜 3 限 木 曜 4 限 木曜 5 限 講義 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 後期 単位数 1 時間数 15 時間 科目担当者 必修/選択 選択 関節の動きを制限する要因として、軟部組織(筋・靭帯・腱)の問題について触れる。運動を制限する原 因を明にする評価と治療に対する考え方の概要を学ぶ。講義と実習を行い、基本的な考え方と治療手 技を習得する。 障害の予防と治療の観点から、種々の障害に必要な知識と偽十を習得する。 授業計画 回数 第1回 内容 総論 ①軟部組織モビライゼ-ションとは ②評価の仕方 第2回 第3回 肩関節周囲及び前腕周囲に対するアプロ-チ 手関節周囲に対するアプロ-チ 第4回 第5回 股関節周囲に対するアプロ-チ 膝関節周囲に対するアプロ-チ 第6回 第7回 足関節周囲に対するアプロ-チ 評価と治療実践1 第8回 評価と治療実践2,総括 成績評価の方法 授業に対する取り組む姿勢および授業中の課題演習の成果を評価対象とする 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 授業に対する取り組む姿勢および授業中の課題演習を総合評価する 教 科 書 オリジナルテキスト使用 参 考 書 系統別治療手技の展開 第 3 版 協同医書出版 オフィスアワー その他 質問は各講義後に行います。 講義で行う部位の解剖を確認しておくこと。動きやすい服装で参加すること。 - 114 - 担当 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 3 学年 期 前期後半 1 時間数 15 時間 科目名 マニュアルセラピーⅡ(脊柱) (変則) 科目担当責任者 学科 齋藤 昭彦 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 集中講義 実技 授業の概要 (主題) 授業の到達目標 実技を通して理学療法の臨床に不可欠な軟部組織と関節に起因する疼痛と可動域障害などに対する もビライゼーションテクニックの習得を目標とする。 軟部組織と関節に起因する疼痛が概ね説明できる 科目担当者 必修/選択 選択 黒澤 和生 学年 単位数 授業計画 回数 第1回 内容 3 限 マニュアルセラピー脊椎 1 担当 齋藤昭彦 第2回 第3回 4 限 マニュアルセラピー脊椎 2 5 限 マニュアルセラピー脊椎 3 齋藤昭彦 齋藤昭彦 第4回 第5回 3 限 実習 体幹編 腰部に対する評価と治療① 4 限 実習 腰部に対する評価と治療② 黒澤和生 黒澤和生 第6回 第7回 5 限 体幹編 総括 3 限マニュアルセラピー 振り返り1 総括 黒澤和生 第8回 4 限マニュアルセラピー 振り返り 2 総括 成績評価の方法 授業に対する取り組む姿勢および授業中の課題演習の成果を評価対象とする 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 演習課題の成果を総合評価する 教 科 書 オリジナルテキスト使用 参 考 書 適宜提示する オフィスアワー その他 授業前後、随時 軟部組織と関節について、予め事前学習を実施して臨むこと。 理学療法学科 3 年生 - 115 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 後期後半 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 マニュアルセラピーⅢ(徒手) (後半) 科目担当責任者 学科 小野田 公 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 火曜 4 限 演習 授業の概要 (主題) 四肢、脊柱に対するマニュアルセラピーについて学習する。主として、実習を通して脊柱に起因する疼 痛および可動性の障害に対する理学療法技術の習得を目的とする。また、部位別に治療の実際を紹 介する。 授業の到達目標 1. 用手接触の基本的技術が実施できる。 2. リンパドレナージの基本技術が実施できる。 3. 神経筋関節促通療法の基本技術が実施できる。 科目担当者 必修/選択 選択 授業計画 回数 第1回 内容 用手接触 講義及び演習 第2回 第3回 リンパドレナージ法 講義 リンパドレナージ法 演習① 第4回 第5回 リンパドレナージ法 演習② 神経筋関節促通法 講義 第6回 第7回 神経筋関節促通法 演習① 神経筋関節促通法 演習② 第8回 総括 担当 成績評価の方法 □定期試験 □実技試験 □実習評価 □小テスト ■レポート ■その他(実習態度) 評価の基準 レポート課題 90%、実習態度 10% ・用手接触の知識に基づいて実施すること。 ・リンパドレナージ法:リンパやリンパ節の解剖学的知識のもとに施術すること。 ・神経筋関節促通法:関節包、筋の動きを考えながら施術すること。 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 教 科 書 神経筋関節促通法(霍明 アイペック社 2010.1 第1版) 参 考 書 授業の中で随時、紹介していく。 オフィスアワー その他 授業終了後,物理療法実習室にて - 116 - 科目名 大田原キャンパス 授業開始年度 評価実習 (PT8・9 月) 科目担当責任者 久保 晃 学科 理学療法学科 曜日時限 前期(月曜 3 限 月 曜 4 限)、後期(月 曜 1 限 月曜 2 限) 授業の形態 実技,演習,討議,発表 授業の概要 (主題) 授業の到達目標 科目担当者 必修/選択 必修 単位数 4 時間数 180 時間 この実習では、2 年次までに学習した理学療法における検査・測定を適切に実施し、さらに解釈、統合 することにより、理学療法評価として問題点等を抽出する過程を学ぶことを目的とする。学外施設(病 院、施設等)で、臨床実習指導者指導による3週間の評価実習(臨床実習)を行う。実習終了後は症例 発表会、症例検討会を通じて理学療法評価の理解を深める。 1.理学療法の基本的な知識と技能を修得するとともに自ら学ぶ力を育てることができる. 2.上記の目標に向けて,指導者の監視下で基本的臨床技能を実践できる. 3.特に問題点の抽出について自ら実践できることを到達目標とする. 授業計画 回数 内容 前期 1 2 3 4 2016 年度 小林 薫、糸数 昌史、野村 高弘、韓 憲受、小野田 公、貞清 香織、石坂 正大、本澤 薫、堀本 ゆかり、下 井 俊典、金子 純一朗、谷 浩明、倉本アフジャ亜美、下 重 里江 学年 3 学年 期 通年 担当 オリエンテーション 班別学習 PBL、実習と報告発表 班別学習 PBL、実習と報告発表 班別学習 PBL、実習と報告発表 5 6 班別学習 PBL、実習と報告発表 班別学習 PBL、実習と報告発表 7 8 班別学習 PBL、実習と報告発表 班別学習 PBL、実習と報告発表 9 10 11 12 13 14 15 後期 1 2 班別学習 PBL、実習と報告発表 班別学習 PBL、実習と報告発表 班別学習 PBL、実習と報告発表 班別学習 PBL、実習と報告発表 班別学習 PBL、実習と報告発表 班別学習 PBL、実習と報告発表 総括(評価実習,8 ー 9 月,3 週間) 3 4 5 6 7 8 9 10 班別学習 班別学習 班別学習 班別学習 班別学習 班別学習 班別学習 班別学習 11 12 班別学習 PBL、実習と報告発表 班別学習 PBL、実習と報告発表 13 14 班別学習 PBL、実習と報告発表 班別学習 PBL、実習と報告発表 15 総括(臨床実習指導者会議) 班別学習 PBL、実習と報告発表 班別学習 PBL、実習と報告発表 PBL、実習と報告発表 PBL、実習と報告発表 PBL、実習と報告発表 PBL、実習と報告発表 PBL、実習と報告発表 PBL、実習と報告発表 PBL、実習と報告発表 PBL、実習と報告発表 - 117 - 成績評価の方法 評価の基準 演習課題(サマリー) ,演習評価(発表内容,実習評価) 演習課題(サマリー)50%,演習評価(発表内容,実習評価)50% 準備学習 学習へのアドバイス 積極的に事前学習を実施し,症例報告会での質疑において建設的な意見を提言すること 履修条件 理学療法学科 3 年生 教 科 書 参 考 書 国試の達人 アイペック 実習の達人 アイペック オフィスアワー 月曜~金曜 物理療法実習室 その他 - 118 - 大田原キャンパス 授業開始年度 科目名 理学療法教育法 (後半) 科目担当責任者 学科 谷 浩明 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 木曜 2 限 講義・演習 授業の概要 (主題) 理学療法士は医療専門職の一つとしてどのように教育がなされてきたか、また、現在および将来の課 題は何かという点について、医療福祉情勢を鑑みながら考察する。 授業目標:理学療法教育の変遷、卒前および卒後教育の現状と課題、さらに将来展望について理解 し,学習者各自のポートフォリオ作成までを目標とする. 授業の到達目標 1.臨床能力の 5 つの領域(知識,情報収集能力,総合判断力,技能,態度)に分けることができる. 2.ポートフォリオ評価の活用方法を説明できる. 3.コーチング手法の一部を実践できる. 4.臨床実習における到達目標を立案することができる. 