スズメバチ と アシナガバチ

スズメバチ
と
アシ ナ ガバ チ
いずれも大田区内で普通に見られるハチです。ハチは刺すことがあり、
「怖い」イメージがあります。これらのハチは毛虫などの害虫を捕食した
り、植物の受粉に寄与したりと自然界で重要な役割を担っています。
ハチは不用意に刺激しない限り、人を攻撃することはありません。ハチの巣が生活に
支障がない場所にあるときには、自然のまま様子をみていただくようお願いいたします。
スズメバチ
…
もとは里山や農村の虫 ⇒ 今や、都市に適応
攻撃性…かなり強い(特に晩夏から秋にかけては要注意)
飛び方…早く、直線的。羽音が大きい
巣に近づくと威嚇⇒立ち去らなければ攻撃してくる
モンスズメバチの巣
オオスズメバチ
巣の形…ボール状で出入口は1箇所
マーブル模様
コガタスズメバチの
初期の巣(5月頃)
初期の巣は徳利形
活動期…巣作りは4月下旬ころから
9月下旬にピーク
12月には死滅、巣は放棄
女王バチのみ越冬
アシナガバチ
…
古くから人家の近くで生息
攻撃性…それほど強くない
飛び方…足をだらんと下げ、ゆっくりと飛んでいることが多い
巣を刺激する(振動を与える、触る、壊す)と攻撃してくる。
巣の形…傘状で複数の穴がある。
穴に綿状の白いふたが
セグロアシナガ バチ
見られることがある。
活動期…巣作りは4月上旬ころから
8月中旬にピーク
11月には離巣、巣は1年で放棄
女王バチ以外にも越冬する個体あり
コアシナガバチの巣
写真提供
三重大学
松浦 誠 先生
気分が悪くなってきたら
⇒
迷わず救急車を呼びましょう
過去にハチに刺された方は要注意 ! 激しいアレルギー症状が起きる場合があります。
大田区では巣の場所の所有者または管理者からの申し出により、
区が撤去をします。
( 巣の状況により撤去できない場合があります。)
スズメバチ以外のハチは、攻撃性が強くありません。ハチの巣が
生活に支障がない場所にあるときには、そっとしておきましょう。
撤去する場合は、ご自身による対応をお願いいたします。
* ご自分で巣を撤去する方法( アシナガバチの例)
ご自分で巣の撤去が困難な場合
有料になりますが、害虫駆除業者に撤去を依頼してください。
保健所でも撤去業者を紹介いたします。
住まいの衛生に関するご相談は
大田区保健所 生活衛生課 環境衛生担当
電話 03-5764-0694
ファックス 03-5764-0711