フランス地方金融公社(Agence France Locale、AFL)

クレジット情報
EMEA
2015 年 4 月 14 日
フランス地方金融公社(Agence France Locale、AFL)
ヤクブ・リファ
ムーディーズ
クレジット・リサーチ
+44 20 7597 8466
[email protected]
S&P
フィッチ
格付け*
見通し*
Aa2
ネガティブ
-
-
-
-
出所:ムーディーズ
*
本レポートで使用した信用格付は、金融商品取引法第 66 条の 27 の登録を受けていないムーディーズ及び S&P が公表した情報です。無登録の格付業者による格
付に関しては、別紙「無登録格付に関する説明書」を必ずご確認ください。
沿革と出資構造
フランス地方金融公社(Agence France Locale、以下AFL)は13年12月に設立された。AFLの任務は、資本市場におけ
る資金調達を通じて仏国内地方自治体の調達コストを最適化し、新たな調達手段を提供することにある。また、景気
連動抑制的な役割を果たすこともAFLの目的であり、危機的状況下においても資金調達アクセスを確保する。フランス
国内地方自治体向け貸付市場におけるシェアの目標は25%である。
AFLは他の与信機関同様、フランスのプルーデンス規制・破綻処理庁(ACPR)の規制を受ける。AFLは14年12月に銀行
業免許を取得しており、バーゼルIII(EU資本要件指令、CRDIV)の適用が義務づけられている。
AFLはAFLグループの事業体・発行体である。AFLグループを構成するのはAFL-Société Territorialeで、AFL-Société
TerritorialeはAFLの株主資本の99.99%を保有する。AFL-Société Territorialeはグループの事業方針や株主の管理、
保証の事務管理を行う。AFL-Société Territorialeは、国内地方自治体・地域政府である91の加盟団体により100%保
有される(15年1月31日現在)。加盟自治体は資本金1.1億ユーロの出資を約定しており、うち5,500万ユーロが15年1
月末時点で払込済みである。
地方政府の起債需要を一つにまとめるという AFL の事業モデルは、ノルウェー地方金融公社(Kommunalbanken、格付
けは Aaa/AAA) *、スウェーデン地方金融公社(Kommuninvest、Aaa/AAA) *、フィンランド地方金融公社(Municipality
Finance、 Aaa/AA+)*、デンマーク地方金融公庫(Kommunekredit、Aaa/AAA) *といった、一部北欧国の公共部門資金調
達機関に非常に似通っている。
保証の構造
AFL の債権者は以下に記す二重の保証の対象となる。まず、AFL-Société Territoriale の加盟自治体による保証があ
り、当該自治体は AFL の債権者に対し直接的な連帯保証を提供する。
更に、AFL グループは Société Territoriale Guarantee と呼ばれる保証を設定しており、同保証の下、AFL の債権者
及び AFL は AFL-Société Territoriale に対し直接請求権を持つ。この直接請求権に基づき、請求額は全額が第三者預
託(エスクロウ)勘定に預託され、上記保証の対象である債権者への返済のみに充当される。
AFL はフランス政府からの明示的な債務保証を付与されていないが、同国財務省は、
「地方自治体の資金調達アクセス
はフランス政府にとっての優先事項」と位置づけた上で、
「政府は同プロジェクトの成功に向け引き続き尽力する」と
表明している。
事業の根底にある理念
フランスにおいて地方自治体政府向け資金調達機関が設立された背景には、資金調達源の多様化・最適化、及び、ス
トレス時の流動性アクセス確保に対する強い要望がある。
具体的には、市中銀行による公共部門向け貸付はフランス地方自治体部門の資金調達源の 50%を占めている。この種の
資金調達は近年、プルーデンス規制の新規導入や一部与信機関における債務圧縮の必要性によってネガティブな影響
を受けている。更に、金融危機の局面において、市中銀行からの借入れが景気循環を増幅させる効果を持つことが判
明した。対照的に、北欧諸国の地方政府向け資金調達機関はストレスへの耐性が比較的強く、流動性アクセスにも概
ね支障が無かったことが示されている。
ウォールストリートジャーナルの金融ツイッターアカウント 50 選の一つである当社のツイッターもご利用下さい。
@DaiwaEurope
EMEA
フランス地方金融公社(Agence France Locale、AFL)
2015 年 4 月 14 日
主要財務指標
資産の質:AFL はメンバーのフランス地方自治体に対しプレーン・バニラの貸付を行うことのみに注力する意向であり、