科目担当者 必修/選択 堀本 ゆかり、金子 純一朗 学年 3 学年 期 選択 単位数 1 授業計画 回数 内容 2016 年度 前期後半 時間数 15 時間 担当 谷 浩 明 , 堀本 ゆか り , 金子純一朗 第1回 理学療法教育の歴史・変遷、ポートフォリオを用いたの教育効果(06/09start) 第2回 第3回 理学療法養成課程の概要,ポートフォリオ演習1 メタ認知,ポートフォリオ演習 2 谷浩明 第4回 第5回 卒後教育の現状と課題、生涯学習システムの紹介,ポートフォリオ演習 3 ティーチング・コーチング,ポートフォリオ演習 4(06/30) 堀本ゆかり 第6回 第7回 ポートフォリオ演習 5 理学療法教育に導入可能な教育技法とその実際,ポートフォリオ演習 6 第8回 総括(評価実習前にポートフォリオ評価レポート作成) 成績評価の方法 演習評価,ポートフォリオ評価レポート 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 演習評価 50%,ポートフォリオ評価レポート 50%, 2年時までのポートフォリオ課題を持参のうえ、授業に臨んでください。 特に検査実習後の振り返りを中心に進める予定です. 理学療法学科 3 年 教 科 書 臨床実習教育の手引き,日本理学療法士協会 参 考 書 日本医学教育学会 臨床能力教育ワーキンググループ 編; 基本的臨床技能の学び方・教え方,南山 堂 鈴木敏恵; ポートフォリオ評価とコーチング手法, 医学書院 オフィスアワー 毎週火曜日,16:30-17:00,物理療法実習室 その他 - 119 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 前期前半 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 PTマネジメント (前半) 科目担当責任者 学科 黒澤 和生 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 火曜 1 限 講義 授業の概要 (主題) 理学療法士として、管理・運営上の必要事項を学習する。具体的には、理学療法士を取り巻く法律、医 療制度、診療報酬関係、リスクマネ-ジメント、最近の話題等を取り上げる。 患者および障がい者の地域における生活を支援していくために必要な知識・技術を習得し、問題解決 能力を養う。 授業の到達目標 科目担当者 必修/選択 選択 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 オリエンテ-ション 理学療法士を取り巻く法律(1) 第3回 第4回 理学療法士を取り巻く法律(2) 理学療法士にとっての最近の話題(1) 第5回 第6回 理学療法士にとっての最近の話題(2) リスクマネ-ジメントの話(1) 第7回 第8回 リスクマネ-ジメントの話(2) 理学療法部門の管理運営に必要な情報 成績評価の方法 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 レポ-ト課題、授業参加態度等 レポ-ト課題80%、授業参加態度20% 医療関連の情報などを普段から積極的に収集する姿勢が望ましい。 教 科 書 特に指定しない。 参 考 書 特に指定しない。 オフィスアワー その他 授業終了後 - 120 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 後期 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 障害者スポーツ概論 (変則) 科目担当責任者 学科 高橋 邦泰 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 集中講義 講義 授業の概要 (主題) 授業の到達目標 障害者スポーツ概論:我が国の障害者スポーツの歴史、国内における情勢、公認の障害者スポーツ指 導員等の育成、競技の概要等についてふれる。 国内における情勢、公認の障害者スポーツ指導員等の育成、競技の概要等が概ね説明できる 科目担当者 必修/選択 選択 授業計画 回数 内容 12/15(木) 3 限 障害者スポーツ概論 担当 12/15(木) 4 限 障害者スポーツ概論 12/15(木) 5 限 障害者スポーツ概論 12/22(木) 3 限 障害者スポーツ概論 12/22(木) 4 限 障害者スポーツ概論 12/22(木) 5 限 障害者スポーツ概論 総括・障害者スポーツ概論 7(総合討議) 総括・障害者スポーツ概論 8(総合討議) 成績評価の方法 演習課題 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 演習課題 100% 教 科 書 適宜紹介する 参 考 書 適宜紹介する オフィスアワー その他 講義終了後実施する 障害者スポーツに関する事前学習を実施して臨むこと. - 121 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 後期 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 レクリエーション概論 (PT3) 科目担当責任者 学科 金子 純一朗 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 集中講義 講義 授業の概要 (主題) レクリエーションは遊びを通して精神的・肉体的に回復することである. レクリエーション種目の実技と指導法について学ぶ. レクリエーションに関する実技が実践できる. レクレーション指導を説明することができる. 