あやし方 ア・ラ・カ・ル・ト ~4ヵ月くらい 子どもの泣き声が、甘えている時、おむつが ぬれている時、おなかがすいた時など、要求に よって変わってきます。その要求に応じながら 声かけをしたりあやしたりしましょう。 声をだしてあやすと、赤ちゃんも「アーアー、 ウーウー」と喃語でこたえたり、ほほえみか えしをしてくれます。 2~3ヵ月の赤ちゃんのこころとか 2~3ヵ月の赤ちゃんのこころとから ヵ月の赤ちゃんのこころとからだ 睡眠のリズムが少しずつ整ってきます。目がよく 見えてきてじっとひとつのものを見たり自分の手 をみつめたりします。喃語といわれる発声が始まり ます。はだかで腹ばいにさせると頭や肩を持ち上げ ることができるようになります。 ●胸の上ではらばいあそび ●音の出るおもちゃをにぎら せると、音を楽しみながら あそびます。 うんちオムツに挑戦 からだをまとめてぎゅっと抱っこ 赤ちゃんのお気に入りの抱き方 やあやし方を見つけて、赤ちゃん が気持ちよくいられる工夫をしま しょう。 力を入れて抱いたら泣かれそうと、赤ちゃんをこわごわ抱っこするお母さんや お父さんは多いのですが、赤ちゃんはぎゅっと胸にくっつけて抱いてあげたほう が体勢も気持ちも安定します。ぎゅっと抱けば「この人が守ってくれるんだ」と 実感できます。抱っこが嫌いな赤ちゃんはいません。赤ちゃんそれぞれに安心す る体勢があるので、いろいろ試してみてください。 反応してくれる大人が最良のおもちゃ 反応してくれる大人が最良のおもちゃ そろそろ泣き声以外の声を出し始めます。 このかすかな「天使のお話」を大人は聞き逃さ ずそのまま赤ちゃんにまねして返してあげま しょう。赤ちゃんは手や足、ほっぺなどをさわ られるのも、抱っこされて優しくゆすられるの も大好き。この時期には何のおもちゃも情操教 育のCDも要りません。大人が赤ちゃんにとっ て唯一最良のおもちゃなのです。 大人と一緒の入浴 1ヵ月を過ぎたら大人と一緒のお風呂に入 れることができます。不安であれば無理をする ことはありません。首がすわる3~4ヵ月くら いまではベビーバスを利用するのもよいでし ょう。お風呂に入れる人と、お風呂の外で赤ち ゃんを引き取る人の二人がいるとお母さんは 大助かりです。 「オムツ交換は得意」というお父さんが増 えてきましたが、「うんちはなあ」としり込 みする人もまだ多いようです。 敬遠する理由は、におい・・・?。正直に言っ て確かにくさいときもあります。オムツを開 いた瞬間に思わず後ずさりしたくなったり するかもしれません。それでも、ぜひうんち オムツに挑戦してほしいのです。赤ちゃんに は手の大きさや感触、「お母さんとやり方が 違うぞ」という感じが伝わります。それも大 切な、からだとの対話。成長してから効いて きます。うんちオムツ換えは父と子の関係作 りの根っこになります。だからすすんで引き 受けましょう。赤ちゃんは「なんだ、へただ な」と思うかもしれませんが、お父さんにう んちをとってもらったことをからだがきっ と覚えているはずです。
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