提供者名:福岡大学 タ イ ト ル 福岡県開放特許 2011-19 タンデム式エアバッグによる衝撃吸収装置 技 術 分 野 □電 機 ・電 子 □機 □情 報 ・通 信 □化 □有 機 材 料 □無 □金 属 材 料 ■輸 □食 品・バイオ □生 □土 木 ・建 築 □繊 □農 林 ・畜 水 産 □医 ■そ の 他(安全技術 ) 械・加 学・薬 機 材 送 活・文 維・紙 療・介 工 品 料 化 護 利用分野・適用製品 ・自動車メーカー ・エアバッグ製造メーカー ・自動車部品メーカー ・交通安全等の研究所 ・航空機メーカー ・高速船製造メーカー 情 報 メ モ 詳 細 資 料:■有 □無 サ ン プ ル:■有 □無 見 学:■可 □不可 そ の 他: 従来 技術の課題・問題 点 1.交通外傷を防ぐはずのエアバッグが、搭乗者に重大な障害を引き起こしたり、死亡例が発生している。 2.エアバッグの加害性を低減する既存技術としてインテリジェントエアバッグがあるが、コントロール装置や 複数のインフレーターが必要でコスト高であるため普及技術になっていない。 本 発 明 の 効 果 ・ 特 長 1.衝突時のエアバッグ展開時の加害性を、エアバッグをタンデム構造にすることで、搭乗者側のエアバッ グの脱気を早く大量に行い展開エネルギーを減弱させることによって、顔面損傷や頚椎骨折、脳挫傷 などのノックアウト現象を軽減できる。 2.エアバッグの加害性低減を目的とした既存技術であるインテリジェントエアバッグのような複雑なコントロ ール装置や複数のインフレーターを必要とせず、構造がシンプルなため、大衆車、開発途上国や新興 国の低価格車への導入が可能である。 技術概要(構造・動作等) 下図に示すように、搭乗者顔面側の第2エアバッグの脱気孔は大きいため、展開後、搭乗者の頭部を 包み込むようにして急速に排気・収縮し、顔面をソフトに受け止める。 その後、ハンドル側の第1エアバッグが頭部を受けとめ、ゆっくりと脱気しながら、衝突エネルギーを吸収 していく機構となっている。 図 ・ 特 記 事 項 ・ そ の 他 脱 気 孔 の大 きい第 2エアバッグが急 速 に排 気・収 縮し、顔面 をソフトに受け止 める。 排 気 孔 の小 さい第 1エアバッグが頭 部 全 体 を受 け止 め、ゆっくりと脱 気 し 衝突 エネルギーを吸 収する。 タンデム式エアバッグの動作説明 主 た る 提 供 特 許 特 許 番 号 特許 4129758 出 願 日 平成 10 年 8 月 10 日(1998 年) 発 明 の 名 称 エアバッグ装置 特 許 権 者 学校法人 福岡大学 関 連 特 許 番 US6,554,313 B2(米国) Feb.16,2001 (出願) “AIR BAG SYSTEM” Fukuoka University 号
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