国際学部 国際社会学科 1.求める学生像 2.入学者選抜の基本方針 3

国際学部
国際社会学科
国際社会学科では,国境を越えた社会の諸問題を,分野横断的に理解し,その問題に実践的に行動すること
ができる人材の育成を目指しています。国境を越えて生起する種々の社会事象を分析するために,分野横断的
な社会科学の基礎理論を学びます。さらに,社会的事象は文化的事象と密接な関係にあることから,人文諸学
も履修対象とし,学際的・総合的なアプローチの方法を学びます。
1.求める学生像
(1)世界大の社会問題と地球社会の現在および将来について強い関心を持っている人
(2)様々な人々の存在に目を向け,共に学びあいながら,共に生きていく社会について考えたいと思っている
人
(3)多様な外国語や情報発信のスキルを学び,世界の人々とコミュニケーションをとりたいと思っている人
(4)問題探究心・学習意欲に優れ,様々な問題や事象について論理的に考え,解決策を追求することに熱意
があり,適性を持っている人
2.入学者選抜の基本方針
(1)広く基本的な知識を持ち,外国語の運用能力と,論理的な作文能力を備えた人を受け入れます。
(2)本学科では,多様な個性・能力も重視します。高等学校教育課程の総合的学力,国際的な問題を説得的に
論ずることのできる能力,外国の学校での勉学経験から得られた国際的な高い問題意識,社会人経験から得
られた深い問題意識,外国人として4年間勉学を続けようとする強い意志,などの特性を考慮して評価しま
す。
3.選抜試験の趣旨と重視するポイント
上述の基本方針から,国際社会学科では,以下のような入学試験を行います。
(1)一般入試(前期日程)
大学入試センター試験と個別学力検査等を総合して選抜を行います。大学入試センター試験で5教科7科
目又は6教科7科目を課し,広く基礎的な知識を得ているかを調べるとともに,個別学力検査等で,社会的
な問題について論ずる小論文と,一定の運用能力をはかる外国語試験(英語,ドイツ語,フランス語,中国
語,韓国語からあらかじめ選択)を課し,論理的な作文能力があるか,外国語運用能力の基礎があるかをは
かります。
(2)推薦入試Ⅰ
出願書類と面接を総合して選抜を行います。高等学校における学業成績等と,国際社会学科で学ぶため
の適性や意欲,コミュニケーション能力,自分の考えを自分の言葉で語ることのできる表現力を見ることを
主眼としています。
(3)帰国生入試
出願書類と小論文,そして面接を総合して選抜を行います。小論文は与えられた課題文の趣旨を的確に
理解する能力と,自分の知識を活かして独自の考えをまとめる能力が求められます。面接は本学科で学ぶた
めの適性と学習意欲を見ることを主眼とします。
(4)社会人入試
社会人としての経験から国際的な社会事象に興味を持ち,専門的に国際社会を学習しようとする意欲の
旺盛な人々に対して,総合的な問題把握能力,国際社会を理解するための一般的な知識,総合的な思考力,
構成・表現力を評価するための小論文,基礎的な英語読解能力を評価する英語読解試験,さらに国際的な社
会事象に対する関心,知識,問題把握能力を評価するために面接を課し,大学生としての基礎的学力がある
かをはかります。
(5)私費外国人留学生入試
出願書類,日本留学試験の成績,学力検査を総合して選抜を行います。日本留学試験では大学で学ぶた
めの基礎学力を重視し,
「日本語」
「総合科目」
「数学(コース1)
」を評価対象とします。学力検査では「英
語」
,
「小論文」
,
「面接」を行い,基礎学力をはかるとともに,本学科で学ぶ目的および適性をみることに主
眼をおきます。
国際文化学科
国際文化学科では,国際社会における相互理解に寄与するために,多様な文化の様相を理解し,異なる文化
間の交流に貢献する人材の育成を目指しています。そのために,人文諸学の基礎理論と比較研究の方法を学び
ます。それぞれの文化は社会構造と密接に関連していることから社会科学も履修対象とし,学際的・総合的な
アプローチの方法を学びます。
1.求める学生像
(1)世界の文化に興味を持ち,多様な文化の共生を望んでいる人
(2)様々な人々の存在に目を向け,共に学びあいながら,共に生きていく社会について考えたいと思ってい
る人
(3)多様な外国語や情報発信のスキルを学び,世界の人々とコミュニケーションをとりたいと思っている人
(4)問題探究心・学習意欲に優れ,様々な事象について論理的に考え,思考と感性を表現することに適性を持
っている人
2.入学者選抜の基本方針
(1)広く基本的な知識を持ち,外国語の運用能力と,論文作成の基礎となる作文能力を備えた人を受け入れま
す。
(2)本学科では,多様な個性・能力も重視します。高等学校教育課程の総合的学力,国際的な問題を説得的に
論ずることのできる能力,外国の学校での勉学経験から得られた国際的な高い問題意識,社会人経験から得
られた深い問題意識,外国人として4年間勉学を続けようとする強い意志,などの特性を考慮して評価しま
す。
3.選抜試験の趣旨と重視するポイント
上述の基本方針から,国際文化学科では,以下のような入学試験を行います。
(1)一般入試(前期日程)
大学入試センター試験と個別学力検査等を総合して選抜を行います。大学入試センター試験で5教科7
科目又は6教科7科目を課し,広く基礎的な知識を得ているかを調べるとともに,個別学力検査等で,文化
的な問題について論ずる小論文と,一定の運用能力をはかる外国語試験(英語,ドイツ語,フランス語,中
国語,韓国語からあらかじめ選択)を課し,論理的な作文能力があるか,外国語運用能力の基礎があるかを
はかります。
(2)推薦入試 I
出願書類と面接を総合して選抜を行います。高等学校における学業成績等と,国際文化学科で学ぶための
適性や意欲,コミュニケーション能力,自分の考えを自分の言葉で語ることのできる表現力を見ることを主
眼としています。
(3)帰国生入試
出願書類と小論文,そして面接を総合して選抜を行います。小論文は与えられた課題文の趣旨を的確に理
解する能力と,自分の知識を活かして独自の考えをまとめる能力が求められます。面接は本学科で学ぶため
の適性と学習意欲を見ることを主眼とします。
(4)社会人入試
社会人としての経験から国際的な文化事象に興味を持ち,専門的に学習しようとする意欲の旺盛な人々に
対して,総合的な問題把握能力,異なる文化を理解するための一般的な知識,総合的な思考力,構成・表現
力を評価するための小論文,基礎的な英語読解能力を評価する英語読解試験,さらに国際的な文化事象に対
する関心,知識,問題把握能力を評価するために面接を課し,大学生としての基礎的学力があるかをはかり
ます。
(5)私費外国人留学生入試
出願書類,日本留学試験の成績,学力検査を総合して選抜を行います。日本留学試験では大学で学ぶため
の基礎学力を重視し,
「日本語」
「総合科目」
「数学(コース1)
」を評価対象とします。学力検査では「英
語」
,
「小論文」
,
「面接」を行い,基礎学力をはかるとともに,本学科で学ぶ目的および適性をみることに
主眼をおきます。