ABB、アルジェリアのガスパイプライン改修を9000万ドルで受注

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2004年11月30日
ABB、アルジェリアのガスパイプライン改修を9000万ドルで受注
(ABBグループ発表)電力技術とオートメーション技術のリーディングカンパニーであるABBはこのほど、
アルジェリア炭化水素公社「Sonotrach(ソナトラック)」から、天然ガスパイプラインシステム用コンプレッ
サー施設の改修などを約9000万ドル(約100億円)で受注しました。これにより、同社のパイプラインの
輸送能力は大幅に向上します。
SonotrachとABBは、これまでも多くの契約を締結してきました。最も新しい今回の契約では、同国最大
の油田・ガス田であるハッシ・メサウドから南に約300kmのティン・フォイエ・タバンコート地区に新たなコ
ンプレッサーステーションを設計・建設すると共に、ルールド・ヌス天然ガス田付近にある既存のコンプ
レッサーステーションの改修も行います。
ティン・フイエ・タバンコート地区の新規コンプレッサーステーションは、既存のGR1/GR2ガスパイプライ
ン沿いに建設し、同パイプラインの総合的な輸送能力を向上させます。また、ルールド・ヌスにある既
存のコンプレッサーステーションを改修することにより、ガスの流量をさらに増大させます。
この契約に基づき、ABBはコンプレッサーユニットの設計、調達、建設、コミッショニング、操業開始に
責任を負います。このプロジェクトは2006年9月に完了の予定です。なお、受注時期は2004年第3四半
期でした。
ABBのオートメーションテクノロジーディビジョンの責任者であるディネシュ・パリワルは、「このプロジェ
クトにより、エネルギー産業向けの用途別ソリューションの分野でもABBが引き続きリーダーであること
を実証できます。顧客のエネルギー生産・輸送・使用効率を上げることを通じて、ABBは天然資源を維
持するために、重要な役割を果たしています」と述べています。
現行のプロジェクトは、Sonotrachが進める「30カ月計画」の一部です。同計画では、アルジェリアのサ
ハラ地域全域で25MW級のターボコンプレッサー7基を新規に設置し、既存のコンプレッサー5基を改
修します。ABBとSonotrachの間には、進行中のプロジェクトが複数あります。例えば、2003年半ばに受
注したビル・ベルキン盆地の石油処理プラントの建設もそのひとつです。
ABB(www.abb.com)は世界100 カ国以上に103,000 人のネットワークを擁する電力技術とオートメー
ション技術のリーディングカンパニーです。環境負荷を最低限に抑えながら業務効率を最適化するソリ
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