由利本荘市と友好都市協定、災害時相互応援協定を締結しま

由利本荘市と友好都市協定、災害時相互応援協定を締結しました!
2月7日から9日の日程で、秋田県由利本荘市を訪問いたしました。今回の訪問の目的
は、友好都市・災害時相互応援協定を結ぶこと、またこれまでも隔年で丸亀の物産を出展
していた「やしま冬まつり」を視察することでした。
由利本荘市は、秋田県の南西部に位置し、丸亀市の実に10倍もの面積を有している人
口約8万3千人のまちです。由利本荘市も丸亀市と同様に、平成17年3月22日に本荘
市と由利郡7町(矢島町・岩城町・由利町・西目町・鳥海町・東由利町・大内町)が合併し
発足しました。
丸亀市と由利本荘市(旧矢島町)との歴史的な関わりは、1597年にさかのぼります。
生駒親正、一正が丸亀城を築城したことに始まり、1615年に一国一城令が出されるま
で丸亀城を居城とし、その後お家騒動により生駒氏は出羽国由利郡矢島に転封されたので
す。
近年の交流は、平成14年2月に開催された「丸亀冬まつり丸亀ゆかりの地大物産展」
に旧矢島町に出展のご招待をしたところ、まつりの趣旨にご賛同いただき参加されたのが
始まりであり、その後平成21年2月まで毎年丸亀冬まつりに参加くださいました。そし
て平成21年5月からは、
「丸亀お城まつり」において市民ひろばで開催されている「丸亀
城下町こだわり大物産展」に由利本荘市観光協会が毎年出展されています。
一方、本市からは、平成15年11月に「矢島町の秋の物産展」へ初参加、平成17年
からは「やしま冬まつり」に参加し、以来現在まで1年おきにうどんの販売等を行いなが
ら地元の方々との交流を継続してまいりました。
そして、平成23年11月21日には、丸亀市観光協会と由利本荘市観光協会との「観
光交流協定調印式」を行うなど観光親善に向けてさらに友好関係が深まっているところで
した。
最近では、平成24年5月に「丸亀お城まつり」にあわせて、由利本荘市の副市長と議
長等が訪問され、平成25年2月には「やしま冬まつり」に本市副市長や議長等が参加い
たしております。
そして、昨年5月には、由利本荘市長が「丸亀お城まつり」に来られ、観光分野だけに
とどまらず、さまざまな分野にわたるより強い友好関係を築きたいとの意向を表明されま
したことから、今回由利本荘市長からのご要望にお応えし、こちらからもお願いするべく、
友好都市協定・災害時相互応援協定を結ぶために、私と議長を含む9名で訪問し、由利本
荘市役所にて無事調印式を終えてまいりました。
今回の丸亀市からの訪問団のために、1週間前から地元の小、中学・高校生が、矢島駅
前に雪でたくさんのかまくらや灯篭を造ってくださったり、いたるところに「歓迎丸亀市」
や「祝・友好都市協定締結」などといった横断幕や看板を作って掲示してくださり、その
おもてなしの心は、雪国の寒さとは反比例するかのようにとても温かで非常にうれしく思
いました。
秋田県は学力テストの成績が全国でもトップの教育県でもあり、地元の子供たちと話を
していると、とても純朴で、随所に心の優しさに触れることができ、まずはぜひとも子供
を中心とした交流を進めたいと思った次第です。
丸亀市と由利本荘市矢島町は、同じ生駒氏の城下町として栄えたため、双方の地には、
今も随所に生駒氏との関わりを偲ばせる数多くの事跡があり、それらは貴重な有形、無形
の遺産として受け継がれています。
このように、歴史的なつながりの深い両市は、四国と東北という遠隔の地に位置し、自
然環境をはじめ、産業・文化など、多くの分野でも大きく異なる状況にありますことから、
両市間の交流を進めることは、お互いに新しい視点や刺激を得ることが期待できます。
今後は、市民の皆さんと一緒に歴史・文化、物産・観光、教育、スポーツなど幅広い分
野において継続的に交流を進めていきたく思っております。
さて、本市がホームタウンとなりますカマタマーレ讃岐のJ2シーズンもいよいよ3月
2日(日)に開幕、またホームグラウンドとなる県立丸亀競技場での初戦は、3月9日(日)
ジュビロ磐田戦が行われます。
2014シーズン中、県立丸亀競技場では、21試合が行われる予定です。我がまちの
チームとして市民の皆さんも会場で応援いただき、チームの力となっていただけますよう
お願いいたします。
(会場の駐車台数は限られており、混雑が予想されます。自動車で来ら
れる場合は乗り合わせて、また公共交通機関や自転車、バイク、徒歩などでの来場をおす
すめします。
)
まだまだ寒冷の日が続いており「インフルエンザ」も流行しております。皆さまにおか
れましては、手洗いやうがいの励行等感染予防や健康管理に万全を期していただき明るく
充実した日々を過ごされますことを祈念いたします。
丸亀市長