Ⅳ 教育内容・方針・成果 4-15 就職・大学院進学率 【現状説明】専門知識を生かし就職しています。 ≪大学院≫ 共通 栄養科学研究科・人間発達学研究科においては、教育関係への就職者が多数います。その他、専門 知識を活かし、管理栄養士として医療機関へ、就職するものもいます。流通科学研究科においては、 主として複合サービス業や販売関係に進んでいます。 ≪大学≫ 管理栄養士(栄養士)としての専門職決定者の割合は 76.7%で、前年から 12.2%増加しました。専門 職のうち受託給食会社(36.2%)が最も多く、次いで病院(18.5%)となっています。また、公務員の割 栄 養 科 学 部 合は 9.2%(前年 5.5%)と健闘しました。なお総合職などの企業決定者でも、専門知識を必要とする職 種での就職が多いのが特徴です。 <幼児発達学専攻> 主に幼稚園や保育園等への就職を目指す本専攻では、就職決定者のうち 97.3%が幼稚園教諭または保 育士(公務員含む)の進路を選択しました。また、幼稚園教諭の占める割合は 49.1%(前年度: 46.0%)と、近年の全国的な保育士人気傾向に反し、本学の幼稚園教諭の割合は増加傾向。第一志望職 種決定度の高さを示しています。 人間発達 学 部 <児童発達学専攻> 就職決定者のうち 86.0%が教職の道へと進みました(主に小学校教諭。一部幼稚園教諭含む)。小学 校教員採用試験には延べ 49 名(実数 41 名)が現役合格を果たしました。福岡市に 8 名、福岡県に 23 名が合格するなど優秀な実績を残しましたが、横浜市など関東圏への合格者が多数(12 名)いることは 本学独自の傾向と言えます。 決定率は、昨年から 4.3%増加しました(前年度 92.2%)。内訳では総合職の割合が最も高く、その中で も卸小売業の割合が 42.2%と前年度 22.5%より 19.7%増加しており、求人件数の前年比 19.1%増加と 流 通 科 学 部 比例しています。また、営業職、事務職とも前年度より就職決定者が増加しました。特に事務職では、 卸小売業の割合が増加しているのが特徴となっています(前年度 17.9%)。 ≪短期大学部≫ 就職希望者のうち 72.8%が栄養士として就職しており、専門職での就職率の 高さが伺えます。また、栄養士のうち、保育園の割合(41.8%)が多いことが4大生と大きく異なる特 食物栄養 学 科 徴です(大学・栄養科学科:9.2%)。なお、受託給食会社へも 36.2%と多く就職決定しており、公務員 就職者も輩出しました。 大学生との競合が加速しており、短大生の就職活動は年々厳しさを増している中、決定率は昨年から 3.0%増加しました(前年度 94.2%)。内訳では事務職の割合が増加しており(前年度 43.8%)、その中でも キャリア開発学科 卸小売業の割合が増加しているのが特徴です(前年度 14.0%)。また、販売職の割合も 22.3%と高く、続 いてサービス業の 7.9%、営業職の 7.2%の順となっています。 就職決定率 3 年連続 100%と大変好調です。就職決定者のうち 96.9%が幼稚園 教諭または保育士に就き、専門職就職率の高さが示されました。また、このうち約 4 割が幼稚園教諭で 幼児保育 学 科 あり、一般的な幼稚園離れの傾向が進む中、本学学生の幼稚園就職への高い意欲がうかがえます。な お、公務員合格者も輩出しています。
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