ときがわ町:事業評価表 評価対象事業名 1/4 ひとり親家庭医療費支給事業 基本政策: 総合振興計画 における 位置づけ 担当部署名: 2 やさしい笑顔 -温もりにふれ、みんなが笑顔になるやすらぎのまちづくり- 基本施策: ④心やすらぐ、温かい福祉社会を創る 施 策: 1 子育て支援の推進 法令根拠等 福祉課 ときがわ町ひとり親家庭等の医 療費の支給に関する条例 ときがわ町ひとり親家庭等の医 療費の支給に関する条例施行規 則 事業の概要と評価指標 活動内容(事務事業の目的、やり方、手順) 対象(事業の対象、範囲となるヒト・モノ) ひとり親家庭等に対し医療費の一部を支給することにより、ひとり親 家庭等の生活の安定と自立を支援し、もってひとり親家庭等の福祉の 増進を図ることを目的とする。 18歳年度末までの児童(一定の障害がある児童は20歳未満まで)と その母(父)又は養育者 ※所得制限額未満の世帯 活動目的(対象をどのようにしたいのか) → 活動指標の考え方 ひとり親家庭等医療費の支給要件を満たしている対象者に受給資格 証を交付し、医療費を助成する。 ・支給対象者数(支給停止者除く) ・医療費助成件数 ・医療費助成額 成果目的(どんな結果に結びつけるのか) → 成果指標の考え方 経済的・社会的負担を背負っている母子家庭や父子家庭等に対し て、医療費の経済的負担の軽減や健康増進を図る。 ・一人あたりの医療費助成件数 ・一人あたりの医療費助成額 ・重度化 事業に対する住民意見(期待・要望・苦情等) 昨年度評価における業務改善方針 役場へ申請書を出しに行けないので、窓口払いの廃止をしてほしい。 課税者に対する自己負担金をなくしてほしい。 若年結婚、出産、離婚という母子家庭は増えており、社会的支援が求め られている。児童扶養手当担当と連携を図り、申請漏れがないよう今後 も広報等を通じて周知徹底を図る。 課名: 福祉課 事業名: ひとり親家庭医療費支給事業 各種指標の実績、目標と達成状況 2/4 過去 当初 H18年度 H19年度 H20年度 H21年度 H22年度 実績 人件費 投 入 量 活 動 量 成 果 量 実績 事業費 (千円) 2,158 1,826 正規職員 (千円) 非常勤職員 (千円) 総事業費 財源 実績 実績 1,998 実績 評価年度 目標値 H23年度 中間年度 計画年度 実績 前年比 H23年度 H28年度 1,894 2,719 2,368 235 211 330 0 0 0 2,129 2,930 2,698 受益者負担 (千円) 151 102 108 183 211 136 その他特定財源 (千円) 1,079 913 986 940 1,347 1,175 一般財源 (千円) 1,079 913 1,012 1,006 1,372 1,387 支給対象者数 (人) 120 115 111 115 128 125 助成件数 (件) 725 636 624 672 802 833 2,158 1,826 2,007 1,880 2,695 (件) 6 6 6 6 6 6 (千円) 18 16 18 16 21 19 (件) 8 3 11 3 16 12 助成額 一人あたりの助成件数 一人あたりの助成額 入院件数 (千円) 2,350 課名: 福祉課 事業名: ひとり親家庭医療費支給事業 効果・課題 3/4 活動面においての効果 その他特記事項 及び 課題 新規対象者には、本制度の説明及び受給資格証の発行を行い、既存 の受給者に対しては、年一度ある現況届の提出を勧奨し、資格の更新 を行った。 今後も県と連携し、新規認定や給付処理等の事務処理を適正に行っ ていく。 広報誌掲載回数:2回(制度案内①,現況届案内①) 近年、離婚等による対象者の増加に伴い、ひとり親家庭等医療費の増 加が見込まれる。 成果量においての効果 突発的な医療費の支出は、ひとり親家庭等の生活にとって大きな負 担となるので、安心して医療を受けられることは、福祉の増進を図るも のであり、その役割は大きいと考えられる。 コストの検討 コスト削減は可能ですか? ①可能 ②ある程度可能 コストを削減のための手法 ③不可能 ③ 対象者数の増加対して予算や事務等に係る所要時間は大きいが、ひ とり親家庭等の本制度に対する要望は大きく、コスト削減は難しい。 事業改革案 改革案の概要(いつまでに、どのように) 事業改革により期待される成果 制度の周知や申請方法についての説明文書を工夫し、受給漏れや申 請漏れを少なくしていく。 受給漏れや申請漏れの防止により、より多くのひとり親家庭等の生活の 安定と保健福祉の向上が図れる。 改革案にともなう新たな経費 改革案を実施するに当たっての阻害要因と克服方法 なし。 なし。 課名: 福祉課 事業名: ひとり親家庭医療費支給事業 4/4 庁内評価(前期基本計画期間のレビュー) 事業の成果・効果 今後の実施方針 本事業は県内全市町村において県の実施要綱に基づき適切に実施さ れているため、ひとり親家庭等に対する支援としてニーズに適合してお り、成果は達成されていると考えます。 事業の問題・課題 将来的には、助成対象者の増加や、安易な受診や安易な投薬により、 当町の財政負担が膨らむことが懸念される(支出の大半が扶助費のた めコスト削減不可)。 ひとり親に対して子育てしやすい地域づくり、また、地域における少子 化対策の一環としての事業でもある。ひとり親世帯の貧困は、統計上明 らかであり、援助は必要であり継続していく。
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