法律により当該自治体はこれを設備投資事業資金にのみ充当することができる。メンバーである地方自治体に対する
仕組み商品の提供は禁じられている。また、流動性管理目的では、高格付けの証券のみを保有する予定である。
収益性:AFL は利益の最大化を追求せず、調達コストの低下の恩恵は低利貸付を通じて加盟自治体に還元される。ただ
し、利益の創出自体は、貸出能力を増強する目的で予算策定に組み込まれている。
自己資本:AFL の資本は AFL に新規加盟する自治体により拠出され、出資額は当該自治体の債務の状況に基づいて算出
される。いかなる加盟自治体も過半数株式を保有することはなく、出資金は少なくとも 10 年間は返還されない。普通
株等 Tier 1 比率は最低 12.5%、レバレッジ比率は最低 3.5%、配当比率は最高 5%と AFL は定めている。
資金調達:AFL は資金調達を主に債券市場から行う計画である。15 年 3 月には初のユーロ建ベンチマーク債(7 年債)
を 7.5 億ユーロ発行した。15 年度 EMTN プログラムの発行残高上限は 20 億ユーロである。年間の調達総額は貸付残高
総額の推移に沿って増加し、公募債及び私募債(EMTN プログラム、単発的な起債、 独登録債(NSV)や債務証書
(schuldschein)等)の発行を通じて調達される。更に AFL は、社会的責任投資(SRI)の投資家を対象とした特定の
起債プロセスを設定する計画である。
格付け機関の見解
ムーディーズが AFL に付与する格付けは Aa2、見通しは「ネガティブ」で、フランスのソブリン格付けを 1 ノッチ下回
る。AFL の信用力は、事業モデルが株主からの強い政治的支援やコミットメントを得ており、その結果株主自身の高い
信用力を取り込んでいることを反映している。また、加盟自治体による明示的な連帯保証や、フランス政府による適
度な水準のシステミックな支援を受けられることも考慮されている。
S&P は AFL に格付けを付与していない。
フィッチは AFL に格付けを付与していない。
AFL:他国の地方自治体向け資金調達機関との比較
フランス
地方金融公社
Agence France
Locale
デンマーク
スウェーデン
ノルウェー
フィンランド
地方金融公庫
KommuneKredit
地方金融公社
Kommuninvest
地方金融公社
Kommunalbanken
地方金融公社
Municipality
Finance
Aa2/ネガティブ
Aaa/安定的
Aaa/安定的
Aaa/安定的
Aaa/安定的
フランス
デンマーク
スウェーデン
ノルウェー
フィンランド
Aa1/ネガティブ
Aaa/安定的
Aaa/安定的
Aaa/安定的
Aaa/安定的
2013 年
1898 年
1986 年
1926 年
1989/1993 年
地方自治体・地域政
府による連帯保証
地方自治体・地域政
府による連帯保証
地方自治体・地域政
府による連帯保証
ノルウェー中央政府が
100%保有。ノルウェー王
国による財政保証書
地方自治体保証理
事会を通じ自治体
政府が共同保証
市場シェア
約 25%**
90%弱
44%
50%
約 50%
デフォルト
-
なし
なし
なし
なし
ムーディーズ格付け*
国名
ソブリン格付け*
設立年
保証構造
*
格付けは 15 年 4 月 8 日現在。**2025 年の市場シェア目標。
出所:各発行体資料、ムーディーズ、大和証券キャピタル・マーケッツヨーロッパ・リミテッド
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------本レポートで使用した信用格付は、金融商品取引法第 66 条の 27 の登録を受けていないムーディーズ及び S&P が公表した情報です。無登録の格付業
者による格付に関しては、別紙「無登録格付に関する説明書」を必ずご確認ください。
-2-
EMEA
フランス地方金融公社(Agence France Locale、AFL)
2015 年 4 月 14 日
Credit Research
Key contacts
London
Head of Research
Financials, Supras/Sovereigns & Agencies
Grant Lewis
Jakub Lichwa
+44 20 7597 8334
+44 20 7597 8466
Research Assistant
Alice Tallents
+44 20 7597 8332
Tokyo
Chief Credit Analyst
Non-Japanese/Samurai
Electric & Gas Utilities, Oil, Wholesale
Food, Paper & Pulp, Retail
Non-Japanese/Samurai