授業の到達目標 科目担当者 必修/選択 選択 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 09/23(金曜日)3 限目レクリエーション概論 1 09/23(金曜日) 4 限目レクリエーション概論 2 金子純一朗 金子純一朗 第3回 第4回 09/23(金曜日) 5 限目レクリエーション概論 3 11/18 3 限目レクリエーション概論 4 金子純一朗 長谷川真人 第5回 第6回 11/18 4 限目レクリエーション概論 5 11/18 5 限目レクリエーション概論 6 長谷川真人 長谷川真人 第7回 第8回 総括 総括 金子純一朗 金子純一朗 成績評価の方法 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 演習課題 演習課題 100% レクリエーションの有用性について,ポートフォリオを用いて振り返ってから臨んで下さい. 教 科 書 指定なし 参 考 書 指定なし オフィスアワー その他 月曜~金曜日,物理療法実習室 - 122 - 科目名 ジャーナルリーディング (変則) 科目担当責任者 学科 野村 高弘 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 集中講義 講義 授業の概要 (主題) 授業の到達目標 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 後期後半 単位数 1 時間数 15 時間 科目担当者 必修/選択 選択 理学療法に関する教材学習、論文抄読を行う。 理学療法士に必要な英語論文などの読解力を養い、文献の内容をまとめ、説明することができる。 授業計画 回数 第1回 内容 オリエンテーション・総論 第2回 第3回 演習① 演習② 第4回 第5回 演習③ 演習④ 第6回 第7回 演習⑤ 演習⑥ 第8回 総括 担当 成績評価の方法 演習課題 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 演習課題 100% 教 科 書 資料は順次デジエにアップ、もしくは当日配布します 参 考 書 特になし オフィスアワー その他 月・水・金曜日 12:20~12:50 A302,303 電子辞書など、英語辞典を持参してください なし - 123 - 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 3 学年 期 前期前半 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 理学療法国際事情 (前半) 科目担当責任者 学科 韓 憲受 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 木曜 2 限 講義 授業の概要 (主題) 海外における理学療法の事情を知り、日本の理学療法事情との相違を理解する。 授業の到達目標 1.外国の医療福祉と理学療法を理解し、視野を広げる。 2.各国の理学療法事情が異なることと,それぞれの国の歴史、文化などの背景も異なることを理解する。 3.各国の理学療法の事情を知ることで日本の理学療法の理解を深める。 科目担当者 必修/選択 選択 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 オリエンテーション, 総論 海外の理学療法 韓国, グループワーク 第3回 第4回 海外の理学療法 Tanzania 海外の理学療法 Myanmar1, 1.アメリカ 第5回 第6回 海外の理学療法 Myanmar2, 2.イタリア 海外の理学療法 Myanmar3, 3.オーストラリア 第7回 第8回 海外の理学療法 4.オランダ 海外の理学療法 7.スイス 5.カナダ 8.ドイツ 6.スウェーデン 9.