Government Agency
Real Estate, Construction, REIT, Telecom
Non-Japanese/Samurai
Insurance/Securities, Non-Banks, Electronics
Chemicals, Iron & Steel, Automobiles
Toshiyasu Ohashi
Hiroaki Fujioka
Satoshi Abe
Akiko Kamigori
Fumio Taki
Kenji Serizawa
Masahiro Ishibashi
Shinichro Ozaki
Takao Matsuzaka
Naotoshi Mukaiyama
+81 3 5555 8753
+81 3 5555 8761
+81 3 5555 8758
+81 3 5555 8756
+81 3 5555 8787
+81 3 5555 8754
+81 3 5555 8777
+81 3 5555 8755
+81 3 5555 8763
+81 3 5555 8765
Hong Kong
Asia Market Research
Vacharachai Lapakulchai
+85 2 2848 4411
London Translation
Head of Translation, Economic and Credit
Mariko Humphris
+44 20 7597 8327
DAIR <GO>
ロンドン及びニューヨークのリサーチチームが作成した全レポートの英語版は当社のブルー
ムバーグ・ページ DAIR <GO>、日本語版は DAIL <GO>でご閲覧頂けます。アクセスできない場
合は、Alice Tallents(電話: +44 207 597 8332)までご連絡ください。
当社リサーチの最新のブログがご覧になれます(英語)
http://www.uk.daiwacm.com/research-zone/research-blog
当社ツイッターもご利用下さい。
@DaiwaEurope
www.twitter.c om/
本資料は大和証券株式会社及び/またはその関連会社によって作成され、大和証券キャピタル・マーケッツヨーロッパリミテッドによって欧州連合、アイスランド、リヒテンシュタイン、ノ
ルウェー、スイスに配布されたものです。大和証券キャピタル・マーケッツヨーロッパリミテッドは英国金融行為監督機構(Financial Conduct Authority、以下「FCA」)の認可・規制を受け
ており、ロンドン証券取引所及びユーレックス証券取引所(Eurex Exchange)の会員資格を有します。大和証券キャピタル・マーケッツヨーロッパリミテッド及びその関連会社は法律の範囲
内で時折、本資料に記載された証券(以下「証券」)の発行体とともに他の金融取引に参加または投資、当該発行体に対するサービスの提供または当該発行体からの取引の勧誘、当該証券ま
たはオプションのポジションを保有、或いは行使する可能性があり、過去 12 カ月間において当該証券の発行体の引き受けを行った可能性があります。さらに、大和証券キャピタル・マーケッ
ツヨーロッパリミテッド及び関連会社の従業員が当該証券のポジションまたはオプションを保有、または行使する可能性があり、当該発行体に経営参加することがあります。大和証券キャピ
タル・マーケッツヨーロッパリミテッドは、当該の英国内法並びに当該のその他の法律または規制の範囲内で、本資料が受領者に向けて発行される前に当該の証券の取引を実行することがあ
ります。
本資料は、FCA 規定(the Rules of the Financial Conduct Authority)の意味の範囲において英国内の「個人投資家」に分類される投資家への配布を行わないことを前提としており、これ
に従い英国内の個人投資家への配布を禁じます。英国外の大和証券キャピタル・マーケッツヨーロッパリミテッドの関連会社との間で行われる投資取引については、英国の規制システムによ
り与えられた保護、特に、金融サービス補償スキームが適用されないことがあります。
大和キャピタル・マーケッツ・ヨーロッパ・リミテッドは利益相反の防止と回避を図るため、社内措置を導入しています。この方針については、
http://www.uk.daiwacm.com/about-us/corporate-governance-regulatory をご参照ください。また、投資銀行業務に係る関係に関する規制上の開示に関しては、http://www.us.daiwacm.com/
をご参照ください。
上の各パラグラフは2015年4月現在のものです。
-3-
EMEA
フランス地方金融公社(Agence France Locale、AFL)
2015 年 4 月 14 日
日本人投資家の皆様へ:
無登録格付に関する説明書
(ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク用)
格付会社に対しては、市場の公正性・透明性の確保の観点から、金融商品取引法に基づく信用格付業者の登録制が
導入されております。
これに伴い、金融商品取引業者等は、無登録格付業者が付与した格付を利用して勧誘を行う場合には、金融商品取
引法により、無登録格付である旨及び登録の意義等をお客様に告げなければならないこととされております。
○登録の意義について
登録を受けた信用格付業者は、①誠実義務、②利益相反防止・格付プロセスの公正性確保等の業務管理体制の整備
義務、③格付対象の証券を保有している場合の格付付与の禁止、④格付方針等の作成及び公表・説明書類の公衆縦覧
等の情報開示義務等の規制を受けるとともに、報告徴求・立入検査、業務改善命令等の金融庁の監督を受けることと
なりますが、無登録格付業者は、これらの規制・監督を受けておりません。
○格付会社グループの呼称等について
格付会社グループの呼称:ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(以下「ムーディーズ」と称します。)
グループ内の信用格付業者の名称及び登録番号:ムーディーズ・ジャパン株式会社(金融庁長官(格付)第2号)
○信用格付を付与するために用いる方針及び方法の概要に関する情報の入手方法について
ムーディーズ・ジャパン株式会社のホームページ(ムーディーズ日本語ホームページ(http://www.moodys.co.jp)
の「信用格付事業」をクリックした後に表示されるページ)にある「無登録業者の格付の利用」欄の「無登録格付説
明関連」に掲載されております。
○信用格付の前提、意義及び限界について
ムーディーズの信用格付は、事業体、与信契約、債務又は債務類似証券の将来の相対的信用リスクについての、現
時点の意見です。ムーディーズは、信用リスクを、事業体が契約上・財務上の義務を期日に履行できないリスク及び
デフォルト事由が発生した場合に見込まれるあらゆる種類の財産的損失と定義しています。信用格付は、流動性リス
ク、市場リスク、価格変動性及びその他のリスクについて言及するものではありません。また、信用格付は、投資又
は財務に関する助言を構成するものではなく、特定の証券の購入、売却、又は保有を推奨するものではありません。
ムーディーズは、いかなる形式又は方法によっても、これらの格付若しくはその他の意見又は情報の正確性、適時性、
完全性、商品性及び特定の目的への適合性について、明示的、黙示的を問わず、いかなる保証も行っていません。
ムーディーズは、信用格付に関する信用評価を、発行体から取得した情報、公表情報を基礎として行っております。
ムーディーズは、これらの情報が十分な品質を有し、またその情報源がムーディーズにとって信頼できると考えられ
るものであることを確保するため、全ての必要な措置を講じています。しかし、ムーディーズは監査を行う者ではな
く、格付の過程で受領した情報の正確性及び有効性について常に独自の検証を行うことはできません。
以
上
この情報は、平成 22 年 10 月 1 日に信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性
を当社が保証するものではありません。詳しくは上記ムーディーズ・ジャパン株式会社のホームページをご覧くださ
い。
0710-1511 26.04
-4-
2014.04
EMEA
フランス地方金融公社(Agence France Locale、AFL)
2015 年 4 月 14 日
無登録格付に関する説明書
(スタンダード&プアーズ・レーティングズ・サービシズ用)
格付会社に対しては、市場の公正性・透明性の確保の観点から、金融商品取引法に基づく信用格付業者の登録制が
導入されております。
これに伴い、金融商品取引業者等は、無登録格付業者が付与した格付を利用して勧誘を行う場合には、金融商品取
引法により、無登録格付である旨及び登録の意義等をお客様に告げなければならないこととされております。
○登録の意義について
登録を受けた信用格付業者は、①誠実義務、②利益相反防止・格付プロセスの公正性確保等の業務管理体制の整備
義務、③格付対象の証券を保有している場合の格付付与の禁止、④格付方針等の作成及び公表・説明書類の公衆縦覧
等の情報開示義務等の規制を受けるとともに、報告徴求・立入検査、業務改善命令等の金融庁の監督を受けることと
なりますが、無登録格付業者は、これらの規制・監督を受けておりません。
○格付会社グループの呼称等について
格付会社グループの呼称:スタンダード&プアーズ・レーティングズ・サービシズ(以下「S&P」と称します。)