フランス 総括 成績評価の方法 評価の基準 課題 演習課題 100% 準備学習 学習へのアドバイス 海外の理学療法について事前に学習すること 履修条件 教 科 書 参 考 書 デジエまたは配布資料 オリエンテーション時に紹介 オフィスアワー 木曜3時限 A302 その他 - 124 - 4 学 年 専 門 教 育 科 目 - 125 - 科目名 大田原キャンパス 授業開始年度 総合臨床実習 (2 月-10 月実施) 科目担当責任者 久保 晃 学科 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 科目担当者 前期(集中講 義)、後期(集 必修/選択 中講義) 実習,演習,報告,討議 必修 2016 年度 小林 薫、糸数 昌史、野村 高弘、韓 憲受、小野田 公、貞清 香織、石坂 正大、本澤 薫、堀本 ゆかり、下 井 俊典、金子 純一朗、谷 浩明、倉本アフジャ亜美、下 重 里江 学年 4 学年 期 通年 単位数 12 時間数 540 時間 授業の概要 (主題) 病院などの施設における臨床実習(検査,測定,評価,治療)。 3 年時までに学習した理学療法における検査・測定及び評価を適切に実施し、さらに解釈、統合するこ とにより、理学療法治療として問題点等を抽出する過程を学ぶことを目的とする。 学外施設並びに関連施設(病院,施設)で、臨床実習指導者による 6 週間の総合臨床実習を行う。 実習終了後は、症例発表会、症例検討会を通じて理学療法評価の理解を深める。 授業の到達目標 実習指導者の指示のもとで、理学療法の評価、治療の体験を行う。 治療プログラムに関し、根拠に基づいた説明が概ねできる。 授業計画 回数 第1回 第2回 第3回 内容 オリエンテーション 理学療法学科全教員 臨床実習(3~8 月) 担当 症例発表会、症例検討会 各アドバイザーグループ毎に日程調整し実施 成績評価の方法 評価の基準 実習評価、レポート評価、実習・演習評価(技術,知識,態度) 実習評価、CBT評価 合計 100% 準備学習 学習へのアドバイス 総合臨床実習のため、3年次までの知識を統合し、技術を獲得するための心構えで臨むこと。 実習に対応できる体調管理。 皆勤で臨めるように準備すること。 履修条件 教 科 書 指定なし 参 考 書 指定なし オフィスアワー その他 常時(担任,アドバイザー教員) - 127 - 科目名 大田原キャンパス 授業開始年度 理学療法特論Ⅰ(基礎) 科目担当者 科目担当責任者 久保 晃 学科 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 木曜 3 限 講義中心 授業の概要 (主題) 基礎医学、臨床医学、理学療法専門の統合 授業の到達目標 具体的な知識、技術を得ること 基礎医学の知識と理学療法の体系化を理解すること 臨床医学の知識と理学療法の体系化を理解すること 必修/選択 必修 授業計画 回数 内容 基礎的知識の整理1 基礎的知識の整理2 第3回 第4回 基礎的知識の整理3 基礎的知識の整理4 第5回 第6回 基礎的知識の整理5 基礎的知識の整理6 第7回 第8回 基礎的知識の整理7 臨床医学の整理1 第9回 第 10 回 臨床医学の整理2 臨床医学の整理3 第 11 回 第 12 回 臨床医学の整理4 臨床医学の整理5 第 13 回 第 14 回 理学療法の統合1 理学療法の統合2 第 15 回 理学療法の統合3 成績評価の方法 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 単位数 2 時間数 担当 第1回 第2回 筆記試験、コンピュータ試験 筆記試験、コンピュータ試験 あわせて 100% 基礎から臨床まで総合的に勉強する。 教 科 書 指定なし 参 考 書 指定なし オフィスアワー その他 常時(担任、アドバイザー教員) - 128 - 2016 年度 小林 薫、糸数 昌史、野村 高弘、韓 憲受、小野田 公、下井 俊典、金子 純一朗、倉本アフジャ亜美、下重 里江 学年 4 学年 期 後期 30 時間 科目名 大田原キャンパス 授業開始年度 理学療法特論Ⅱ(総合) 科目担当者 科目担当責任者 久保 晃 学科 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 木曜 4 限 講義中心 授業の概要 (主題) 基礎医学、臨床医学、理学療法専門の統合 授業の到達目標 理学療法に関する基礎医学、臨床医学の知識を理解する。 解剖学の知識と理学療法の位置づけが理解できる。 生理学の知識と理学療法の位置づけが理解できる。 運動学の知識と理学療法の位置づけが理解できる。 整形外科、内科の知識と理学療法の位置づけが理解できる。 必修/選択 選択 授業計画 回数 内容 基礎的知識の整理1 基礎的知識の整理2 第3回 第4回 基礎的知識の整理3 基礎的知識の整理4 第5回 第6回 基礎的知識の整理5 基礎的知識の整理6 第7回 第8回 基礎的知識の整理8 臨床医学の整理1 第9回 第 10 回 臨床医学の整理2 臨床医学の整理3 第 11 回 第 12 回 臨床医学の整理4 臨床医学の整理5 第 13 回 第 14 回 理学療法の統合1 理学療法の統合2 第 15 回 理学療法の統合3 成績評価の方法 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 単位数 2 時間数 担当 第1回 第2回 筆記試験、コンピュータ試験 筆記試験、コンピュータ試験 あわせて 100% 基礎からしっかり理解することが必要 教 科 書 指定なし 参 考 書 指定なし オフィスアワー その他 常時(担任、アドバイザー教員) - 129 - 2016 年度 小林 薫、糸数 昌史、野村 高弘、韓 憲受、小野田 公、貞清 香織、石坂 正大、本澤 薫、堀本 ゆかり、下 井 俊典、金子 純一朗、谷 浩明、倉本アフジャ亜美、下 重 里江 学年 4 学年 期 後期 30 時間 大田原キャンパス 授業開始年度 2016 年度 学年 4 学年 期 後期前半 単位数 1 時間数 15 時間 科目名 理学療法研究法 (前半) 科目担当責任者 学科 下井 俊典 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 金曜 3 限 講義 授業の概要 (主題) 理学療法研究の具体的な手順,考え方,注意点を理解し,研究活動の基礎知識を獲得することを目的 とする.また,研究活動を通じて,論理的な考え方と考えたことをわかりやすく表現し伝達する能力の必 要性と具体的方法を理解する. 授業の到達目標 1.自分が実際に進めている卒業研究の研究デザイン,研究上の「操作的定義」が明確に説明できる. 2.他の研究を「批判的見地」から検討できる. 3.自分が実際に進めている卒業研究のデザインに合致した適切な統計学的方法を選択できる. 4.自分が実際に進めている卒業研究を発表することを通じて,自分の考えをわかりやすく説明すること ができる. 科目担当者 必修/選択 谷 浩明 選択 授業計画 回数 内容 担当 第1回 第2回 理学療法士と研究:なぜ(卒業)研究をし,なぜ研究法を学ぶのか 研究の基本事項:尺度,有効数字,操作的定義,倫理的配慮 第3回 第4回 データの分析:統計学的手法(1) データの分析:統計学的手法(2) 第5回 第6回 論文の書き方:わかりやすい文章とは 研究発表方法論:高次脳機能から考えるプレゼンテーション戦略 第7回 第8回 卒業研究発表,理学療法科学学会への参加 リフレクション 成績評価の方法 評価の基準 レポート レポート課題として 11 月開催(予定)の卒業研究発表会と理学療法科学学会への参加が必要となるた め,日程調整に注意すること レポート:100% 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 卒業研究の進捗状況に合わせて授業を進行させるため,各自が実際に進めている研究内容を吟味し ながら受講することを勧める. 教 科 書 特になし 参 考 書 特になし オフィスアワー その他 随時:A303 - 130 - 科目名 大田原キャンパス 授業開始年度 卒業研究 科目担当者 2016 年度 小林 薫、糸数 昌史、野村 高弘、韓 憲受、小野田 公、貞清 香織、石坂 正大、本澤 薫、堀本 ゆかり、下 井 俊典、金子 純一朗、谷 浩明、倉本アフジャ亜美、下 重 里江 学年 4 学年 期 後期 科目担当責任者 久保 晃 学科 理学療法学科 曜日時限 授業の形態 集中講義 演習、実験 授業の概要 (主題) 各自でテーマを見つけ、研究計画をたてて実験を実行、データ処理、文章化、研究発表、論文の執筆。 授業の到達目標 自分で考え、研究計画が作成できる。 データの処理ができ、統計処理ができる。 研究内容を発表することができる。 必修/選択 選択 授業計画 回数 内容 第1回 第2回 第 3~4 回 第 5~7 回 研究計画検討 予備演習 演習(実験) 第 14~ 15 回 総合討論 成績評価の方法 評価の基準 準備学習 学習へのアドバイス 履修条件 4 時間数 担当 オリエンテーション(研究について) 関連論文の収集 研究(実験)計画の作成 第 8~ 13 回 単位数 報告会、論文 報告会 30%、論文 70% 常に疑問を持ち、先行論文を調査すること。 教 科 書 指定なし 参 考 書 指定なし オフィスアワー その他 適宜(担任、アドバイザー教員) - 131 - 180 時間 平成 28 年度 授業計画(シラバス)集 専門基礎科目 専門科目 【理学療法学科】 平成 28 年 4 月 1 日 発行 編集・発行 国際医療福祉大学 大田原キャンパス 〒324-8501 栃木県大田原市北金丸 2600-1 TEL 0287-24-3000 FAX 0287-24-3100 WebSite http://www.iuhw.ac.jp 印 刷 所 株式会社 エビス
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