グループ内の信用格付業者の名称及び登録番号:スタンダード&プアーズ・レーティング・ジャパン株式会社
(金融庁長官(格付)第5号)
○信用格付を付与するために用いる方針及び方法の概要に関する情報の入手方法について
スタンダード&プアーズ・レーティング・ジャパン株式会社のホームページ(http://www.standardandpoors.co.jp)の「ラ
イブラリ・規制関連」の「無登録格付け情報」(http://www.standardandpoors.co.jp/unregistered)に掲載されて
おります。
○信用格付の前提、意義及び限界について
S&P の信用格付は、発行体または特定の債務の将来の信用力に関する現時点における意見であり、発行体または特定
の債務が債務不履行に陥る確率を示した指標ではなく、信用力を保証するものでもありません。また、信用格付は、
証券の購入、売却または保有を推奨するものでなく、債務の市場流動性や流通市場での価格を示すものでもありませ
ん。
信用格付は、業績や外部環境の変化、裏付け資産のパフォーマンスやカウンターパーティの信用力変化など、さま
ざまな要因により変動する可能性があります。
S&P は、信頼しうると判断した情報源から提供された情報を利用して格付分析を行っており、格付意見に達すること
ができるだけの十分な品質および量の情報が備わっていると考えられる場合にのみ信用格付を付与します。しかしな
がら、S&P は、発行体やその他の第三者から提供された情報について、監査・デュー・デリジュエンスまたは独自の検
証を行っておらず、また、格付付与に利用した情報や、かかる情報の利用により得られた結果の正確性、完全性、適
時性を保証するものではありません。さらに、信用格付によっては、利用可能なヒストリカルデータが限定的である
ことに起因する潜在的なリスクが存在する場合もあることに留意する必要があります。
以
上
この情報は、平成 26 年 2 月 7 日に信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性を
当社が保証するものではありません。詳しくは上記スタンダード&プアーズ・レーティング・ジャパン株式会社のホ
ームページをご覧ください。
0710-1511 26.04
-5-
2014.04
EMEA
フランス地方金融公社(Agence France Locale、AFL)
2015 年 4 月 14 日
お取引にあたっての手数料等およびリスクについて
手数料等およびリスクについて
● 株式等の売買等にあたっては、「ダイワ・コンサルティング」コースの店舗(支店担当者)経由で国内委
託取引を行う場合、約定代金に対して最大 1.24200%(但し、最低 2,700 円)の委託手数料(税込)が必要
となります。また、外国株式等の外国取引にあたっては、現地諸費用等を別途いただくことがあります。
● 株式等の売買等にあたっては、価格等の変動による損失が生じるおそれがあります。また、外国株式等の
売買等にあたっては価格変動のほかに為替相場の変動等による損失が生じるおそれがあります。
● 信用取引を行うにあたっては、売買代金の 30%以上で、かつ 30 万円以上の委託保証金が事前に必要です。
信用取引は、少額の委託保証金で多額の取引を行うことができることから、損失の額が差し入れた委託保
証金の額を上回るおそれがあります。
● 債券を募集・売出し等により、又は当社との相対取引により売買する場合は、その対価(購入対価・売却
対価)のみを受払いいただきます。円貨建て債券は、金利水準の変動等により価格が上下し、損失を生じ
るおそれがあります。外貨建て債券は、金利水準の変動に加え、為替相場の変動等により損失が生じるお
それがあります。また、債券の発行者または元利金の支払いを保証する者の財務状況等の変化、およびそ
れらに関する外部評価の変化等により、損失を生じるおそれがあります。
● 投資信託をお取引していただく際に、銘柄ごとに設定された販売手数料および信託報酬等の諸経費、等を
ご負担いただきます。また、各商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります。
ご投資にあたっての留意点
● 取引コースや商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、上場有価証券等書面、契約締結前交付書
面、目論見書、等をよくお読みください。
● 外国株式、外国債券の銘柄には、我が国の金融商品取引法に基づく企業内容の開示が行われていないもの
もあります。
商号等
:大和証券株式会社
金融商品取引業者
関東財務局長(金商)第 108 号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、
一般社団法人第二種金融商品取引業協会
-6-